報 告 書
令和2年(2020 年)2月5日
包括外部監査関係部署会議
1 開催日時 令和2年(2020 年)2月5日(水) 午前9時 30 分~午前 10 時 30 分 2 開催場所 塔屋会議室 3 会議の構成員 藤原総務部長、田中総合政策部長、堀川監査委員事務局長 事務局:総務部コンプライアンス推進課(横川課長、中村課長代理、松本主任) 4 議題 令和元年度(2019 年度)包括外部監査人の評価について 5 評価手順 ⑴ 会議の構成員がそれぞれ、令和元年度(2019 年度)包括外部監査結果報告書に基づいて、あ らかじめ、包括外部監査人評価表に則して、以下の評価項目ごとに評価(1次評価)を行う。 〈評価項目〉1 監査テーマの選定について(評価細項目:2つ) 2 監査結果報告の内容について(評価細項目:6つ) 3 報告書の構成などについて(評価細項目:3つ) 4 監査方法について(評価細項目:4つ) なお、評価項目「4 監査方法について」〔評価細項目:①補助者(公認会計士等)の確 保や支援体制は十分であったか、②包括外部監査人及び補助者の執務日数は妥当であったか、 ③監査日程に無理はなかったか、④所管課とのヒアリングは十分に行われていたか〕につい ては、事務局において、事前に、包括外部監査人の実査を補助した監査委員事務局に意見聴 取を行った上で、会議当日に出席者に説明し、その場で、出席者それぞれが、それを踏まえ た評価を行う。 ⑵ 出席者は、何らかの問題が認められた項目があれば、その項目とその理由について述べる。 ⑶ 各出席者の意見を踏まえて、全員で討議をし、会議としての最終的な評価(適・否)を決 定する。 6 会議資料(別添のとおり) 資料1 令和元年度(2019 年度)包括外部監査人の評価手順について 資料2 令和元年度(2019 年度)包括外部監査人評価表 資料3 令和元年度(2019 年度)包括外部監査執務経過 資料4 令和元年度(2019 年度)包括外部監査執務日数等の集計表
7 令和元年度(2019 年度)包括外部監査人の評価結果 ⑴ 会議における評価・・・適 <参考資料:令和元年度(2019 年度)包括外部監査人評価表集計表> ⑵ 会議における意見等 【総括】 令和元年度(2019 年度)包括外部監査人の評価に係る包括外部監査結果報告書の内容や監査方 法等について、本会議として、改善が望まれる部分はあったものの、大きく問題があると認めら れた項目はなかったことから、適正なものであったと判断する。 【各評価項目に対する意見等】 ① 監査テーマの選定について 今回のテーマは、人口減少への対応を図るため、魅力的なまちを目指し、令和元年度(2019 年度)までの5年間で集中的に行っていく施策をまとめた「枚方市まち・ひと・しごと創生 総合戦略」の基本目標の一つである「安心して子どもを産み育てることができ、子どもの 健やかな成長と学びを支える」ための事業に焦点を当てたものであり、監査テーマの設定 としては、本市の行財政課題を意識し、その実現に寄与したいとの思いがうかがえる点は 評価できる。 テーマそのものとしては、子育ては特に目新しいテーマとは言えない。また、監査対象部 署は、本年度、幼児教育・保育の無償化に伴い例年より業務量が増加しており、そのよう な繁忙期に、子育てを監査テーマとしたことは、包括外部監査人、監査対象部署双方にと って、監査実施上、大きな負担となったと思われる。今後は、本市の現状や行政課題を踏 まえた有効な監査が実施されるよう、事務局として、包括外部監査をマネジメントする姿 勢が求められると考える。 ② 監査結果報告の内容について チェックの証跡を残すべきであるといった非常に有用で大局的な指摘もいただいてはいる が、内部の定期監査でも指摘されうる日常業務に対する指摘が多く見られた。 指摘された事項については、多岐にわたり、詳細に点検、確認、分析をされた結果であり、 意義のあるものだと考える。外部の専門家の視点から指摘を受けること自体が、改善を図 るに際して、意義があるものであり、監査対象部署は指摘を有効に利用し事務改善につな げてもらいたい。 全庁に共通する指摘については、引き続き、市全体で取組む課題と位置付けて、業務改善 につなげる仕組みを構築していく必要がある。 一部事実及び実態が正しく認識されなかった。事実誤認は監査報告書全体の信頼性に関わ るものであり、監査対象部署と包括外部監査人とのやり取りの充実に向け、事務局の取り 組みが求められる。 ③ 報告書の構成などについて
内容を充実させた方が、コンパクトで使い勝手のよい報告書になると思われる。 監査の総括部分については、課題に対する具体的な提案の記載が不足していたように思う。 提案型監査となるよう記載内容の充実が望まれる。 ④ 監査方法について 監査対象部署へのヒアリング、現場視察、監査結果報告書の作成作業等においては、包括 外部監査人と同じ監査法人に所属する公認会計士等の補助者9名による十分な支援体制が とられていたものと認められる。 包括外部監査人及び包括外部監査人補助者の執務日数は約 182.1 日であり、これまでの包 括外部監査人の執務時間と比較しても(参考:平成 30 年度は 173 日、平成 29 年度は約 163 日)、執務日数は十分であったと判断できる。 事務局からの報告によると、包括外部監査人は自ら対象部署へのヒアリングに出向くなど され、補助者任せではないことがうかがわれたとのことであり、包括外部監査人の監査へ の積極的な取り組み姿勢は評価できる。 事務局からの報告によると、包括外部監査人は、監査結果報告書の提出の直前まで、精力 的に監査対象部署へ事実確認を行ったとのことであり、監査結果報告書の完成度を高める ための努力を惜しまない姿勢は評価できる。 監査対象部署の繁忙もあり、監査日程が遅れ、12 月に中間報告が行われた。中間報告後か ら最終報告まで報告書の内容調整に係る作業の期間が短いことが、包括外部監査人、監査 対象部署双方にとって大きな負担となったと思われる。当初予定日に、監査結果報告書が 提出されてはいるものの、監査日程については課題があると考える。 監査対象部署の監査に係る負担については、部内の支援体制をどうするかという問題があ る。 監査対象部署に過度な資料提出、作成の負担がかかることのないよう、包括外部監査人と 監査対象部署において、資料の意義、代替資料の有無等十分協議し、双方納得の上で、必 要資料の精査を行うことが必要である。 執務日数に1日当たりの執務単価を乗じると、契約額の上限を優に超えている状況となっ ているが、執務日数の長さが報告書の内容の充実に直結するとも言い切れない。本市では 公募制を採用しており、契約金額の低さが、応募者数の減少、質の低下につながるとの懸 念もあるが、適正価格については、慎重に検討する必要がある。当面は、現行予算額内で の契約金額よいのではないかと考える。 監査対象部署へのヒアリングについては、現地視察等を含めて、42 回行われたとのことで あるが、(資料3参照)一部、ヒアリング時の説明が包括外部監査人において正しく認識さ れないまま、報告書に記載された部分があった。監査対象部署が説明を尽くせていない面 もあったと思われるが、事実誤認の解消については、引き続き事務局における取り組みが 必要と考える。 監査日程の遅延や事実誤認を防ぎ、監査を効率的かつ効果的に実施するためには、包括外 部監査人と監査対象部署が十分に意思疎通をはかり、監査対象部署が納得感を持って監査
を受けることが必要と考える。 事務局においては、包括外部監査人と監査対象部署が、監査前に包括外部監査の意義、ス ケジュール感、監査の具体的な進め方等について、確認、共有する場を設ける等、包括外 部監査を有意義なものとするよう、包括外部監査全体を積極的にマネジメントしていく必 要があると考える。 包括外部監査人の執務環境の整備は、本市の包括外部監査に対する姿勢の表れとも言える。 現在、庁内において固定の執務場所が確保されていないということであるが、電子決裁シ ステムの導入に伴い、今度は文書管理システムをパソコンで閲覧する環境の確保も必要と なる。監査の実施に支障を来たさないよう、良好な執務環境の確保について十分に検討さ れたい。