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小・社「焼き物を生かした町づくり」

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Academic year: 2021

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第4学年 社会科学習指導案

1.単元名 大単元「わたしたちの県のまちづくり」 小単元「焼き物を生かした町づくり」 2.指導観 (1)単元・題材観 本小単元は、学習指導要領第4学年の目標(1)を受け、内容(4)との関連の上に設定したもので ある。 本小単元では、こうした目標及び内容を受けて、県内の特色ある地域として東峰村の小石原焼を取り 上げる。東峰村の人々の生活を調べることを通して、焼き物を生かして町を盛り上げようとしている思 いや工夫について理解できるようにすることをねらいとしている。 小石原焼は、もともと高取焼きと小石原焼の流れをくむ50余りの窯元が操業し、民陶の里として知 られていた。東峰村の人口は約三千人、面積は約29㎢であり、全体の半分以上が山林となっている。 1975年には通産省(現在:経産省)より陶磁器としては、日本最初の「伝統工芸品」に指定され、 知名度が上がった。現在は、洗練された優美な風格を伝える茶陶の高取焼きと、「飛びかんな」「刷毛目」 「打ち掛け」など独特な装飾技法を伝える民陶の小石原焼が両立し、現在では約50軒の窯元がある。 本小単元では、このような小石原焼の特色や歴史を理解すること、また、陶芸人として技術を身につけ 受け継いできた職人の工夫や努力に気づくことをねらいとしている。 (2)児童観 本学級の児童は社会科が「好き」と回答している児童は○○名中8名、「どちらかといえば好き」 14名、「どちらかといえば嫌い」1名、「嫌い」4名である。社会科の学習で自分の考えを書くこと・ 1 目標 (1) 自分たちの都道府県の地理的環境の特色、地域の人々の健康と生活環境を支える働きや自然 災害から地域の安全を守るための諸活動、地域の伝統と文化や地域の発展に尽くした先人の働 きなどについて、人々の生活との関連を踏まえて理解するとともに、調査活動、地図帳や各種 の具体的資料を通して、必要な情報を調べまとめる技能を身につけるようにする。 2 内容の取り扱い (4) ア 知識及び技能 (ア) 県内の文化財や年中行事は、地域の人々が受け継いできたことや、それらには地域の発展な ど人々の様々な願いが込められていることを理解すること。 イ 思考力、判断力、表現力 (ア) 歴史的背景や現在に至る経過、保存や継承のための取組などに着目して、県内の文化財や年 中行事の様子を捉え、人々の願いや努力を考え、表現すること。

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話すことが「好き」な児童は7名、「どちらかといえば好き」15名、「どちらかといえば嫌い」3名、 「嫌い」2名である。嫌いな理由は「書き方・話し方が分からない、むずかしい」「はずかしい」「話す ときに大きな声を出せない」とあった。社会科で好きな活動は、みんなで考えたり話合ったりすること が14名、資料やインターネットから自分で調べることが15名、見学に行ったり体験したりすること が20名、専門家から話を聞くことが2名、調べたり見学したりしたことを新聞にまとめることが9名 である。上記のような実態から話合い活動自体は好きだが、書くことが苦手だったり、話合いに参加で きなかったりする児童も数人いる。また、アンケートで「福岡のよいところ(自慢できるところ)」を 記述させたところ「天神・博多がある」などの都市に関することが3名、「遊園地やショッピングセン ターがある」などの施設に関することが5名、食べ物に関することが1名だった。「福岡の伝統的工芸 品で知っているもの」は、「(地域の)○○公園がある」などの施設に関することが5名、「優しい人が 多い」が2名だった。「福岡の伝統的工芸品で知っている物」は「(地域の)○○焼き」が21名だった。 また、東峰村について具体的なイメージとしてもっている児童はいない。つまり、小石原焼が身の回り の様々なところで使用されていることに気づいている児童も少ないと思われる。 児童は、総合的な学習の時間を通して1学期に○○焼きについて調べ学習をし、新聞にまとめる活動 を行った。本単元の終了後に○○焼きについても再度、小石原焼との比較や体験活動をさせたい。そし て自分たちの身近なところにもすばらしい伝統文化があることを意識させたい。○○焼きと小石原焼 が日本の伝統的工芸品の一つだということに気づかせながら学習を進めていくことで、児童の知的好 奇心を刺激し、地域とそこで生活する人への関心・愛着を高めていきたい。 (3)指導観 グローバル化が進む現在において自分の国だけでなく他の国も尊重する態度が必要である。そのため には、まず自分の国を大切にする愛国心が必要だと考える。発達段階から考えて、中学年の児童にはま ず郷土愛を育てていきたい。郷土愛を育てていくための社会科の授業とは、自分の住んでいる地域の特 徴、良さ、素晴らしさ、誇るべき伝統を伝え、自分の住んでいる地域を好きにさせる授業だと考える。 そこで、本小単元においては以下の点に留意して指導に当たっていきたい。 本小単元の「つかむ」段階では、主体的に活動ができるように、東峰村の人口や面積など簡単な情報 について触れたり、村祭りの様子に着目させたりすることで、小石原焼に興味・関心を持ち見通しを もって、小単元を通した学習問題を設定させる。 「ふかめる」段階では、「つかむ」段階ででた、課題を解決していくために、「小石原焼の歴史」「作 業工程」「職人の工夫や努力・願い」等を教科書・パンフレット・インターネット等を通して情報収集 させる。その際、自分が調べたことを交流し、協同し課題解決できるようにする。また、資料や調べ 学習等で解決できなかった問題は「柳瀬本窯元の柳瀬眞一さん」に協力依頼して、インタビューをさ せてもらうことにした。教科書や資料には載っていない、柳瀬さんが伝統を受け継ぎ守り生かそうと してきた努力や苦労について質問させる。 「いかす」段階では、多くの情報から自分の課題に適切なものを取捨選択させ、自分の言葉でまとめ、 小石原焼のよさや○○焼きとの共通点、相違点を考えさせ新聞をつくらせる。その際、調べた事実だ けでなく、インタビューを通してわかった、伝統産業に携わっている方々の思いや自分の考えを整理 させたい。

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3.小単元の目標 ○ 小石原焼に関心を持ち、作り方やそれに携わり伝統を受け継ぎ守り生かす人の努力や工夫を意欲 的に調べようとすることができる。 (社会的事象への関心・意欲・態度) ○ 東峰村で小石原焼が土地条件を生かし昔から作られたことやそれに携わる人が伝統を受け継ぎ生 かそうとしていることを考えることができる。 (社会的な思考・判断・表現) ○ 小石原焼の特色やよさ、それに携わる人の努力・工夫について必要な情報を集め、表や絵図にして 新聞にまとめることができる。 (観察・資料活用の技能) ○ 小石原焼を東峰村で作るようになったわけや、これからも伝統を受け継ぎ守り生かそうとしてい ることが分かる。 (社会的事象についての知識・理解) 4.小単元の学習指導計画(総時数時間) 次 時 学 習 活 動 ・ 内 容 教 師 の 支 援 一 1 ( 本 時 ) ○ 小石原焼に興味・関心をもち、調べる学習問題を設 定し、調べる計画を立てる。 ・東峰村の資料から関心 意欲を高める場の設定 《主体的学び①》 《対話的な学び⑤》 二 2 ○ 東峰村の土地条件を生かし、昔からの技術を受け継 ぎ小石原焼が盛んになったことを考える。 ○ 小石原焼が製品になるまでの作り方について調べ、 職人の方の優れた技に着目しながらまとめる。 ○ 小石原焼について、資料をもとに調べたりインタビ ューの準備をしたりする。 ・教科書、パンフレット、 イ ン タ ー ネ ッ ト な ど 様 々 な 方 法 を使 い 課題 を解決する場の設定 《対話的な学び②》 三 2 ○ 小石原焼についてのインタビュー活動を行う。 ○ 職人が技を受け継ぎ身に着けるための工夫や努力を 調べ、考える。 〇 小石原焼が盛んになったわけを、調べたことや体験 したことをもとにまとめる。 ・「作る」「売る」「広げる」 の観点ごとにまとめ、自 分 の 考 え を 整理 す る場 の設定 《深い学び④》 5.本時 令和元年○月○日(○) 第○校時 於 4年○組教室 (1)主眼 ○○町から東峰村までの道のりや民陶むら祭りの様子に着目し、小石原焼について 調べてみたいことを出し合い付箋や模造紙を使って分類・整理する活動を通して、学習 課題を設定することができる。 (2)本時の主たる見方・考え方 児 童 が 働 か せ る 本 時 の 主 た る 見 方・考え方 児童が、【見方】東峰村に関する情報や、民陶むら祭りの様子の写真に着目し て、【考え方】小石原焼や、東峰村について調べてみたいことを分類・整理し、 学習課題を設定する。

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(3)準備 教師 小石原焼、写真、民陶むら祭りのパンフレット、付箋、模造紙 マジック 児童 教科書、ノート (4)展開 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点(◇評価) 1 東峰村の位置や人口を知り、どのよう な場所か考える。 2 ○○小学校から東峰村に行くまでの 写真を数枚見て、東峰村がどのような場 所にあるのか考える。 3 普段の写真と、民陶むら祭りの写真を 見比べて、気づいたことを出し合う。 4 民陶むら祭りは、小石原焼のために、 人が集まっていることを知り、これから 調べたいことを出し合う。 7 次時学習の予告を聞く。 〇 めあてにつなげるために、東峰村の人口や位置 を教える。 〇 本時の見通しが持てるように自分達の町と東 峰村を比較させ、東峰村への関心を高める。 《主体的な学び①見通しを持つ》 〇 周りが山に囲まれていることや、自分達の町か らは遠く離れていることに気づかせる。 〇 東峰村の情報をとらえやすくするために、道路 の案内標識や、窯元の看板を写した写真を提示す る。 〇 民陶むら祭りの際には、たくさんの人が集まる ことを際立たせるために、普段の写真も用意し、 比較させる。 〇 「陶」という文字は、焼き物を意味しているこ とを教える。 〇 学習課題を整理させるために、調べたいことを 付箋に書きグループごとに模造紙に貼らせる。 〇 課題をまとめやすくするために、調べたいこと をグループ分けしタイトル付けさせる。 《対話的な学び⑤共に考えを創り上げる》 ◇ 東峰村の小石原焼について調べたいことを明 らかにして、学習課題を設定できている。 (付箋・模造紙) 〇 次時につなげるために、小石原焼を見せ、模様 の付け方や、どのような製作手順か疑問を持たせ る。 東峰村の写真を見て、気づいたことや調べてみたいことを出し合おう。 山が多いところだな。 「陶」という看板は○○町でも見 たことあるよ。 ○○町より人は少ないし、山に囲ま れているな。どんな場所だろう。 人も車も多いな。どうしてだろう。 何か、買っている人がいるよ。 民陶むら祭りの様子をもっ と調べたいな。 小石原焼がどのように作ら れているか調べたいな。

参照

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