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慢性関節リウマチにおける頸椎X線病変に関する研究―特に疾患進行度との関連について―

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岡 山 医 誌 (1993) 105, 987∼997

慢 性 関 節

リ ウ マ チ に お け る 頸 椎X線

病 変 に 関 す る 研 究

-特

に 疾 患 進 行 度 との 関 連 に つ い

て-岡山大学医学部整形外科学教室(指 導:井 上 一教授)

西

(平成5年9月9日

受稿)

Key words:慢 性関節 リウマチ,頸 椎病変,X線 学的変化,多 変量解析

緒 言 慢 性 関 節 リウ マ チ(以 下RA)の 頸 椎 病 変 は 臨 床 上 比 較 的 高 い 頻 度 で 見 ら れ,古 くか ら注 目 さ れ て お りそ の 報 告 は 多 い1,2).し か し,そ の 病 態 が 明 確 に 評 価 さ れ て お ら ず 病 変 の 進 行 を予 測 す る こ と は 困 難 で,治 療 上 適 切 な 対 応 が 確 立 さ れ て い な い.RA頸 椎 病 変 に つ い て は,環 椎(以 下C1)と 軸 椎(以 下C2)間 の 水 平 方 向 の 亜 脱 臼 と,C2歯 突 起 が 後 頭 骨 とC1, C1とC2間 の 病 変 の た め 頭 蓋 底 に 陥 入 す る垂 直 方 向 の 亜 脱 臼 が 主 な も の で,臨 床 的 に は こ の両 者 が 重 要 で あ る.ま た,C1 C2以 下 の 下 位 頸 椎 のRA変 化 の 発 生 も し ば し ば 見 られ,こ れ らの 頸 椎 病 変 は単 独 に 存 在 す る もの で は な く,常 にRA自 体 の 進 行 と強 くか か わ っ て い る.本 研 究 で はRA頸 椎 と本 疾 患 に お け る他 の 病 態,殊 にRAに 特 徴 的 と され る手 の 関 節 病 変 と の 関 連 に つ い て 調 査 す る と と も に,予 後 因 子 と の 関 係 を検 討 した. 対 象 と 方 法 対 象 は,岡 山 大 学 附 属 病 院 お よ び 関 連 病 院 に お け るRA患 者70例 で あ る.ア メ リカ ・リ ウ マ チ 協 会(ARA)の1958年 診 断 基 準3)に よ れ ば, classical RA 68例, definite RA 2例 で,1987 年 改 訂 基 準4)で は 全 例RAで あ っ た.性 別,調 査 時 に お け る 年 齢,RA発 病 年 齢,RA罹 病 期 間,RAの 病 期,進 行 度 と機 能 障 害 度 に つ い て は 表1の 通 り で あ っ た. 表1  調査 対 象 1. 調 査 時 に お け る リウ マ チ 歴 (表1) 1) 調 査 時 年 齢 お よ び 年 齢 構 成 40歳 以 上 が67例(95.7%)で,中 高 年 者 が 主 た る構 成 要 員 とな っ て い た. 2) RA発 病 年 齢 30歳 か ら50歳 台 が54例(77.1%)と 多 か っ た. 3) RA罹 病 期 間 10年 を越 え る もの が57例(81.4%)で,長 期 進 行 例 が 多 か っ た. 4) RAの 病 期,進 行 度 と機 能 障 害 度 全 例 がstage III以上 で, classは3以 上 が56 例(80.0%)で あ っ た. Mutilans型RA(手 指 が 典 型 的 な オ ペ ラ グ ラ ス様 変 形 を呈 す る も の) が12例(17.1%)で,こ れ ら は す べ て 女 性 で あ っ た.全 般 的 にRAの 病 状 が 進 行 し,機 能 障 害 の 高 度 な症 例 群 で あ っ た. 5) Lansbury活 動 指 数5) 原 法 で は 朝 の こ わ ば り時 間,疲 労 出現 時 間, ア ス ピ リン 必 要 量,握 力,赤 沈 値(Westergren 法),関 節 指 数 の6項 目合 計%に5/6を 乗 じて 活 動 指 数 と し て い る.本 邦 で は 疲 労 出現 時 間, ア ス ピ リン 必 要 量 を 除 く4項 目合 計 に5/4を 乗 987

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じ た 値 が 使 用 さ れ る こ とが 多 い6).本研 究 で は 調 査 す る こ との で き た4項 目(朝 の こ わ ば り時 間, 疲 労 出 現 時 間,関 節 指 数,赤 沈 値)の 測 定 値 の 合 計%に5/4を 乗 じた もの を暫 定 的 に 使 用 した. 指 数 の 算 定 値 は25.00%∼146-25%(83.86± 25.00%)で あ っ た. 6) RA治 療 歴 (1) 四 肢 関 節 手 術 歴(人 工 関 節 を 含 む 大 関 節 形 成 手 術 の 既 往) 53例(75.7%)に1関 節 以 上 の 大 関 節 に 手 術 既 往 が あ っ た.手 術 を 受 け た 関 節 数 は1関 節 の み が21例(30.0%),2関 節 が23例(32.9%), 3関 節 以 上 が9例(12.9%)で あ っ た. (2) 経 口 ス テ ロ イ ド剤 使 用 歴(プ レ ドニ ゾ ロ ン換 算5mg以 上/日 の6ヶ 月 以 上 連 続 使 用 歴) 骨 お よ び靱 帯 に 影 響 を及 ぼ す と考 え られ る 同 剤 の 使 用 歴 の あ る も の,ま た は 調 査 時 も使 用 中 の も の52例(74.3%)で,使 用 歴 の な い も の18 例(25.7%)で あ っ た. 2.  調 査 時 に お け る 血 液 な ら び に 血 清 免 疫 学 的 検 査(表2) 以 下 の 検 査 項 目 を 測 定 し た. 1) 赤 血 球 沈 降 速 度(赤 沈,ESR)(Wester gren法,1時 間 値) 2) C-reactive protein(CRP)(免 疫 比 濁 法) 3) Rheumatoid Factor (RF)(ラ テ ッ クス 凝 集 法)

4) 血 清 免 疫 グ ロ ブ リン(IgG, IgA, IgM) 5) 血 中 ヘ モ グ ロ ビ ン濃 度(Hb) 3.  X線 学 的 検 査(表3) 頸 椎X線 検 査 は,第4頸 椎 中 心 に 正 面,側 面 (前 屈 位,中 間 位,後 屈 位 の 機 能 撮 影)の4方 向 の 単 純 撮 影 を行 っ た.C1 C2前 方 亜 脱 臼 は, C1の 前 弓 後 面 とC2の 歯 突 起 前 面 の 距 離 で あ る atlanto-dental interval(以 下ADI)7)を そ の 指 標 と して 測 定 した.C2歯 突 起 の 頭 蓋 底 陥 入 症 で あ る垂 直 亜 脱 臼 に 関 し て はC1の 前 弓 と後 弓 の 中 心 を 結 ぶ 線 とC2椎 体 部 の 椎 弓 根 影 の 中 心 に あ た る 点 との 距 離 を 測 定 す るRanawat法8)(以 下R法)とC2椎 体 下 縁 中 央 か らMcGregor 線 ま で の 距 離 を測 るRedlund-Johnell法9)(以 下R-J法)の 二 法 に 基 づ い て 測 定 を 行 っ た.下 位 頸 椎 の 病 変(subaxial lesion,以 下SAL)は, 側 面 機 能 撮 影 で2mm以 上 の 椎 体 の 前 方 あ る い は 後 方 へ の 〓 リ(亜 脱 臼)を 示 す も の と し た.手 部 のX線 検 査 は,両 手 単 純 前 後 方 向撮 影 を行 い, Youmの 方 法10)に準 じて 第3中 手 骨 長 軸 上 で 手 根 骨 と中 手 骨 の 長 さ の 比 で あ るcarpal height ratio(以 下CHR)を 測 定 し た. 4. 測 定 値 の 統 計 的 解 析 調 査 した70例 の23項 目に つ い て 頸 椎 病 変 を 中 心 に重 回帰 分 析 を加 え た 統 計 的 解 析 を 行 っ た. 5.  X線 所 見 の 経 時 的 観 察 2年 以 上 経 過 観 察 で きた31例 の 経 時 的 変 化 に つ い て 分 析 検 討 した. 結 果 1.  X線 学 的 計 測(表3)

1) Atlanto-dental interval (ADI)

ADIの 正 常 値 は3mm未 満 と さ れ て お り7), 3 mm以 上 をC1 C2の 前 方 亜 脱 臼 (anterior atlanto axial subluxation,以 下AAS)と し た.AAS

と診 断 さ れ た もの は61例(87.1%)で あ っ た.

表2  血 液 お よび血 清 免疫 学 的 検 査 表3  上 位 頸椎 お よび 手部 の 単 純X線 検 査

ADI: atlanto-dental interval CHR: carpal height ratio

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慢 性関 節 リウマ チに おけ る頸 椎X線 病 変 に関す る研 究 

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垂 直 亜 脱 臼 の と もな わ な いADIの み 異 常 値 を示 すAAS単 独 例 は8例(11.4%)で あ っ た. 2) Ranawatの 方 法8)に よ る 計 測 C1 C2間 を 同 法 に従 っ て 測 定 し13mm以 下 を 異 常 値 と し,C1 C2の 垂 直 亜 脱 臼 (vertical atlanto axial subluxation,以 下VS)を あ ら わ す もの と した.本 法 の 基 準 でVSを 示 す もの は59例(84.3 %)で あ り,こ の う ちAASの 合 併 が51例(72.9 %)に 見 られ た.VS単 独 例 が8例(11.4%)で あ っ た. 3) Redlund-Johnellの 方 法9)に よ る計 測 C2か らMcGregor線 ま で の 距 離 を 同 法 に 従 っ て測 定 し男34mm以 下,女29mm以 下 の 値 を示 す もの をVSと し た.本 法 の 基 準 に よ るVSは28 例(40.0%)で あ っ た.こ の う ちR法 で も異 常 値 を示 す もの が27例(38.6%)で あ っ た.す な わ ちR法 に よ るVSの59例(84.3%)の う ち 27例(38.6%)がR-J法 に お い て もVSと 診 断 さ れ,残 りの32例(45.7%)はR法 の 基 準 の み で のVSと な っ た.こ の 点 に お い て,測 定 基 準 の相 違 が 結 果 に あ ら わ れ た が,R-J法 のVS がR法 のVSに ほ ぼ 含 ま れ て い る事 が わ か っ た.R-J法 の 基 準 で のVSのAAS合 併 が18例 (25.7%)に 認 め ら れ た.R-J法 に お け るAAS を と も な わ な いVS単 独 例 は10例(14.3%)で あ っ た. 4) 下 位 頚 椎 病 変(subaxiallesion, SAL) 1箇 所 以 上 のSALを 有 す る もの26例(37.1 %)で あ り,SALにAASの み 合 併 が3例(4.3 %),VS(R法)の み 合 併 が9例(12.9%)で あ っ た.AASとVS(R法)の 両 者 を 合 併 す る SALが14例(20.0%)で あ っ た.

5) Carpal height ratio (CHR)10) Youmに よ る正 常 人 の 測 定 値 が0.54±0.03で あ り10), 0.48未 満 を異 常 値 とす る と,異 常 値 を示 す もの が62例(88.6%)で あ っ た.病 型 に よ る 比 較 で は,12例 のmutilans型RAで は0.27± 0.06,こ れ 以 外 の58例 は0.41±0.07で あ っ た. し た が っ てCHRはmutilans型RAの 症 例 に お い て 明 らか に 低 い値 を示 した. 2.  測 定 値 間 の 相 関 に つ い て の 検 討 各 測 定 値 間 の 関 係 に つ い て,相 関 係 数rの 絶 対 値 の 大 きい 順 に 並 べ る と表4の 如 くで あ っ た. 特 に,頸 椎 と手 部 病 変 のX線 所 見 の 各 結 果 を 中 心 と し て,そ の他 のRAに 関 す る各 種 測 定 値 と の 関 連 性 を検 討 した. 1) 頸 椎X線 各 測 定 値 間 の 相 関 VSの 指 標 で あ るR値 とR-J値 はr=0.784 で0.1%の 危 険 率 で 相 関 を認 め た.AASの 指 標 で あ るADIとVSの 指 標 のR値 とR-J値 とは そ れ ぞ れ,r=0.372と0.278で1%と5%の 危 険 率 で 相 関 を認 め た.一 方 でSALと 上 位 頸 椎 病 変 の 指 標 のADI, R値, R-J値 は相 関 し な か っ た,な お,SALに つ い て は 暫 定 的 に,な し= 0,あ り=1と して 扱 っ た. 2) 頸 椎 と手 部 のX線 測 定 値 問 の 関 係 手 部X線 所 見 の 指 標 と設 定 したCHRとVS の 指 標 のR値,R-J値 とは そ れ ぞ れr=0.341 と0.410で1%と0.1%の 危 険 率 で 相 関 した(図 表4  調査 項 目間 の相 関 頸 椎お よび手部 の 単純X線 所 見 を中心 とした 各 項 目間 の相 関 係 数

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1,2).し か し,CHRはAASの 指 標 で あ る ADIと はr=0.108で 相 関 しな か っ た.そ の 他, CHRはSALと5%の 危 険 率 で 相 関 した. 3) 血 液 お よ び 血 清 免 疫 学 的 検 査 値 とX線 所 見 の 関 係 血 中Hb濃 度 がR値,R-J値 とr=0.330と 0.324で1%の 危 険 率 で 相 関 し た.そ の 他 の 項 目 は い ず れ も相 関 し な か っ た. 4) リウ マ チ 歴 に 関 す る 項 目(年 齢,罹 病 期 間,発 病 年 齢,性 別,病 型,進 行 度,活 動 性,治 療 歴)とX線 所 見 の 関 係 (1) 性 別,年 齢,発 病 年 齢,罹 病 期 間 性 別 とR-J値 が 相 関 した.な お,性 別 に つ い て は,暫 定 的 に,男 性=1,女 性=2と して 扱 っ た.年 齢,発 病 年 齢,罹 病 期 間 とX線 所 見 と の 相 関 は な か っ た.

(2) ARAの1958年 診 断 基 準3) (classical, defi nite, probable, possible)

各X線 所 見 と の 相 関 は な か っ た.な お,こ こ で は 暫 定 的 に, classical=4, definite=3, probable=2, possible=1と し て 取 り 扱 っ た.

(3) RAの 進 行 度(stage),機 能 障 害 度(class) StageはR値,R-J値,CHRと 負 の 相 関 を 示 し,ADIとSALと は 相 関 せ ず, classはR 値 と 負 の 相 関 を 示 し た の み で,そ の 他 のX線 所 見 と は 相 関 し な か っ た. (4) Mutilans型RA Mutilans型RAとR値,R-J値 は と も に 0.1%の 危 険 率 で 負 の 相 関 を 示 し た が, mutilans 型RAはADIとSALと に は 相 関 し な か っ た. 図1  CHRとRanawat値 の 相 関 図 図2  CHRとRedlund-Johnell値 の 相 関 図

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慢性 関節 リウマ チ にお け る頸 椎X線 病変 に関 す る研 究 

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一 方 ,CHRと は0.1%の 危 険 率 で 負 の 相 関 が 見 ら れ た.な お, mutilans型RAは 暫 定 的 に, な し=0,あ り=1と し て 取 り 扱 っ た. (5) Lansbury指 数 Lansbury指 数 はR-J値 とCHRにr=-0.298と-0.247で5%の 危 険 率 で 相 関 し た .し か しADI,R値,SALと は 相 関 し な か っ た. (6) 治 療 歴 a. 経 口 ス テ ロ イ ド剤 使 用 歴 ADI, R値, R-J値 と 相 関 を 認 め な か っ た . ま た,CHRと も 相 関 し な か っ た.た だ し,SAL 表5I  頸 椎 お よ び 手 部 の 単 純X線 検 査 の 経 時 的 変 化 ADI, R値, R-J値, CHRに つ い て mean±SD, N=31 図3  CHRとRanawat値 の経 時 的 変 化量 間 の 相関 図 図4  CHRとRedlund-Johnell値 の 経 時 的 変 化 量 間 の 相 関 図

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と は 相 関 を 示 し た.な お,ス テ ロ イ ド治 療 歴 に 関 して は,暫 定 的 に,な し=0,あ り=1と し て 取 り扱 っ た. b. 四 肢 関 節 手 術 数 R-J値 と の 相 関 が 認 め られ た . 3.  測 定 値 の 重 回 帰 分 析(逐 次 変 数 選 択 法: stepwise method) 70例 の デ ー タ23項 目(変 数)(23変 数 の う ち15 変 数 が 連 続 量,8変 数 が 離 散 量)か ら 頸 椎X線 所 見 の 指 標 のR値,R-J値,ADIを そ れ ぞ れ 従 属 変 数 と して,残 りの 変 数 に よ り説 明 す る た め の モ デ ル 式 を検 討 し た.式 は 標 準 化 重 回 帰 係 数 を も とに 定 数 な しの 式 で 表 現 した. 1) R値 に 関 す る分 析 (1) 第1次 モ デ ル 式(R値 に 対 し22変 数 の う ち4変 数 を選 択) R=0.79×R-J+0.18×ADI -0 .17× 性 別+0.11× 発 病 年 齢 (重相 関 係 数=0.825) R-J値 が 偏 相 関 係 数0.78で 最 も寄 与 して い る. (2) 第2次 モ デ ル 式((1)の4変 数 を 除 く18変 数 か ら6変 数 を 選 択) R=-0.31×mutilans+0.23×RF +0.28×Hb濃 度-0.18×stage -0 .21×class-0.17×SAL (重 相 関 係 数=0.642) Mutilansが 偏 相 関 係 数-0.41で 最 も寄 与 して い る. (3) 第3次 モ デ ル 式((2)の6変 数 を除 い た12 変 数 か ら4変 数 を選 択) R=0.33×CHR-0.22× 手 術 関 節 数 +0.22×IgM-0.18× 罹 病 期 間 表5II  ADI, R値, R-J値, CHRの 経 時 的 変化 量 間 の相 関 (重 相 関 係 数=0.479) CHRが 偏 相 関 係 数0.33で 最 も 寄 与 し て い る. 2) R-J値 に 関 す る 分 析 (1) 第1次 モ デ ル 式(R-J値 に 対 し22変 数 の う ち5変 数 を 選 択) R-J=0.62×R+0.21× 性 別 -0 .25×mutilans-0.17× 赤 沈 値 +0.13×IgA (重 相 関 係 数=0.870) R値 が 偏 相 関 係 数0.74で 最 も 寄 与 し て い る. 性 別, mutilansも 強 く影 響 し て い る. (2) 第2次 モ デ ル 式((1)の5変 数 を 除 く17変 数 か ら4変 数 を 選 択) R-J=0.37×CHR+0.22×Hb濃 度 -0 .21× 手 術 関 節 数+0.19×ADI (重 相 関 係 数=0.570) CHRが 偏 相 関 係 数0.39で 最 も 寄 与 し て い る. 3) ADIに 関 す る 分 析 (1) 第1次 モ デ ル 式(ADIに 対 し22変 数 の う ち3変 数 を 選 択) ADI=0.34×R+0.18× 性 別 表6  CHRの 変 化 量 の 中 央 値(0.023)を 境 界 と し て わ け た2群 の 比 較 ADI, R値, R-J値 に つ い て 表7  観 察 開 始 時 のCHRの 中 央 値(0.431)を 境 界 と し て わ け た2群 の 比 較 ADI, R値, R-J値 に つ い て

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慢 性 関節 リウマ チに おけ る頸 椎X線 病 変 に関す る研 究 

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+0.16×IgG (重 相 関 係 数=0.435) R値 が 偏 相 関 係 数0.34で 最 も寄 与 し て い る. (2) 第2次 モ デ ル 式((1)の3変 数 を 除 く19変 数 か ら1変 数 を選 択) ADI=0.28×R-J (重相 関 係 数=0.278) (1)と(2)か ら,重 相 関 係 数 が0.435の 第1次 モ デ ル が 主 力 で,第2次 モ デ ル は 副 次 的 効 果 を 及 ぼ して い る. 以 上 の こ とか ら,R値 とR-J値 はRA自 体 の 病 状 の 強 さ を示 す 項 目(mutilans型RA,血 中Hb濃 度,四 肢 関 節 手 術 数)が 共 通 し て 寄 与 し て い た.性 別 はADI, R値,R-J値 の 三 者 に 寄 与 し て い た が,そ の ほ か の 結 果 か らはR値 と R-J値 に 寄 与 す る 因子 とはADIに は 異 な る 因 子 が 寄 与 し て い る こ と が わ か っ た.R値 とR-J 値 に つ い て,CHRと の 関 連 で はR値 は 第3次 モ デ ル で,R-J値 は 第2次 モ デ ル でCHRが 選 択 され た.こ の こ とか らCHRはR-J値 に 対 す る関 連 性 が よ り強 い と い え る. 4.  頸 椎 と手 部 のX線 検 査 の 経 時 的 変 化 2年 か ら14年,平 均3.8年 追 跡 した31例(44.3 %)に つ い て 頸 椎 と手 部 のX線 所 見 の 関 係 を 調 査 し た. 1) ADI, R値, R-J値 とCHRの 関 係 に つ い て そ れ ぞ れ に つ い て 経 過 観 察 初 期 と2年 以 上 経 過 後 の 測 定 値 か ら 経 時 的 な 測 定 値 の 変 化 量 を 出 し た(表5 I).各 測 定 値 の 変 化 量 間 の 関 係 は CHRとR値,R-J値 は そ れ ぞ れ0.1%の 危 険 率 で 相 関 を 認 め た(図3, 4).し か し,CHRと ADIは 相 関 し な か っ た.R値 とR-J値 は相 関 し たが,ADIとR値,R-J値 は 各 々 相 関 しな か っ た(表5 II). 2) CHRの 変 化 量 の絶 対 値 の 中 央 値(0.023) で分 け た2群 に つ い て 0.023以 上 の 群 が16例,未 満 の 群 が15例 で あ っ た.両 群 間 でADI, R値, R-J値 に つ い て 差 が あ る か 調 査 し た.t検 定 に てR値 とR-J値 は 0.1%と2%の 危 険 率 で両 群 に 有 意 差 を認 め た. しか し,ADIに つ い て は 有 意 差 が な か っ た(表 6). 3) 経 過 観 察 初 期 のCHRの 中 央 値(0.431) で 分 け た2群 に つ い て 0.431以 上 が16例,未 満 が15例 で あ っ た.こ れ ら2群 間 でADI, R値,R-J値 に つ い て差 が あ るか 調 査 し た.t検 定 に て 各 項 目 に つ い て の 両 群 間 に 有 意 な 差 は 認 め ら れ な か っ た(表7). こ れ ら の こ と か ら1)で は 変 化 量 に お い て も CHRはR値,R-J値 との 相 関性 が 認 め られ た. しか し,ADIと の 関 連 は 乏 しい.2)に お いてCHR の 変 化 量 の 大 小 でR値,R-J値 の 変 化 量 に 有 意 差 が あ っ た が,ADIに は 差 が なか っ た.3)で はCHRの 観 察 開 始 時 の 測 定 値 の 大 小 で各 項 目 と も変 化 量 に 差 が あ る と は い え な か っ た. 考 察 RA頸 椎 病 変 の 病 態 は 複 雑 で 未 解 明 な とこ ろ が 多 く,RAの 自 然 経 過 に と も な っ た 頸 椎 の 病 態 の 動 向 に つ い て も明 らか で は な い.現 在 の と こ ろ上 位 頸 椎 の 病 変 はX線 検 査 に お け る定 義 に 準 じた 計 測 値 を も とに 分 類 さ れ て い る.一 般 に はAASはADI7), VSはR法8), R-J法9)で 表 現 さ れ る.こ れ ら は,X線 所 見 の み の 病 態 の 表 現 で 必 ず し も臨 床 症 状 と平 行 す る も の で は な い とい う 欠 点 を指 摘 す る報 告11)があ る.し か し,RA 頸 椎 病 変 を分 類 す るの に は 有 用 な 指 標 で 一 般 に よ く使 用 され て い る.頸 椎 のRA変 化 は 全 身 性 のRA病 変 の 一 部 で あ り,そ の 他 の 病 変 との 関 連 性 が 問 題 とな る.ま た,頸 椎 の 手 術 に お い て は 固 定 範 囲 の 決 定,再 手術 の 問 題 が 重 要 とな る. RAの 臨 床 の 各 種 パ ラ メー ター との 関 連 に お い て,頸 椎 の 病 変 に何 か 規 則 性 が 発 見 で き れ ば こ う し た手 術 施 行 に も有 用 と考 え られ る.こ れ に つ い て 頸 椎 病 変 とRAに 関 す る項 目 を個 別 に 関 連 性 を論 じて い る報 告12,13)はあ るが,本 研 究 の よ うに ル チ ン の 項 目 を総 合 的 に 調 査 し,重 回 帰 分 析 を行 い 検 討 し た 報 告 は な い. 今 回 の 調 査 を通 じてRA頸 椎 病 変 の 指 標 と な り う る パ ラ メー ター を選 び 出 し,そ の 関 連 性 を 調 べ て み る と,R値 とR-J値 はVSの 指 標 で あ り,両 者 の 関 連 性 は 非 常 に 高 い.R値 とR-J 値 に 関 連 性 の 深 い もの と し て は,性 別,手 部 病 変 の 指 標 のCHR,血 中Hb濃 度, mutilans型 の 病 変,四 肢 関 節 手 術 数 が 共 通 して 見 られ た.

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血 中Hb濃 度 はRA炎 症 と相 関 す る と い わ れ て お り14),CHRはmutilans型 の 指 標 で あ り,VS の 関 与 因 子 は 性 別 を 除 い て 骨 破 壊 吸 収 を 示 す 指 標 が 高 い とい え る.し た が っ て,VSはRAの う ちで骨 破 壊 吸 収 の 強 い 型,典 型 的 にはmutilans 型 に 生 じ る こ と を示 して い た.し か し,他 の 要 因 は ほ と ん ど 関 与 し て い な い と考 え る.VSの 指 標 に 影 響 す る 因 子 を そ れ ぞ れ 検 討 す る と,血 中 Hb濃 度 は連 続 量 で あ る が,RAの 病 勢 以 外 に も 多 く の 要 素 に 影 響 さ れ 特 異 性 に 乏 し い. Mutilans型 に 関 し て は, Mathews15)やPellicci ら16)は末 梢 関 節 のmutilating changeが 頸 椎 病 変 の 程 度 に 関 連 し て い る と述 べ て い る.ま た, 藤 原 ら17)はRAの 病 型 分 類 が 上 位 頸 椎 病 変 の 最 終 段 階 と関 連 して い る と し,少 関 節 破 壊 型 に は VSの 合 併 の な いAAS単 独 例 が 生 じ,多 関 節 破 壊 型 とmutilans型 に はVSが 発 生 しや す い と述 べ て い る.両 報 告 と も本 研 究 の 結 果 と よ く 一 致 して い る.た だ,藤 原 ら17), Ochiら18)のRA 病 型 分 類 は破 壊 関 節 数 の 推 移 を根 拠 と して お り, 個 々 の 関 節 病 変 に 数 量 的 評 価 の 設 定 が な い 点 と 長 期 の 経 過 後 の 結 果 に 基 づ く分 類 で あ り,RAの どの 時 期 に で も対 応 さ れ う るか と い っ た 点 に 疑 問 が 残 る.性 別 はR値,R-J値 の 重 回 帰 分 析 の 第1次 モ デ ル 式 で 採 用 さ れ て お り女 性 に 多 い 傾 向 は 明 らか で あ る.し か し,変 数 と して は 名 義 尺 度 的 な もの で あ る た め に 経 過 の 予 測 に は 不 適 当 で あ る.関 節 手 術 数 は 藤 原 ら17), Ochiら18) の い う 多 関 節 破 壊 型 を示 す もの で あ り,ほ か に も関 節 手 術 例 にVSが 合 併 す る頻 度 が 高 い と い う報 告19)が あ る.CHRはRAの 好 発 部 位 で あ る 手 部 の 所 見 で あ り,連 続 量 で しか も非 可 逆 的 変 化 を 示 す.VSの 寄 与 因 子 は す で に 述 べ た ご と く,骨 破 壊 吸 収 の 因 子 を主 体 と し,性 別,関 節 手 術 数 が 寄 与 し て い る こ とが 明 らか で あ っ た. ま た,今 回 の 調 査 で は性 別 が 大 き な寄 与 因 子 と して あ が っ た.こ れ は 一 般 に女 性 にRAの 発 生 頻 度 が 高 く,し か も重 症 が 多 い20)とい う性 に 関 す る 因 子 が 影 響 し て い る も の と 考 え た.ま た, mutilans型RAの 性 別 発 生 頻 度 は 報 告 に よ っ て 異 な り明 らか で な い が21),性 に よ る差 が 大 きけ れ ば,性 別 が 骨 破 壊 吸 収 を あ ら わ すVSの 寄 与 因 子 に 類 す る意 味 を持 つ こ とが 予 想 で き る.CHR

はRA進 行 度 のstage,活 動 性 を あ ら わ すLans bury指 数,RA高 度 進 行 破 壊 吸 収 の 病 態 を あ ら わ すmutilans型 との 相 関 が あ り,RAの 病 状 に お け る 骨 関 節 の 障 害 の 強 さ との 関 連 性 が 示 唆 さ れ た.Ochiら18)は 手 部 関 節 破 壊 の 指 標 で あ る CHRの 減 少 率 はRAの 関 節 破 壊 と平 行 して い る と言 い,四 宮 ら22)はmutilans型RAに 手 部 の 関 節 破 壊 が 有 意 に 強 い と述 べ て い る.骨 破 壊 吸 収 の 因 子 と し て はCHRが 連 続 量 で か つRA の 好 発 部 位 で あ る 手 部 の 所 見 で あ り,計 測 しや す く安 定 し た 指 標 に な り う る と考 え た.さ らに CHRがVSの 経 過 の 十 分 な 指 標 とな り う る か ど うか の 検 討 を して み る と,CHRの 変 化 量 はR 値,R-J値 の 変 化 量 と高 い 相 関 を示 し た.し か し,あ る時 点 で のCHRの 値 はVSの 予 後 を 判 定 す る こ と は で きな か っ た.し か し,手 部 関 節 病 変 は 早 期 に 進 行 す る こ とか ら,CHRは 上 位 頸 椎 病 変 の 自然 経 過 の 予 測 に役 立 つ 可 能 性 が あ る. 次 に,ADIの 分 析 で はR値,R-J値,性 別, IgGの 関 与 が 認 め られ た が,重 相 関 係 数 は 第1 次 モ デ ル 式 で も0.435で あ り,強 く寄 与 して い る 因 子 が ほ と ん ど な い こ と を 示 した.た だ,R値, R-J値 は 寄 与 因 子 に あ が っ て お り,弱 い なが ら もAASとVSの 関 係 が 示 さ れ た.し か し,ADI とCHRは 相 関 し て い な か っ た.ま た,CHRの 変 化 量 はADIの 変 化 量 と相 関 せ ず,CHRの 変 化 量 の 大 小 の 比 較 で も差 が な か っ た.し た が っ て,ADIとVSは 異 な る 因 子 が寄 与 し て い る と 考 え る.AASに 対 して 指 標 と し てADIを 使 用 した が,AASにVSを 合 併 す る とAASが 安 定 化 した り,見 か け 上ADIが 減 少 す る こ とが あ る とMathews15)やPellicciら16)も 述 べ て お り, AASの 進 行 をADIが 正 確 に 表 現 して い な い. こ の た め,ADIの 寄 与 因 子 が 不 正 確 と な っ て い る 可 能 性 は 高 く,ほ か の 新 しい 測 定 方 法 がVSを と も な っ たAASに は 必 要 な の か も し れ な い. 下 位 頸 椎 病 変(SAL)に つ い て はCHRと 経 口 ス テ ロ イ ド剤 使 用 歴 とに 相 関 が あ り,RA炎 症 や ス テ ロ イ ド剤 に よ る 骨 関 節 障 害 の 影 響 を 受 け て い る こ とが 考 え られ た.ま た,臨 床 的 に は 上 位 と下 位 の 頸 椎 病 変 の 併 存 す る こ と が 高 頻 度 に 見 られ た との 報 告23)が あ り,R値 の 重 回帰 分 析 の 第2次 モ デ ル 式 にSALが 寄 与 し た が,そ

(9)

慢性 関節 リウマ チに おけ る頸椎X線 病変 に関す る研 究 

995

の 他 の分 析 で はSALはR-J値,ADIに 寄 与 す る 因 子 と して は 見 られ な か っ た.し た が っ て, 上 位 と下 位 の 頸 椎 の 関 係 で はVSとSALの 関 係 が 予 想 され るが,AASとSALの 関 係 は 明 ら か で な か っ た. 頸 椎 病 変 へ の 経 口 ス テ ロ イ ド治 療 の 影 響 が し ば し ば 指 摘 さ れ て い る23,24).本調 査 で は,SALと の 関 係 か ら同 治 療 法 は 下 位 頸 椎 病 変 との 関 連 性 が 推 測 さ れ た が,ADI,R値,R-J値 と は 相 関 が な く,こ れ ら上 位 頸 椎 の 重 回 帰 分 析 の 寄 与 因 子 に もあ が ら な か っ た.し た が っ て,上 位 頸 椎 へ の 経 口 ス テ ロ イ ド使 用 歴 の 影 響 は 認 め られ な か っ た. 結 語 1) RA患 者70例 の 頸 椎X線 所 見 と臨 床 お よ び 検 査 所 見 の 総 計23項 目 の 相 互 の 関 連 性 に つ い て 解 析 し た.特 に,上 位 頸 椎X線 所 見 を 中 心 に 重 回 帰 分 析 を 行 い検 討 し た. 2) VSの 寄 与 因 子 と して は性 別, mutilans型 RA,血 中Hb濃 度,CHR,関 節 手 術 数 が あ っ た. 3) VSの 指 標 と して はCHRは 有 効 な も の で あ る こ とが わ か っ た. 4) AASの 寄 与 因 子 に はR値,R-J値 が あ っ た が,特 別 強 く寄 与 して い る 因 子 は な か っ た. 5) SALとVSの 関 連 性 が 示 唆 さ れ た が, SALとAASの 関 連 性 は な か っ た. 6) 経 口 ス テ ロ イ ド治 療 の 上 位 頸 椎 へ の 影 響 は 明 らか で は な か っ た. 稿 を終 え るに あ た り,御 指 導,御 校 閲 を賜 りま し た井 上一 教 授 に 深謝 いた し ます.ま た,終 始 御 指 導, 御 鞭 撻 い た だ き ま した小 西均 講 師 に 厚 く御 礼 申 し上 げ ます. 文 献

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(11)

慢 性 関節 リウマ チ におけ る頸 椎X線 病 変 に関す る研 究 

997

A clinical

and radiological

study

of cervical

spinal

lesions

in patients

with

progressive

rheumatoid

arthritis

Masato

NISHIZAWA

Department

of Orthopaedic

Surgery,

Okayama

University

Medical School,

Okayama

700, Japan

(Director:

Prof. H. Inoue)

A multivariate

analysis of the clinical and radiographic

findings of 70 patients with

rheumatoid arthritis

(RA) was studied.

Linear multiple regression analysis was performed on 23 clinical variables. The factors that

contributed highly to the progression of vertical atlanto-axial subluxation (VS) were gender,

presence of arthritis

mutilans, blood hemoglobin level, carpal height ratio (CHR) and the

number of joints treated by arthroplasty.

This result suggests that the natural progression of

VS may well relate to the indicators of the severity of destructive conditions.

In contrast,

anterior atlanto-axial

subluxation (AAS) showed no statistical correlation with any factors.

Therefore, the severity of AAS does not appear to be related to the factors that were closely

related to VS.

A follow-up study of the radiological changes in the cervical spine and hand was performed.

There was a high correlation between the severity of VS and the reduction of CHR. As

destructive changes in the hands were common and irreversible findings in RA, CHR was the

most objective of the factors correlated with VS. Therefore, the measurement of CHR is

useful in evaluating the progression of VS.

参照

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