二〇一九年度人間文化研究所プロジェクト「文化資源を活用した持続可能な地域活性化に関する共同研究」開催報告
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(2) 会員間で簡単な家事を有償で実施. ン サ ー ト、 映 画 会、 講 座 ・ 講 習 会、. 手 作 り バ ザ ー、 ミ ニ コ ミ 発 行、 コ. 不 用 品 交 換 会 か ら ガ レ ー ジ セ ー ル、. み て、 や り な が ら 修 正 し て い っ た。. 案されたことは取り敢えずやって. そ の 熱 気 は す ご か っ た。 そ こ で 発. き 定 期 的 に 子 連 れ で 集 ま っ た が、. と ま れ」 を 発 足 し た。 自 宅 を ひ ら. と の 思 い の も と 「グ ル ー プ こ の 指. それぞれの可能性を追求しよう」. を 身 に つ け る た め に、 定 期 的 に 講. る よ う に な っ た。 学 び の 場 づ く り. を 開 い た こ と で、 不 登 校 の 子 も 来. 開 始 し た。「 誰 で も 学 べ る 教 室 」. 学 べ る 教 室」 を 横 軸 の 事 業 と し て. 一 九 九 四 年 に 幼 児 教 室 や 「誰 で も. 軸 に し て 織 っ て い く こ と に し た。. そ こ で、 イ ベ ン ト を 縦 軸 に、 コ ンスタントに実施する事業を横. 事 は 市 民 活 動 の 域 を 出 な か っ た。. し 始 め た の だ。 イ ベ ン ト 中 心 の 仕. き た。 子 ど も の 成 長 に 伴 い、 復 職. 社 会 をおおう 閉 塞 感や あらたな 危. して 生 きている 実 感 が ある。で も. ゆ る や か なつ な が り の 中 で 個 人 と. 提 供 」 をしていき たい。 今の 私 は、. 大 事 にし なが ら「 場 づく り・場の. の 場 」 とい う 結 果 よ り プロセス を. く」を 持 ち 味に、 「未 完 成」 「実験. これからも「 来る 者 拒 ま ず、去 る者 追わ ず」 「ひ ら く 」 「風通し良. い て い る の だ ろ う。. 面白いからフリースペースKは続. 応 が 起 こ る。 そ う い う 場 づ く り が. 人・もの・コトが行き交い化学反. 都 合 よ く で き て い る。 フ リ ー ス. を 担 う、 と い っ た 性 別 役 割 分 業 が. 業 で 働 く、 女 性 が 家 で 家 事 ・ 育 児. けて維持していくために男性が企. 体 制 の 社 会 で あ り、 そ れ を 秩 序 づ. 男性の働き手を想定した資本主義. あ る。 企 業 中 心 社 会 と は 要 す る に. フリースペースKのある豊田市 は、 企 業 中 心 社 会 の 最 た る 都 市 で. 会 構 造〉 を 問 わ な く て は な ら な い。. い る。 た だ、 こ れ を 男 性 = 悪 と 断. るといったことが相次いで起きて. に、 ま た 司 法 か ら も 切 り 捨 て ら れ. 受 け た 女 性 が、 そ の こ と を 社 会 的. じ る の で は な く、 背 景 に あ る 〈社. な ど 何 で も 行 っ た。 座 な ど を 開 い て き た。. 機 感 も 感 じている。一人 ひ と り が ◇ 名 称 を 「フ リ ー ス ペ ー ス K」 と. T 豊 田 か ら 「出 前 コ ン サ ー ト」 の. で コ ン サ ー ト や 講 座 の 企 画、 N T. ト、 手 作 り バ ザ ー、 公 民 館 の 依 頼. ング、コンサート、フリーマーケッ. 年 に 仕 事 部 門 を 設 け た。 ケ ー タ リ. な い 働 き 方 を し よ う と、 一 九 九 〇. の 情 報 誌 を 発 行 し た。 情 報 の 発 信. 毎 月 発 行 の ミ ニ コ ミ 「こ の 指 と ま れ」 の 他 に、 こ れ ま で い く つ も. と い う 安 心 感 が 伝 わ っ た よ う だ。. とで、「いつでも行ける場がある」. 名 称 に し た。 常 設 の 場 が 出 来 た こ. し て 「フ リ ー ス ペ ー ス K」 と い う. 一 九 九 七 年、 長 屋 を 借 り て 拠 点 と し、 そ の 後、 活 動 と 仕 事 を 統 合. ず 問 題 に し た い。 国 会 に お け る 女. うな立場に置かれているのかをま. お け る 女 性 が、 現 代 社 会 で ど の よ. 本 セ ミ ナ ー の 表 題 を 「女 た ち の …」 と し た よ う に、 ジ ェ ン ダ ー に. 名古屋市立大学大学院. イス. 社会を問う存在としてのサードプレ. は、 義 務 や 役 割、 生 産 性 や 社 会 的. つ ま り、 フ リ ー ス ペ ー ス K の 存 在. そ れ は、 サ ー ド プ レ イ ス 的 な 社 会 の あ り 方 を 提 示 す る も の で あ る。. の 良 い ま ち づ く り」 に つ な が る。. な の で あ り、 結 果 的 に 「生 き 心 地. ペ ー ス K は、 そ の 社 会 的 な シ ス テ. 企 画 ・ 運 営 を 依 頼 さ れ、 一 〇 年 間. も 活 動 の 柱 の ひ と つ で あ る。 ネ ッ. 性議員の割合の低さはG. 地位といったものにがんじがらめ. 博士前期課程 小島葉子. 諸国で. 地域社会にたいする異議申し立て. 報 交 換 し た り す る 行 為 そ の も の が、. き 出 し た り、 共 感 し あ っ た り、 情. ん だ り、 も や も や し た 気 持 ち を 吐. 所 で あ る。 そ の 空 間 で ち ょ っ と 休. ていいんだよと許してもらえる場. た 女 性 が、 ま ず は 「自 分」 で あ っ. ムによって家庭内に押し込められ. で 一 一 〇 回 園 や 学 校、 病 院、 自 治. ト の 時 代 だ が、 今 も 手 作 り の 誌 面. 最 下 位 ( 二 〇 一 九 年 )、 女 性 の 給. イス的な一面が役立ちそうである。. 区 な ど、 豊 田 全 域 で 行 っ た。 当 時. に よ る つ な が り を 大 事 に し て い る。. 与の男女格差は依然として改善さ. し拠点を作る. 「フリースペースK」のサードプレ. かけ が えのない人 生 を 歩 むために、. ◇仕事部門を設ける 当初の運営はフラットな関係を 大 事 に し た い と、 代 表 は 置 か ず 合. は バ ブ ル 全 盛 期 で、 企 業 も 社 会 貢. 子育て真っ最中から始めた活動 も い つ の 間 に か 三 三 年 が 経 ち、 気. 議 制 だ っ た。 仕 事 も 家 事 も 垣 根 の. 献 事 業 に 取 り 組 み 始 め て い た。. がつけば多世代交流の場になって. フリースペースKについて. 仕事部門を設けたことで代表を 置 く 必 要 性 が 生 じ、 私 が 代 表 に. に で き て い る、 企 業 中 心 社 会 に 対. . な っ た。. れ て い な い。 ま た、 男 性 に 暴 行 を. 数 年 後、 メ ン バ ー に 変 化 が 出 て. い る。 場 を ひ ら く こ と で、 多 様 な . 65. 20.
(3) それは性別役割分業から見えてく る」 と 協 力 も 得 ら れ な か っ た。 そ. の 」、「 周 り の 母 親 は こ な し て い. て も、「 子 ど も は 母 親 が 育 て る も. 出 勤」 が 可 能 な の で あ る。 ⑤ ニ コ. 間 を 過 ご す。 つ ま り、「 母 子 同 伴. の 子 を 託 児 し つ つ、 我 が 子 と の 時. 出 て、 時 に は 働 き に 出 た ス タ ッ フ. もをスタッフに預け農家に働きに. 共 に 生 活 す る こ と を 支 援 し つ つ、. 無 し で あ っ た と し て も、 子 ど も と. と が 大 き な 目 的 で あ る。 例 え 一 文. マザーになった母親を支援するこ. で あ る。 何 ら か の 理 由 で シ ン グ ル. 提 供 し つ つ、 提 携 農 家 で 働 く も の. 「 コ レ ク テ ィ ー ボ 」 と は、 住 宅 を. る の み な ら ず、 定 年 退 職 後 な ど 少 の た め、「 孤 独 」 か ら 解 放 さ れ 社. ママセレクトは母親自らがセレク. 斡 旋 サ ー ビ ス で あ る。 時 に は 子 ど. 数ながら男性も話し相手を求めて 会と繋がりがもてる方法はないか. あ る。 そ ん な 時 に 夫 に 助 け を 求 め. フリースペースKを訪れることか と、 同 じ 悩 み を 抱 え た 母 親 六 人 で、. す る ア ン チ テ ー ゼ な の だ。 そ し て、. ら も い え る こ と で あ る。. 友人もいない環境の中での育児. 筆 者 が 長 男 を 出 産 し た 時、 親 戚 も. 一点目にマザーズライフサポー タ ー の 成 り 立 ち に つ い て で あ る。. 本 報 告 で は、 大 き く 分 け て 三 点 の こ と を 報 告 し た。. 行 う。 大 き な 目 的 は 法 人 会 員 を 集. り、 取 材 か ら 編 集 ま で 母 親 た ち が. は育児フリーペーパーのことであ. て 行 っ て い る。 順 に、 ① ニ コ マ マ. クという七つの事業をメインとし. プ ロ モ ー シ ョ ン、 ⑦ ニ コ マ マ ト ー. ⑤ ニ コ マ マ セ レ ク ト、 ⑥ ニ コ マ マ. フ ェ、 ③ ス マ イ ル、 ④ ニ コ ラ ボ、. 二点目は事業内容についてであ る。 ① ニ コ マ マ、 ② ニ コ マ マ カ. 上 げ た。. マザーズライフサポーターを立ち. 母親たちのための相談サービスで. マセレクトは子育てに悩んでいる. 広 報 な ど を 行 っ て い る。 ⑦ ニ コ マ. の 提 案、 ネ ッ ト ワ ー ク を 活 か し た. ン グ、 マ ー ケ テ ィ ン グ、 商 品 開 発. 母親・子ども向け商品のモニタリ. プロモーションは企業と提携した. な ど も 店 頭 に 並 べ る。 ⑥ ニ コ マ マ. く、 家 庭 で 料 理 し た 写 真 や レ シ ピ. を張り付けて販売するだけでな. あ る。 子 ど も と 共 に バ ー コ ー ド. の特設コーナーで販売するもので. 引 き 取 り に 行 き、 さ ら に バ ロ ー 等. トした良質な農産物を提携農家に. い る も の は そ れ ぞ れ 異 な っ て お り、. 痛 感 し て い る。 母 親 た ち が 抱 え て. し か し、 成 功 例 も 多 々 あ る 中、 母親の自立支援の難しさも同時に. 試 み て い る。. た ち を 中 心 に、 新 し い 村 づ く り も. い る。 そ の た め、 現 地 の 農 家 さ ん. ネットワーク等も壊れてしまって. は、 震 災 が あ っ た た め こ れ ま で の. た 成 功 例 と な っ て い る。 南 阿 蘇 村. 在その二人は自立を成し遂げられ. ま で の 利 用 者 は 既 に 二 人 お り、 現. し て い く も の で あ る。 実 際 に こ れ. 母親が自立するために仕事を斡旋. い お 母 さ ん 」 に な ら な く て は と、. て い っ た。 初 め て の 育 児 で、「 良. 次第に外に出ることが億劫になっ. 物 が か さ ば っ て、 ご め ん な さ い 」。. が し く し て、 モ ノ を 壊 し て、 荷. る。 ③ ス マ イ ル は 託 児 サ ー ビ ス で. 間」を持つことも可能としてい. 子 を 預 け「 母 親 の 自 分 だ け の 時. こ と も 可 能 で あ り、 ス タ ッ フ に. 眠室を設けている。「親子で遊ぶ」. 親 た ち の 憩 い の 場 や、 託 児 室、 仮. て い る。 ② ニ コ マ マ カ フ ェ は、 母. 三 点 目 は、 二 〇 一 九 年 に 熊 本 県 南阿蘇村で新しく始めた事業、「コ. 特 徴 で あ る。. する側でもあるという点が大きな. る 立 場 で も あ り、 サ ー ビ ス を 提 供. あ る。 母 親 た ち は サ ー ビ ス を 受 け. が、 上 記 七 点 が 大 き な 事 業 内 容 で. る 仕 組 み で あ る。 簡 単 に で は あ る. セ ー ジ な ど を 利 用 し て、 相 談 に の. もたちを育ててくれる社会が広. り が と う」 と 我 が 子 の よ う に 子 ど. が 課 題 と な っ て い る。. う支援をしていくのかということ. 方、 特 に 支 援 を す る 母 親 自 身 を ど. え 続 け て お り、 今 後 の 支 援 の あ り. 用者も事業を拡大するとともに増. 支 援 と な っ て い る た め で あ る。 利. 伊藤理恵. マザーズライフサポーター. に 「孤 独」 を 感 じ た こ と が 大 き な. め る こ と で あ る。 つ ま り、「 子 連. あ る。 ス タ ッ フ が. 子育てシェアをつくる取り組み. き っ か け で あ る。 な ぜ 「孤 独」 を. れ で 訪 れ て も 良 い 店」 が 増 え る と. 育 児 本 を 読 み 漁 っ た り、 勉 強 会 に. あ る。 託 児 ス タ ッ フ の 自 宅 で 子 ど. レ ク テ ィ ー ボ 」 に つ い て で あ る。. . 感 じ た の か。 そ れ は、 母 親 に な っ. いう意味でも重要な役割を果たし. 足 を 運 ん だ り し た が、 目 の 前 で 泣. もを預けたりすることが可能であ. 悩みを解決していない者同士での. た 途 端 「ご め ん な さ い」 を 繰 り 返. きじゃくる我が子をどうしていい. る。 ④ ニ コ ラ ボ は 託 児 付 き 仕 事 の. のメッ. す 社 会 が あ っ た か ら で あ る。「 騒. の か が 分 か ら な く、「 か わ い い 」. 「 母 親 に な っ て よ か っ た 」 と 思 え る 母 親、「 子 を 産 ん で く れ て あ. とも思えなくなってしまったので. S N S. 66.
(4) ある農家に五人の人手を要求され. と 共 に 働 く こ と が で き る。 例 え ば、. に 預 け る こ と な く、 母 親 が 子 ど も. つ ま り、 子 ど も を 幼 稚 園 ・ 保 育 所. ま ず、 一 つ 目 の 特 徴 は、「 母 子 同 伴 出 勤」 を し て い る こ と で あ る。. 題 ・ 期 待 を 述 べ た も の で あ る。. 告 に 対 し て、 そ の 活 動 の 特 徴 ・ 問. 本 報 告 は、 マ ザ ー ズ ラ イ フ サ ポーターの理事長・伊藤理恵の報. 〜マザーズライフサポーターの. 子育てシェアをつくる取り組み. で あ ろ う。. 川村潤子. 特徴・問題・期待〜 名古屋市立大学大学院. イスが存在する意義は大いにある. フサポーターのようなサードプレ. が っ て い く た め に、 マ ザ ー ズ ラ イ. な っ た」 等 非 難 を さ れ、 妻 は 家 庭. があるのか」、「家庭の仕事が雑に. 寂しい思いをさせてまで働く意味. し か し、 問 題 点 と し て は 夫 も 妻 も家庭に引っ張られるという点で. と を 示 し て い る で あ ろ う。. 意 義 が あ る と、 認 知 さ れ て い る こ. ザーズライフサポーターが社会的. り、 増 加 し て い る。 こ の こ と は マ. 人会員と一四〇店舗の協力店とな. あ っ た サ ポ ー タ ー は、 六 七 件 の 法. 設立当初の二〇一三年には六件で. 二 つ 目 の 特 徴 は、 サ ポ ー タ ー が 増 加 し 続 け て い る と い う 点 で あ る。. を 広 げ る こ と が で き る。. 出 会 い が あ り、 母 親 た ち は 関 係 性. 関 係 が で き づ ら い。 そ の 上 新 し い. れ の 希 望 日 に 出 勤 を す る )、 上 下. は 毎 回 代 わ る た め (母 親 は そ れ ぞ. 出ることができる。また、メンバー. 専 門 科 目 「 国 際 協 力 論 」( 前 期・. 関 連 の 深 い 活 動 を 実 践 す る 三 名 を、. し、 特 に 「現 地 資 源 の 活 用」 と の. 一 歩 を 踏 み 出 す の で あ る が、 そ の 問 題 解 決」 「多 様 な 手 法」 「参 加 型」 時 に 夫 か ら 「子 ど も を 預 け て ま で、 「 地 域 の 重 要 性 」 の 四 要 素 に 着 目. あ る。 妻 は 社 会 と つ な が り た い と. 水 二 限) の 授 業 に 招 聘 し た。. 本共同研究では幾つかあるES D の 特 徴 の 中 で も 「批 判 的 思 考 と. な い だ ろ う か。. の仕方を見つけ出していくのでは. が 抱 え て い る 「孤 独」 か ら の 開 放. そ の 刺 激 の 中 で、 現 在 女 性 や 男 性. く る 中 で 様 々 な 大 人 を み て い る。. 子どもたちは母親と家庭から出て. 点 は 次 世 代 の 子 ど も た ち に あ る。. こ の よ う な 中 で、 マ ザ ー ズ ラ イ フサポーターの活動の期待できる. た め、 定 着 率 は と て も 低 い。. け て い る 妻 は 圧 倒 的 に 多 い。 そ の. ズライフサポーターでの活動を続. 難され続け葛藤をしながらマザー. 共 に 時 間 と 汗 を 共 有 し、 同 じ 目 標. が 挙 が っ た。 特 に、 現 場 の 人 々 と. う で、 学 生 か ら は 活 発 に 質 問 の 手. いう考え方と実践が新鮮だったよ. 生 に と っ て は、 援 助 よ り 投 資、 と. 援 助 」「 先 進 国 か ら 途 上 国 へ の 支. フォーカスしながら活動を展開さ. て、 O D A と J O C V の 関 係 に. 務 省 員 で、 ア フ リ カ の 開 発 に つ い. い た。 武 藤 氏 は 元 J O C V ・ 元 外. 仕組みと実情について講義いただ. と J O C V (青 年 海 外 協 力 隊) の. の 文 脈 で O D A( 政 府 開 発 援 助 ). ブサハラ・アフリカにおける開発. し、 議 論 を 深 め て い く た め に、 日. の活用について状況や課題を共有. を分かち合ってきた武藤氏の「『魚. 援」 の 文 脈 で 学 修 を 進 め て き た 学. 実 践 者 で あ る。 こ れ ま で 「日 本 の. 財」 を 活 用 し た 人 的 支 援 に 関 す る. 源の活用と、支援国たる日本の「人. れ て き た。 現 地 の 物 理 的 ・ 人 的 資. 本 の 国 際 協 力 の 現 状 に つ い て、 サ. と い う 観 点 か ら 人 的 資 源( 人 財 ). 【 内 容 】 持 続 可 能 な 地 域 活 性 化. た と す る。 そ の 時 に マ ザ ー ズ ラ イ. に 戻 っ て し ま う。 た だ、 そ こ で 妻. 博士後期課程. フサポーターでは十人の母親を用. は 夫 の 言 葉 に 悲 観 す る の で は な く、. . 意 し、 五 人 は 農 家 に、 残 り の 五 人. ▼ 「国 際 協 力 論」 連 携 企 画. は 自 分 の 子 ど も と、 農 家 へ 働 き に. で あ る。 こ の 仕 組 み を と る こ と に. の母親で分配をするという仕組み. そ し て、 農 家 か ら 得 た 賃 金 を 十 人. で い る と い う 状 況 が あ る。 ま た、. でいるのかが理解できずに苦しん. び も が く の で あ る が、 な ぜ 苦 し ん. 社会と切り離された孤独の中で再. じ て い る。 そ し て、 育 児 の 悩 み や. 財」 を 活 用 し た 人 的 支 援 に つ い て. 人 的 資 源 の 活 用 と、 支 援 国 の 「人. 【 テ ー マ 】 被 支 援 現 地 の 物 理 的・. (講 義 と し て は 第 十 回). 行 っ た。. の点に時間を割いて質疑応答を. に 触 発 さ れ た コ メ ン ト が 多 く、 こ. る』 の 考 え 方 は 不 遜 だ」 と の 言 説. をあげるのではなく釣り方を教え. よ っ て、 子 ど も の 託 児 費 を か け た. 【 講 師 】 武 藤 一 郎: 一 般 社 団 法 人 「ア フ リ カ 協 会」 特 別 研 究 員. 二〇一九年六月二四日. り、 待 機 児 童 問 題 に 頭 を 悩 ま さ れ. 家 に 閉 じ こ も る の で は く、 夫 に 非. 行 っ た 母 親 の 子 ど も の 託 児 を す る。 「 愛 さ れ て い る 」 の だ と 喜 び を 感. た り す る こ と な く、 母 親 が 社 会 に. 67.
(5) 二 〇 一 九 年 七 月 八 日 (第 十 二 回) 協力について. 【テーマ】ビジネスを通した国際. 事業としての継続性をいかに保つ. れ 替 る 人 材 / 人 財 を い か に 活 用 し、. 動 し て い る た め、 短 い ス パ ン で 入. ツェリン氏の口から語られる 生 々 し い 現 実 に、 学 生 た ち は 初 め. の 課 題 に つ い て お 話 を い た だ い た。. 受入国住民との関係性や支援体制. 本をはじめとする第三国における. 識や、支 援 を日 常 的 な行 為に組み. は、 綿 製 品 は農 産 物であるとの認. か と い う こ と が 根 深 い 課 題 で あ る。. 力他社のメンバーでも短期間に異. 込む必要性、 開発業界の罠(ⅰフェ. 学 生の印 象に残った葛 西 氏の言 説. アトレードの罠:アンフェアなフェ. 二〇一九年七月二二日(第十四回). の 姿 に 感 銘 を 受 け た 様 子 が、 学 生. 氏をはじめとするチベット人たち. と、 逆 境 に あ り な が ら 強 く 生 き る. て知る様々な状況や事態への驚き. る / さ れ る が 単 な る「 富 の 移 転 」. の支援国側からの取り組み. 【テーマ】長期化する難民問題へ. ア トレー ド、ⅱ 支 援の 罠:支 援 す. う 幸 せ / 自 由の認 識 といった、 葛. に なる)の 指 摘、 選 択 で きる とい. 【 講 師 】 葛 西 龍 也: ( 株 ) フェ リ シ モ 役 員、 P B P( Peace By )財団理事 Peace Organic Cotton. 【 内 容 】 ビ ジ ネ ス を 通 し た 国 際 協 力 に 照 準 し た、 循 環 型 オ ー ガ. わ れ て い た。 ツ ェ リ ン 氏 が 自 分 自. のリアクションペーパーによく現. ニック・コットン事業への日本側 のかかわり方に関する講義を実施 し た。 フ ェ リ シ モ は、 従 業 員 の 七 あわせ社会学の確立と実践」で. の 視 点 に 触 発 さ れ た 複 数 の 学 生 が、. と開発に関連する実践者ならでは. インドにおける農民の自殺の問 題 へ の 洞 察 ・ 分 析 な ど、 ビ ジ ネ ス. 七〇〇〇万人を越える移動を強. 中 心 に 講 演 い た だ い た。 世 界 に は. 【 内 容 】 長 期 化 す る 難 民 問 題 の 平和的な早期解決を求める活動を. いまで会ったことがなかった」「平. な い 」「 自 分 の 親 に も 一 五 歳 く ら. よ 」「 自 分 の 本 当 の 年 齢 が 分 か ら. いと難民になった時に困ります. 身の生い立ちと経験の中から語っ. あ り、 事 業 活 動 を 通 じ て、 永 続. 講 義 終 了 後、 外 部 講 師 の 控 え 室 ま. い ら れ た 人 々 が い る が、 そ れ は. 国 に 加 担 し て い る の と 同 じ」 な ど. る 」「 行 動 を 起 こ さ な い の は、 中. 和に暮らしていると苦労を忘れ. た 「選 挙 に 行 き ま し た か。 行 か な. 的発展的なしあわせ社会を創造. で訪ねて行って質問をしていた姿. 西 氏 自 身の問 題発見 能 力、行 動 力、 【 講 師 】 ツ ェ リ ン ド ・ ル ジ ェ: 発想力への共感と感銘であった。 スチューデント フ ・ ォー フ ・ リー チ ・ ベット日本支部代表. す る こ と が 社 是 で あ る。 そ の よ. も 印 象 深 か っ た。 開 発 効 果 を、 ビ. 割 が 女 性 で あ る。 経 営 理 念 は 「し. う な 会 社 で は、 い か に 社 員 を 登. 二 秒 に 一 人、 一 日 に 換 算 す る と 四万四〇〇〇人以上が常居所を追. Corporate Social. われ安全を求めて移動している. 用 し C S R(. ジネスを通して経済的利益として. を も た ら し た よ う だ。. も 計 上 し て い る 葛 西 氏 の 講 話 に は、. そ の 上 で、 利 益 追 求 型 の 資 本 主 義 体 制 に 疑 問 を 呈 す る 意 見 表 明 や、. :企業の社会的責 Responsibility 任) と も い え る 事 業 活 動 を 発 展 か. チ ベ ッ ト 人 は 一 二 万 人、 う ち 大 半. 本当の意味での自由および意思決. の 言 葉 は、 多 く の 学 生 に 強 い 衝 撃. の 一 〇 万 人 が イ ン ド に 暮 ら し、 日. 定 (自 分 の 意 思 で 動 く こ と が で き. 在、 難 民 た る 祖 国 を 追 わ れ た 亡 命. 本 に も 二 〇 〇 人 弱( チ ベ ッ ト 難. る 個 人 が 行 動 を 起 こ す こ と) の 重. (UNHCR発表二〇一八年)。現. 「手段を選ばない」タイプの行動. 民 人 口 の 〇・一 %) が 居 住 し て い. 要 性、 言 論 や そ の 他 の 自 由 が 保 障. 人をひきつけ動かす力があること. 人 で あ る。 事 業 を 推 進 し て い く う. る。 現 代 の チ ベ ッ ト 難 民 は、「 難. を 再 認 識 し た。 葛 西 氏 は 行 動 の 人. え で は、「 イ ン ド 人 v s 日 本 人 」. 民 界 の 優 等 生」 と 称 さ れ る。 亡 命. つ 持 続 で き る か が 重 要 で あ る。. オ ー ガニッ ク・コッ ト ン 事 業( ビ. と い う 対 立 構 造 よ り も、「 日 本 人. であり、特に、「敵を味方にする」. ジネス×国際協力) たるPBPオー. 内 の す り 合 わ せ」 の 方 が 甚 だ 難 し. 葛西氏は所属会社や協力関係 にある 他 社 を 巻 き込 んで、循 環 型. 複 還元 型の農 村 開 発 事 業の展 開と、. ガ ニッ ク コ ・ ッ ト ン プ ロ ジェク ト を 実 施 している。 農 民への 資 金 重. さ れ て い る 国 (= 日 本) に お け る. ティへの関わり方に関する質疑応. 脆弱性を抱える人びと/コミュニ. 答 が 多 く 行 わ れ た。. チ ベ ッ ト 社 会 の 事 例 を 紹 介 し つ つ、 コ ミ ュ ニ テ ィ 再 建、 受 入 国 と の 関. 難民の発生経緯と第三国における 係 性 や 難 民 個 人 の 生 き に く さ、 日. い こ と が 何 度 も 強 調 さ れ た。 人 の メンバーは今や三名を残すのみで. 異 動 が 頻 繁 で、 P B P 事 業 の 初 期 あ る。( 株 ) フ ェ リ シ モ 内 で も 協. 費 者 がいかに か か わっていくこと がで きるか、 を 中 心にお 話いた だ. そこに日 本のサ プライヤーや消. いた。リアクションペーパーから、. 68.
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