3 目標
○跳び箱運動に意欲的に取り組み,互いに協力して練習ができるようにするととともに,他者のよい演技を認
めようとする。
(体育への関心・意欲・態度)
○自分の能力に適した課題をもち,その解決を目指して,ICT機器を効果的に使用し,客観的に分析する力
を養うことができる。
(体育的な見方や考え方)
○自己の能力に適した課題をもって運動を行い,助走・踏切・第1空中・着手・第2空中・着地といった局面
を一連の動きで行うことができる能力を養うことができる。
(体育的な技能)
○跳び箱運動の特性や学び方,技術の構造,合理的な練習の仕方などを理解することができる。
(運動についての知識・理解)
4 指導計画(全10時間) 【関:関心・意欲・態度,思:見方や考え方,技:技能,知:知識・理解】
段階 配時 学習活動・内容 手だて 評価規準
第
1
次
1
1 オリエンテーションを行う。
・学習の見通しを持つ
・学習の仕方を知る
・既習技とできる技の確認
・「滑らかさ」の定義
→助走・踏切・第1空中・着手・第2空中・
着地といった局面を一連の動きで行うこと
ができる。
○ 学習プリントを用いて授業
準備の進め方を理解させる。
○ ICT機器を用いて動画や
写真を使い,達成目標をイメー
ジさせる。
思:自己の能力に応じた目標
の設定ができている。
第
2
次
3
2 跳び箱運動の技を学習し、局面ごとの課題を
明らかにしてできる技を増やす。
(1)跳び箱運動の既習技を練習する。
・開脚跳び
・台上前転
(2)跳び箱運動の基本技を練習する。
・かかえ込み跳び
・頭はね跳び
(3) 跳び箱運動の発展技を学習する。
・開脚伸身跳び ・かかえ込み跳び
・屈身跳び ・前方屈腕倒立回転跳び
・前方倒立回転跳び
○ 技を正しく行わせるため,資
料を示しながら,技の評価点を
確認させる。
○ 練 習 方 法 や 指 導 方 法 を 具
体的に示すことで,生徒に学
習活動の見通しを持たせる。
○ 学習プリントを用いて各技
の局面ごとのポイントを理解
させる。
知:各技を正しく行うための
局面ごとのポイントを
理解している。
技:練習を重ねるごとに技能
を向上させることがで
きる。
関:技能向上のために,積極
的に協力して練習する
ことができる。
第
3
次
3
3 自分の目標に応じて,切り返し系の技・回転
系の技を選択して練習をする。
(1)2人組による教え合い活動
・ICT 機器を活用した練習方法の学習
(2)2人組による教え合い活動
①踏切 ②着手 ③腰の位置
④脚の動き ⑤着地 ⑥滑らかさ
(3)技能向上のための練習に取り組む。
・前時の学習内容の反省もとに,より効率よく
2人組による教え合い活動を行う。
○ 学習プリントを用いてIC
T機器の使い方を理解させる。
○ 技を正しく行わせるため,資
料を示しながら,技の評価点を
確認させる。
○ 練 習 方 法 や 指 導 方 法 を 具
体的に示すことで,生徒に学
習活動の見通しを持たせる。
○ 視 覚 的 な 情 報 を も と に 分
析し,的確な助言をさせるた
め,ICT機器を利用した,
説明し伝え合う活動を行う。
関:ICT機器の使い方を理
解している。
知:各技を正しく行うための
局面ごとのポイントを
理解している。
考:仲間の実際の動きをIC
T機器をもとに説明す
ることができる。
技:練習を重ねるごとに技能
を向上させることがで
きる。
関:技能向上のために,積極
的に協力して練習する
ことができる。
本
時
2
/
3
第
4
次
2
4 跳び箱運動の自分が選択した技の練習を行
う。
(1)基本的に同じ技を選択した人とグループを
作り,ICT機器を使い,教え合い学習を行
う。
(2)基本的に同じ技を選択した人とグループを
作り,ICT機器を使い,教え合い学習を行
う。
・できるかぎり発展技に挑戦する。
○ 技を正しく行わせるため,資
料を示しながら,技の評価点を
確認させる。
○ 練 習 方 法 や 指 導 方 法 を 具
体的に示すことで,生徒に学
習活動の見通しを持たせる。
○ 視 覚 的 な 情 報 を も と に 分
析し,的確な助言をさせるた
め,ICT機器を利用した,
説明し伝え合う活動を行う。
知:各技を正しく行うための
局面ごとのポイントを
理解している。
考:仲間の実際の動きをIC
T機器をもとに説明す
ることができる。
技:練習を重ねるごとに技能
を向上させることがで
きる。
関:技能向上のために,積極
的に協力して練習するこ
とができる。
第
5
次
1
9 跳び箱運動の発表会を行う。
・他者の表現を鑑賞する。
・発表会の進め方
・切り返し系と回転系の技を1つずつ行う。
○ 発表会の運営の中で,ルー
ル の 理 解 と 準 備 や 審 判 な ど
の 役 割 を 果 た す 態 度 の 育 成
を図る。
○ 他者の発表を鑑賞し,よい
演技に対して評価させる。
関:協力して発表会の運営を
行うことができる。
関:他者のよい演技を評価す
ることができる。
技:基本技や発展技を滑らか
に行うことができる。
5 本時の指導
平成◯年◯月◯日(◯曜日)第◯校時 計画6/10 柔道場にて
(1)本時の指導観
生徒は前時までに,跳び箱運動の基本技と発展技を学習している。また,練習の進め方として,①技を習得するためのポイン
ト②ICT機器を用いた協働学習の進め方についても学習している。そこで,本時の指導にあたっては,まず,跳び箱運動の技
の習得のためのポイントと技能を思い出させ,前時までの学習を振り返えらせる。そして,二人組もしくは三人組の小集団を組
ませ,教え合い活動の方法と練習場所を確認させる。さらに,その教えを基に,小集団内で学習プリントとICT機器を用いて,
実際の動きと改善のポイントを説明させる。ここでは,該当する資料を示しながら相手に分かりやすく伝えさせる。最後に,全
体で練習当初からの変容を確認し,練習の成果を確認したい。ここでは,「より技能を向上させるためにはどんな工夫が必要か」
を問いかけて,次時の学習内容の高まりを図りたい。
(2)本時の主眼
既習の跳び箱運動に必要な技能のポイントを用いて,仲間の動きを視覚的に考え,該当する資料を示して説明することができる。
仲間の説明や協力をもとに、局面ごとの動きを確かなものにすることができる。
(3)準備 学習プリント,板書カード,マット(10枚),跳び箱(3台),踏切版,ICT機器:iPad(20台),コーン
(4)指導過程
学習活動・内容 手だて(○)言語活動の手だて(☆)評価場面 形態 配時
つ
か
む
考
え
を
も
つ
1 体育授業の準備運動を行い,出席を確認する。
・号令走 ・ラジオ体操 ・筋力トレーニング
・ストレッチング
2 前時までの復習をし,本時のめあてを確認する。
(1)跳び箱運動のポイントについて復習をする。
・強い踏切 ・しっかりとした着手 ・腰を肩より高く
(2)技の種類とポイントの確認をする。
・開脚伸身跳び ・かかえ込み跳び ・屈身跳び
・頭への跳び ・前方屈腕倒立回転跳び ・前方倒立回転跳び
3 練習場所と練習方法を確認する。
(1)ICT 機器の使い方を確認する。
(2)①~⑥の練習場所と動画確認場所を確認する。
①:跳び箱
②:マット,ポイント練習
③:動画確認場所
④:マット,低い跳び箱
○ ひとつひとつの動きにこだわらせ,怪我の防
止を呼びかける。
○ 既習の跳び箱運動のポイントを思い出させ,
本時の目的への関心を高める。
○ 図や動画を提示して視覚的にポイントを理
解させる。
○ ICT 機器を配布し,活用方法と教え合い時の
ポイントを確認する。
○ 他者に自分の動きを見てもらうことで,効率
よく課題の解決につながることに気づかせる。
☆ 視覚的な情報を資料プリントに照らし合わ
せて,相手に伝えるということを説明する。
☆ 技能向上のためのアドバイスを積極的に行
えることが望ましいことを伝える。
○ 練習時間の確保のため,動画確認時間は1分
以内に設定する。
☆ 動画確認場所にタイマーを設置し,確認時間
の時間を意識させる。
一
斉
一
斉
一
斉
1
0
5
5
練
り
上
げ
る
4 練習場所に移動し,練習を行う。
ペアの人に自分の動きを見てもらい,客観的な情報をもとに
工夫した練習を行う。
前時からの変化点を,学習プリントに記入していく。
☆ 資料の図や動画を用いながら,動きを確認さ
せる。
小
集
団
20
ま
と
め
る
5 本時のまとめをする。
(1)技能の変容があったか確認する。
(2)学習プリントの自己評価を記入する。
○怪我や体調不良の有無の確認をする。
○映像による情報や他者からのアドバイスが有
効だったか質問する。
一
斉
5
めあて:ICT 機器を活用しながら1本でも多く練習をして、自分の能力に応じた技を習得しよう。
まとめ
技の習得のために、他者からのアドバイスや動画などを活用し、より多く正確に練習に挑戦するこ
とが効果的である。
【体育的な見方や考え方】
A:仲間の実際の動きを映像をもとに説明するこ
とができ,技能向上のためのアドバイスをする
ことができる。
B:仲間の実際の動きを映像をもとに説明するこ
とができる。
出
入
口
マット ①
撮影場所
撮影場所
動
画
確
認
場
所
③
④
マット ①
マット ②
マット ②
【体育的な技能】
A:新たな技を習得することができる。
B:局面ごとの動きを習得することができる。