災害時における街路樹等の倒木処理等に関する協定書
市原市(以下「甲」という。)と市原市造園緑化協同組合(以下「乙」という。)は、災害時におけ
る街路樹及び公園樹木(以下「街路樹等」という。)の倒木処理等の協力に関し、次のとおり協定を締
結する。
(趣旨)
第1条 この協定は、甲の区域内で災害対策基本法(昭和36年法律第223号。以下「法」という。 )
第2条第1号に規定する災害が発生し、又はそのおそれがある場合において、甲が乙に街路樹等の
倒木処理等に関する協力を要請する際の手続き等に関し、必要な事項を定めるものとする。
(協力の要請等)
第2条 乙は、甲からの要請に基づき、次の各号の規定により、街路樹等の倒木処理等に関する協力
を行うものとする。
⑴ 甲は、災害の発生を防御し又は災害の拡大を防止するため、災害時における街路樹等の倒木処
理等に関する協力要請書 (別記第1号様式) により乙に要請する。 ただし、 緊急を要する場合は、
口頭により要請することができる。
⑵ 乙は、前号の規定により甲の要請を受けた場合は、乙の組合員で、かつ、市原市の入札参加資
格者(建設工事又は物品購入等)である者(以下「受託業者」という。)に街路樹等の倒木処理
等を実施させるものとする。
2 甲は、災害の状況等により止むを得ないと認める場合は、前項の規定にかかわらず、乙の組合員
で前項第2号に規定する受託業者に、 直接、 街路樹等の倒木処理等の実施を要請することができる。
3 乙は、前各項の規定による甲の要請を受けた場合は、災害時における街路樹等の倒木処理等に関
する協力受託書(別記第2号様式)を甲に提出しなければならない。
(協力体制)
第3条 乙は、街路樹等の倒木処理等に従事する受託業者及び担当する区域又は区間を定め、あらか
じめ協力体制及び連絡体制を整備し、甲に報告しなければならない。
2 乙は、災害発生時において止むを得ない事由がある場合は、前項に規定する受託業者及び担当す
る区域又は区間を変更できる。
3 乙は、第1項に規定する協力体制及び連絡体制を変更した場合は、速やかに甲に報告しなければ
ならない。
(処理の実施)
第4条 乙は、甲から第2条第1項の規定による要請を受けたときは、直ちに第3条第1項の規定に
より担当する受託業者に連絡しなければならない。
要な人員、機械等を出動させ街路樹等の倒木処理等を実施しなければならない。ただし、現地に甲
の職員が派遣されていないときは、受託業者の責任において街路樹等の倒木処理等を実施すること
ができる。
(費用の負担)
第5条 甲は、前条の規定により街路樹等の倒木処理等を実施した受託業者に対し、処理に要した費
用を負担しなければならない。
2 前項に規定する費用の算出は、甲乙協議の上決定する。
(受託の書類等)
第6条 受託業者は、街路樹等の倒木処理等を実施した場合は、甲が契約・履行・支払方法に関し、
別に定める諸規定に基づき誠実に行うものとする。
(協定の期間)
第7条 この協定の有効期間は、協定締結の日から1年間とする。ただし、この協定の有効期間満了
の日の1か月前までに、甲又は乙から解除の申出がないときは、更に1年間継続するものとし、そ
の後も同様とする。
(協議)
第8条 この協定に定めのない事項又はこの協定に関し疑義が生じたときは、その都度、甲乙協議し
て決定する。
この協定の締結を証するため、本書2通を作成し、甲乙記名押印の上、各自1通を保有する。
平成18年10月25日
市原市国分寺台中央一丁目1番地1
甲 市原市
市原市長 佐 久 間 隆 義
市原市国分寺台中央一丁目4番地2
乙 市原市造園緑化協同組合