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献呈の辞

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Academic year: 2021

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献呈の辞

著者 名古 道功

雑誌名 金沢法学 = Kanazawa law review

56

2

ページ 1‑2

発行年 2014‑02‑28

URL http://hdl.handle.net/2297/36773

(2)

献 呈 の 辞

生田省悟教授(環境思想)は、2014年(平成26年)3月をもって定年によ り金沢大学をご退職されることになりました。私たち、人間社会研究域法学 系教員一同は、衷心よりこれを祝し、先生の長年にわたる教育研究、学内行 政、そして社会貢献への情熱ある献身とご業績に対し、敬意を表します。

生田先生は、1974(昭和49年)年3月、東北大学大学院文学研究科修士課 程修了後、日本大学及び県立新潟女子短期大学を経て、1981年(昭和56年)

4月、金沢大学教養部に助教授として赴任されました。1996年(平成8年)

に法学部に配置換えとなり、翌年教授に昇任されます。

ご専門は近代西欧の自然学・自然誌を基礎とする環境思想です。とりわ け、17世紀英文学の巨人であるサー・トマス・ブラウンを中心に研究を続 けられ、ブラウンに関するご論稿や、卓越した訳書を公刊されています。ま た、先生ご自身がナチュラリストであり、ギルバート・ホワイトのみならず 国内外を問わず幅広い領域の環境文学・環境思想に関する論文・訳書も多数 公表されています。さらにこれまで、17世紀英文学会の重鎮、また文学・環 境学会/ASLE‑Japanの代表として、学会運営においてもご活躍されました。

学内行政では、定年までの10年間の長きにわたり要職を歴任されていま す。2004年(平成16年)副法学部長及び評議員に就任後、金沢大学の組織再 編前後の重要な時期に法学部長そして初代法学類長を務められ、さらに2010 年(平成22年)から2期にわたり、人間社会研究域長・学域長として多大な 貢献をされました。今日、人間社会研究域・学域及び法学類の組織運営が円 滑に行われているのは、そのご尽力の賜物です。

私事ながら法学系長就任後、人事などに関してご相談する機会が多くあり ましたが、対応はいつも的確かつ迅速であり、助けていただいたことが少な くありません。

金沢法学56巻2号(2014)I

(3)

生田先生は要職に就かれ非常に多忙であったため、ご自身の教育・研究面 への影響は計り知れず、内心紐'泥たる思いをお持ちであったと拝察します。

しかし、その教育・研究リストを拝見して驚嘆するのは、教育への絶やすこ とのない情熱及び着実な研究業績です。昨今、教育・研究面に厳しさが求め られる中で、こうした真蟄な姿勢には敬服しつつ、範としなければならない と考えられます。

最後になりましたが、定年後の第二の人生では、在職中にはなし得なかっ たことも含めて、さまざまな分野において今後とも活躍されることをご祈念 するとともに、法学系そして金沢大学を暖かいまなざしでもって見守り、叱 吃激励していただきたいと念願致しております。

2金沢法学56巻2号(2014)

金沢大学人間社会研究域法学系長 名 古 道 功

参照

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