第6章 ことがらについて調べる -116- 「調べたいことがら」があるとき、どうやって調べはじめますか? 関係ありそうな本のなかから調べたいことがらについて書かれてある部分を探す、とり あえずGoogle で検索してみる、などいろいろな方法がありそうですが、図書館で調べ ものをするのなら、参考図書(レファレンスツール)も方法の一つとして取り入れてみ てください。 参考図書は 「調べるための本=調べやすいように工夫された本」で、 情報が体系的に配列されているので、効率的に調べたいことがらにアクセスして、 ・ その基本的な情報や、 ・ さらに発展して調べるのにはどんな資料を調べたらよいかなど 調べものを始めるときの手がかりとなるような情報を与えてくれます。 分野・目的によって様々なレファレンスツールがあるので、知りたいことがらにあわせ て参考図書を選んでください。 レポートを書く時など、テーマとなっていることがらが どんなものなのか検討がつかないなんてことはありませんか? こんな時、役に立つのが百科事典です。調べものの入口として利用してみましょう! 百科事典から調べものをはじめる方法 STEP1 百科事典の本文から基礎的な情報を知り、大体どんなことがらなのかつかむ。 まず、百科事典で一般的な学説や定説などを知り、おおまかに全体像をつかみます。 知りたい対象がどの分野に関することがらなのか確認しておきましょう。 6.1.1
6.1 百科事典 ~おおまかな全体像をとらえる~
一般的知識を得る 百科事典 手順・方法を知りたい 統計やデータを調べる 統計・年鑑・白書・便覧 便覧・ハンドブック6.1 百科事典 -117- STEP2 参考文献・執筆者名をメモする。 事典に解説を掲載している執筆者はその分野の第一人者と考えてよいと思われます。 その執筆者の著作や、挙げられている参考文献にもあたってみましょう。 STEP3 専門事典でさらに詳しく調べる 百科事典で調べたい対象がどの分野のことがらか分かったら、調べたい分野の専門事典 (特定の分野のみをとりあげている事典。例:数学事典など)を利用して調べてみまし ょう。より専門的なことがらを調べることができます。 ● 本文の見出し項目にはなくても、索引では見出し項目として取り上げられているこ とがあります。索引も利用してみましょう。 ● 解説の最後に案内されている関連項目も見てみましょう。 ● 専門的なことがらで百科事典には載っていない・ある程度基礎的な情報は知ってい る場合は最初から専門事典を使って調べてみましょう。 ● 冊子体の事典は新しいことがらについて調べるのには適していません。学内からは 図書館ホームページからJapanKnowledge+Nを利用してより新しい情報を調べるこ とができますのでこちらも利用してみましょう。 6.1.2 百科事典をもっと上手に使う Point JapanKnowledge+N とは信頼できる百科事典・辞書・ニュース等を一括で検索 し、内容の表示までできるデータベースです。図書館 HP からアクセスできま す。
第6章 ことがらについて調べる -118- JapanKnowledge+N の主なコンテンツ 事典系コンテンツ ・日本大百科全書(ニッポニカ)(小学館) ・Encyclopedia of Japan(講談社) ・日本人名大辞典(講談社) ・情報・知識 imidas(集英社) ・現代用語の基礎知識(自由国民社) 辞書系コンテンツ ・日本国語大辞典(小学館) ・デジタル大辞泉(小学館) ・ランダムハウス英和大辞典(小学館) ・プログレッブ英和中辞典(小学館) ・プログレッブ和英中辞典(小学館) ・COBUILD 英英辞典(ハーバーコリンズ社) ・CAMBRIDGE 英英辞典(ケンブリッジ大学出版局) ・科学技術略語大辞典(日外アソシエーツ) ・数え方の辞典(小学館) 記事系コンテンツ ・週刊エコノミスト(毎日新聞社) ・JK Who’s Who ・会社四季報(東洋経済新報社) 書籍系コンテンツ ・東洋文庫(平凡社) 主な百科事典 世界大百科事典 平凡社 日本大百科全書 小学館 ブリタニカ国際大百科事典 ティービーエス・ブリタニカ 【統計を探す方法は?】 統計を探すには次のような方法があります。 方法 1 統計索引を利用する 「統計索引」を使えば、求める統計データがどの統計集に掲載されているかを調べるこ とができます。調べたいことがらに関係することばを探し、あれば示された統計集を見 てみましょう。