ドイツの大学の授業評価 : カッセル大学2015/16 年冬学期の場合

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ドイツの大学の授業評価

―― カッセル大学 2015/16 年冬学期の場合

西 口 拓 子

   2015/16 年の冬学期にドイツのカッセル大学ドイツ語学文学科で,一般の 授業を担当する機会に恵まれた。使用言語はドイツ語で,イタリアや中国か らの留学生数名を除けば,みなドイツ人の学生だった。偶然にも授業評価が 実施されるセメスターだったため,これにも参加することになった。日本と は多少異なるため,ここに記録としてまとめてみたい。    現在ドイツの大学のProfessor は,俸給体系では W1, W2, W3 の 3 種類に 分けられ,私は一般のW2 の先生と同じ待遇で半年間滞在することになった。1 待遇が同じということは,授業は3 コマを担当する義務があるということで ある。大人数を相手とする講義形式の授業の担当は困難に思われたため,全 てゼミナール形式とし,履修者に30 名という上限を設けてもらった。さら には,有能なTA (Hilfskraft) もつけてもらえたため,なんとか 3 コマのゼミ ナール担当を乗り切ることができた。2  2015/16 年の冬学期は,2015 年 10 月 12 日から 2016 年 2 月 12 日まで。最 1 W1 は Juniorprofessor ( 任期付き ) である。W3 の教授になると,他大学からヘッド ハンティングの申し出があるたびに,給料が上がると聞いた。ある先生の大学のホー ムページの履歴欄に,何年度にどの大学から招聘され,それを断ったということが リストになっているのはこれと関係があるだろう。

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