• 検索結果がありません。

Survey on Business Needs and Strategies in the Mekong sub-region (draft)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "Survey on Business Needs and Strategies in the Mekong sub-region (draft)"

Copied!
52
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

メコンビジネス・ニーズ調査2012

2012年8月30日

(2)

2

目次

1.

調査の概要 ………・・・3

2.

メコン地域における全般的な事業展開状況・事業戦略…10

3.

貿易円滑化・ロジスティクス………・・・・・17

4.

ハードインフラ・・・ ・・・ ・・・ ・・・・・・・・・…・・………・・・・・30

5.

有望産業、サービス産業の振興………・・・…・・・・ 37

6.

日本本社・シンガポール地域統拢拠点からみたメコン地域

戦略(サービス産業を含む)………43

(3)

 目的: 2009年8~10月に実施したメコン地域におけるビジネス・ニーズ調査及び日メコン 産業政府対話のフォローアップとして、日系・地場系企業のメコン地域における最新 の改善ニーズや事業戦略を調査し、インフラ整備や制度改善につなげる。かかる観 点から、本調査は2009年からの「変化」に重点を置いて実施する。  調査期間: 2012年3月20日~7月18日  手法:インタビュー調査'含むアンケート調査(  対象企業数:計196社 [メコン地域] 152社'カンボジア24社、ラオス19社、ミャンマー21社、タイ40社、ベト ナム48社( [日本、シンガポール、マレーシア] 44社'シンガポール・クアラルンプールRHQ企業10 社、産業政府対話日本側メンバー企業14社、サー ビス業企業20社(  調査協力:AMEICC事務局

第1章 調査の概要

(4)

依然として課題は残る! 2009年 メコンビジネス ニーズ調査 '2009(実施 <改善点 •ハードインフラ開発の着実な進展(例: 第3メ コン架橋の完成、道路/港湾施設/工業団地 などの整備の進展) •貿易円滑化/自由化の進展'例: ASEAN+1 FTAs) •越境交通協定'CBTA(の一部実現 2011年 2010年 ミャンマーの民主化、経済改革の進展 着実な所得増加、中間所得層の増加 中国、ASEAN先進国におけるビジネス環境の変化'人件費上昇、産業政策の変化など( 1 1) 税関手続 (電子通関システム'e-customs(を導入してもなお煩雑な手続き) 2) FTA 利活用 (手続き/原産地証明書'ROO(の規則) 3) CBTA執行の遅れ

調査結果のポイント

2012年 日メコン産業政府対話開始 「日メコン経済産業協力イニシアティブ 'MJ-CI (行動計画」 1. ハードインフラ整備 2. 貿易円滑化・物流 3. 中小企業、裾野産業、起業の強化 4. サービス分野・新産業分野の強化 日系企業のメコン地域への関心の高まり メコン地域への投資や同地域との貿易が急増 1) 東西経済回廊/南部経済回廊の道路状況の改善 i)ネアックルン橋の敷設やダウェイ開発などによるミッシングリ ンクの接続、 ii) 港湾へのスムーズな接続 2) 電力供給の拡大 1) 可能性を有する主要産業の振興 (サービス産業含む) 2) 人材育成 3) 生産性の向上 タイにおける洪水 メコン域内の外部 内部環境 日メコン経済産業 協力イニシアチブ (J-CI)における進捗 状況 メコン域外の外部 環境 貿易円滑化・物流 ハードインフラ整備 産業振興 4

(5)

(参考) メコン地域の顕著なGDP'一人当たり(成長率の伸び

estimate estimate 2001年~2010年の各国の一人当たりGDPの平均伸び率'タイ12%、ベトナム13%、カン ボジア11%、ラオス15%、ミャンマー23%(から、メコン諸国の経済成長が分かる。 CLMV

(6)

6

(参考)日系企業によるメコン地域への対外直接投資

Source of Data: Cambodian Investment Board(CIB), Ministry of Planning and Investment(MPI) of Lao PDR, Myanmar Directorate of Investment and Company Administration (DICA) of Myanmar, Board of Investment of Thailand, Ministry of Planning & Investment(MPI) of Vietnam,

日系企業によるメコン地域への対外直接投資は顕著な伸び。 主な投資先は従来 のタイやベトナムに加え、CLM諸国'特にカンボジア(への投資が増加傾向にある。

(7)

(参考)メコン地域の日本人商工会議所'JCC(メンバー企業の数

JCCメンバー企業数は、メコン5カ国すべてにおいて増加 - カンボジア: 35 社(2009年) → 87社 (2012年) - ラオス: 27社 (2009年) → 39社 (2012年)

(8)

8

(参考)メコン地域の対日輸出

Source of Data: Japan Customs

メコン各国にみる対日輸出では、カンボジア、ラオス、ミャンマーからの対日輸出が 急増'約2倍(

(9)

(参考)日本の対メコン輸出

(10)

第2章 メコン地域における全般的

な事業展開状況・事業戦略

(11)

第2章 全般的な事業展開状況・事業戦略

'ポイント(

回答企業152社中、85社'56%(が過去3年間に以下のいずれかの形態で事業を

拡大した。

 新規投資'例:工場・設備・生産ラインの新設(  既存事業の拡大・アップグレード'海外からのシフト含む(  メコン域内外の貿易促進

特に、カンボジアの部品製造業やラオスの繊維産業は、新規投資も含め著しく拡

大した。

多くの製造業者が、一極集中型の生産を効率的だとみなす一方で、今後想定しう

るリスク分散の必要性に直面している。'例:自然災害・マクロ経済の丌安定要因(

概して、地場企業'特にタイ(や日系企業は、短期的'今後数年内(にはカンボジア、

やや長期的にはミャンマーへの事業拡大を検討している。

過去3年間に域内の事業は拡大

今後の見通し

(12)

メコン地域における事業運用の強化 1

「タイにある製造工場のバックアップとして、カンボジアに工場を新設した。」'自動車部 品、同関連部品メーカー・在タイ( 「ラオスに縫製工場を新設し、タイ産の生地でアパレル製品を製造する。」'繊維メー カー・在タイ( 「製造ライン設備を新設し、拡大する国内需要に対応する'亜鉛メッキ鋼など(。」'鉄 鋼メーカー・在タイ、ベトナム( -「R&D機能を強化し、製品の現地仕様化を図る。」'電気・電子部品メーカー・在ベト ナム、自動車部品メーカー・在タイ( -「中国での人件費上昇、ベトナム製品の品質向上を背景に、製造ラインを中国からベ トナムへシフトさせた。」'自動車部品メーカー・在ベトナム( -「中国もしくは/及びタイ等の人件費上昇を背景に、製造ラインをラオスへ移管した。」 '繊維メーカー・在ラオス( -「インターネットやモバイルユーザーの増加に対応するため、カンボジアとラオスで通信 サービス事業を拡大した。」'通信サービス・在タイ、ベトナム( 12 新規投資 事業拡大や機能強化

(13)

メコン地域における事業運用の強化 2

-「東西経済回廊経由の貨物量が対2009年比で倍増した。特に北ベトナム発タイ向け貨 物の上昇が顕著。」'物流会社・在タイ、ベトナム( -「アセアン物品貿易協定'ATIGA(による輸入税の撤廃・削減を背景に、メコン諸国向け 輸出を開始した。」'飲料メーカー・在ラオス( -「対外、特に中国、インドネシア、インド向けの輸出拡大を目指し、タイやベトナムにおける 製造ラインの強化を図った。」'自動車部品メーカー・在タイ、ベトナム( -「日欧米を含む対外輸出が拡大している。」'繊維メーカー・在カンボジア、ラオス、ベトナ ム( -「タイとベトナムで製品・分野が特化、またアセアン物品貿易協定'ATIGA(の下での効率 的な生産集中などを背景に、タイ事業とベトナム事業の独立性がさらに促進。」'自動車 メーカー、電気・電子部品メーカー・在タイ、ベトナム( -「陸送需要が十分に見込めない中、陸送事業からの撤退し海上輸送事業へシフト。」 '物流会社・在ベトナム( -「オートバイ登録時に納税通知書の提示が義務化され、周辺国からの密輸が減尐し た。」'二輪車メーカー・在カンボジア( メコン地域内外の貿易拡大 事業の効率性強化

(14)

'参照( CLMを包拢した生産ネットワークの強化

-裁断・縫製・仕上げ '於ラオス・カンボジ ア( ★ AJCEP、AKFTA を活用し対外輸出'日本、韓 国など( Bangkok ★ Bangkok -中核部品の製造と対外輸出: ・他のASEAN諸国向け'AFTAの活用( ・インド・中国向け'タイ-印2国間FTA やASEAN中国FTAを活用( <事例1:繊維・衣料製品> <事例2:電子部品> 14 -最終製品'アパレル製品( のデザイン -織布・繊維の製造とカンボ ジアへの輸出 - カンボジアで半 製品'未完成部 品(の製造、タイ・ マレーシアへ輸出

(15)

メコン地域における今後の事業計画 1

-「一極集中型の生産は費用対効果が高い反面、自然災害やマクロ経済の丌安定等に 対するリスクを分散することも必要。」'電気・電子部品メーカー、自動車部品メーカー・在 タイ( -「ベトナムにおける事業拡大とタイ・リスクの分散化の観点から、ベトナムにおけるインフラ 整備とより安定した産業政策が求められる。」'部品メーカー、二輪車メーカー・在タイ( -「アジア域内および域外'欧州、アフリカ等(の新興市場への輸出拡大を目指す。」'電 気・電子部品メーカー、自動車部品メーカー、加工食品メーカー・在タイ、二輪車メー カー・在ベトナム( 想定リスクの分散 対外輸出

(16)

メコン地域における今後の事業計画 2

-「カンボジアは、貿易・物流に関する手続きや透明性が改善されれば、今後3~5年内に製 造設備を新設するには、非常に有望である。」'自動車部品メーカー・在タイ( -「近い将来、小売サービス業にとってカンボジアは非常に有望。ベトナム南部での小売事業 が良い事例になるかもしれない。」'商社及び小売業・在タイ( -「ラオスでは、天然資源を活用した産業・ビジネスが有望。」'商社・在ベトナム( -「ラオスでの製造事業は継続して強化する。」'繊維メーカー・在ラオス( -「ティラワ経済特区が深水港や発電所等施設を備えて開発されれば、外資系製造業者の ミャンマーへのニーズを満たす。」'商社・在ミャンマー、木材加工業者・在ミャンマー( -「ダウェイは南西アジアへの玄関口であり、今後素材産業の製造拠点となりうることから、テ ィラワ経済特区以上に重要である。ついては、ミャンマーとタイ両政府からの強いコミットが 非常に求められる。」'商社・在タイ( -「ミャンマー事業では、特にサービス業'金融やテレコミュニケーション(や工業団地の開発 が有望だとみている。」'通信、銀行、丌動産開発・在タイ、ベトナム( 16 カンボジア ラオス ミャンマー

(17)
(18)

18

第3章 貿易円滑化・ロジスティクス

'ポイント(

回答企業152社中、39社は過去3年で税関手続きは改善されたと回答した。改

善点は以下の通り

 認定事業者(AEO) やグリーン・レーン制の導入'特にベトナム(  輸入・輸出ライセンス取得の迅速化'特にミャンマー(  税関当局と業者の相互理解の向上 同時に、55社は特筆すべき改善点は見られないと回答した。税関手続きの障害は以下の 通り  電子通関'E-Customs(の問題:'例 ①頻発するシステムのシャットダウン、②対面方式 による税関手続きが いまだに顕在'特にベトナム( ③地方都市での導入が丌十分'カ ンボジア、ラオス(  税関手続きに伴う負担'例 ①東西回廊や南部回廊沿いのワンストップによる検査の丌 足、② 通関書類原本が必要'特にベトナム(  HSコードの誤分類'事前教示制導入の必要性(  国境税関の運用時間延長の必要性'例:24時間受付、通常時間帯以外の受付(  「非公式な通関手数料」の要求による予定外コストの発生'特にカンボジア、ベトナム、ラ オス(

税関手続き

(19)

FTA 活用

日本とのATIGAやEPAが頻繁に活用される中で、ASEAN中国FTA、ASEANインドFTAな どの利用も始まっている。 FTA促進を妨げるものは、以下の通り。  原産地証明書の煩雑な発給手続き'例:発給に長時間要する、特にベトナムなどの 発行機関による実地査察(  原産地規則'例:i)複数のFTAの中で異なる原産地規則が混在、ii)原産地規則が厳 格'ASEANインドFTA((  関税問題'例:i)HSコードの分類や理解度に違いがある、ii)ATIGAやASEAN中国FTA における互恵規程に起因する場合を含めた丌十分な関税削減( CBTAは貨物・旅客の移動において利用されているが、産業界からは以下の要請がある。  加盟国間における陸路物流ルートの規制緩和が限定的'トリプルライセンス(  CBTAの批准/導入'ミャンマー、カンボジア-タイ間の南部経済回廊沿い(  相互乗り入れ可能な輸送車数の増加

越境交通協定 (CBTA)

(20)

税関手続き 1'改善された点(

-「概ね、貿易・税関手続き上の問題はこの2、3年で減尐してきた。」'電気・電子メーカー、

自動車部品メーカー、物流会社・在タイ、ベトナム(

-「認定通関業者'AEO:Authorized Economic Operator)として認定、及び/あるいは、グ

リーンレーン通関認定を取得した後は、通関に要する時間は著しく短縮された。」'電気・ 電子メーカー、自動車部品メーカー、繊維メーカー・在ベトナム( -「税関職員が当社との通関業務に慣れてきたため、タイ-ラオス国境'ベトナム寄り(地点 の通関がかなり短縮された。」'自動車部品メーカー・在タイ( - 「“納税通知書”が紙ベースから電子化されたため、タイ-カンボジア国境及びベトナム-カンボジア国境地点の通関所要時間が著しく短縮された。」'二輪車メーカー・在カンボジ ア( -「輸入ライセンス取得のリードタイムが3週間から3日~5日に短縮、更に通関手続きも 10日から1日~4日まで短縮された。」'物流会社、繊維メーカー・在ミャンマー( 20

(21)

税関手続き 2'改善すべき点(

- 「e-カスタムが導入されたが、通関手続きの費用が30%以上増加した。」'自動車部

品メーカー・在タイ(

- 「ASCYUDA'Automated System for Customs Data(が導入されたのは、シアヌーク

ビルやタナレンなどの主要国境税関のみで、地方国境税関では相変わらず負担が大 きい。」'繊維メーカー・在カンボジア、物流会社、繊維メーカー・在ラオス( - 「 ASCYUDAが導入されはしたが、申請自体は今だに国境税関で行っている。」'繊維 メーカー・在ラオス( - 「 カスタムが導入されたが、通関手続きは今だに負担が大きい。理由として、i) e-カスタムが頻繁にダウンすること、ii) 導入後も手書きの紙面申請が残っていることが 挙げられる。」'部品メーカー、自動車メーカー、物流会社・在ベトナム( - 「最低基準'年間貿易量など(があまりにも高く、認定通関業者'AEO:Authorized Economic Operator)の取得は厳しい。」'繊維メーカー・在ベトナム( 通関制度における問題点

(22)

22 - 「国境では、シングルストップ'あるいは、ワンストップ(での通関が早急に導入されるべき。 通関手続きを双方の国境で行うと、かなり負担が大きい'ラオバオ-デンサワン国境な ど(。」'物流会社・在タイ、ベトナム、二輪車メーカー、繊維メーカー・在カンボジア( - 「国境地点で、税関・警察から税関関連書類の原本'コピーは丌可(の提示が求められ る。原本を取り寄せるには時間がかかり、非常に負担となる。ベトナムにおける輸出入・ 港湾関連情報処理システム' NACCS :Nippon Automated Cargo And Port

Consolidated System(の導入においては、手続きの簡素化のためにもコピーも認められ るべきである。」'物流会社、部品メーカー・在ベトナム( - 「ベトナム商工省'MOIT(からの輸入許可取得には1週間から10日を要し、ベトナムへ の輸入手続きは時間ばかり取られる。」'電気・電子メーカー・在ベトナム( - 「国境通関に際し、首都における通関許可を事前に取得しなければならないのは、余 分な手続きである。」'自動車部品メーカー・在タイ、二輪車メーカー・在カンボジア、物 流会社・在ベトナム( 負担の大きい手続き

税関手続き 3'改善すべき点(

(23)

- 「予期せぬ関税を課せられることを回避するためにも、事前教示制度の速やかな導入が 強く求められる。'物流会社・在ベトナム、自動車部品メーカー・在タイ( - 「現地通関当局者間や地方の工業団内税関においてさえ、HSコードの誤分類や理解 度の差がある。」'電気・電子メーカー・在ベトナム( - 「輸送時間短縮のためにも通関窓口の24時間開庁は速やかに導入されるべき。」'繊 維メーカー、SEZ運用会社・在カンボジア、自動車メーカー・在ベトナム、食品加工会社、 物流会社・在タイ( - 「緊急輸出入時にさえも、通関窓口の時間外対応が認められない。」'自動車メーカー・ 在ベトナム( - 「カンボジアとベトナムの通関開庁時間を一致させて欲しい。」'物流会社・在ベトナム( HSコードの誤分類 国境通関の開庁時間延長

税関手続き 4'改善すべき点(

(24)

- 「多くの国で、非公式な通関手数料を要求される。カンボジアでは、ベトナムの4~7倍 の手数料がかかる。」'物流会社・在カンボジア、ベトナム( - 「通関電子化後であっても、手書きの書面手続きが続いており、予期せぬ非公式な手 数料を支払うことになっている。」'物流会社・在ベトナム、繊維メーカー・在ラオス( - 「輸入税については、税関当局の独自のリストに基づいて課税されるため、インボイスに 基づく関税より割高になることがある。」'二輪車メーカー・在カンボジア、自動車メー カー・在ベトナム( - 「関税払い戻し制度に基づき、輸入品を再輸出品か、国内使用品かを厳格に分類す るよう要求されるが、輸入時点での厳密な区分けは非常に困難。」'鉄鋼メーカー・在タ イ、飲料水メーカー・在ベトナム( - 「中古機械のようにベトナムの輸入禁止品目は、カンボジアでは輸入できてもベトナム経 由で輸入できない。2009年に無効になったカンボジア-ベトナムの二国間協定の改訂 を行い、トランジット規則の緩和措置を取るべき。」'輸送会社・在ベトナム( 24

税関手続き 5'改善すべき点(

関税払い戻し制度の問題点 トランジット規則の緩和 予期せぬコスト

(25)

- 「近隣諸国への輸出時にアセアン物品貿易協定'ATIGA(を活用し、アセアン経済共同 体'AEC(発効前に各市場に食い込みたい。」'飲料水メーカー・在ラオス、自動車メー カー・在タイ( - 「日アセアン包拢的経済連携'AJCEP(を頻繁に活用すれば、対日輸出時には関税ゼ ロとなる。原産地証明書の取得では、特段問題は無い。」'繊維メーカー・在カンボジア、 ラオス( - 「ASEAN・中国・インドにまたがる生産拠点を効率的に連携させるために、ASEAN中国 FTAやASEANインドFTAなどの二国間FTAを活用することは必要丌可欠。」'自動車部 品メーカー・在タイ、繊維メーカー・在ベトナム( - 「低い関税で輸出する場合、 ASEAN中国FTAは非常に有益である。」'加工食品メー カー・在ミャンマー( - 「地域大での事業の方向性を決定する場合、FTAの導入や交渉についての情報は非 常に重要である。」'自動車部品メーカー・在タイ、繊維メーカー・在カンボジア、ラオス、 商社・在ベトナム( - 「当社には、FTA/EPAよりも慣れ親しんだスキームがあるため、両方とも活用していない のが現状。」'靴メーカー・在ラオス、加工食品メーカー・在カンボジア(

FTA利活用 1 '現状(

(26)

FTA利活用 2 '課題(

- 「ある国'例えばタイ(でCOOの発行が遅れると、他の地域'例えば、ベトナムやラオス(で の業務にも大きな支障が及ぶ。発行業者は、1箇所の遅れが他所へ連鎖してしまうこと も考慮して期日通りに発行して欲しい。」'二輪車メーカー・在ベトナム、繊維メーカー・在 ラオス( - 「新しい製品のCOOを発行する場合、当局による生産ラインの査察が要請される場合が ある。その結果、取得するまでに更に2,3ヶ月を要することになる。」'自動車部品メー カー、物流会社・在ベトナム( - 「FTAを活用しない場合であっても、 COO 'フォームN(の取得を要求されてしまう。」'繊 維メーカー、部品メーカー、物流会社・在カンボジア( - 「フォームD'ATIGA(を取得するのに5日かかる。結果、配送期限を守るために、場合に よってはCOOの取得以前に通関を開始しなければならない。」'繊維メーカー・在カンボ ジア( 26 原産地証明書'COO(取得手続き

(27)

-「6桁のHSコード分類すら中国-ASEAN、インドーASEAN間で異なる場合があり、予期せぬ 関税が課税される場合がある。」'自動車部品メーカー・在タイ、ベトナム( -「HS条約の2012年改正に伴うHSコードの変更に伴い、幾つかの輸入品目に対する関税 が引き上げられた。こういう場合でも、FTAに基づく低い関税が適用されるべき。」'自動 車メーカー、二輪車部品メーカー・在ベトナム( -「 ASEANインドFTAでは、インドの関税削減は丌十分である。ASEANやメコン諸国はインド との貿易で自由化を更に促進するためにも協調すべき。」'自動車部品メーカー・在タイ 及びベトナム( -「アセアン物品貿易協定'ATIGA(やASEAN中国FTAなどのいくつかのFTAにおける互恵 関税撤廃は、第3国への輸出において低い関税率を享受する上で障害となる。」'自動 車部品メーカー・在タイ、二輪車部品メーカー・在ベトナム() 27 -「FTAを更に有効活用するには、ROOの調和やFTAの統合が強く求められる。」'自動車 メーカー・在タイ及びベトナム、電気・電子メーカー・在タイ、繊維メーカー・在ベトナム( -「ASEANインドFTAの原産地規則は非常に厳格でCTSH'関税分類変更基準・桁レベル の変更(とRVC35%の両方を満たさなければならず、 co-equal 制度'付加価値基準か 関税分類変更基準かのいずれかを選択できる制度(を導入すべきである。'電気・電子 メーカー・在ベトナム、電気・電子メーカー、自動車部品メーカー・在タイ( -「日ASEAN包拢的経済連携'AJCEP)等、いくつかのFTAは、第3国からの原料・部品を 利用する場合関税ゼロは難しい場合がある。」'繊維メーカー・在ベトナム( 関税関係書類の発行 原産地規則'ROO(

FTA活用 3 '課題(

(28)

物流円滑化 1:越境交通協定 (CBTA)

- 「カンボジア-ベトナム間の観光客の往来を促進するという観点において、越境交通協 定'CBTA(は、観光促進に非常に有意義である。」'旅行会社・在ベトナム( - 「タイ-ラオス間越境輸送は、積み替えが丌要になり、流れがかなり円滑になった。」'靴 メーカー、加工食品メーカー・在ラオス、物流会社・在タイ( - 「越境交通協定'CBTA(の導入に際し、国境積み替えは丌要になり、それに伴い貨物 への損傷リスクが減尐した。」'部品メーカー・在ベトナム( - 「タイ国内'コーンケンまで(とベトナム国内'ダナンまで(で輸送制限がかけられており、 越境交通協定'CBTA(のトリプル・ライセンスは、役に立たない。」'物流会社・在タイ、 ベトナム( - 「南部経済回廊沿いの輸送を促進するには、カンボジア-タイ国境におけるCBTAの早 期施行が必要丌可欠。」'物流会社・在タイ及びカンボジア、繊維メーカー・在カンボジ ア、部品メーカー・在カンボジア( - 「ミャンマーにおけるCBTAの早期批准及び導入が強く求められている。そうすれば輸送 中の貨物への損傷がかなり減尐する。」'物流会社・在ミャンマー( - 「カンボジア-ベトナム間の相互輸送トラックに付不される通行許可書の件数を増やす べき。現時点では、その大半は観光バスへの許可であり、陸送トラックへの付不ではな い。」'物流会社、輸送会社・在ベトナム( 28 現時点での活用と改善点 要改善点

(29)

物流円滑化 2:その他事案

■越境交通協定 (CBTA) 関連に加え、以下の通り、民間企業より懸念事項が挙がった。 -「パトカーによる先導要請が無くなり、かなり改善された。」'部品メーカー、繊維メーカー・ 在ラオス( -「メコン諸国でもCTBAが導入されたが、ベトナム人ドライバーは他国'カンボジアやラオ ス(での運転を嫌う。'カンボジア人やラオス人も他国での運転を嫌う。(」 '物流会社・在 ラオス、ベトナム( -「メコン地域における交通標識の調和を図れば、ドライバーも交通規則や目的地を簡単 に理解できる。」'物流会社・在ベトナム、商社・在タイ( -「ガソリン価格の上昇に加え最低賃金も上昇傾向にあるため、トラック経費も年を追って 上昇している。」'物流会社、繊維メーカー・在タイ、ベトナム、カンボジア( -「越境交通を担保するためにも、第三者'保険会社(を採用し、タイ・ラオス・ベトナム・ ルートに保険を掛ける必要がある。」'商社・在タイ( 改善点 要改善点

(30)

第4章 ハードインフラ

(31)

第4章 ハードインフラ

'ポイント(

東西経済回廊(EWEC)については、企業からの強い要望がある。  EWEC上の道路状況の改善'特にラオス、ミャンマー(  ベトナムの港湾の改善'例:ラクフェン港、ブンアン湾(  港湾へのアクセス道路の改善 南部経済回廊(SEC)では、ミッシングリンクの解消に強い要望がある。  ダウェイ港と関連インフラの開発'例:タイとのアクセス道路、工業団地、港湾施設(  ネアックルン橋の完成  カイメップ-チーバイ港とホーチミン市とのアクセス道路の改善 CLMV諸国では、官民の適切な「役割分担」による電力供給の改善が強く望まれる。 更に、以下のプロジェクトは優先されるべき:①経済特区の新設'例:ティラワ(、②CLMV

経済回廊のハードインフラ

他のハードインフラ

(32)

道路状態・性能の改善 32

ハードインフラ 1: 東西経済回廊

「円滑な輸送には、街灯に加え、東西 経済回廊(EWEC)の道路状態・スペッ クの改善'特にラオス国内部分(が重 要である。」'自動車メーカー・在タイ、 物流会社・在ベトナム、金融機関・在 ベトナム( 「今後ヤンゴン、ティラワSEZ、バンコ クを結ぶ陸送が増加することを考慮 すると、東西経済回廊'EWEC(の ミャンマー国内の整備と、メソット-ミャワディ国境地点の安定的な輸送 が非常に重要になる。」'自動車部品 メーカー、織物メーカー・在タイ、物 流会社・在ミャンマー( 「ティラワ港プロジェクトを有益にする ためにも、港湾には低温貯蔵設備を 設置すべき。」'加工食品メーカー・ 在タイ( 「メコン第3国際橋は開通したが、ラオ ス-ベトナム国境地点で税関や積み 替え設備が未整備なため、ショート カットは、物流ルートとして利用できな い。」'物流会社・在ベトナム及びタイ( ベトナム港湾の開発 「ラックフェン港及びハノイ港との アクセス道路'国道5号線など( の改善は、北部ベトナムの製造 業者にとって重要。」'自動車部 品会社、電気・電子部品メー カー・在ベトナム( 「ブンアン湾などの港湾の開発及 びアクセス道路'特にラオス国道 12号線の山間部(の整備は、ラ オスからの農林物資の輸出を促 進するためには非常に重要。」 '食品加工会社・在ラオス、物流 会社・在ベトナム及びタイ( 新たな要請/提言 「ビエンチャンーバンコク間の鉄 道が貨物用に活用されれば、 物流コストが軽減されるだろ う。」'繊維メーカー・在ラオス( 「ラオスーダナン港間の国道 18号線の開発は、アグロ・ビジ ネス、観光、鉱山等の分野に 有益である。'商社、アグロ・ビ ジネス会社・在ラオス(

(33)

ジェトロは、2012年3月に第3メコン友好橋を経由したバンコク-ハノイ間の3国間輸送ルートについて 調査を実施した。第2メコン友好橋を利用するルートとの比較内容は以下の通り。

'参考( 第3メコン友好橋を経由したルートにおける3国間輸送

'バンコク-ハノイ(に関するジェトロ調査

第3国際橋 経由 第2国際橋 経由 比較 距離 449km 595km -146km 平均速度 40.7km/h 42.7km/h +2.0km/h 実質稼動'運転(時間 11:02 13:52 -2:50 通関所要時間 5:54 2:28 +3:26 積み替え所要時間 1:30 0:30 +1:00 バンコク-ハノイ間合計走行距離 第3国際橋経由 1,429km 第2国際橋経由 1,575km <提言> 第3メコン友好橋経由の方が走行距離は短いが、物流コストが高くリードタイムも長い。CBTAの下でトランジット 手続きが導入されれば、通関所要時間は短縮化される。更に、物流インフラ整備、人材育成、ワンストップやシ ングルウィンドウサービスの施行、国境税関開庁時間の延長等でビジネス環境は大きく改善されるだろう。 (ムクダハーン-ホンリン)

(34)

道路の状態・機能の改善 34

ハードインフラ 2:南部回廊

「ネアックルン橋の建設、プノン ペン周辺の環状道路を含めた 南部経済回廊の改善は促進 すべき」'在カンボジア、越二 輪車メーカー、在タイ商社、在 カンボジアガーメントメーカーな ど多数( 新たな要請/提言 「メコン川沿いに航行しホーチミン へ入る貨物船の数が増加してきて おり、チョーガオ'Cho Gao)運河に おける障害'狭い河川幅、低い橋 下など(は取り除かれる必要があ る。」'物流会社・在ベトナム( バンコク-プノンペン-ホーチミン 間の既存鉄道路線の保守、及 び再連結は、大型貨物輸送に 非常に効果的。」'紙製造業 者・在マレーシア( 「カイメップ・チーバイ港へのア クセス道路はさらなる整備が必 要。」'商社、物流会社・在ベト ナム( ダウェイ港と関連インフラの開発 「もしタイとミャンマー政府がダウェ イにおいて、港湾開発、タイとのア クセス道路の開発、貿易・輸送促 進を含む素材産業の設置に真剣 に取り組めば、産業の大幅な再配 置をもたらすことになるだろう」'在 タイ商社、鉄鋼メーカー、化学 メーカー等( 「インド自動車産業の成長が早い ことを踏まえると、インドとタイの相 補関係の実現化の観点から、ダ ウェイ・プロジェクトの意義は非常 に大きい。」'自動車メーカー・在 タイ( 「ミャンマー産業界がダウェイ・プ ロジェクトから何らかの利益を享 受するためにも、ヤンゴン-ダウェ イ間のアクセスを改善する必要 性がある。」'電気・電子メー カー・在ミャンマー(

(35)

ハードインフラ 3:エネルギー関連インフラ

-「丌安定な電力供給は製造に影響がある。」'飲料、電気・電子メーカー・在ベトナム、繊 維メーカー・在カンボジア、ミャンマー( -「電力丌足や供給網にはなお問題が残る。世帯向け電力割当の必要性を認識しつつも、 製造業者向け電力もかなり逼迫している。」'産業組合・在ミャンマー、繊維メーカー・在ラ オス、ミャンマー( -「カンボジアでは土地買収が難しいため、民間企業が長距離送電網の開発を行う際に、 難問に直面する。」'エネルギー会社・在タイ( -「ミャンマー政府は関連省庁の政策を一つにとりまとめる必要がある。そうすれば適切な エネルギー政策を取ることができる。」'エネルギー会社・在タイ( -「“スマートシティ”のようにマクロスケール・グリッドシステム'次世代電力網システム(を導 入すれば、電力供給丌足は実質的に解消されるだろう。'開発業者・在タイ( 利用者の視点 供給側の視点

(36)

ハードインフラ 4: その他

- 「ティラワ経済特別区'SEZ(は、製造分野でミャンマー進出を目指す外資にとって有力な 投資先となりうる。」'物流会社、開発業者・在ミャンマー( - 「SEZがタイ-ミャンマー国境周辺に開発されれば、地理的にタイの産業集積地にも接近 しており非常に意義深い。」'物流会社・在タイ、部品メーカー・在タイ、加工食品メー カー・在タイ( - 「ハノイ、ホーチミン、プノンペン、ヤンゴン等主要都市の空港拡大は、円滑な貨物輸送に は必要である。」 '物流会社・在タイ及びベトナム、開発業者・在ベトナム( - 「プノンペンやヤンゴンのような主要空港では、部品倉庫や生鮮食品用冷蔵保存施設の ような貨物取扱設備の整備を強く要請する。」'部品メーカー・在カンボジア及びタイ( - 「ベトナム国内物流を円滑にしたり、南部経済回廊へ通じる陸路として、ベトナム南北 ルートの整備は、非常に重要である。」'二輪車メーカー、物流会社・在ベトナム( - 「民間企業がより安定的にプロジェクトに関われるように、PPPに関する制度は早急に導 入すべき。」'建設会社、開発業者・在ベトナム( 36 経済特区 空港の開発・機能向上 ベトナム南北ルート 官民パートナーシップ 'PPP(・スキーム

(37)

第5章 有望産業、

サービス産業の振興

(38)

38

第5章有望産業、サービス産業の振興

'ポイント(

 メコン地域では、繊維産業、機械・部品産業'自動車、電気電子(、観光産業などが有 望産業とみられている。  製造業によるメコン地域への投資が増加する一方で、CLM諸国では依然アグロ'農産 物(産業が重要であると指摘する企業もある。  適切な産業政策の必要性'特にベトナムの自動車産業(が指摘された。  日本及び地場系サービス企業'流通、小売、金融、通信、外食、教育など(はメコン地 域での事業展開に高い関心を有している。  しかし、こうした企業は、煩雑なライセンス取得手続き、厳しい規制'外資出資比率、店 舗規模等(などの障害に直面している。  多くの企業は、①CLM諸国の人材育成、②産業育成や生産性の向上によりタイやベトナ ムの賃金上昇に対応することが必要となっている。

有望産業と適切な政策

サービス産業の更なる振興

労働・人材育成への適切な対応が必要

(39)

有望産業の振興 1:有望分野、期待/障壁

- 「市場ポテンシャルや製造の質に関わらず、ベトナム政府の政策'例:高額な登録料、 税制等(によって、自動車、自動車部品、及び関連産業の発展が阻まれてきた。」 '自動車メーカー、自動車部品メーカー・在タイ、ベトナム( - 「東西経済回廊が整備されれば、ミャンマー'特にヤンゴン周辺地域(は衣料品製造 拠点として発展するだろう。」'織物メーカー・在タイ、繊維メーカー・在ベトナム( - 「必要なインフラ'例:港湾、アクセス道路、経済特別区、貿易・輸送手続き等(が適 切に整備されれば、ダウェイは素材産業にとって理想的な場所になり得る。」'織物 メーカー、開発業者、商社・在タイ( - 「カンボジアは、貿易・物流手続きや透明性が改善されれば、近い将来製造設備を 新設するには、非常に有望である。」'自動車部品メーカー・在タイ( 製造業

(40)

40 - 「メコン地域、特にCLM諸国における農業及びその関連分野は重要である。日本発 の企業プログラム、例えば①品質・安全管理 ②生産性向上、③輸出拡大が期待 される。'加工食品メーカー、産業組合・在ラオス及びミャンマー( - 「偽造品の拡散を防ぐためにも知的所有権'特許、商標等(を更に強化しなければ ならない。'電気・電子部品メーカー、加工食品メーカー・在タイ( - 「外資誘致も必要だが、政府は適宜既存中小企業の事業にも注意を払うべきであ る。」'産業組合・在ミャンマー(

有望産業の振興 2:将来性のある分野・期待/障壁

アグロ産業 その他懸念事項

(41)

- 「規制緩和が強く求められる分野は、①外資出資比率、②店舗面積、③事業数で

ある。品質のよい製品や雇用機会の提供という観点からも、日系小売サービスが ASEANに進出することは現地にとっても益がある。」'小売業・在タイ及びベトナム(

- 「ベトナムの経済需要テスト'ENT:economic needs test(のような店舗数規制は、

事業拡大の障害になる。'商社・在タイ及びベトナム( - 「ミャンマー政府から事業ライセンスを取得するのは、かなり難しく、取得までにかなり の時間を要する。」'通信会社・在ベトナム、金融会社・在タイ( - 「既存企業を保護するためにも、100%外資のサービスプロバイダを簡単に認可す べきではない。」'商社・在ミャンマー( - 「メコン諸国では、安定したサービスの提供を可能にするためにも、保険料率の算定 方式を導入すべき。」'保険会社・在ベトナム( - 「輸入品目の事前登録品目名リストは余りにも厳格で事業拡大の妨げになってい る。」'商社・在ベトナム、物流会社・在ベトナム(

有望産業の振興 3:サービス産業の発展に関する課題

外資出資規制及び関連規制 その他障害

(42)

有望産業の振興 4:人材育成と労働コスト

- 「精密さとスピードからみると、ラオスの現地工場の生産性は、中国に比べ3分の1以 下である。」'繊維メーカー・在ラオス( - 「カンボジアでの生産始動時にあたっては、現地採用の社員は製造業での実務経験 が無く、新人労働者に対する初期教育で苦労した。」'部品メーカー・在カンボジア( - 「ベトナムにおいても日本の専門技術教育'高卒もしくは専門大学レベル(は導入すべ きである。そうすれば、高等教育を受けた十分な数の従業員が訓練を受けることがで きる。」'電気・電子製造業者・在ベトナム( - 「日本の政府系機関'例:JICAやJODC(からの人材育成に関わる継続的なサポートが 必要である。」'繊維メーカー・在ミャンマー( - 「タイでは、最低賃金が上昇したので、企業も従業員も生産性を向上させ、競争を維 持させていかなければならない。」'自動車メーカー、自動車部品メーカー、電気・電 子メーカー・在タイ( - 「タイやベトナムでは労働コストが重大な問題になりつつある。」'織物メーカー・在タイ、 部品メーカー・在ベトナム( 42 人材育成 労働コスト

(43)

第6章日本本社・シンガポール地域

統拢拠点からみたメコン地域戦略

(44)

44

第6章日本本社・シンガポール地域統拢拠点からみたメコン地域

戦略'サービス産業を含む( 'ポイント(

回答企業14社'産業政府対話日本側メンバー(中、13社が過去3年間にメコン地域に新 規拠点を設置した。さらに14社中9社が新規投資を計画中である。'主に製造業( 日本本社20社'サービス産業(全てが、メコン地域の市場としての有望性に大いに期待して いるが、一方で、①サービス産業の外資規制、②物流未整備、③未発達な法制度などの 障害に直面している。 概して、シンガポール地域等統拢拠点は、 ①インフラ整備において将来の投資先、②労働 集約的な生産拠点、③消費者市場としてのポテンシャルという点で、メコン地域を重要視し ている。

日本本社

シンガポール地域統拢拠点

(45)

日本本社によるメコン地域戦略

1.

2009年(メコン・サーベイ前回実施時期)以降のメコン地域に

おける新規投資、新規事業

-

14社中13社が、新規工場設立、販売会社設立、新規サービス開

始など、新しい投資や事業を実施した、と回答。

-

製造分野への新規投資や事業が多い。

2.

近い将来の新規投資・新規事業計画

-

14社中9社が、既存工場の拡張、新規拠点の設立、あらたな出

資参加など、近い将来(1~2年後)の新規投資や事業実施を計

画している、と回答。

-

製造分野が多いが、サービスやインフラ開発、電力事業なども

出てきている。

(46)

46

3.

メコン地域の魅力'概要(

-

域内各国でばらつきがあるが、地域人口約2億3千万人を要する経

済圏

-

今後の大幅な経済発展が期待できる'特に後発国(

⇒旺盛なインフラ整備需要'電力、上下水道等(

-

拡大する市場'沿岸地域は人口が多く、内陸部は未開発(

-

南北経済回廊、東西経済回廊の中心地点

-

親日的、同質の宗教的価値観'仏教(であるため駐在員のハードル

も低い

-

官民連携の戦略的アプローチの意義が高い'産業発展のための制度

インフラ、人材育成など(

-

賃金水準が低い

日本本社によるメコン地域戦略'続き(

(47)

1.

メコン地域の魅力'概要(

-

メコン地域におけるインフラ・ビジネスへの取り組みを強化。ミャンマーでは

港、工業団地、電力、ラオスの水力発電の可能性などに関心'商社、エレ

クトロニクス(。

-

タイとともに、ベトナムでの生産体制を強化。ミャンマーでは将来的に労働

集約的な生産拠点となる可能性'エレクトロニクス(。

-

ミャンマー、カンボジア、ラオスについては豊富な一次資源を利用したビジ

ネスへの取り組みを強化する'商社(。

-

カンボジアやラオスの物流面での出口は、タイかベトナムの主要港となっ

ている'商社(

-

メコン地域5カ国ともに、拡大する消費市場に注目'商社、エレクトロニクス、

食品(。

2.

メコン市場でビジネス展開する日系企業の課題

-

日メコン諸国間双方の租税条約の欠如。メコン諸国でのビジネス強化にお

いて、租税条約はカンフル剤に。'エレクトロニクス(

47

シンガポール地域統拢拠点によるメコン戦略

(48)

1.

魅力

-

面談した日本本社20社全てがメコン地域の市場としての有望性に大いに

期待'あるいは、既に現地にビジネス拠点を設置(

-

日本のサービス業界にとってベトナム市場は更に魅力度を増している。

-

地域の物流業務の観点ではメコン地域は重要 '参照:「当社は上海-シ

ンガポール陸送ルートで物流サービス事業を開始しているため、東西経

済回廊は非常に重要である。」'物流会社((

2.

期待

-

市場性、経済の成長性、民力

経済成長が上向きで、将来的な市場の成長が見込めることがサービス

産業にとっては重要な進出の条件。メコン地域は、今後の有望な進出先

として認識されており、関心が高まっている。

48

メコン地域サービス産業への期待度

(49)

3.

進出における課題

a. 外資規制

-

回答20社中、11社が指摘。

-

特にタイやベトナムにおける外資規制が、進出の障害になっている。

具体的には、規制の内容が曖昧、パートナー開拓におけるリスク、全

面的な外資排除の見直し、などが指摘された。

b. 未発達な物流インフラ

-

回答20社中、12社が指摘。

-

コールドチェーンでの輸送が必要丌可欠だがまだインフラが未整備の

状態。

-

通関プロセスでも非公式な手数料などを要求される。

メコン地域サービス産業への期待度'続き(

(50)

3.

進出における課題'続き(

c. 未整備な法制度

-

回答20社中、6社が指摘。

-

サービス産業に関連した法制度'食品安全法、消防法など(や整

備が丌十分

-

法制度の透明性'知的所有権など(にも課題。

d. 情報丌足

-

回答20社中、8社が指摘。

-

サービス産業に特化した現地情報'出店立地、オフィスレンタル費、

賃金体系'製造業の雇用層とは異なる(など(が尐ない。

50

メコン地域サービス産業への期待度'続き(

(51)

3.

進出における課題'続き(

e. 人材の確保、教育等

-

回答20社中、5社が指摘。

-

サービス業のノウハウが浸透していない中、即戦力となる現地人材

の確保が難しい。

-

ビジネスに必要なノウハウを伝授するためには日本人の一定期間の

常駐が必要だが労働許可証の取得も難しい。

f. 送金

-

回答20社中、5社が指摘。

-

利益送金の手続が丌明瞭、または時間がかかる。

メコン地域サービス産業への期待度'続き(

(52)

3.

進出における課題'続き(

g. その他

-

電気:「停電があると冷蔵商品の取扱が難しい'ベトナム(」、「電力

などインフラが丌備'ミャンマー(」

-

原材料の調達:「ベトナムの場合は輸入規制が多いので原材料の

調達は原則として現地で行っている。」「カンボジアは現地調達が

あまりできない見込み。大半は輸入に頼っている。」

-

検閲:「ベトナムのように、検閲制度がある市場では、書籍ビジネス

は成立しない。」

52

メコン地域サービス産業への期待度'続き(

参照

関連したドキュメント

経済学・経営学の専門的な知識を学ぶた めの基礎的な学力を備え、ダイナミック

道路の交通機能は,通行機能とアクセス・滞留機能に

2000:Productivewelfarecapitalism:social policyinEastAsia,PoZiricaZStzJcJ“48,

 当第1四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルスの感染状況が小康状態を保ちつつ、経済活動が本

現到着経路 (好天時以外) (A,C滑走路) 現出発経路 (C,D滑走路) 現到着経路 (好天時) (A,C滑走路) 現到着経路 ( 好天時以外 ) (A,C滑走路) 新出発経路

し未実施 ポンプ 本設 運転状態確認済

9 時の館野の状態曲線によると、地上と 1000 mとの温度差は約 3 ℃で、下層大気の状態は安 定であった。上層風は、地上は西寄り、 700 m から 1000 m付近までは南東の風が

[r]