巻頭言
﹁豊かな学生生活を送る環境づくり
︱
﹃つなぐカフェ@飯塚﹄
の取り組み﹂
平
成
28年
度
「
産
業
理
工
学
部
プ
ロ
ジ
ェ
ク
ト
」
を
活
用
し
て
、
飯
塚
市
内
3
大
学
の
学
生
に
意
識
調
査
を
実
施
し
た
と
こ
ろ
、
学
年
が
上
が
る
ほ
ど
飯
塚
中
心
市
街
地
(
商
店
街
)
に
対
す
る
愛
着
意
識
が
低
下
す
る
と
い
う
結
果
が
得
ら
れ
ま
し
た
。
こ
の
結
果
は
、
飯
塚
市
や
大
学
に
と
っ
て
問
題
で
あ
る
と
と
も
に
、
学
生
に
と
っ
て
大
変
不
幸
な
こ
と
で
あ
る
と
い
え
ま
す
。
そ
う
い
っ
た
中
で
、
飯
塚
商
店
街
に
就
活
カ
フ
ェ
を
設
置
す
る
こ
と
に
よ
り
、
学
生
が
街
な
か
で
活
動
す
る
場
を
確
保
す
る
と
い
う
提
案
が
、
平
成
29年
度
の
経
営
ビ
ジ
ネ
ス
学
科
3
年
生
の
「
フ
ィ
ー
ル
ド
ワ
ー
ク
実
習
」
に
お
い
て
実
施
さ
れ
ま
し
た
。
こ
の
内
容
は
N
H
K
(
北
九
州
)
ニ
ュ
ー
ス
や
新
聞
社
各
社
に
取
り
上
げ
ら
れ
、
多
方
面
か
ら
反
響
を
得
ま
し
た
。
同
時
期
に
、
飯
塚
市
で
は
「
新
産
業
ビ
ジ
ョ
ン
」
策
定
に
お
い
て
、
市
内
大
学
生
と
地
元
企
業
等
と
の
交
流
促
進
に
よ
る
産
業
活
性
化
が
主
要
施
策
方
針
の
一
つ
と
し
て
位
置
づ
け
ら
れ
ま
し
た
。
こ
れ
ら
に
総
合
的
に
対
応
す
る
方
策
と
し
て
「
つ
な
ぐ
カ
フ
ェ
@
飯
塚
」
を
発
案
し
、
飯
塚
市
の
資
金
援
助
の
も
と
、
市
内
3
大
学
、
飯
塚
商
工
会
議
所
、
飯
塚
市
商
工
会
、
飯
塚
市
商
店
街
連
合
会
、
飯
塚
青
年
会
議
所
、
飯
塚
ロ
ー
タ
リ
ー
ク
ラ
ブ
、
飯
塚
ラ
イ
オ
ン
ズ
ク
ラ
ブ
、
飯
塚
竜
王
ラ
イ
オ
ン
ズ
ク
ラ
ブ
の
協
力
で
2
0
1
8
年
10月
に
オ
ー
プ
ン
し
ま
し
た
。
「
つ
な
ぐ
カ
フ
ェ
@
飯
塚
」
の
設
置
準
備
段
階
で
は
、
本
学
部
の
学
生
お
よ
び
教
員
が
中
心
に
な
り
、
い
く
つ
か
の
プ
レ
イ
ベ
ン
ト
等
を
企
画
・
運
営
し
、
近
畿
大
学
産
業
理
工
学
部
の
総
合
力
に
よ
り
、「
つ
な
ぐ
カ
フ
ェ
@
飯
塚
」
が
着
実
に
設
立
準
備
さ
れ
た
こ
と
が
、
マ
ス
コ
ミ
や
各
種
団
体
お
よ
び
飯
塚
市
民
の
皆
様
に
大
き
く
ア
ピ
ー
ル
さ
れ
ま
し
た
。
こ
の
時
期
に
本
学
部
の
学
生
・
教
員
が
積
極
的
に
取
り
組
ん
だ
こ
と
が
、
つ
な
ぐ
カ
フ
ェ
@
飯
塚
設
立
・
運
営
に
あ
た
り
、
九
州
工
業
大
学
情
報
工
学
部
お
よ
び
近
畿
大
学
九
州
短
期
大
学
の
協
力
体
制
確
立
に
寄
与
し
た
と
い
え
ま
す
。
つ
な
ぐ
カ
フ
ェ
@
飯
塚
は
、「
目
的
交
流
型
サ
ー
ド
プ
レ
イ
ス
」
と
位
置
付
け
る
こ
と
が
で
き
ま
す
。
学
校
で
も
自
宅
で
も
な
い
場
所
で
、
普
段
出
会
え
な
い
人
と
の
出
会
い
が
あ
り
、
個
々
の
興
味
・
関
心
に
合
わ
せ
た
多
種
多
様
な
交
流
と
活
動
の
場
が
得
ら
れ
る
こ
と
を
目
指
し
て
運
営
し
て
い
ま
す
。
つ
な
ぐ
カ
フ
ェ
@
飯
塚
は
、
本
学
部
お
よ
び
九
州
工
業
大
学
情
報
工
学
部
の
学
生
が
ス
タ
ッ
フ
と
し
て
活
動
し
て
い
ま
す
。
両
大
学
の
学
生
が
、
日
常
的
に
よ
り
良
い
運
営
方
法
を
話
し
合
い
、
自
主
的
に
運
営
業
務
を
実
施
し
て
い
ま
す
。「
ラ
イ
ト
・
ト
ー
ク
イ
ベ
ン
ト
」
な
ど
の
学
生
発
案
・
主
体
の
交
流
イ
ベ
ン
ト
が
定
期
的
に
開
催
さ
れ
て
い
る
ほ
か
、「
し
ご
と
実
感
セ
ミ
ナ
ー
」
で
は
、
大
学
1
年
生
も
参
加
し
、
講
師
(
各
分
野
の
プ
ロ
)
と
談
笑
す
る
姿
が
見
ら
れ
ま
す
。
こ
こ
で
は
、
大
学
間
、
学
生
と
社
会
人
、
教
員
と
学
生
、
教
員
と
社
会
人
が
「
個
人
」
と
し
て
交
流
し
、
つ
な
が
り
を
持
つ
活
動
が
自
然
に
生
ま
れ
て
い
ま
す
。
加
え
て
、
あ
い
タ
ウ
ン
2
階
(
吉
原
町
)
に
立
地
す
る
「
つ
な
ぐ
カ
フ
ェ
@
飯
塚
」
を
利
用
す
る
こ
と
に
よ
り
、
学
生
が
飯
塚
の
街
な
か
に
興
味
を
持
ち
、
お
気
に
入
り
の
店
を
見
つ
け
る
機
会
も
増
え
て
き
て
い
ま
す
。
こ
れ
ら
の
取
り
組
み
が
、
豊
か
な
学
生
生
活
を
送
る
環
境
を
提
供
す
る
一
助
に
な
り
、
学
生
に
と
っ
て
魅
力
あ
る
「
学
生
の
ま
ち
・
飯
塚
」
を
実
現
す
る
た
め
の
き
っ
か
け
に
な
る
こ
と
を
期
待
し
て
い
ま
す
。
今
後
も
、
つ
な
ぐ
カ
フ
ェ
@
飯
塚
の
運
営
に
つ
き
ま
し
て
、
皆
様
の
ご
理
解
と
ご
協
力
を
頂
け
ま
す
よ
う
、
お
願
い
致
し
ま
す
。
つ
な
ぐ
カ
フ
ェ
@
飯
塚
・
運
営
委
員
経
営
ビ
ジ
ネ
ス
学
科
長
谷
川
直
樹
(95)
近畿大学産業理工学部かやのもり 30(2019)
一