アジア株式投資戦略
アイザワ証券投資リサーチセンター
北野ちぐさ
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2017
年を振り返る
2018
年もファンダメンタルズの改善が株式市場を下支えか
2018
年の主なアジア新興国株式投資における注目点
中国
ベトナム
その他ASEAN
最後に
主な内容
本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました -20% -10% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% NY ダウ工業株 30 種 日経平均株価 FT S E 100( 英 ) ドイツ D A X フランス CA C4 0 ブラジルボベスパ ロシア R T S インドセンセックス 上海総合 香港ハンセン 香港 H 株 台湾加権 韓国総合株価 シンガポール S T タイ S E T マレーシア K LC I ジャカルタ総合 フィリピン総合 ベトナム V N C RB 指数 W T I原油先物 2016年 2017年
主要株価指数・商品先物指数の年間騰落率
[出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成]2017年を振り返る~主要株価指数の年間騰落率比較
2017年の世界株式市場は米国長期金利の上昇とドル高の一服、米国及び中国の景気回復、国際商品市況の底入れな どを追い風に概ね好調に推移した。先進国
BRICs
その他アジア
商品
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2018年もファンダメンタルズの改善が株式市場を下支えか
2016年 3.2 3.6 (↑ 0.1) 3.7 (↑ 0.1) 1.7 2.2 (↑ 0.2) 2.0 (↑ 0.1) 米国 1.5 2.2 (↑ 0.1) 2.3 (↑ 0.2) 日本 1.0 1.5 (↑ 0.2) 0.7 (↑ 0.1) ユーロ圏 1.8 2.1 (↑ 0.2) 1.9 (↑ 0.2) 4.3 4.6 (→ 0.0) 4.9 (↑ 0.1) 6.4 6.5 (→ 0.0) 6.5 (→ 0.0) 中国 6.7 6.8 (↑ 0.1) 6.5 (↑ 0.1) インド 7.1 6.7 (↓ 0.5) 7.4 (↓ 0.3) マレーシア 4.2 5.4 (↑ 0.9) 4.8 (↑ 0.1) タイ 3.2 3.7 (↑ 0.7) 3.5 (↑ 0.2) インドネシア 5.0 5.2 (↑ 0.1) 5.3 (→ 0.0) フィリピン 6.9 6.6 (↓ 0.2) 6.7 (↓ 0.2) ベトナム 6.2 6.3 (↓ 0.2) 6.3 (→ 0.0) 先進国 新興国 アジア新興国 ※カッコ内は2017年7月時点の見通しからの変化幅、ただしASEAN各国は2017年7月 時点の見通しが公表されていないため、2017年4月時点からの変化幅 [出所:IMF、アイザワ証券作成] ※前年比、単位:% ※2017年と2018年はIMF予想値 IMFの世界経済成長率見通し(2017年10月) 2017年 2018年 世界全体 2018年も引き続き、良好な米国経済と中国経済が世界経済を牽引すると見られる。ASEANでは2018年にマレーシ アとタイで総選挙、2019年にインドネシアで大統領選挙が予定されている。政治イベントが相場の不透明要因とな る可能性があるものの、持続的なファンダメンタルズの改善が株価を下支えか。 -30 -20 -10 0 10 20 30 40 50 60 70 2016年 2017年 2018年(予) ※2017年以降はブルームバーグコンセンサス(4月13日時点) [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] アジア主要株価指数のEPS成長率(前年比) (%)本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 4
2018年の主なアジア新興国株式投資における注目点
タイ
引き続き観光業が経済の牽引役 に。また年前半は、小売業の繁 忙期に加えて、服喪明けによる 経済正常化が重なるため、消費 マインドの本格回復を期待。 注目セクターは観光、小売。 懸念材料は、民生移管に向 けた総選挙(現時点で2019 年2月までに実施予定)。 政治的駆け引きが混迷化す れば、株式市場への影響も。インドネシア
ジョコ政権の最終年。年前半は インフラ投資加速、年後半は大 統領選挙(来年4月)を控え、バ ラマキ政策に期待も、政治的動 きが中心で経済改革は棚上げか。 注目セクターは、食品、日 用品、小売。反面、特に年 後半は不動産、インフラ投 資関連の上値が重いか。 懸念材料は、大統領選挙に 向けた反ジョコ陣営の動き。中国
景気は年間通して底堅く推移か。 ただ、政府は金融引き締めの意 向を示していることから、景気 拡張はやや抑えられる見通し。 不動産規制の強化により、投機 資金が不動産市場から株式市場 へのシフトする可能性も。 注目セクターは、IT・ハイ テク。 懸念材料は、金融引き締め の影響。台湾
AI、IoT、自動運転など世界的 な技術革新を背景に、台湾製電 子部品の需要が増加。株式市場 の高値警戒感はあるものの、当 面底堅く推移か。 注目セクターは、IT・ハイ テク。 懸念材料は、統一地方選挙 の動向(蔡政権に対する中 間評価として注目)。また、 中国メーカーとの競争激化。ベトナム
経済は概ね良好。外国人投資枠の緩和・撤廃や、国 有企業の民営化に伴う大手企業の上場などを契機に、 株式市場へ資金流入が続く。昨年の急ピッチな値上 がりの反動も予想されるものの、引き続き堅調に推 移か。 注目セクター等は、大型優良株、特にインフラ 投資関連、消費関連、銀行・証券などの金融。 懸念材料は、外国人投資枠の緩和実施の遅れ。 [出所:各種情報、アイザワ証券作成]本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 0 5000 10000 15000 20000 25000 30000 35000 40000 45000 50000 0 5000 10000 15000 20000 25000 30000 35000 40000 45000 50000 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005
日本の1人あたりGDPの推移とアジア諸国・地域の1人あたりGDP
日本の1人あたりGDP 日経平均 1964年 東海道新幹線開通 東京オリンピック 1970大阪万国博覧会年 1989年 日経平均株価最高値 日経平均 (円) フィリピン 2924米ドル ベトナム 2215米ドル インドネシア 3604米ドル タイ 5899米ドル 中国 8113米ドル マレーシア 9390米ドル 韓国 27561米ドル 台湾 22453米ドル イスラエル 37262米ドル 香港 43528米ドル シンガポール 52961米ドル 1人あたりGDP (米ドル) 日本の高度経済成長期 (1955年~1973年) インド 1723米ドル 一般的に1人あたりGDPが1000~3000米ドルの時に白物家電などの耐久 消費財が普及し始める。さらに、3000~10000米ドルの時に自動車など が普及し始め、医療、教育、レジャーなどのサービス支出が増加する。 ※日本の1人あたりGDPは1960~1979年までは国内総支出(GDE)を人口で除した値を使用し(1970年以前の米ドル換算レートは1米ドル=360円、それ以降はIMFデータを使用) ※アジア諸国・地域の1人あたりGDPは2016年のデータ [出所:内閣府、日本銀行、IMF、ジェトロ、アイザワ証券作成]【参考】今のアジア新興国は日本の1970~1980年代?
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【参考】厚みのある労働力がアジア新興国経済を牽引
アジア新興国経済の成長の源泉となっているのは、豊富な若年層人口と労働力だ。特にASEAN諸国の多くは、しば らく生産年齢人口の増加による持続的な成長が期待される。一方、すでに中進国入りを果たした中国とタイは高齢 化社会に突入したものの、産業の高付加価値化が経済成長を下支えする見通し。 インドネシア フィリピン ベトナム タイ 高齢化社会 中国 日本 超高齢社会 [出所:米国商務省国勢調査局による]本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
【参考】アジア主要国経済を比較する
中国 ベトナム インドネシア タイ 面積 万㎢ 960.00 33.17 191.09 51.31 人口 億人 13.83 0.93 2.59 0.67 実質GDP成長率 % 6.7 6.2 5.0 3.2 名目GDP総額 億米ドル 112,180 2,053 9,320 4,070 1人当たりの名目GDP 米ドル 8,113 2,215 3,604 5,899 消費者物価上昇率 % 2.0 2.7 3.0 0.2 経常収支 億米ドル 1,964 82 ▲ 168 482 貿易収支 億米ドル 4,941 18 154 365 外貨準備高 億米ドル 30,978 369 1,164 1,719 シンガポール マレーシア フィリピン 日本 面積 万㎢ 0.07 33.29 30.00 37.80 人口 億人 0.06 0.32 1.01 1.27 実質GDP成長率 % 2.0 4.2 6.9 1.0 名目GDP総額 億米ドル 2,970 2,970 3,050 49,386 1人当たりの名目GDP 米ドル 52,961 9,390 2,924 38,917 消費者物価上昇率 % ▲ 0.5 2.1 1.8 ▲ 0.1 経常収支 億米ドル 565 69 6 1,873 貿易収支 億米ドル 828 244 ▲ 341 512 外貨準備高 億米ドル 2,464 931 807 11,883アジア主要国の経済規模(2016年)
項目 項目 ※データは一部予測値を含む [出所:ジェトロ、IMF、アイザワ証券作成]本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
中 国
本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 5.00 5.50 6.00 6.50 7.00 7.50 8.00 8.50 9.00 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 上海・深センCSI300指数 米ドル/人民元(逆メモリ) 主要株価指数及び為替の推移(月足) 主要株価指数及び為替の推移(月足) 支援材料 2018年3月に全人代が執り行われ、習国家主席の長 期政権が確実になった。 全体の成長スピードは鈍化しているものの、そのな かでロボット、通信など高付加価値産業が主導する 経済構造へと転換されている。 高付加価値産業の発展に寄与しているのが企業の研 究開発意欲で、2017年の国際特許出願件数では日本 を上回り、中国が世界第2位となった。 高付加価値産業の発展と同時に目立っているのが消 費の拡大で、数年のうちに、中国の小売総額は世界 最大の消費国である米国の水準を上回る見込み。 懸念材料 直近で最も懸念されているのが貿易戦争で、米中の 輸出関連政策の先行きに不透明感が強まっている点 が最大のリスクのひとつ。 物価上昇への懸念で、中国は国内物価上昇を抑制す るために国内の金融を引き締めるケースが多く、直 近の状況は、そろそろ物価高を警戒し始めている段 階か。 世界的に見て、2017年に値上がりが大きかった反動 で、2018年は各市場ともにボラティリティの大きい 値動きとなっている。 株高 元高 株安 元安
中国株式投資のポイント
株高 香港ドル高 株安 香港ドル安 7.65 7.70 7.75 7.80 7.85 7.90 5000 10000 15000 20000 25000 30000 35000 香港ハンセン指数 米ドル/香港ドル(逆メモリ) 主要株価指数及び為替の推移(月足) [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 主要株価指数及び為替の推移(月足) [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 中国本土 香港本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 中国は2011年以降(第12次5ヵ年計画)、輸出・投 資型主導経済から消費主導型経済へと経済成長方式 を転換。これに伴い経済成長率は減速している。 名目GDPに占める最終消費支出のウェートは2016年 に55%まで上昇し、近年中国は消費大国へと変貌し た。この状況は、1975年前後に高度成長期から安定 成長期へと移行していった日本の状況に類似してい ると言える。 -4 -2 0 2 4 6 8 10 12 14 16 純輸出 最終消費支出 総資本形成 実質GDP成長率
中国の実質GDP成長率と需要項目別寄与度(前年比)
※2017年は1~6月期[出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] (%) 0 5 10 15 20 25 30 45 50 55 60 65 70 消費のウェート(左軸) 名目GDP成長率(右軸) 中国の名目GDP成長率と消費のウェート ※2017年以降の消費のウェートはWIND予想 [出所:ブルームバーグ、WIND、アイザワ証券作成] (%) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 55% 58% 61% 64% 67% 70% 73% 76% 消費のウェート(左軸) 名目GDP成長率(右軸) 高度成長期 安定成長期 日本の名目GDP成長率と消費のウェート [出所:WIND、アイザワ証券作成]消費大国へと変貌する中国
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中国企業は新たな成長局面へ
2017年の中国の鉱工業生産(付加価値ベース)を見 ると、通信機器・PC、自動車、機械といったニュー エコノミーを代表する品目の伸びが目立っており、 産業の高度化が進行している。 中国企業の研究開発費が年々増加している。中国企 業は先進国企業の製品を模倣したり、多額の資本を 投じブランドや技術力を買い占める段階から、自ら イノベーションを起こし生産性を向上させる、新た な成長局面に入ったことを示唆していると言えよう。 0.0% 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5% 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000中国本土上場企業の研究開発費
その他(左軸) IT(左軸) 製造業(左軸) ※2017年はWIND予想 [出所:WIND、アイザワ証券作成] (億元) 製造業の 売上高研究開発比率 (右軸) 14% 13% 13% 12% 12% 12% 11% 11% 9% 9% 7% 7% 6% 6% 6% 5% 5% 5% 4% 4% 2% 0.3% -0.4% -2% -3% -4% -5% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 通信機器・PC 計測機器 ガス生産 自動車 医薬品 特殊機械 一般機械 電気機械 娯楽スポーツ用品 食品 製造業全体 金属加工 ゴム・プラスチック 鉄道船舶航空 アパレル 石油精製 靴・皮革 火力発電 紡績 化学原料 非鉄金属 鉄鋼 セメント 石炭 石油掘削 非鉄採掘 中国の鉱工業生産(2017年、前年比) オールド エコノミー ニュー エコノミー ※付加価値ベース [出所:WIND、ブルームバーグ、アイザワ証券作成]本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
全人代で決定した主な方針
ポイント① GDP成長率目標を6.5%前後に設定 昨年の実績(6.9%)より低い6.5%前後に設定。 昨年出されていた「可能ならそれ以上を目指す」との文言を削除した。 ポイント② 消費の促進を図る 個人所得税の非課税レベルの上限を現在の3000元から5000元まで(推定)引き上げる。 自動車、化粧品、ワインなどに対する輸入関税の引き下げる。 ポイント③ ニューエコノミー産業の発展を目指す インターネットやビッグデータなど新興産業の発展を促すとともに、AIの研究開発・実用化を強化する。 製造強国に向けて、半導体、航空機エンジン、5G、新エネルギー車、新素材など、高付加価値産業の育成を目指す。 新エネルギー車の車両購入税に関する優遇措置(補助金支給)の期間を3年間延長する。 ポイント④ 民生を改善する 政府の福祉関連支出額は2017年に11.5%増と、GDP成長率を上回るペースでの伸びをみせた。 2018年も引き続き雇用、医療、福祉などの分野向けの支出増加方針を明言。 ポイント⑤ 国家主席:習近平、国家副主席:王岐山、首相:李克強の体制が確立 憲法改正により、国家主席と副主席について「2期10年」までとしていた任期上限を撤廃。 習政権は新たな任期が終わる2023年以降も継続でき、長期化する可能性も。 過剰債務による投資主導の経済成長から脱却し、消費やイノベーションが牽引する質の高い成長を目指すスタンスが鮮 明となった。ハイエンド製造や消費関連を取り巻く経営環境は一段と改善が見込まれ、持続的な成長が期待される。大方針: 成長の質を高め、「中所得国のわな」からの脱却を目指す
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「中国製造2025」の概要と主な背景
分野 内容 1 次世代情報技術 半導体チップの国産化を強化、5G向け投資の拡充も 2 高度なデジタル数値制御の工作機械、ロボット 高い精度の製品開発を促進する 3 航空・宇宙設備 大型航空機の研究開発や月面探査事業の推進 4 海洋エンジニアリング・ハイテク船舶 深海探査・資源開発の強化、LNG船など競争力の向上 5 先進軌道交通設備 高速鉄道など世界をリードする鉄道システムの確立 6 省エネ・新エネルギー車 自主ブランド製品を世界の先進レベルにする 7 電力設備 水力・原子力発電設備の技術向上、新エネルギーの推進 8 農業機械設備 農機性能の改良で、農業をハイテク化する 9 新素材 特殊金属や高分子材料などの基礎研究、産業化を加速 10 バイオ医薬・高性能医療機器 バイオ、3Dプリンターなど新技術の応用実現 「中国製造2025」の10大重点産業の分野と内容 [出所:各種資料、アイザワ証券作成] 概要 2015年の全人代で提唱された長期計画。2025年までに「製造強国の仲間入りを果たす」という目標。最終的には建国 100周年を迎える2049年までに、技術力や品質などの総合力で世界最強クラスの製造強国となることを目論む。 提唱された背景 近年、中国は人件費の高騰や元高による輸出の鈍化などで海外からの対中投資が伸びなくなっており、周辺新興国との 競争優位性が損なわれている。また、品質やブランド力などの点で国際競争力のある製造業がほとんど育っておらず、 製造業強化が急務となっていた。 足元の中国製造業を取り巻く環境として、「中国製造2025」に加えて、モバイルインターネットやクラウドコン ピューティング、ビッグデータ、IoTなどを既存の製造業と結びつけ発展させることで、中国のインターネット企 業を世界的なグローバル企業へと育成する「インターネットプラス」という重要政策が進行している。本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
電気自動車シフト加速か
PICK UP!
2017年に中国で打ち出された新エネルギー車(新エネ車)振興策
→電気自動車、プラグインハイブリッド車 4月 「自動車産業中長期計画」(2025年までの自動車産業育成計画) ⇒新エネ車の年間販売台数:2016年 50万台(新車販売台数2800万台)から2025年 700万台(同3500万台)へ。 6月 「自動車投資管理規定」 ⇒ガソリン車メーカー新設の原則禁止、ガソリン車の生産能力拡張制限など。 9月 「乗用車企業の燃費規制及び新エネ車規制」(ダブルクレジット制度) ⇒乗用車の年間生産・輸入台数のうち、2019年は10%、2020年は12%を新エネ車にすることを義務付け。 ⇒乗用車の燃費削減や新エネ車生産比率が未達成の場合、ガソリン車生産の制限や新車販売不可などの罰則も。 ⇒未達成企業が罰則を回避するためには、他社から余剰の新エネ車生産枠(クレジット)を購入する必要がある。 政府高官が「ガソリン車生産・販売停止のスケジュールを検討する」とコメント 中国の新エネ車振興策で恩恵が期待される業種
電気自動車メーカー 短期的には、補助金減額や補助金の不正受給取締り、補助金対象車の基準強化などにより業績が悪化。しかし、過剰生 産設備の削減につながり、長期的にはBYD(香港:1211)など大手メーカーにとって追い風か。 ガソリン車生産・販売停止は、充電ステーションなどインフラ整備の面から考慮すると、公共バス、トラックなどの特 殊車両、乗用車の順で実施か?目下、鄭州宇通客車(上海A:600066)など大手バスメーカーに恩恵も? リチウムイオン電池メーカー 供給過剰状態が続いており、各社業績が芳しくない。ただし、原材料のコバルトは需給が逼迫しており、価格が高騰。 特に中国でコバルトをほぼ独占的に生産しているチャイナ・モリブデン(香港:3993)の株価は堅調に推移。本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
MSCI指数採用により注目集める中国A株
中国では長い間、海外投資家は一部の機関投資家を除き、上海・深センB株市場と香港市場でしか取引ができな かった。しかし、2014年に上海・香港ストックコネクト(滬港通)、2016年に深セン・香港ストックコネクト(深 港通)が開始され、海外投資家も多くの中国有力企業が上場する上海・深センA株に投資できるようになった。 今年5月と8月の2回に分けて、中国A株の222銘柄が、世界の機関投資家がベンチマークとして採用するMSCIエマー ジング指数に採用される予定。中国A株の指数ウェートは0.73%にとどまるためそれほど大きくないが、中国A株が 国際分散投資の対象として認められたという心理的インパクトは大きく、しばらく中国A株が注目を集めそうだ。 [出所:アイザワ証券による]本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
中国の新興自動車部品メーカー 寧波均勝電子(上海A:600699)
22 24 26 28 30 32 34 36 38 40 42 44 46 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500 出来高(百万株) 株価(元) 前年比 前年比 15/12 8083 14.2% 400 15.3% 0.61 0.00 16/12 18552 129.5% 454 13.5% 0.66 0.20 ※単位:百万元、ただし1株利益、1株配当は元 ※1株配当は株式分割・併合等調整済み 業績推移(連結) 決算期 売上高 純利益 1株利益 1株配当 PBR 2.05倍 52週高値 43.41元 52週安値 25.92元 売買単位 100株 時価総額 274億元 実績PER 43.79倍 株式データ(2018年4月4日時点) 株価 28.90元 0 100 200 300 400 500 600 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000 2012 2013 2014 2015 2016 売上高(左軸) 純利益(右軸) (百万元) (百万元) (百万元) (百万元) 中国の新興自動車部品メーカー。2011年以降、ドイツや 米国の自動車部品メーカーを相次いで買収し、世界展開 する自動車部品に成長。主な取引先はGM、VW、BMW、 テスラなど。海外売上比率は7割弱に達する。 2017年6月には米国子会社のKSSを通じて、タカタを買 収(リコール費用などの債務は除く)。これに伴いKSS はエアバック市場において世界2位へと浮上した。 ドイツTS社傘下の自動車IT部門買収により、スマート カー関連部品に参入したほか、会社側は新エネ車向け電 子部品の製造にも注力していく計画で、政策の恩恵も。 [出所:寧波均勝電子、ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 業績推移 株価チャート(週足)中国株参考銘柄①
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中国の大手音響部品メーカー 瑞声科技[AACテクノロジーズ](香港:2018)
40 60 80 100 120 140 160 180 200 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500 出来高(百万株) 株価(香港ドル) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 2013 2014 2015 2016 2017 売上高(左軸) 純利益(右軸) (百万元) (百万元) (百万元) (百万元) 前年比 前年比 16/12 15507 32.1% 4026 29.6% 3.28 1.47 17/12 21119 36.2% 5325 32.3% 4.35 2.10 ※単位:百万元、ただし1株利益は元、1株配当は香港ドル ※1株配当は株式分割・併合等調整済み 52週高値 185.00香港ドル 52週安値 81.25香港ドル 業績推移(連結) 決算期 売上高 純利益 1株利益 1株配当 株価 134.60香港ドル(≒1827円) 売買単位 500株 時価総額 1645億香港ドル 実績PER 24.83倍 PBR 7.54倍 株式データ(2018年4月4日時点) [出所:AACテクノロジーズ、ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 業績推移 株価チャート(週足) 17中国株参考銘柄②
中国の大手音響部品メーカー。スマホやタブレットPC、 携帯型ゲーム機、音楽・動画プレーヤーなどに搭載され ている小型スピーカーやマイクロフォンなどを製造する。 最大顧客はアップルで、iPhoneやiPad、アップルウォッ チなどに同社製品が採用されている。そのほか、サムス ン電子、LG電子、ソニー、国内ではレノボ、ZTE、華為 技術[ファーウェイ]などに製品を供給する。 近年、収益源の多角化のため非音響事業を拡大。特に小 型振動モーターの受注が増加している。そのほか、同社 が手掛けるカメラモジュール(ハイブリッドレンズ)は、 今後、車載向けに用途拡大か?本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
監視カメラ世界最大手 杭州海康威視数字技術[ハイクビジョン](深センA:002415)
15 20 25 30 35 40 45 50 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 出来高(百万株) 株価(元) 前年比 前年比 15/12 25075 46.8% 5869 25.8% 0.65 0.31 16/12 31669 26.3% 7422 26.5% 0.82 0.40 株式データ(2018年4月4日時点) 株価 41.10元(≒698円) 売買単位 100株 時価総額 3792億元 実績PER 50.12倍 PBR 13.99倍 52週高値 44.59元 52週安値 21.07元 ※単位:百万元、ただし1株利益、1株配当は元 ※1株配当は株式分割・併合等調整済み 業績推移(連結) 決算期 売上高 純利益 1株利益 1株配当 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 2012 2013 2014 2015 2016 売上高(左軸) 純利益(右軸) (百万元) (百万元) 監視カメラとレコーダーの分野で世界最大手。2016年の 世界シェアは21%と米国のハネウェル社やドイツのボ シュ社を抑える。 世界的にテロ等犯罪が増加するなかで、セキュリティに 対する需要が高まっており、中国政府を中心に政府当局 からの受注が好調に推移する。 近年は政府機関や法人向けのみならず、家庭用防犯用品 の需要が増加。そのほか、人工知能(AI)技術を使い、 監視カメラの映像から不審者を特定する動画顔認証技術 など、監視カメラで培った技術を生かした新規事業も順 調に成長している。 [出所:ハイクビジョン、ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 業績推移 株価チャート(週足)中国株参考銘柄③
本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 2013 2014 2015 2016 2017 売上高(左軸) 純利益(右軸) (百万元) (百万元)
中国の白物家電最大手 美的集団(深センA:000333)
25 30 35 40 45 50 55 60 65 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 出来高(百万株) 株価(元) 前年比 前年比 16/12 159842 14.7% 14684 15.6% 2.28 1.00 17/12 241919 51.3% 17284 17.7% 2.54 1.20 3684億元 株式データ(2018年4月4日時点) 株価 53.01元(≒900円) 売買単位 100株 時価総額 業績推移(連結) 決算期 売上高 純利益 1株利益 1株配当 52週安値 31.85元 実績PER 20.87倍 PBR 4.70倍 52週高値 62.69元 ※単位:百万元、ただし1株利益、1株配当は元 ※1株配当は株式分割・併合等調整済み [出所:美的集団、ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 業績推移 株価チャート(週足)中国株参考銘柄④
中国最大の白物家電メーカー(世界でも最大規模)。主 に自社ブランド「Midea」を展開。IH調理器や炊飯器な どの小型家電や、エアコン、洗濯機などに強みをもつ。 豊富な資金力を背景に、2016年3月に日本の東芝の白物 家電事業、6月にイタリアの業務用エアコン大手Clivet社 を買収した。海外企業のM&Aや提携を通じて世界に販路 を拡大、海外売上比率は4割に達する。 2015年に日本の安川電機と提携し産業用ロボット分野に 参入。2016年にはドイツメーカーで、産業用ロボット世 界2位のクーカ社を買収するなど、収益基盤の拡大も狙う。本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 2013 2014 2015 2016 2017 売上高(左軸) 純利益(右軸) (百万元) (百万元)
中国のIT大手 騰訊[テンセント](香港:700)
150 200 250 300 350 400 450 500 0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1,000 出来高(百万株) 株価(香港ドル) 前年比 前年比 16/12 151938 47.7% 41095 42.7% 4.38 0.61 17/12 237760 56.5% 71510 74.0% 7.60 0.88 売買単位 100株 株式データ(2018年4月4日時点) 株価 397.60香港ドル(≒5395円) 時価総額 3兆7785億香港ドル 実績PER 42.03倍 PBR 11.87倍 決算期 売上高 純利益 1株利益 1株配当 52週高値 476.60香港ドル 52週安値 224.20香港ドル 業績推移(連結) ※単位:百万元、ただし1株利益は元、1株配当は香港ドル ※1株配当は株式分割・併合等調整済み 中国のIT大手。チャットアプリの先駆けとなったインス タントメッセンジャーのQQや、モバイル・チャットアプ リのWeChat(微信)などを手掛ける。2017年6月末の 月間アクティブユーザー数は前者が8.5億人、後者が9.6 億人。世界有数のユーザー基盤が強み。 2016年にソフトバンクからモバイルゲーム大手の「スー パーセル」を買収し、モバイルゲーム事業を強化した。 WeChatの収益化を追い風に、モバイル広告やモバイル 決済が急増し業績を牽引。急成長する中国のモバイル決 済市場は、アリババのアリペイ(支付宝)と同社の WeChatペイ(財付通)のほぼ寡占状態となっている。 [出所:テンセント、ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 業績推移 株価チャート(週足) 20中国株参考銘柄⑤
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ベトナム
本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 10% 9% 8% 7% 5% 4% 4% 4% 3% 3% 43% (不動産)ビングループ (食品)ベトナム乳業(ビナミルク) (銀行)ベトナム外商銀行(ベトコムバンク) (ガス)ペトロベトナム・ガス (銀行)ベトナム投資開発銀行 (食品)サイゴンビール・アルコール飲料 (銀行)ベトナム産業貿易商業銀行 (食品)マッサングループ (石油)ペトロリメックス (銀行)ベトナム繁栄商業銀行(VPバンク) その他 [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] ベトナムVN指数構成比上位10銘柄 10000 12000 14000 16000 18000 20000 22000 24000 26000 0 200 400 600 800 1000 1200 ベトナムVN指数 米ドル/ドン(逆メモリ) 主要株価指数及び為替の推移(月足) [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 株高 ドン高 株安 ドン安 支援材料 近年、中国の景気低迷や人件費の高騰などを受けて、 成長余力が大きく、政治的に安定しているベトナム がポスト中国として選択肢のひとつになっている。 2007年のWTO加盟を皮切りに、9つのFTAを締結す るなど、貿易自由化を推進。積極的に外国直接投資 を活用する中で、貿易赤字体質から脱却しつつある。 国内の規制緩和。まだ規制は多いものの、外国人に よる株式保有制限の緩和や不動産購入規制の緩和な ど、2016年以降緩和姿勢が本格化している。 交通渋滞が深刻化するなか、道路、鉄道などの建設 ラッシュが続いている。また、政府は対越投資を呼 び込むためにも、インフラ投資を活発化している。 懸念材料 ここ数年、物価の安定と金融緩和が景気を下支えし てきたため、物価動向に注意が必要か。ただ、2018 年1~3月期の消費者物価上昇率は前年同月比2.82% と政府目標の4.0%を下回っている。 米トランプ政権の保護貿易主義。米国の対越貿易赤 字額は中国や日本に比べると少額にとどまるため、 直接的な影響は限定的と思われるが、ベトナムの輸 出額の4割が米中向けのため、米中貿易戦争が深刻 化した場合、影響が懸念される。 ※4月5日時点
ベトナム株式投資のポイント
本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました ベトナムの総人口は9600万人とASEAN3位の規模を誇る。 ベトナムの平均年齢は約30歳と若く、現在も人口は増加している。国連によると、2025年には1億人を突破する見 通し(日本は1966年に1億人を突破)。また、労働力人口は2040年頃まで増加が見込まれており、ベトナム経済 は今、日本の高度経済成長期のような活気に満ちている。 ベトナムの豊富な労働力を求めて、近年、外資製造業の進出が本格化している。 インドネシア 40.8% (2億6400万人) フィリピン 16.2% (1億400万人) ベトナム 14.8% (9600万人) タイ 10.7% ミャンマー 8.2% マレーシア 4.9% カンボジア 2.5% ラオス 1.1% シンガポール 0.9% ブルネイ 0.1% [出所:国際連合、アイザワ証券作成]
ASEAN
総人口の内訳(2017年推計値)
0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4ベトナムの総人口と労働力人口
総人口 労働力人口 ※労働力人口は15~64歳の人口 [出所:国際連合、アイザワ証券作成] (億人)日本の高度経済成長期のような活気に満ちるベトナム
本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました ベトナムは、国内市場の成長性や安価な労働力、優 秀な人材、政治・社会情勢の安定などを理由に、 「ポスト中国」や「タイプラスワン」として海外企 業の注目を集めている。 ベトナムは主要都市が、ASEAN経済共同体の発足を 追い風に、近年インドシナ半島で急速にインフラ整 備が進められる経済回廊の発着点となっている。加 えて、「巨大消費市場」中国とも隣接しており地理 的メリットが大きい。
主な日本企業のベトナム進出状況
南北経済回廊 東西経済回廊 南部経済回廊 *北部進出企業 キャノン、デンソー、 住友商事、ニトリ、コ クヨ、王子製紙など *中部進出企業 エ ー スコ ッ ク 、 INAXなど *南部進出企業 味 の 素、 花 王 、 オ リ ンパ ス 、 ス ズキ、ワコール、 三 菱 自動 車 、 ヤ ク ル ト、 ロ ー ト 製 薬 、ソ ニ ー な ど 214 191 0 500 1000 1500 2000 2500作業員(一般工職)月額基本給の比較
※2016年10~11月ジェトロ実施調査[出所:ジェトロ、IMF、アイザワ証券作成] (米ドル)ポスト中国として注目を集めるベトナム①
ベトナム政府は、海外からの投資を呼び込むために、 関税の撤廃や各種投資奨励策の実施、インフラ整備 などを加速している。本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました ベトナムの貿易自由化の促進に伴い、外国直接投資 (FDI)も増加。足元、FDI企業による輸出が輸出全 体の7割以上を占めるなど、FDIの伸長は経済成長の 原動力のひとつとなっている。 FDIの国別・地域別内訳を見ると、ここ数年サムスン グループなどによる巨額投資で、韓国からの投資が 最大であったが、2017年は三井石油開発などによる パイプライン整備事業や、丸紅・住友商事による火 力発電所建設事業など大型プロジェクトの認可によ り、4年ぶりに日本からの投資が最大となった。 発効時期 FTA等 1996年 ASEAN自由貿易協定(AFTA) 2005年 ASEAN・中国自由貿易協定(ACFTA) 2007年 ASEAN・韓国自由貿易協定(AKFTA) 2008年 日本・ASEAN包括的経済連携協定(AJCEP) 2009年 日本・ベトナム経済連携協定(JVEPA) 2010年 ASEAN・オーストラリア・ニュージーランド 自由貿易協定(AANZFTA) 2010年 ASEAN・インド自由貿易協定(AIFTA) 2014年 ベトナム・チリ自由貿易協定(VCFTA) 2015年 ベトナム・韓国自由貿易協定(VKFTA) 2016年 ベトナム・ユーラシア経済連合(EEU) 自由貿易協定(EEUVFTA) 2018年(予) ベトナム・欧州連合(EU)自由貿易協定(EVFTA) ベトナムのFTA発効状況 ※発効時期はベトナムにおける発効時期 [出所:ジェトロ、アイザワ証券作成] ズン前首相は在任中(2006~16年)、2007年のWTO 加盟を皮切りに、9つのFTAを締結するなど、貿易の 自由化や対外直接投資の活用を推進。 トランプ政権発足以降、TPPの頓挫が懸念されたもの の、足元米国抜きで調整が進んでいる。また、ベト ナムは今後、最大の輸出相手国である米国と二国間 FTAの交渉を積極化する可能性があるだろう。 0 100 200 300 400 500 600 700 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 4500 認可額(右軸) 実行額(右軸) 認可件数(左軸) (件)
ベトナムの対内直接投資(年次)
(億米ドル) ※新規・拡張合計、出資・株式取得は除く[出所:各種情報、アイザワ証券作成]ポスト中国として注目を集めるベトナム②
本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました ベトナムのコンビニは、広いイートインスペースを 併設し、無料でWi-Fiが利用できる店舗も多いことか ら、カフェ感覚で利用する若者も増えている。 英調査会社のIGDリサーチによると、ベトナムのコン ビニ市場規模は2017~2021年に、アジア地域で最大 となる年平均37%の成長が見込まれている。 2017年にセブン-イレブンが参入し日本でも話題に なったが、すでにビングループが展開するビンマー ト・プラスが1000店舗を出店し先行している。 ベトナムの総人口に占める富裕層・中間層の割合は、 2000年の約2割から2020年には約6割まで拡大する 見通し。購買力の向上により、ベトナムの小売売上 高は直近10年間で約5倍の20兆円(4000兆ドン)ま で拡大、消費関連企業への追い風となっている。 近年、特に都市部でライフスタイルの変化が進むベ トナムではコンビニエンスストアが急成長している。 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 4500
ベトナムの小売売上高(年次)
[出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] (兆ドン) ブランド名 本社 店舗数 ビンマート・プラス ベトナム 約1000店 サークルK 米国 約260店 ファミリー・マート 日本 約170店 ビーズ・マート タイ 約160店 ミニストップ 日本 約110店 セブン-イレブン 米国 約10店 GS25 韓国 ―ベトナムの主なコンビニチェーン(2017年末)
[出所:各種情報、アイザワ証券作成] ※セブン-イレブンは日本のセブン&アイ・ホールディングスの子会社セ ブン-イレブン・インクがライセンス契約を締結 ※GS25は2018年1月に1号店を出店中間層拡大で急成長するベトナム消費市場
直近10年間で 約5倍に増加本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました これまでベトナムの自動車産業は完成車の輸入か、 部品を輸入し国内で組み立てる「ノックダウン方 式」による製造が中心であった。 2017年9月、不動産と小売を中核に近年多角化を進め るビングループが、自動車産業への参入と国内初と なる国産車ビンファストの開発を発表した。2019年 後半にセダンとSUVの製造を開始し、2025年に年間 50万台を生産する計画。実現化に向けて、独ボシュ や独シーメンスなどと提携した。 ベトナムは社会経済開発10ヵ年戦略(2011~2020 年)の中で、「2020年までに工業国化を達成する」 との目標が掲げている。自動車産業は裾野産業が広 いため、国産車の製造が成功すれば工業国化に弾み がつくと期待も大きい。 タイ インドネシア マレーシア ベトナム 生産台数 198.9 121.7 50.0 19.5 販売台数 87.2 107.9 57.7 27.3 自給率 228% 113% 87% 71% 1人当たりGDP 6336 3859 9660 2306
ASEAN
主要国の自動車自給率(2017年)
[出所:各種情報、アイザワ証券作成] ※単位:生産台数及び販売台数は万台、1人当たりGDPは米ドル ※1人当たりGDPはIMF予想 0 20 40 60 80 100 120ベトナムの乗用車販売台数(年次)
※予想値はビングループ資料より [出所:ビングループ、アイザワ証券作成] (万台) 7人乗り 多目的スポーツ車(SUV) ビンファストによる 「パリ・モーターショー2018」出展予定車 5人乗りセダン [写真提供:ビングループウェブページより]国産車の開発で工業国化に弾みがつくか
2029年には年間販売台数が 100万台の大台へ?本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 国営企業 (100%政府出資) 投資家へ株式売却(IPO) 主に国内外の戦略的 証券取引所へ上場 政府保有の全株式放出 (一部企業を除く) 上場基準を満たしている 場合は1年以内 直近IPOを実施した主な国営企業 2017年11月~2018年1月 工業団地開発大手のベカメックスIDC 2017年12月 建設大手のソンダ総公社 2018年1月 国営石油ペトロベトナムグループの子会社3社 (ビンソン製油、PVパワー、PVオイル) 2018年2月 発電量で国内2位の第3発電総公社 近年の国営企業の大型上場 2016年12月 サイゴンビール(SAB) 2017年 1月 ハノイビール(BHN) 2017年 4月 ペトロリメックス(PLX) (参考)民間企業の大型上場 2017年 2月 ベトジェット航空(VJC) 2017年11月 ビンコムリテール(VRE) 今後予想される大型上場(民間含む) 携帯・PCショップ2位のFPTリテール (FPT子会社、2018年4月末?) 航空最大手のベトナム航空 空港運営最大手のベトナム空港 (ともに2018年4~6月期?) ビングループ子会社のビンホームズ 農機最大手のビーム 建材最大手のビグラセラ 近年の代表的な政府保有株の放出 2016年12月 ビナミルク株(VNM)をシンガポールの飲料大 手F&Nの子会社2社に売却(政府持ち分44.7% →39.3%) 2017年11月 ビナミルク株をシンガポールの自動車部品メー カーJC&Cに売却(政府持ち分39.3%→36.0%) 2017年12月 サイゴンビール株を東南アジアのアルコール飲 料最大手タイ・ビバレッジ傘下企業に売却(政 府持ち分89.59%→36.0%) 今後予想される主な政府保有株の放出 ビンミン・プラスチック(BMP) →タイ企業が子会社化か? FPT(FPT)、ハノイビール、ベトナム航空 IPO、上場、政府保有株放出 に関する最近の話題 ※ロードマップは主な流れで、手順が頃なる場合 もある
国営企業の民営化が海外マネーを呼び込む
国営企業の民営化(≒再編・政府株式放出)に向けたロードマップ
国営企業数は1990年の1万2000社から2016年の700社まで減少した。国営企業の上場と政府保有株式の放出が海外 マネーを呼び込み、足元の株高を演出している。政府は2017~2020年に406社の政府保有株の売却を行い、民営化 を加速させる計画。一方で、日本ではIPOを行う場合、必ず証券取引所への上場を伴うが、ベトナムではIPOを実施 したにもかかわらず、上場に伴う情報開示義務等を回避するため上場しない企業も多くあり、改革が望まれる。本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 変更前 変更後 国の基幹分野等 関連法及び規定に従う (例:銀行は30%) 関連法及び規定に従う (例:銀行は30%) 具体的な規定がなければ49% 上記以外 49% 制限なし (ただし会社定款に別の定め がある場合はそれに従う) 政令 今後の 流れ 課題 [出所:各種情報、アイザワ証券作成] 外国人による上場企業の株式保有制限の変更点 保有制限 2015年6月26日公布、9月1日施行 各社は保有制限(緩和・撤廃等)を決定後、取締役会の議決、株主総会の 承認、会社定款の変更などを経て実施 保有制限が課される分野(国の基幹分野等)は計画投資省が選定中で明確 になっていない 2015年9月に、主に銀行を除く上場企業の外国人保有 制限が撤廃された。2016年7月にはベトナム市場を代 表する企業、ベトナム乳業(ビナミルク)の外国人 投資枠が撤廃された。 直近では、2017年9月にプラスチックパイプ大手のビ ンミン・プラスチックの外国人投資枠が撤廃された。 また、製薬最大手のDHG製薬は2018年1月1日付で外 国人投資枠を撤廃する計画であったが、現時点で実 施されていない。 29 ホーチミン市場に上場する全銘柄で構成されるVN指 数は、外国人の投資制限緩和や相次ぐ大型上場など 証券市場の改革を追い風に、直近、2007年につけた 史上最高値を11年ぶりに更新した。 市場の流動性が改善してくれば、多くのファンドが ベンチマークに採用するMSCI指数において、市場格 付けがフロンティア市場からエマージング市場へと 引き上げられる可能性があり、海外資金の流入が期 待される。
ベトナム株式市場は11年ぶりに史上最高値を更新
200 300 400 500 600 700 800 900 1000 1100 1200 -6 -4 -2 0 2 4 6 8 10 12 14 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 外国人投資家の月間ネット売買額(左軸) ベトナムVN指数(月足、右軸) [出所:ホーチミン証券取引所、ブルームバーグ、アイザワ証券作成] (兆ドン) 売り越し ベトナムVN指数と外国人投資家動向 買い越し ※外国人投資家動向は2009年以降本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
ブームは続くのか?
2007年時のベトナム株ブーム
ベトナム株式市場規模(2007年末時点) 上場企業数 250社 / 時価総額 495兆ドン(当時の為替レート換算で約3.5兆円) 背景 ①新興国投資ブーム ②資源高 ③世界貿易機関(WTO)へ加盟 など 結果 市場規模が非常に小さかったため、少ない資金流入で株価が急騰しやすい状況であった。 最終的には日本からの投資信託などの資金が株高を演出したとの見方も。足元のベトナム株ブーム
ベトナム株式市場規模(3月15日時点) 上場企業数 736社 / 時価総額 3330兆ドン(約15兆円) 背景 ①国有企業の民営化 ②外国人による株式保有制限の緩和 など 見通し 依然として市場規模が小さなベトナムでは、これまで大型優良株ほど外国人投資枠の上限に達し、流動性の重石になっ てきた。足元の資金流入は概ね実体を伴った上昇か。 2018年も、FPTリテール、ベトナム航空、ベトナム空港、ビンホームズ、ビーム、ビグラセラなどの大型企業の上場が 計画されており(28ページ参照)、引き続き海外マネーを呼び込む可能性も。 MSCI指数において市場格上げが実施されれば、さらなる海外資金の流入が期待される。本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 時価総額 予想PER ① ② ③ ④ (ドン) (円) (億円) (倍) ○ VNM ベトナム乳業(ビナミルク) ● ● ● ● 食品 200000 940 13642 26.8 ○ VCB ベトナム外商銀行(ベトコムバンク) ● ● ● ● 銀行 73500 345 11159 27.0 ○ VIC ビングループ ● ● ● ● 不動産 127500 599 10986 42.2 ○ MSN マッサングループ ● ● ● ● 食品 110000 517 4748 34.3 ○ HPG ホアファットグループ ● ● ● ● 鉄鋼 59000 277 4727 10.1 ○ ROS FLCファロス建設 ● ● ● ● 建設 135000 635 3917 ― ○ STB サコムバンク ● ● ● ● 銀行 15600 73 1335 18.7 ○ BVH バオ・ベト・ホールディングス ● ● ● 保険 101000 475 2624 8.0 ○ NVL ノバランド・インベストメント・グループ ● ● ● 不動産 77000 362 2633 23.3 ○ SSI サイゴン証券 ● ● ● 証券 41900 197 838 17.2 ○ SBT タインタインコン・タイニン ● ● ● 農業 17450 82 620 ― ○ HSG ホアセン・グループ ● ● ● 鉄鋼 22700 107 447 5.2 ○ GAS ペトロベトナム・ガス ● ● ガス 130000 611 9929 26.2 ○ SAB サイゴンビール・アルコール飲料総公社 ● ● 食品 226000 1062 8201 29.1 ○ BID ベトナム投資開発銀行 ● ● 銀行 44800 211 4766 23.5 ○ PLX ベトナム石油総公社(ペトロリメックス) ● ● 石油化学 82500 388 5286 26.2 ○ NT2 ペトロベトナム・ニョンチャック2パワー ● ● 電力 30800 145 493 8.4 ○ CII ホーチミン市インフラ投資 ● ● 建設 31450 148 451 11.3 ○ DPM ペトロベトナム化学肥料 ● ● 化学 21300 100 443 12.2 ○ KDC キド・グループ ● ● 食品 38650 182 441 26.7 ○ BMP ビン・ミン・プラスチックス ● ● 建材 70000 329 356 12.4 ○ VJC ベトジェット航空 ● 空運 221000 1039 4125 23.4 ○ CTD コテコンズ建設 ● 建設 147000 691 786 6.5 ○ DHG DHG製薬 ● 医薬 114000 536 653 22.7 × CTG ベトナム産業貿易商業銀行(ベトインバンク) ● 銀行 35900 169 4698 16.5 × MBB 軍隊商業銀行 ● 銀行 36500 172 2491 12.6 × MWG モバイル・ワールド・インベストメント ● 小売 104900 493 2033 12.9 × FPT FPT ● IT 61700 290 1584 14.9 × REE リー冷蔵電気工業 ● 電機 39300 185 635 7.8 × GMD ジェマデプト ● 海運 30050 141 624 ― VN30指数採用銘柄のMSCIフロンティア指数、海外上場有力ETF組み入れ状況(4月4日時点) ティッカー 銘柄名 指数・ETF採用 業種 終値 赤枠の5銘柄は、ベト ナムの代表的な指数 VN30指数をはじめ、 主要株価指数や海外上 場の有力ETFに多く採 用されており、外国人 投資家の注目度が高い 銘柄だ。 海外資金の流入が相場 を牽引する昨今、これ らの銘柄は引き続き堅 調な値動きが予想され る。 指数・ETF採用の①はVN30指 数、②はMSCIフロンティア、 ③はFTSEベトナム・インデッ クスETF(ロンドンなど海外上 場ETF)、④はVNM ETF(米国な ど海外上場ETF) ※円換算レートは1ドン=0.0047円 ※予想PERは2018年のブルーム バーグコンセンサスによる [出所:ブルームバーグ、各種情 報、アイザワ証券作成]
ベトナムの代表的な上場企業①
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ベトナムの不動産大手 ビングループ(VIC)
30000 40000 50000 60000 70000 80000 90000 100000 110000 120000 0 10 20 30 40 50 60 70 80 出来高(百万株) 株価(ドン) 前年比 前年比 16/12 57614 69.2% 2440 100.7% 1178 0 17/12 90355 56.8% 4247 74.1% 1729 未定 ※単位:十億ドン、ただし1株利益、1株配当はドン ※1株配当は株式分割・併合等調整済み 業績推移(連結) 決算期 売上高 純利益 1株利益 1株配当 PBR 10.03倍 52週高値 136800ドン 52週安値 39650ドン 売買単位 10株 時価総額 336兆3078億ドン 実績PER 73.74倍 株式データ(2018年4月4日時点) 株価 127500ドン(≒599円) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 100,000 2013 2014 2015 2016 2017 売上高(左軸) 純利益(右軸) (十億ドン) (十億ドン) [出所:ビングループ、ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 業績推移 株価チャート(週足) 子会社を通じて、不動産開発、観光、小売、病院経営、 教育、農業を展開。大都市の一等地で「ロイヤルシ ティ」などの高級マンションを開発するほか、5つ星リ ゾートホテルの「ビンパール」を運営する。 2015年に家電小売事業とスーパーマーケット及びコンビ ニ事業に参入。これに伴う費用増加で2015年は大幅減益 となったものの、今後、個人消費の拡大や対越投資の拡 大を追い風に高成長が期待。さらに、2017年には自動車 製造への参入も発表、2019年までに国産車開発を目指す。 2017年11月6日にショッピングセンターの開発・運営子 会社ビンコム・リテールがホーチミン市場に上場した。ベトナムの代表的な上場企業②
本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 20000 25000 30000 35000 40000 45000 50000 55000 60000 65000 70000 株価(ドン) 30000 40000 50000 60000 70000 80000 90000 100000 110000 120000 株価(ドン)
4大銀行の一角 ベトコムバンク(VCB)
30000 35000 40000 45000 50000 55000 60000 65000 70000 75000 80000 株価(ドン) 130000 140000 150000 160000 170000 180000 190000 200000 210000 220000 株価(ドン)上場鉄鋼最大手 ホアファットグループ(HPG)
大手コングロマリット マッサングループ(MSN)
ベトナムの代表的な上場企業③
主力事業は牛乳、粉ミルク、 コンデンスミルク、ヨーグ ルトの4事業で、特に牛乳 は約5割、コンデンスミル クとヨーグルトは約8割の シェアをもつ。生活水準の 向上から、都市部を中心に 生乳の需要が増加しており、 潜在成長力は大きい。その ほか、同社は時価総額が最 大であることから、ベトナ ムを代表する銘柄として物 色される傾向もある。乳製品最大手 ビナミルク(VNM)
総資産規模で国内4位の国 営商業銀行。旧ベトナム国 家銀行の外国為替部門が分 離し設立された。国内最大 のクレジットカード及びデ ビットカードの発行体でも ある。日本のみずほ銀行が 第2位の株主で、15%の株 式を保有する。そのほか、 北海道銀行や足利銀行など 多数の地銀とも業務提携を 結び、日本企業のベトナム 進出を支援している。 子会社を通じて、食品・飲 料、畜産・飼料、鉱山開発、 金融などを手掛ける。極め て認知度の高い食品ブラン ドを展開しており、主力の 魚醤・醤油は約7割、イン スタントコーヒーは約5割 のシェアをもつ。近年、新 たな成長エンジンとして、 食 肉 加 工 事 業 に 注 力 。 2020年までに畜産・飼料 市場で5割のシェアを目指 し、投資を加速している。 建設用鋼材における市場 シ ェ ア は 約 25 % と 国 内 トップ。2019年にベトナ ム中部で高炉一貫製鉄所を 稼働予定。一貫製鉄所とし ては、2017年に生産開始 した日台系企業に続く、同 国2件目となる見込み。加 えて、これまでベトナムが 100%輸出に依存していた、 PC鋼材生産工場も始動す る計画で、同社のプレゼン スは一層高まる見通し。 [出所:ブルームバーグ、各種情報、アイザワ証券作成] 株価チャート(週足) 株価チャート(週足) 株価チャート(週足) 株価チャート(週足)本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
ベトナムの商業不動産開発最大手 ビンコム・リテール(VRE)
35000 40000 45000 50000 55000 60000 65000 0 5 10 15 20 25 30 出来高(百万株) 株価(ドン) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 5,000 5,200 5,400 5,600 5,800 6,000 6,200 6,400 6,600 2015 2016 2017 売上高(左軸) 純利益(右軸) (十億ドン) (十億ドン) (十億ドン) (十億ドン) 前年比 前年比 16/12 6386 7.2% 2437 123.6% 2081 ― 17/12 5518 -13.6% 2016 -17.2% 1061 未定 株式データ(2018年4月4日時点) 株価 49500ドン(≒233円) 売買単位 10株 時価総額 94兆1034億ドン 決算期 売上高 純利益 1株利益 1株配当 ※単位:十億ドン、ただし1株利益、1株配当はドン ※1株配当は株式分割・併合等調整済み 実績PER 54.37倍 PBR 18.84倍 52週高値 213400ドン 52週安値 80714ドン 業績推移(連結) [出所:ベトジェット航空、ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 業績推移その他のベトナム株参考銘柄①
株価チャート(日足) ビングループ傘下で、ベトナムの商業不動産開発最大手。 「ビンコムメガモール」「ビンコムセンター」「ビンコ ムプラザ」などのショッピングセンターを、国内24都市 46ヵ所で展開。業界における売場総面積シェアはハノイ、 ホーチミンで約6割を占める。 ベトナムでは都市富裕層や中間層の増加により近代小売 が急成長、2017年10~12月期の同社ショッピングセン ターの来店客数は前年同期48%増と高い伸びとなった。 2017年11月にホーチミン市場に上場。ベトナム小売市場 の長期的な成長期待が大きいなか、有力小売企業として 初の上場となり市場の高い関心を集めている。本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
ベトナムの格安航空最大手 ベトジェット航空(VJC)
60000 80000 100000 120000 140000 160000 180000 200000 220000 240000 0 5 10 15 20 25 30 35 40 出来高(百万株) 株価(ドン) 前年比 前年比 15/12 19845 ― 1170 ― 8298 ― 16/12 27532 38.7% 2292 95.8% 6233 2143 決算期 売上高 純利益 1株利益 1株配当 ※単位:十億ドン、ただし1株利益、1株配当はドン ※1株配当は株式分割・併合等調整済み 実績PER 35.46倍 PBR 20.51倍 52週高値 229400ドン 52週安値 85714ドン 業績推移(連結) 株式データ(2018年4月4日時点) 株価 221000ドン(≒1039円) 売買単位 10株 時価総額 99兆7469億ドン 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 2015 2016 売上高(左軸) 純利益(右軸) (十億ドン) (十億ドン) (十億ドン) (十億ドン) [出所:ベトジェット航空、ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 業績推移その他のベトナム株参考銘柄②
株価チャート(週足) ベトナムの格安航空最大手。2017年末時点で、国内線38 路線、国際線はタイ、ミャンマー、中国、台湾、韓国な ど44路線に就航する。そのほか、エアバス320型機と A321型機合わせて航空機51機を所有する。 2017年に航空機17機を導入したことで、新たに22路線 を就航(うち21路線は国際線)。2017年1~6月期の旅 客数シェアは43%と、最大手のベトナム航空を上回った。 ベトナムでは近年、国民の所得向上や海外渡航ブームに より航空市場が急拡大している。加えて、中国人観光客 の増加も目立っており(2017年は前年比49%増の401万 人)、しばらく航空産業の高成長が期待される。本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
ベトナムの証券会社最大手 サイゴン証券(SSI)
前年比 前年比 16/12 1562 12.0% 877 4.2% 1698 1000 17/12 2203 41.1% 1162 32.5% 2371 未定 決算期 経常収入 純利益 1株利益 1株配当 ※単位:十億ドン、ただし1株利益、1株配当はドン ※1株配当は株式分割・併合等調整済み 実績PER 17.67倍 PBR 2.45倍 52週高値 43200ドン 52週安値 21800ドン 業績推移(連結) 株式データ(2018年4月4日時点) 株価 41900ドン(≒197円) 売買単位 10株 時価総額 20兆9437億ドン 18000 20000 22000 24000 26000 28000 30000 32000 34000 36000 38000 40000 42000 44000 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 出来高(百万株) 株価(ドン) 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 2013 2014 2015 2016 2017 経常収入(左軸) 純利益(右軸) (十億ドン) (十億ドン) (十億ドン) (十億ドン) [出所:サイゴン証券、ブルームバーグ、アイザワ証券作成] 業績推移 ベトナムの証券最大手で、民間独立系証券の先駆け。証 券ブローカー業務のほか、投資銀行業務、アセットマネ ジメント業務を手掛ける。また、海外投資家向けブロー カー業務に強みをもつ。 2017年の証券ブローカー業務シェアはホーチミン市場、 ハノイ市場ともにトップ。 2015年9月に、上場企業では初めて外国人投資家保有制 限を撤廃した。 筆頭株主は日本の大和証券グループで約17%保有。直近、 保有比率の引き上げを目指す。 株価チャート(週足)その他のベトナム株参考銘柄③
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【参考】変わりゆくホーチミンの風景(1)
①~③はビングループが展開するスーパーマーケット「ビンマート」。④~⑥はビンコム・リテールが展開するショッピングセンター「ビンコムセンター」。 ⑦はビングループが展開するコンビニ「ビンマート・プラス」。⑧~⑩は外資系ドラッグストア「ファーマシティ」、近年ホーチミンで外資系ドラックストアが増加。 [写真提供:アイザワ証券(2018年2月撮影)]①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
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【参考】変わりゆくホーチミンの風景(2)
近年、ホーチミンではスーパーやコンビニなど近代小売が増加するも、まだ生鮮食品や日用品は伝統的な市場や地場の小規模食料雑貨品店での購入が中心。 [写真提供:アイザワ証券(2018年2月撮影)]
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その他ASEAN
本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました 8% 7% 6% 6% 5% 5% 5% 2% 2% 2% 52% (銀行)バンク・セントラル・アジア (たばこ)ハンジャヤ・マンダラ・サンプルナ (銀行)バンク・ラヤット・インドネシア (小売)ユニリーバ・インドネシア (通信)テレコムニカシ・インドネシア (銀行)バンク・マンディリ (自動車)アストラ・インターナショナル (銀行)バンク・ネガラ・インドネシア (たばこ)グダン・ガラム (機械)ユナイテッド・トラクターズ その他 [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成] ジャカルタ総合指数構成比上位10銘柄 6000 7000 8000 9000 10000 11000 12000 13000 14000 15000 16000 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 ジャカルタ総合指数 米ドル/ルピア(逆メモリ) 主要株価指数及び為替の推移(月足) [出所:ブルームバーグ、アイザワ証券作成]