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LED マトリックスを組み合わせた電光表示板の設計と製作 1180126

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Academic year: 2021

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高知工科大学システム工学群電子工学専攻 学士論文要旨 2018213

LEDマトリックスを組み合わせた電光表示板の設計と製作

1180126 野瀬 悠矢 (プロセッサ回路の設計・制御研究室)

(指導教員 綿森 道夫 准教授)

1. 研究概要

本研究では単3電池2本の3Vで動作する表示機を製作し ようとするもので、表示器としては数字表示専用の47 グメント LED表示器と、アルファベット文字列(ASCII文字 列)表示専用の有機EL表示器と、漢字や絵文字、グラフィッ クスを表示するための 16×16LEDマトリックス表示器 3 を組み合わせたものである。いずれも自発光でそれぞれの表 示の得意分野に対しては視認性が極めて良い。また同時に表 示可能であるので今回の作品の様に数字の表示が何を表して

いるかを16×16LEDマトリックス表示機で表現し、有機EL

表示器にはメニューを表示すれば、3 つの表示器の連携が実 現する。この表示機にはいくつかのセンサーが装着されてい るので、そのセンサーの内容を多彩な表現法で表示可能であ る。

2. 本研究の目的

本研究での目的を2つ設定した。

1の目的は LED マトリックスを使用した電光表示板の 製作である。電光表示板と言えば液晶を使用すれば十分であ ると思われるが、アルファベットしか表示できないものや、

バックライトが暗いものが多い。従ってLEDマトリックスを 使用し、様々な表示に対応できる明るい電光表示板を製作す ることができると考えた。3Vで動作可能なことも特徴である。

2の目的はものづくりへの理解を深め、様々な考え方や 捉え方を身に付けることである。プログラムで制御すると言 っても、制御方法は1つではない。様々な制御デバイスに触 れれば、様々な考え方や捉え方を身に付けることができると 考えた。

3. 研究内容

プロトタイプ1号機、プロトタイプ2号機を製作して、そ れぞれで使用した技術を元に電光表示板を製作した。最終作 品の外観と上部から見た外観を次の図1、図2に示す。

1. 最終作品の外観 図2. 上部からの外観

回路製作では2段構成にして、上段に表示器等のデバイス を配置し、下段にPIC等の制御デバイスを配置した。3段目 には電池ボックスと距離測定モジュールを配置する構成にし た。有機EL表示器とPIC16F1939に接続されている16×

16LEDマトリックス表示器はPIC16F1938I2C通信で制御 され、7セグメントLED表示器と、JOYSTICKと距離測定 モジュールはPIC16F1938から直接制御されている。そして スイッチを2つ使用して白のスイッチを押すと決定、黒のス イッチを押すと1つ前の画面に戻るようにしている。

JOYSTICKは有機EL表示器上でのメニュー移動に使用して

いる。

4. 制御技術

3UEWという細いエナメル線で配線している所を示 す。今回の回路は、配線量としてはかなり多いと思うが、無

事に手で配線することができた。

3.配線の様子

5. 動作と仕様

ストップウォッチの機能を持つstopwatch modeと距離計の 機能を持つmeasurement mode2つのモードを作成した。

stopwatch modeではTimer2割り込みを使用して10m秒ご とに割り込みを発生させ、数字をカウントアップさせてい く。得られた値をダイナミック点灯方式で制御している7 グメントLED表示器で表示させている。ラップ機能も搭載 し、4個までデータが保存できるようにした。このとき保存 するごとに、16×16LEDマトリックス表示器に保存された 個数が表示されるようになっている。そして保存したラップ データを読み込み、7セグメントLED表示器に表示させる ことができる。

measurement modeではTimer4割り込みを使用し200m ごとに割り込みを発生させ、割り込みが発生するごとにPIC 内蔵のADコンバータを使用して距離計から出力される電圧 AD変換で測定し、距離を計算で求める。連続で15回測 定を行い、測定データの平均値を求める。つまり3秒間測定 し続ける。そして得られた値をダイナミック点灯方式で制御 している7セグメントLED表示器に表示している。このと き測定中であるなら16×16LEDマトリックス表示器に測定 中の文字を表示させ、測定が完了すると16×16LEDマトリ ックス表示器に完了という文字を表示させている。次の図4 と図5にそれぞれのモードの初期画面を示す。

4. stopwatch mode 5. measurement mode

6. プログラムについて

JOYSTICKPIC内蔵のADコンバータを使用し、横方向 のみの制御を行っている。4桁の7セグメントLED表示器 に関してはダイナミック点灯方式によって数字を表示してい る。16×16LEDマトリックス表示器に関してもダイナミッ ク点灯方式で表示制御を行っているが、それぞれのLED トリックスごとに40ピンのPICを用いて表示回路を構成し ている。各PICにはI2Cスレーブとして動作して、メインの マスターであるPIC16F1938から表示指令を受ける仕組みと なっている。また距離計を用いた距離の換算には、データシ ートのグラフからgnuplot 4.6で分数形式の近似式を求めて算 出している。

参照

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