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幼稚園から小学校への移行におけるクラスワイドSSTの効果

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Academic year: 2021

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(1)幼稚園から小学校への移行におけるクラスワイドSSTの効果 専攻.学校教育研究科,特別支援教育学算攻 コ.ス=特別支援教育コ■ティネーター=.ス. 学籍番号1M08116J. 氏名1局嶋朱 1聞記と日。. トランクの藺客.  通常の学級に在籍する発達障害のある子どもの支援に. 1)ω=CSST指導案,掲示物,. ついて笹森(2007)は,「学級経営の重要性Iを述べている. 園児への手紙,宿題,保護. が,指導書がある教科学習と違い学級経営,学級作りの. 者への啓発資料,尺度用紙. 改善は難しい。阿部(2009)はrクラス全体の社会性を高め. 等の資料等. るrU−S STソーシャルスキルワーク」を開発し,クラ. 2)握胴真う拠=ノd多,. スで行うS ST(以下CSSTと略)が学級作りに役立つ. タイマー掲示物等. と述べている。また水谷ら(2007)は児童本人の社会的ス. 3)鐵ヒ字ごほうびメダル等 【トランクの113則. キルに改善が見られない場合でもその周りの児童のスキ. ルが改善され,児童本人の学級適応感が改善される事を. 3.方冒と繧晒. 〔1)嚇=3一=舳λ鮪う. 示したこうした集団SSTの効果について佐藤ら(2000) は,幼児に対する効果を期待出来ると述べている。. 1)邊呂による3回の㎜傍冑標的スキルは,①上手な.  CSSTについては効果の維持が課題となっているが,原. 聞き方②あたたかい言葉がけ③質問・依頼名人を選択した. 田・佐藤(2006)は前年度に学習したスキルの少しの再学. 訓練期間は1月中句から2月初旬で2週間に1度実施;. 習で社会性が次年度も維持されることを示している。. CSST保育をパッケージ.化したトランクが幼稚園を訪れ,カり.  これらの事から,就学を控えた幼稚園年長児にCSSTを実. こいい1年生になる修行を呼びかける設定にした。CSSTの. 施し,さらに小学校でCSSTの再学習を行う事で,麟. 手続きに制による教示,モデリング,リハーサル,フィードバ. 児の幼稚園とノ」哨交両方での,学級適応の改善が図れるの. ックから構成され,担任含め園児6人に対し1人の指導員が. ではないかと考えた。一方で,幼稚園には阿部ら(2009)が. つく体制をとった。. 2)鰍,削る箏・一よ・る靴. 開発したような実践的ツールの幼稚園版はない。しかし, 教材をパッケージ化する事は「教師が取り組みやすく」「子. 3)表真で⑫宿題・各回宿題を出しトークン法にて強化。. (2)露掘. どもの興味をひきやすい」ため「学びやすく取り組みやす. 1)融真=事荷tと事=後の穫臨. い」利点があると考えられる。そこで本研究では以下の 3点を目的とする。1.幼稚園におけるCSST保育をパシゲ. 2)議固日=^「幼児の問題行動の個人差を測定するた. ージ化したトランクを開発し,それらが発達障害のある幼. めの保育者評定尺度」(金山ら,2006)を全員に行う。8.渡辺. 児の社会性を伸ばし学級適応に効果があるカ吻実践険証. ら(1999)により標準化されたr幼児版教師評定用社会的スキ. を行う事。2.幼稚園CSSTが小学校移行に有効に箪くか,. ル評定尺度」(以下SSRS)をQ児に実胞. CSST経験群と未経験群との観察と,問題行動尺度の比較か. 3)邊目!聞からの田き訳りCSST1ヶ月後の幼稚園担任. ら検証する事。3.ノ』哨交でのCSST再学習カ郷不経験群と. からの聞き取り。入学時に,小学校1年生担任への聞き取り。. 未経験群の問題行動の改善や,学級適応に効果があるか検. 4.記果:介入の前後でQ児のSS路の社会的スキル領域. 証し,トランクを改良する事を,目的とする。. は増加を示したまた「上手な聞き方」についてはQ児が. l1方冒(脳. 掲示物を見てスキルを実施しようとし,今までの教師と. 1.幼稚園の㎝保育パッケーヅ開発とその効県検証. ばかりの関わり方と違い,友達に何かを要求しようとす. 2.幼稚園CSSTの小学校移行時の効果検証及び,小学1交. る等の変イ跡あった。さらに仲間園児の問題行動は下検.  CSST再学習の効果検証. 定を行った結果,事前と事後で有意に改善され仲間もQ. 3.幼稚園CSSTの改善及びパッケージの改良. 児の働きかけを多くつかみ,関わり合いは増えた。また,. 1110暁1=幼麗1での。㎜^’功・グの開結と舅竃検亜. 例年の姿よりCSST経験群は卒園式練習などの場面で,聞 くカがついていると担任が感じたが,CSST1ヶ月に移行し. 1ま撮児:A町立B幼稚園年長組30名 (うち発達障害のあるQ児を含む). た小学1交での!』・1担任からの聞き取りと筆者による観察で. 2.腕頭:200X年10月∼翌年4月. は,幼稚園で習ったスキルを使う児童は僅かであった(1. 230.

(2) 組6例2組7風聞き取りと行動観察より). 表2 内在化及び外佳化問題行動得点. 表1 幼稚園の介入前後の問題行動の変化. 事前12月. 事後3月. 未経験群(N=21). 経験群(N=28). 有意差. 平均値 標準偏差 平均値. 標準偏差. P〈.001.     4月    1,19   0,43    1.70. 1,05. 内在化  6月    1,08   0,30   1.46. 0,79.     11月   1,06   0,23   1.26. 0.55.     4月    2,04   1,05    2.07. O.94. 5.書蔓:CSST保育が,発達障害児の社会性をあげ学級適. 外在化  6月    1,72   0,91   1、フ5. 0,91. 芯を改善し,多くの園児の問題行動を下げ本と思われた。.     11月   1,49   0,69   1.52. 0.70. ○はSD. 241. 内在化 (8.74). 外在化. 15−1 (6.99).   15.03 i6.78). 9.06. P〈、001. (417). 注値は合計得点を項目数で除したもの. 一V 脇I.=4串陸1年生の0鮒膏鰯6 1.対曇児:A町立B小学校1年生,2クラス49名. 3. 3. 2. 2.      (うち発達障害のあるQさんを含む). 2.田関:200X年十1年4月∼200X年十1年の11月 3.方邊と目晒.  }一一一一・.}一一一・・一一;…. (1,嚇:2■=舳入鮪う. 1. 訟      「. 1. 1競■1一    一1一占・未饗験酬一■一’・一. 1,埋匡による2回の0S町種曳標的スキルは,幼稚園 と同じスキルを選択した,ただし,場の様子を考えずスキ ルを使ってしまう誤学習を修正するため,③に儲か途切れ. 0. O. 4月  6月  11月. 4月  6月  11月. 句で2週間に1度実施;授業をパッケージ.化したトランクが. 増握■㎜露■8と ■1=      目2=. 小学校を訪れ,本当にかっこいい1年生になっているか確. 5.書目幼稚園からのCSSTは,移行時に有意に内的問題. かめる修行を呼びかける設定で,.2週間に1度実施した。. 行動を下げたという点で,スムーズな移行に有効であると考. CSSTの手続きは幼稚園と同じ構成で行われた虜だけ学年. えられた。また小学校の再学習は,両群に有効であった. るまで待つ」を付け加えた。訓練期間は5月中句から6月下. ●. V密萬I−1.胴6師の改彗. 複数で行い,担任が主指導をした。. 1.鰻児:①A町立B幼稚園年長組26名②C市立E幼. 2)国の昌胴や,嘗Oる事による強化. 稚園年長組2クラス64名. (2,目掘. 1)伺醐日.4∼9月の問1週間につき2目観鶏. 2.腕靱:200X年斗1年9月∼200X年十2年の1月. 2)識自.幼稚園で使用した^尺匿は学年全員.8.. 3.事饒き=研究Iと同様であった宿題は行わなカりた。. SSRSをB幼稚園からノ1欄τに際し配慮したD死と,Q. 4.結果=CSSTで学習した文言で話が通じるといった担. 死と,担任が配慮している他国出身K死とに実施したCSST. 任からの報告があった今後入学時の様子から検証する。. 前の4月,2週間後6月と半年後11月に尺度を取った 3)担百塩からの間き聰リ=訓練1ヶ月後に行った.  小学校入学早期においてCSST経験群は内的問題行動が. 4)帰日の感邊の閨き訳り=筆者がスキルが出来たかどう. 未経験群より有意に下がった状態で入学していた事から. かと授業の感想について尋ねた. CSSTはスムーズな移行の一助になると考えられた。また. 4.麗E:介入の後,Q児が幼稚園で使わなかった「先生,. 幼稚園でCSSTを行う事で幼稚園での全体の問題行動を減. V1膿嚢. 今話しでいいですか?」と話したり友達に「何してる. らし,さらに小学1交移行後に再学習する事で,両詳の問. の?」と質問したりする行動が現れた。また,CSST経験. 題行動を減らし,・学習した事が学級規範を整える役割も. 群B幼稚園出身児と他国出身児未経験群の時期とグルー. 果たすと考えられる。さらに発達障害児の社会性と学級. プの2要因の分散分析を行い,CSST事前の4月と,訓練. 適応の改善が見られたが,荒木ら(2007)が「子どもが. 半年後の^尺匿平均の差を比べた結果,内的問題行動に. 担任教師との関わり方を学んだり担任教師からのサポー. おけるグループの差に有意差があった4月の段階で経験. トを感じたりする可能性がある」と述べているように,. 群は内的問題行動が他国より有意に低かった。一方でr多. 幼に続いて小学校でCSSTを行い,クラス全体で長期にわ. 動である」というような外的問題行動については,4月の. たって連続してスキル便う教育課程を組む事で,麟. 時には両群とも様子としては変わらなかったまた,CSST. 害児にrこう振る舞えば大丈夫」という環境を与え, ソーシャルナポートを増やす事になると、思われる。. 後は両群とも,有意に外的問題行動の数値が改善され,. 内的問題行動については未経験群が時期において有意に.  学級の子ども達が先生を行動のモデルにしているとす. 問題行動を下げたまたB幼稚園児は発表が多い等,小 学校でのCSST授業に意欲的に参加した。またCSST未経. れば,CSSTのrよい行動を見て営める」教師をモデルに 学級の仲間の子どもも,お互いの良レ桁動を見て誉め合. 験群もよくスキルを使い,学年としてCSSTで学習した文. うようになり,あたたかいクラス=発達障害児が適応し. 言で話しが通じ,スキルがルール化した,といった担任. やすいクラスが育っていくと思われる。.             主任脂導教員柘植雅義             指導教員  樹直雅義. からの報告があった。. 一231.

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参照

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