• 検索結果がありません。

なぜ自閉症スペクトラム障害者は映画の登場人物の感情を読むことに困難を示すのか -連続的な感情ラベリング課題からの予備的検討-

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "なぜ自閉症スペクトラム障害者は映画の登場人物の感情を読むことに困難を示すのか -連続的な感情ラベリング課題からの予備的検討-"

Copied!
16
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)Title. なぜ自閉症スペクトラム障害者は映画の登場人物の感情を読むことに困 難を示すのか −連続的な感情ラベリング課題からの予備的検討−. Author(s). 山崎, 釉; 齊籐, 真善. Citation. 北海道教育大学紀要. 教育科学編, 61(1): 99-113. Issue Date. 2010-08. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/2278. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) 北海道教育大学紀要(教育科学編)第61巻 第1号 JournalofHokkaidoUniversityofEducation(Education)Vol.61,No.1. 平成22年8月 August,2010. なぜ自閉症スペクトラム障害者は映画の登場人物の感情を 読むことに困難を示すのか 一連続的な感情ラベリング課題からの予備的検討−. 山崎 粕・斉藤 真幸* 北海道教育大学札幌枚大学院学枚教育専攻 斉藤研究室 *北海道教育大学札幌枚特別支援教育専攻. WhyDoIndividualswithAutismSpectrumDisordersHaveDifBculties. inReadingMovieCharacters’Emotions? −APreliminaryExaminationfromtheContinuousEmotionLabelingTask− YAMAZAKIYuandSAITOMasayoshi* GraduateSchoolofSchooIEducation,SapporoCampus,HokkaidoUniversityofEducation. *DepartmentofSpecialEducation,SapporoCampus,HokkaidoUniversityofEducation. 概 要 自閉症スペクトラム障害者(AutismSpectrumDisorders:以下,ASD者)18名,定型発達者17名を対 象に,日常の対人交流場面により近い環境を設定するために,映画の登場人物の感情を連続的にラベリング する課題を行った。結果,ASD者は台詞の聞こえない条件において,場面の途中でラベリングに失敗する ことがわかった。このことからASD者は,登場人物の感情を連続体としてではなく,断片化して認識をし ている可能性が示唆された。一方,台詞が聞こえる条件では,ラベリング数,断片化数の差がなくなったこ とから,ASD者は言語的方略を用い補償していることが推測された。. Ⅰ はじめに 自閉症スペクトラム障害に特徴的な障害として,コミュニケーションや社会的相互作用の困難がある (AmericanPsychiatricAssociation,1994:WorldHealthOrganization,1994)。他者の感情や心理状態を 認識する困難を説明する理論に,「心の理論(Theoryofmind)」仮説がある(Astington,Harris&01son,. 1988:Baron−Cohen,1995:Wellman,1992)。他者とコミュニケーションをする際には,他者が自己とは 違う信念を持つ場合があるということを直感的・無意識的に了解し,その上で相手の心の状態を,言動及び. 99.

(3) 山崎 粕・斉藤 真善. 文脈から推論しなければならない。「心の理論」とは,このように他者の心の内容について了解したり察知 したりできる能力のことを指している。. しかし近年,心の理論課題に通過するASDでも,現実の社会適応の程度は低いままであることが分かっ ている。Travisら(2001)は,ASD児と自閉症ではない発達障害児を対象に,心の理論課題(サリーと アン課題,スマーティ一課題)と,学枚の休み時間などを利用して観察された友人との遊びや実験者などに 対する援助行動などを観察することにより評価された社会的相互作用能力との関係を調べた。結果,ASD 児の誤信念課題の成績は,社会的相互作用能力との相関がなく,誤信念課題と社会性との関連がほとんどな いことが分かった。一方,社会的相互作用能力の高いASD児は,相手の注意の状態を把握したり,自分が 興味を持つ対象に相手の注意を向けさせたりする「共同注意」の能力との相関が見られた。このことは現実. の対人交流場面で,他者の心の内容を読み取る能力は,他者とコミュニケーションをするためのスキルその ものと直接関係していることを示している。知的に高い自閉症児者においては,心の理論課題(「誤信念課題」). の成績から,社会適応の程度を十分には評価できないことが示唆される。ただしこの結果は,「心の理論」 仮説の妥当性の問題というよりは,「心の理論」の分野で従来使用されてきた課題の限界性に原因があると 我々は考えている。. 日常の対人交流場面に目を向けてみると,たとえば友人との何気ない会話をするだけでも,たくさんの情 報を瞬時に統合しながら意味を把握しなければならない。相手の表情,しぐさ,韻律,発せられた言葉の内 容,他者及び話者が置かれている状況に関する背景情報などを統合する能力が,動的な対人交流場面では必 須の能力となる。統合をせず,ある特定の表情や韻律のみで他者の心情を推し量ることはむしろまれである。. 定型発達者(Neuro−Typical:以下NT)は,この統合処理をほとんど無意識かつ自動的に行っていると 考えられる。知的能力,言語能力の高いASDが心の理論課題には通過しても,現実のコミュニケーション が難しい理由の一つとして,この情報の統合能力の問題が挙げられている(Frith,1989:Happe,1999)。 ASDが複数の情報の統合の問題を抱えていると仮定するなら,彼らが顕著な困難を示すのは,従来の心の 理論課題よりも情報統合がより複雑な日常の対人交流場面に近い刺激を用いた課題ではないかと推測され る。. 1.動画を用いたASDの他者理角牢研究 Heaveyら(2000)は,心の理論課題(StrangeStory課題)に通過しているASD者を対象に,日常の対人 交流場面に近い(動的でペースが速い)動画刺激を用い,感情理解課題を行った。動画刺激の内容は,登場 人物が不安や不快を感じる場面であった。動画を視聴した後,実験者が用意した4つの単語からなる選択肢 から一つを選ぶものであった。テスト質問は登場人物の感情について,コントロール質問は場面中の会話や 状況について尋ねるものであった。結果,ASD群はNT群よりも感情理解についてのテスト質問の方が会 話や状況についてのコントロール質問よりも成績が低かった。心の理論課題(StrangeStory課題)におい ても,ASD群の方がNT群よりも成績が低かったが,ASD群では,心の理論課題と感情理解課題の成績 の相関は見られなかった。この研究では,サリーとアン課題よりも(一次の誤信念課題),より高次な心の 理論課題(二次の誤信念課題)が用いられているが,それでもなお,感情理解の能力との関係は薄いことが わかった。 Golanら(2006)は,他者の複雑な感情を理解するためには,発話などの言語的情報や,韻律,そして表情,. ジェスチャーなどの非言語的情報のそれぞれを個々に理解するだけではなく,それらすべての情報の統合が 必要であると考えた。日常の対人交流場面に生態学的に類似した刺激として,映画場面に登場する人物の心. 100.

(4) なぜ自閉症スペクトラム障害者は映画の登場人物の感情を読むことに困難を示すのか. 情を理解させる課題を行った。30個のリストからなる映画場面を視聴した後に,被験者は登場人物の感情も しくは心の状態にふさわしい単語を,4つの選択肢から一つ選んだ。結果,ASD群はNT群よりも有意に 成績が低かった。ASD群がNT群と単語の選択が違う理由について,刺激ごとに分析した結果,一つ目の 理由は,ASD群は場面から抽出できる情報の一部分しか利用していない傾向によるものだった。視覚情報, 聴覚情報,言語情報を統合せずに,言語という一つのチャンネルのみに焦点を合わせているために誤った選 択をしてしまったのである。これはいわば知覚的な統合の失敗といえる。また,別のタイプの失敗もあった。. シーンの内容は「父親,母親,息子の3人が一緒に食事をしていた。息子は,母親に今日あった出来事を話 したい。しかし父親は息子をテーブルの下で蹴っている。息子の話は取るに足りないものだったが,父親は わざとらしく興奮した様子である」というものであった。被験者はこのときの父親の気持ちを尋ねられた。. NT群の79%が,息子の母親への要求と父親の不満,場にそぐわない興奮の仕方に注目し,この矛盾から父 親が何か母親に対して隠そうとしている気持ちであると推測した。しかしASD群は35%しかこの解釈を採 用せず,他39%は,父親が本当に興味を示して興奮していると考えていた。これは,ASD群が他者の隠れ た意図やうそを理解することが困難であることを示していると筆者たちは述べている。 この論文では触れられていないが,今紹介した二つ目の理由には,心の二重性,もしくは感情の表示規則 の理解だけでなく,その他に,情報の時間的統合の問題も絡んでいると我々は考えている。この動画を全体 として理解するには「息子が母親に話を聞いてほしいとせがんでいる場面」→「次に父親が息子をテーブル の下で,母親に気づかれないように蹴っている場面」→「父親が興奮している場面」というように時間的な 流れに沿って,一見矛盾する解釈を時系列的に統合し,より大きな枠組み,つまり文脈を形成しなければな らない。ASD群は,映像が止まり,実験者から質問された時,それまでの経緯を考慮して心情を推測する のではなく,時間的に最も近い,すぐ前の場面のみを説明の手がかりにしてしまったため,誤答になってし まった可能性が考えられる(「父親が興奮している場面」のみを判断材料に利用したことを意味する)。一つ. 目の理由を空間的な統合の問題,二つ目の理由を時間的な統合の問題とすると,ASD群は,両方かもしく はどちらか片方の統合の問題が生じることにより,少ない情報に頼った解釈や文脈を無視した解釈が生まれ るのであろうと考えられえた。. ちなみにGolan(2008)は,ASD児を対象に同様のパラダイムで実験を実施している。成人の場合と同様 に,児童期においても他者の感情理解の成績はNT群よりも低かった。相関分析の結果では,NT群は生 活年齢と課題成績との間に正の相関がみられ,ASD群は言語性IQと課題成績に正の相関がみられた。 NT群が生活年齢との相関があったのは,家族や友人との日々の関わりにおいて,複雑な感情や心理状態を 学習しているために,年齢が高くなるにつれて成績も上がるのだと考察されている。一方,ASD群は,社 会的相互作用能力が弱いため対人関係が希薄になり,学習機会の少なさから複雑な感情や心理状態の認識の 学習が十分でなく,その不十分さを言語的な方法によって補償している可能性があるとしている(言語性 IQとの相関が見られることから)。. 2.時間的統合の困難−アスペルガー症候群の小学生男児の指導から一 筆者らは,小学4年生のアスペルガー症候群男児に対し,クレイアニメ『ビングー』を使用して,登場人 物の感情や意図を読み取る課題を継続的に行った。アニメ『ビングー』は,登場人物にセリフはないが,表 情,韻律や動作が戯画的でわかりやすくなっている。また,物語の長さがおおむね5分間程度で,長い集中 を必要としないこと,また一つの物語につき,一つのテーマが展開されるので,複雑な文脈の理解を要求し ないなどの理由から,本児の心情理解力を評価する課題として適切だと考えた。課題は,週に一度,大学内. 101.

(5) 山崎 粕・斉藤 真善. にある個別指導室において実施した。動画はコンピューターのディスプレイ上に提示された。物語を理解す. るために必要な登場人物の心情や意図が描写されている場面や,文脈を理解していないと正しい解釈が困難 だと思われる場面で,指導者が映像を止め,本児に質問をするという方法で行った。物語は全部で13個あっ た。使用した物語のあらすじ,筆者の質問,及び本児の回答をまとめたものを,表1に示した(紙面の都合 上,うち9個の物語について掲載)。本児の回答には,物語の文脈を考慮すると不自然だと感じられるものが 多数含まれていた(文脈の利用が「無」となっているもの)。例えば,「ビングーの一人旅」では,「ホームシッ クで眠れなかったビングーが眠れるようになった」理由として,「(おばさんが)寝る前にお話ししてくれた. から」と答えている。質問時の映像は「おばさんがビングーの寝ている横で,いすに座って本を読んでいる」 図となっていた。しかし,ビングーが眠れた理由として適切だと思われる理由は,第一にぬいぐるみによっ て安心感を得たことであると考えられる。またこの安心感の背景には,準備をしてくれていた母親の存在が ある。ぬいぐるみの存在は,母親のぬくもりを連想させるからこそ,安心を得たのだと考えることができる。. しかし本児の回答を字義通り受け取る限り,安心感の理由は,質問時の映像から得られる明示的な情報を元 に語られており(おばさんが本を読んでいることのみで判断している),それ以前の流れを考慮したものと は考えにくい。「ホームシックで眠れないこと」,「ぬいぐるみを見つけたこと」,「安心して眠れたこと」と. いうそれぞれの場面での出来事が,あたかも独立して存在しているようで,相互に関連付けられていない印 象を与える回答であった。 次に,「ビングーとお医者さん」では,「ビングーは病院が怖く,一人では治療できなかったが,母親と一. 緒であれば治療できるようになった」理由を質問した。母親が来る前のビングーは,治療への恐怖から逃げ 回っており,わざわざ電話して母親を呼びだしている。このことから,母親が来院した後,怖いながらも治 療を受けるビングーの様子を見たとき,ビングーの感情が「不安」や「恐怖」から「安心」に変化し,その ために治療を受けることができるようになったと考えるのが自然である。質問に対し本児は「お母さんに頭. を押さえられたから」と答えた。質問時の映像は「ビングーがいすに座り,その背後で,母親がビングーの 頭と肩に手を置いている」図となっていた。さらに本児は,「頭を押さえる人は母親ではなく看護師でもいい」 と答えている。本児の回答を字義通りに解釈すると,ビングーは頭を押さえられていれば母親でなくても治 療することができることになる。治療できなかった理由を,暴れてじっとできない,という行動的な原因に 帰属させており,ビングーの恐怖が母親の存在によって癒されているといった精神的な原因に帰属した説明 ではなかった。この例も,先ほどの「ビングーの一人旅」と同様に,文脈を利用するのではなく,質問時の 場面から得られる情報(母親がビングーの頭を押さえている様子)のみを手がかりにしていると考えられた。. 物語では,場面の状況や登場人物の感情が,時間とともに少しずつ変化している。それらの変化を理解す るには,1コマごとの映像から得られるたくさんの情報を(表情,韻律,しぐさ,台詞など)統合すること に加えて,連続するコマとコマの間の解釈を関連付けながら,文脈を更新し続けなければならない。物語の 進行に合わせて,そのつど最新の解釈を施しながら次の展開を予想し,その予想と現実の映像を比較しなが ら,また新たな解釈を推測することが,動的な対人場面の理解には必要な作業となってくる。つまり物語の 全体の情報を時間的に統合する必要があるといえる。しかし,本児は連続するコマとコマとの関連付けを行 わず,質問時のコマから得られる一部の情報で判断しているために,文脈を考慮しない不自然な解釈になっ たのではないかと考えた(文脈を利用していないエピソードは,12/13個)。 一方,解釈が適当だと思われるエピソードが一つあった。「ビングーと磁石」である。「ビング一にだまさ れていたことに気づいた友達が怒っている」という場面で,友達の気持ちを聞いたところ,本児は「『ビングー. のやつよくもズルしたな』。とても悔しい気持ち」と,場面に適切な回答であった。質問時の場面では,雪 に埋まった磁石を発見した友達が,ビングーの悪巧みに気づき,怒った表情をしていた。適切な回答が得ら. 102.

(6) なぜ自閉症スペクトラム障害者は映画の登場人物の感情を読むことに困難を示すのか 衷 瀕聖. 鰭 ニ漣 。 =・・. ニ把駐試. 簑示りユニ示 ん把′「レ把 八郎巨右」應 中将二刃吏. JS漣′「. ・≡・. 柁. _キロ. サ刃 ニ. 瀕刃甘岬。. 吏瀕覇箪. ゝ。. ト甲 ′「瑚n. 頗八瀕二枚 出1Jg−⊥握 観′「く望∈. 漣車. ∧∴ニJ」レ▲∼. 容 巾 ・ヽ勅きく知ニ _韻ぷ. 瞥 ■ − == 屯一三王J !E 八磁ベトむ蘭。 g忘㍉蘭 妬 ゝ簑1銘紳士岬. 1J. ∵二、†ニ、1. 【Ⅱぐ量:項L. 矩、箪上把 ニ榛iJ. ヴ. 簑ゝぐ」. _. 走1や壷J ぐ′rl些. ヽ1ニ中. 八 _ユニ. ゝ1蜂. 1_壷. ゝ刃宗 八り. 。ニト蛋. 】. 、\漣. 凝㌣J 寧≧ち;. 吏刃責刃. 迄 吏!エ J. 芸皇二芸羞竃ヨ. 遥遠芸ご. 1掛ニ. £用貯木 廿ト」正伸、固. 練直e榊空刃放置e. ≡ニ 擦 辛く. 拘量g量国岬吏量. 異肇確打封;㌣榊点. 忌 吏 ⊥ゝ. 擦. ㌦ぺ」出. 、′J. 吏. 道柁 〉. 車. 乎 一足 簑. _忌. 中。. 1レ. _聖顔ヱ. rlhヽゝ﹂. J\ ∵畢 ト、A」 \. 。 廻準童. きく1瀕心′0. _ポl. 「㌣丈卜/. 咄∵∵. 笠ぶ慧羞貰量. 吏瞥レ瀕 A」. 旺卓勅避. 拘 べ1量恒岬. 扁 試1ゝ _㌣. ∈「把. 1ト中瀬. 」t当和上把把. ヰh」 忌 」喀. 上ユ.u. 搬漣 十く. 」.ゝ荒川中畑. 十1. 吏. 八.Jぐ ′r、r」・. 擦. ぐ ぐ り申 ㌧レ 句ぐ. 吏 ∴ 針 キロ ∴. ∴ 針 ぐ 顔. 惰 箪. J ㌣吏. J\. 髄. ヾ 車 †待 顔二 ・長橋 ’只 一足吏 一足 吼・・・瀕箪レ. J。. 同. ニュ箪忌ニ 車座りし」ト ベレ与量紳 ニ臭・∂車e岬. レ痘生別望. 柁・・量瀕′「 岬「量g二 吏J、\/ト甲. も′J上康ru ぐ量1やニ. 恵三巧い′P \/レ」車柁. ニ童へ臼叫 量吏二簑 妻吏卜簑二震 章二簑べ震 ∈勅・ヽ1レ岬 刃‡ト∼拘ペ. ごや㌧い卜」二 ㌫∠聖和身{ 十く′ブ1ノ\′与レ 丘>中身箪や. 上氷倫ゝ謳ニ 机養鶏刃悌. ら庵射上人ト∼量 頭上bげ明叫. 箪上「正代\㌣. 瀕㌣㌣ _レや くべ・・キロ上. 碍刃嘩刃ぐ凍 1拘「把攣. 」り∈刃昂じ 」身吏瀕′与. ▲∼籍)把身ニ. b吏り ▲r、. ニÅ」 弟/. ト′望 宴. 摺二心 吋. t♪. _ぐべ 渠. ト甲. 二ゝ1. J6 ト/. 吏. 磁心 悪生. ユ」 こ 吏 忌国 崇≦ ′r、. 上寿!. 十1. 崇コ羞 還芸当. 簑岬 1ニ. 轢g. 摺箪′「ト・ 漣J、ユ」り. ト、レ \′ト. 坂簑(J ′r、r」・ 」瀕. 顆. ゝけ貞望 J\ト・ 芸人 、ノ」ト甲レ. ノ1や瞥A」. 軽量 舶. 芸. ユ」ゝ、 ▲∼八. 拘ゝ1ト・. 身ト/ 箪壷J. 力量 擦. 粟」M憶ペ. 雅一・. 1むニ. J. ・童皇. 戒 十1. ゝ1吏1A」拘 ぐコロ車′与聖和漣J 宕3よ苧慧芯ぷ .;「半価巨ヾ望上凍 1二ぜ:項A」漣エ ロ忌 量㌣吏b㌣ _仲㍗上 相月∬セh。 慣∈三三塚J 。三三AJgきく MがパHト 諸畔上 ・ ミ 吏上⊥.\1賂箪 \/1簑こqe吏 _建≠こ 雲‡昌ミ芸還讐 ヽ岬e漣1埋箪.;′ペ。 †俸述しと心室=ニ漣ゝ レレユ」よ 1よ監べ謳 ニ強1簑榊勅常蜂レ波1 卜勅 _. 量扇ぐ柁牒. 1やトp′「\/漣. 七三ぺと籍じま。. L)和・・姉′1勅. 」皿岬簑八壁 嘉穂 ぐ d瀕 ’R こ 羞】∈ 顔 瞥. →∼. 用量吼 ′r、. 戒愛吏斗口把 ∼′云 _㌣謳∈ 1レユ′. レ士レ量瀕 車. 漣JJ・∂J.  ̄−0’R 鹿トト吏. ト甲ト′り心1♪ 箪勅1や謳. ニ量簑忌覇. 悪′「べ刃い. 簑箪ぷ 十1′. く「る忌. )レ. 身「ニュJ ′J\㌔㌔. ㌫悪㌍ 婁忌∈Al謳. ▲∼身. べ童 拘吏 短忌. ▲∼吏. ぐ・・JJe瀕. ト甲▲∼. ㌫、0 やJ\. 。. 忌J. 瀕監 ト′漣 村雲 十∴ 短拘. ト甲 煤. ・∈ト. 蜂 き. 擦. J. ヽp. L)( 軍資. 1やト・. 瞥 ▲j ∈ぐ靭、 り美声由. 箪!エ1や 罵り嘩べゝ署員ニ. 擦. 上ユ1. 」 キ 瀕. 舟){ ±望ト・屯;. 1∈壷 ゝ、りり ト′ J 攣柁 寺十1. 頗㌣靭、. 富卜〆里叩頭. 吼==遡 拘資長適量単車 ・云・・・ 身Sら力㌣1車岬. ゝり軍事1やゝ愛. 拘ノ\. 裏芸. 琵 沖. ニ・トく. 慮. ′「り ′r、. 仙台 漣 ∈1些. #計ヒ吏. 擦. 。. 八粗悪塞東レ 身八拘㌣ニ ■■ 軍神身べレ. 八レ盤. 箪ヽ人心簑 ゝ1ぐ吏 」ぺゝ1宅A」 」韻忌. 八瀕拘レレ身レ ゝ∈身い」箪J. べゞノ憲 ∈1箪申衷㌣刃. \/ロ ト†. 擦. 士t当ニュ瀕 簑 _り舟岬. 吾慧. ≡. ゝ1戒屯一量止ゝ1ニ. 題与′!エ′「漣. t亘′「八岬拘り 吏:耳吋り人 刃現ゝ車駐岬 ▲∼漣⊥±ト中り 観車 _拘閻ニ γリートべこ岬. 傾・・げ. ゝ拘り1やJ _愛. d_J、∼′. 量り∃量宗 出刃独り車刃 中将簑刃漣. ′べ. 下りト吏工匠㌣瑠璃.L脈. 世心1銘忘>. 「柁g. 雲三…. 漣渠ニ 岬八二王べ恒閻 箪帝べ肋東胡臭 堪一吏題 楳ゝ美行い裾替ふ 簑三悪 簑gニ量臼 _裔 刃聖和㌣6七旭 べヰノ㌣ ■. 上策㌣b _∈刃. ニュ士さ」翠a. ボ. 箪ぎ軍. 重善≡夏主. ゝ号」舶りくり∈㌻岬. 顆中レ. ナ\・・レ軸、. _. 」. 簑急増勅甘心. ′r、. 現阜・べ蝉 ゝ1 J 斗ロヰノL). ・・ _皿コ㌧. ・. ・・ ; =. J、斗1. J∼り′. 一足. 紐. 凹. 闘 ニg. ・莞幸・・謹・・. 忌. 刃辟戒㌣や替紺. ′ ・ ■■ ==. ベロ. †相 J 顆. べ相和人心レ ■ ・. 痘1 ト甲ト、. ⊥叫石_Jg. ゝ1・だ二月J、′「ニ. 擦. ゝ箪」空相刃岬 ニトト牒一岬 人 心ベリ杷雲ニ. 空襲≦. リ_レ用量㌣. ゝA」ベレ岬′「 ≡匡黒人レ 八り帆′m己現。. 軸=;ゝL」. 一斗. J. 顔. 瞥\/ゝニ. 試恒澄二昭二車ニ. 幅. 紬 主 こ 璽 ヰ. 替策簑ニ. こ∴∵十 べ止妬刃望替ニム. 導. レLl漣箪. 硝騨 _ぐ拘 霊神二八 _出 岬出刃把聖 1幽トり山p腿∴. 瞥駆 琵州 妬吏. ニ _ニ鉾望素. ㌣キ1レ椚鼓量刃亘. ゝ1ゝ】レ. ■. ■. 八訂」JJJ駐忌 ㌣ニ吏榊ニ簑台琶制僧服「粛. 上空箪gゝ廻. ⊥畠;讐至 叶ハ∼。1ノ\漣. 八雲顔漣机べ磯h. J. ■ ■■■・−ヽ. 憧1悪日脛1ニ ㌫恩∬. ■一. ユ」. 簑世∴. 堕強∈箪1やゃ\レ 蒋!レべ。J!エ士. ∴三 _J■ト. 1丘>J、も箪箪壷J. 宗 擦 匝 蛋. 1瀕瀕. 籍)刃1111コニ. 韻矩 二榊逓憺滝 べパ. )戒J. ナく忘>. 刃簑. 箪レ1トだユニ. ニ刃′与. く把柁. b廿卜臭岬. J箪刃解・刃ニ 忌L)上′ペニ1や. ト′臼卜甲 顔 _㌣. 簑刃。 べ牒Eレ. 1よニレ把. =振放仁キュ閻ゝ融 悪心箪レ療=ヽ慣. ゝ轢. {拘瀕. \/箪勅. 拙く. 仙南、丁キロ. レ. 1ぐ′r、。. 箪式牽鹿岬. ニト甲、丁 吏守い卜(. 漣ぐ姉ノト甲南1厚. よざ票芸. 塁上巾撃∴. 道吏簑g. 瀕現1卜. 望吏1や. 拘二壷,望. 把′rJ. 。. ユキロ1やト甲. ′「ニ ニ」 刃穆 吏㌣. キロ!エト′. ∈キロ′「 べ牒Eレ 拘媒酌 エペ=し 箪遠悪把 き ト. ′「現礪. 1:項. ≡ 閻 A」顔 りぐ. 獣和幸. 漣二束。. 漣瞞. せm聾1些. 卑∃. 簑礫≡J 土A」忌. ユニ;東レ「_. 髭 1卜馴箪1レ 侍吏 こ 等、吏 _中震 攣ぐ 恒 ト(トド十く. ′与上演 漣諦ニ. 走壷Jt当 J▲∼ト′. T\レ止現1ナ. 湛上:軋和L. ゝ1A」ヰ㌧J吼. 旺盛す 成増紳. ト甲′「 ・∂▲∼. 簑岬含量′与. ∴ゝ彗∴土∵こ _ご. 侍八二可児 _レ聖上E. J_トご三 ・∂鮭gヰノ吏. 蔓萎蕊宴萱. 攣ゝヒリ上ぐ漣墓室望 )_り′与雲母恒三鮮. 南雲墓買春感ぷ‡. ≡≡・′ ・■■■−. 量㌣#く拓げ∈− べ′「〉1_吏観漣. ・∂J▲∼\/ ゝ姉′J姉′ _. ■. ▲∼血色′べ 机塞か箪轟 ゝ1悪延!箪1 _悪質吏ゝ. !エ三三姉ノト′ 八婁藁葺望. 璧吏甥㌣J. \/」二尋く宜 堰森望M壷. L). J\. ト. 簑三三1_搬 帥簑ゝ刃勅. 戒. 卑。士蟹吏簑1′「ぐ簑二刃ヽ1望:項べ†待りぺ廿卜壷,拘」吏. 心髄牒1. ヾ∴∴こト くN。1や姉′㌣. ∈漣1銘きく漣ぐ べ∈勅箪主㌫∠. 拘. ・ト馴。知嚢 きく吋吏・ト1吏. 韻い\八1ま吋∈ 叫 ■. ニ十王十王恒∴1ぎト. 八{こ攣勅刃封べレ∈舟. ゝ\/寺十レキロ上」忌E量. 人士廼′㌧持一上身量 八箪刃′「ぐ居べユリ. ≡=. ゝ1望ニレ・ト玄賢拘レ矩、 T\. 八ぐ忌瀕JL)り箪・ト. ゝ量揮)ニ三三箪箪吏摺. 八日愛・艮J=上ぐ1g/ヽペ. ゝ異渠勅簑b猿ゝ董瀕∧. 八ト′」毎ニ ∧‥ト、/レ上悪. ゝ1忌′rA」妻 十∴ヂ⊥二ゞト. 吏. ’R. ト、八. ト、. 七 ・ト こ 拘. ノ\J\. L). ゝ1矩、. ナく iト. こ中 口. 侍. 生 庄ミ. 攣 A」. こ 1−ト. ト、. ト、. ト、. ノ\. ノ\. ノ\. 八斗. ゝ1. ゝ1. ゝ1. ゝ1.ゝ. 顔 堕 戒 こ. 箪. 箪 箪 卜. ヰ. J. ■. ヾ 拘 紳 幽 箪 A」. ト、. ト、. ノ\. ノ\. ゝ1. ゝ1.

(7) 山崎 粕・斉藤 真善. れた理由としては,一つ目に,質問時の友達の表情が「怒り顔」として明示されていたこと。二つ目に,物 語のどのコマにおいても(行為の主体者がビングー. か友達かの違いはあるが),「相手をだまして楽しむ」と. いう一貫したテーマに沿っていて,文脈の変化がなく,個々のコマを統合し,より大きな文脈を形成 する必要がなかったことにあるのではないかと考えられた。残りの12の物語は,必ず対立する感情や意図が 物語の構造に配置されており,一部の情報だけを利用するだけでは,正しい解釈には至らないようになって いる。. これらから,本児は,物語の流れや文脈に沿った解釈ではなく,まるでその場面だけ切り取ったような解 釈をすることに特徴があると思われた。つまり,コマ間の時間的な統合の困難が,場面の断片化を生み,そ のことが本児の不自然な解釈の背景要因として大きく影響しているのではないかと推測した。. 3.動画を用いた先行研究の方法論的問題点と本研究の目的 これらの研究から,. 日常の対人交流場面に近い動画刺激を用いた感情理解課題では,ASDの困難性が現. れやすいことがわかった。しかし,先行研究で採用されている実験方法は,動画がすべて提示された後に感 情語の選択を行うことになっており,被験者は物語の流れを追いながらではなく,結果がすべて明らかになっ. た上で,感情及び心的状態の推論を,時間をかけて行うことができるようになっている。そうではなく,物 語の進行に合わせて,場面の途中途中で感情等を推測していくような課題が行われている研究は現段階では ほとんど見当たらない。場面の視聴が終わった後に判断をする方法は,事象が起きている「現在」ではなく,. その前後も含めた事象の全体を傭撤することができ,時間的な流れを空間的なものに置き換えて理解するこ とが可能な状態にしてしまっている。つまり現実の時間的流れから離れたところに視点を置き,全体を見渡 して判断することができる。この方法では,現実から禿離した状態で判断を行っていることになり,口常の 対人交流で生じている内的処理とは,性質を異にする。議論のために便宜上,前者を「オフライン処理」, 後者を「オンライン処理」と呼ぶこととする。「オフライン処理」は完了形の処理,. 「オンライン処理」は進. 行形の処理とも言える。. 実際の対人交流場面では,すべての情報が,解釈する当事者にあらかじめ提示されているわけではない。 従って未来に生じる事象などは予測するしかない。そのような連続的に変化する状況に合わせて,現状の分 析と未来の予測を並行かつ高速に処理できなければ,普段の何気ない会話というコミュニケーションからで さえ逸脱してしまうことになる。筆者らが相談場面で出会う知的能力の高いASD者のうち,実際のやり取 りの場面では分からなかったことが,その後何度か振り返って考えているうちに相手の意図や感情を理解す ることができるようになった,というエピソードを語る人は少なくない。ASD者は,全体を見渡せる「オ フライン処理」が作動する状態で,時間をかけて考えれば,ある程度は他者の感情を推測し,さらにどのよ うな行動が望ましかったのか,その答えを出すことが可能なのかもしれない。しかし,実際のコミュニケー ションは「オンライン処理」を必要としており,しかもかなり高速な処理が要求される。NT者は,その ような処理が可能であればこそ,現在のみへの集中から離れ,過去の状況から,未来の予測も含めて時間的 な流れを感じ取りながら,状況を理解することができるのである。その結果として文脈の理解が可能となる。. 現実の社会適応には,複数の情報をオンライン処理できることが必要である。AST)者の内省報告や前節で 紹介したビングーを題材にして得られた小学生男児の事例の様子など,臨床的な知見を踏まえ,本論では時 間的な統合困難の問題が,ASDの対人交流場面への統合の困難に大きく影響しているのではないかと考え, 実験を計画した。. また,これに加えて本研究では,Golanら(2006,2008),Heavyら(2000)のように,感情語の選択肢. 104.

(8) なぜ自閉症スペクトラム障害者は映画の登場人物の感情を読むことに困難を示すのか. を提示するのではなく,自由に感情語を想起させる方法を採用した。日常の対人交流場面に近い環境を設け るためである。日常の対人交流場面に近いということは,解釈の自由度が高い状態であると我々は仮定した。. 選択肢の提示は,以下の理由で,自由度の制限をしていると考えられる。第一に,推測場面で強制的に語選 択が行われるため,ラベリング以前の感情の有無の判断については検証できない。第二に,選択肢の数は限 られており,あらかじめ感情語が絞り込まれているため,被験者自身の感情語の選択能力よりもむしろ,単 語の理解力に負うところが大きくなってしまう。. 本研究では,先行研究を参考にして,映画を題材とした他者の感情理解課題を行うが,より日常の対人交 流場面に近づけるために,場面途中にもラベリングを求め,かつ選択肢ではなく自由に感情語を想起させる 条件で,ASD群とNT群の成績を比較することにした。実験では,二つの条件を設定した。Golanら(2008) の結果から,他者の感情理解における言語能力による補償の可能性について検討するために,音声を消し台 詞が聞こえない条件と通常通りに視聴する条件を設けた。. Ⅰ 方 法 1.被験者. ASD群は札幌こころのセンターの利用者である成人18名を対象とした。対象となったのは男性10名女性 8名,平均年齢30.94歳(最小値22.7,最大値46.0)である。自閉症特性の評価については自閉症スペクト ラム指数(AQ)日本語版(若林,2003)を使用した。AQで成人のアスペルガー症候群・高機能自閉症者 群を定型発達者群から識別するための点数(カットオフ・ポイント)は33点である。本実験のASD群の AQ得点は平均33.22(最小値21,最大 値42)であった。N′1、群は成人17名を. 表2.被験者のデータ ASD群. NT群. 18. 17. 群間差. 平均年齢は22.41歳(最小値19.33,最大. (男10,女8)(男9,女8) 平均 年齢 標準偏差 最小値 最大値 平均. 30.94 5.957 22.75 46.08 33.22. AQ 標準偏差 6.796 最小値 21 最大値 42. 22.41. 有意差あり t(33)=5.567,p=0.000. 2.138. 値27.50)であった。自閉症スペクトラ ム指数(AQ)日本語版の得点は平均 14.12(最小値3,最大値30)であった。. 19.33. 年齢,AQ共にASD群の方が有意に高. 27.50 14.12. 対象とした。対象は男性9名女性8名,. 有意差あり t(33)=8.537,P=0.000. 6.421 3. かった(年齢:t(33)=5.567,p= 0.000,AQ:t(33)=8.537,p= 0.000)。表2に被験者について示す。. 30. 2.刺 激 実験に使用した動画刺激は3人の登場人物の交流場面で,映画のある1シーンを切り取ったものである。 この動画刺激を選定するに当たって設定した条件は以下の2点である。 (1)登場人物の表情や感情表現が少なく,視覚的な手がかりだけでは感情の判断が難しいこと。 (2)登場人物の台詞と感情に矛盾があるものが含まれていること。. これらの条件を満たすと思われる刺激を,実験者が選定した。 さらに選定した動画刺激から感情理解課題を求める場面を選んだ。選定の際に留意した点は,以下の2点 である。. 105.

(9) 山崎 粕・斉藤 真善. ①表情が明示されている場面だけでなく,表情やしぐさがほとんどない場面を含むこと。 ②台詞と感情に矛盾がある場面があること。. 刺激に使用したのは,小津安二郎監督の「秋刀魚の味」(1962)であった。抽出した動画の時間は全部で 1分44秒であった。映画内でのタイムラインは1時間26分54秒から1時間28分38秒だった。あらすじは「父 と長男が,長女の好きな人(長男の職場の後輩)には婚約者がいるということを長女に伝える。長女はショッ. クを受けるが,父と長男には落ち込んだ様子を見せずに気丈に振る舞う。父と長男は,長女に別のお見合い 話を勧める」というものだった。登場人物は,父,長男,長女の三人であり,長女が感情ラベ. リングの対象. だった。動画を静止する場面は,長女が一人で正面に映っている箇所を選んだ。全部で五つの場面が選定さ れた。各場面の内容と静止時の長女の外見の様子を表3にまとめた。. 表3.各場面の内容と静止時の長女の外見の様子 場. 面. 場 面 の 内 容. ラベリング対象の様子. 場面1(0:00∼0:34)父と長男が話しているところに,長女がやってくる。 父の方に向けていた顔をゆっく 父に呼ばれ,長女が2人の前に座る。父は,長女が知 りと兄の方へ向ける。表情は特 らないうちに,長女の好きな人が長女をどう思ってい にない。 るかを長男に聞いてもらったことを告げる。 場面2(0:34∼0:43) 長男は,長女の好きな人にすでに衆昏約者がいることを 兄の方へ向けていた顔を父の方 告げる。 へ向ける。表情は特にない。 場面3(0:43∼0:56) 父が,自分がもっと甲・く長女の結衆昏について考えてい ゆっくりと下を向く。表情はよ れば,うまくいったかもしれなかったと長女に謝る。 く見えない。 場面4(0:56∼1:20)父と長男が,長女の気持ちに早く気づいてあげられな 表情は笑っている。 かったことを謝る。長女が顔を上げ,微笑みながら, 確認してもらってよかったと言う。 場面5(1:20∼1:38)長女が父の方に顔を向けると,父がお見合い相手に 父と長男を交互に見て,答える。 会ってみるかどうかを尋ねる。長女はお任せすると告 表情は明るい。 げる。. 3.手続き. 被験者に求められた課題は,①映像が停止した場面での,登場人物の感情に名前をつける(感情ラベリン グ課題),②感情ラベリングの根拠になった手がかりは何かを答える(感情ラベリングの説明課題),の二つ. であった。実験は,まず音声が聞こえない状態で動画を観る「音なし条件」,次に音声が聞こえる状態で視 聴する「音あり条件」の順で行った。ラベリングを行う場面は5場面あり,「音なし条件」と「音あり条件」. の両条件で,ラベリングを行う場面は共通していた。 動画の提示には,15.4インチのノートパソコンを使用した。被験者には画面が見える位置に座ってもらい,. 実験の流れがイメージしやすいように,スライドを用いて説明した。本実験を始める前に,クレイアニメを 用いて練習試行を行った。練習試行の際に教示を理解できない被験者がいた場合は,理解できるまで教示を 繰り返した。動画視聴前に,被験者に行った教示を以下に示す。. ① 画面が静止したら,映っている登場人物の気持ちに名前をつけてください。あてはまる名前がないとき は,「なし」あるいは「わからない」と言ってください。 ② どうしてその気持ちを選んだのか,理由を答えてください。. 106.

(10) なぜ自閉症スペクトラム障害者は映画の登場人物の感情を読むことに困難を示すのか. 4. 分析方法 分析の対象となるデータを以下に示す。 (1)感情ラベリングした数の比較(最高個数:5個) (3)断片化数の比較(最高点:5点) (3)感情の判断基準の群間における一致の度合い (4)感情ラベリング内容の群間における一致の度合い. 各データについての詳しい説明と分析方法は以下の通りである。. (1)感情ラベリング数について 被験者が行ったラベリングの内容で,感情の種類に関わらず,ラベリングをしたものの数をカウン1、した。. 反応のうち,状況の説明など,感情について直接述べられていないもの(例:目を伏せている),または「わ からない」と答えたものは分析から除外した。感情名ではなく,台詞を回答したもののうち,内容が感情に 分類できないものも分析から除外した。(不採用例:「はいはい,わかりました」,採用例:「どうにでもな. れ」は“投げやり’’と分類)。採用されたラベリング数について,被験者間要因である群(AST),NT)と 被験者内要因である条件(音なし,音あり)で対応なし×対応ありの2要因分散分析を行った。なお,統計 的検定の有意水準は5%とした。その後,多重比較(F検定量を使用しないBonfferroni法:以下,Bonf− ferroni法)を行った。. (2)断片化数について. 感情ラベ リングの連続性の程度を評価するために,以下の方法で数値化を行った(図1)。なお,場面1 は前の場面からの連続性が,元々存在しないため,数値化の対象としなかった。断片化の点数について,被 験者間要因である群(ASD,NT)と被験者内要因である条件(音なし,音あり)で対応なし×対応ありの 2要因分散分析を行った。なお,統計的検定の有意水準は5%とした。その後,多重比較(Bonfferroni法) を行った。. 2場面. 3場面. ○. ×. 4場面 ○. × ==l. 1. 2場面. 5場面. 1. 3場面. 4場面. ×. (⊃ O. 3点 5場面. (⊃. ○. 】 1. 回答と回答の間を採点する。○はラベリング採用 ×はラベリング不採用の回答とする。不採用の回答 が含まれているところに1点が与えられる。ラベリ ングが連続する場合は,点数は与えられない。従っ て点数が高い方が断片化していることになる。. l ll ll l O. l. 1点. 区=.断片化の採点方法. (3)感情の判断基準について. 感情ラベ リングの理由について述べられたものを,①心情(推測される登場人物の気持ちを元にしている もの:「残念な気持ちをこらえているから」),②表情・行動(目に見える様子を手がかりにしているもの: 「目線を下に落としたから」),③内容(ストーリーの内容を元にしているもの:「好きな人の結婚が決まっ てしまっていたから」),④セリフ(登場人物の言った台詞そのものに言及しているもの)(音あり条件のみ),. ⑤その他(上記のカテゴリーには分類できないもの:「なんとなく」など)の5つのカテゴリーに分類した。 回答によっては,①∼⑤の複数に該当するものもあったため,その場合は複数の回答をすべてカウントした。. 107.

(11) 山崎 粕・斉藤 真書. なお,感情ラベリングとして採用されなかった場合は,それに伴って発話された説明は含まれていない。 分類したカテゴリーの分布を群ごとに比較した。群ごとに音なし条件と音あり条件のそれぞれの判断基準 の度数分布を求め,カイニ乗検定を用いてそれぞれの分布の独立性を検討した。. (4)感情ラベリングの群同一致率について. 感情ラベリングの内容が群間でどのくらい一致しているのかを,各条件の場面ごとに分析した。発話され た感情語は多様なため,まずラベリング内容をカテゴリーに分類し,カテゴリーの一致度を求めることにし た。例えば,「怒り」のカテゴリーには,「ムッとする」「イライラ」が含まれており,「落胆」のカテゴリー. の中には「落ち込む」「がっかり」などが含まれている。群間一致率は,ASD群のうち,NT群と同じラ ベリングをしたのは何人いたかどうかをもとめることで算出した(NT群と同じ判断をしたASD群の人数 /18(ASD群の被験者数))。. Ⅱ 結 果 (1)感情ラベリング数について. 被験者別の感情ラベリングの回答の記述統計量を以下に示す(表4,図2)。音なし条件でのASD群の 平均値は2.88(標準偏差1.604),NT群の平均値は4.35(標準偏差0.785),音あり条件でのASD群の平均 値は3.88(標準偏差1.409),NT群の平均値は4.64(標準偏差0.492)であった。 群(ASD,NT)と条件(音なし,音あり)で対応なし×対応ありの2要因分散分析を行った結果,条件 の主効果が有意だった[F(1,33)=10.613,p=.003]。さらに群の主効果が有意であった[F(1,33)=10.391, p=.003]。交互作用は認められなかったが,多重比較(Bonfferroni法)を行った結果,ASD群内におい て条件間で有意差が認められた(p=.001)。また,昔なし条件においてASD群の成績はNT群に比べて有意 に低かった(p=.002)。このことから,ASD群は,音なし条件で感情ラベリングが困難であることがわかっ た。一方,音あり条件では両群の差はなくなったことから,ASD群は台詞や音声などの手がかりがあると 感情ラベリング数が増加するといえる。NT群は音なし条件でも音あり条件でも成績が変わらず,台詞や 音声の情報がない場合でも,ノンバーバルな情報を手がかりにしてラベリングできることがわかった。. 表4.感情ラベリング数の平均と標準偏差 音なし条件. 音あり条件. ASD. 2.88±1.604. 3.88±1.409. NT. 4.35±0.785. 4.64±0.492. 音なし条件. 音あり条件 *:p<0.025. 図2.条件ごとの感情ラベリング数の群間比較. 108.

(12) なぜ自閉症スペクトラム障害者は映画の一登場人物の感情を読むことに困難を示すのか (2)断片化数について. 被験者別の断片化の数値を記述統計量で以下に示す(表5,図3)。音なし条件でのASD群の平均値は1.5 (標準偏差1.294),NT群の平均値は0.47(標準偏差0.799)であった。音あり条件でのASD群の平均値 は0.833(標準偏差1.098),NT群の平均値は0.47(標準偏差0.799)であった。群(ASD,NT)と条件(音 なし,音あり)で対応なし×対応ありの2要因分散分析を行った結果,群の主効果が有意だった[F(1,33) =5.890,p=.021]。多重比較(Bonfferroni法)の結果,ASD群において条件間で有意差が認められた (p=.020)。ASD群は音あり条件に比べて音なし条件の方が断片化していた。また,音なし条件で群間に有 意差があった(p=.008)。このことから,ASD群は音なし条件においてNT群よりも断片化の程度が高いこ とがわかった。音あり条件では,両群に有意差はなくなった。ASD群では,台詞があると断片化も起きに くくなることが推測された。NT群は両条件通じて,断片化がほとんど生じていなかった。 3. 表5.断片化数の平均と標準偏差 音なし条件 ASD. l.5±1.294. 2.5. 音あり条件. 5■. *. 0.833±1.098 2. NT. O.470±0.799. 0.470±0.799 墓1・5. 1. 0.5. 0. 音なし条件. 音あり条件*‥p<0.025. 図3.条件ごとの断片化数の群間比較 (3)感情の判断基準について 感情判断の手がかりを①心情,(卦表情・行動,(参内容,(弧セリフ(音あり条件のみ),(9その他の5つの. カテゴリーに分類し,それぞれの度数分布を求めた。図4に結果を示す。カイニ乗検定を行った結果,音な し条件で有意差が認められた(df=2,ズ2=6.275,p<.05)。グラフ(図4)を見ると,「表情・行動」に おいて最も大きな差があることから,ASD群に比べNT群は,音声がない状況で,非言語的な情報に注目 していることが分かった。一方,音あり条件では判断基準の分布において両群に有意差が認められなかった。. O. 0. 0. O. 9. ︵U. ︵U ︵U. 9. 3. 3. O. ︵U O. 5 4. 度数. O O. 5 4. 度数. 7 6. 7 6. ︵U O. 00. 8. 2. 2. 1. 1. O O. ︵U. 内容. その他. 心情 表情・行動 内容. セリフ その他. ︵U. ︵U ︵U. 表情・行動. O O. ︵U. 心情. 図4.条件ごとの判断基準の度数分布(左図が音なし条件,右図が音あり条件) O. (4)感情ラベリング内容の群間一致率について. 図5に結果を示す。音なし条件,音あり条件ともに,群間一致率は低かった。つまり,ASD群とNT群 では,ラベリングの数も内容も異なっていることがわかった。. 109.

(13) 山崎 粕・斉藤 真書 αl. 〇. ヽ. 9. ヽ. 0. 硝. ヽ ヽ. 9. ㈹. ヽ. 8. ヽ. ㈹. ヽ. 7. ヽ. 璃. 8. ヽ 〇 〇 〇 〇 〇. 慨. 〇 〇. 4. 慨. ■b. ■.8. 6. 璃. 6. 璃. ︳一. 7. 〇 〇. 3. 3. ㈹. 〇. 4. 璃. 場面3. 場面4. 場面5. 場面1. 場面2. 場面3. 場面4. 2. 場面2. 〇. 場面1. 個. 1. 2. 図5.場面ごとのラベリング内容の群間一致率(左図が音なし条件,右図が音あり条件). 1. 図6.場面3 のラベリング内容の群間比較(音あり条件). 判断基準(図4)とラベリング内容の群間一致率(図5)の結果から,音あり条件では,判断基準に差が ないにも関わらず,ラベリング内容の一致率が低いことが分かった。音あり条件の中で,最も高い一致率だっ た場面3(図6)と最も低い一致率だった場面5(図7)のラベリング内容を比較してみる。場面3では,. 図7.場面5のラベリング内容の群間比較(音あり条件). 110. 場面5.

(14) なぜ自閉症スペクトラム障害者は映画の登場人物の感情を読むことに困難を示すのか. 両群ともに「落胆」や「後悔・残念」というラベリングに集中している。しかし,場面5では,ASD群は 「決意・決心」が最も多く,NT群は「投げやり」が最も多い。「決意・決心」はポジティブな感情で,「投 げやり」はネガティブな感情という,両群で逆パターンのラベリングになっていた。このことについては, 考察で詳しく述べることとする「、. Ⅳ 考 察. 本研究では,映画の登場人物の感情を連続的にラベリングさせる課題を行うことにより,日常場面に近い 状況でのASDの感情理解について検討した。本研究の結果を以下にまとめる。 音なし条件では,ラベリング数及び断片化数に両群の間に差が見られた。感情ラベリング数の結果から,. ASD群は,特に非言語的な手がかりしか利用できない場合,NT群よりも登場人物の感情をラベリングす ることに困難があることがわかった。さらに断片化数の結果から,ASD群のラベリングは連続的ではなく, 感情語を割り当てないか,もしくは想起できない場面がNT群に比べて多いことがわかった。NT群の平 均断片化数は0.5点未満であり,基本的にラベリングが途切れることはないが,AST)群はラベリングが途 中で途絶えることがあることがわかった。. 一方,音あり条件では,両群での差はなくなった。先行研究(Golanら,2006:Golanら,2008)に示さ れているように,感情理解の困難を言語的な方略によって補償している可能性が本研究の結果からも伺えた。. ただし,本研究の音なし条件は音声をすべて消しているので,発話に伴う韻律(非言語的)の情報も消去し てしまっている。正確には言語的内容のみを利用不可の状態にしたわけではないので,言語的補償方略の可 能性について結論するには,慎重を要するだろう。 次々に変化する事象を連続的に捉えながら,その都度,感情理解を行わなければならない「オンライン処 理」を求められることは,ASDにとって苦手な事態の一つであると考えられる。特に音なし条件でNT群 との差が有意であったということは,複数の非言語的な手がかり(表情,しぐさなど。かつそれらの速さや 強さといった側面の情報を含む)を統合する際に,彼らの困難性が目立ってくるのだと考えられる。実験で は,被験者が回答する際には画面を一時停止したため,ラベリングするまでの時間が十分に確保されていた。. 今回は反応時間を計測はしていなかったが,ASD者の反応は全体的に長い傾向にあり,回答まで数分を要 する被験者は少なくなかった。一方,NT者のうち反応まで数分を要する者はなく,そのほとんどが即答だっ た。日常場面では,他者の感情理解に要する十分な時間は確保されておらず,高速なオンライン処理が求め られることを考えると,ASD者の社会適応の困難性が実感できるだろう。 このように,ASD者は,非言語的な情報のみを頼りに他者理解をしなければならない状況に加えて,オ ンラインで連続的に変化する情報を統合しながら,他者の感情を推測しなければならないときに,特に困難 を示すということがわかる。個別の非言語的な情報の多くは,感情そのものを直接表現しているわけではな い。表情やしぐさといった複数のチャンネルから入力される情報の変化を統合することなしには,推測は不 可能である。また現実の対人交流場面では,無表情だったり,特にしぐさもないような,非言語的な手がか りが存在しない場合もあり,このような場合の感情理解は,その手がかりの少なさゆえにさまざまな解釈の 可能性を生む。短時間に判断を決定することはますます難しくなる。そのため,解釈を絞り込み,迅速に決 定するためには,前後の場面を考慮する必要性が生じてくる。つまり,時間的な統合が不可欠であるといえ る。ASD者が,現実の対人交流場面で他者の感情理解に困難を示すのは,このような時間的な統合の問題 があるからだと考えられる。前後の場面を時間的に統合しないということは,時間的に幅の狭い範囲しか意 識しないという意味で,「今」への集中がNT群よりも強いという性質を持つ人たちなのかもしれない。. 111.

(15) . SD.

(16) なぜ自閉症スペクトラム障害者は映画の登場人物の感情を読むことに困難を示すのか. 今後の研究としては,他の映画刺激を用いて,断片化という現象が常に起こるのかを追試する。判断基準 についても主観的な報告だけではなく,たとえば眼球運動計測を行い(注視点追跡システム:Tobiiアイ・ トラッカー),行動的な指標を使いながら,映像への注目の仕方に違いがあるのかどうかを調べ,細部への 注意といったASD者が持つ認知的な特性による影響についても検討する。また,感情語をターゲットとし たプライミング課題を実施し,感情語それ自体の想起特性についても検討し,連続ラベリングの困難の背景 にある要因について多方面からの考察を行う予定である。. 引用文献. AmericanPsychiatricAssociation.(1994).DSM−Ⅳdiagnosticandstatisticalmanualofmentaldisorders(4thed.). Washington,DC:AmericanPsychiatricAssociation.. Astington,J.W.,Harris,P.L.,&01son,D.R.(1988).Developingtheoriesofmind.Cambridge,UK:CambridgeUnive Press.. Baron−Cohen,S.(1995).Mindblindness:AnessLyOnautismandtheo7Tdmind.Boston:MITPress/BradfordBooks. Frith,U.(1989).Autism:Bhphliningtheenigma.Oxford,UK:Blackwell. Golan,0.,Baron−Cohen,S.,Hill,J,J.&Golan,Y.(2006).The“ReadingtheMindinFilms”Task:Complexemotionrecog− nitioninadultswithandwithoutautismspectrumconditions.SocialNeuroscience,1(2),111−123. Golan,O.,Baron−Cohen,S.,Golan,Y.(2008):The‘ReadingtheMindinFilms’Task[ChildVersion]:ComplexEmotion andMentalStateRecognitioninChildrenwithandwithoutAutismSpectrumConditions.Journalqfautismanddevel坤− ∽g〃ねJdオぶ0γ(お門,38,1534−1541.. Happe,F.G.(1999).Autism:Cognitivedeficitorcognitivestyle?TrendsinCognitiveSciences,3(6),216−22.. Heavey,L.,Phillips,W.,Baron−Cohen,S.,&Rutter,M.(2000).TheAwkwardMomentsTest:Anaturalisticmeasureof Cialundcrstandinginautism.Journalq′AutikmandDevel坤menialDiiorde7T,30,225−236. Travis,L.,Sigman,M.,&Ruskin,E.(2001)Linksbetweensocialunderstandingandsocialbehaviorinverballyablechil− drenwithautism.JounalqfAutismandDevel呼menialDisoerde7T,31,119−130. 若林明雄 東棟舌邦 Baron−Cohen,S他(2004):自閉症スペクトラム指数(AQ)日本語版の標準化一高機能臨床群と健常成 人による検討一 心理学研究 75:78−84. (山崎 釆由 札幌校大学院生) (斉藤 真善 札幌校准教授). 113.

(17)

参照

関連したドキュメント

自己防禦の立場に追いこまれている。死はもう自己の内的問題ではなく外から

以上のことから,心情の発現の機能を「創造的感性」による宗獅勺感情の表現であると

テキストマイニング は,大量の構 造化されていないテキスト情報を様々な観点から

実際, クラス C の多様体については, ここでは 詳細には述べないが, 代数 reduction をはじめ類似のいくつかの方法を 組み合わせてその構造を組織的に研究することができる

世界的流行である以上、何をもって感染終息と判断するのか、現時点では予測がつかないと思われます。時限的、特例的措置とされても、かなりの長期間にわたり

ヒュームがこのような表現をとるのは当然の ことながら、「人間は理性によって感情を支配

の総体と言える。事例の客観的な情報とは、事例に関わる人の感性によって多様な色付けが行われ

はありますが、これまでの 40 人から 35