• 検索結果がありません。

特集「最近のメディア」 (〈特集〉最近のメディア)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "特集「最近のメディア」 (〈特集〉最近のメディア)"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

集 「最近のメディア」

今年の大河ドラマ新撰組の土方歳三は函館・五稜郭で最期を迎える. 五稜郭の戦い で徳川幕府の流れが完全に消滅するが, このときのトップ榎本武揚 (1836∼1908) が 許され, その後, 樺太千島交換条約や北海道開発に活躍した話はこれまでマスメディ アでも数多く紹介されてきた. しかしながら, 榎本武揚が, 文明開化の間もない当時の科学技術の先端を担う電気 学会 (1888 年設立) の会長を 20 年以上の長きに亘って務めた, という話は理工系, 特に電気屋と自負する人たちにも意外と知られていない. 電気学会はその後, 電力・ 電気モータ (電気材料) の分野, 通信・コンピュータの分野, テレビジョンの分野, 明かりの分野, 情報の分野と分かれていくのであるが, そもそものわが国の 「メディ ア」 の学術的な起源が電気学会初代会長であった榎本武揚の功績にあるといってもよ い. 2003 年 12 月に, ディジタルの地上放送が東京, 名古屋, 大阪で開始され, いわば 新しい形の情報伝達が行われようとしている. ディジタル放送といっても, 間違えて はならないのは, 決して 「色」 がよくなったわけではない. ただ, 高精細になってヒ トの顔のしわが見え, ボケ画像が鮮明になったことや他の大量の情報の双方向のやり とりなど, これまでになかった新しい形式のメディアのスタイルが猛烈な勢いで誕生 しつつある. メディアとは, 広義では情報とコミュニケーションを併せたものと解釈されるが, 日本福祉大学でも, ①二校地 (美浜キャンパスと半田キャンパス) 間の遠隔講義, ② インターネットで試験を行うなどわが国で初めての本格的なインターネットを使用し た福祉経営学部の通信教育, ③海外にちらばっている学生がインターネットを通じて 研究や講義を受講できる国際社会開発研究科 (通信制大学院), ④平成 16 年 4 月に新 たにスタートする情報社会科学部での情報を基盤とする二学科 (人間福祉情報学科と 生活環境情報学科) など, まさに全学をあげ新しいメディア教育に取り組んできてい る. 教育の現場においては 21 世紀での私たちの未来の生活や社会に繋がるメディア教育 のあり方を人間, 社会の側から考え, デザインしていくことが最も重要なもののなか の一つであると考え, 「最近のメディア」 という特集で募集をかけたところ全学部から

(2)

9 編ほどの原稿が寄せられた.

本特集では, 9 編の原稿を慎重に審査し, 今, 話題の e-learning を題材にした 2 編 (教育の質を変えるニューメディア, e-learning システムの開発), 障害者のための Linux 環境改善を題材にした 1 編 (Welfare Linux On Demand の試作), 4 月からス タートする情報社会科学部二学科からの二つの現状報告, (生活環境とメディア, イン ターネット・ウェルフェア・ミュージアムを作る), インターネットリテラシーからの 1 篇 (インターネットリテラシーとデジタル・デバイド), メディアでは世界で最も注 目を浴びている中国の変容を述べた 2 編 (90 年代以降の北京の新聞事情, 中国のメディ アの変容についての一考察), 最後に, 今後のメディアとして 1 篇 (情報弱者とこれか らのメディアに対する期待) の順に採用, 掲載した. 本特集での論文・現状報告はいずれも日本福祉大学の明日を担う先生方の新しいメ ディアへの主張や期待が述べられている. ニューメディアとしての荒っぽさもあろう が魅力もまた兼ね備えたものとして, あるいは, 函館五稜郭以後の若き榎本武揚の夢 や希望を想いつつ, 本特集をご覧いただけると幸いである.

参照

関連したドキュメント

■鉛等の含有率基準値について は、JIS C 0950(電気・電子機器 の特定の化学物質の含有表示方

最近の電装工事における作業環境は、電気機器及び電線布設量の増加により複雑化して

接続対象計画差対応補給電力量は,30分ごとの接続対象電力量がその 30分における接続対象計画電力量を上回る場合に,30分ごとに,次の式

接続対象計画差対応補給電力量は,30分ごとの接続対象電力量がその 30分における接続対象計画電力量を上回る場合に,30分ごとに,次の式

当所6号機は、平成 24 年2月に電気事業法にもとづき「保安規程 *1 電気事業用 電気工作物(原子力発電工作物) 」の第

一般法理学の分野ほどイングランドの学問的貢献がわずか

EC における電気通信規制の法と政策(‑!‑...

電気第一グループ 電気第二グループ 電気第三グループ 電気第四グループ 計装第一グループ 計装第二グループ 情報システムグループ ※3