産業別生産性の動向等について
平成26年3月20日
内閣府
0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1980 1985 1990 1995 2000 2005 営業余剰等/産出額 雇用者報酬/産出額 固定資本減耗/産出額 中間投入計/産出額 産出額(右軸) 国内総生産(右軸) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 0 3000 6000 9000 12000 15000 18000 21000 1985 1990 1995 2000 2005 2010 資本装備率 資本分配率(右軸)
1.主要産業の生産性・生産構造の比較
1
<全要素生産性(TFP)とは?> • 完全な市場競争、特定の生産関数等の仮定の下、通常は、アウトプット の伸びから資本、労働の寄与を除いて伸びを計算(ソロー残差) • 技術進歩、生産工程の改善、経営改善、マクロ経済環境等が影響 <労働生産性とは?> • アウトプットを労働投入量(通常は労働者数×労働時間(マンアワー))で 除して計算 ※ アウトプットについては、中間投入が相殺される一国(マクロ)ベースでは付加価値 ベース、相殺されない産業・企業ベースでは生産物ベースで算定されることが多い。 インプット アウトプット 労働 資本 労働・資本 労働・資本・ 中間投入 生産物ベース 労働生産性 資本生産性 TFP TFP 付加価値ベース 労働生産性 資本生産性 TFP 単一要素生産性 多要素生産性生産性 = アウトプット ÷ インプット
生産要素の構成比 労働生産性要因分解 資本装備率・資本分配率 (%) (円) (円) 産業全体でみて、1990年代後半以降、労働生産性上昇率は低下。全要素生産性(TFP)も低下しているが、2000年以降、主に製造
業で改善に転じている可能性も。
近年の産業毎の生産性・生産構造の特徴は、以下のとおり。
・製造業は、少ない生産要素投入で生産を行い、付加価値額の比率は相対的に低い。電気機械、輸送機械など、TFP上昇率が改
善している業種が複数見られる。
・非製造業は、総じて、雇用吸収力があるが労働生産性は低い。TFP上昇率も低位にとどまる業種が多い。卸・小売業、その他サー
ビス業など、付加価値額は大きいが、資本装備率上昇率、TFP上昇率ともに低下し、労働生産性上昇率は伸び悩んでいる。
<両者の関係は?> • 生産関数等に関する一定の仮定の下、 労働生産性上昇率=(資本分配率×資本装備率)+TFP上昇率 ○生産性の上昇は、アウトプットの増大又はインプットの縮減によって生じる。 ○よって、生産性の上昇を図るためには、 供給側;①インプットの量の縮減、②インプットの質の向上、 ③アウトプットを産出する構造(生産関数等)の改革等 需要側;④新たなないし追加的なニーズの顕在化によるアウトプットの増大等 ‐0.5% 0.0% 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5% 4.0% 80→85 85→90 90→95 95→00 00→05 TFP上昇率 資本装備上昇率 労働生産性上昇率0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1980 1985 1990 1995 2000 2005 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 0 3,000 6,000 9,000 12,000 15,000 18,000 21,000 1985 1990 1995 2000 2005 2010 資本分配率 資本装備率 ○輸送機械 投入要素の抑制→全要素生産性の上昇 ○卸売・小売業 生産構造に大きな変化なし 全要素生産性は低下傾向 ○金融・保険業 労働投入量の減少→労働生産性の上昇 ○その他サービス業 労働投入量の増加→労働生産性の低下 (備考)内閣府「国民経済計算」、「民間企業資本ストック」により作成。全て暦年値。 (上段)生産要素構成比:1985年までは平成2年基準、1990年、1995年、2000年は平成12年基準、2005年は平成17年基準。労働生産性=名目GDP÷(雇用者数×労働時間)により計算。 (中段)資本装備上昇率=資本装備率変化率×資本分配率、労働生産性上昇率=実質÷(雇用者数×労働時間)、TFP上昇率=労働生産性上昇率-資本装備上昇率により計算。全て平成12年基準。 (下段)資本装備率={実質資本ストック(取付ベース)×稼働率}÷{(雇用者数)×(労働時間)}、資本分配率=1-(雇用者報酬+生産・輸入品に課される税)/名目GDP(生産者価格表示)により計算。 稼働率について、製造業は「鉱工業生産指数」より作成、非製造業は「第三次産業活動指数」より推計。 2010年の値は平成17年基準、それ以外は平成12年基準。 (兆円) (%)
2
中間投入/産出額 固定資本減耗/産出額 雇用者報酬/産出額 営業余剰等/産出額 産出額(右軸) 国内総生産(右軸) 産出額内訳 労働生産性上昇率要因分解 ■資本装備上昇率 ■TFP上昇率 労働生産性上昇率 資本装備率・資本分配率 (円) 0.0% 4.0% 8.0% 12.0% 16.0% 20.0% 24.0% 80→85 85→90 90→95 95→00 00→05 ‐2.0% 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 80→85 85→90 90→95 95→00 00→05 ‐2.0% 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 80→85 85→90 90→95 95→00 00→05 ‐4.0% 0.0% 4.0% 8.0% 12.0% 16.0% 80→85 85→90 90→95 95→00 00→05 ‐8.0% ‐6.0% ‐4.0% ‐2.0% 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 80→85 85→90 90→95 95→00 00→05 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 0 3,000 6,000 9,000 12,000 15,000 18,000 21,000 1985 1990 1995 2000 2005 2010 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 0 3,000 6,000 9,000 12,000 15,000 18,000 21,000 1985 1990 1995 2000 2005 2010 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 0 3,000 6,000 9,000 12,000 15,000 18,000 21,000 1985 1990 1995 2000 2005 2010 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 0 3,000 6,000 9,000 12,000 15,000 18,000 21,000 1985 1990 1995 2000 2005 2010 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1980 1985 1990 1995 2000 2005 0 15 30 45 60 75 90 105 120 135 150 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1980 1985 1990 1995 2000 2005 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1980 1985 1990 1995 2000 2005 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1980 1985 1990 1995 2000 2005 ○電気機械 資本投入の入替→全要素生産性の上昇2.主要産業の収益構造の比較
総資本利益率(ROA)は、売上高利益率と総資本回転率に分解される。売上高利益率は、高価格を維持するブランド戦
略などによって高まる。総資本回転率は、薄利多売戦略や、資産の圧縮などによって高まる。
日本の主要産業のROAは欧米先進諸国に比べて低い。株主の要求する利益水準に差異があると言われているほか、
売上高利益率が低い傾向がみられる。
製造業では、化学、輸送機械など、サービス業では、その他サービス業などで売上高利益率の上昇がみられる。
0 5 10 15 1990 95 2000 05 11 アメリカ ドイツ 日本 0 5 10 15 1990 95 2000 05 11 0 1 2 1990 95 2000 05 11 (年) (年) (年) 総資本利益率(ROA) 売上高利益率 総資本回転率 総資本利益率= 利益 総資本、売上高利益率= 利益 売上高、総資本回転率= 売上高 総資本 そのため、これらの指標には次の関係がある。 総資本利益率=売上高利益率×総資本回転率 ● ● 売上高利益率 総資本利益率=a 総資本利益率=b(a<b) A B ある時点の 経営状況 ● 総資本回転率 0(備考)1.財務省「法人企業統計年報」、U.S Census Bureau“Quarterly Financial Report”、
European Committee of Central Balance Sheet Data Offices“Bach Database”により作成。製造業。
2.ROA=税引前当期純利益/総資産、売上高利益率=税引前当期純利益/売上高、総資本回転率=売上高/総資産にて算出。 3.日本は年度値。 (%) (%) (回) 薄利多売戦略、 資産圧縮など ブランド戦略など
3
(回) 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 ○化学 ○電気機械 ○輸送機械 ○卸売・小売業 売上高利益率の上昇 →ROAの上昇 売上高利益率の低下 →ROAの低下 売上高利益率の低下と上昇 →ROAの回復 低い売上高利益率・高い資本回転率 →ROAは低位 ROA 売上高利益率、総資本回転率 交易条件(産出物価/投入物価) ROA ROA ROA (備考)日本銀行「製造業部門別投入・産出物価指数(2005年基準)」により作成。電気機械は旧系列(電気機械、情報・通信機器、電子部品)。 交易条件(産出物価/投入物価) 交易条件(産出物価/投入物価) 交易条件(販売価格と仕入価格の関係) 売上高利益率、総資本回転率 売上高利益率、総資本回転率 売上高利益率、総資本回転率 (%) (%) (%) (%) (%)
4
○その他サービス業 (%) 売上高利益率、総資本回転率 ROA 売上高利益率の低下と上昇 →ROAの回復 (備考)財務省「法人企業統計」により作成。各年度の値を当該期間で平均したもの。 (備考)日本銀行「短観」により作成( 「販売価格判断DI」-「仕入価格判断DI」全規模、実績)。 (%) (回) (%) (回) (%) (回) (%) (回) 0.0 0.4 0.8 1.2 1.6 2.0 2.4 2.8 3.2 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 総資本回転率(右軸) 0.0 0.4 0.8 1.2 1.6 2.0 2.4 2.8 3.2 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 0.0 0.4 0.8 1.2 1.6 2.0 2.4 2.8 3.2 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 0.0 0.4 0.8 1.2 1.6 2.0 2.4 2.8 3.2 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 0.0 0.4 0.8 1.2 1.6 2.0 2.4 2.8 3.2 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 売上高利益率3.日本経済の産業構造の変遷
製造業のリーディング産業:1950-60年代は繊維と鉄鋼・化学、1960-70年代は入替期、1980-2000年代は電気機
械、現在は輸送機械
産業構造のダイナミズム(産業構成比の分散の平均値)が低下している可能性。ただし近年、若干活発化に転じてい
る可能性も
0 20 40 60 80 100 0 5 10 15 20 昭和 22 24 26 28 30 32 34 36 38 40 42 44 46 48 50 52 54 56 58 60 62 平成 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 石炭 食料品 繊維 化学 鉄鋼 一般機械 電気機械 輸送用機械 参考・乗用車 参考・情報通信 参考・造船 非製造業(右目盛) (年) 一次金属 (鉄鋼・非鉄) 1970~74 14.8 11.4 18.1 12.4 18.5 12.5 12.9 15.0 1975~84 7.3 9.8 3.0 9.9 5.2 8.1 8.1 7.7 1985~94 3.4 1.6 5.3 3.4 2.1 3.2 4.6 2.8 1995~04 1.3 1.0 -0.3 1.3 2.4 0.8 1.8 1.4 2005~12 0.9 0.4 2.5 -2.4 2.6 3.3 -1.5 1.1 (備考)年平均上昇率。2005~12年については、世界的な金融危機による低迷がみられた2008、09年を除いた値 労働生産性上昇率 食料品 繊維 化学 一般機械 電気機械 輸送用機械 製造業 5.8 2.2 0.5 0.6 0.3 0.2 0.5 0 1 2 3 4 5 6 7 48‐54 55‐64 65‐74 75‐84 85‐94 95‐04 05‐12 (年) 産業構成の変動 (付加価値額/ 名目GDP比率、%) (生産額/ 名目GDP比率、%)5
(備考)産業構成比の分散の平均値。 (備考)労働生産性上昇率、非製造業の値については内閣府「国民経済計算」により、それ以外については経済産業省「工業統計調査」により作成。主要産業の構成比の推移
日本の生産性は、名目ベースでは諸外国と比べ水準が低く、実質ベースでも、1990年代以降大幅に上昇率を低下させている。
米国は1980年代に、英国、カナダ、スウェーデンは1990年代に上昇率が高まった後、概ねそのトレンドを維持している。
各国の労働生産性伸び率(実質、年代別)
4.生産性の国際比較
(備考) 1.OECD“Economic Outlook94”、 “Purchasing Power Parities Statistics” 等による。 2.各年基準購買力平価で換算した名目GDP(ドルベース)を就業者数で除した生産性。6
(ドル) (年) ▲ 1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 19 75 19 77 19 79 19 81 19 83 19 85 19 87 19 89 19 91 19 93 19 95 19 97 19 99 20 01 20 03 20 05 20 07 20 09 20 11 日本 米国 ドイツ 英国 フランス カナダ スウェーデン (年) (%)各国の付加価値生産性(名目、就業者1人当たり)
各国の労働生産性伸び率(実質、5ヶ年後方移動平均)
日本 米国 英国 フランス ドイツ カナダ スウェーデン 韓国 1970年代 3.71 1.04 1.83 3.09 2.60 1.30 1.01 5.24 1980年代 3.69 1.66 2.02 1.98 1.31 0.94 1.47 6.74 1990年代以降 (~2007年) 1.14 1.84 2.53 1.15 1.43 1.32 2.58 4.18 (%) スウェーデン 生産性上昇率 の高まり 0 20000 40000 60000 80000 100000 120000 1970 1980 1990 2000 2010 米国 フランス ドイツ スウェーデン カナダ 英国 日本 韓国参考資料
1. 産業構成比の推移
2. 産業別の生産性等
(1)生産要素構成比
(2)労働生産性
(3)全要素生産性
(4)総資本利益率
(5)売上高利益率 (6)総資本回転率
3. 生産性に影響を与える主な要因についての研究・分析事例
(1)最近の主な研究・分析の概要
(2)近年の英国・カナダ・スウェーデンの生産性向上について
4. イノベーション
5. グローバル化、国際競争力
6. ストックとフロー
(1)国民総資産の推移とバランスシート、部門別の金融資産・負債残高の推移
(2)対外資産収益率
2% 0% 24% 8% 3% 15% 5% 12% 5% 6% 20% 6% 0% 17% 9% 1% 20% 3% 2% 6% 3% 33% (1)農林水産業 (2)鉱業 (3)製造業 (4)建設業 (5)電気・ガス・水道業 (6)卸売・小売業 (7)金融・保険業 (8)不動産業 (9)運輸業 (10)情報通信業 (11)サービス業 3% 0% 28% 11% 3% 14% 7% 10% 7% 17%
1.産業構成比の推移
1980年
1970年
1990年
2000年
2010年
6% 1% 38% 8% 2% 15% 5% 8% 7% 10% 4% 0% 30% 10% 3% 16% 6% 9% 7% 15% 1% 0% 22% 6% 3% 16% 6% 13% 6% 6% 21%経済活動別の就業者数(日本)
(備考)内閣府「国民経済計算」により作成。なお、1990年以前は、運輸・通信業という括りとなる。 21% 0% 29% 9% 0% 17% 3% 1%6% 14% 14% 1% 25% 11% 1% 19% 3%1% 6% 19% 9% 0% 25% 10% 1% 19% 4% 2% 6% 24% 6% 0% 20% 11% 1% 19% 3% 2% 6% 3% 29%経済活動別の国内総生産(日本)
1970年
1980年
1990年
2000年
2010年
7
1% 12% 4% 4% 15% 6% 33% 17% 8% 1% 16% 3% 5% 16% 6% 31% 15% 7% 2% 19% 5% 4% 18% 6% 25% 13% 8% 3% 21% 7% 5% 18% 7% 20% 8% 11% 3% 25% 4% 5% 19% 7% 17% 8% 12% 農業等 製造業 鉱業、電気・ガ ス・水道業等 建設業 卸売・小売業等 運輸・通信業等 金融業・不動産 業等 教育、医療、そ の他サービス 業等 行政サービス 等(含、国防)
1980年
1970年
1990年
2000年
2010年
経済活動別の国内総生産(諸外国)
3% 28% 5% 7% 15% 9% 16% 10% 7% 2% 22% 11% 6% 14% 8% 17% 13% 7% 2% 19% 5% 7% 15% 9% 22% 14% 7% 1% 15% 5% 6% 17% 9% 27% 16% 4% 1% 10% 5% 6% 17% 8% 53% 4% 22% 7% 7% 14% 10% 14% 15% 7% 4% 19% 12% 7% 13% 9% 15% 14% 7% 3% 17% 8% 7% 14% 8% 22% 14% 7% 2% 19% 9% 5% 13% 8% 25% 13% 6% 2% 11 % 9% 7% 13 % 7% 51 % 7% 26% 3% 7% 12% 10% 14% 4% 17% 5% 21% 4% 6% 12% 10% 15% 3% 24% 4% 19% 4% 7% 12% 9% 19% 4% 22% 2% 21% 3% 4% 11% 11% 25% 18% 5% 2% 17% 5% 5% 13% 10% 48% 農業等 製造業 鉱業、電気・ガス・水道業等 建設業 卸売・小売業等 運輸・通信業等 その他米国
英国
カナダ
スウェー
デン
(備考)国際連合“National Accounts Main Aggregates Database”により作成。8
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 農林水産業 鉄鋼 化学 電気機械 輸送機械 建設業 電気・ガス・水道業 0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1980 1985 1990 1995 2000 2005 1980 1985 1990 1995 2000 2005 製造業計 合計 産出額(右軸) 国内総生産(右軸) (備考)1.内閣府「国民経済計算」により作成。 2.1985年までは平成2年基準、1990年、1995年、2000年は平成12年基準、2005年は平成17年基準。 3.「運輸・通信業」は基準改定の分類変更により2000年まで。
2.産業別の生産性等
(1)生産要素構成比
9
(%) (%) 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 不動産業 卸売・小売業 金融・保険業 運輸・通信業 その他 サービス業 中間投入計/産出額 固定資本減耗/産出額 雇用者所得/産出額 営業余剰等/産出額 (兆円) (兆円)(2)労働生産性
(備考)1.内閣府「国民経済計算」により作成。1990年までは平成12年基準、1995年以降は平成17年基準。 2.(経済活動別国内総生産)÷{(雇用者数)×(労働時間)}。単位は円、不動産業のみ右軸。 3.「鉄鋼」の雇用者数、労働時間は「一次金属」、1995年以降の「運輸・通信」は運輸業と情報通信業の合計値。 0 3000 6000 9000 12000 15000 18000 21000 24000 27000 30000 33000 36000 39000 42000 45000 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 8000 9000 10000 11000 12000 13000 14000 15000 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 198 0 198 5 199 0 199 5 200 0 200 5 農林水産業 鉱業 製造業 化学 鉄鋼 電気機械 輸送用機械 建設業 電気・ガス・水 道業 卸売・小売業 金融・保険業 不動産業 運輸・通信業 サービス業 合計 (右軸) (円) (円)10
▲ 10.0 ▲ 5.0 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 農林水産業 鉱業 製造業 化学 鉄鋼 電気機械 輸送用機械 建設業 電気・ガス・水 道業 卸売・小売業 金融・保険業 不動産業 運輸・通信業 サービス業 合計○上昇率(実質)
(%)○水準(名目)
11
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0 15,000 30,000 45,000 60,000 75,000 90,000 105,000 120,000 135,000 150,000 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 農林水産業 電気・ガス 水道業 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 19 80 19 85 19 90 19 95 20 00 20 05 20 10 鉱業 製造業 化学 鉄鋼 電気機械 輸送機械 建設業 卸売・小売業 金融・保険業 不動産業 運輸・通信業 サービス業 合計 資本装備率 資本分配率(右軸)○労働生産性上昇率要因分解
○資本装備率と資本分配率
(備考)内閣府「国民経済計算」、経済産業省「鉱工業生産指数」、「第三次産業活動指数」により作成。2010年の値は平成17年基準、それ以外は平成12年基準。 資本装備上昇率=資本装備率変化率×資本分配率、労働生産性上昇率=実質÷(雇用者数×労働時間)、TFP上昇率=労働生産性上昇率-資本装備上昇率により計算。全て平成12年基準。 資本装備率={実質資本ストック(取付ベース)×稼働率}÷{(雇用者数)×(労働時間)}、資本分配率=1-(雇用者報酬+生産・輸入品に課される税)/名目GDP(生産者価格表示)により計算。 稼働率について、製造業は「鉱工業生産指数」により作成、非製造業は「第三次産業活動指数」により推計。 ‐15.0% ‐10.0% ‐5.0% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 80 → 85 85 → 90 90 → 95 95 → 00 00 → 05 農林水産業 鉱業 製造業 化学 鉄鋼 電気機械 輸送機械 建設業 電気・ガス・水道業 卸売・小売業 金融・保険業 不動産業 運輸・通信業 サービス業 全産業 TFP上昇率 資本装備率上昇率 労働生産性上昇率(3)全要素生産性
▲ 6.0 ▲ 4.0 ▲ 2.0 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 米麦生産業 鉱業 化学繊維 医薬品 銑鉄・粗鋼 その他の鉄鋼 事務用・サービス用 電気機器 民生用電子・電気機 器 自動車 その他の輸送用 機械 ▲ 6.0 ▲ 4.0 ▲ 2.0 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 70 /7 5 75 /8 0 80 /8 5 85 /9 0 90 /9 5 95 /0 0 00 /0 5 建築業 電気業 小売業 金融業 教育(民間・非営利) 医療(民間) その他の対個人 サービス 製造業 非製造業 全産業 (備考)経済産業研究所「JIPデータベース2013」により作成。 (%) (%)12
(4)総資本利益率
▲ 1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 非製造業 建設業 卸売業・小売業 不動産業 情報通信業 運輸業・郵便業 電気業 サービス業 全産業 14.1% 11.2% 10.3% ~~~ ▲ 1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 製造業 食料品 化学 石油・石炭 鉄鋼 金属製品 生産用機械 業務用機械 電気機械 輸送用機械 (備考)財務省「法人企業統計」により作成。総資本利益率(ROA)=税引前当期純利益/総資産により計算。 (%) (%)13
(5)売上高利益率
▲ 2.0 ▲ 1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 製造業 食料品 化学 石油・石炭 鉄鋼 金属製品 生産用機械 業務用機械 電気機械 輸送用機械 ▲ 2.0 ▲ 1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 非製造業 建設業 卸売業・小売業 不動産業 情報通信業 運輸業・郵便業 電気業 サービス業 全産業 (備考)財務省「法人企業統計」により作成。売上高利益率=税引き前純利益/売上高により計算。 (%) (%) ~ 11.714
(6)総資本回転率
0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 製造業 食料品 化学 石油・石炭 鉄鋼 金属製品 生産用機械 業務用機械 電気機械 輸送用機械 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 19 70 ‐74 19 75 ‐79 19 80 ‐84 19 85 ‐89 19 90 ‐94 19 95 ‐99 20 00 ‐04 20 05 ‐09 20 05 ‐12 非製造業 建設業 卸売業・小売業 不動産業 情報通信業 運輸業・郵便業 電気業 サービス業 全産業 (備考)財務省「法人企業統計」により作成。総資本回転率=売上高/総資本(=負債+純資産+準備金)により計算。 (回) (回)15
3.生産性に影響を与える主な要因についての研究・分析事例
要素
研究・分析事例
計測の問題
失われた10年の主因はTFPの低下である(林・Prescott(2002))
TFPの低下には相当な計測誤差の問題が含まれていることに留意する必要
(Greenspan(1995)、黒田・野村(1997))
1990年代以降の大停滞の主因は、全要素生産性の低下ではなく、資源(労働)配分の非効率
(原田・中田(2003))
IT革命によって日本のTFPは上がっている。1990年代の成長率低下は非IT資本財と労働の成長率低下による
(Jongenson・元橋(2003))
労働・資本の稼働率と規模の経済性などを調整すると、1990年代に技術進歩の停滞が起こったとは言えない
(川本(2004))
グローバル化 製造業において、売上高に対する輸出の比率が高いほどTFP上昇率は高い
1980~1994年の「企業財務データバンク」と「海外進出企業総覧」から上場企業を分析したところ、FDIの効果
は主に非製造業にみられ、生産性向上効果(Learning effect)は、製造業に比べ1.4倍上昇した(Ito(2007))
生産性の決定要因として市場規模は極めて重要(大橋(2012))
新規参入・
退出
1994~2005年度「企業活動基本調査」個票より回帰分析。社齢が若いほど、売上高でみた企業規模が大きい
ほど、TFP水準、TFP上昇率共に高い(深尾・権(2011))
1990年代以降、いわゆる「ゾンビ企業(金融機関から資金補助を受けている企業)」が増加した産業の生産性
上昇率は低下(Caballero et al. (2008))
製造業の主要な生産性上昇要因である内部効果の剥落が1990年代以降の生産性低迷の主因。
(金・深尾・権(2007))。
日本では生産性の高い工場の閉鎖が相次いでいる(深尾(2012))
16
(1)最近の主な研究・分析の概要
要素
研究・分析事例
規制改革
・競争政策
OECD加盟国についてICT使用産業を調査。EU大陸諸国の大部分においては、規制の負担が不釣り
合いに高く、過度な規制がその生産性を押し下げてきた(Arnold et al. (2008))
競争度を表す指数(ラーナー指数:(営業利益-資本調達コスト)/総生産高)と生産性成長率の関係
は非線形で逆U字型のカーブで描かれるため、市場競争は一般的に生産性を上昇させるが、過度
の競争は生産的な活動(R&D活動)を減らし、生産性低下をもたらす(Inui,Kawakami,Miyagawa
(2012) )
IT資本
日本のICT投資の対名目粗付加価値比は米国、英国に比べ低い(EU Klems 2009)
IT資本には、なお投資余地が存在(宮川・笛田・井上(2003))
IT投資は量的な問題ではなく、利用効率が問題(元橋(2005))
無形資産・
人的資本
製造業では売上高に対するR&D比率が高いほど、TFP水準、TFP上昇率共に高い(深尾・権(2011))
日本企業の無形資産投資はR&Dは多いが、組織改編やOJT支出を含む、企業の経済的競争力を強
化する投資が少ない(深尾(2012))
プロダクト・
スイッチング
1998~2005年の工業統計調査の個票分析により、日本の製造業の生産開始・終了する財の数が
多いほど生産性が向上(Kawakami & Miyagawa(2010))
1987~1997年の米国企業データを分析し、企業のTFPは生産開始・終了する財の数と正の相関があ
る(Bernard, Redding and Schott(2010))
産業構造
技術進歩が旺盛で需要の所得弾力性が高い「成長産業」へと、産業構造がスムーズに転換できた
経済の成長率は高くなる(吉川・宮川(2009))
成長を生み出すためには、技術進歩、とりわけプロダクト・イノベーションが重要。イノベーションは、
TFPを向上させることにより成長をもたらす場合もあるが、投入増加を生じさせて成長を生じさせるこ
ともある(吉川・安藤・宮川(2013))
(注)プロダクト・スイッチングとは、「企業における製品構成の変化」を意味する(Kawakami & Miyagawa(2010), BRS(2010)17
要素
各国に関する分析
英国
○90年代における生産性向上の2つ経路(櫻井(2002))
①投資や産出高の停滞→企業消滅・事業所縮小や閉鎖→産出高停滞・雇用者減少→生産性上昇(退出拡大)
②海外企業からの対英直接投資の増加→企業誕生・資本参入→雇用増加・産出高増加→生産性上昇(新規参入)
背景には労働組合・労働者勢力の後退による雇用の柔軟化
○90年代前半を転機にマクロ経済環境が安定化(インフレ率の低下や失業率の低下)したことと相まって、80年代における
サッチャー改革の成果が現れてきたことによって生産性が上昇(内閣府(2004))
カナダ
○効率的な労働市場(八代(2006))
・寛容な失業保険制度の見直し(給付率の引下げ、最大受給期間の短縮化や受給資格の厳格化など)による労働市場の
活性化
・フレックスタイムやパートタイム労働の活用による女性の就業化の進展(共働きの普遍化)
⇒労働供給の増加により、労働市場の量と質の両面における競争の促進
○90年代の英国・オーストラリア・カナダなどの英語圏諸国において、ITストックの蓄積とそのシナジー効果が生産性上昇に
寄与。ITの生産性押上げ効果の違いには各国毎の規制の程度や労働市場の柔軟性の違いがその背景(齋藤(2000))
○90年から2001年にかけて、規制が緩やかな国においてIT投資が増加(参入障壁や市場への行政の関与の強さなどに基
づいて規制の強さを数値化したものと、IT投資が設備投資に占める割合の増加を比較)。規制が緩やかな国として、米
国、カナダ、オーストラリア、英国が挙げられている(内閣府(2004))
スウェーデン
○ITへの重点的な投資と構造改革によって、90年代から生産性が向上。IT投資による生産性向上には、IT投資のみだけで
なく組織変革と人的資本への投資が必要。組織変革は規制緩和や民営化による企業の競争激化によってもたらされる
(petterson(2009))
○特徴的な労働市場(翁・西沢・山田・湯元(2012))
労働移動を促進する仕組みの存在によって、産業をまたぐ労働移動を含め、円滑な雇用調整が行われる労働市場を実現
(職業訓練・職業紹介・再就職支援を行う機関の整備、労働移動に制限的でない解雇規制、手厚い失業保険の見直し)
⇒産業構造転換/高度化の進展
(2)近年の英国・カナダ・スウェーデンの生産性向上について
18
(イノベーション(新結合)の具体的内容)
1. 新しい商品
2. 新しい生産方法
3. 新しい販路の開拓
4. 原料の新しい供給源の獲得
5. 新しい組織の実現
(イノベーションとは)
新しい欲望が生産の側から消費者に教え込まれ、した
がってイニシアティブは生産の側にあるというふうに行
われるのがつね
4.イノベーション
シュンペーター『経済発展の理論』(1912年)
イノベーションとは、「経済成果をもたらす革新」
革新:何か新しいもの、今までになかったもの、従来とは異なる
変化でなくてはならない
経済的成果:商品として社会に提供され、それが購入され、使
用され、普及される
2012
武石・青島・軽部『イノベーションの理由』(2012年)
研究開発活動等を通じた発明や発見
技術開発活動等を通じた実用化
生産体制や販売サービス体制の構築等を通じた事業化
市場取引を通じた社会への普及
(イノベーションの実現過程)
OECD『オスロ・マニュアル』(1992,1996,2005年)
イノベーションの類型
新しい又は非常に改善し
た製品・サービス
新しい又は非常に改善し
た生産方法や配達方法
デザインやパッケージ、販売促進、価
格付けにおける大きな変化を伴うマー
ケティング方法
ビジネス慣行、職場の組
織、対外関係における新
しい方法
ドラッカー『イノベーションと企業家精神』(1985年)
(イノベーションとは)
1.
企業経営者の創造的活動による新製品の生産
2.
新生産方式の導入
3.
新販路の開拓
4.
新資源の占有
5.
新組織の達成
(3種類のイノベーション)
1.
商品そのものに関わるイノベーション
2.
消費者の行動や価値観等の面でのイノベーション
3.
受注、発注、間接業務などに関わるイノベーション
19
近未来のイノベーションに関する各種提言
近未来のイノベーションに関する各種提言
2050年への政策ビジョン
(平成21年8月:三菱総研未来社会研究チーム)
● 科学技術の進歩 <ロボット> ・ 産業革命以降の工業社会をリードしてきのは「道具から機械へ」の進化、21世 紀は「機械からロボット=自ら判断して作業する知的な機械へ」の深化 <生命科学> ・ 「不老不死」への挑戦、老化の仕組みの解明、万能細胞を利用した再生医 療、遺伝子解析にもとづく遺伝子治療の実用化 ● 消費財の大量生産から社会技術の時代へ ・ 時代の変革期には社会システムの転換が起こる。その転換に必要な技術が 大きな市場を作る。モノ不足が解消し、工業社会から知識社会への変革期に 入ると、技術の役割も変化 ・安心して長生きを享受できる社会の実現に必要な技術 ⇒ 予防医療、アンチエイジング技術 早期発見と短期医療により社会コストも患者の負担も小さくする技術 再生医療や遺伝子医療等医療革命技術 高齢者の身体的衰えをカバーする生活支援ロボット ・労働力人口半減に対応する技術 ⇒ 介護・医療支援ロボット 家事や高齢者の生活を支援する技術 ロジスティックやマッチングのためのIT ・自由度の高いワークスタイルの実現する技術 ⇒ テレワーキング、ワークシェアリングを実現するための情報システム ・質の高い教育を低コストで供給する技術 ⇒ 情報通信技術を用いた学習効果が高く投資効率の高いオーダーメイ ド教育 ・環境問題、エネルギー転換のための技術 ⇒ 電気自動車や再生可能エネルギー 電気自動車と自然エネルギーと原子力を最適に組み合わせて効率 利用する技術 小型で安全性を高めた次世代原子力①民間の提言
Disruptive technologies: Advances that will transform life, business,
and the global economy
(破壊的技術:その進展が生活、ビジネス、世界経済を変える)
(2013年5月:McKinsey Global Institute) ● 2025年までに経済や生活を一変させる12の破壊的技術 ○ 技術の特定と経済効果の分析 (カッコ内は年平均の経済効果) ・ モバイルインターネット (3.7~10.8兆ドル) ・ 知識職務の自動化 (5.2~6.7兆ドル) ・ 様々な機器のネット化 (2.7~6.2兆ドル) ・ クラウド技術 (1.7~6.2兆ドル) ・ 先進ロボット (1.7~4.5兆ドル) ・ 次世代ゲノム (0.2~1.9兆ドル) ・ 自動運転・無人機 (0.7~1.6兆ドル) ・ エネルギー貯蔵 (0.1~0.6兆ドル) ・ 3Dプリンティング (0.2~0.6兆ドル) ・ 先進素材 (0.2~0.5兆ドル) ・ 先進石油ガス探掘 (0.1~0.5兆ドル) ・ 再生可能エネルギー (0.2~0.3兆ドル)②海外の分析
2020年の産業
(平成
25年6月:野村総合研究所)
● 2020年に向けたビジネスチャンスと事業展開の方向性 ① 自動車 ⇒ パワートレインの電動化 ② 電 機 ⇒ スマートシティ、IT利用等によるテーラーメイド型医療・ヘルスケア サービス、医療ロボットの導入 ③ I C T ⇒ ビッグデータ、スマートフォン時代における新たなネットワーク構築 ④ ヘルスケア ⇒ 遺伝子診断技術の向上、バイオ医薬品の普及、再生医療20
③政府の報告書等
GLOBAL TRENDS 2030: ALTERNATIVE WORLDS
(
2030
年に向けた世界の潮流:選択すべき世界)
(2012年12月:米国国家情報会議報告書) ● 最新技術の影響力 ・ 今後の世界を大きく左右するのは、「情報技術」、「機械化と生産技術」、「資 源管理技術」、「医療技術」の4分野 ・情報技術 ⇒ データ処理、ソーシャルネットワーク、スマートシティ ・機械化と生産技術 ⇒ ロボット、自動運転技術、3Dプリンター ・資源管理技術 ⇒ 遺伝子組み換え食物、精密農業、水管理、バイオ燃料、太陽光エネルギー ・医療技術 ⇒ 病気管理、能力強化技術OECD Science, Technology and Industry Outlook 2012
(
OECD
科学・技術・産業アウトルック
2012
)
(2012年9月:OECD報告書) ● 社会的・地球的課題への対処 ○ 環境保護とグリーン成長への移行 ・ 温室効果ガス(GHG)排出量を削減し、環境資産(きれいな空気、水、生物 多様性)を保護するには、イノベーションとグリーン技術の大規模な導入が 必要 ・ 再生可能エネルギー・プログラムは、GHG を減らし石油依存度を引き下げ ・ 環境とエネルギーは、大半の国のイノベーション戦略で重視 ○ 高齢化と保健医療への対処 ・ 世界科学技術、特にICT アプリケーションは、高齢者が可能な限り健康で自 立的かつ活動的な生活を維持できるようにする上で重要な役割を果たす ・ 世界最高の科学を開発し、効果的な治療方法を活用し、治療と機器にかか る費用の高騰を抑えるためのイノベーションが必要 ○ 開発のためのイノベーション ・ イノベーションは貧困削減(全ての国、特に開発途上国にとって優先課題) に資する日本再興戦略
(平成
25年6月:閣議決定)
● 戦略市場創造プラン ① 健康寿命の延伸 ⇒ 健康増進・予防サービス、生活支援サービス、医薬品・医療機器等 ② 再生可能エネルギー ⇒ 次世代デバイス部素材、次世代自動車、燃料電池等 ③ 安全・便利で経済的な次世代インフラの構築 ⇒ 車両安全運転支援システム等 ④ 世界を惹きつける地域資源で稼ぐ地域社会の実現 ⇒ 農林水産物・食品等科学技術イノベーション総合戦略
(平成
25年6月:閣議決定)
● 科学技術イノベーションが取り組むべき課題 ・ クリーンで経済的なエネルギーシステムの実現 ⇒ 次世代パワー半導体の技術開発 ・ 国際社会の先駆けとなる健康長寿社会の実現 ⇒ 再生医療、ロボット介護機器 ・ 世界に先駆けた次世代インフラの整備 ⇒ 維持管理ロボット、点検・診断技術等のシステム化、自己修復材料 ・ 地域資源を「強み」とした地域の再生 ⇒ ゲノム情報の活用、ITやロボットによる生産性の向上 ・ 東日本大震災からの早期の復興再生 ⇒ 健康支援、食料生産地域再生日本21世紀ビジョン
(平成
17年4月:内閣府)
● 実現が予測される技術課題 ○ 環境・エネルギー制約への対応 2010年代 ⇒ 室内照明が半導体光源に置換 2020年代 ⇒ 燃料電交通機関、燃料電池車への水素供給ネットワーク等 2030年代 ⇒ メタンハイドレードの採取技術 ○ 高齢化社会への対応 2010年代 ⇒ 入浴等を支援する介護ロボット 2020年代 ⇒ 家庭に1台掃除洗濯を行うお手伝いロボット、癌に対する遺伝子治療等 2030年代 ⇒ 臓器作成技術等 ○ 新たな産業・就労のあり方 2010年代 ⇒ ワンチップ型ユビキタスコンピュータ、原子分子を1個1個分析する技術 2020年代 ⇒1ナノ幅の産業加工技術、半永久的に作動する通信チップ・センサー等21
22
① 海外主要国のイノベーション政策の概要
アメリカ
「A Strategy for American Innovation(米国イノベーション戦略)」を公表(2009年、2011年改訂)。
起業支援や競争力ある市場整備等、イノベーションを促進する基盤構築に向けた投資、クリーンエネルギー分野、
ライフサイエンス分野等の優先分野を政府が決定。また、例えば、①総研究開発投資を対GDP比3%とすること、②
クリーン・エネルギーの研究開発に今後10年間で1,500億ドルとすること等の政策目標を設定。
2013年度予算においては、クリーンエネルギー分野ではエネルギー省に119億ドル、ライフサイエンス分野では
国立衛生研究所(NIH)に309億ドルが計上。
ドイツ
「The High‐Tech Strategy for Germany 2020 (ハイテク戦略2020)」(2010年)
気候・エネルギー、健康・栄養、交通・輸送、安全、コミュニケーション技術の5つを重点分野と規定。
クオリフィケーションイニシアティブ(2010年)
産業を維持し、雇用を増大させるためには人材の能力維持が最重要との考え方から、教育と研究への投資を合
計で対GNP比10%(教育:7%、研究:3%)とすることを目標に。
公的研究機関を核に産業界のニーズ・資金と大学の人材・知識を結集したイノベーション創造拠点の構築
フランフォーファー研究機構(全国各地に点在する66の研究所、合計22,000人の研究者・技術者(うち大学研究
者・学生約7,000人から成る公的研究機関で欧州最大の応用研究機関)は、企業からの研究委託や公的研究プロ
ジェクト等を中心に研究。
フィンランド
1990年代以降、ICT産業を成長のエンジンに
政府は90年代以降、ICT産業に成長エンジンとして強力に支援。
フィンランド技術庁(同国最大のR&D資金提供者)は、ICT、エネルギーと環境、森林と科学、機械と原料製造
の4つを国内重点分野と位置付け、企業、研究機関等の研究開発、調査費用として年間4億ユーロ強を提供。
韓国
官民一体となった政策実行
総研究開発投資を対GDP比5%とすることを目標に。
研究開発等にとどまらず、東アジア地域における貿易のハブ国実現のための二国間自由貿易の推進、低い法人
税率、安い電力料金による企業負担の軽減、ウォン安政策による輸出振興等を実行。
各国のイノベーション政策
(備考)内閣府「世界経済の潮流 2013年 Ⅰ」、(独)科学技術振興機構・研究開発戦略センター「研究開発の俯瞰報告書 主要国の研究開発戦略(2013年)から作成23
② 日本のイノベーション政策
●科学技術イノベーション総合戦略(25年6月閣議決定)
・第4期科学技術基本計画(23年閣議決定、計画期間は23~27年)と整合性を保ちつつ、科学技術イノベーション政策の全体像を含む
長期ビジョンと、短期行動プログラムを併せ持つ「科学技術イノベーション戦略」を策定
・総合科学技術会議の司令塔機能の強化をめざし、イノベーション推進のための府省横断型プログラムである、「戦略的イノベーション創造
プログラム」を創設。重要課題の解決のための取組に対して府省の枠にとらわれず、総合科学技術会議が自ら重点的に予算を配分する
体制を構築
・また、最先端研究開発プログラムとして、「革新的研究開発推進プログラム」を創設。長期的視点からインパクトの大きな革新的研究テーマ
を選定し、権限を有するプログラムマネージャーの責任のもとで独創研究を大胆に推進する体制を構築
・科学技術イノベーションが取り組むべき課題として、Ⅰ.クリーンで経済的なエネルギーシステムの実現、Ⅱ.国際社会の先駆けとなる健康
長寿社会の実現、Ⅲ.世界に先駆けた次世代インフラの整備、Ⅳ.地域資源を‘強み’とした地域の再生、Ⅴ.東日本大震災からの早期の
復興再生、の5つを列挙し、2030年までのロードマップを作成
(備考)総合科学技術会議「科学技術イノベーション総合戦略」科学技術イノベーションが取り組むべき課題
クリーンで経済的なエネルギー システムの実現 国際社会の先駆けとなる健康長 寿社会の実現 世界に先駆けた次世代インフラ の整備 地域資源を‘強み’とした地域の 再生 東日本大震災からの早期の復 興再生 (重点的課題) (重点的課題) (重点的課題) (重点的課題) (重点的課題) ・クリーンなエネルギー供給の安 定化と低コスト化 ・健康寿命の延伸 ・インフラの安全・安心の確保 ・科学技術イノベーションの活用に よる農林水産業の強化 ・住民の健康を災害から守り、子 供や高齢者が元気な社会の実現 ・新規技術によるエネルギー利用 効率の向上と消費の削減 ・次世代を担う子供の健やかな成 長 ・レジリエントな防災・減災機能の 強化 ・地域発のイノベーション創出のた めの仕組みづくり ・地域産業における新ビジネスモ デルの展開 (主な取組(例)) (主な取組(例)) (主な取組(例)) (主な取組(例)) (主な取組(例)) ・浮体式洋上風力発電、火力発電 の高効率化 ・がん等の革新的予防・診断・治 療法の開発 ・インフラ点検・診断技術の開発 ・IT・ロボット技術等による生産シ ステムの高度化 ・被災者に対する迅速で的確な医 療の提供と健康の維持 ・革新的デバイスの開発等 ・BMI、在宅医療・介護関連機器 の開発 ・耐震性等の強化技術の開発 ・生産技術等を活用した産業競争 力の涵養 ・競争力の高い農林水産業の再 生‐7.9 ‐8.2 ‐14.1 ‐18.0 ‐19.2 ‐25.8 ‐13.3 ‐16.3 ‐20.6 ‐23.1 ‐25.9 7.2 6.6 7.7 8.6 10.1 9.9 5.4 8.5 8.8 7.8 7.4 7.7 7.8 7.1 7.4 7.6 6.7 4.3 4.5 3.6 3.0 1.7 8.8 9.4 13.1 16.0 18.3 17.8 10.3 13.6 12.3 12.7 13.5 7.6 10.7 8.7 7.9 10.8 2.1 2.7 6.6 ‐2.6 ‐6.9 ‐11.5 ‐50 ‐40 ‐30 ‐20 ‐10 0 10 20 30 40 50 1990 2000 05 06 07 08 09 10 11 12 13 食料品 原料品 鉱物性燃料 化学製品 原料別製品 一般機械 電気機器 輸送用機器 その他 収支総額 (兆円) 貿易黒字 貿易赤字 電気機器の黒字額は 07年以降で6割縮小 31年ぶりの赤字 (暦年)
5.グローバル化、国際競争力
▲ 5.0 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 1980 84 88 92 96 2000 04 08 13 16.2% ▲2.8% ▲ 3.0 ▲ 2.0 ▲ 1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 57 59 61 63 65 67 69 71 73 75 77 79 81 83 85 87 89 91 93 95 97 99 01 03 05 07 09 (対名目GDP比、%) 貿易収支 (1985年~2010年) 所得収支 (1985年~2010年) 経常収支(1985年~2010年) 貿易収支(1957年~1984年) 経常収支(1957年~1984年) ‐35 ‐30 ‐25 ‐20 ‐15 ‐10 ‐5 0 5 10 15 20 25 30 35 300 350 400 450 500 550 ⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢ 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 (兆円) (兆円) 実質GDP 実質GNI 交易条件の変化に伴う所得の増減 (右目盛) (期) (年) 海外からの純受取 (右目盛) 実質GDI 経常収支・貿易収支の推移 GDI・GNIの推移 (備考)内閣府「国民経済計算」、財務省「国際収支統計」、「財政金融統計月報」、 日本銀行「本邦主要経済統計」により作成。 経常収支対名目GDP比の1979年までの計数は68SNAベース、1990年以降は93SNAベース。 (備考)GDP+交易利得・損失=GDI GDI+ 純受取 =GNI (所得収支) (暦年) 貿易収支の内訳推移 日本の輸出依存度と輸出全体に占める財貨の割合の推移 (備考)内閣府「国民経済計算」により作成。輸出依存度=名目輸出/名目GDP。 (%) (年) (備考)財務省「貿易統計」により作成。 財貨・サービスの 輸出依存度 財貨・サービスの 純輸出依存度24
69.8 70.7 73.4 0 20 40 60 80 100 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 30 製造業 素材型製造業 加工型製造業 (%) 年度 平成 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 製 造 業 素 材 型 製 造 業 加 工 型 製 造 業 ①労働力コストが低い ②高度な能力を持つ人材(技術者、研究者等)の確保が容易 ③資材・原材料、製造工程全体、物流、土地・建物等のコストが低い ④現地・進出先近隣国の需要が旺盛又は今後の拡大が見込まれる ⑤現地の顧客ニーズに応じた対応が可能 ⑥現地に部品、原材料を安定供給するサプライヤーがある ⑦親会社、取引先等の進出に伴って進出 ⑧現地政府の産業育成政策、税制・融資等の優遇措置がある ⑨制約となっていた現地のインフラが必要水準を満たした ⑩その他 ① ③ ④現地・進出近隣国の需要が旺盛又は 今後の拡大が見込まれる ⑤ ⑦ ⑥ ⑩ ④現地・進出近隣国の需要が旺盛又は 今後の拡大が見込まれる ④現地・進出近隣国の需要が旺盛又は 今後の拡大が見込まれる 産業別売上高輸出高比率と平均TFP上昇率(製造業) 海外現地生産を行う企業の割合 海外に生産拠点を置く理由 日系現地法人の売上高営業利益率の推移 (備考)内閣府「平成25年度企業活動に関するアンケート」により作成。 (備考)内閣府「平成25年度企業活動に関するアンケート」により作成。 (備考)1.経済産業省「海外事業活動基本調査」により作成。 2.BRICsは上記数値が掲載されている05年以降を表示。また、中国は香港含む (但し、数値が掲載されていない04年は除く)。 (備考)1.経済産業省「企業活動基本調査」、経済産業研究所「JIPデータベース2013」により作成。 2.売上高輸出高比率は2010年の値。 3.TFP上昇率は2000年から2010年の平均値。
25
0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 14.0% 2001 2003 2005 2007 2008 2009 2010 2011米国 中国 ASEAN4 NIEs EU BRICs
‐2.0% ‐1.5% ‐1.0% ‐0.5% 0.0% 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 平 均 T F P 上 昇 率 売上高輸出高比率
(備考)経済財政白書巻末資料により作成。
6.ストックとフロー
(1)国民総資産の推移とバランスシート、部門別の金融資産・負債残高の推移
国民総資産の推移
我が国のバランスシート(2010年末、兆円)
負債
5468
非金融資産
2764
金融資産
5724
正味資産(国富)
3020
8488
8488
(備考)国民経済計算各年版より作成。「企業」は非金融法人企業。金融機関、対家計民間非営利は除く。26
(2)対外資産収益率
27
73.0%
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