カナダにおける製造物責任の概要(二、完)
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(2) 被告I 責任主 体. 原告‘ � 賠償 請 求権者. res i oqui turの適用 psa l. ② 立証に関 する問 題. ①. 注意 義務の程 度. ① 警告. 過失 (w arni ng). (negl i gence). (i nherentl y dangerous thi ngs) n t (st ri ct li abili ty i ort ). ②. ⑧ 本質 的に危険 な物 厳格 不法 行為責 任. (abnorm al use). (vol untary assum pti on of ri sk). (contri butory negli gence). 被 告の抗 弁事由. ① 寄与 過失. 異常 な使 用. ② 自己の意思による危険 の引 受 ③. 不法 行 為 理 論 の適 用. おわりに. 〔二 〕. 被害者たる消 費者が欠 陥製品の製造者から損害賠償を勝ち取るための法技術とし て、 契約理論と不法行為理論の適. -140-. ①. ② (3) ④ (4). 1 ・2号 第30 巻第 近大法学.
(3) 用 が 考 えら れる が 、 カナダ に お い て は 、 今 世 紀 の 初 め頃 ま では 、 製 造 者 の 過 失が 立 証 さ れ た 場 合 でも 、 不 法 行為 理 論. は ほ とん ど 適 用 さ れず 、 一 ract )の 法 則 が 用 い ら れて い た 。 こ の 法 則 の 般 的に は 、 契 約 当 事 者 関 係 ( pri vi ty ofcont. 適 用 に つ い て は 、 既に い く つ か の 問 題 点 が 指 摘 さ れ て い る 。 通 常 ほ と ん ど の 楊 合 は 、 欠 陥 製 品 の 製 造 者 と そ の 製 品 に. よ っ て 振 害 を蒙 っ た 消 費 者 と の 間 に は 契 約 当 事 者 の 関 係 ( pri vit y)が な い た め 、 pri vi ty理 論 の 厳格 な 適 用 では 製 造. 者 の 責任 を問 う こ と は 不 可 能であ り 、 した が っ て 、 カナダ に お い て も 、 こ の 理 論 の 拡 大適 用 が 一般 的に 要 望さ れ 、 裁. 判 所も こ の 方 向 に お い て 、 製 造 者 に 責任 を課 し、 消費 者 の 保 調 を図 る に 至っ た 。 しか し、 こ の よ う な 拡 大適 用 の 傾 向. bo .W r ig ht事 件に お い て 、「 極めて 不 合理 な 途 方 も な い 結 果 とな に つ い て 、 A bi nger主 席裁 判 官は 、 W i nt er t t om v. ― - 141-. り 、 か よ う な 契 約 の 効 力 を契 約 を締 結 し た 当 事 者 に 限 定 し な い 限 り … … 際 限 が な く な る と 私 は 思 う 」 と 批 判 し て い. る 。 た だ し、 こ の 判 決 は 、 賠 償 訥 求 の 訴 を却 下 す る こ とな く、 損傷 を蒙 っ た 消 費 者 に つ い て は 、 物 品 売 買 法 ( Sal e. pri vi tyは 存 しな い ) に 対 して 、 自 由 放任 の 取 引 の 舞 台 で、 耐え. 製 品 が 安 全 な も の であ る と 不 実 表 示 ( mi srepresen tat i on)をした 場 合に は 、詐 欺 ( fr aud)を理 由に 、 製 造 者 責 任 を. 出 し は じ め た 。 つ ま り 、 製 造 者 が 製 品 の 欠 陥 を知 っ て い な が ら 消 費 者 に そ の 旨 を通 知 し な か っ た 場 合 、 あ る い は そ の. .W ri そ こ で裁 判 所 は 、 そ の 後 は 、 W i nt erbot ot ght mv 事 件 の 法 理 に 反対 の 態度 を示 し、 学 説も 新 ら しい 見 解 を打. 難き犠牲 を強 い る こ とが 可 能とな り 、 ま た そ れが 現 実 化す る に 至 っ た 。. 損 傷 を 蒙 っ た 消 費 者 た る 第 三者 ( 製 造 者 と の 間 に. ムみ た い な も の で、 結 局 、 強い 者 勝 ち の 論 理 が 罷 り 通 る こ と に な り 、 した が っ て 、 製 造 者 は 、 そ の 欠 陥 製 品 に よ っ て. ofG oodsA ct )に 基 づ き、 売 主 に 対 す る 賠 償請 求 の 訴 を認 め、 売主 は 物 品 供 給 者 に 対 し 、 物品 供 給 者 は 製 造 者 を順 2 次に 訴 えて 償還 ( rei mbursement )を受 け う る こ と が 認 めら れた 。 こ れは 、 ま さに 遠 回 り の 無 駄 の 多 い 椅 子取 り ゲ ー. カナダにおける製造物責任の概要(二、 完).
(4) 岡. 追及 できる旨説くものや、また、 同様に、 銃砲、爆 発物ならびに危険物のように、人の安全性に本質 的に危険をもた. らしたり、 あるいはそれ自体危険である商品については、 製造者に責任を課 す過失責任( n甜l i genc ab ili eli ty ) 14 理論が登場した。しかし、このよう な理論も、本質 的に危険な物の概 念が明確でないため に、被害者たる消 費者の保. かったこと、 及 びその文 体の表 現方式に平 易適切さが欠 けていたこと等が原因して、 殆んど無視されてきたので、. もカナ ダの裁判 所の方が十年ほど早かったことになる。しかしながら、これらの事件は、十分な分析 検討がなされな. i nci pl es ) の適用については、イギリスの裁判 所より がって、製造物責 任事件における 過失責 任法理( n甜li g enc epr. M ot or C. o事件の過失責任の法理を適用している。 した B uic k 事件において、カ ナ ダの裁判 所は、M c Pher s on. v. Pher so n 事件の十六年後、 イギリスにおける一九三二年の D onoghue 一般的には、このよう な発展の結 果が、 M c ⑥ . lt h )の法律に 組 み込まれたと信 じられていたが、 実際には、 on事件を通して、 英連邦 ( Commonwea vS t evens ⑧ m • M o t t an sv D uns t 事件と一九二 0年のB uc kl ey. v 事件に先 立つ二つの事件、 即ち、一九ニ 一年のR os D onoghue. されなくなっている。. i v i t 理論にとってかわり、 今 日では、 過失による人身損傷事件においては、 pr y t i v i pr yに基 づく訴 えは殆んど提起. on事件の広範 囲な解釈 によって、 過失責任論が s Pher は、それは、危険な物である」 と説示した。 このような M c. 過失によって製造されたときに、 その物が、 生命及 び肉 体を危険にさらすこと通常明らかなる性質 を有する場合に 「. 護手 段としては適切ではなく、発展せる産業社会に おいて十分に役立ち得なかった。したがって、 ニュー ヨー ク 控 訴 固 k `事件において、「本質 的に危険な商品」 の範 囲を拡大して、 c i r C. o t o M o son. Pher 院は、 一九一六年に、M c vB u. の. v カナ ダ製造物責 任の 過失責 任への 変 遷は、 実質 的には、 すぐ れた論理と 注 目すべき表現方式に立つ D onoghue.. -142 -. 近大法学 第30巻第1·2号.
(5) vW r i ght St eve ns on 事件に基 因すると考えられている。この事件において、A t ki n 主席 裁判 官は、W i nt er bo tt o m.. 事件において A bing 不合理で途方もない」 と称したことを組 み入れて、「中間 検査の相当なる可能性な er 判 事が 「. く、また製品を準 備したり、あるいは売りに出すに際して相当なる注意を欠 くことが、消 費者の生命もしくは財 産に. 損害を生ずることを知りながら製品を放出し、 最終 消 費者に到 達させんと意図して売 却する製造者は、消費者に対し ⑲ て相当なる注意をはらう義務を負う」 と製造者の 注意義務について説 示した。 このような注意義務の憬 怠ある場合. に、過 失ありとして、製造者責任を追及しうる過 失責任の法理が、今時までのカナ ダに おける製造物責任法を支 配す. ゜. る新らしい原理として逓用されてきている。しかし、この理論的発展は、合 衆国に おいて製造物責任法が、厳格責任. 〔. ( 註) 〕 ・. , ,1 5 , . . 184 2lO M.& W.1 0 9a tp.11 5 2 ER.4 0 2 4 a tp.4 0. -143-. の制度へ別の変 容を遂げたが故に、カナ ダにおいては、いくぶん、 停滞気味であった。な お、アメリカ法の発展に影. 響をうけながら、不思議にも、カナ ダで販 売される製品の大部分が合衆国や、あるいはア メリカの業者が所有するカ. (1). 以下、不 法行為理論の適用上、特に、 問題とされる点について、そのア ウトラインを解説 す ることにする。. のかどうか、あるいは、 最終 的には採用するかどうかは、 現時点では明らかではない。. li or t )を永 久に採用しない 比べて薄いこと明らかである。しかし、カナ ダが厳格不法行為責任( s tr i c tl nt i a bi tyi. 過 失責任と厳格責任の差異から、カナ ダの裁判 所の方が、自国の消 費者に与える保護は、ア メリカの裁判 所のそれに. 影 響を与えるには至らなかったようである。したがって、製造方法や製品も、またその広告も全く同一であっても、. ナ ダの会社で製造されているという事実あるにかかわらず、この厳格責任論は、カナ ダ製造物責任法の形成に大きな. カナダにおける製造物責任の概要(二、 完).
(6) 血 8.I賑 釦0£ it} 牡 走K屯. 豆 Bradshaw v. Boothe's Marine Ltd. et. al., 〔197釘2 O.R. 646, 35 D.L.R. (3d) 43. 豆 Prosser, Handbook of the Law of Torts (4th ed. 1971), at p. 642. Ross v. Dunstall 〔1921), 62 S. C. R. 393, 63 D. L. R. 63. at p. 68 ; Nokesv. Kent Co. (19認〕, 23 0. W.R. 771, 9 D. L. R. 772. �Stalleybrass, "Dangerous Things and Non-Natural User" 〔1929〕・3 Camb. L. J. 376. 豆〔191釘,217 N. Y. S. 382, lll N. E. 1050. 至(193幻A. C. 562. 巨〔1921), 62 S. C. R. 393, 63. §(1920〕・50 D. L. R. 408 (N. S). 芭〔193幻A. C. 599. 里Prosser, "The Fall of the Citadel (Strict Liability to the Consumer)" 〔196釘,50 Minn. L. Rev. 791. ー H VIー. 弓 Gordon, A Choice for Canada (1966〕,. 工 ◎. 噸:!Kt(出. e 莉傭抑. 掛赳ロ ー 鞣出柑辻. 溢眠Donoghue v. Stevenson鷺 .....)\s.J�甜しヒ捉軋叫出苓器切兵\s.J� 米. care) W菰兵g迎足心怜. .....)条.....)' 00紺舜癖淀竺. 定悪溢菜妥(';入,ヽ��+—山ー�) 0酪渫瓶I足. り0��朴ill(出(negligence liability) 0甜制竺. り兵心S裔口且菰頬科辺. ’. ’. 溢�05条心. 函頬廿Q毀廿硲〇刈. 1:1-v a:I ffi:D且足悩や苺. ’. 忌翠足極ーJ \v品生莉足肉祀憐剪堀恕(the duty of reasonable § り兵足銀凶...){2聡<l_[]逗麟出洛恙初兵t-0 0. 米落圧初兵沿足剖£;I' 1-\J�:tJg既 ’. ’. ’. :ti:: 足�:; \-J'. ’. 哀痔���G郷足企誌拍兵肉. 0. {!.JJ吠迎. ’. 淀i庭溢菜妥Gil;ヽ詣採押竺. ’. {.! ...lJ吠t,\J E;'ii ;、.
(7) を第 三者 か ら 購 入 した 場 合 でも 、 その ビ ン に 混 入 した 障 害 物 に つ いて 、注 意義 務 違 反 を理 由 に 、通 常 は 、賠 償 責任 を ③ 負わ さ れる 。 さ ら に 接着 剤の 製 造 者 に 対 して 、 接 看 剤を 入 れた 金 属製 容 器 の フ タ が 突 然飛 び 散 っ て 事 故 が 発生 した 場. 般 大衆 は 業 者 の 広告 合に 、 容 器 の 製 造 者 では な い の に 、 警 告注 意義 務 の 瀦 怠が あ る と して 、 責任 が 諜 さ れて い る 。 一. を信 頼 し 、 ま た 業 者 は 各 部 品 の 安 全性 に つ い て 検 査 す る機 会 を 有して お り 、 さ ら に 、 多 く の 構 造 部 品 の ど れが 事 故 の. 原因 とな っ た か を発見 す る こ と が 困 難であ る こ と を理 由 に 、自 動 車 や 建 物 お よ び 組 立 式 外科 用 器 具 の 組 立 業 者 に 対 し. て も 、 同 様 に 注 意 義 務 が 課 せ ら れ、そ の 僻 怠に 対 して 過 失責任 が 負わ さ れる 。 も ち ろ ん 、 特 殊 部 品 の 製 造 者 は 、 自 己. -145-. の 過 失 を消 費 者 か ら 立 証 さ れ た 場 合 に は 、 消 費 者 に 対 し て 当 然に 責任 を 負わ さ れ る か 、 あ る い は 、 自 己 の 過 失 の 結 161 果 、 組立 業 者 が 支 払 っ た 損害 に つ い て 、 組立 業 者 か ら 償還 請求 が 認 めら れる 。. な お 、裁 判 所 は 、 こ れに 止 ま ら ず 、 さ ら に 製 造 者 が 組立 業 者 と同様 に 修 理 業 者 に も 、 こ の 注 意義 務 を 課 すに 至 っ m 'sG arage事 件 に お い て 、裁 判 所は 、 過 失 あ る 自 動 車 プ レ ー キの 修 理 業 者 た 。た と えば 、 M arschl erv.G.M asser. タ ー が 建 物 に 不 適 切 に 設 置 さ れ た 場 合 、 さ ら に ラ ジ エ ー タ ー が 家屋 に 取 り つ け ら れ た 場 合 に は 、 そ れ に よ っ て 生 じ た sa e w oe r 損害 に つ い て 取 り つ け 業 者 に 責任 が 課 さ れて い 5 。こ の よ う に して 、 製 品 の 卸 売業 者 (h l l )も 、 製 品 製 造 に 実. 当な る 注 意義 者 を負わ ねば な ら な い 。 した が っ て 、 スチ ー ム・バ ルプ の 船 内 取 り つ け に 過 失が あ っ た 場 合 、 エレ ベ ー. こ の 注 意 義 務 は 、 さ ら に 広く 適 用 さ れ 、 製 品 を 使 用 場 所 に 取 り つ け る 者 も 、 製 造 者 でも 修 理 業 者 でも な い の に 、 相. 有者 に 償 遠 す る 責任 が あ る 、 と判 決 して い る 。 同 様 の こ と は 、 トラ ック の 車 輪 や エ レ ベ ー タ ー の 修 理 業 者 に つ い て も ⑨ み ら れる 。. に は 、 自 動 車 所 有者 が プ レー キの 故 障 に よ っ て 負傷 さ せ た 第 三者 と の 和解 で 支 払った 拍害 賠 償額 に つ い て 、 自 動 車 所. カナダにおける製造物責任の概要(二、 完).
(8) 際に関 わっていなくても、 同様に責任を諜される。さらにまた、危険 なスプレ ーを家財に使用した場合、化学肥料を. 使用された場合にも、製品を管理、 使用する者に責任が課されている。裁判 所は、 店内の顧 客が棚上 のジャーの爆 発. によって負傷した場合について、顧 客は、 店主に対して、 店主の製品管理のみを理由に、賠償 請求できる旨説 示した. が 、ウェィ タ ーが塩素の混 入したビー ル一本を出した事件では、欠 陥製品であることを知らなかった場合には、 ウェ. 賠償 請求権者. ィタ ーには責任なしと判 決してい5。さらに、 動産の売主や賃 貸人および贈 与者も、過 失ある場合には責 任が負わさ 3 れる。 ② 原告ー. 製造者が資任を負うべき原告の範 囲については、Do n oghu e. v S tev en son 事件において、A tki n 主席 判事は、「 消. 費者」あるいは「 末端 消 費者( u lt i m ate con su m e r )」と いう用語を用いた。 この漠然とした用語は、 広範 囲にわた. る潜在的な請 求権者(原告)を包 含するために使用された。これによれば製品の現実の 「購入者( pur ch a ser )」は、. 明らかに保護をうけることになる。したがって、たとえば、 ソー ダ水一本をレスト ランや 薬局、タ バコ店で、あるい. Q. は小 売業者から買い入れた場合は、その賭入者は、売主 に対してだけではなく、製品の製造者に対しても訴えを提起. することができる。製品の無償 受領者や最初の買主から再た買いした購入者、さらに、代理人を通して製品を直接購. 入した者についても、 同様である。このような原告としての地位 (訴 訟追行権)は、購入者の家族構成員にも広く認. められている。つまり、購入者のみではなく製品を管理、使用 する者すべてを、「消 費者と同一の関 係」 にあると看. 倣して保護している。さらに、Alb er t a 控訴院が、広く、 当該製品の「潜在的使用者( po ser t en s)」 をも対象 t i a lu. - 1 46-. 危険 物質 と混合した場合、液 体床材を塗っている間にそれに火がついた場合、さらに有 害な毛 髪染料が原告に対して. 近大法学 第 30巻第 1 ・ 2 号.
(9) と す る 旨 説 示 し た結果 、 通 行 人や 歩 行者 あ る い は 花 火見 物 人な ど の よう に 、 路 上 を適 法 に 占 有 し てい る 者 す べてを含 四 む、 通常 予 知 しう る 第 三者 も、 今 日で は 訴 え を 提 起 しう る 。. な お、 損害 賠償 と し ては、 人身 損傷、 財 産 的損害 及び 一定 の 経済 的損 失に つ い て請求 す る こ と が でき る。 さら に、. 負 傷 した被用 者 に 対 し て労 働者 災害 給 付 金を 支 払 った市 や 保険 加入 者 の エ レ ベ ータ ーで 負 傷 し た者 に 賠 償 し た保 険 会. 社、 及び 欠陥 製 品 で負傷 し た者 を 治 療 し補 償 する た めに 用 い ら れ た病 院 な どの よ う に 代位 弁 済 ( su brog at i on ) した 皿 者 も、 正当 な 請 求 者 と し て原告適 格 が 認 めら れ てい る 。 On t o控訴 院の 故 P orter主 席判 事 は 、 最も広 い 意 味 に お i ar. 〔. (註. 〕. ). `. 〔. 〕. . llOilCo, )'除草 スプ レI 臼ueggerv.She 5 8 6 A.C・ 3 9 s 1 an Kni ng Mill li ti t ra t Gはntv.Aus 山 たとえば、下着類 ( ,41D.L.R.( . ) にも適用された。 0.R.8 8 83 2 d)1 1 9 6 4 1. 〔. ー. 〔. 〔. ,1 〕〇・ 6 3 9 yLtd. r offv.Ci y Dai t Shandl ② 牛乳やパンにガラスの破片が発見された場合 には、牛乳やパンの製造販売店に ( . ) 9. );Are dCo,1 )0.W.N.6 ea ev.CanadaBr 941 ndal R.5 C. 9( 7 A. 、清涼飲料水中に ハッカネズミ、チ ェーン、ガ ラス、 ,1 9 a Co. l aCo ev.Coc r emi ddl 約t 水酸化ナトリウム、塩索などが発見された場合には、 その製造者に責任を負わせている (. 〔. 〕. ,. 〕. ー. 〔. 〕. 〕 •. ゜. .v.Champagne (1938 64 Que•K.B.353;Ferstenfeld v•Kik Cola 4 ;Cor nksCo onaSof t Dri 4こ 4D.L.R.61 . gav iくar ) A・ C・ C・ B・ 45( 4 lW・w・R・1 9 7 3 3 9 9 aCo.,1 sv.Coc Co,1 ;Will 5 6 7Que.S.C.1 aCol ・ JhnLabatt ,6 . ) 。 シリンダーの修理業者については、 製造者と同様 に取り扱い、 責任を課して 7 〕〇・R.10 Ltd.,( 0 6 5 9 1 6 D.L.R.( 3 3 d) 2 . ,6 ' 。 3) d)36 2 R.( L. 8D. 3 5 )20. 8 6 9 R.1 (1 yLtd, sAut oSuppl sLtd.v Bert e gomaTruc Al いる ( orSal t c k andTra • . , なお、 この事件 では、別 の理由 で責任を免れている。ビン詰業 2 1 W.W.R.5 4 9 1 7 7 eBre edl weryLtd,( ⑱ Swanv.Ri. - 1 47 -. い ては 、 「 消 費 者 ( consu me r )」 と い う 用 語は 、 今 日で は 、 「隣 人 (n e i g hbou r )」 と 考 え得 る す べての 者 に あ ては ま 四 る 、 と 説 示 し てい る 。 カ ナダにおける製造物責任の概要(二、 完).
(10) 曲 6.I3釦0£ � 拙 坦米唄. 抑竺 t侮葬竪...) \-J俎艇瑯恕心孤0 (Chapman v. Seven-Up Sussex Ltd., 〔1970〕 ・ 2 N. B. R. (2d)909) 0 ...)� 洛 (' \-J' �悪 姦菜妥恥 0 心 Q 甜蝦榔廷. ’. 細酌竺埠註# 匹 迄 ii � 茶衰閤斗心' l'!!1紐紐恥環や芦 (Yelland v. National. Cafe, 〔195釘 5 D. L. R. 560 (Sask. C. A.)) 0 �Stewart v. Lepage's Inc., (195釘 0. R. 937. § Mac Pherson v. Buickk Motor Co., 〔1916〕 ・ 1 1 1 N. E. 1 050; Ford Motor Co. v. Mathis (1963〕 ・ 322 F. 2d 267; Kenlee Lands Inc. v. Northumberl and Construction Ltd, (1973〕 ・ 36 D. L. R. (3d) 270 (P. E. I.); Murphy v. St. Catherine's General Hospital, 〔19糾〕 1 0. R. 239, 41 D. L. R. (2d) at. p. 707. 至. JJ � !i! 郡...) \-J �' 尽殺画;[!;;� Ii' K 以認+,,1'(!蔦:ti: (Evans v. Triplex Safety Glass Co. Ltd. 〔193釘 1 All. E. R. 283) 苓. v.. Kollman Instruments 誓:ti: ( 〔1963〕 ・ 191N. E. 2d. 81) 以 伶 勾丑! ' «釦註年 釘距翌謬 涙. 鞣初� \-J' 窟しヒ緊Q 哀趙押姿 弧出如狐心初� \-J .:; 1'(1 0. 邑. 〔195的 0. R. 328, 2 D. L. R. (2d) 484.. 芭 Stennett v. Hancock and Peters, 〔1939) 2 All. E. R. 578; Maindonald v. Marlborough Aero Club, (1 935) N. Z. L. R. 371.. 宮 ヤ ー ..c.. "( � G 中. �::,_-R 一盗七採押足竪+,,l'(l.,6J Q -V...) \-J'. Howard v. Furness Houlder Argentine Lines Ltd. 鵜:ti: ( 〔196. 釘2All. E. R. 781) � も Malfroot v. Noxal Ltd. 誓:ti: ( 〔193釘 , 51 T. L. R. 551) 苓 .\Q l'(l 0. � K • K -'- — ・汀 認乱料訟配. +,,1'C! .,6J Q -V ...) \-J' Lemesurier v. Union Gas Co. of Canada Ltd. 纂:ti: ( 〔197釘 8. 0. R. 2d. 152.) 苓 -IQ !'(l o 言 〇'Fallon v. Inecto Rapid Canada Ltd., (194゜〕 4 D. L. R. 276 (B.C. C.A.); Watson v. Buckley, (194゜〕 1 All. E. R.174. 彗 Pack v. Warner County 〔暉4〕, 44 D. L. R. (2d) 215 (Alta. C. A.); Majorcsak v. Na-Churs Plant Food Co., 〔19糾〕 2 0. R. 38; Atlantic Building Contractors v. Wright 〔図6〕 , 2N. B. R. (2d) 926.. VI 00. &Son Ltd., 〔1941) 2 K. B. 343, (1941) 3 Al[. E. R. 156.) 0. |. ’. 巨 Buckmaster 罪嵩ざ Donoghue v. Stevenson 鵜:ti: ( 〔193幻A. C. 562, at. p. 577) !::! 将 お 心 認袈艇 叫 Q 廿 ゃ り Q 廿 •0 足 娯幽 Q 遠裟起如墨撰...)' >\J G �' 蛍写志竺' �則報抑卑如や 悉ヤ足莉 心' � G 国葉如邸HE...) \-J .:; l'(l (Haseldine v. Daw. ー. 玲1'(1 0 ...) 全 ぷ Goldberg.
(11) � Nernberg v. Shop East Stores Ltd. 〔196釘, 57 D. L. R. (2d) 741 (Sask. C. A.). 茎 Varga v. John Labatt Ltd. 〔195釘 0. R. 1007, 6 D. L. R. (2d) 336. 塁 Andrews v. Hopkinson, (1 95刀 1 Q. B. 229 ⑲56) 3 All. E. R. 422 (廿担冊 Q 'f'\ ふ→只く選出速t,-,l'(lj事恥; White v. John Warwick & Co. Ltd., 〔195釘1 W. L. R. 1285; Hawkins v. Coulsdon and Purley, U. D. C., (1祖〕 1 Q. B; 319 p. 333. 室 Mathews v. Coca-cola Co., 〔19的 2 D. L. R. 355 Ont. C. A.); Zeppa v. Coca-Cola Ltd., 〔195釘 0. R. 855; (C. A.). § +!. 知心 , fill令Q �痣溢菜妥や留様迎早憚足瞑二 足 炉咋ょ衷. (Yelland v. National Cafe, 〔19お〕 5 D. L. R. 560. (Sask. C. A.))' 匹饂砂賦 謡 峠紐照即翡漆 叩 姐這 (O'Fallon v. Inecto Rapid (Canada) Ltd., 〔194゜〕 4 D. L. ’. 鯰 的m:r令 Q '.ll 一 料 糾ふく 直 瞑 謡 Qぷ砂神 (Varga v. John Labatt Ltd. (195釘 0. R.. 1009) �!>J 活�'b心�!'(l o 里. 共 刈•糾廷. ’. 匡緊活盤,.(....) +!_ «逹甜118�.>..6 r \J弧翠....) +!. 伸� (Rae v. T. Eaton Co. (Maritimes) Ltd., (19印〕 28 D. L. R.. (2d) 522)' 米茶蓋,.(....)ばJ ー � Q透庶や孤窃....) +!. 継 (Swan v. Riedle Brewery Ltd., 〔1942) 1 W. W. R. 577)' 初心 足. ’. 悩淫哀,Q- f'--煕-< (Johnson v. Summers, 〔193釘 2 D. L. R. 665; Lock v. Stibor, 〔196幻 0. R. 963, 34 D. L. R., (2d) 704) � !>J 姿 , JJ.i±!W!l�·I'お!'(l o 翌 Ostash v. Sonnenberg, 〔196釘 67 D. L. R. (2d) p. 207. 唇 Stennett v. Hancock and Peters, 〔1939〕 2. II. 甘 出 旦 翌1"'1Q:[悶. 弔米孤出柑瑯 以 料 P 座s;:,. ' 擬弄志 足 涵頬母濤辻 や 怒恕如. *:Gt-OtKil 竺. ’. 母曲快 (甜頬tKll ) 足 喫ぷ 洛.\€'I:>' 1\.1 8 嘲. «!:1.. 6tl. ( 択 , 1 )献棗e出置苓類甜 心Q袢2こゞtR. R. 276 (C. A.))' 伽碑. ー ー. Saddlemire v. Coca-Cola Co., 〔1941) 4 D. L. R. 614 (Ont. C. A.); Shandloff v. City Dairy Ltd., 〔193釘 0. R. 579.
(12) よ って損傷を蒙 った旨を立 証 でき な い限り、勝 訴する こと はできな い。ど のような事件 にお い ても 、裁判官 が、損傷. の原因やある いは損傷を蒙 った旨 の原告 の 陳述を全く信頼 しなければ、 そ の事件 は、 も ちろん却 下され る。 たと え 切 dge の運転装置 の故障 on 事件 がそう であ る。本 体 は、原告が 一九五七年車 Do i erCor l psv.Chry at s i por ば 、Phill. により衝突事故を起し て死亡した事件 で、 Landr e 判 事 は、 「確か に装置 の中 の何かが調子が悪くな って ハンド vill e. ルが故障 し、凍結した」と感 じたけれ ども、それが 一体何 であ ったかを証明 しうる証処 はなく、 ―つの 「な ぞ ( eni g,. ma)」 が残 った、と述 べている。損害 の原因が立証 できな い本 件 のような場合 は、損害賠償請求 が認められな い こと. になる。しかし、実際 には、 このような反駁 できな い不確定 の事実 は非常 に多 い。本来、過失責任法 理にお いては、. s i bili t y)を立証す る のみで 被害者 が、何 らか の過失 によ って事 故 が発生 したと いう、「 単なる不確定事実 ( mer epos. は不十 分 であり、したが って、被害者 の救済を はかるためには、 この立 証 に関する何らか の法 技術が必 要 であ る。裁 ③ 非常 に確実なあ る いは ryLtd.事件 にお いて、「 tyDai offv.Ci ndl 判 所 は、 この点 に関 し、既 に、 一九 三六年 の Sha. 相手方 の過失 の有無を的確 に指摘 す る ことも ある いは相手方 が 厳 格 な論 証は 一般的 に不可 能 であ る」 ことを認め、 「. どんな不法を なしたかを 証明する こと」も できなか ったにかかわらず、「 推定事実 ( mat t erofi nfe r enc e)」と して、 事実推定 則) であ る。 oqui t ur( 過失を 認定 し ている。 これ が、 いわ ゆる r esi psal ① r al ur の適用 t ps qui o esi. on事件 にお いてこの法 則 の不適用が暗 示され ていた にかかわらず、 カナダ の裁判所は、早 く hnev.St evens Donog 4 oqui t ur の理論と いわ ps al から、 この法 則 の適 用を説示 し ていた。も っとも、裁判所 は、時 折、 は っきりと res i 固 nr 推定」 と いう表 現を 用 いた こともあ ったが 、 一般的 には、res i ps oquit al ず に、 一定 の事実 から生 ず る過失 の 「. - 150 -. 第30 巻第 1 · 2 号 近大法学.
(13) の 名 称 で用 いて いる 。. oquitur は 、 全く 原因が 判明 しな い場 合に の み 役立 ち う る も の で、 通常 は 、 何者 か に 過失が な い p sa l こ の res i. 限 り 発 生 しな い事故 が 発生 した 場 合 、 な ら び に 被告が 事 故 の 原因 とな る 事 情 を 有 して いる 場 合 に 、 過失 を 推定 す る こ. と を 論 拠 と して いる 。な お 、 r psalo esi qui tnr の 法 則 は 、 当 該商 品 を 仲介 す る 一述の 代 理 鹿が 存 在 す る 場合に は 、. そ れ ら による 商品 損傷 の 蓋然性が 否定 さ れ な い限 り、 用 いる こ と は できな い。 つま り、 被 告 側に 事故 の 原因 と な る 事. 梢 が 存 す る こ との 立 証 が r es i psal oquitu r に よる 責 任 を認 める ―つ の 方 法 で 、さ ら に 、た と えば 密 閉 した 容 器 や. ビン が 、 製 造 さ れ て 原告 が 使用 す る ま での 問に 、 何者 か に よって 侵 害 さ れ な か っ た 旨 を 立証す る こ とが 、も う ―つの. - 151 -. 方 法 であ る 。. es カ ナダ の 裁 判 所は 、 欠 陥 食品 に よって 拍 似 を蒙 っ た 者 の 保 設に 梃 して は 、 いく ら か 進ん で いた よう で あ り、 r. 」 をう ち 立 て る も の で あ 蒻ence) 完 全な 方 法 で 反証す べき義 務 を 被告 に 課 した 「過 失の 推 定 (pr f negl ion o mpt esu. r は 、 推定 さ れる 過失 を 最 も tu esi oq u psa l ら れ る 。こ の 判 決は 、判 事の 見 解 が 割 れ た 判 決であ る が 、同 判 事 は 、 r i. lu mbia控 訴 院の 判 決に お け る M cPhilli ps判 事 の 陳 述の中 に も み て いる 。こ れ と 同 様 の 見解は 、 既に 、 Br i t i h s Co. いて も 、 又、 ビ ールび ん 中 に 塩 索が 検 出 さ れた こ とに つ いて 、 彼 告 に 立 証責任 を 転 換 した 「過失の 推定 」 をう ち 立 て. 製 造 者 に 、 陪 審 を 納 得さ せ る べく 、 及び 「 推定 」 て 、 特 別に 、 こ の 法 則 を引 用 は しな か っ た が 、 製 造 者 側 の 過失 の 「 ⑧ .件 に お llL td 事 ba rgav.John L a 自 己の 無 過失 を 反証す る 義 務 が あ る 」と 説 示 し、 さ ら に 、 そ の 後、 裁判 所は 、 V a. . Co ga p 主 席 判事 は 、 ガラ スの 破片が コーラ ビン か ら 出 て き た 一九 五 五年 の Neppav.C ku Pic laLtd 事 件 に お い. m. rが も し適 用 された な ら ば 、 過失 推定 を 認め る こ と だけ に と ど ま る も の では な い旨 ‘ 明 記 して いる 。 psa l i oquitu. カナダにおける製造物責任の概要 (二、 完).
(14) り 、また被 告 は、事故 が発生 した こと に ついて全く責 任がな い旨を弁明 しあ るいは立証しなければならなか った、 と. oqui t ur は、全 psa l 述 べている。しかし、 一人 の判事 は、立 証 の義務 は果 され ていると言 い、 二人 の判事 は、resi. < 適用しな いと の見解 に立 った。さら に判事 の 一人は、r es i ps al oqui t ur は、過失 の 一応 の証明 ( pr i ma fa ci e ). であり、 これは、過失 の推定をうち立 てて、被 告 に この推定を 反証す べき義務を 課すも のであ る、と述 べている。 n aev. n a re o. re Ca ad B adC Jl 九 四 一年 の A dl 件 にお いても また、 裁判所は、 被告 には相 当なる釈 明 ( r eas ona bl e. e on) をなす べき義務 がある、 と述 べて、 この立証責 任を免れ るるには証拠不十 分 であ ると の理由 で、被告 i anat xpl nhu “ ` u .車忍什にお いても また、 裁 判所 は、 r に責任ありと判決し ている。 さら に 同年 の Saddl a Co Col aes ev.Coc r mi e. 被告が反証しなければならな い過失 の推定を立 てるため の十 分なる証拠」 と説 いてい al ur を定義 し て、 「 t ps i oqui 3 t hv.Peps i -Col a事件 にお いて、ポ ップ ソーダ びん中 のガ ラ スの発見は、「一応証 る。最近 では、 一九六七年 の Smi. e) 」 にな ると称 され、被告が 「当該事件 に対処す る こと に失敗 した」 と き に、責任 c i e cas 明 される事件 ( pr i ma fa が課 され ている。. al ps ur の理論 の適用は、特 に、食料 品中 に異物 が発見され た事件 にお いては、吹けばなるトラ oquit esi 粘 局、r. ンペ ット の様 なも ので、裁判所 は、製造者 が自 己 の無過失を立証しな い限り、異 物が存在す ると いう事実 が、製造者. の過失を推 定 させる十分な る証 拠 であ る、と判決しう るし、また当然 に判決する こと になる。裁判所 は、少 くとも、. 欠陥食品事件 にお いては、欠陥食品と いう事実 が、非常 に明白 に過失 の存在を示す ので、 この理論 の運用 に ついては 厳 格 な姿努を とらなか った。. さらに、 この理論 の適 用は、 食料品以外 の製 品 にも拡げ られ ており、 これ に関する説示 も みうけられる。 たと え. - 152 -. 近大法学 第 30巻第 1 ・ 2 号.
(15) r. 、日. ‘ ー. “. on 判事 は、欠陥肥料 に ついて、事 gus ChursPl kv•NaantF8d 事件 にお いて、Fer a cs or 一九六四年 の Maj. 故 が発生 したと いう単 なる事実 は、「過失 の推定を 生 じさせる」も のであり、か つ欠陥 製品 「……によ って損 害 が発生. しなか った旨 、裁判所を確信 させる べき義務 が被告 にあ る 」と述 べている のが そう であ る。. psa l ur が適 用され、ひとたび裁判所が、欠陥食料 品 によ って損傷 が生 じた ことを確信 した場合 には、 t oqui esi r. 被告 は、O 己 の無過失 の立証をする に際 し て困難 に直面する こと になる。 つまり、安全 であ る べく企図され た システ. ,. ムの中 にお いても 、人間誰しも ェラーを生 ず る可能性はあ る ので、被 告は、自 己 の無過失を立証 しうる場合は ほと ん. ur の理論 は、証拠 が t al oqui ps どなく、余 程 のこと がな い限り、責 任を負 わされ る こと になる。結局、 この r es i. 〔. 〔. 〕. - 15 3 -. 不十 分 であ るか、あ るいは弱い場 合 に、原告 にと っては、有 力か つ貴重な武 器とな っている。今 は、 カナダ の裁判所. 〕. ー. .Ri . ,1 d 9 4 2 2D.L.R. we r y Lt e dl e Bre Swa nv 山 たとえば、 一女性がビールびんの爆発で負傷した旨、主張した場合 ( 〕 , . . . . が、 ソーダ*のびんから出たガラスで口を負傷した旨、主張し 曰 害芸 び加g R 、氾( ) 4 ) 8 5 p n a M ( 6 4 4 77, 5 t a 2 W 4 9 • 1 W ( l ・ 77Que.S.C.165)、医学上の反証により、原告の請求は却下されている。 〕 9 kCol 3 9 aCo. 1 ldv•Ki nfe e t s r Fe た場合 ( ,3 R. ( 2 d)347. 3 7 5 2D.L.R. ② 〔 忌 2 0. . , . . . . ) . ③ Sha ndl o ffv.Ci 5 7 9 A t yDa i r yLt d ( C 〔 1 9 3 6 〕 〇 R ・ p a t 5 8 2 , .5 , . ) C・A・ p t 6( a 4 0 4 5 ・ R ・ L ・ D 3 〕 2 5 9 1 〔 5 〕〇・R.5 6 2 5 9 1 ・〔 llCo・ mpbe nport Ca , ev•Dave tl s ④ Ca ). R.207,(1944〕2D.L.R.355(Ont.C.A. `〔1944〕〇・ ag. l Co wsv•Gは ' he t 固 Ma ,〔 ,〔 . .CgaCol 7c ・ 8 ) c・A・ 〕5D・L・R・1 5 5 9 1 5 5 〕〇・R.8 5 9 5 1 d ⑥ 営 ppav aLt. ( 註). ur を使 用し ていると考 えられ る。 t esi a loqui ps つの策と し て、r. は、肛接 に厳 格 不法行為責任を 課すと いう大 胆さはなく、遠回し の方法 で、 そ の方 向 に製造物責任法を 発展 させる 一. カ ナ ダにおける製造物責任の概要(二、 完).
(16) . ,atp.8 i m i 6 5( ) bi d. n 0.R. 〕. 〕. 〕. A. ). .. . 007 忌 6 0.R.1 ⑧ 〔 ) B.C.C.A. 45( 蕊 4 1W.W.R.1 •〔 aCo• Col sv.Coca⑲ Will .C. Ont 足 i 2D.L.R.41( UOl〔. d.事件がと った見解より aCol aLt oqui t urについて Neppav.Coc psal e si 皿 但し、当裁判所は、判決の最初のところで、r as e ) 」 も幾分厳しい見解を示して、配達と同時にパンの中にガラス片を発見したときは、「一応証明される事件 ( pri mafa ci ec. になる、と述 べている。. 〕 ・. 〕. . A. ). ,atp.61 4 9( C. 足 1 4D•L.R.61 ⑫ 〔 e di t La w Guide. ⑬ 冦6 7 C.C.H.Can.Sal e s& Cr 〕 ・. . .atp.37 3 d)3 2 4D.L.R.( 4 4 冦6. ー. .pp.4 .事件 (〔 ) においても、当該設備が、パンの 3 24 )2D.L.R.41at 941 1 nadaBrea d Co ev.Ca ⑯ さらに、A召ndal. - 154 -. ⑭. 成分を こわさないように設計された最良 の最も新らしいも のであ った、という証拠があ ったに拘らず、被告である設備製造者に. 過失 ( n甜l i gence). 注 意 義 務 の程 度. 責任が負わされている。. ①. カ ナダ 不 法 行 為 法 上 、 製 造業 者 、 卸 売 業 者 お よび修 理業 者 等 に要求 され る注 意義 務 の程 度 は、 「そ の場 の状 況 にお ② 山 品 教 授 は、 こ の基 準 は、厳 格 責 任 の特 徴 を 若 干 お び た も のであ ると emi い て相 当な る注 意 を は ら う こと 」 にあ る。Fl ③ gence) が拠 り ど ころと され て いるが 、 「わ が裁 判 所 は、 negli exander教 授 は、 理論的 には 、 過失 ( 説 き 、 ま た 、Al. 近大法 学 第30巻第 1 · 2 号.
(17) 製造物責任事件 にお いては、 実際 には、 厳格責任を 課し ている」 と説示し ている。 なお、裁 判所は、r es i ps oal. ⑤. 事実 推定則) のような手段を採 用する こと によ って、 この領域 で僅 かながら進展を みたが、製 品 の検査、製 ur( t qui 4 造 工程、包装及び配送 における過 失 の 立証は、依然、要求 され ている。. 検 査が、取引上不 可 能 であ る場合、あ る いは、政 府 の検査官 が、特殊製 品 の販売を許 可 し ている場合 には、責任問. 題は全 く生 じな い。もち ろん、 この注意義務 の甚 準を決定 す るに際し ては、企業 の慣行 に実際 にはウ ェィト が置 かれ 6 るが、 それは決定的 なも のではな い。民事裁判所 は、注意義務 の適 正基準を確定 する にあ た っては、形罰法規違 反 の m 証拠 にも依拠し ている。. におけ. - 155 -. 今 日、 裁判所 は、 欠陥食品事件 にお いては、 食品取扱業者 は、 極端 に高 い基 準 の注意義務を負う旨、強調し てい. る。 たとえ裁 判所が、 厳格責任 の 制度を 、 公然と 採 用しなか ったと し ても、 裁判所 が設定した基準 は、 絶対責任 8 y) に胚ハんど接 近 してしま っている。したが って、 この場 合 の注意義務 の程度 は、極端 に高 い。 t i l bi a e li ut ol bs a (. . t hv カナダ の 裁判所 は、 食品業 における食 品 の 加 工方法を 、 む しろ厳 格 に 吟味 調査し ている。 たとえば、 Smi. 1 Sal eofGoodsAct. .事件 にお いて、過失 により、 安 全装置に 欠陥を有 する自 動 orCo Eds on L.Hai nes判事 は、Phill i psv•For d Mot. さらに、裁判所 は、 過失 による製 品 の製 造と並 んで、 過失 による製 品 の 設計を規制す べき ことを 強 調している。. ゜. であ ると確信 でき な い ことを 理由 に、ビ ン内 のガ ラ スくず に ついて ( 物品売買法ー ⑨ ると同様 に) Peps i -Col a会社 に過失責任を負 わせ ている。. た ので、十 分 にな され なか った。本件 にお いて、裁 判所は、 そ の方 法が 「信頼 しうる措 醤 ( oc es s )」 dependabl e pr. Cola会社 の検査方法 が査定 され、 その方法 が誰 にも でき る簡 単 なも のではなか っ i a事件 にお いて、Peps Col i Peps. カナダにおける製造物責任の概要(二、 完).
(18) 車 プ レーキを 設計 した こと に ついて、自動車製造業者 に責任を負 わ せている。 。 ハワープ レーキが正常 に作 動したとき. は、車 輌を停 止する のに僅か 二五ポ ンドの力 でよか ったが、 そう でな い場合 には、 二五0 ポ ンドの力を必要とした。. これは、不相当な設計 にあ ると判断 され、 さらに、裁判所は被告 には、 設計 の危険に ついて、消費者 に警告 する義務 Il u があ る旨、示唆 し ている。最近、 カナダ最高裁判所は、同様 の見解 に立 つに至 った。. ② 苔告 ( warni ng). 製 造者 は、 製 品 に関 す る危険 の性 質 に ついて、 それらが 「 固有 の危険 ( i nher s entdanger )」 な のか、 それとも. 「使 用に伴う危険 ( da品 er sat t endanton u器)」な のかを消費者あ るいは顧客 に対 し て警告 する義務を負わ され てい. る。当該製品が少 数 の者 に のみ危 険となる場合 でも、 そ の者 が使 用前 に当該製品を テ ストできるよう に、警告がな さ 3 れ なければならな い。. な お、跨告は、 す べて合 理的 に伝達 されなければならな い。したが って、商 品に添付 される 。 ハンフレ ットで警告を. 与 え ても、 た いていの人は これを滅多 に読む ことがな いと の理由 で、 この様 な齊告 の仕方 は十 分 なも のではな いと さ. れ ている。 警 告 は、 人 目を引くも のでなければならな いか ら、 容 器 のラ ベ ルに印 刷す べき であると され ている。 ま. 花 には近 づけ てはなら な い」 と た、舒告 では、特 殊な危険を 明示 せねばならず、たと えば、あ る除草 剤に ついて、 「. いう効能に ついての表現 は、 そ のスプ レーが、無 風 でも 四分 の 一マイ ルにわた って広がり、作 物 に損害を与 えた場 合 “nu には、不相当なも のであ る、と の判決が出 され ている。. .,Lt d.事件 にお いて、 ラ ベ ルを 貼 る際 にそ の 最近、 カナダ最高裁 判所は、L臼nbertv.Las t opl e x Chemi c al s Co. - 156 -. 近大法学 第30巻第 1 ・ 2 号.
(19) 旨明示す るよう強 調し ている。本件 は、速乾性 ラ ッカー の製造者 が、容 器 に三個 の異 ったラ ベ ルを 貼 ったにかかわら. ず、警告 の仕方 が不相当 であ ると の理由 で、発火 及び爆発 による損害 に ついて責任を負 わされた事件 であ る。 三枚 の. 火、 熱 ならび に ラベ ルのうち 一枚 目 には、「可燃物注意/. 火気厳禁/. 」 、 二枚 目には、 一定 の運送 規 制 に従 って、 「. 」 と明 記され てい 点火物 から遠 ざけよ」、 三枚 目には、 「 注意、可燃物I裸 火 近辺で、あ るいは喫煙中 の使 用を禁 ず。. た。 エンジ ニアであ る原告 は、 この笞告を読 んだ後、地 階 の床 にラ ッカーを塗り始 めた。 そ の際 に原告 は、炉 が作働. しな いよう に、自 動温度調節装置を セ ットしなか ったが、 。 ハイ ロットライトは つけ ていた。 そ こでラ ッカーから出 た. ガ スが パイ ロットライトに接 触 し て着 火 し、爆発 した。. - 157 -. これ に対 して、Las ハイ ロット ラ ki n 判事 は、 これ ら の習告 は、火 花 やあ るいは特 に、作 業 区域内 もしくは近 辺で。. イトを つけたままにす る こと に対 して警告 し ていなか ったと いう 理由 で、 この警告 のどれも十分なも のではな いと判. 製 品 の使 用が通常予期 され る周 囲 の状 況によ って、火災 の起 る可能性が増 大す ると考 えられ る場 合 には、十 分 なも. って判断 す るよう つとめなければならな い。たとえば、当該製 品 は可燃 物 であ る、と いうような 一般 的な警 告 は、. ている製 造者 は、附随的な危険を明 記す る義務 があり、 一般消費者 やある いは使 用者 に知られ ていな い事項 にわ た. るため)危険を伴う場合 には、 たと え その製 品 の指定 された使 用がなされたと しても、 そ の製 品 の危険性を 認識 し. 本件 では、可燃性 の強 い物 であ 「製品が最終消費者 のために市場 に放出 され て、 一般公衆が これを使 用し、 か つ (. 告を し ていたと いう証拠が提 示され た。Las ki n 判 事 は、 この事件 で、次 のような法 則を打 ち 立 てている。. ハイ ロットライトから火花が生 ず る こと に対 し て筈 決 し ている。また、被告 の競業者 の 一人が、なか んずく、装 置や 。. カ ナダにおける製造物責任の概要(二、 完).
(20) のではない。要求 される野告 の明示 は、もち ろん、製 品 の通常 の使 用にお いて遭遇する であ ろう危 険 によ って変 る 」 も のであ る。. なお、製 造者 は、警告を明示する こと により、「売買が不利 なかたち で 行 われ る こと にな る」と の申立を し ている. が、裁判所 は、 この申立を全く採 用し ていな い。 このよう に、裁 判所は、警告 の明示を要求 し ているが、製造者 は余 Q 分 の菩告ま でも与 える義務 はな い。また、当該製品が高度 な技 術を要する製 品であ るため、 一般 公衆 の使 用 には適 さ. ず、 そ の製 品 に ついて十 分な知識を有 する専 門家 のみしか使用 できな いも のである場合 には、警告 は必要 ではない。 e a nv.3M Canada 事件 の判決 が、 この法 則を再 確認し ている。 本件 では、 一分間 に八、000回転す i t 最 近 の Aus. るグ ライダ ーに円盤を接着 して使 用する ことが危険 であ る ことは、自 動車修理業者 の間 では常識 であ るから、 このこ. ,. と に ついて警告 する必要 はな い、と判 決し ている。 つまり、相 当 に有能な自動車修 理人 の手 で通常 の使 用がなされる. 場合 には、 この円盤 には危険 は伴 わな いと いう こと であ る。. hi ngt o nI ro n Works 事件があ る。 i neLt d.v.Was さらに、最近 のもう ―つの重要 な事件 とし て、Ri vt o w Mar. 本件 において、 カナダ最高裁判所 は、警告義務 の範 囲を拡大し ている。 つまり、製造者 は、売買時 に既 に知 っている. 危 険 に ついてそ の顧客 に警告 する ことを怠 ってはな らな いだ け ではなく、 むしろ、当該製品が売却 され て配達 された. 後 に、危険を発見したときは、顧客 への警告 の措置を講 じなければならな い、と解し ている。 このような警告義務を. 課し ていると いう ことは、実際 の訴訟 にお いて、消費者側 の弁 護士 に非常 に便宜を与 えるも のであり、 しかも、弁 護. 士が製品 の製 造 や設計 上 の過失を立証す る こと は容易なわざ ではな いか ら、警告義務が相 当 に遂行 され ていな いこと. - 158 -. 近大法学 第30巻第 1 ・ 2 号.
(21) に 焦 点 を 絞っ て 、も っ と 容 易 に 解 決す るこ と が で き る。 つ ま り、 裁 判所 は 、 警 告 が 十分 で あ った か ど う か という 、 比 較 的単 純 な 論 議 をも っ て 責 任を 確定 す るこ と が で き るので あ る。. 本 質 的に 危 険 な 物 質 (i nh er entl y d anger ng s) ou sth i. 「本 質 的に 危 険 な 商 品 ( in h cles) erentl 」 あ るいは 「そ れ 自 体 危 険 な 物 ( th y d anger ou sarti ngs d a品 erousi n i. ves)」の 範 疇 に 属 す る物に は 、 依 然、 よ り厳 しい 注 意 義 務 が 課さ れ て い る。 こ の 法 概念は 、 W int emsel th er bott om. v.W rig h t事 件 の 経験 を生 か して 、裁 判所 が 、 毒 薬 、 銃 砲 、 ガ スも しく は 爆発 物 に よ る損傷 に つ い て 、 p rivi t y rule 囚 を 適用 せずに 、 製 造 者 に 責 任を 負わ せるた め に 案 出 した 例 外 的な 所 産 であ っ た 。 しか し 、 Donoghne v.St e ven son. 事 件 の 判決 以降 は 、 こ の 例 外 的所 産で あ る概 念 の 適用 は 減 少 し、 数 十年 が 経っ て 、 裁 判所 は 、 若 干 の 学 者に よ る批 判 四 卯 あ るにか か わ ら ず、こ れ を 認 め るに 至 っ た 。 Scrutt on 判事 は 、 「毒 薬 の よう な そ れ 自 体 危 険 な 物 と 部 類 と して は 危 険. 当 では な い と 反 論 して い が。 こ の よう な 議 論 あ るにか か わ ら ず、 こ の 概念の 適用 は 、 完 全 に 排 除 さ れ るこ とはな か っ. こ° t. この 「 本 質 的に 危 険 な 物 」の 理 論の 受 継 い だも の は 、 銃 砲の よう な 危険な 商品 の 製 造 者 に は 、バ タ ー の よう に 通常. 安 全な 物 の 製 造 者 に 比 べて、 より 高い 注 意 義 務 が 要 求 さ れ ると い う こ と であ る。 した が っ て 、花 火 、 銃 砲、 ガ ス炉 あ. るい は 危 険 な 化学 製 品 の 製 造 者 は 、 より 危 険 の 少 な い 他 の 製 品 の 製 造 者 に 比 べて 、 より 高 度 の 注 意義 務 を負わ ねば な. い こ と に な る。こ れ は 、 結 果 的に は 、 一 般 的な 過 失 責 任論 と 一致 す るも の で あ り、 そ う い う 意 味 では 、 全 く 特 別の 法. -159 -. ③. では な い が 、 過 失 あ る作業 の た め に 特に 危 険 と さ れ る物 と の 差異 を理解 す る」こ と が でき な い 、 旨、 苫 言 を 呈 して 、 8 こ の 概念の 適用 を 排除 す る よう 努め た 。こ れ に 対 して 、 A t k in 主 席判事 は 、 こ れ は 、 「 不 自 然な 」 区 別 であ っ て 、 妥. カ ナ ダにおける製造物責任の概要(二、 完).
(22) 〔. 〕. . Mar 則とは いえな い。zo 品 Scot i a州最高裁判所 の Pat t ers o n 判事 は、Raev.T.Eat it i mes Ltd.事件 on Co. の中 で、. 「……責任 に ついての検討 は、 売却 された製品が危険な物 であ ったかどうかにあ る のではなく 、 む しろ、被害者 に. 対 して製造者 に義務 違反があ ったか否か、義務の性 質 やあらゆる 関連事情を考察 する こと にあ る。当該義務 は、通. 」と述 べている。 売却 され た商品 の特質や商 品 の加害能力 であ る。. 8. e)を 用 いる ことを いう 。また、最も重要な 常 人ならばあらゆる状 況 の下 で用 いるであ ろう相当なる注意 ( duecar. I 事情 の ―つは. - 160 -. ryLtd.事件 にお いて、 t yDai また、Mi ddl et on 判事 は、Shandl offv.Ci. 「かかる請求を確定す るために必要な注意 の欠缶 は、 末端消費者 への危険 に応じ て 増加 するも のであり、また、. に説 示し ている。. ar i o高等裁判所 Pet 者 に損害を与 えた欠陥ガ ス炉 に ついて責任を諜 した事件 で、 Ont i ght判事 は、次 のよう er W r. .Cla 転 換され たこと であ る。たと えば、I vesv r eBr d.事件があ る。 本 体 は、ガ ス淵 れ により、家屋所有 ot her s Lt. さらに、「 本質的 に危険 な物 」理論 のもう ―つの特徴 は、立 証責 任 ( ounsofpro of )が、製 造者 や そ の他 の被告 に. 」 と説 示し ている。 も のであり、 ほと んどそうな ってい5。. の物自体 に危険を有 し ている場合 には、当該注意義務を要求 す る こと は、絶対責任 ( abs ol utel i a bi l i ty )に近づく. そ. 2号 ・. 近大法学 第 30巻第 1.
(23) 「他の者が製作し、 設置しある いは点 検整備し た設備による天然 ガ スの 使用 によ って損傷もし くは損害が惹起ささ. れた旨、 ひと たび確 認された場合に は、無 過失の 立証 責 任 は、当 該 設備を製作し 、設置し ある いは整備し た各被告. ay ihw に存す る。 損害すれば、 ガ スの使用によって損 害をうけた ガ スに無知な使用 者 の 立場は、 道路交通法 ( H g 叩 」 第一 0六条一項の通行人の 立場と 同 じである 。 ) t cAc t i rt Ta. わ れ われの法律や 規則で危険 なものとされ て いる 天然 ガ スの使用における法律問 題解決の確かな根. 9. 同判事 は、さら に続 け て この立証責任の転換につ いて、. 「 こ のこ とが. - 16 1 -. 拠 であ る と考えら れるとは いえ、われわれの社会に、通常、製 品を供給し て いる製造業者や一定の権限を有する者. の事件に、それを適用することは、ーー 不当 でも また不合理 でもな いと思える。そ れ は、 一般消費者に お いては、. 通常、損害の 原 因たる秘密事項や複雑な事情を証明するこ とが期 待し得な い程に、偉大 なかけ離れた力に直面し た. 一被害市 民の 立場を 認識したものと 思われる。 私は、 一般に、それが製造物責任の法 則である とは断言しな いが、. し かし 、目由な発言の できるすぐれた権威者が、それを法 則であると断言し ても、 シ ョックを 受けたり、驚 ろいた ⑱ りはしな いであ ろう 。 」と述 べ,、この理論の、 一般製品への拡大 適用を説 いて いる。 本件に お いて は、製 造者 と整. の範疇 は他 の製 品も 含むよう に拡張されるのか どう かに つ いて判断を加えるこ と は困難なこと である 。この 見解は、 図 et cher事件の無過 失責任法理に 類似し ており、消 費者の法的地位を強化するもの である。 また、商品 v•Fl Ry land s. しかし、このよう な傾向から、結局、この危険な商品の特 別な範疇はなくなっ てし まう のかどうか 、ある いは、 こ. 備した者の両者 は、立 証責任を免れるこ とが できず、結局、両者の責任が認められた。. カ ナダ に お け る 製造物責任の概要 (二、 完).
(24) を本質 的に危険 なものとそ うでな いもの とに 区別 せずに、 立証責任の転換をすべての製造物事件に適 用するというこ. の 見解は、逆に、製品の安全性 を 高めるのに適 している ことは、 疑いない。 したがって、裁判 所の 伝統的な解釈がな. い限り、この方法の方が社会的必要に 応え得るものであり、' 通 常の 過失責任の法理 に依拠 するより はま だま じであ ろ. う。. ④ 厳格 不法行為責任( s tictli o rt) abili ty t n i oo r 一九三六年の S h a ndl offvC i Dry a i Lt d.事件に おいて、 R d i dell判 事は、欠 陥鹿品の責任問 題に関 して、も y t っと直接的な アタ ックを 試み 、次のように説 示した。. 「一般大 衆消 費のために 食料品を製造してる者は、 危険 でありかつ危険を生ずるであ ろう 隠れ た瑕疵がないこ とを. 消 費者に保証すべきであるというこ と は、良識でありまた適切 なる法とすべきである。 同様に、購入者や消 費者を 保証するように 食料品の売 主に義務 を負 わせるこ とは不当ではない。 」. mple i dw ar 同判事は、この黙示の保 証( i an rty )理論を、 五年後の A e r nd a e l. vC an ad B a e rad Co.事件におい. て、 流 動物 とか固型物 な どい ろんな商品の製造者は、 それを市場に放出 した ときは、その商品には有害物質 は全く含 有 されていない旨の黙示の保証を与えているという意 味で、再 度 用い ている。. この法理の 採用は、 アメリカ合衆国では全域に及 んでおり、 しかも、「 全不法行為法史に おけ る既定法 則の 最も 迅 g 速に して且つ劇的な崩壊である」 と称 されたが、カナ ダに おいては、 R dell判 事一人の雄叫びにす ぎな かった。 し d i. - 162 -. 2号 ・. 近大法学 第30巻第 1.
(25) Aし、この保証理論は、「契約と不法行為の不義密通による崎形の混 血児」 との 批判を 受け、 一九 六三年に、 アメリ 力. i bili ty n tor t )」 カ合衆国に おい ては、当時、 Proser教授によっ て提 唱され ていた 「 厳格 不法行為責任 ( St ri ctla i s 8 が、この保証責 任に とっ てかわった。 したがっ て、 アメリカ合 衆国におい ては、消 費者は、損害賠償 を疇ち得るため. には、もはや製造者の 過失 ( negli g enc e)を立 証する必要はなく、購 入した製品 に 「 欠 陥」 が ある旨を 主張、立証す. ればよいこ とに なった。も っとも 、この作業は 予期 された程に 容易ではないが、被害者たる消 費者の地位を高めたこ. とは 確 かである。市 場に 放出 したあらゆる種類の製品に厳格 不法行為責任を適用し た事件は 数百件に昇るが、この理. - 163 -. de eff ects) 、 ア レ ルギ 論によっ て問 題のすべ てが解決 されたわけではない。実際には、製品の使用 による副作用 ( si. ー体質 者、 中間 検査の問 題、ならびに経済的損 失の取り扱い方等に 閃する困難な問 題が、依然、未 解決のまま 残 され 閲 ている。 それにも かかわら ず、この新 しい責任論は、合 衆国のほ とんどの 州に おいて採用 され、 現在に至 っ てい る。. とこ ろで 、 アメリカ合衆国に おい てこの厳格 不法行為責任 ( stric t tt '!l y) が支 持 される理由は、様 々で orlia t i l i. 認めること によっ て、無駄な遠回り の訴訟を 回避する ことがで き る。 さらに、厳格 不法行為責任 は、事故を 惹起す る. ati が 売主を 訴え、 売主が製造者を訴える順繰り訴 訟を せずに、 製造者に対する消 費者の直接訴権 ( dir on)を ect c. よ っ て免責 され、他方、 売主に責任を負わせるこ とを 認めるのは、法 の名誉を そこなうものであり、 その他、消 費者. も う ―つの理 由は、製造者は、全 国的に広告するこ とによ っ て、製品の安全性への信頼を高め、欠 陥なき製品である 困 こ とを立 証 した場合に は、当然に免責 され る、 とい うこ とにある。また製造者が pr v ity iの 不存在を主張することに. abili ty )に立 つ厳格 不法行為責 任による と補償 ( ( non-fa ultli c om pen稔tion) が確保 される、 とい うこ とにある。. ある。最も 一般的な理由は、被 害者たる消 費者は、 n甜 lig e nc e理論によっ ては 保 護が不十分であるが、 無 過失責 任. カ ナ ダにおける製造物責任 0)概要(二、 完).
(26) ような いい加減 な製品製造を 防止す る こと に役立 つと いう ことにあ る。もち ろん、negli genc e理論 も、安 全性 の基準. を高 めて、製造者 の過失行為を減少 させる こと に貢献 し ているが、厳 格不法行為責任論 は、 さら に これを徹 底す るも. のと いえる。 つまり、製 造者 は、事故 による損失を警戒 し、ま た、製 品 の広告が適 切であ るかを 憂慮 し ており 、さら. に、事故発生を阻止 す るため の徹底 した処置を 講す べき地 位 にあ る ので、 一層、事故抑制 に努 める ことが でき る。. 、 さら に、最近 では、「 市場あ る いは 一般抑制 の理論 ( t het ketorgeneraldet heoryofmar er r enc e)」が、厳格責 閲 任 の論拠とし て発展 し てき ている 。 これ は、より適切なる資 力配分 ( bett er r es o ur c e all oc at i on) の経済 用語 によ. る表 現 で、 そ の理論的根拠 は、商品を製造し ている産業 に、欠陥製品 によ って生 じた事故 による損 失全 ての帰責を 要. 求 す る こと にあ る。 これ によると 製造業者 に と っては 非常 に厳 しく な る ので、 事故を起 しがちな産業 ( ac ci dent. ) は、閉鎖 しなければ なら なくなり、さら に、製造業者 が不当 に利益を む さぽる こと は避 けられ、 nei es i r pro t ndus g 一層 公平か つ公正な事故 による損 失 配分 が達成 され る こと にな る、と説 く。. しかし、 このような アメリ カの厳格 不法行為責任は、 カナダ に お いては、類似 の製品や消費習慣があり、また アメ. リカ人が経営 す る多数 の製造 工場 があ るにかかわらず、 ほと んどその影響を みる こと はできな い。 アメリカ の裁判所. が支持 する前掲厳格不法行為責 任の政 策 的 理由 は、 カナダ にお いても同様 に適用す る ことが でき るが、しかし、 カナ. ダ の裁判所が実際 に、 これを支持 したと考 えられるも のは、Ri d.v.W as vt o w Mari neLt hi ngt on I ks 事 ro n W or 閲 件 における Las ki n 判事 の説示 の中 にみられ るも の以外 はな い。. 現在 のカナダ製造物責任法 に ついては、過失責任論が支 配し ており、したが って、面倒な過失 の立証責 任から被害. 者 たる消 費者を救済し、か つ欠陥製品が過失 によ って製 造 され たが否か にかかわらず 、欠陥製 品 に ついて製造者 に責. ー. - 1 64-. 2号 ・. 近大法学 第30巻第 1.
(27) カ ナ ダ に お け る 製造物責任 の 概要 (二、 完). g 任 を 負 わ せ る べく 、 厳 格 不 法 行 為 責 任 論 への移 行 が 提 唱 さ れ て い る 。. ). , 〔1971) 2 0 .R. 637;D onoghue v. Stevenson Phill i ps v. Ford M otor Co.. (註. 山. ng,T he Law of T orts (5 thed. 1977) p.508. em i Fl. `. 1 32 〕 A ・C・562 〔9. ●. ety of U pper Canada (1966 〕 ` the Law of T orts", i n Speci al Lecturesofthe Law Soci. "R. i foods Ltd Curll v. Robi n H ood M ult. ・. 〕. l 6 D. L.R. 〔 $ 4 〕 "5. ( 3d ). );O stash v. Sonnenberg, 1 129 (N. S. 〔9 68 〕 疇67. (〔1968. 〕. (〔1967. 〕. S. C.R. 469, p.473). 全体的 に不適 切 で. 1 0• R. 775, p.779, 67 D. L. R·. 80.R. (2d) lp. 2、本件 は、腸 チ フス菌 に汚 染 された食品に関 する責 任が問 ・. T ort Law , Chapter6以下を参 照。. , (1942〕 〇 ・R. 682 ` 1 43) 1 D. L. R. 194, pp. 197-201. 〔9 Y achetti V. John D uff & Sons Ltd.. 〔9 65 〕 ヽ51 D. L. R. (2d) 245. on Constructi on Co. Ltd. 1 d Storage Ltd. v•H am ilt 岱 Col. ' ) p. 159; W estern Processi ng nney ed. an Jurisprudence (1958, M c W hi D unl op,^ n Canadi T he Law of T orts" i. p.42.. g ent Developm em ts in. ③. ②. ④. ⑤. m. ⑥ 洋細 に ついては、 Linden, Canadian . ) ta. C. A . D. L. R. (2d) 311 (A l. vert Catereps Ltd.〔1974 er v. Cal ml H ei. Stores Ltd.事件. , 〔忌 7 〕 C. C.H . Can. Sal tLaw G ui de, §21-014, p.4142. es & Credi. 顕 にされた事件 であ る。. ⑱. ⑨. これと同 一の見解 に立 つ事例として、 H art v• D om inion. a Ltd.事件 Cohen v. Coca'Col. a会 社 の検査方法が 、 ビンの爆発を防止 す るため には、 いい加減 で、 (2d) 675)があ る。本 件 は、 C8 a'Col. あ ることが明らか にされた事件 で、裁 判所 は、ケ ベ ックの. 炭酸飲料水 のビン諸業者は、通常 の配送や消費者 の取り扱 いに耐えう る十分 な強度を も っ において、 A bbott判事が説示した 「 」と いう表 現に依拠し て判決をし ている。 これは厳 し い基 準 であり、ま たそうあ るのが当 然 である 容器を提供する義務を負う。. 〔197. ゜ 〕 2 0.R. 7l4.. が、しかし、 ビン諸業者 には、注意深くか つ通常 の取引慣行 にしたが い行動した旨 弁明しうる道 が依然 ひらかれ ている。 叫. - 165 -.
(28) ,〔1955 〕 s Inc. page 、. 〕. カナダ最高裁判所 の見解 は、. ・ 〔1968〕• 391 F・(2d) く・ G・マi. 〕 1 0.R.88, 41 D.L.R. (2d) 183, 〇・R. 937; Rnegger v. Shell OilCo., 〔1964. 〕`252 S.C. 202, 166S. E.2d 173; (1969. (Larsen. v. Si em ens A .C.604`p.626; Hindustan S.S.Co.. や ァメリヵ の車亙什. , 〔1959 (Davi e v•New M erton Board M ill s Ltd.. 〕 ron W orks 〔1973"40 D.L.R. (3d) 530.なお、 ngton I Ri vtow M arine Ltd. v. W ashi. Stew art v·. ご. s v.B.M . C.〔1970 〕・308 F.Supp.303) にしたが ったも のであ る。 G rundm ani. 549; D yson v. G . M . 〔1969 〕・ 298 F. Supp. 1064; M ickle v. Blackm on. ,〔1955 s Rep 167,, p・177) 〕 1L一oyd' Brothers & Co. Ltd.. イギ リスの事件. 皿. ⑫ . p .191. 〕ー58D.L· (L "m v.Barotto Sports Ltd.〔1976. 〕•28 ぞぢ v.T.Eaton Co. (M aritim es) Ltd.〔1961 ⑬ 但し、危険が単な る可能 性に過ぎな場 合いには、警 告 は不要 とされ る ( 。 消費者は、 一般 には、 警 告や指示を読 みかつ留意す べき 相 当な る義務を 負う こと にな )) D.L.R. (2d) 522, p. 536 (N. S. R. (3d) 465;A ll ard v. M anahan,〔1974 〕 3 W・W・R.588 (B.. ' 本件 はヽ用具に関し てヽ 事故 を防止する特別な注意事 G.). り、 これを怠 った場 合 には、自 己 の損傷 に ついて責 任を問えな い こと になる. (1972 〕 S・C・R・569 ●. 一956〕 〔. D.L. R. (2d) 183, p. 191.. ng v.Bradshow Spurli. ー964〕 l゜・R・8炉 41 "〔 ーCo・ ー Oi ); Ruegger く・She一 2 A U. E・R・一21, p・125 (C・A・. 項が パンフ レ ットに書 かれ ていたが 、原告が それを入手 しなか った事件 であ る。) 。 ⑭. ⑮. ⑯ たとえば、「ハン マーは指 を打 つことがあ る。プ タ肉は火を 通さなければならない。 マッチは燃える。ナイ フは切れる。」など. したが って、たとえば、美. of the Law of T orts (4th ed.,1971) p.646.. 〕 . Catherine s G eneralH ospi tal〔1964・41 D. L. R. (2d) 697, pp:711-712. M urphy v.St. `. は努告義務 の内容 には含まれな い。 Prosser,H andbook. 容師が 、毛髪染料 に ついて事前 に警告 を受け ている場合 には、その顧客は、個人的 に警告を受け ている必要 はないと解 され てい. ⑰. ). ( 1973 〕 ゜6 W . W .R. 692, 40 D.L.R. (器 ) 530 (S.C.C.. 〕. nchester (1852 〕・6 N •Y.397;Dixon v.Bell〔1816〕・5 M . S. 198, 105E.R. 1023;Dom inion Natural T hom as v. W i. 〔号 4 〕"7 0.R.200, p.205.. . E.R. 76 (C.A . 。 ) 50 2 A ll m es v.A shford, 1 H ol る ( 〔9. ⑲. ⑱. ⑳. - 166 -. 1 ・ 2号 第 30巻第 近大法学.
(29) Gas Co. v. Collins, 〔1909) A. C. 640. § Salmond, The Law of Torts (16th ed., 1973, Heuston), p. 307. � Dahlberg v. Naydiuk (1969〕・ 10 D. L. R. (3d) 309, p. 325. 思 Hodge & Sons v. Anglo-American Oil Co. 〔1922〕 ・ 12 Lloyd's h. Rep, 1813, p. 187. 思 Donoghue v. Stevenson, 〔193幻 A. C. 562, pp. 595-596. 8 〔園l 〕 , 28 D. L. R. (2d) 522, p. 535' *�1'.J ざ 茫麒榔Q 眺栂�lfrs畔 芦 心. ’. 認趨抑足脳出竺迄 ' .JJ罪I�-叩 ,'.; !'{l. o. � (193的 0. R. 579, p. 590. 尽. Ives v. Clare Brothers Ltd., 〔1971〕 1 0. R. 417, p. 420.. 毯 Ibid., p. 420. 思 〔1868〕 ・ L. R. 3 H. L. 330. 〔1941) 2 D. L. R. 41 (Ont. C. A.).. �. IJ Q 詔尾忌 庶函 Q 批思以 芦 ド ざ Prosser, "The Fall of the Citadel (Strict Liability to the Consumer) " 〔1966〕,. 13. 50 Minn. h. Rev. 791 � 饂心迄 ° Ibid., p. 800.. 思 Kessler, "Products Liability" 〔1967〕 ・ 76 Yale L. J. 887, p. 924.. 坦 Shapo, "A Representation Theory of Consumer Protection" 〔1974〕 ・ 60 Va, L. R. 1113. � Calabresi, The Costs of Accidents (1970〕 . 5 Keeton, "Is There a Place for Negligence in Modern Tort Law" 〔1967〕 ・ 53 Va. L. Rev. 886, pp. 892. 毬 Rivtow Marine Ltd. v. Washington Iron Works, 〔19乃〕 6 W. W. R. 692, 40 D. L. R. (3d) 530, p. 551 (S. C. C.). 包 Waddams, Products hiability (197む O' Connell, Ending Insult to Injury: No-fault Insurance for Products and Servic邸 〔1975〕 .. l9I ー. 賦 謳 Q出狐母羨 翠 心Q弁2尽 ボ R. 11 ). 忌. ー. 象 ,. 呂 〔193釘 0 R. 579..
(30) 被告 の抗 弁 事 由. 原告が 、 被 告 の 過失 を 主 張 して 損 害 賠 償 の 請求 を し ても、 被 告の 抗弁が 採 用 さ れ た 場 合 には 、 原 告 は 敗 訴 の 判決 を. ①. i genc) e 寄 与 過失 ( con t ribu t orynegl. vHobb sM anu ngCo.事 件 に お いて 、こ の 抗 弁 事由 に つ いて 説示 して いる 。 ri ctu fa elds • i す でに 一九 六 二年の S h. つ ま り、 これ は 、 原 告が 自 己 を 危 険か ら ま も る た め に必要 な相 当 なる 注 意 を払 わ なか っ た こ と、 即ち原 告 の 過失が 自. 己 の 損 害発 生 の 原 因をも なして いる 場 合 に、 被 告 が こ れ を 抗 弁 と して 出 す こ と によ り、 原 告 の 詰 求 を 却 ける と いう 効. 果 を 生 ず る も の であ る 。 他 の 不 法 行為 の 領 域に お いても 適用 さ れ る も の で、 法は 、 保 渡 に値 する と 思 わ れる 者 、 即. ち、 自 己 の 損 害 に 一因 を 与 えなか っ た 者 の み を救済す る も の である 。 した が っ て 、 こ の 寄 与 過失 の 制度 は 、 原 告が 注. 自 己 の 意思 に よ る 危 険 の引受 ( volun ta r y a ssu mp i onof risk) t. 意を 欠か な いよ う に す る こ と にも 役立 つ こ と に なる 。 ②. こ の抗弁事由 は 、 自 己の 権 利 を 放 棄 する 者 は 、 法 的救 済 を受 ける 資 格 が な い、 と いう原 理 を 具 体化す る も の であ 2 る 。 した が って 、 契 約 の 中 に 免責 約 款が 存 す る 場 合 、 裁 判所 は 、 そ れ が 契約 の 基本 条 項 に 反 し な い限 り、 おそ ら くそ. emire の 免 責 約 款を 羽 重する こ と になる 。 しか し 、こ の 危 険 の 引受 は 、 契約 中 の免 責約 款 に限 る もの で は な い。 Saddl ③ Colaを不快 な香 りと 味が す る こ と を知 っ て 飲み 続 け、 損 ' v.Cg a占 olaCo·事件 にみ ら れ る よ う に、 原告 が 、Coca. - 1 68 -. 四. 受 ける こ と になる 。 こ の よ う な抗 弁 事 由 と して 、 次 の も の が あ る 。. 近大法学 第30 巻第 1 · 2 号.
(31) 虫口 を笈 った楊合、危険の引 受 があると して、裁判所 は、原告から の諧求を却け ている。. abnor ③ 異常 な使 用 ( malus e) ④. .T. 時 折使用されるも う ―つの抗弁 として、異常 な使 用に ついての抗弁 があ る。 これに関 す る事例 として、Raev. .事件 がある。本件 では、 コンクリート舗道上 に人工雪を激 しく打ち つけ ている最中 に、 .( Mar i t i mes )Ltd Eat on Co. 人工雪を 入れ ている カ ンが爆発 して子供が目を負傷 した場 合 に ついて、 裁 判所は、「その通常 の使 用にお いて、 あ る. いは通常 予測 でき る使 用にお いては、害 がな いか ら製 造者 に責任 は な い、と原告 の異常 な使 用を 理由とす る製造者 の 固 .事件 にお いては、 原告が生 の豚肉を食 べて、施 .John Duff& Sons Ltd 免虞を 認め ている。 さら に、Yac het t iv. ヽ. 〔. A. ). .. ゜. A. ). .. 〕. - 169 -. 毛虫症に罹 ったが、裁判所は、豚肉 は食 べる前 に火を 通す のが通常 であり、特 に、本件 の場合 は、豚 肉 の 「 異常 な使. 用」 であ ったと いう 理由 で、原告 の詰求 を却 け ている。また、薬局から メチ ルア ル コー ルを 買 った者 が、 それを飲 ん. 〕. 〕. , . .C. 6 (1 9 6 2 〕 〇 ・ R ( Ont ① 〔 忌2 〕S.C.R.71 3 5 5 . na di nde a nTo ② Li n,Ca w,p.4 2 4 r tLa ,a ,1 .C. . ③ Sa ddl e mi r ev.Co c a Col aCo 9 4 1)4D.L.R.61 , 6( 4 Ont tp.61 , . . 6 1 2 ④ □9 2 2 a 8D.L.R.( t 2 d)5 5 3 2 p ,a ⑤ 〔 1 9 4 3 1D.L・R・1 yLtd・誼ナ 此り( 〔 1 9 3 9 1Aー lE・R・6 8 5( C・A・ ) ) ロffi t hsく・Pe t e rC nwa 9 4 p・ 2 〇 さらにヽG t2 においては、敏感な皮膚をした者が、粗毛の服を若用するのは、通常の使用ではない、と説示している。. ( 註). な使 用の理論 は、製造物事件 で厳格貨任 が採 用される場 合 でも、製造者を免責す る場 合 の拠 り ど ころと される。. で死亡 した事件 でも、同様 の理由 で、薬局 に対す る被害者 の家族 から の損害賠償請求を却け ている。なお、 この異常. カ ナ ダ に お け る 製造物貨任0)概要 (二、 完).
(32) り. 〔. 〕. ・. W.R.719. 06 80. 9 ombe 1 nev•Dunc oi Ant お わ. ghuev.Stevenson事 件 に お い て A tkin判 事が 定 立 し た 法 則 が 、 カナダ に お け る 製 造者 衷 任 を 追及す る 基 盤と し て. o, 歴 史 的に 古い こと を認 識 す べき であ る 。 し か し 、 この よ う な 歴 史 的事実 あ る に か か わ ら ず 、今 日に 至る まで 、Don. 存 在 して いる こと前 述の と お りで あ る 。した が って 、過 失 責任 法理 の 採 用 に 関し て は 、 カナ ダ の 方 が イギ リ スよ り も. og hu e事 件 以前 に を有す る と 解 さ れて い る が 、 実 際 に は 、 カナダ に お い て は 、 この 問 題 に 関す る 二件 の 事 例が 、 Don. . Stevens 般 的に は 、 イギ リ スの Don oghue v on事件 に 淵 源 また 、 この 問 題 の 責任 原理 であ る 過 失 責任 法理 は 、 一. て お り、 厳 格 不法 行 為 責任 法 理 採 用 の 可能性 に ついて は 、 現 在 の と ころ、 全く 見 当の つ か な い 状 況に あ る 。. u iturの 法 則 を採用 す る こと に よ っ て 被害 者 側の 立 証 上の 負 担 を 軽 減す る 方 向で 、依 然 と して 過 失責任 法 理 に 固 執し. 厳 格 不法 行為 責任 ( st r ictli abi lity intort)論 へ稿 極的な 動 き を示 した の 対 して 、 カナ ダ に お い て は 、 res i psa l oq,. ab ili ty ) 法 理が 指 導 的立 場 を占 め て い る 。隣 国の アメリ カでは 、 用 が これに と っ て か わ り、 過 失 責任 ( n 甜 l ig e nceli. 契 約 理 論 と 不法 行為 理 論 の 適 用 を、 二大基 柱と して い る 。 し か し 、今 日では 、 前 述した よ う に 、 契 約 理 論 の 適 用 に 関 m し て は 、 被害 者 あ る い は 消費 者 保 護に と っ て 、 いく つ か の 障 碍と な る 問題 点が 指 摘 さ れ 、 むし ろ 、 不法 行為 理 論 の 適. 以 上、 紹介 し たよう に 、 カナダ に お け る 製 造 物 責任 法 は 、 欠 陥 製 品に よ る 被害者 の 損 害 賠 償詰 求 権 の 論 拠 と し て 、. (6). 確 固 た る 地位 を占め て き て い る 。す な わ ち、 この 法 測 に よ れば 固 製 品を放出 して 、 最 終消 費 者 に これ を 到達さ せ ん と. ー 170 -. に. 2号 ・. 近大法学 第30巻第 1.
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