【報 剖 UDC :69
.
025、
22 :ア28、
2:624.
012.
45 :69.
025 日本建 築 学 会構 造 系 論 文報 告集 第 360 号・
昭和 61 年 2月集 合 住
宅
の
鉄 筋
コン
ク
リ
』
一
ト
造
床
ス ラ
ブ
の
実 態 調 査
正 会員 正 会 員 正 会 員望
望
松
月
月崎
育
重
*洵
* *弘
* * * §1.
序 近 年,
鉄 筋コ ンク リー
ト造 場 所打ち床スラブの構 造躯 体と しての使 用 性 能 確 保の障 害と な る過 大たわ み,
ひび 割れ発生,
振 動障 害な ど といっ た苦 情に関 する報 告が 目 立つ よ うになっ て き た。一
方, 居 住 空 間の大 型 化お よ び 質の向上 が 望 まれ るよ うに なると,
計 画の多 様 化や施工 の合 理 化の観 点か ら,
床ス ラブ 1枚の面 積も次 第に よ り 大きく な る傾 向にあり,
ますます長 期 使 用 下に お け る床 スラブの性 状を把 握してお くこと が,
今 後の設計法お よ び施工法を検 討 する上で重 要と なる。
そ の結 果,
以 下の よ うな多くの研 究 者が,
この種の調 査に関 する報 告 を 最 近 行う ように なっ たD まず,
土 橋および井 野 を 中心とし た調 査グルー
プの精 力 的な研 究があ げら れ る。
す な わ ち,
土 橋,
井 野は北 海 道に おける 72件,
総 数 約1100 枚の 障 害ス ラ ブの調 査の分析か ら,
大た わ み の発 生す る限 界 寸法 を 推論し てお りn,
井野は,
新築RC
建 物の 健全 床 ス ラブの 振動計測結 果と有限 要素法に よ る解析結果との 検討お よび損傷床ス ラブの剛 性 低 下と固 有 振 動 数との関 係など を 論じてい る2)。
また,
土 橋,
上田 らに よる ひび 割れ発生した出隅を有するRC
ス ラブの調 査と模 型ス ラブの破 壊 実 験の比 較 検 討3物 よ び井 野,
土 橋らによる 高 層 共 同 住 宅の た わ み障 害の調 査4}が ある。
土 橋,
井 野 グルー
プ以 外に は, 若 井, 原, 田村 他が,
倉 庫の RC ス ラ ブに お け るフ t一
ク リフ トの往 来お よ び積み下ろし 衝 撃による動 的 性 状 を調 査 しておりS ), また,
東,
西 川 他による ひ び割れ 発生 したRC
床ス ラブに補 剛 処 置を とっ た場 合の補 剛 前 後の振 動 性 状の調 査がある6 )。 し か し ながら,
以上の調 査は,
井 野の研 究を除いては,
と も に なんら か の 障 害の生 じ た床ス ラブ を対 象と し た もの で,
健 全な状態での 床スラ ブの調査はない よ うである。
井野の場合につ い て も,
健 全とはい え新 築 中のRC
建 物であ る点を考 慮すれ ば, ある年限 を経たいわゆる健 全 な床ス ラブに着目し た調 査 報 告は き わ め て少な い。 以上 の点よ り,
本 調 査は,
建 設 後5年 余 を経 過し,
躯 体の状 態で管理 さ れ た集合 住 宅の 鉄 筋コ ンク リー
ト造 床ス ラ ブ につ い ての,
い わ ゆ る健全 な床ス ラブの実態調査で あ る。
調 査 対 象 を集合住 宅と し たの は,
た ま たま躯 体の状 態で 管 理さ れ て い る建 物を調査する機 会を得た点も ある が , 1)共 同 住 宅は,
他の用 途の建 物に比 し てス ラブ 形 状の 種 類が多い こ と,
2)共 同 住 宅の床スラ ブの場 合,
大 型 化 と質の 向上の要 求が増 大し,
それに対する基 礎 資 料が 必要であ ることに よ るもの であ る。 調査枚数は合計218
枚で,
調査項 目は施工精 度 調 査,
ひび割れ調 査,
振動調 査の 3項 目からなり,
これに より 床ス ラブの実 態の把 握を試み たもの で あ る。 §2.
調 査 概 要 調 査 対 象とし た建物は,
昭和 51年 1月 頃よ り建設工 事が始ま り,
昭 和52
年9
月 頃まで に躯 体が竣工 し,
調 査年月の 昭和57
年7
月 ま での約5
年 余そ の ま ま の状 態 で保 守 管 理され た鉄 筋コ ン ク リー
ト・
ラー
メ ン構 造お よ び壁 式 構 造の集 合 住 宅で,7形 式 各2棟,計 14棟である。
各 棟の概 要 を表一
1に示 す。
調 査 対 象 とし た床スラ ブは, 表一
1 調査 建 物 形 式の概 要 棟 i階鼓 住棟 形 式 型 枠 構 造.
FC スラブ 記 号 醐 査.
紋 数,
‘1−
1)〔匠一
2 レ 〔2 ) 〔帥 A11 塔 状 木 製 ラー
メ
刊
r 210ASlcASIE5 10 5 10 5 10 5 10 B8 ス キ ツプ 木 製 壁 式 210BS3c
,
4cBSIEBS2E8 16−
16 4 8 4 8 7 14 4 14 15 階 段 竃 綱 製 壁 式 180ISlc,
2cl8 16 8 16 1SIE,
2El816816 J5 階段室 木 製 壁 式 1&DJS2c,
3c’
JS2E βE8 16 4 16 8 16 4 16 K5 階 段 室 木 製 壁 式 ・8・1
・S2c
βcIKS2E
βE8 16−
16 8 16−
16 P5 階 段 室 1鋼 製 壁 式 180pSlc,
2cpSIE,
2E8 16−
16 8 16−
16 v5 階甥
綱 製 壁 式 180vSlc βcvSIE ,2E8 16 4 16 8 16 4 16一
一
閲
本 論 文の一
部は,
1983年 北 陸 大会で発 表 したものであ る。 * 武 蔵工業 大 学 教授・
工博.
# 工学 院 大 学 助 教 授 1# 東京理科 大学 助教授・
工 博 〔昭 和 60 年 4 月1日原 槁 受理} 含 計 10921850218 〔注} Fc コン ク リー
ト設 言「基 駆強 匿 ス ラ ブ 記 号 左側 添 字は棟タ イプを 示 し.
右 側 添 字 の 数 字 は 部 屋 の タ イプ 番 号,
C は 中 央 側,
E は 妻 側 住 戸 を 示 す 調 査 枚 数 : 〔1−
1)コ ン ク リー
ト圧縮 強 度 お よ び 鉄 筋 位 置 測 定 調 査 (1−
2) ゆ が み調査 (2冫 ひ σ割れ調 査 (3 } 振 動 調 査一
165
−・
一
表
一
2 調 査ス ラブの短辺 有 効ス パ ン長 さ と面 積 区 分 G11 G12 G13 ス ラ ブ記 号 短 辺 有 効ス パ ン (階 数) tt (m > BS3C 〔1〜
4) BS3c 〔5〜
8} BS4c (1〜
4 ) BS4c (5−
8) JS3c (1〜
5) JS3E (1〜
5} vS2C (1〜
5) VS2E (1〜
5) ‘ヱく3.
6 ASIC 〔1〜
7) ASIE {1−
7} ASIE (8〜
11)趨
9
:
ll
l
PS2C (1〜
5)… PS2E (1〜
5)1
G14G21KS2C (ト 5) KS2E 【1〜
5} JS2C 〔1〜
5) G22JS2E (1〜
5) KSIC (1〜
5} KSIE (1〜
5〕 E八SIC (8〜
ll) G23BSIE (1−
4} IBS2E (1−
41 BS2E (5−
8)1
ト G24 BSIE (5〜
8) 面 積 A 〔m2) ISIc (1〜
5) ISIE C1〜
5) c24 pSIC (1〜
5) PSIE (1〜
5〕 VSIC 〔1−−
5) VSIE 〔1〜
5} tx≧3.
6『}
7
「
一
.
.
「
一
2.
832.
85ll12
.
6312.
95 2.
612.
63A く161.
lL.
671193 2.
722.
721
ヒ 9.
779.
77 3.
oo16 ≦Aく2019。
L3 3。
◎oE19
.
13 3。
53 22。
03 3。
453.
53曙
22.
.
700522 3.
0020 ≦Aく24120.
01 3.
OD 20.
01 3.
00 20.
Ol 3.
OO 120.
01 ; 24≦A1一
屋
:
.
豊
.
⊥
A一
く一.
161闇
冒
一
冖
一
1313.
.
01Olr 3噸
60 189 70 3」
50、
16≦A〈20 18.
65 3.
60 19.
θD 3陰
60 19曽
55 61479503 3434 覧 60506D606060 4333333 22。
68 20≦A〈24 23.
84 21.
33 21.
74 24.
22 28.
08 28.
08 24≦A 28.
08 28.
081
28.
08 28.
08 5.
4 4.
59 心 uh 3.
6R彊
2,
7G21
G22G23G24
oA 褫 △ ● 0量
?
臣
6△ ■ VE
8
■ 厘 F 冶G11
G12G13G14
8 12 16 20 24 面 積A
(mt} 図一
1 調 査スラ ブの分 類 表一
1に示し た住 棟の妻 側 住 戸 とそれ に隣 接し た中 住 戸 につ い て,
1ユ階 建の A棟お よ び 8階 建のB
棟は偶 数 階 を,
その 他 5階 建の 1,
J
,
K,
P,
V 棟は各 階で ある。 調 査 床ス ラブ枚 数は合 計218枚で,
これを短 辺 有 効ス パ ン長さtx
お よ び面 積A
によ りGll−
GH,
G21〜Gt4
の8
グルー
プに分 類し て示し た ものが表一
2および図一
1で ある。
調 査は,
施 工 精 度 調 査,
ひび割れ調 査,
振 動 調 査の 3一
166
一
項目につ い て行っ た。
§3
.
施工精 度 調 査 施工精 度 調査 は,
コ ンク リー
ト圧縮 強 度,
鉄 筋 位 置 (か ぶ り厚さ お よび ピッチ)お よ び ゆ がみ の調 査か らな る。
調 査 床ス ラブは26
種 類で,
コ ン ク リー
ト強 度と鉄 筋 位 置 調 査は各IO9
枚,
ゆ が み調 査は218
枚であ る。 1) 調 査方法 コ ン クリー
ト圧 縮 強 度の調 査は,
シュ ミッ トテ ス トハ ンマー
(ス イス,
プロセ ク社 製,N
型 )法に よっ た。 打 撃は床ス ラブ上 面 を下向きに行っ た。
謂査位 置は,
床ス ラ ブの 隅 角 部の う ち最も拘 束 度の大きい 1か所を 選 ん だ。
基 準硬度R
。よ り圧 縮 強 度Fc
の推 定は(1
)式に よっ た。
Fc= α〔13Ro−
184)・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(1 ) こ こ に,
Fc:コ ン ク リー
ト圧縮 強 度 (kg/cm !)R
。:基準 硬度 α :材 令に よ る 補 正 係 数 鉄 筋 位 置の 調査 は, 鉄 筋 探査計 (菓 京シマ ノ工業 製,
ポ イン タMK
2
>を 用い た。
そ の う ち の か ぶ り厚さ の 算 定は,
事 前に行っ た予 備 調査 より検 証し た換 算 表に よっ た。 鉄 筋 位 置の調 査か所は短 辺 方 向端 部 上ば鉄 筋 を 対 象と し,
図一
2に示す ご と く その中 央より左右に 2.
5 m の範 囲とし た。 な お,
調査対 象の床ス ラ ブの設 計ス ラ ブ厚さはすべ て 13cm で ある が, 床ス ラ ブに貫 通孔 の あ る 場合は,
その周 囲の ス ラ ブ厚も参 考の た め実 測し たe ゆ がみ調 査とい う の は,
床ス ラブの 各辺の中 央の点を 結ぶ直線か ら,
鉛 直方 向の相 対 的 位 置を測 定し たもの で ある。 元 来,
床ス ラブの型枠脱 型時の形状が不 明である の で,
こ こで測定さ れ た値は弾 性 変 形,
非 弾 性の長期た わ み,
型枠 成形お よ びコン ク リー
トの打設誤差な ど を含 ん だ もの で,
変形ま た は た わ み といっ た表現は 必ずし も 的 確で ない と 思 わ れ るので,
「ゆ がみ」と称 し,
変形に 基づ く 「た わみ」と区 別し た。 ま た,
上記の意 味か ら,
「
…
.
− さL
置 図一
2 鉄 筋 位 置の調 査 箇 所写 真
一1
ゆが みの測 定 状況 ゆがみ は必 ずしも施工精 度そ の もの による.
もの で はない が,一
応 施工精 度 調 査の一
項 目に入れ た。 ゆがみ調 査は 床ス ラブの上,
下 面につ い て行い,
床ス ラブに中心線を 十 字に 引き,
上面の場 合は写 真一
1の ように,
特 製の 測 定器 具のパ イプを両側の壁 面に立て ,水 糸を 張 り,スケー
ル を床ス ラ ブ面に垂 直に立て精 度lmm で測 定し た。
下 面の場合は逆に し て, 上面の場合に準じ て測 定 し た。
測 定 個 所は床ス ラ ブの中 心 線に沿っ て中 心の点か ら50cm ピッチの点と し た。
2) 調査結 果とそ の検 討 各 棟 別の コン ク リー
ト圧 縮 強 度の調 査 結 果 を図一
3に 示し た。
図 中の記 号 ○,
●の区 別は,
木 製 型わ く,
鋼 製 型わ く の場 合を示し,
以 後,
特 記な き限り は同 様と する。
また, 図 中の 1点 鎖 線は各 棟の平均コ ン ク リ ー ト圧 縮 強 度mFc を示し,
( )内はた だ単に調 査 資 料の み のば ら つ きを求め る た め に,
標 本の標 準 偏 差の公 式である下 式 から求め た標 準 偏一
Z
aFc を示して いる。 な お,
図一
3の 数値は 測 定 値 か ら換算し た 圧 縮 強 度であ るの で,
そ れに 経年 効果 (1.
000日以 上 )に よる係tw
O.
63’
]を乗じ た も の が縦 軸の ※を付し た値で ある。
n.
。Fc=
Σ (F。.
t−
mF 。) 2 /n………・
…
∴・
∵・
…
(2) 1=
1 こ こ に,
n :各 棟の全 調査床ス ラブ枚 数F
。,
i:i
番目の調 査 床ス ラブの コン ク リー
ト圧.
縮 強 度tゆ
mFc :同L 棟の全 調査床ス ラブの平 均コ ン ク リー
ト圧 縮 強 度 図一
3より判る ご とく,
A,
B 両 棟の設 計 基 準 強 度は 2]Okg
/cm2,
そ の他 嫉180kg
/cm2 の普 通コ ン ク リー
ト (A棟の 4階か らU 階は軽量 コ ン ク リー
ト)で あ る が,
各 棟の平 均コ ンク リー
ト圧 縮 強度 (測 定 値その ま ま )は すべ て設 計 基 準 強 度 を 上回っ て お り,
経 年 効 果 を考 慮 し て も 調査 枚 数の 88% が設 計 基 準 強 度を上 回っ て い る。 各 棟 別の標 準 偏 差 をみ る と,
B,
1棟は各々 40,35
kg
/ 450 004(
槍 \・
。
出)
o 」 350 出 ⊥ 3001 , n 250 450(
旭 \ 。。 呂)
OO 」 傾 350 出 L 3001P A250 冂 F〜…=
0,
63xFc o 木 製 型 伜 284厳●
鋼 製 型 枠 平 均コ ン ク リー
ト_,
_
圧縮 強 展旧Fbを.
〔 〉 丙は その標 嚀 偏 差σ自を 示 す 設 餅 基 準強 度 を 示 す 252崇一
一
一
龠
雪
,
36B. .
一
e6) 踟 爾.
一
軽 221210k一一
一
一
隠
一
一
廻 う一
一
(35,一
鎚 (12).
一
製拿.
_尸 1一
319 ll71 〔15} 18g崇 ga 葡一
180※ 158裟 A B I J K P V 棟 図一
3 コ ンクリー
ト圧 縮 強 度一
棟 別 Fc宗=
0.
63 x Fc △ お4激 △_.
_
設 言f基 準 強度180h9/cm の 平 均コンクリー
トEE縮 強 度m 挽を、
■ 〔 }内 は そ の 腰 哩 鴈 差砥 を 示す 252殀 亀瓮 ●8 ム △ o o △ 80 △●
● 砦 221「
齧
QoQ ●8 : 31B.
凸 △ △ △ ・ ・ 』塑.
一
__
凄.
_
(4こo ・ 8 §●
凸●
●
栄 169 8 層 ● △ o △●
設 言r落嚀強 度 180 0 本 製 型 枠 匙9/c o 8 群 15B 齟 r基 雌 強 度 1ヨok 零/cmZ o 鋼 型 型 仲 ■ 設 訂†基 嘸 強 度2且oK9/c △ 木 製 型 枠 △ 10 16 Z〕 糾 面 穢 A (ml) 図一
4 コ ン ク リー
ト圧 縮 強 度一
面 積 30 cmZ と大きいが,
そ の他は17kg/cm2 以 下であ り,
.
A ,
B 棟の設 計 基 準 強 度が210kg
/cmZ,
その 他の棟の それ がユ80 kg/cm2 で あ るこ と を 考え る と,
標 準 偏 差 が 設 計一
167
一
基準強 度の大 小に関 係 が あ る と はい え ない
。
図一
4 は,
コ ン ク リー
ト圧縮強度と床ス ラブ面積と の 関係を 示 し た もの で あ る。
図一
4 よ り設 計 基 準 強 度お よ び型わ く のい か んを 問わず,
金 般 的に み て床ス ラブ面 積 が大き く な る ほどコ ン ク リー
ト圧縮 強 度にぱ らつ き が あ ること が判る。 図 中の 1点 鎖 線で示し た値は,
調 査床ス ラブの過 半 数 以上 を占め る設 計 基準 強度 180kg
/cm2 の 場 合の み を 対 象 に,
床ス ラブ面 積A
(m り を16 mt と24m2
を境と し てA
〈16
,16
≦A
〈24
,A
≧24に大 別し た場 合の平 均コ ンク リー
ト圧 縮 強 度mFe であり,
さ ら にその標 準偏 差 aF ,を ( ) 内に示 し た。
標 準 偏 差の結 果は各々24,33
,43kg
/cmZ で あ り, 床ス ラブ面 積 が大 きい もの ほど大き く なっ てい るこ とが判る。
図一3
の コ ン ク リー
ト圧縮 強度一
棟 別の 関係よ り,
コ ンク リー
ト圧縮強度が各棟に よっ て大き く ば らつ くこと が指 摘されたが,
棟 内で のば らつ きを調べ るため,
コ ン ク リー
ト圧 縮 強 度と階 位 置との関 係を示 し た ものが図一
5である。 図一
5より判るごと く,
6階 以上で は調 査枚 数が少ないた め問題 と は な ら ないが,5
階以下 につ い て みて もコ ンク リー
ト圧縮 強 度の階 位置に よ る ば らつ きは 明 確でない。
図一
5が各 棟の別なく一
律に コ ン ク リー
ト 圧縮 強度と階 位置の関係 を 示し たの に対して,
棟 別に分 け たコ ン クリー
ト圧 縮 強 度一
階 位 置の関 係 を,1
棟とP
棟の 2 棟を例に示したものが図一
6である。
図一
6より 判る ご と く, コンク リー
ト圧 縮 強度は同一
階での ばらつ 450 堋(
旧 \。
。
}
冖
)
O 隔 網 350 NL 300t ⊃ A250n 来 脳 Fc張・
0.
63xFc o 木 製 型 枠 。 躙 製 型 仲 252※ ※ 221 189※ 1田:
鞍 2 3 4 5 6 7 8 10 階 位 置 図一5
コ ンク リー
ト圧縮強度一
階位 置一
168
一
T9
450 謡 50400 」 弼350謬
鬯
k
賛
250 冂”
E
a 混 着 04 」 囲 3鑽
里
3ム
賛
2 冂 2345 23451
棟 階 位 置P
棟 階 位 置 図一
6 棟別のコ ン ク リー
ト圧 縮 強 度一
階 位 置 (1棟,
P棟 ) 40(
量 も 9 る o 木製 型 枠 ● 鋼 製 型 枠一.
一
平 均 かぶ り厚 さmd を,
その燻 準 偏 差 σd
を示 す 〔 1内は 40 甚3 阻.
7 (こ2).
一
.
一
(2.
7).
30
,
1 叫5) 範q
3α1 30 Qq、
3》L一
2π2 (ユ0)L一
26,
(Σ「) (屠) AB
l J K P Vge
40 脳 30 狗 20sIo 昼0
0 0 0 』
▼
3 2 1(
鵠)
曲 騒 e 切 殴 9 険 畚 棟 図一
7 か ぶ り厚さ一
棟別 20 20 25 30 35 4〔〕 q5 s 未 L t 〜 1 以 満 2530 354045 上 窓 側のか ぶ り厚 さd
( ) 20 20 25 3035
40 45靄
ゴ
5Jo蕊 ゐ お
坐
内 側の かぶ り 厚 さd
(mm) 棟 砺 以 上 如 ー 砺d
瞞 〜膿
椡 3 〜 3 ぶ 1箏
30 か 愾 2・歯
肋 い ・…
内 茄 度 45墨
ー 頻 4・古
面 紛 35ぬ
さ 厚 り 3・主
孵 癒筝
30 琢 ヵ カ 8 20 〜 25 の一
側 図 20 未 満 窓き が 比較的少な く
,
階に よっ てその平 均 値が異 なっ てい る。 し た がっ て、
コ ン ク リー
ト圧縮強度が各 棟に より大 き く ば らつ くの は,
階位置によ る規 則 的な関 係に あるも の で はな く,
単に階ごとに平 均 コ ン ク リー
ト圧縮 強 度が ば らつ くこ とに起 因 するものと判 断され る。
か ぶ り厚さに関し ては,
図一
7に棟 別の各 床ス ラブの 平均
か ぶ り厚さ (以 後,
単に 「かぶ り 厚 さ」と称す)を,
コ ン ク リー
ト の設 計 基 準 強 度 180 kg/cmz、
210kg/cm2 の別な く示U.
た。
図 中の 1点 鎖 線で示し た値は,
各棟の 平 均か ぶ り厚さ md を示 し,
( ) 内はそ の標準偏 差 誕 を示 し て い る。 図一
7より判るご と く,
かぶ り 厚 さはす べ て所 要か ぶ り厚さの 20mm 以上で あ る。
し か し なが ら,
平 均か ぶ り厚さお よ びそ の標 準偏差は各棟で異な り,
そ れ ぞ れ 26.
4〜
34.
3mm,
L8−
4.
5mm と なっ てい る。
図一
8 は, 各 棟の全 床ス ラブに関し て,
床ス ラブの窓 側 と内 側につ い て の か ぶ り厚さ の測 定 値を5mm ご とに分 類した頻 度 分 布 を,
比 較 的ばらつ きの少ないA
棟お よ び 1棟につ い て示 し たもの であ る。図一8
よ り判る ご と く, A棟の窓 側と内 側お よ び1 棟の 窓 側の かぶ り厚さの頻 度 分 布は,
比較的 正 規 分 布に 近い 正常な 形 を してい る が,
1
棟の壁側の か ぶ り厚さの頻度 分 布は 双曲 線 状の分 布 を して お り,
かぶ り厚さ20mm 以 下が 50% 近く を占め,
か ぶ り不 足と な っ てい る こ とが判る。
こ う し た棟 別お よ び鉄 筋 位 置で頻 度 分 布の型が多 種 多様と な ること は,
そ の他の住 棟および鉄 筋 位 置につ い て も同 様であ る が, 頻口
嚠
t 図一
9 配 筋ピッチー
棟 別 20 15 蕊 Io)
5 屬0 轗 15
109
5 ゐ
0 萇 15 §
10
5 0一
二 断 m m A 嚠tl 図一
10 配 筋ビッ チー
面 積1
−L−
一」 一
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L l I I I.
幽
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一
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耐
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三
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5.
.
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鱒 尸璽、
a
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…一 一
一
一
一
一
一
嗣一
i
I
一
10−505
「Oゆ が み
δ
(皿 皿) 図一
11 中央 点のゆがみ一
面積 20 度 分 布の明 確 な 性 状 まで は判 断で き な かっ た。
配筋ピッ チに関しては,
平 均 ピッ チ (以後,
単に 「ピッ チ」と称 す )を棟 別にプロ ッ トし た もの が 図一9
で あ り,
床ス ラブ面 積につ い て プロ ッ トし たもの が 図一
10 であ る。 図一
9よ り判る よ うに,
ピッ チ は ユ,
2の例 外を除 い て,170〜230mm
の範囲 に あ り,
設計の配筋間 隔200
mm に対して誤 差±15 %の 幅の なか にあ る とい え る。
図一
10の 1点 鎖 線により示 し た値お よび ( }内の数 値は,
面積A
(mZ ) をA
<16,
16≦A
<24,
A
≧24 に分 類し,
ピッ チ の平 均 値 mP お よ びそ れ ら の標 準 偏 差σ
p を示し た もの である。 こ れ ら か らも,
ピッチ の平 均 値が,
面 積が大き く な るに従っ て大き く なる傾 向にある こと が 判る。
床ス ラブ 上面の中 央 点に お ける ゆ がみ δ の頻 度を, 床ス ラブ面 積A (m2 ) 別,
Aく16,
16≦A<24,
24≦A につ い て プロ ッ ト し た ものが図一
11で あ る。
図一
1ユ よ り床ス ラブ 上面の ゆ がみ量は,
下に凸に ほ ぼ 10 mm,
上に凸にほ ぽ 5mm の幅の な かに あ り,
床ス ラ ブの面 積 が増すに従っ て,
図中の 1点鎖線に示されてい るご と く,
ゆ が み 量の平 均 値.
δ お よ び その標準偏 差諍 も 大 き く な る傾 向が み ら れ る。
し か しな が ら, こ の ゆ が み が弾性 変 形,
非 弾 性の長 期たわ み,
型わ く成 形お よ びコ ンク リー
ト の打 設 精 度 等の いずれ の要因に よ るもの か は明確な判 断がで きな かっ た。 §4.
ひび 割 れ 調 査 床ス ラブに ひび割れ が発生す る要 因とし て は,
床ス ラ ブの大き さ,
辺 長 比,
厚さ等の形 状に よるもの,
ク リー
プ,
収縮な どの材 料 性 状によるもの,
また施工時の型わ くあ る い は作 業工程に よるものな ど が考えられる。
本 調 査で は,
こ れ らの要 因の う ち主とし て形 状お よ び型わ く に着 目し て,
ひび割れの発 生 状 態の比較を行い,
その発 生パ ター
ン の把 握 を 試み た。
調 査 床ス ラブは12種 類,
計 50 枚で あ る、 なお, 各 床ス ラ ブ と も 上, 下の表面につ い て 戸 外「
」
さL
外側 基 準 線i
’
i
I I・
一
一
一
一
イ 1 中央 基準線葦
内 側 基 準 線一
↑’
i
∈1一
ユ
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;_
_
隣1
室z
シ1
図一12
ひび割れ調 査の棊 準 線一
169
一
調 査 を 行っ た。 1) 調 査 方 法
調査 方 法 と して は
,
ま ず床ス ラ ブ面の ひび 割れ線に 沿っ て チ ョー
ク で な ぞ り,
そ れ を記 録用 紙に写 し て ひび 割れ パ ター
ンを 得ると ともに,
図一
12の よ うに長 辺 方 向の 3本の基 準 線を床ス ラブ上に設け,
戸 外 側か ら そ れ ぞ れ外 側,
中 央,
内側 基 準 線と し た 上で,
これ らの基準 線を横 切るひび割れ の本 数お よ び ク ラッ クス ケー
ルを 用 い て そ れ らの 幅を測 定 し た。
測 定 範 囲は 0.
04 mm−
1.
40mm で,
その区分は O.
04,
0.
06 , 0,
08, D.
10mm,
0,
10mm 以 上0.
90
mm まで0.
05 mm 刻み,
さ らに 0.
90 mm 以上 1.
40 mm ま で0.
10mm 刻みであ る。 2) 調査結果お よ びそ の検 討 ひび割れパ ター
ンを検 討す る た めに, 同一
棟の同一
形 式の 床ス ラブの ひび 割れ状 態 を 同一
面 上に投 影 して み た。 図一
13.
a は, 床ス ラブASIF.
5枚の上 面の 全ひ び割 れパ ター
ンで ある。
ひび割れ の全 体 的 形 状の顕 著な特 徴 は,
隅 角 部 (特に妻 側 出 隅 部)の 45°方向の斜めひび割 れ と,
内 接 円の子 午線の ひび 割 れパ ター
ン の組 み 合 わせ であ る。 この パ ター
ンは, 同 じ床スラ ブの下 面である図一13.b
につ い ても,
ひび 割れ本 数は若 干 上 面に比 較し て減 少してい る が,
ほ ぼ同 様で ある。
ひび割れ は,
ひび 割れパ ター
ン か ら判 断し て収 縮ひび割れ とい え る。一
方,
短 辺 長が大きい床ス ラブ と して BSIE にっ い て の ひび割れ パ ター
ンを描い た もの が図一
14.
a,
b
で あ る。 床ス ラブAStE がlx=
3.
45 m , λ=
1.
85, A=
2Z.
05 m2 で あ るの に対して, BSIE が lx=
4.
47 m , λ=
・
1.
ユ9,
A . ・23.
83m2
と なっ て お り,
面 積で は ほ とんど 差は な く,
短辺長と辺 長 比が異なっ て い る。
図一
14.
a よ り判る ご と く, 隅角 部の 45e方 向の斜め ひび割れ お よ び支持ば り (特に,
長 辺 方 向 支持ば り)一
ヒに一
部ひ び割れの集中が み ら れ る。 図一14.b
の下 面の ひび 割れにつ いては,
図 T13.
b
の よ う な収 縮ひび割れ が明確で は な い。
以 上の 点お よ び 短 辺の辺長が大きい こ と を考 慮す る と, 床ス ラ ブのBSIE はどち らか とい えば構 造ひび割れに よると思 われる。
こ の床ス ラブの場 合、
日本 建 築 学 会 鉄 筋コ ン ク リー
ト構 造 計 算 規 準に よ る曲げひび割れ条 件より定ま る ス ラブ厚は約 12 cmS)で,
現 行の 13cm は ほ ぼ限 界 厚さ とい え よ う。
なお,
床ス ラブ面 積が20m2 未 満で は,
ひ び割れ本数が少な くひび割れパ ター
ンを明 確に はで き な かっ た。
以 上ば,
型わ く が木 製の場 合で あっ た が,
型わ くが鋼 製の場合の ひび割れパ ター
ンはまっ た く異な っ て い る。
図一
15a,b
は,
型わ く が鋼 製の場 合の典 型 的な ひ び割 れパ ター
ンと し て,
床ス ラ ブ.Slc
の上,
下 面の ひ び割 れパ ター
ンを 示 し た もの で あ る。
図一
ユ5.
a の ひび 割れ パ ター
ンはい わ ゆ るメ ッシュ 状の パター
ンで, 周 辺 部が 中 央 部よ り細か く,
また短 辺 方 向の ひび割れが一
定 間 隔 (鋼製型わ く の継ぎ目間 隔に相 当す ると思わ れ る)に集 中し てい ること が 判る。
図一
15,
bの床ス ラ ブ下 面につ い ては,
上 面 と比 較 して ひび割れ本 数は全 面 的に減 少し て い る点お よ び長辺方 向の ひび割れが 上面と逆に中央 部 一一
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司
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一
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13 ひび割れパ ター
ン〔床スラ フ SIE>「
Ll
豸 一 一 1iI一
一
.
.
一一
警as 単位 [anl eSIE =二 丁二 窪 図一
14 ひび割れパター
ン(床ス ラブ BS、。)駆櫨
嚠
悶
} vSlo = 野一一一
書 図一
15 ひび割れパター
ン(床ス ラブvS,
c)一
一
2
(
日 \ 掃)
客 K1 0 Aく24m?
齟
o 木 製 型 棒●
綱製 型 枠匿
一
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▲ A≧ 24m2 △ 木 製型 粋/一
一
,
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3 0.
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6 0.
7 ひ び 割 れ 幅 w (皿 } 図一
16 ひび割れ本 数一
ひび割れ幅 に比 較 的 集 中し てい る点以外は, メッ シュ 状の ひび割れ パ ター
ンに差は ない。
ひび割れパ ター
ンが木 製 型わ くの 場 合 と まっ た く 異 なっ てい る点,
ひび割れ本 数が多くか っ後に述べ る よ うに ひび割れ幅が0.2mm
以 上の ものが 比 較 的多い 点などか ら,
型わ くとして の鋼 製 型わ くは問 題があるといえ る。
ひび割れ本 数と は, 各 床ス ラブの外 側, 中 央, 内 側の3
本の基準線と 交 差す る ひ び割れ本 数の総 和 を,
ひび割 れパ ター
ン図 よ り読 み 取 り, それ を 全 長 で除 し た単 位長 さlm
当りの平 均ひ び割れ本数 (以後, 「ひび割れ本 数」 と称す)と定 義す る。
ま た,
ひび割れ幅の分 類と して は,
ひ び割れ幅が0.
1mm 未 満の もの は すべ て O.
05 mm (た だ し, 0.
1mm 未 満の ひび割れの測 定は不正確であ る た め以 下の議 論で は省い て いる)と し て表 し た。
図一
16は,
床ス ラブ 上面の ひ び割れ本 数とひび割れ 幅との関 係を描い たものであ る。図一
16の細,
太 実 線は,
床スラブ 面積11 (me )が各々A
〈24
m2 ,A
≧24
m2 の場 合につ い て床ス ラブ 上 面の ひび 割れ本 数の平 均 値 を結 ん だもの で あ る。 図一16
の実 線よ り判る ごと く,
床ス ラ ブ 面 積が24
m2 以 上の場合は, そ れ以 下の場合に比べ ほ ぼすべ て の ひび割れ幅で ひび割れ本数が多い こ とが判・
る。 ま た,
型わ く が木 製と鋼 製の場 合につ い て,
床ス ラ ブ上 面の ひび割れ本 数とひび割れ幅の関 係を各々描い た もの が,
図一
16の細,
太破線で あ る。
図一
16の破 線か ら すべ て の ひび割れ幅で, 鋼 製の方が木製型 わ くの場合 よ り ひ び割れ本 数が多く なっ てい る。
§5.
振 動 調 査 床ス ラ ブに加 振と し て各 種 物 体を落 下さ せ , そ の際に 起る床ス ラブの鉛 直 方 向変 位を測 定す ることに よ り,
固 有 振 動 数および最 大 振 幅を求め,
床ス ラブの使 用性 能と 評 価の た め の実態資 料を得よ う と す る もの であ る。
調 査 床ス ラブは 16種 類,
計218枚である。 1> 調 査方法 調 査する床ス ラブ中心位 置の上表 面に,
小 型 振 動 ピッ ク アップ (加 速 度 型, リオン社 製, PVOgA >を取り付 け,
ピック ア ッ プ 取 付 位 置 より lm 入口側を加 振 源位置と し た。 測 定は,
床ス ラ ブ鉛 直方 向加 速 度を振 動 計により 計測しt 変 位振 幅に変換して (測定 精度 1/100mm )高 速グラフ ィ ックレコー
ダー
に時 刻 歴の形で記 録 し た。
加 振源と し て は,1
)砂袋;砂】Okg
を麻袋 に包ん だ 砂袋を落下高さ30cm
を標準 値と して 自、
由落 下させ る。 2>バ ン グマ シン ;JIS
Al418 に規 定された 「重量床 衝 撃音発 生 器 」に準じて製 作され たバ ングマ シン (サツキ 製作 所,
T 型)で,
9.
2kg の タイヤ を60 cm の高 さ よ り 自 由 落 下 さ せ る。
の 2種 類 を 用い た。
2)調査結果 お よ び その検 討 固 有 振 動 数の加 振 源に よ る違い をみ る た めに,
11階 建ラー
メ ン構 造の床ス ラ ブ ASI と 5階 建 壁 式 構 造の床ス ラ ブKSt につ い て示し た もの が図一
17.
a,
bで あ る。
図一
17.
a,
b
の 鎖 線で示 す 固 有 振 動 数の理 論 値の算 定に 当っ て,
コ ンク リー
ト圧縮強度は シュ ミッ トテス トハ ン マー
実 測 値 (太 鎖 線 ) お よ びコ ン ク リー
ト設計基準 強度 (細 鎖線 ),
コ ン ク リー
トの ヤング 係 数は 日本 建 築 学 会 鉄 筋コ ン ク リー
ト構 造計 算規準5
条 「材料の定数」9〕 に よ り, 床ス ラブの厚 さ は 設計ス ラブ厚,
周 辺 固定 (1
点 鎖 線)お よ び 周 辺支持 (2
点鎖線 )長 方 形 板の固 有 振 動 数は 日本建築学 会 鉄 筋 コ ン ク リー
ト構造計算 規準 付 lli°1に よ り算 定し た。
図一
17.
a,.
b
より判るごと く,
加 振 源と して のバ ングマ シンと砂袋によ る傾 向の違い はほ とん どないことが判る。
ま た,
全 般 的にみ て,
固有 振 動 数は 20Hz 〜
40Hz
の範囲にあ り,
下 階 よ り上階に なる に従っ て振 動 数は減 少し て い るが, そ の傾 向は壁 式 構 造 より ラー
メ ン構 造に おい て強い こと が判る。こ れ は,
ラー
メ ン構造で は下 階ほど床ス ラブの支 持 部 材が大き い こと が一
因 と考え ら れ る。
床ス ラブの 固定 度E
を 評価す る た め に, 次 式に よ る 50(
国
巴 4D 詳 」 信 30 に 20 囮 108 位 階 642 娼 50 04〔
・
巴 ζ 30 袒20 5 置 4 位 階 3 2【
b K一・
一 ・
一
周辺 支持 固有痂薗 欷 1コン ク リー
ト強度実 測値 〕_.
.
_ .
.
_
周辺固躍 固 有 版 丗 歓 【コンク リー
ト強度 察測画.
一L ’
周辺支 碍薗有 振 堕 数 〔コ
ンク リー
ト設 蹴 聶昭強度1−・
一一・
・
一
周辺間足固有 嬢 亜数 〔コン ク リー
ト.
設 君†基經強 匿 〕 ● 中住戸 〔C)4ラブ {砂袋 } 島 中 生 戸「〔C〕ス ラ ブ [パ ン グ マ シー
ン )・
一
・
一
・
一・
・
−
O 專 住百 rE}スラブ 〔砂謹冫冒
一
一
一
一
一
一
一
一
△ 藜 住 肖fE〕スラ ブ.
〔バングマシー
ンl a.
床ス ラ フ SI b,
床スラブ、
St 図一17
固 有 振 動 数一
階位置寂
曽
E曲
决〕
N m r 「u E 儷 P e m R E c$)
a.
コ ン クリー
ト圧 縮 強 度 を b.
コ ンク リー
ト圧縮強 度 と 設 計 基 準 強 度と し た場 合 実 測 値とした場 合 200 官 塁 ≧IEO り L20 羂 K80 図一
18 固定度の度数分布 40 2 4 6 8 1D ASI va 位 m a.
床スラブAS , 図一
19・
.
■
申 住 肖 〔C⊃ス
ラ:
ノ
〔砂鉤 中 住胥崎スラブ 〔バン ク マ シー
ン1 0 凄 住酉工E)ス ラ ブ 〔砂2V−一
一
一
”凸
要 住 斉 倒スラ ブ 1バン ク マ シー
ン1 54 位 階 32S K 20 80 40〔
目 宕 O【
\ 巳 り 醤 蝉 辻 K 嗤 b,
床ス ラブxS , 最 大 片振 幅一
階位置 値を指標と し て,
バ ングマ シン の場 合の度 数 分 布ヒス ト グ ラム を描い た ものが 図一
18.
a,
b
である。 な お,
固 有 振 勤 数の理論 値の算定に当り, コ ン ク リー
ト圧 縮 強 度は 設 計 基 準 強 度 を用い た場 合 を図一18.
a, シュ ミッ トテス トハ ン マー
に よる実 測 値 を 用い て求め た 場 合を 図一
ユ& bとし て示し た。f
厂 み 持 ×100(%)・
…・
…・
……・
・
…tt
(3)E
= ∫雕一
∫鰰 こ こに,
E 二固 定 度fi
・
:実 測 固 有 振 動 数 〔Hz
) ∫賜 :周 辺 支 持 固 有 振 動 数 (Hz
) /雕 :周辺固 定固有振 動 数 (Hz
) コ ン クリー
ト圧縮 強 度を設計 基 準強度と し た場 合の平 均 固定 度 mE は50.
0%,
標 準 偏 差.
E
は 21、
1
%であ る の に対して,
コ ンク リー
ト圧縮 強 度をシュ ミッ トテス ト ハ ン マー
の実 測 値 と し た 場 合のそれ らは各々 29.
3%,
18.
2%である。
最 大 片 振 幅と階 数 との関 係 を,
床ス ラブ.S
,と KSI に つ い て描い たものが図一
19,
a,
b
で あ る。
加振 源 と して の砂 袋とバ ングマ シン による違い は, 全体の傾向と し て は図一19.
a,
b
とも似かよっ てい るが,
床ス ラブAS 、で はバ ングマ シ ン に よ る片 振 幅 値の方が砂 袋に よ る そ れ よ りも,
階 位 置 10を 除い て は大 きく なっ てい る のに対し て,
床ス ラブKSl で は必 ずしもそ う し た傾 向は みられ な い。
ま た,
階 位置によ る 傾 向 は,
図一
ユ7の 固 有 振 動 数一
階 位 置に おいて,
階位置が 上 るに従い固 有 振 動 数が減 冒 §冖
\
弓咀
コ 環 ヒ K 口 … R 致 鼬 皿 闔 合 場 る よ に 袋 砂 a 120 80(
目80
[
\ ご 辷 40 薗 on
勾 ロ 内 田ヒ
〕 b.
バングマ シン に よる場 合 図一
20 最 大 片 振 幅一
固 有 振 動 数 1幽
’
’
ρ’
ワ
L
尋,
r
∫
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.
.
,
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厂
F「
福
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4
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α諺
/ β!
iF
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厂
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’
一 一
1棟び
一
一
一
.
一
一一
一
一
一
一
P V c−
〔太 線 } 砂 黛 レー
(細 線 )パ ンクマ シー
ンO
iOO 200 300 400 500 落 下 速 度 V (cm / sec ) 図一
21 最 大 片 振 幅一
落下 速 度 少す る傾 向に対応し ている もの と思わ れる。
振 動 感 覚の評 価 尺 度とし て は,
固有 振 動 数と振 幅とに よ り評価されること か ら,
両 者の 関係 を砂 袋とバ ングマ シン の加振源別に表し たものが図.
−
20.
a,
b
で あ る。
図一
20 の 実線は回帰曲線を示し た もの で あ る。
図一
20に よ れ ば,加 振 源とし て は砂袋よ り もバ ングマ シン の方に, 固 有 振 動 数と最 大 片 振 幅との関 係が明確に表れてお り,
ほ ぼ 反 比例の関 係にあ ること が判る。
し か し な が ら,
同一
の 固有 振 動数の 床ス ラブにおい ても, 最 大 片 振幅には 大き な差が み られた。 図一
21 は,
5階 建 壁 式構造の1,P ,
V の 3棟につ い て,
鋼 製型わ く で同一
形状の床ス ラブ を 選 び,
砂袋お よびバ ン グマ シンのバ ングの高さを変 化さ せ た場 合の落 下 速 度 と最 大 片 振 幅との関 係 を描いた もの で あ る。
図一21
よ り最 大 片握幅と衝 突 直前の落下速 度の間には 比 例関 係が 認 め ら れ,
加振源の違い に よ る影 響は少ない こと が判っ た。 §6.
各調 査 項 目の相 関 性 前 章ま で の調 査 項目が,
相互に どの よ うな 関 連 を もち つ つ 変 動してい る か を知ること は.
床ス ラブの総 合 的実態 を把 握 する上に重 要で ある
。
床ス ラブの 与 条 件と して 階 位 置,
面 積,
辺長 比, 調 査 項目 と して施工精度調査 か らコ ン ク リー
ト圧 縮 強 度, ピッチ, ひ び割れ調査 か ら ひ び割れ 本数 (0.
1mm 未 満,
0.
1mm 以上0.
2mm 未 満,
O.
2mm 以 上 ), ひ び割れ幅,
振 動 調査 か ら固 有 振 動 数,
最 大 片 振 幅の計11
項目を取り あ げ,
単 相 関 係 数および 偏 相 関 係 数 を算 定し た ものが表一
3で あ る。 調査項 目と し て は, 以 上の ほ か にも木製お よ び鋼 製 型わ く な ど当然 取りあ げるべ き ものが あ る が, 調査 枚数 が少な く,
統 計 上の精 度が保たれ ない恐れがあっ た た め割 愛し た。
相関 係 数の算 定にあた っ て は, 各項目の数 値が増大する方 向 を 正の方 向とし て算 定し た。 表一
3に実 線およ び破 線わ く内の数値は,
各々有 意 水 準が99.
9% 以 上お よ び99 % 以 上 と 強い相 関 関 係を もっ て い るもの である。
表一3
よ り階 位 置と固 有 振 動 数とは単 相 関,
偏 相 関 係 数が各々− 0.46,− 0.59
で あ る か ら,
強い相 関 関 係 を もっ てい る とい え る。
階位 置と最 大 片 振 幅とは偏 相 関 係 数は 0.
14と低い が,
単 相 関 係 数は0.
62と高い の で, こ れ も比 較 的強い相閧 関係に あ る といえ る。 これ らは,
図一
17の固 有 振 動 数一
階位 置お よ び 図一
19の最 大 片 振 幅一
階位置の関係に対 応す る もの で ある。 階 位 置 とコ ンク リー
ト圧縮
強度,
ひび割れ本 数な ど との相 関 係 数が小さ い こ とか ら,
階 位 置 と 固 有 振 動 数,
最大 片 振幅との相 関 関 係は, 床ス ラ ブ自体の剛性よ り も床ス ラブを支 持す る は りや 壁 部 材の固 定 度の増 大 が,
よ り大き な要因 と考え ら れ る。
床ス ラブ面 積は,
固 有 振 動 数,
配 筋ピッチ, ひ び割れ 本数な ど と相 関が みられ る。 面 積と配 筋ピッチおよびひ び割れ本 数との関 係は,
図一
10の配 筋ピッチー
面 積およ び 図一
16の ひび割れ本数一
ひび割れ幅の関 係に対 応す る も ので,
施工上の問題 を提 起して いる といえる。
辺 長 比が,
最 大 片 振 幅お よ び固有 振 動 数と相関 関係に あ ること は当 然 予 想さ れる ことであるが, 表一
3よ りひ び割れ幅が辺 長 比の増 大に比 例し て増 加する傾 向が表れ て い る。 表一
3 各 調査項目の相 閧 係 数 ひび割れ本 数につ い て いえ ば,
O.
lmm 米 満の 幅の 細 い ひび割れ本 数は固 有 振 動 数およ び最 大片振 幅と相 関 関 係をもっ て い る の に対し て,0,
2mm
以上 の幅の太い ひ び割れの本 数はそれ らと あま り相 関 性が あるとは い え な い。 し たがっ て,
固 有 振 動 数や最 大 片 振 幅の 影 響 因子と して床ス ラ ブの 剛性 を考え た場合,
ど ち ら か といえ ば比 較 的 幅の太い ひび割れ よ りも幅の細いひび割れの ひび割 れ本 数が問 題で あ る とい え よ う。 0.
2mm 以上の幅の 太 い ひび割れ本 数は,
ひ び割れ幅との間 に単相関,
偏 相 関 係数が各々O.94,
0.
91とい う強い相 関 関 係が み ら れ た。
固 有 振 動 数 と最大 片 振幅とに よ る単 相関, 偏相関 係 数 が 各々− 0.
58,−
O.
51とい う強い相 関 関 係は, 図一
20 の最 大 片振 幅と 固有振 動数との関係に対 応 する もの であ る。
§7.
結 び 本 調 査はt いわ ゆ る健 全な床ス ラブの総 合 的な実 態 調 査であっ て,
そ の結果の主な点は 次の ご と く なる。 1) コ ン ク リー
ト圧縮強度は,
設 計 基 準 強 度 を 上 回っ て おり,
経 年 効 果 を考 慮し て も88
%以上 が設 計 基 準 強 度 を上回っ てい る。
コ ン ク リー
ト圧縮強度は,
床ス ラブ 面 積が大き い ほど ば らつ きは多い。 か ぶ り厚 さは,
所 要 か ぶ り厚 さを 満 足 し てい た。
配 筋ピッ チ は,
設 計 配 筋 ピッ チ の ±15% の 誤 差 幅の なか にあ り,
面積が大き く な るほど ピッ チ も大き く なっ て い る。
ゆ が み は,
下に10mm ,
上 に5mm の幅のなか に あり,
面積が大きいほ どゆ がみ量 お よ び ばらつ き は大き く な る。
2 ) 木 製 型 わ く と鋼 製型わ く で は ひび割れ の パ ター
ン が異な り, 木製型 わ く よ り鋼 製 型わ くの方が ひび割れ本.
数は多い。
床ス ラブ 面積24
m2 を境と して,
24 m2 以上 の場合は 24mZ 未 満の場合に比較して すべ て の ひ び割 れ 幅のひび 割れ本数 が多い。 3 ) 固有振動数は,
加 振 源とし て の砂 袋とバ ン グマ シ ンによ る 傾 向の違い は ほ と ん ど ない。
床ス ラ ブの固有振 動 数か ら み た固 定 度は,
コ ン クリー
ト圧 縮 強 度を設 計 基 準 強 度と し た 場合約 50% であっ た。
固有 振 動数と最大 片 振 幅と は強い相関 性 を 示 す。
以一
ヒ,
本 調 査に よ り集 合 住宅用鉄筋コンク リー
ト造 床 ス ラブの評 価に役 立つ 性 質 を捉え ること がで きた。
謝 辞 本調査に当り,
機 会を与え かつ 種々 の便 宜 をは かっ て いた だい た 関係 各 位に深 く感謝の意を表 しま す。
参 考 文献 1) 土橋 由造,
井野 智 :大 撓み をもつ鉄 筋コ ンク リー
ト障 害床ス ラブの実 態 調 査 とその対策,
日本建築学会論文 報 告集 第272号,
昭 和53年10月 2) 井 野 智:鉄 筋コ ンク リー
ト床ス ラブの振 動 性 状につ い て,
日本 建 築 学 会 論 文 報 告 集 第273号,
昭 和53年11 月3) 土 橋 由 造
,
上田正 生 ; ひび割れ障 害の発生し た出隅を有 する RC 片 持ス ラブの調査と模型ス ラブの実験,
日本 建 築 学 会 論文報告 集 第297号, 昭 和55年12月 4) 井 野 智,
土 橋 由 造, 日 野正熈 :撓み 障 害の発 生 し た 或 る高 層 共 同 住 宅 床スラブの調査,
日本 建 築 学 会 大 会 学 術 講 演 梗 概 集 (東 北 ),
昭和57年 10月 5)若 井 幹 夫,
原 弘道,
田村 隆 哉,
町田重美,
伊熊俊 雄,
磯 畑 脩,
河 村 宗 夫 :勤的 荷 重を受け る鉄 筋コ ン ク リー
ト床ス ラブの きれ つ調査,
日本 建 築 学 会 大 会 学 術 講 演 梗 概集 〔関東),昭 和54年9月 > 6 > 7 ) 8 9) ユ0) 東 洋一,
西 川 孝夫,
犬飼 伴 幸 :鉄 筋コ ン クリー
ト造床 スラブの補剛 に関す る研 究,
日本 建 築 学 会 大 会 学 術 講 演 梗 概 集 (関 東 ),
昭 和57年10月 坂 静 雄 :鉄 筋コ ンク リー
ト学 教 程,
産 業 図 書 (株},
昭 和39年tP.
78 日本 建 築学会 :鉄 筋コ ン クリー
ト構 造 計 算 規 準・
同 解説 (1982>,
p.
141,
図一
13.
9 (住 宅 用 相 当 )より算定。
同上,
p.
7,
表一
3よ り算定。 同上,
p、
548, 〔付 ILI ) 式およ び p.
550,
付 図一
IL2 よ り算 定。
SYNOPS
夏S
UDC ;69.
025.
22 :728.
2:62q.
012.
45 :69.
025
1NVESTIGATION
ON
ACTUAL
CONDITIONS
OF
RElNFORCE1
)CONCRETE
FLOOR
SLABS
USED
FOR
APARTMENT
HOUSES
by Dr
.
S田 GERU MOCHIZUKI,
Professor of Musashi Ins巨・
tute of
TechnQlogy
,
MAKOTO MOCHIZUKI,
Associate professor of Kogakuin Univerミity and Dr.
1KUHlRO MATSUZAm,
Associa吐e Professor ofScience
Universlty of Tokyo , Members of A.
IJThe reports of accident 重n performance
by
large
deflection
,
cracks,
vibration etc,
of reinforced concretefloor
slabs of apartmenthQuses
have
been
increased,
On
the otherhand,
the area of one room of apartmenthouses
has
become
large
fQr
the variation of planning and ration・
alizat 三Qn Qf construction.
So
itis
very important toknow
出e ac加al conditions of reinforced conc 【etefloor
slabs underdead
andlive
load.
Bu
けhere
arefew
investigations
on what we call sound reinforced concreteHoor
slabs.
From
theforgoing
points
,
thlspaper
presents
the synthetic investigation on actual conditions of what we ca且 sound reinforced concretefloor
slabs usedfor
apartmenthouses
passed aboutfive
years after construction.
The
investigation
is cQmposed of exactness of construction,
crack occurrence and vibrationbehavior
,
In
the 主nvestigation of exactness of constructiQn the strength of concrete and cover andpitch
of reiIlfoTcingbars
were measured.
In
the investigation of crack occurre 皿ce the pattern of cracks and numbers and w 重dth
o正cracks were measllred.
In the investigation of vibrationbehavior
thefrequency
and amphtude of vibaration offloor
slabsby
sandbag
andbang
machine asforcing
source were measured.
Lastly,
the coefficents of correlation among items of measurment are evaluated.