第4章 ハードインフラ
ハードインフラ 1: 東西経済回廊
「円滑な輸送には、街灯に加え、東西 経済回廊(EWEC)の道路状態・スペッ クの改善'特にラオス国内部分(が重 要である。」'自動車メーカー・在タイ、
物流会社・在ベトナム、金融機関・在 ベトナム(
「今後ヤンゴン、ティラワSEZ、バンコ クを結ぶ陸送が増加することを考慮 すると、東西経済回廊'EWEC(の ミャンマー国内の整備と、メソット-ミャワディ国境地点の安定的な輸送 が非常に重要になる。」'自動車部品 メーカー、織物メーカー・在タイ、物 流会社・在ミャンマー(
「ティラワ港プロジェクトを有益にする ためにも、港湾には低温貯蔵設備を 設置すべき。」'加工食品メーカー・
在タイ(
「メコン第3国際橋は開通したが、ラオ ス-ベトナム国境地点で税関や積み 替え設備が未整備なため、ショート カットは、物流ルートとして利用できな い。」'物流会社・在ベトナム及びタイ(
ベトナム港湾の開発
「ラックフェン港及びハノイ港との アクセス道路'国道5号線など(
の改善は、北部ベトナムの製造 業者にとって重要。」'自動車部 品会社、電気・電子部品メー カー・在ベトナム(
「ブンアン湾などの港湾の開発及 びアクセス道路'特にラオス国道 12号線の山間部(の整備は、ラ オスからの農林物資の輸出を促 進するためには非常に重要。」
'食品加工会社・在ラオス、物流 会社・在ベトナム及びタイ(
新たな要請/提言
「ビエンチャンーバンコク間の鉄 道が貨物用に活用されれば、
物流コストが軽減されるだろ う。」'繊維メーカー・在ラオス(
「ラオスーダナン港間の国道 18号線の開発は、アグロ・ビジ ネス、観光、鉱山等の分野に 有益である。'商社、アグロ・ビ ジネス会社・在ラオス(
ジェトロは、2012年3月に第3メコン友好橋を経由したバンコク-ハノイ間の3国間輸送ルートについて 調査を実施した。第2メコン友好橋を利用するルートとの比較内容は以下の通り。
'参考( 第3メコン友好橋を経由したルートにおける3国間輸送
'バンコク-ハノイ(に関するジェトロ調査
第3国際橋 経由
第2国際橋
経由 比較
距離 449km 595km -146km
平均速度 40.7km/h 42.7km/h +2.0km/h 実質稼動'運転(時間 11:02 13:52 -2:50 通関所要時間 5:54 2:28 +3:26 積み替え所要時間 1:30 0:30 +1:00
バンコク-ハノイ間合計走行距離
第3国際橋経由 1,429km 第2国際橋経由 1,575km
<提言>
第3メコン友好橋経由の方が走行距離は短いが、物流コストが高くリードタイムも長い。CBTAの下でトランジット 手続きが導入されれば、通関所要時間は短縮化される。更に、物流インフラ整備、人材育成、ワンストップやシ ングルウィンドウサービスの施行、国境税関開庁時間の延長等でビジネス環境は大きく改善されるだろう。
(ムクダハーン-ホンリン)
道路の状態・機能の改善
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ハードインフラ 2:南部回廊
「ネアックルン橋の建設、プノン ペン周辺の環状道路を含めた 南部経済回廊の改善は促進 すべき」'在カンボジア、越二 輪車メーカー、在タイ商社、在 カンボジアガーメントメーカーな ど多数(
新たな要請/提言
「メコン川沿いに航行しホーチミン へ入る貨物船の数が増加してきて おり、チョーガオ'Cho Gao)運河に おける障害'狭い河川幅、低い橋 下など(は取り除かれる必要があ る。」'物流会社・在ベトナム(
バンコク-プノンペン-ホーチミン 間の既存鉄道路線の保守、及 び再連結は、大型貨物輸送に 非常に効果的。」'紙製造業 者・在マレーシア(
「カイメップ・チーバイ港へのア クセス道路はさらなる整備が必 要。」'商社、物流会社・在ベト ナム(
ダウェイ港と関連インフラの開発
「もしタイとミャンマー政府がダウェ イにおいて、港湾開発、タイとのア クセス道路の開発、貿易・輸送促 進を含む素材産業の設置に真剣 に取り組めば、産業の大幅な再配 置をもたらすことになるだろう」'在 タイ商社、鉄鋼メーカー、化学 メーカー等(
「インド自動車産業の成長が早い ことを踏まえると、インドとタイの相 補関係の実現化の観点から、ダ ウェイ・プロジェクトの意義は非常 に大きい。」'自動車メーカー・在 タイ(
「ミャンマー産業界がダウェイ・プ ロジェクトから何らかの利益を享 受するためにも、ヤンゴン-ダウェ イ間のアクセスを改善する必要 性がある。」'電気・電子メー カー・在ミャンマー(
ハードインフラ 3:エネルギー関連インフラ
-「丌安定な電力供給は製造に影響がある。」'飲料、電気・電子メーカー・在ベトナム、繊 維メーカー・在カンボジア、ミャンマー(
-「電力丌足や供給網にはなお問題が残る。世帯向け電力割当の必要性を認識しつつも、
製造業者向け電力もかなり逼迫している。」'産業組合・在ミャンマー、繊維メーカー・在ラ オス、ミャンマー(
-「カンボジアでは土地買収が難しいため、民間企業が長距離送電網の開発を行う際に、
難問に直面する。」'エネルギー会社・在タイ(
-「ミャンマー政府は関連省庁の政策を一つにとりまとめる必要がある。そうすれば適切な エネルギー政策を取ることができる。」'エネルギー会社・在タイ(
-「“スマートシティ”のようにマクロスケール・グリッドシステム'次世代電力網システム(を導 入すれば、電力供給丌足は実質的に解消されるだろう。'開発業者・在タイ(
利用者の視点
供給側の視点
ハードインフラ 4: その他
- 「ティラワ経済特別区'SEZ(は、製造分野でミャンマー進出を目指す外資にとって有力な 投資先となりうる。」'物流会社、開発業者・在ミャンマー(
- 「SEZがタイ-ミャンマー国境周辺に開発されれば、地理的にタイの産業集積地にも接近 しており非常に意義深い。」'物流会社・在タイ、部品メーカー・在タイ、加工食品メー カー・在タイ(
- 「ハノイ、ホーチミン、プノンペン、ヤンゴン等主要都市の空港拡大は、円滑な貨物輸送に は必要である。」 '物流会社・在タイ及びベトナム、開発業者・在ベトナム(
- 「プノンペンやヤンゴンのような主要空港では、部品倉庫や生鮮食品用冷蔵保存施設の ような貨物取扱設備の整備を強く要請する。」'部品メーカー・在カンボジア及びタイ(
- 「ベトナム国内物流を円滑にしたり、南部経済回廊へ通じる陸路として、ベトナム南北 ルートの整備は、非常に重要である。」'二輪車メーカー、物流会社・在ベトナム(
- 「民間企業がより安定的にプロジェクトに関われるように、PPPに関する制度は早急に導 入すべき。」'建設会社、開発業者・在ベトナム(
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経済特区
空港の開発・機能向上
ベトナム南北ルート
官民パートナーシップ 'PPP(・スキーム