「空気でっぽう」における前玉の運動 : 理論式と数値計算法の確立
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(2) . 北海道教育大学紀要 (教育科学編) 第52巻 第 1号 iぢofEduca錠on (Educa錠on) ▽OL52 lofHo 主出血doUDi Jounoa vers .1 , No. 平成 1 3年 9 月 Septe ber 1 m L , 2001. 「空気でっ ぽう」 における前玉の運動 -理論式と数値計算法の確立-. 高. 橋. 成. 和. 北海道教育大学函館校理科教育研究室. がある11 この教具の一つ に 「空気でっ ぽう」 が. の運動に大別して検討するのが妥当である. この とき, 前玉が筒先を発射する速さを①と②の仲立 ちにする‐ なぜならば, 前玉に作用する力の種類 が, ①では筒内空気の圧力と筒からの摩擦力であ. 取り上げられてきた. 子どもに空気の弾性を認識. り, ②では重力と空気抵抗力であっ て, 異なる力. させる指導で, この教具を使用することについて. の作用に基づく運動の計算になるからである‐ 本論においては, 筒内における前玉の運動を取. 1. はじめに. 小学校理科に 「空気の存在と弾性」 を扱う単元. は賛否両論がある‐ 授業実践においても、 前玉が. ) これで空気の性質を議論す 飛ぶ理由の追求2~3 , ) 製作活動と飛 ばず工夫 ることの批判と改善4~5 , ~ 6 7 ) などを行なっ た, 事例が見受けられ への誘い る‐ しかし空気 でっ ぽうは, 明治時代から現在に 0 ) さ 至るまで, 教科書に登場し続 けている8~1 ‐ らに遡ると, 江戸時代初期( 1646年=正保3年)に沢 ) で取り上げている こ 庵和尚が 「東海夜話」 11 ‐. れは, 小児が竹の筒に噛み濡らした紙の前玉と後 玉を詰めた鉄砲について, 前玉が飛ぶ理由を両者 の間に 「気」 が充ち ているから だと説いている.. 現在この玩具の前玉が筒先を発射する原理は, 後玉との間にある筒内空気柱の圧力と, 前玉が筒 から受ける摩擦力の兼ね合いにより説明される.. り上げる‐ 今回は, この運動を, まず解析による. 計算方法で解き明かす‐ この遂行における問題点 を指摘し, 次にこれを回避するための簡便な計算 法を試み, 解析による計算結果と比較して, その 方法が妥当であることを確認する. この結果に基づき, ①筒や玉の状況から生じる 各種因子の変動による運動への影響を調べ, 実測 の結果と照合する, ②この照合の結果は, 定性的 な一致を見るが, 現実において前玉は力オス的な 運動を示す‐ ③この原因となる機構を追究し, ④ 最後に前玉の飛距離についての検討を加える‐ 2. 筒内における玉の運動に関する仮説と記号. )は 少 な く し か し, こ の こ と に 関 す る 文 献12~14 ,. この中での理論的扱いは部分的であったり, 現実 味に欠けている. そこで, 前玉の運動と各種因子 との関係を検討し, 小学校理科を指導する上で参 考になる 「資料の提供」 を目論んだ‐ すなわち,. この運動に関する幾つかの因子と前玉の飛距離の 関係を, また指導者が塑…む関係を 「探る方法」 を 示 し た い‐ ′. この理論の構成においては, 前玉が①筒内にあ り, 装填位置から筒先を発射するまでと, ②筒先 を発射したあとに空中を飛び着地するまでの二つ. 筒は一様な円形の中空断面をもつ直管であり, その長さを乙, 断面積を Sとする. この軸に沿っ. て玉の位置をきめ, 手元側の端を0, 先端を上と おく. 前玉と後玉の長さ は共に dであるとし, 前. 玉の位置 ヱは, その後面における位置で示すこと にする。 前玉の, 装填位置 x =xo から筒の先端 x= 乙 に至る発射までの運動は, 図1と図2に示すよう. であると仮定できる. 前者は前玉の前面が筒先に 達するまでの xo≦ ズ≦ 上 一 歳こおける, 後者は. 103.
(3) . 高 橋. 筒 j 爾O 手. ) 装填位置 X。( .. ^ 時間. 鷺. 玉移. 成 和. 1訂 ST ・猟. 糞+÷PA状気圧 [1]. } d 伍の長さ ・ ー. 譲o. VR. 2鵬S…. [2]. 臓. ‘. 筋E の滋). l. 鷲玉 噸 t婚. t. ,. 、. 位置. x. iNT HSTに K. [4]. f’ 働摩擦が 義 V÷T. ‐. STICK. れ. !. 1. 速さ) V( く. 2 1 mS T 1 撮. \. ] ≠〒 欝 ( 静 大 最. 』藁. \ 灘 [5] 、. 筒先に到達. 1鈷 sT ,甑. 図1 前玉が筒先に達するまでの, 前玉と後玉の運動. 一定の速さで後玉を押し進めると 前 , 玉は滑走と固着を繰り返す‐ 図は左から右へ位置 上から下へ時間経過を表す ‐ ,. 〈筒 先 でSTICKし な い と き〉 L. <筒 先 でSTICKす る と き〉. VT. 議茅 動 発射. K C. [7]. VL醗射の滋). 力 止 摩 擦 大静 最 擦 力 摩 動 VL焼射の速さ ). 発射. [8]. 筒先端L 図2 前玉が筒先に達した後の, 前玉と後玉の運動‐. 前玉が筒先を抜け出て行く乙- d≦ ズ≦Lにおけ る状態を示してある. これらの図は 左から右へ ,. 104. 筒の手元側から筒先への位置を, 上から下へ時間 経過に沿っ て間欠 的に描いた. さらに, 理論構成.
(4) . 「空気でっ ぽう」 における前玉の運動 -理論式と数値計算法の確立-. で必要となる主要な状態には, 各図の右側に番号. ろん第1回目や第2回目な どの固着を見る 前に,. {1]~[8]をつ けてある‐ まず, これらの状態に つ いて説明を加えて行こう‐. 前玉が筒先に達し発射する場合もある‐ [ 5] 筒先に達する前玉. 1] 前玉を装填する [ 最初に前玉を x= xoに装填する‐ 大気圧は一. )の 固 着 を 終 え て か ら て 第 N 回 目(N=0 ,1 ,2 , … ・・. 定であり, PAとする‐. 筒先 ズニ 乙- dに達したとする‐ このときの速さ. 2] 後玉を装填する [. を ▽Tと お く‐. このようにして前玉は, 滑走と固着を繰り返し. このとき前玉は動かないとし, 前玉と後玉の間に ある筒内空気柱(以後これを筒内空気と言う)は,. [ 6] 前玉が筒先で固着しないとき このとき前玉は、 その÷部が筒先からはみ出す につれ動摩擦力が減少して加速の後, 筒先を時刻. 長さが xoから xo一 歳こ変わり圧縮される. ここ. 云= Lのとき速さ 巧 で発 射するとおく. このと. で筒内空気の圧力は, PA十 Poになっ たとする‐. き動摩擦力は, 前玉が任意の時刻 Z, 位置 xにあ. 次に後玉を筒の手元側の端にゆっくり詰める.. [ 3] 前玉が動きだす 後玉が棒で押され, 前玉へ向けて移動を開始す る時刻を基準0とし, これからの経過時間を fと する‐ また, 後玉の速さ は一定で 法 Rと書く‐. り, 筒内に残留している部分の長さ Lー xに比例 した[ (乙- ×)/引 r であると仮定 し, 筒内空 気の圧力を PA十 Pとおく‐. 7] 前玉が筒先で固着するとき [. 後玉が彬;動を開始しても, 初め前玉は筒から受 ける静止摩擦力により停止している‐ しかし後玉 が前玉に近づくにつれて, 筒内空気の圧力は上昇. ′ 固着の位置を ズ= xo′, 乙- d≦ xo ≦ L と おく‐ ここから前玉 が, 滑走を再 び開始する時刻 f= rs′は, 筒先に残留している部分に働く最大. する‐ この圧力が PA十 Psに達し, 大気圧 PAと. 静止摩擦力の大きさで定まる‐ この最大静止摩擦. の差に基づく前玉に及ぼす力Pssが最大静止摩 擦力 んを超えると, 前玉は筒先に向けて移動を 開始する‐ この時刻を r= fosと す る. こ の あ と 摩擦力は んより小さな動摩擦力 f′に変わる. こ. れらは一定であると仮定する‐ [4]. 前玉の滑走. 前玉が珊1き始める と, この運動 は大気圧 PA , 筒内空気の圧力 PA十 P, 動摩擦力 f′によりき まる‐ その速さ 瑳が後玉の速さ 瑳Rを超えると前. 玉と後玉の間隔が開き, 筒内空気の圧力は減少す る‐ すると前玉は加速を経て減速へと変わり, つ いに停止に至る‐ この時刻を r= ZoGと す る‐ こ L I P ) のようにして前玉は, 第1回目の移動(滑走S. (乙- xo)/引 fm である と仮定し, 筒内 力は [ 空気の圧力を PA十 P′とおく. ,. 動摩擦力は, 前玉が移動するにつれ筒先からの はみ出しが多くなり, 減少する‐ この動摩 擦力も (Lー ズ)/ 位置 ズ= ズ, xo′≦ ×≦ 上において [ ′ 引 f であると仮定する‐ この状態で前玉は運動 をつ づけ, 時刻 云= rLにおいて速さ 玖 Lで筒先 を 発射 したとする. 3. 計算式の確立 図1と図2 において番号[1]~[81で示した状. 前玉が固着している間にも後玉は押し進められ て, 両者の間の筒内空気の圧力が再上昇する. す. 態に注目し, それらの状態における前玉に働く力 や二つの状態間における筒内空気の体積と圧力の 関係から計算式を導きだす‐ このとき, 現実では 玉と筒の間からの空気漏れがあると予想され, こ. ると前玉 は, 第2回目の滑走 を開始し, 第1回目. れが結果に影響すると考えられる. しかし, 各々. と同じ運動を繰り返して第2回目の固着に至る. これ以後の前玉は, 同様な運動を繰り返す‐ もち. の関係因子の作用を調べる立場から, ここでは空 気漏れが無い理想化した状態で論究する‐ [1]と[2]における筒内空気は理想気体であり. )を行なう. と停止(固着STICK. 105.
(5) . 高 橋. 等温変化すると仮定すれば, ボイルの法則により (凡十P ){xo-の=&×。 o. 成 和. が求まる. ここで FIXO は()内の整数部を表し て い る‐. となる. これから以後の筒内空気は, 体積変化に 伴い準静的断熱変化をすると仮定してポアソンの 法則が成立するとし, その空気の比熱比をγとす. 前玉が筒先で固着をしない場合 その一部が筒 , 先から出ている状態[61において時刻 Z, 位置 x における筒内空気の圧力をPA十Pとすれば[61. る. 等温変化と仮定する場合は, γ=1とすれば よい‐ 現実には, これらの中間 であると想像でき. と{2]において,. よう. 後の数値計算は, 両者につ いて行なう. [21と[31において筒内空気 の圧力は,. また【6]における運動方程式から. ) 』(凡十P 氏t )(×o-の γ os o. (PA十Ps )(×。‐. (凡十月( 小 筏『 ) た(凡十P )(xo-の γ o. む‐× ′ 一一一 f ニあ 2 2a d. F. であり, [3]において, 前玉に働く力 の釣合から Ps. ん. であるから, これら2 式より,. である. これら3式より, 前玉が滑走を開始する. 時刻は,. l. γ. xo‐d. xo. L‐x. ( )- }凡 a= - ” 1 :鴎 m ×=d 三字. x o 』= 評 訓 -( . ×。‐d. 1. ÷ ) (ゐ … ・ ) S. l十如/払. となる‐ 【2]と前玉が第1 回目の滑走を行なっ ている任. 意の時刻 fの状態[4]における筒内空気の圧力に つ 〉い÷て,. ( 5 ). とな る‐. 前玉が筒先で固着し, 再び i=. ′ is , ヱ = ズo′. の状態[7]から滑走を開始するとき, [7]におけ. る筒内空気の圧力 PA十 P′と, [21の筒内空気の 圧力について, (凡十F)){x o‐. (凡十月(r 小 叢t ) た(凡十P )(x o o-のγ. ”. 氏f ){x s) を(凡十Po o-の γ. であり, 【7]における力 の釣合から,. となる‐ また[4] で, 滑走している前玉の, 任. 意の時刻 fにおける運動方程式は, 前玉の質量を. ′ P. ′ L‐xo. 一一一 fm′. 凪 加速度をaとすれば, . であるから, これら2式よ り. である. これら2式より,. 島)一 A肘′ ] 霧 ゑiH茎(三洋. ′ ts = - {{ xo -の. ②. になる. さらに, [31と[5]における前玉と後玉 の距離から,. . -≧三 ×o‐d. ) )=×。‐(針 装t xN‐(み ぬt os Ns. 1. 1 ′ x。. 如. )γ(x。一命}. 6 ( ). . こ こ で x,は ゑの 解 か ら 求 ま り, d‐×o. ( 3). = F IX(落 雷 ) N である から, , 。s十 Nft. 10 6. 三ご皇. 氏. N. ( ) 4. となる‐ このあと前玉が筒先を発射するまでの時 ′ 刻 fs ≦ ご≦ 云 Lにおける[8]の状態の運動方程 式より( 5 )と同じ関係式が導き出される..
(6) . 「空気でっ ぽう」 における前玉の運動. 一理論式と数値計算法の確立一. 4. 前玉の運動に関する解析. ×. た--t す な わ ち F 叢針氏Y. 本論の目差す, 種々の因子が前玉の運動に関与 する効果を調べるにあたり, 解析に基づく計算結 2 )の解を基に行な )と( 5 果、 すなわち運動方程式( う数値計算が, 果たして得策なのであろうか‐ こ のこと が, これ からの課題である‐ 5) この検討 は, 前玉が筒先を抜け出す状態 ( 2 ) について についても, 筒内を滑走する状態 ( 2 ) につ いて, また玉の も同様で ある. ここで は( 大きさを無視した d=0として検討する. さらに. 前玉は滑走と固着を同じように繰り返すので, 装 填位置 xoから第1回目の停 止位置 xocに至るま での時間 ros≦ Z≦ たGにおける運動についての. 2 )を解いてみる. み考察する‐ まず運動方程式 (. (.“. . とおく. すると, d2x. d2Y. - dF. =船 -. dt2. 9 )式は であるから( ‐ A I d2Y 一一 = (1‐“ - 2 r dt2. B (12) 2. とな る‐ こ こ で,. A=. ゑ 凡Sに 佑)γ 氏. m. l‐γ. , B=. 2. 払S 1. 叢. m. ( 13 ). kα. とお い た. さ ら に,. 前玉の運動開始の 時刻: t= tos ) 式において d;0とすると, ( 1 A. 聖. “R. A I. ( 8 ). --) 1+- α=1/( Pos. したがっ て, rと ヱの関係 を表す グラフ 上で点S )は 直 線 x一 法詩 = α1/γヱoの 上 に 乗 xo 1/γと な る り, こ の 傾 き は 瑳R ‐ , x切 片 は α. dZ. .z. ) ( ,4. dY. B. -]dY 2. 2 r fm. =. であるから, 躍 捧[ 1‐“- - (. ただし,. d2Y dF. dt. ( 7 ). ) - 1一 αγ tos=(. = z とぉくと. 初期条件は仁t os osにおいてFx , 於0 すなわち, Y=. !三. 一 も. z:-1. . (fos,. である から ▲. B. X Xs . 斧± A[r-L(竺 -ゐ).‐ゴー頭 F(三…-◎]+. 滑 走 中 の 運 動 : tos≦ t ≦ toG. 後. 2 )より, 運動方程式( d2x. 馬S. ( 15 ) 1. l ー 三i i÷ 生新…ゴ. ‐. dt. x。/聡 γ. 援. 9 ( ). と な る. こ こ で だ彩 ぬ‐i , 斧d“dtで あ る か ら. 斧w 於1すなゎち 於 御 難 であり 灰が求まる‐ また,. た だし,. ( 1 6 ). 如. f藍. P。s. P。s. 1十 一 一 ) に( 1+-- )/( この 方 程 式 の 解 を 求 め て い く‐ ま ず,. (10). と お け ば, x. き. 氏. 氏. 跨・- -t = - ×o. 107.
(7) . . 高. 橋 成 和. さらに ( )式より, 7 ×os- 抜tos = α1/γ×。. (17). であるから. 1‐γ. 1. ÷;÷ き・サー α. ; 孝一 α. . / “, .“〒 〆. 瑳 氏±. ‐ 一 一 1+跨2. -- × 。. (26). . この根の一つ はき= α1/γであり, 他の根を 書=β1/γ. (β ≠ α). 27 ( ). とする. ( 16 )式よ り, F 氏 汁 β1/γ×。. (18). ただし復号は, 撃≦乾で- 陰…佑で十をとる , ‐ B-1. 前玉が後 玉の速さ VRに な っ た と き. (28 ). とな り, 孫; 0 とな る 点 G(foG xoG )は, こ の ,. 直線上に乗る‐ ( 26 )式に( 27 )式を代入して,. ( 18 )式より,. (β/α)1/LI. に. (1‐“ )/γ‐1 1‐γ (β/α)(. 八一1 に. (19) 入1-LI. P。S. 1一 γ. 胆. 一 一 一 十 氏2/( 2 一一. 1一γ ×。α γ ). となる. これよりβ が求まる. C. 位置 ×と時間 tの関係. ( 1 4 )式と( 7 1 )式は ただし, 書=八 α1/γ. 20) (. こ の 2 根 ス = 入′ 入″ が定まると( 16 ) 19 )式よ , ,( り(r, ヱ)の 関 係 は, F 装t十八. ′ 1/γ α x。, F 聡t十八″ α1/γ×。 (21). だか ら, ′と ヱの関係を表すグラフ上で 薩佑に , 相当する点は, これらの直線上 にあり また( 11 ) , より, ″ 1/γ 跨 入′ α1/ 宝。/装 ×。/援 , 八 α. このとき加速度 a=0 であるから 孫= ” m.xに. なる点は( 9 )式より ・. 於 叢 汁(友α)1/宝。. 23 ( ). の上に乗る. また( 16 )式と比べて, 套=(丘α)1/γ. に相当する. ” 18 )式より, mxは(. s k !警 ,一, γ. 1‐γ γ-. 1. 1. l-γ 一一. - 十一 α γ 十氏2. ,- d. (25). B-3. 前玉が停止 V=0に至る とき. ( 1 3 )式より,. 10 8. であるから{ 15 )式より, di = ±躍 Y. ( ) 30. ただし, ( 31). た. . 前 玉 の 速 さ が 最 大 Vmaxの と き. 監.x= 援+ 2 一 × 。(一. di. = Z x ‐陀t = αγ× os os 。. 22 ( ). と な る. Bー 2. i. dy. とおいた‐ また復号は瑳≦ 佑のとき-, 陛…佑のと き十である‐. 前玉の滑走は速さ 防が, ①初め0から加速され て, ②後玉の速さ 蔭に等しくなり, ⑧最大の速 さ ”ma.になっ て, ④停止 の0に至る. これら① ~ ④ に 対 応 す る た彩 氏‐tの 値 は α1/γx。/叢=助1 , ら八′α1/γxo/叢=Qに 減 り こ の 値 か ら入″ α 1/γ , 為/陀=Rへ と増 し, 再 び こ の 値 か ら β1/γxo/聡=S. へと減る‐ したがっ て, これらの領域を考慮して. 場合に分け, ( 3 1 )式の積分を実行しなければなら ない‐ すなわち,.
(8) . 「空気でっ ぽう」 における前玉の運動 ‐理論式と数値計算法の確立-. 表1. 空気で っ ぽうの前 玉の運動 に関する 計算式のまとめ。 ただし, 玉の大 きさ は無視 している。 1. 1. 筒内の空気が. k α = ------ , f’. α=. 断熱変化 をする場合. fm. 十 一 1. 十 一 1. PAS. PAS. た 【1-α,“). 滑り出す時刻 : にt os. F 装 針 α1庁x。. 後玉と同 じ速さ : 於叢. x=VRi十八 α1/γxo :. :. !. “R 入 一1. ” 今 入=入’, 八. に 済R2. 入 1‐ L1. - + PAS. 1- γ. 2 一-- xo α. ヒヱ γ. 皿 ′. ‐ 1. 速さ が最大 : 総監.x. 十1 十 /. 1-γ f ” ′ ‐‐ 1 .‐γ g γ1. h ^ rA. F 恥 ”(止α). l‐ γ. m. : に. .→ (β/ α)÷うたー1 1‐ γ. 加速度 :. PAs. -. -] kα. 1γ 一 三 ド Lα; ー 参 ら . , 1一 γ 左α m. :▽. dY. 時刻 t. ・. 1. γ. 彩 ぬ‐f. m. 速さ. xo/装. ( - ) aニ ー【. a. と位置. ×. の関係. 瞬. ,. x. : た --t. d. 復号は 艦≧ 氏 の と き 十 『≦ 鍛 の と き -. 柘. ヒ. k. γ. ÷ (β/ α) 二1. 審= 氏 “ β 1/γx。. 停止する とき : 吃0. 一 1. 1 I ( - - - -1十一 )十氏2. γ×。 : ぬ ;ぬ十セ ー ×。 α .x. ー酬. 1‐ γ 2 PAS I 2 PAs xo γ A=- -- {- ) , B=- 広R m. ▽R ×o l‐γ. C;‐A(α1‐γ-). 欣R 朋. 十B(α1/γ 一 )十1. 京R. 速 さ V を媒介変数. 積分順序. Yで表す. ×o. α1/γ一. 鴎 ”, ×o. → 牛 入’ α1/γ一. 済R. 猪R. 1 - γ -獅 ). に. 1‐ γ ×o. → P → 砕 だ α1/γ一. VR. t ‐t s≦t≦tズ : i s=し 躍Y. 友α. ×o. ( 33‐1 ). →. ×o. 鉢 β1/γ-. VR. P tご≦t≦t G : t→sニー + Q. 最 ≦t≦t〆: r ‐r s. P. Y. 十 I 則? Q Q. ( 33‐2 ). → R. →S. 諸R. F用Y(33-3). F 十 Q. Y. また▽をー降ド表 す と ( )よ りd“dF W 氏‐1だ か ら , 11. 109.
(9) . 高. 表2. 橋 成 和. 空気 でっ ぽうの前玉の運動 に関する 計算式のまとめ。 ただし 玉の大きさは無視 している 。 ,. 筒内の空気が 等温変化をする場合. 1 1 α= ----- , 友α= ------ ’ fm f. 1十 一. 1十 一. PAS. PAS ×o. 滑り出す時刻 : にi os. F 履 行 α×。. 後玉と同じ速さ : 於 氏. F 装【十八 α×o :. :. tos=(1‐ α)- 装 入 一1. 今 八=八’, 八“. に 玖R2 一一一. ln 八 十. PAS 2 一一 xo 胆. / 凡s I F 陀t+&αxo : 監..=氏十セ ー x。 (ーnrl十 一 )十氏2. 速さ が最大 : 降 監.x. ・. (β/ α)‐1. 停止する とき : 影0. 蕃 =氏 “ βxo. PAS. 加速度 :. 陵. :▽. : に. ×. ln(β/ の. 佑. -[. a=. a. m. 速さ. 1. -】 彩 ぬ‐t. kα. 左 塾dmiキー均 駕 , 互α m α dY. 時刻 t. と位置. ×. k. m. の関係. d に±. ぼ 鑓. ,. x. : 粋 -- t. ′A 1nY-B升C. 復号は. 鷹 聡のとき十. 氏. 『≦ 氏 の と き - 2 PAS xo A= - - - ▽R m 液. 2 PAS I. , B=--. ×o. 氏 m. - kα. ×o. C=-AID(α 一 )十B(α 一 )十1 玖R. 速 さ ▽ を媒介変数. ×o. 積分順序 止α 一. VR. Y で表す. →. 陀 聡(1± ′A1n B粁C) ×o. ×o. 留R. 騨R. 天 α 一 → P → 紗 だ α 一→. I. 於聡( 1±F). 3 4 ) (. となる.. ) 34 3 )からFが求まり( 0 ここで rを設定すると( 110. 瑳R. ×o. β 一 → R→ S 騨R. から 灰が定まる. 積分( 33 )より r- rsが求まり. fが決定する. すると設定した rと( 1 1 )式から x が求まる. これで任意の時刻 Zに対する位置 ズと 速さ 灰が定まり, 前玉の運動が判明する‐ 以上, 玉の大きさを無視し, 筒内空気が理想的.
(10) . 「空気でっ ぽう」 における前玉の運動. -理論式と数値計算法の確立-. に断熱変化すると仮定したときの前玉の運動を記 述する解析を行なった‐ この結果を表1にまとめ ておく. 併せて筒内空気が等温変化すると仮定し たときの結 果を表2に示 しておく.. 5 積分の計算 (断熱変化の場合) 計算に先立ち, 表3の左列に示した値を設定す る. これらの値から導 いた, これからの 計算で使. う値を中央と右の列に示した. A. 前玉が動き始めるとき. ( 8 )式より, 表3の値を使っ て, 7 ) ,( 2 入. ( 35 ) ) t。s=0 s ‐0729427 ( ま た, fと xの関係のグラフにおいて, このとき. )が乗る傾き装の直線の x切片は を表す点(t o os ,x α1/γ×。=0 -0770572 (m). 図3. 入 と 友の 関 係.. 36) (. このときを表す点を通り, 傾きが陀である直線の B. ×切片は,. 前玉が後玉の速さ に等 しくなるとき. ‐2 m 入′ α1/γ ) xo= 7 -70500XI0 ( ″ -2 (m) 入 α1/γ為: 12 -7500 XIO. ( )式において 隊聡とすると, 1 9 1一入 尾=. 前玉の速さが最大のとき. C. 25 )式より, (. のとき分母 0 と な る‐ 入. ) ぬ .=1+J9497 m/s ‐76( ‐630108×。十1=38. と kの関係をグラフに描く と図3になる. これよ り表3に示した に1 ‐43517 においては,. ″ 99907328 .65460 , 入 =1. ( 38-2). ( 37 ). 04 2 ‐5/入 ‐ -25000281. と な り, 入=0 ‐9999719. ) ( 38-1. 入′=0‐9. ( 39 ). となる. このときの ぎ切片は -2 m (kα)1/γxo= 9 ) ‐97446×10 (. と読み取れ, Aと同様に. ′表3 数値計算においての設定値と 計算に関連する量の計算値 , 記号(単位) 記号(単位) 値 記号(単簡 物理量 値. 40 ) (. 値. 6 ‐36. A. 4 -3 ‐19048×10. 9‐OXI0‐3 f一/ PAS. 1 ‐54088. B. 5 3 ‐21715XI0. kg ) 胆(. 7‐OXIO-5. f/PAS. 0 ‐77044. C. S 1 ‐13738XIO. 前玉の装填位置. ) x。( m. 1.5XI0‐l. k. 1 ‐43517. 後玉の速さ. ) ぬ( m/s. 1 ‐O. ) s x。/聡(. 0 ‐15. 大気圧. N/m2 ) 凡(. 5 1 ‐OXI0. 筒の内径. ) D( m. 前玉の質量. ) N ルS(. ) 0‐0702308 { s × 。/ぬ)γ(. ) 最大静止摩擦力 f凧(N. 9 ‐8. α. 0 ‐39356. 動摩擦. ’( f ) N. 4 .9. 止α. 0 .56483. 比熱比. γ. 1 .4. 1+f PA瀞 α=1/(. / α1 γ. (kの 1/γ. 0 ‐5137148 0 ‐6649644. +f/P 1+f 凡9 パ1 A9 , 炉(. 111.
(11) . 高 構. D. 成 和. 前玉が停止するとき. 29 ( )式におい てβ/α→1 のときβ/α=6とお くと,. に. .7142857 ‐l (β/α)0 .2857142 一1 (β/ α)一0. x ( .4 ). ) ( 41. β/αとkの関係をグラフに描くと, 図4になる‐ ここでβ/α=1は不連続点である. これより表3. ( . ÷ の- 1. に示した値に1 ‐43517におい てはβ/α=202358が 求 ま る. α=0 0 ‐3935643 だからβ= ‐79641 であり. (トガ コ. . β1/γxo=12‐74894xlo‐2 (m). ( 42 ). となる‐. 以上の結果を, 位置ズと時間 fのグラフに描く 29 である. さ らに ( )式は,. と, 図5のようになる.. 左. E 止キ1 ・43517. 被積分関数. )( 31 )( )より, ( 13 32. β/α;2 ‐02358. . . -0 4 102 ‐3 ‐190484Y ・ ‐32 ‐1715Y十11 ‐373845 (43). こ こ で P ≦ Y ≦ R だか ら, 0 ‐0770500≦Y≦0 ‐127500 0. 0 ,5. 図4. 1 ,0. 1 .5. 2 ,0 β/α. β/α とk の関係‐. であり, 両端の値が漸近線となる‐ このグラフを 図6に示す‐ F. 被積分関数 の計算. ( 33 )式の積分を実行する. この積分は, これま. 76 ( ) m/ s. Pーt o s=0 .072942 八”α1/γx =12 .74988. 0. 0. 0 .05. 0 ,lo. o .15. 後玉移動開始後の経過時間 f( } s. 図5 時間経過 rに対する 前玉の位 置 ヱ‐. 112. 0 .06. 1. 0 .lo. ) 媒介変数 Y( s. o .14. 図6 媒介変数 γと被積分関数 Fの関係‐.
(12) . 「空気でっ ぽう」 における前玉の運動. ‐理論式と数値計算法の確立-. 表4. 被積分関数F の数値積分 (台形法による. 表中のEー□は10‐□を表す) Y( ) s. F. P;0 .0770572 570 560. 540 :. 1 ‐001147974 1 ‐015499549 1 3669 ‐09784 1 3 4 8 8 2 7739 .. FdY. t‐t ( ) s 0 0 ‐2016647523E‐6 1 ‐258336361 3 ‐705007769. 2 ‐016647523 E‐7 1 ‐056671609 2 ‐446671408 3 ‐274855797 ,. :. :. :. 0 ‐0770500755 754 0 7 7 0 0 7 5 0 53 Q=0 .. 7 54 7 55. 171 ‐4985851 218 .2178902 408 ‐2482905 218 ‐2178902 171 ‐4985851. :. 157 ‐9180762 194 .8582377 313 .2330904. E‐10. 194 ‐8582377. E‐9. 14 .48594851 E‐6 14 ‐50543433 14 ‐53675764 14 ‐56808095 14 .58756677. 2 ‐446671408 E‐6 1 ‐056671609 2 ‐016647523 E‐7 1 ‐988536138 1 ‐961569164 1 ‐935671460 1 ‐910772896. 25 ‐36850752 E‐6 27 ‐81517893 28 ‐87185054 29 ‐07351529 29 ‐27236890 29 ‐46852582 29 ‐66209297. 313 ‐2330904. E‐9. :. 0 ‐0770540 560 570 P=0 0 7 7 0 572 ‐ 574 576 578. 1 ‐348827739 i ‐097843669 1 ‐015499549 1 ‐001147974 0 ‐987388163 0 ‐974181000 0 ‐961490459. ‐. :. 0 ‐098 99 0 ( )Ma x : ‐099744 - 0 ‐100 101. :. 0 ‐026548532 495268 0 ( 0 2 6 4 8 3 564 ) - 484929 516343. 26 -52190088 E‐6 26 ‐49009929 ・. 26 .50063655 26 ‐55265271. ′. 0 .127486 488 2 S=0 1 7 ‐ 4894 490 492. :. 895 ‐016 124 E‐6 921 ‐5387133 ( 941 ) -2632412 948 0 2 2 6 8 8 1 . 974 ‐5294492. :. 0 ‐868018274 0 ‐936530771 0 ‐995446294 1 .024340716 1 ‐142625097. 1 ‐804549046 $ 1 1 ‐352383946 0 ‐605936103 2 .166965813 2 ‐457023764. :. 2104 ‐181 52 2105 ‐533736 2106 .886120 2107 ‐492056 2109 ‐659022. E‐6. : :. . ‐. 0 .1275001859 1860. 1861 R=0 ‐1275001861. 1861 1860 1859. :. :. 204 .1241452 258 ‐1988897 447 ‐2135955 447 .2135955 447 ‐2135955 258 ‐1988897 204 ‐1241452. 0 ‐02311615175 0 ‐03527062426 0 -04472135955 0 ‐04472135955 0 ‐03527062426 0 ‐02311615175 0 ‐01891009006. :. : :. :. 2129 ‐996996 2130 ‐020112 2130 ‐055383 2130 ‐100104 2130 ‐144825 2130 ‐180096 2130 ‐203212. E-6. . ・. :. 0 ‐127494 492. 490 S=0 ‐1274894. 1 ‐314398667 1 ‐142625097 1 ‐024340716. 、 0 ‐995446294. 2 .457023764 2 ‐166965813. 0 3610 59 3 .60 ▼. 2147 ‐819640 2150 ‐276664 2152 ‐443630. E‐6. 2153 566 .049 113.
(13) . 高. 橋. 成 和. でに示した x切片の値を後で割った値が上限と下. て, 積分は発散しない‐. 0572 ( )から 0 s 限になり, 0 .077050075 ‐7707 )を )を経てPに戻り, さらに 粋0 s 3( s .1274894 ( )で折り返し, Sに戻り s 経て 砕0 .127500186199 (. )式の積分が実行できたので, 時間 f 3 3 これで( が定まる. さらに( 3 )より位置 4 )より速さ 口 ( 1 1 ズが定まる. この結果を表5にまとめた.. 終わる. 積分の実行は台形公式による区分求積法 によっ た‐ この計算の主要部分を表4に示す‐ こ i i の値に対応 しながら調整 の刻みは Fdy のとき, y. 6 簡便な計算方法. し, Fのグラフが立ち上がる漸近線の近傍で最も 細かく IXIO-loと し た. こ の 刻 み で, Fの 値 を あ とひと刻み増減するとFの根号内が負になる手前. 7 )式で; また滑 前玉が滑走を開始する時刻は( 8 )式で与えられた. この方程 走中の加速度 aは(. ‐5 に お ける おa玄の 累 積 は,1 ‐5XI0 と2130で あ っ た. これに対して, ここでの Fd警ま 3XI0‐8と0 ‐045 5 であり 累積の 2XI0‐3倍 と2×10‐ 倍 とな っ て い. えられている‐ この被積分関数Fは無限大の値を 伴い, しかも積分範囲の反転が入り, 計算に手数. , る. このことから漸近線近傍での累積 が, Fの値 I0‐lo刻みなら ば無視でき が無限大であっ ても IX 表5. がかかっ た.. そこで, 初期条件 にt os にお い て. 影0 xo ,. 解 析解に基づく 前玉の運動 (後玉か ら15cm離して前玉 を装填したとき) ) Y( s. P=0 .0770572 0 ‐077050081 Q=0 ‐0770500753 0 .077050081 P=0 ‐0770572 0 ‐07720 0 ‐0777 0 ‐0784 0 ‐080 0 ‐082 0 ‐085 0 ‐087 0 ‐089 0 ‐091 0 ‐095 0 .0997446. ‐ 0 ‐104. 0 ‐108 0 ‐112 0 ‐114 0 .116 0 ‐120 0 ‐123 0 .1252 0 .1265 0 ‐1273 S=0 ‐1274894 0 ‐127498 0 ‐1275001850 R=0 ‐12750018619 0 ‐1275001850 0 .i27498 S=0 ‐1274894. 114. )式で与 33 式の解は, た彩佑‐tを媒介とする積分(. ) t( s tos=0 ‐07294270 0 ‐07295686 0 ‐07295724 Q07295761 0 ‐07297177 0 ‐07303120 0 .07310251 0 ‐07316357 0 ‐07326060 0 ‐07335195 0 ‐07346308 0 ‐07352824 0 ‐07358913 0 ‐07364709 0 ‐07375751 0 ‐07388396 0 ‐07399721 0 ‐07410656 0 ‐07422193 0 ‐07428321 0 ‐07434793 0 .07449305 0 ‐07462644 0 ‐07475446 0 ‐07486250 0 ‐07497762 0 ‐07504959 0 .07506154 0 ‐07507258 0 .07507280 0 .07507302 0 .07508380 0 ‐07509575. ) cm x( 0 ‐14999999 0 .15000168 0 .15000731 0 ‐15000769 0 .15002897 0 15022117 0 .15080251 0 ‐15156357 0 .15326057 0 ‐15535195 0 ‐15846308 0 ‐16052824 0 ‐16258913 0 ‐16464709 0 ‐16875751 0 .17362856 0 ‐17799721 0 ‐18210656 0 ‐18622193 0 ‐18828321 0 ‐19034793 0 ‐19449305 0 ‐19762644 0 ‐19995446 0 .20136250 0 .20227762 0 ‐20253899 0 .20255954 0 ‐20257276 0 .20257299 0 ‐20257321 0 ‐20258180 0 ‐20258515. V( ) m/s 0 ‐001147 0 .4808 1 ‐002=VR. 1 ‐028 1 ‐999 5 ‐572 10 .448 14 .474 20 .436 25 .403 30 ‐470 2 3 ‐890 34 ‐769 36 ‐214 38 ‐053. 38 .759=Vmax. 38 ‐232 36 ‐797 34 ‐419 32 ‐839 30 ‐959 26 -058 20 ‐875 15 ‐440 10 ‐609 5 ‐322 2 ‐005 1 ‐452 1 ‐010 0 .998=VR 0 ‐990 0 ‐548 ‐0 ‐00457. ) (44.
(14) . 「空気でっ ぽう」 における前玉の運動. -理論式と数値計算法の確立-. から出発し、 加速度aを基に, 微小時間燈の経過 ごとに xと yを順次に求めてみる. この方法で最 も簡便であり, 誤差の搬入が少ない 「蛙跳び法」. )を採用 して計算を試 み 解析の結果と比較 15『6 ,. する‐ 果たして, この簡便法の結果は信頼できる ものとなるであろう か‐. ‐ =1, 2 ) こ の 方 法 は, 時 間 経 過 N41(N , 3, … ・. き に対し, 位置x N , 速さ恥, 加速度 aNとすると ▽,. =. 氏十, ; ×1. =. ×N十, =. ) 1 4 2 ( ) (4. 脆+ ao・4t. 24i ) 氏-.十βN( 4 )2 ×。+▽04”0 ‐5 80( 1 ×N-. (45一3). 4 4 ) )2 ( 24t 24t )十0 張( .5ゑN(. の関係 に基 づき 計算する. すなわち, N+1 番目の. 値は 肝1 番目の値を初期条件として, この間で. 表6 蛙跳び法に基づく前玉の運動 (後玉から1 5c m離して前玉を装填したとき) ) t( s. V( ) m/s. 0 ‐0729427 0 ‐0729927 0 ‐0730427 0 ‐0730927 0 ‐0731427 0 ‐0731927 0 ‐0732427 0 ‐0733427 0 ‐0733927 0 .0733927 0 ‐0734427 0 ‐0734927 0 ‐0735427 0 ‐0735927 0 ‐0736427 0 ‐0736927 0 ‐0737427 0 ‐0737927 0 ‐0738427 0 ‐0738927 0 ‐0739427 0 ‐0739927 0 ‐0740427 0 ‐0740927 0 ‐0741427 0 ‐0741927 0 ‐0742427 0 ‐0742927 0 ‐0743427 0 ‐0743927 0 ‐0744427 0 927 ‐0744 0 ‐0745427 0 ‐0745927 0 ‐0746427 0 ‐0746927 0 .0747427 0 ‐0747927 0 ‐0748427 0 ‐0748927 0 ‐0749427. 0 3 ‐5000941983601 6 ‐9844678822875 10 ‐396154494892 13 ‐722030552321 16 ‐908513200470 19 ‐949205844790 22 ‐795755986659 25 ‐451313449196 27 .873203392292 30 ‐075426113744 32 ‐020101066887 33 ‐732132313400 35 ‐176637366919 36 ‐388723059820 37 ‐334302623360 38 ‐057716634357 38 ‐523470582279 38 ‐784245373113 38 ‐801168884185 38 ‐634625077308 38 -240711844651 37 ‐687192620858 36 ‐923786385602 36 ‐025613783302 34 ‐934907191793 33 ‐734383054146 32 ‐357843783191 30 ‐896057777390 29 304065 ‐273544 27 5 8 9 7 6 3 478932 ‐ 25 7 9 2 5 1 3 5 38645 ‐ 23 ‐890579211225 21 ‐887569857391 19 ‐869504174356 17 .727916784144 15 .593792290569 13 ‐345702398339 ▼ 11 ‐127510047550 8 ‐8035993325325 6 .5322237870972. ) m x( 0 ‐15 0 ‐15008750235496 0 ‐15034922339411 0 ‐15078231478963 0 ‐15138454831584 0 ‐15214754817440 0 ‐15306811013569 0 ‐15413276163376 0 ‐15533813610039 0 ‐15666620960271 0 ‐15811447307854 0 ‐15966087482567 0 ‐16130485099989 0 ‐16302071174736 0 ‐16481089376855 0 ‐16664625874687 0 ‐16853321575326 0 ‐17043914740716 0 ‐17237531385364 0 ‐17430537938049 0 ‐17624625737616 0 ‐17815747341693 0 ‐18006234827107 0 ‐18191569832845 0 ‐18374798858128 0 ‐18550863300732 0 ‐18723598842315 0 ‐18887327055607 0 ‐19046751046464 0 ‐19195483996043 0 ‐19339180152754 0 .19470647335257 0 ‐19596581866204 0 ‐19708880802237 0 ‐19815382283132 0 .19906958235445 0 ‐19992698765457 0 .20062326331357 0 ‐20126305277148 0 ‐20173072840011 0 ‐20214603946322. 0 ‐0750427 0 ‐0750927. 1 ‐8677581817534 ‐0 ‐5195019596009. 0 ‐20256603856166 0 ‐20256114735937. 0 9927 ‐074. 4 3 ‐162140906164. 0 .20237901541204. } a( mβ/s 70001 ‐883967202 69844 ‐678822875 68960 ‐602965322 67375 ‐626700330 65123 ‐587055779 62271 ‐75292469 58872 .427861891 55021 ‐076044053 50774 ‐474056326 46241 ‐126645483 41468 ‐976745945 36567 ‐061996555 31565 ‐363000318 26565 ‐907464198 21576 ‐652564410 16689 ‐935745369 11891 ‐679589185 7265 ‐2873875574 2776 ‐9830190630 ‐1496 ‐2029580457 ‐5604 ‐5703953354 ‐9474 ‐3245645049 ‐13169 ‐254590494 ‐16615 ‐788375565 ‐19888 ‐791938086 ‐22912 ‐307291556 ‐25770 ‐634086022 ‐28383 ‐252767564 ‐30842 .994791262 ‐33062 ‐942984578 ‐35144 ‐207654205 ‐36991 .842677073 ‐38715 ‐536812544 ‐40210 ‐750368695 ‐41596 ‐530732470 ‐42757 ‐118837873 ‐43822 .143858049 ‐44662 .822430193 ‐45421 ‐030658065 ‐45952 ‐862604528 ‐46414 ‐584263682 ‐46644 ‐656053438 -46816 ‐428657652 ‐46747 ‐670097041. 115.
(15) . 高 橋 成. 中央 N 番目の加速度が変わらないとして計算す. 和. 7 計算結果の比較. る方法である. 表3 の設定に基づくと, tos ‐0729427( ), × 0 ), ▽ ) s 46 bs=0 ( m ‐15(. 1 5 i ・ 逆 器 ) m鞭 狽略2 ) 『 . 時間 Zと前玉の位置 ズおよび速さ 灰の関係につ いて, 筒内空気が理想的な断熱変化をすると仮定 して計算して表5と表6にまとめた結果を図7と 図8に図示する‐ 併せて等温変化を仮定した場合. ( 4 7 ). の計算結果を図9と図10に図示する. ここで実線. となる. 4に0 s月こして行なっ た計算結果 ‐00005 ( を表6に示す‐. は解析による解を基にした区分求積により, 0印 磯蛙跳び法により求めた結果である‐ これらには. 17 .36286 38 .759. 5. 18. 21. 15. 前玉の位置 x{ ) Cm 図7. 筒中空気が 断熱変化する ときの, 前玉の位置と速さ の関係.. 0 .073. 18. 筒中空気が等温変化する ときの,. 図9. 前玉の位置 と速さ の関係. 前 玉 の 位 置 ヱ( } Cm. 21. 15. 0 ,09. 0 .072943. 0 ,074. 21. ) 前 玉 の 位 置 x( cm. 前玉の位置 認cm } 15. 18. 18 0 .090966. 0 .0919322. 0 .092 17 .36286. 21. 17 .66562. 亜 0 ,075. 0 .07509. 墨o 9 3 ,0. .02615 0 .09330. 図8 筒中空気が断熱変化するときの , 前玉の位置と経過時間の関係.. 1 1 6. 0 筒中空気が等温変化するときの, 図1 前玉の位置と経過時間の関係‐.
(16) . 「空気でっ ぽう」 における前玉の運動. -理論式と数値計算法の確立-. 差異が認められず, 後者は前者に比べて全く遜色 がなく, 「蛙跳び法」 による計算結果の正確さが 確認できた.. 3) 西川. 彰 : 第3学年. 空気 でっ ぽう, 理科の. 教育30( 1981 )188 .. 4) 小佐野正樹:見えない世界から見えてくる 「空気」 の学習を 理科教育 366( )22 1986 , ‐. 8. 5) 来栖公明, 高瀬一男:児童の理解を深める教 材と指導過程の研究」 - 小学校3学年 「空気. ま とめ. 空気でっ ぽうの筒内における前玉の運動を, 理 論をもって探る前準備をしてきた. 筒内で空気漏 れが無く, それが理想気体であり, 筒の内径が変 わらないなどの理想化と, 摩擦力などに与えた仮 定の下で, 運動についての計算式を確立した. この計算式の解は, 時間 rと位置 xを含む媒介 変数 た彩氏‐t による積分形式で表された. とこ ろが, この被積分関数には無限大の値を含有し, しかもその定積分においては, その無限大の値を 含めて上限と下限の反転が混入していた‐ このた め, この積分について具体的な数値計算を行なう には, 微細な区分求積と2度に亘る積分区間の反 転を考慮する必要があり, 煩雑であった‐ 加えて 時間 云に対する位置 x, 速さ Vを決定するには, さらなる手続 きを必要とした.. これらのことを回避するために, 運動方程式す なわち運動の加速度を直に使う 「蛙跳び法」 によ る, はるかに簡易な数値計算を試みた. するとこ の結果は, 解析による厳密な解を基にした結果と なんの遜色もないことが確1認で きた‐ すなわち, この方法を使うことの妥当性が保証され, また十 分であることが判明した. 今後は, この方法で計算を実行し, 幾つかの因 子について, それらが前玉の発射の速さに与える 影響を考究する. 併せてその結果を, 実測の結果 と比較し, 現実の前玉が行なっている運動の姿を 捉えていく‐ (つ づく). 参考文献 1) 文部省:小学校学習指導要領解説 理科編. と水の学習を通し. - , 日本理科教育学会研. 究紀要 30‐2(1989)45. 6) 山口勇蔵: 空気 でっ ぽう, 理科教室 280( 198 1 )62-. 7) 永 田四郎 : 考え工夫し, 作りあげて楽しみ , 発展してゆく授業 -- 空気・水 でっ ぽう作り. 理科の教育 31(1982)423‐‐ 8) 文部省編纂 「尋常小学校理科書 (第5学年教 師用) 第4 2課 空気の性質」, (国定教科書共 同販売所, 1908=明治41 ) , 理科教育史資料3 (東京法令出版社, 1986 )225 . 9) 文部省 「初等理科 (教師用) 」 巻一 ( 1942=. 7 ) 理科教育史資料3 (東京法令出版社, 昭和1 1986) 626 ‐. 1 0 ) 文部省 「理科の本 (教師用)」 {第4学年用) 10紙 ダマ鉄砲 ( 1947=昭和22 ) 理科教育史資料 5 (東京法令出版社, 1986 )44 . 11 ) 沢庵宗彰: 東海夜話 「気」 ( ), 理科教育 1646 史資料 5 (東京法令出 版社, 1986 )33 . 12 ) 曾田範宗: 摩擦の話 (岩波新書 青版791 岩波 書店197 1 ) 94 . 1 3) 近藤正夫:紙玉デッ ポー, ロゲルギス ト著 , 物理の散歩道 (岩波書店 1964 )9 5 ‐. 1 4 ) 小関真紀, 津留俊介:大口径空気鉄砲を作る. . 日本理科教育学会紀 ことは可能か, 1998 ) 要39(. 81‐. ) 石川徳治:作図による蛙跳び法, 物理教育 1 5 1982 )85- 32‐2(. ) 高橋成和:半固定端における横波の反射, 北 1 6 2001 ) 海道教育大学紀要 ( 教育科学編 )52-2( 95‐. (東洋館出版社1999)33 ‐. 2) 浅利圭子:空気でっ ぽう, 理科の教室 268. (本学教授. 函館校). ) 67 ( 1979 ‐. 117.
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