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児童の体格・体力と生活状況との関連

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Academic year: 2021

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(1)Title. 児童の体格・体力と生活状況との関連. Author(s). 小林, 秀紹; 小澤, 治夫; 樽谷, 将志. Citation. 釧路論集 : 北海道教育大学釧路校研究紀要, 第38号: 113-118. Issue Date. 2006-11. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/1382. Rights. 本文ファイルはNIIから提供されたものである。. Hokkaido University of Education.

(2) 釧路論集一北海道教育大学釧路校研究紀要一第38号(平成18年) KushiroRonshu,−JournalofHokkaidoUniversityofEducationat Kushiro−No.38(2006):113−118.. 児童の体格・体力と生活状況との関連 小 林 秀 紹1・小 津 治 夫2・樽 谷 将 志3 1福井工業高等専門学校 2北海道教育大学教育学部釧路校 3北海道教育大学大学院. Relationships between physicalfitness factors andlifestyles Of elementary schooIchildren Hidetsugu KoBAYASHIl,Haruo OzAWA2and MasashiTARUYA3 1FukuiNationalCollege ofTechnology 2Department ofHealth and PhysicalEducation,Kushiro Campus,Hokkaido University ofEducation. 3Hokkaido University of Education. 要 旨. 本研究の目的は小学生(高学年児童)の体格・体力に関連する要因として栄養、運動および休養に関する 生活状況を取り上げ、さらに運動・スポーツに対する意識を考慮したモデルによる諸要因の関連を明らかに することであった。首都圏の小学校に通学する高学年児童(小学4∼6年生男女232名)を対象に体格・体力 の測定および生活状況・意識等の調査を行った。体格・体力に関与する栄養、運動、休養および運動・スポー ツに対する意識等の要因を明らかにするために、探索的因子分析ならびに構造方程式モデルを適用し、包括 的な関係を検討した。 本研究が対象とした首都圏の高学年児童の体格および体力は標準的で歩数の点から比較的活動的な集団で. あった。体格・体力の構成概念は「体格・基礎体力」と「体力」に分離され、体格と体力の未分化が窺えた。 運動・スポーツに対する意識は「積極性」と「消極性」に大別され、多くのものは積極的な意識を運動ある いはスポーツに対して抱いていた。. 子どもの生活状況と体力構成要素との関係において、睡眠を中心とした休養に関する生活状況と歩数に代 表される運動量が体格・基礎体力を形成することが明らかとなった。また、体力の水準に応じた運動・スポー ツに対する意識のあり方を検討する必要があると考えられた。. a;Chen et al.,2005b)。さらに、子どもの体力低下が叫ば れて久しいが、子どもの体力低下を抑制するには、単に運 動不足だけにその原因を求めるのではなく、生活習慣を中. 目 的. わが国の平均寿命は急進し、世界有数の長寿国となって いる(厚生労働省、2005a)。しかし、主要な死亡原因に関. 心とした種々の要因との関連を踏まえる必要がある。. 健康増進に関連する三要素は栄養、運動、休養であり(南 里たち、1996)、子どもの体格・体力に関連する生活習慣も これらの要素が複合的に関与しあうと考えられる。特に運. 連する生活習慣病は少なくなるどころか、増えているのが. 現状である(厚生労働省、2005b)。この事態に国は健康日 本21を中心とした様々な施策を講じているが、改善の兆し. は見えない(厚生労働省、2005b)。 生活習慣病対策の一環として、食習慣や運動習慣等を中. 動習慣については消費エネルギーの減少が体重増加に関与. し、運動量を確保すること、すなわち消費エネルギーを増 大させる指導プログラムが望まれている(Ravussin et al.,. 心とした健康的なライフスタイルを小児期から確立させる. 必要がある(竹内、1992)。また、幼年期の好ましくないラ. 1988,Pangrazi,2003)。これまで、子どもの体格・体力. に関連する生活状況として、前述の三要素を中心に様々な 要因が明らかにされているが、関連する要因間の関係を考. イフスタイルが思春期の貧しいQOLに関連することが報告. されており、早めの介入の意義は大きい(Chen et al.,2005. −113−.

(3) 小林 秀紹 他. デルの母数推定には最尤法を用い、モデルの評価にはGFI. 慮した複合的な検討は十分なされていない。夜型のライフ の欠食、間食の増加、睡眠不足による目覚めの悪さ、朝食. (Goodness of fitindex),AGFI(Adjusted goodness Of fitindex)およびRMSEA(Root mean square error. 時に食欲が湧くほどの時間的余裕がないなど(大国、1998)、. of approximation)を利用した。モデルの修正、パスの. スタイルは就寝時刻の遅延を招き、起床時刻の遅延、朝食. 体力低下や学力不振等をはじめ学校生括に支障をきたす悪. 変更は修正指数を手がかりに行った。. 循環を形成することが懸念されている(小澤、2005)。しか し、これらの悪循環を要因間の関連を踏まえた包括的な数. 結 果. 理モデルに基づいて記述した報告は少ない。. 以上のことから、本研究の目的は小学生(高学年児童). 表1は、体格、体力、歩数の基礎統計値を示している。 身長および体重はわが国の標準値と同程度であった。5段. の体格・体力に関連する要因として栄養、運動および休養 に関する生活状況を取り上げ、さらに運動・スポーツに対. 階の体力ランクの平均値は2.4でほぼ中程度であった。また、. する意識を考慮した関連モデルを明らかにすることであっ. 歩数の平均値は15,893歩であった。. た。. 体格・体力の10項目に主因子解、斜交Promax回転による 因子分析を行った結果、2因子が抽出された(表1参照)。 因子はそれぞれ「体格・基礎体力」因子、「体力」因子と解. 方 法. 釈した。「体格・基礎体力」因子を構成する項目は、体重、. 1.対 象. 身長、握力および長座体前屈の4項目であった。「体格」因. 対象は首都圏の小学校に在籍する児童で分析対象は4∼. 子を構成する項目は、立ち幅跳び、20mシャトルラン、50m. 6年生の男女232名であった。対象者には事前に調査および 測定の主旨を説明し、プライバシーの保護や成績には無関 係であることなどを伝え、同意を得た。. 走、反復横跳び、ソフトボール投げおよび上体おこしの6 項目であった。 表2は運動・スポーツに対する意識のカテゴリ比率と因. 子パターン行列を示している。10項目のカテゴリ比率にお 2.調査および測定内容. いて、「かなりそう思う」の回答が50%を超えた項目は「もっ. 調査は先行研究(Belloc and Breslow,1972)を参考に、. と体力をつけたい」、「もっと運動が上手になりたい」、「もっ. 運動、栄養、休養、外出等の生活状況(生活習慣、健康状. と運動を楽しんでやりたい」、「もっと外で遊びたい」であっ. 態等の48項目)、運動・スポーツに対する意識(10項目、表 2参照)等からなる質問紙を作成し、調査を実施した。体 格は身長、体重およびBMIを測定あるいは算出した。体力 は文部科学省準拠新体カテスト(握力、上体おこし、長座. た。10項目における因子分析の結果、運動・スポーツに対 する意識は「積極性」因子と「消極性」因子の2因子が解 釈された。 本研究で設定した生活状況と体力との関連を記述した仮. 体前屈、反復横跳び、20mシャトルラン、50m走、立ち幅. 説モデルは図1のとおりであるが、前述の体格・体力変量. 跳び、ソフトボール投げ)によって評価し、さらに加速度. に対する因子分析の結果から、本研究ではモデルに示す体. 計式歩数計(オムロンヘルスケア社製HJ−7101T)により1. 格、体力、および運動能力はそれぞれ独立した構成概念と. 日の歩数を測定した。. して解釈されず、「体格・基礎体力」および「体力」の2つ の因子として解釈された。従って、運動能力因子を除外し、. 3.仮説モデル. 「体格・基礎体力」および「体力」の2因子に対する生活. 体格・体力に関連する諸要因の関係を検討するために、 先行研究(南里ほか、1996)を参考に図1に示す仮説モデ. 状況(運動、栄養、休養、外出)および意識の関連を記述 する構造方程式モデルを適用した。. ルを設定した。運動、栄養、休養の三要素に加え、家庭環. 図2は2つの体力因子と関連する潜在変数として運動、. 境や行動に関連すると考えられる外出を潜在変数として加. 栄養、休養、外出の4つの生活状況と意識を設定した仮説. えた。また、これまで体格・体力に関連する様々な要因が 明らかにされているが、包括的かつ複合的な関連が妥当と 考えられるため、全ての要因が体格・体力に関連するモデ ルを設定した。. モデル(図1)の分析結果、最終的に得られたモデルの標 準化解を示している。適合度指標は、GFI=0.941,AGFI= 0.908,RMSEA=0.51であった。生活状況は潜在変数とし て運動、栄養および外出が選択されず、休養のみが選択さ. れた。休養を構成する項目は就寝時刻と睡眠時間の2項目. 4.解 析 体格・体力および意識の構成概念を確認するために、主 因子解、斜交Promax回転による探索的因子分析を行った。 また、体格・体力に関連する生活状況および意識を明らか にするために、構造方程式モデリングを適用した。仮説モ. であった。 休養は体力に直接的な関連が認められず、体格・基礎体. 力に対して0.42の関連が認められた。運動を構成する項目 である歩数は顕在変数として体格・基礎体力に対して0.29 の関連が認められた。運動・スポーツに対する意識は積極. −114−.

(4) 児童の体格・体力と生活状況との関連. 性の因子であり、「運動をしたい」および「体力をつけたい」. の2項目から構成され。体力因子に対して−0.24の関連が 認められた。. なお、就寝時刻の反応カテゴリは9:30∼10:00までが 4分の1以上の度数を示し、最も比率が高かった。次に比 率の高い10:00∼10:30と合わせると、この時闇市に入眠 する者はほぼ半数を占めた。一方、11:00以降に入眠する 者は全体の4分の1であった。睡眠時間は8時間∼8時間 半が最も多く(28.3%)、7時間∼8時間半睡眠する者が7 割以上を占めた。6時間以下の睡眠は全体の3%であった。. 図1 仮説モデル. 表1 体格・体力の基礎統計値と因子パターン行列. 因子パターン行列. 基礎統計値 Mean. 体力. 5. 6. 0.96 0.90 0.68 0.29. 4. 6 1. 9 0. 53. 4. −0.10. 5. 1. 1=5. 2. 4 9. 601. 4. −0.15. 5. 6. 2. 3. 上体起こし(回). 6. 反復横とび(回) ソフトボール投げ(m). 1. 50m走(秒). 8. シャトルラン(回). 3. 長座体前屈(cm) 立ち幅跳び(cm). 21.4 120.7. 6. 握力(kg). 7.1 8.4 4.5 7.3 15.7 19.1 0.6 5.1 7.9 5.3. 9. 身長(cm). Min. 5111﹁∴2. 34.0 140.4 16.6 35.4 157.9 57.9 9.0 39.5 20.6 19.5. 体重(kg). 体格一基礎. SD. 5乙3. 測定変量(unit). 体力ランク. −0.09 −0.03. 0.11 0.06. −0.10. 0.05 0.28 −0暮25. 0.83 0.82 −0.78. 0.71 0.68 0..54. 1. 歩数. 1142. 15892.9 4697.1. 表2 運動・スポーツに対する意識のカテゴリ比率と因子パターン行列. 3 0. .〇. 9. 6. 1. 23633419. 1. 4. 6 3. ■0〇.. 2. 78767668646354.〇2.〇102. 2. 1. 257221312429. 2. 8・1 5 5 5. 115. 4. 3. カテゴリの値は%. 積極性 消極性. 000000〇.一〇. 6. 2. 921131022161728. 2. もっと屋内で遊びたい. 0. 先生に外で遊ぶことを勧められますか. 2. 先生から運動を勧められますか. 思う 思わないう思わない. 3. もっとスポーツを見たい. 2. もっと運動を楽しんでやりたい. −︻ノ. もっと外で遊びたい. ー︻ノ 思 2. もっと運動を応援したい. そ. もっと体力をつけたい. 8 6455723525424699. もっと運動をしたい. ︰ソ㍉M−⋮⋮. カ. もっと運動が上手になりたい. 因子パターン行列 ややそうあまりそうまったくそ.

(5) 小林 秀紹 他. 7. e8. 図2 最終モデル(標準化解). 性」因子が解釈され、カテゴリ比率の傾向を裏付ける分類 がなされたと考えられる。「消極性」因子を構成する項目は、. 考 察 本研究が対象とした首都圏の小学4∼6年生の体格・体 力は同学年の全国標準値(東京都立大学体力標準値研究会、. 先生からの勧めに関する項目(「先生から運動を勧められま. 2000)と同等の水準であった。また、1日あたりの歩数は. すか」、「先生に外で遊ぶ事を勧められますか」)と「もっと 屋内で遊びたい」の3項目である。以上のことから、高学. 小宮ほか(小宮たち、1994)が小学校4∼6年生を対象に. 年児童の運動・スポーツに対する意識は「する」か「しな. した報告(4年生:16,469、5年生:16,975、6年生:15,238. い」かといった単純な構造で構成されると推測される。. 歩)、同じく小学生を対象にした鬼頭たちの報告(鬼頭たち、 1983)と同程度であった。BMIに基づく6−12歳の適切な. 的な関連を検討するために、構造方程式モデルを適用した。. 歩数として、女子1日12,000歩、男子1日15,000歩が提案. 構造方程式モデルの適用においては、図1に示す仮説モデ. されている(Tudor−Locke et al.,2004)が、本研究の値 はこの基準よりも高かった。従って、本研究の対象児童は. ルに基づき解析を行ったが、最終的に運動、栄養および外 出の3要因は採択されず、休養が「体格・基礎体力」に関 連した(図2)。つまり、生活状況は運動能力を含めた全般 的な「体力」に関連せず、「体格・基礎体力」にのみ「休養」 が関与すると考えられる。「休養」を構成する項目は「睡眠 時間」と「就寝時刻」の2項目であり、休養の中でもホル モン分泌や自律神経に影響を与える睡眠が、休養の第一義 的な存在と位置づけられよう。本研究の対象児童の睡眠状 況は早寝と十分な睡眠時間が概ね確保されており、好まし. 本研究では高学年児童の体格・体力と生活状況との包括. 体格および体力において概ね標準的で比較的活動的な集団. と考えられる。 体格・体力の探索的因子分析の結果、「体格・基礎体力」 因子、「体力」因子の2因子が解釈された。体格と体力が分 離されずに「体格・基礎体力」因子として統合、解釈され たことは、握力が構成項目として存在したためである。こ のことは子どもの筋力は形態発育に対応しているとの報告. (加賀谷、1998)からも支持され、体格と体力は未分化の 状態と推察される。 運動・スポーツに対する意識については、項目反応カテ ゴリ比率(表2参照)から、多くの者が積極的に運動に取 り組む意識を持っていると考えられる。また、先生からの 勧めとは関係なく、自主的な意志の高さが窺える。因子分 析の結果、単純構造が達成された「積極性」因子と「消極. い方向(正のパス係数)で体格・体力との関連が確認され. る。遅い就寝時刻や睡眠の質の低さなど主に睡眠に関する 生活習慣の乱れが自覚症状(疲れやすいや眠い)の訴え(白. 木と井上、1996)や高い敵意や攻撃性などの精神的側面に 関連していることが報告され(大芦ほか、2002;Tanaka et al.,2002)、敵意や攻撃性は思春期前の幼児、児童期に起 原を持つことも指摘されている(Dodgeet al.,1990)。Gupta. −116一.

(6) 児童の体格・体力と生活状況との関連. et al.(2002)は11−16歳の男女を対象に、栄養と身体的活 動以外の要素として睡眠に焦点をあて24時間actigraphyで 測定した睡眠の質や総睡眠時間を評価した結果、肥満の者 は肥満でない者より睡眠が少なく、睡眠の減少によって肥 満の可能性は80%増加すると報告している。すなわち、10代 の睡眠の質の低下が肥満と関連することを指摘している。 これらのことからも、睡眠が「体格・基礎体力」因子に及 ぼす影響は大きいと考えられる。 また、近年、食生活などの生活習慣が児童期の段階で問 題視され(門田、2001)、朝食の欠食回数が多いほど健康不 良を訴える者の多さが報告(厚生統計協会,1995)されてい る。大国(1998)もライフスタイルの夜型化が進み、就寝 時刻が遅くなった結果、起床時刻も遅くなり、朝食を摂る. る意識のあり方を検討する必要があると考えられた。. 文 献. BellocNB,BreslowL.(1972)Relationshipofphysical health status and health practices.Prev Med.;1(3): 409−421.. Chen X,Sekine M,HamanishiS,WangH,GainaA,. YamagamiT,KagamimoriS.(2005a)Lifestyles and health−related quality oflifeinJapanese SChooIchildren:aCrOSS−SeCtionalstudy.PrevMed. 40(6):668−678.. Chen X,Sekine M,HamanishiS,YamagamiT,. 時間がないという食事の不規則性を生み出していると指摘. KagamimoriS.(2005b)Associations oflifestyle. し、食欲のなさも就寝時刻が遅い事による間食の増加、睡 眠不足による目覚めの悪さや、朝・食時に食欲が湧くほどの 時間的余裕がないことに由来すると述べている。小津(2005) も同様の実態を指摘し、生活習慣の悪循環に警鐘を鳴らし ている。しかし、本研究の結果から朝食の欠食をはじめ、 栄養に関する諸変数と体力との関連は認められなかった。 従って、大国(1998)や小津(2005)の言う生活状況全般 の悪循環のみならず、睡眠状態はそれ自体が単独で体格・ 基礎体力に関連すると考えられる。ただ、QOLの観点にお いて、朝食の欠食、身体的活動への不参加、より長いテレ ビの視聴、および遅い就寝時刻等の望ましくない生活習慣 は全般的な関与が指摘されている(Chen et al.,2005a)こ とから、児童の望ましい発育発達を考える上で、睡眠だけ に注意を払えば良いということにはならないであろう。 児童の体格と遊びとの関係について、体重やBMIの少な い者ほど活発な遊びを行っている(中村ほか、2001)こと が明らかにされ、また、男子児童の運動量はローレル指数 と関連している(笹滞、1998)ことが報告されている。本 研究において、運動量の指標である歩数は体格・基礎体力 との関連が認められた。本研究の対象児童の歩数は一般的 な水準よりも多く、体格のみならず体力の向上に責献する ことが期待され、これを支持する結果が得られたものの、. factors with qualityOflife(QOL)inJapanese Children:a3−yearfollow−up Of theToyamaBirth Cohort Study.Child Care Health Dev.31(4):433− 439. Dodge,KA,Bates,JE and Pettit,GS(1990) Mechanismsin the cycle ofviolence.Science250: 1678−1683.. Gupta NK,Mue11er WH,Chan W,MeiningerJC.. (2002)Is obesity associated with poor sleep qualityin adolescents?AmJHum Biol.14(6):762− 768. 加賀谷淳子(1998)小中学生の体力のトレーナビリテイ. 保健の科学40:34−37.. 鬼頭伸和,天野義裕,竹本洋ほか(1983)幼児および小学 校児童の日常活動量が呼吸循環機能に与える影響.デサ ントスポーツ科学4.. 小宮秀明,宇佐見隆虞,佐伯圭一郎,中江公裕(1994)児 童の体力・運動能力と動脈硬化促進因子との関係につい. て.学校保健研究36:598−609. 厚生労働省(2005a)日本人の平均余命 平成16年簡易生命 表.http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/1ife/life. O4/. 歩数が運動能力を含めた体力全般に関連するほどの効果は. 厚生労働省(2005b)これまでの生活習慣病対策の現状と課. ないと考えられる。. 題.今後の生活習慣病対策の推進について(中間とりま とめ)4−7. 厚生統計協会(1995)国民衛生の動向,95−96,1995. 南里清一郎,永野志朗,村瀬雄二,木村悦子,山上孝司,. 運動能力的な要素が多く含まれる体力因子には運動・ス. ポーツに対する積極的な意識が関連した。ただし,負の関連 が認められたことから、積極的な意識を持つ者ほど体力は 低いことが推察される。原因帰属や自己効力感(有能感) は重要な運動・スポーツに対する動機付けであり、小学校. 鏡森定信(1996)富山・東京の小学生の生活習慣・食品. 摂取状況調査.学校保健研究38:20−33. 門田新一郎(2001)児童のライフスタイルと健康状況に関. 高学年の体力に関連する要因は運動量よりも積極的な内発. 的動機付けがより大きな意義を持つと考えられる。 以上、子どもの生活状況と体力構成要素との関係におい て、睡眠を中心とした休養に関する生活状況と歩数に代表. する調査研究一週休2日制を踏まえた検討−.学校保健 研究43:61−72.. 中村晴信,苑文栄,瀬古竹子,甲田勝康,竹内宏一(2001) 児童の遊びの実態,および性,環境,体格との関連.学. される運動量が体格・基礎体力を形成することが明らかと. なった。また、体力の水準に応じた運動・スポーツに対す. 校保健研究43:116−124.. −117−.

(7) 小林 秀紹 他 大芦治,曽我祥子,大竹恵子,島井哲志,山崎勝之(2002) 児童の生活習慣と敵意・攻撃性との関係について.学校 保健研究44:166−180.. 大国真彦(1998)生活習慣病と小児保健.小児保健研究57: 501−505.. 小澤治夫(2005)子どものからだと心 自書2005.子ども のからだと心・連絡会議158−175. PangraziRP,Beigh1e A,Vehige T,Vack C.(2003). Impactof Promoting LifestyleActivity forYouth (PLAY)on children’s physicalactivity.JSch Health.73(8):317−321. Ravussin E,Lillioja S,Knowler WC,Christin L, Freymond D,Abbott WG,Boyce V,Howard BV,. Bogardus C.(1988)Reduced rate of energy expenditure as a risk factorfor body−Weight gain. N EnglJMed.25;318:467−472.. 笹澤吉明,松崎利行,鈴木庄亮(1998)小学校高学年児童 における肥満指数と運動および食習慣との関連.学校保 健研究40:140−149.. 白木まさ子,井上明美(1996)静岡県下の山間部および都 市部に居住する小学生の生活行動と自覚症状について. 学校保健研究38:241−252. 竹内宏一(1992)小児期からの成人病予防への公衆衛生的 アプローチ.公衆衛生56:755−758. Tudor−Locke C,PangraziRP,Corbin CB,Rutherford WJ,Vincent SD,Raustorp A,Tomson LM, Cuddihy TF.(2004)BMI−referenced standards for. recommended pedometer−determinedsteps/dayin Children.Prev Med.38(6):857−864. Tanaka H,Taira K,Arakawa M,Masuda A, YamamotoY,KomodaY,KadegaruH,Shirakawa. S.(2002)An examination of sleep health,1ifestyle and mentalhealthin junior highschooIstudents. Psychiatry Clin Neurosci.56(3):235−236. 東京都立大学体力標準値研究会(2000)新・日本人の体力. 標準値2000.不味堂出版:東京.. −118−.

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