行 刑 計 画 に 関 す る 二
〇 一 二 年 三 月 二 七 日 の 法 律 第 二
〇 一 二 四
〇 九 号
︵ 二
・ 完
︶
フ ラ ン ス 刑事 制 裁 研 究 会
︵ 訳
︶
は しが き 行 刑 計 画 に 関す る 二
〇 一 二 年 三 月 二七 日 の 法 律 第 二
〇 一 二 四
〇 九号 第1 章 行 刑 計画 に関 す る諸 規 定 第2 章 行 刑 を改 良す る ため の 諸規 定 第3 章 没 収 刑の 執行 に 関す る 諸規 定 第4 章 雑 則
︵以 上︑ 80 巻4 号
︶ 附則
行刑 政 策の 目的 を 定義 す る報 告書
︵ 以上
︑ 本号
︶
附 則 行 刑 政 策の 目 的 を 定 義 す る 報告 書 行 刑 計 画に 関 す る法 律 は
︑宣 告 刑 とり わ け 施設 内 拘 禁刑 の 執 行 の 迅速 性 と 実効 性 を 保障 す る こと
︑ 累 犯予 防 の 能力 を 強 化 す るこ と
︑ 及び
︑ 犯 罪少 年 の ケア を 改 良す る こ とを 目 的 と す る︒
こ れ ら の目 的 は
︑本 報 告 書に よ っ て定 義 さ れ精 確 に 特定 され る
Ⅰ ︒
⎜ 宣 告 刑 と り わけ 施 設 内 拘 禁 刑 の執 行 の 迅 速 性 と 実効 性 を 保 障 す る こ と A⎜ 刑 罰 の実 効 的 執行 を 保 障す る た めに 収 容 場所 を 増 大さ せ 多 様 化す る こ と 本 法 の 第一 の 目 的は
︑ 収 容場 所 の 定員 を 二
〇一 七 年 末の 時点 で 八
〇︑
〇
〇
〇人 に 到 達さ せ る こと に よ って
︑ 同 時点 で予 測 さ れる 需 要 に量 的 に 対応 す る こと で あ る︒ 二
〇 一 一年 一
〇 月一 日 の 時点 で
︑ 行刑 場 所 の定 員 五 七︑ 五四
〇 人 に対 し て
︑被 収 容 者は 六 四
︑一 四 七 人で あ っ た︒ 収容 人 口 の最 も 蓋 然的 な シ ナリ オ は
︑二
〇 一 七年 に は
︑拘 禁刑 受 刑 者か 否 か を問 わ ず
︑被 収 監 者が 約 九 六︑
〇
〇
〇人 に達 す る 見込 み と いう も の であ る
︒ この シ ナ リオ は
︑ 二〇
〇三 年 か ら二
〇 一 一年 の 間 に確 認 さ れた 自 由 剥奪 刑 宣 告の 増大
︑ 即 ち︑ 年 平 均二
% を 基準 に し てお り
︑ 二〇 一 八 年時 点で 年 間 の刑 数 一 五四
︑
〇
〇〇 を 若 干上 回 る 水準 で 安 定す ると 見 て いる
︒ 同 様に
︑ こ のシ ナ リ オは
︑ 行 刑期 間 の 持続 的な 改 善 に基 礎 を 置い て い る︒ 資 料
同 時 に
︑政 府 は
︑拘 禁 刑 受刑 者 で はな い
︵ 概し て 電 子監 視 に 付 さ れる
︶ 被 収監 者 数 の増 大
︑ 即ち
︑ 二
〇一 一 年 一〇 月 一 日 時 点の 八
︑ 二〇
〇 人 から 二
〇 一七 年 に は一 六
︑
〇〇
〇 人 へ の 増大 を 予 想し て お り︑ こ の 予想 は
︑ 刑の 修 正 に関 し て 近 年 見ら れ る 展開
︑ 即 ち︑ 行 刑 に関 す る 二〇
〇 九 年一 一 月 二 四 日 の 法 律 第 二
〇
〇 九 一 四 三 六 号 の 施 行 以 来
︑強 調 さ れ て きた 展 開
︵電 子 監 視に 付 さ れる 者 の 数は
︑ 二
〇〇 七 年 一 月 一日 時 点 の一
︑ 六
〇〇 人 か ら二
〇 一 一年 一 月 一日 時 点 で 五
︑八
〇
〇 人に 増 大 した
︶ に 依拠 し て いる と 思 われ る
︒ こ れ ら の仮 定 の 下︑ 拘 禁 刑受 刑 者 であ る 被 収監 者 数 は︑ 二
〇 一 七 年に は 八
〇︑
〇
〇
〇人 に 達 する 見 込 みで あ り
︑こ の 予 想 は
︑同 時 点 で拘 禁 場 所の 定 員 が八
〇
︑
〇〇
〇 人 に達 し て い る こと を 前 提と す る
︒ 本 法 の 第二 の 目 的は
︑ 第 一の 目 的 と結 び つ くも の で ある が
︑ 短 期 刑被 宣 告 者を 収 容 する た め 特に 考 案 され た 施 設を 十 分 な 数 かつ 迅 速 に供 用 す るこ と で ある
︒ こ の目 的 は
︑以 下 の い く つか の 事 実認 識 に 対応 し て いる
︒
⎜ 現 在 の収 容 場 所は
︑ 短 期刑
︵ ち なみ に
︑ 執行 を 待 機し て い る刑 の 半 数以 上 が 三月 以 下 の刑 期 の もの で あ る︶ の た めの 特 別 な収 容 能 力を も た ない
︒
⎜ 今 日
︑適 応 す る機 構 を 欠く た め
︑短 期 刑 被宣 告 者 は︑ 一 般 的に
︑ 拘 置所 に 収 容さ れ る
︒と こ ろ で︑ 短 期 刑被 宣 告 者︑ と り わけ
︑ 初 犯者 を
︑ より よ く 構想 さ れ
︑対 象 者 の特 性 に 適応 し た 施設 に 結 集す る こ とに よ っ て︑ 収 容 の脱 社 会 化効 果 が 制限 さ れ うる で あ ろう
︒
⎜ 画 一 的な 収 容 場所 の 維 持は
︑ 経 済的 に 見 て最 良 と はい え な い︒ 即 ち
︑短 期 刑 被宣 告 者 は︑ よ り 長期 の 刑 を宣 告 さ れた 者 ほ どの 危 険 性を 呈 し てお ら ず
︑保 安 面 でよ り 緩 和さ れ た
︑投 資 コ スト 及 び 運用 コ ス トが 旧 来 のも の ほ どか か ら ない で あ ろう 施 設 に特 権 的 に収 容 さ れう る
︒ 一 年 以 下の 短 期 刑ま た は 一年 以 下 の残 刑 期 に特 に 適 応し た︑ 数 千 人 の 収 容 場 所 を 刑 務 所 に 迅 速 に 創 設 す る こ と に よっ て 行 刑場 所 の 多様 化 が 図ら れ る
︒こ の 多 様化 は
︑ 施設 のカ テ ゴ リー と 対 象者 の 特 性︑ と り わけ そ の 危険 性 と を適 合さ せ る こと に 資 する で あ ろう
︒ こ れ ら 二つ の 目 的を 達 成 する た め には
︑ 目 下︑ 司 法 省に よっ て 進 めら れ て いる 行 刑 不動 産 計 画が ア レ ンジ さ れ
︑補 完さ れ な けれ ば な らな い
︒ この 計 画 は︑ 刑 の 執行 を 改 良す るた め
︑ でき る だ け早 く 実 現さ れ な けれ ば な らな い
︒ 本 報 告 書第 一 部 の対 象 で ある
︑ 不 動産 計 画 は︑ 二
〇 一三
(法政研究 81‑1・2‑ )24 24
年 か ら 二
〇一 七 年 まで 年 ご とに 新 た に開 設 す べき 総 定 員数 を 中 心 に 構成 さ れ てい る
︒ 収容 場 所 の各 タ イ プ毎 に
︑ 二〇 一
〇 年 時 点の 価 値 に基 づ き ユー ロ で 示さ れ る
︑土 地 獲 得費 用 を 除 く
︑ 基 準 と な る 単 位 あ た り の 建 築 費 用
︑及 び
︑ス タ ッ フ の 割 合
︑ 即 ち︑ 被 拘 禁 者 あ た り の 職 員 数
﹂ が 確 定 さ れ る
︒ 必要 な 予 算と 雇 用 は︑ 予 算 計画 を 作 業の 実 行 スケ ジ ュ ー ル に適 合 さ せる た め
︑毎 年
︑ 推計 さ れ る︒ 基 準 と な る 建 築 費 用 は
︑B T 01 建 築 費 用 指 数 の 推 移 に 従 っ て 見 積も ら れ るで あ ろ う︒ 他 方 で
︑刑 務 所 収容 定 員 の需 要 の マッ ピ ン グは
︑ 需 要と 供 給 を 一 致さ せ る ため に
︑ 行刑 機 関 の地 域 間 各部 局 の 管轄 に お い て 作成 さ れ るで あ ろ う︒ 1 既 に 着手 さ れ た建 築 計 画を 調 整 する こ と a)
い わ ゆる
﹁ 一 三︑ 二
〇
〇﹂ 計 画 司 法 の ため の 指 針及 び 計 画に 関 す る二
〇
〇 二年 九 月 九日 の 法 律 第 二
〇
〇 二 一 一 三 八 号 の 枠 内 で 定 め ら れ た 計 画 は 完 了 す る で あ ろ う︒ ド ラ ギ ニ ャ ン︵
Draguignan
︶行 刑 セ ン タ ー の 再建 を 含 む︑ こ の 計画 に よ って
︑ 新 たに 約 五
︑〇
〇
〇 人 の 収容 定 員 を自 由 に 使用 す る こと が 可 能に な る
︒大 筋 で 既 に 建築 が 着 工さ れ て いる
︑ こ の五
︑
〇
〇〇 人 の 収容
定員 は
︑ 本計 画 の 域内 で は 確保 さ れ ない
︒ に もか か わ らず
︑ この 五
︑
〇〇
〇 人 の収 容 定 員は
︑ 将 来的 な 収 容定 員 で ある 八〇
︑
〇
〇〇 人 と 互換 性 が ある
︒ い わ ゆ る﹁ 一 三
︑二
〇
〇
﹂計 画 は
︑し か し なが ら
︑ 以下 の二 つ の 点か ら 修 正さ れ る であ ろ う
︒ 一 方 で
︑こ の 計 画に お い て定 め ら れる
︑ い わゆ る
﹁ 新構 想﹂ 施 設 で︑ そ の 建築 が 未 だ着 工 さ れて い な いも の に つい て︑ そ の 収容 能 力 は増 大 す るで あ ろ う︒ 実 際
︑多 目 的 で︑ 調整 可 能 なこ れ ら の﹁ 新 構 想﹂ 区 画 は︑ 短 期 刑の た め の収 容ユ ニ ッ トを 含 ん でい る
︒ これ ら の ユニ ッ ト は︑ 短 期 刑に 利用 可 能 な収 容 定 員数 を 増 大す る 形 で︑ 比 重 が高 め ら れる であ ろ う
︒旧 来 の 施設 を 後 ろ盾 に し たま ま の 修正 さ れ た各
﹁ 新 構 想
﹂区 画 は︑ 先 に 検 討 さ れ た 九
〇 人 の 収 容 定 員 に 代 えて
︑ 一 五〇 人 の 収容 能 力 をも つ
︒ 他 方 で
︑さ ら に 四つ の 半 自由 セ ン ター が こ の計 画 に 付け 加わ る で あろ う
︒ 確か に
︑ 電子 監 視 の発 展 に 鑑み
︑ 半 自由 の場 所 の 需要 は
︑ 来る べ き 数年 間
︑ 広く カ バ ーさ れ る よう に思 わ れ る︒ に も かか わ ら ず︑ 大 人 口密 集 地 域︑ と り わけ
︑ イル
・ド
・フ ラ ン ス
︵Ile-de-France
︶に お い ては
︑ 慢 性化 した 需 要 が存 続 す る︒ 総 定 員二 七
〇 人と な る
︑追 加 で 四つ の半 自 由 セン タ ー の建 築 が
︑従 っ て
︑計 画 さ れる で あ ろう
︒
行刑計画に関する二〇一二年三月二七日の法律第二〇一二‑四〇九号(二・完)(フランス刑事制裁研究会(訳))
そ の 際 の 平 均 的 費 用 は︑
土 地 費 用 を 除 い て
︶九 二︑ 五 五 八 ユ ー ロ と見 積 も られ る
︒ スタ ッ フ の割 合 は
︑被 拘 禁 者一 人 あ た り 職員
〇
・ 一七 人 と 推算 さ れ る︒ b)
新 不 動 産 計 画
︵Nouveau programme immobilier:
NPI
︶ 二
〇 一 一年 五 月
︑国 璽 尚 書に よ っ て発 表 さ れた N P Iは
︑ 密 度 が 高 まる で あ ろう
︒ 施 設の 平 均 収容 定 員 は︑ 五 三 二人 か ら 六 五
〇 人 に 増 大 す る で あ ろ う︒ パ リ
︵Paris
︶ の 施 設 を 除 い て
︑施 設 の 収容 定 員 は︑ し か しな が ら
︑い か な る場 合 に も 八 五〇 人 を 超え な い であ ろ う
︒こ の 計 画は
︑ か くし て
︑ 当 初 予定 さ れ てい た 七
︑四
〇
〇 人に 代 え て︑ 差 し 引き し て 九
︑ 五〇
〇 人 の収 容 定 員の 創 設 を可 能 に する で あ ろう
︒ こ の 計 画は
︑ と りわ け
︑ ニュ ー・ カ レ ドニ ア
︵Nouvelle-
Caledonie
︶の 行 刑 セ ン ター の 閉 鎖 と 新 た な 行 刑 セ ン ター の 建 設 を 予定 し て いる
︒ 官 民 パ ート ナ ー シッ プ の 枠内 で 実 現さ れ る 施設 に つ いて は
︑ 新 不 動産 計 画 に代 わ っ て︑ 単 位 あた り の 平均 建 築 費用 は
︑ こ の た め
︑ 土 地 費 用 を 除 い て
︶ 一 六 四
︑
〇
〇
〇 ユー ロ か ら 一 五二
︑
〇
〇〇 ユ ー ロに な る であ ろ う
︒補 足 的 な収 容 定 員 の 単位 あ た りの 限 界 原価 に 関 して は
︑ 六二
︑
〇
〇〇 ユ ー ロ に なる 見 通 しで あ る
︒
平 均 の スタ ッ フ の割 合 は
︑被 拘 禁 者一 人 あ たり 職 員
〇・ 四五 人 と なる で あ ろう
︒ 公 の 工 作物 の 手 法︵ 設 計
・施 工
︶ によ っ て 実現 さ れ るこ とが 予 定 され た N PI の 六 施設 は
︑ その 性 格
︑と り わ け︑ 複雑 性 と 距離 に 鑑 み︑ 逆 に 濃密 化 さ れな い で あろ う
︒ N P I は︑ し か しな が ら
︑以 下 の 二点 で 修 正さ れ る であ ろう
︒ 一 方 で
︑収 容 定 員 二 二
〇 人 の 補 足 的 施 設 が 仏 領 ギ ア ナ
︵Guyane
︶に 建 設 さ れ る で あ ろ う︒ そ の 場 合 の 平 均 費 用
︵ 土 地 費 用 を 除 く
︶ は︑ 約 三 六 三
︑
〇
〇
〇 ユ ーロ と 見 積 も られ る
︒ この 編 成 の実 行 に 必要 な 雇 用は
︑ フ ルタ イ ム 労働 相当
︵equivalents temps plein travaille:ETPT
︶ で 一四 九人 に 上 る︒ 他 方 で
︑ シ ャト ー
・ ティ エ リ
︵Chateau-Thierry
︶ の 現 行施 設 に 倣っ て
︑ 精神 医 学 的な 保 護 収容 に は 属さ な い が︑ 重大 な 行 動障 害 に 罹患 し て いる 被 拘 禁者 を 収 容す る た めに
︑ 新た な 施 設が 建 築 され る で あろ う
︒ この 編 成 は︑ 九 五 人の 収容 定 員 を提 供 す るで あ ろ う︒ そ の 際の 平 均 費用
︵ 土 地費 用を 除 く
︶は
︑ 約 三八 四
︑
〇〇
〇 ユ ーロ と 推 定さ れ る
︒こ の編 成 の 実行 に 必 要な 雇 用 は︑ フ ル タイ ム 労 働相 当
︵ ET PT
︶ で 一〇 五 人 と推 定 さ れる
︒
(法政研究 81‑1・2‑ )26 26
2 短 期 刑用 施 設 の建 築 に 特化 し た 新計 画 に 着手 す る こと 上 述 し た﹁ 新 構 想﹂ 区 画 の内 部 に 創設 さ れ る︑ 短 期 刑用 の 収 容 場 所を 補 足 する も の とし て
︑ 短期 刑 用 施設 に 特 化し た 新 た な 建築 計 画 が開 始 す るで あ ろ う︒ こ れ ら の編 成 は
︑旧 来 の 行刑 施 設 を後 ろ 盾 にし た 短 期刑 用 区 画 の 形態 を 取 るこ と も あれ ば
︑ 独立 し た 短期 刑 用 施設 の 形 態 を 取る こ と もあ る
︒ 前者 に お いて
︑ そ の収 容 定 員は
︑ 一 五
〇 人
︑後 者 に おい て は
︑一 九
〇 人に な る であ ろ う
︒ 短 期 刑 用の 施 設 及び 区 画 の構 想 は
︑こ れ ら の刑 の 特 殊性 に 適 合 し たも の と なろ う
︒ 特に
︑ 保 安上 の 制 約が そ こ では 緩 和 さ れ るで あ ろ う︒ 短 期 刑 用区 画 の 場合 の 費 用は
︑ 旧 来の 施 設
︵収 容 定 員一
〇
〇 人 の 拘置 所
︶ の際 の 費 用よ り 四
〇% 少 な く︑
新構 想
﹂ 区 画 の 費 用よ り 一
〇% 少 な いで あ ろ う︒ そ の 費用 は
︑ 一〇 三
︑ 九
〇
〇ユ ー ロ と見 積 も られ て い る︒ こ の 費 用は
︑ 施 設の 後 ろ 盾の な い
︑そ れ 故 に︑ 援 助 のい く つ か の 役務 及 び 機能 の 相 互扶 助 化 の恩 恵 を 受け え な い︑ 短 期 刑 用 の独 立 し た施 設 に つい て は
︑若 干 高 くな る で あろ う
︒ し か しな が ら
︑こ の 費 用は
︑ 旧 来の 施 設 の場 合 の 費用 よ り 三 五% 少 な く
︑ 新 構 想
﹂ 区 画 の 費 用 に 相 当 す る 額 に と ど ま る であ ろ う
︒そ の 費 用は
︑ 一 一四
︑ 三
〇〇 ユ ー ロと
表1>
計画された収容定員数 2013 2014 2015 2016 2017 計(2013‑2017) 濃密化された NPI 934 3753 5911 5717 16315
ギアナの補足的施設 220 220
短期刑用施設及び
短期刑用区画 3768 2079 5847
濃密化された「新構想」
区画( 13,200」計画) 1650 1650
半自由センター 60 90 120 270
特化された施設 95 95
計画された収容定員総計 60 1024 5523 9679 8111 24397 行刑計画に関する二〇一二年三月二七日の法律第二〇一二‑四〇九号(二・完)(フランス刑事制裁研究会(訳))
推 定 さ れ る︒ 被 拘 禁 者の 低 い 危険 性 に 相応 し た スタ ッ フ の比 率 は
︑旧 来 の 施 設 の場 合 の 半分 以 下 であ ろ う
︒そ れ は
︑被 拘 禁 者一 人 あ た り
〇・ 二 二 人で あ る
︒ 表 1 は
︑各 年 の カテ ゴ リ ー別 の 収 容定 員 創 設数 を ま とめ た も の で ある
︒ 結 局
︑ 一 三
︑ 二
〇
〇
﹂ 計 画 の
﹁ 新 構 想
﹂ 区 画 に お い て 予 定 さ れ る収 容 定 員と 短 期 刑用 施 設 及び 区 画 にお い て 予定 さ れ る 収 容定 員 が 加わ る こ とに よ り
︑現 在 か ら二
〇 一 七年 ま で に 創 設さ れ る であ ろ う
︑短 期 刑 に適 合 し た収 容 定 員は 約 七
︑ 五
〇〇 人 に なる
︒ 表 2 は
︑二
〇 一 一年 か ら 二〇 一 七 年ま で の 利用 可 能 な収 容 定 員 数 の予 測 さ れる 推 移 をた ど っ たも の で ある
︒ 3 被 拘 禁者 の 特 性に 適 合 させ る た めに 行 刑 施設 の 分 類を 見 直 す こと 二
〇 一 七年 に は
︑短 期 刑 用施 設 の 新建 築 計 画が
︑ 利 用可 能 な 収 容 場所 を 顕 著に 多 様 化し て い るで あ ろ う︒ こ の 展開 に よ っ て
︑ケ ア の 画一 化 と 断絶 し
︑ より 危 険 な人 物 の ため に 構 想 さ れた 保 安 上の 制 約 をも は や 短期 刑 を 宣告 さ れ た者 に 強 制 し ない こ と が可 能 に なる で あ ろう
︒ こ れに よ り
︑脱
表2>
2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 計(2013‑2017) 計(2011‑2017) 計画法の資格
で開設される
総収容定員数 0 0 60 1024 5523 9679 8111 24397 24397 既に着手され
た不動産計画 の資格で開設 される総収容
定員数 1790 1896 1014 802 968 1454 981 5219 8905 開設される
総収容定員数 1790 1896 1074 1826 6491 11133 9092 29616 33302 閉鎖される
収容定員数 ‑807 ‑982 ‑438 ‑272 ‑2149 ‑3383 ‑2601 ‑8843 ‑10632 開設される
実収容定員数 983 914 636 1554 4342 7750 6491 20773 22670 12月31日時点
で利用可能な
収容定員数 58366 59280 59916 61470 65812 73562 80053
(法政研究 81‑1・2‑ )28 28
社 会 化 及 び累 犯 の 危険 が 減 少す る で あろ う
︒ そ の 結 果︑ 行 刑 施設 の 分 類に よ っ て︑ 保 安 のレ ベ ル が明 確 に さ れ る︒ 今 日 に至 る ま で︑ 刑 事 訴訟 法 は
︑行 刑 施 設の 二 つ の カ テゴ リ ー を区 別 し てい る
︒ 即ち
︑ そ れは
︑ 拘 置所 と 行 刑 施 設 で あ り︑ 行 刑 施 設 は
︑ さ ら に
︑拘 留 セ ン ター
︵centres de detention
︶ と 中 央 刑 務 所
centrales ︵maisons
︶ に 区 別 さ れ る
︒ こ の 分 類 は︑ 行 刑 上 の 保 安 の 面 で 被 拘 禁者 の 特 性の 多 様 性を 十 分 に顧 慮 し てい な い
︒拘 置 所 及 び 行刑 施 設 の保 安 レ ベル で の 類型 論 は
︑以 下 の よう に 区 別 す るこ と を 可能 に す るで あ ろ う︒
⎜ 強 化 され た 保 安施 設
⎜ 中 間 的な 保 安 施設
⎜ 調 整 され た 保 安施 設
⎜ 軽 減 され た 保 安施 設 新 た な 短期 刑 用 施設
︵ 即 ちE C P
︶は
︑ 軽 減さ れ た 保安 施 設 の カ テゴ リ ー に入 る で あろ う
︒ 4 新 施 設の 建 築 及び 開 設 を促 進 し
︑今 か ら 二〇 一 七 年ま で に 収 容定 員 八
〇︑
〇
〇
〇人 の 目 標に 達 す るた め に 必要 な 法 律 上の 手 段 及び 人 的 手段 を 整 備す る こ と 本 法 第 二 条 は︑ 司 法 不 動 産 機
構︵lʼAgence publique pour lʼimmobilier de la justice
︶ に︑ 競 争 的 交 渉 手 続 に よっ て 設 計・ 施 工 契約 を 締 結す る こ とを 可 能 にす る で あろ う︒ こ れ らの 契 約 によ っ て
︑同 様 に
︑利 用 及 び保 守 の 給付 を顧 慮 す るこ と が 可能 に な るで あ ろ う︒ 本 法 第 三条 は
︑ 他方 で
︑ 上記 二
〇
〇二 年 九 月九 日 の 法律 第 二
〇
〇 二 一 一 三 八 号 に よ って 導 入 さ れ た
︑収 用 手 続 の 迅速 化 を 可能 に す る規 定 の 延長 に つ いて 定 め る︒ 公 用 収用 法 典 第 L.
一 五 九 条 に 定 め ら れ る 収 用 手 続 は
︑ そ の 取 得 が 行刑 施 設 の建 築 ま たは 拡 張 のた め に 必要 な 宅 地ま た は 非宅 地の 国 に よる 即 時 占有 取 得 に適 用 さ れる で あ ろう
︒ 行 刑 機 関及 び 司 法不 動 産 機構 は
︑ 防衛 省 と 協議 の 上
︑行 刑施 設
︑ 特に
︑ 開 放型 拘 禁 セン タ ー また は 短 期刑 も し くは 半自 由 の 区画 と い った 緩 和 され た 編 成を 構 築 する た め に︑ とり わ け
︑国 防 に 属す る 建 物ま た は 収用 地 の 転換 の 実 現可 能性 を 検 証す る で あろ う
︒ 他 方 で
︑人 的 手 段に つ い て︑ 司 法 不動 産 機 構の 実 数 は︑ 本計 画 か ら生 じ る 負担 計 画 の増 大 に 対処 す る ため
︑ 一 時的 に増 強 さ れな け れ ばな ら な いで あ ろ う︒ 同 様 に
︑国 立 行 刑学 院
︵lʼE ́
cole nationale de lʼadminis-tration penitentiaire
︶の 受 入 能 力 は
︑拡 大 さ れ な け れ ば なら な い であ ろ う
︒
行刑計画に関する二〇一二年三月二七日の法律第二〇一二‑四〇九号(二・完)(フランス刑事制裁研究会(訳))
B
⎜ 刑 罰 のよ り 迅 速な 執 行 を保 障 す るこ と 1 刑 罰 の適 用 及 び執 行 の 役務 を 強 化す る こ と 司 法 が 信頼 さ れ かつ 有 効 なの は
︑ その 決 定 が迅 速 に 執行 さ れ る 場 合の み で ある
︒ 刑 の執 行
︑ 特に
︑ 最 も重 大 な 行為 を 制 裁 す る閉 鎖 的 拘禁 刑 の 執行 の 有 効性 は
︑ 犯罪 性 に 対す る そ し て 累犯 に 対 する 刑 事 政策 の 本 質的 な 一 構成 要 素 であ る
︒ 重 罪 ま たは 軽 罪 の処 罰 と して 毎 年 五八 五
︑
〇〇
〇 件 以上 の 有 罪 判 決が 下 さ れ︑ 二
〇 一〇 年 の デー タ に よれ ば
︑ その 内
︑ 約 一 二六
︑ 六 五〇 件 が 自由 剥 奪 刑で あ る
︒こ の 刑 罰の 内
︑ 九 一
%が 修 正 可能 な 刑 罰で あ る
︒刑 罰 の 執行 及 び 適用 に 関 す る 近時 の 改 正は
︑ そ の目 的 を 達成 し た
︒即 ち
︑ それ は
︑ 被 有 罪宣 告 者 の再 社 会 化を 促 進 する た め に刑 の 修 正を 顕 著 に 増 大さ せ る こと
︑ 刑 の修 正 の 恩恵 を 受 けな い 者 が何 の ケ ア も ない 満 期 釈放 と な らな い よ うに 刑 終 了時 の 電 子監 視 を 創 設 する こ と
︑及 び
︑ これ ら の 者が 刑 終 了時 点 で 累犯 の 危 険 性 を呈 し て いる 場 合 に保 安 処 分を 展 開 する こ と であ る
︒ 裁 判 所に お け る刑 罰 適 用及 び 執 行部 局 の 業務 負 担 はそ れ 故 増 大 した
︒ 他 方︑ 国 璽 尚 書
︑ 司 法 大 臣 に よ っ て 設 置 さ れ た 作 業 グ ル ー プ は
︑刑 罰 適 用判 事 の 業務 負 担 は︑ 判 事 一人 あ た り一
件書 類 に して 七
〇
〇か ら 八
〇〇 件 に 制限 さ れ るこ と を 推奨 した
︒ 従 っ て
︑刑 の 執 行期 間 を 短縮 す る とい う 目 的は
︑ 裁 判所 に割 り 当 てら れ る 実数 の 増 大を 前 提 とす る
︒ 計画 は
︑ その 理由 で
︑ フル タ イ ム労 働 相 当︵ E T PT
︶ 二
〇九 人 の 創設 を予 定 し てお り
︑ その 内 一 二〇 が 裁 判官
︑ 八 九が 書 記 官で ある
︒ 2 刑 罰 適用 及 び 執行 部 局 の活 動 を 合理 化 す るこ と 公 共 政 策 の 一 般 的 見 直 し の 枠 内 で
︑ 法 務 局
des services judiciaires ︵direction
︶ は︑
リー ン
︵Lean
︶﹂ 計 画 を約 一〇 の 控 訴院 及 び 大審 裁 判 所に 展 開 した
︒ こ の計 画 は
︑手 続の ロ ス タイ ム を 短く す る こと
︑ 即 ち︑ 裁 判 官及 び 書 記課 の公 務 員 を彼 ら の 本来 的 業 務か ら 引 き離 す
︑ 付加 価 値 の小 さい 反 復 的業 務 の 解消 を 目 指す
︒ こ の計 画 は
︑同 様 に
︑利 害関 係 者 集団 を 司 法の 公 的 部局 に 結 びつ け る こと に よ って
︑ 司法 補 助 職︑ 鑑 定 人及 び 制 度的 パ ー トナ ー と の関 係 の 円滑 化を 目 標 とす る
︒ こ の 計 画は
︑ 裁 判所 自 身 が自 ら の 活動 を よ り効 率 的 にす る 組 織 化 の 方 法 を 特 定 す る た め
︑ 経 営 参 加 に よ る 手 法
︵demarche participative
︶ に基 づ い てい る
︒
(法政研究 81‑1・2‑ )30 30
こ の 方 法 は
︑ ア プ リ ケ ー シ ョ ン
﹁ カ シ オ ペ イ ア
﹂
︵application«Cassiopee»
︶ の 展 開 に よっ て
︑ 刑 の 執 行 及 び 刑 事 上 の 拘 束︵chaıne penale
︶ の 運 用 に 拡 大 さ れ る で あ ろ う
︒ 3 刑 罰 執行 部 を 普及 さ せ るこ と 犯 罪 性 の進 展 へ の司 法 の 適応 に 関 する 二
〇
〇四 年 三 月九 日 の 法 律 第 二
〇
〇 四 二
〇 四 号 の 適 用 を 受 け
︑ 刑 事 訴 訟 法 を 修 正 す る刑 の 執 行に 関 す る二
〇
〇 四年 一 二 月一 三 日 のデ ク レ 第 二
〇
〇 四 一 三 六 四 号 に よ って 創 設 さ れ た
︑ 刑 事 訴 訟 法 第 D.
四 八 四 条 に 規 定 さ れ る
︑ 刑 罰 執 行 部
de lʼexecution des peines: ︵bureaux
B E X
︶は
︑ 法 廷を 出 た 時点 か ら 刑 の 執行 を 可 能に す る
︒宣 告 刑 に従 っ て
︑B E X は︑ 罰 金 の 支 払︑ 停 止 され ま た は取 り 消 され た 運 転免 許 証 の剥 奪
︑ 及 び
︑刑 罰 適 用判 事 ま たは 社 会 復帰
・ 保 護観 察 局 への 召 喚 状 の 交付 を 可 能に す る
︒B E X の効 率 性 は周 知 の 通り で あ る
︒ しか し な がら
︑ 裁 判所 に お いて 利 用 可能 な 人 的手 段 に 応 じ て︑ B E Xの 働 き は︑ た い てい の 場 合︑ 一 部 の法 廷 に 限 ら れ︑ 主 に
︑単 独 判 事に よ る 軽罪 の 法 廷で
︑ 有 責性 に 関 し て あら か じ め被 告 人 が自 認 し た上 で の 出廷 で あ って
︑ 略 式 の 刑 事 命 令︵ordonnances penales
︶が 通 告 さ れ る 場
合に 限 ら れて い る
︒ 宣 告 刑 の迅 速 か つ効 果 的 な執 行 を 保障 す る 可能 性 は
︑司 法の 効 率 的な 作 用 への 国 民 の信 頼 を 深め る で あろ う
︒ 従 っ て
︑ 成 人 に つ い て も 少 年 に つ い て も
︶B E X を 控 訴院 の 内 部も 含 め て全 て の 裁判 所 に 普及 さ せ
︑ま た
︑ その 受付 時 間 帯を 広 げ るこ と で
︑あ ら ゆ る法 廷 に 普及 さ せ るこ とが 重 要 であ る
︒ こ の た め︑ 裁 判 所の 需 要 は︑ 書 記 官及 び カ テゴ リ ー Cの 係官 で フ ルタ イ ム 労働 相 当
︵E T P T︶ 二
〇 七人 と 見 積も られ る
︒ い く つ かの 裁 判 所で は
︑ BE X を 整備 し
︑ BE X に よっ て青 少 年 司法 保 護 局の エ デ ュカ ト ゥ ール の 通 常業 務 を 確保 でき る よ うに す る 作業 が 必 要で あ ろ う︒ 一
︑ 五 四〇 万 ユ ーロ の 調 査予 算 が この た め に組 ま れ てい る︒ 4 被 害 者支 援 の 部局 を 普 及さ せ る こと 刑 事 訴 訟法 第 七
〇七 条 に 従い
︑ 刑 の執 行 は
︑被 害 者 の権 利を 尊 重 した 上 で なさ れ る
︒被 害 者 は︑ 自 己 に関 係 す る決 定︑ 即 ち
︑自 ら の 被害 の 賠 償に 関 わ る決 定
︑ また は
︑ 例え ば保 護 観 察付 き 執 行猶 予 の 枠内 で 被 有罪 宣 告 者に 命 じ られ
行刑計画に関する二〇一二年三月二七日の法律第二〇一二‑四〇九号(二・完)(フランス刑事制裁研究会(訳))
る 被 害 者 との 接 触 禁止 の よ うに
︑ 被 害者 保 護 のた め の 措置 に 関 わ る 決定 の 執 行に 関 心 をも つ
︒ 二
〇 一
〇年 か ら 二〇 一 二 年ま で の 犯罪 予 防 及び 被 害 者支 援 の 国 家 計 画 に は︑ 主 要 な 大 審 裁 判 所 内 に 被 害 者 支 援 部
︵bureaux dʼaide aux victimes:
B AV
︶ を 五〇 カ 所 創設 す る こ と が定 め ら れた
︒ B A V は︑ 裁 判 所内 で 被 害者 を 受 け入 れ る こと
︑ 被 害者 に 情 報 を 提供 す る こと
︑ 及 び︑ 被 害 者を 裁 判 官ま た は 管轄 組 織 に 誘 導す る こ とを 任 務 とす る
︒ 被害 者 は
︑そ の た め︑ 被 害 者 支 援団 体 に よる ケ ア を受 け
︑ 被害 者 支 援団 体 は
︑そ の 活 動 に おい て 被 害者 を 支 援し
︑ 被 害者 が 即 時出 頭 手 続に お い て 裁 判さ れ た 行為 の 被 害者 で あ る場 合
︑ 緊急 に 被 害者 を 援 助 す るこ と も でき る
︒ 利 用 者 は︑ 既 に 設置 さ れ た三 八 の 部に よ っ て満 足 し た旨 を 表 明 し てお り
︑ これ ら の 部は
︑ 増 大し て い く犯 罪 被 害者 を 受 け 入 れる
︒ B A V の大 審 裁 判所 全 体 への 普 及 は︑ 国 土 全体 に お いて
︑ 全 て の 被 害者 が こ の仕 組 み に等 し く アク セ ス でき る こ とを 保 障 す る であ ろ う
︒ 約 一 四
〇の B A Vが 創 設 され
︑ 年 間の 総 運 営費 用 は
︑二 八
〇 万 ユ ーロ に 達 する で あ ろう
︒
C⎜ 刑 事 上の 拘 束 に関 す る 情報 体 系 の信 頼 性 を確 保 し
︑そ れら の 相 互接 続 を 保障 す る こと に よ って
︑ 被 拘禁 者 の ケア にお け る 中断 を 回 避す る こ と 二
〇 一 一年 七 月 に提 出 さ れた
︑ 司 法部 局 の 一般 的 監 査及 び社 会 復 帰・ 保 護 観察 局 に 対す る 一 般的 財 務 監査 の 共 同報 告 書 は︑ 司 法 の 手 に あ る 者 を 監 督 す る ア プ リ
de suivi des personnes placees sous main de justic ︵applicatif
e:
A PP I
︶ が改 善 を 要す る 機 能不 全 に 陥っ て お り︑ 他 方 で︑ その 操 作 性及 び 機 能性 の 展 開と し て
︑改 良 の 対象 と な るべ き運 命 に あっ た こ とを 明 ら かに し た
︒こ の ツ ール の 信 頼性 確保 及 び 刷新 は
︑ 司法 の 手 にあ る 者 のケ ア に おけ る 中 断︑ とり わ け
︑閉 鎖 環 境と 開 放 環境 の 間 の中 断 を 回避 す る ため に必 要 不 可欠 と 判 断さ れ る
︒こ の 企 画は
︑ 従 って
︑ 優 先さ れる で あ ろう
︒ そ れ 以 上に
︑ 成 功さ せ な けれ ば な らな い の は︑ 刑 事 上の 拘束 の 実 施主 体 に よっ て 用 いら れ る アプ リ ケ ーシ ョ ン 一式 とア プ リ ケー シ ョ ン﹁ カ シ オペ イ ア
﹂の 相 互 接続 で あ る︒ ア プ リ ケー シ ョ ン﹁ カ シ オペ イ ア
﹂は
︑ 警 察及 び 憲 兵機 関の 二
〇 一三 年 の アプ リ ケ ーシ ョ ン
︑社 会 復 帰・ 保 護 観察 局に よ っ て同 年 に 使用 さ れ るソ フ ト ウェ ア
︑ 及び
︑ 二
〇一 五 年 に 行 刑 機 関 に お い て 使 用 さ れ る 新 ア プ リ ケ ー シ ョン
(法政研究 81‑1・2‑ )32 32
﹁ ジ ェネ シ ス
︵Genesis
︶﹂ と の 間 で
︑ ジェ ネ シ ス が 展 開 し た 後
︑ 相 互接 続 の 対象 と な るで あ ろ う︒ こ れ ら さま ざ ま なイ ン タ ーフ ェ ー スを 介 し た接 続 は
︑刑 の 執 行 に 関す る 統 計ツ ー ル の展 開 を 可能 に し なけ れ ば なら ず
︑ か く して
︑ 刑 事政 策 の 水先 案 内 に貢 献 し なけ れ ば なら な い
︒ ア プ リ ケー シ ョ ン﹁ カ シ オペ イ ア
﹂の 相 互 接続 は
︑ 時間 の 節 約 が 期待 さ れ る︑ 手 続 の非 物 質 化さ れ た 一件 書 類 を展 開 す る こ と︑ 刑 事 上の 拘 束 の実 施 主 体間 で よ りよ く 情 報を 伝 達 す る こと
︑ 従 って
︑ 刑 事上 の 拘 束の 間
︑ 反応 性 を より 高 め る こ と︑ 及 び
︑伝 達 さ れる 情 報 の安 全 を 確保 す る こと も 可 能 に する で あ ろう
︒ こ の計 画 は
︑二
〇 一 三年 か ら 実施 さ れ る で あろ う
︒ この 計 画 は︑ 刑 事 上の 拘 束 の実 施 主 体に 対 し て
︑ 彼ら の ア プリ ケ ー ショ ン か ら︑ 非 物 質化 さ れ た形 態 に お け る統 一 的 一 件 書 類
︵dossier unique
︶に ア ク セ ス す る こ と を可 能 に する で あ ろう
︒ こ の計 画 の 展開 は
︑ 漸進 的 で あ ろ う︒ 刑 事 司法 機 能 への 市 民 参加 及 び 少年 審 判 に関 す る 二
〇 一 一 年 八 月 一
〇 日 の 法 律 第 二
〇 一 一 九 三 九 号 に よ っ て 創 設さ れ
︑ 犯罪 少 年 に関 す る 一九 四 五 年二 月 二 日の オ ル ド ナ ンス 第 四 五 一七 四 号 第五
二条 に 規 定さ れ る
︑少 年 の 人 格 の統 一 的 一件 書 類 は︑ そ の 第一 歩 を 構成 す る であ
ろう
︒ 犯 罪 記 録は
︑ 有 罪判 決 抄 本の 完 全 な非 物 質 化を 保 障 する ため に
︑ 二〇 一 三 年及 び 二
〇一 四 年 に刷 新 さ れる で あ ろう
︒ アプ リ ケ ーシ ョ ン
﹁カ シ オ ペイ ア
﹂ との 相 互 接続 は
︑ にも かか わ ら ず︑ 二
〇 一三 年 か ら行 わ れ るで あ ろ う︒ こ れ ら の企 画 全 体を 成 功 させ る た めに は
︑ 司法 省 に よっ て使 用 さ れて い る 技術 的 プ ラッ ト フ ォー ム が
︑毎 日 二 四時 間保 護 さ れた ア ク セス を 保 障す る よ う最 適 化 され な け れば なら な い であ ろ う
︒メ ン テ ナン ス が 行わ れ な けれ ば な らな い で あ ろ う
︒ 従 っ て
︑ 二
〇 一 三 年 以 降
︑ ナ ン ト
︵Nantes
︶ に 倣っ て バ ック ア ッ プサ イ ト を 設 置 す る た め に 投資 が 必 要で あ ろ う︒ 投 資 は同 様 に
︑ネ ッ ト ワー ク の イン フラ を 確 保す る た めに も 必 要で あ ろ う︒ 二 億 八
︑四
〇
〇 万ユ ー ロ の予 算 が
︑こ れ ら さま ざ ま な計 画の た め に編 成 さ れる
︒
Ⅱ
⎜ 累 犯 予 防 の 能 力 を 強 化 す る こ と
A⎜ 被 有 罪宣 告 者 の特 性 を より 深 く 評価 す る こと 社 会 復 帰・ 保 護 観察 局tion et de probation: ︵Services penitentiaires dʼinser-
S P IP
︶ は
︑被 収 容 者の み な らず
︑
行刑計画に関する二〇一二年三月二七日の法律第二〇一二‑四〇九号(二・完)(フランス刑事制裁研究会(訳))
開 放 環 境 で実 施 さ れる 一 七 五︑
〇
〇
〇人 の 被 有罪 宣 告 者の 監 督 も 保 障す る 以 上︑ 累 犯 予防 政 策 にお い て 果た す べ き重 要 な 役 割 を有 し て いる
︒ 調 整 さ れた 拘 禁
︑及 び
︑ 累犯 予 防 に適 し た 刑の 執 行 の行 程 を 配 備 する 前 に
︑各 被 有 罪宣 告 者 の特 性 の 厳格 か つ 体系 的 な 評 価 を導 入 す るの が 適 切で あ る
︒こ の 点 に関 し て
︑二 つ の 措 置 が取 ら れ るで あ ろ う︒ 一 方 で︑ 全 て の被 有 罪 宣告 者 に 有 効 な共 有 ツ ール
︑ 犯 罪 学 的 照 準 で の 診 断
tic avisee criminologiqu ︵diagnos-
e:
D A V C︶ を 実 施す る こ と︑ そ し て
︑ 他 方 で
︑ フ レ ー ヌ
︵Fresnes
︶ 及 び レ オ ー
︵Reau
︶ の セン タ ー をモ デ ル にし て
︑ 新 たに 三 つ の 国 立 評 価 組 織 を 創設 す る こと で あ る︒ 1 D A VC 及 び SP I P にお け る 個別 的 監 督を 普 及 させ る こ と S P I Pに よ る 司法 の 手 にあ る 者 のケ ア が
︑個 別 化 され
︑ 対 象 者 の 問題 性 に 適応 し た もの で あ るた め に は︑ 累 犯 予防 は
︑ 司 法 の手 に あ る者 に 焦 点を 当 て た評 価 作 業と 不 可 分で あ る
︒ 関 連領 域 の 専門 家 と とも に 構 築さ れ る DA V C は︑ こ の 評 価 作業 の 公 理化 で あ る︒ 三 つ の地 点 で 成功 を 経 験し た
︑ D A VC は
︑ 普及 の 対 象と な ら なけ れ ば なら な い
︒
D A V C の デ ー タ は︑ ア プ リ ケー シ ョ ン﹁ カ シ オ ペ イ ア﹂ 以 後
︑検 察 官 及び 刑 罰 適用 部 局 によ っ て 参照 さ れ
︑利 用さ れ う るで あ ろ う︒ 心 理 学 者フ ル タ イム 労 働 相当
︵ E TP T
︶ 一〇 三 人 の創 設が こ の ため に 計 画さ れ る
︒ 2 新 た に三 つ の 国立 評 価 セン タ ー を創 設 す るこ と 長 期 刑 で有 罪 宣 告を 受 け
︑ア プ リ オリ に 高 度の 危 険 性を 呈し て い る者 の 掘 り下 げ た 評価 は
︑ とり わ け
︑被 有 罪 宣告 者が 刑 の 修正 か ら 恩恵 を 受 ける 条 件 を充 足 す る限 り に おい て︑ 行 程 の冒 頭 に おい て も
︑刑 の 執 行中 に も 展開 さ れ なけ れば な ら ない
︒ こ のた め
︑ 数週 間 に わた っ て 学際 的 評 価を 行う
︑ 国 立評 価 セ ンタ ー が 増設 さ れ なけ れ ば なら な い
︒新 たに 三 つ のセ ン タ ーが こ の ため に 創 設さ れ る であ ろ う
︒ フ ル タ イム 労 働 相当
︵ E TP T
︶ 五〇 人 の 創出 が こ れに 向け て 計 画さ れ る
︒ 3 司 法 の手 に あ る者 の 心 理学 的
・ 犯罪 学 的 危険 性 を より い っ そ う顧 慮 す るこ と 司 法 の 手に あ る 者の 危 険 性評 価 が 複雑 で あ ると し て も︑ なお そ の 評価 は 可 能で あ り
︑累 犯 に 対し て 有 効に 戦 う ため
(法政研究 81‑1・2‑ )34 34
に は
︑ 考 慮せ ざ る をえ な い
︒ 危 険 性 の概 念 は
︑二 つ の 意味 を 含 んで い る
︒一 つ は
︑精 神 医 学 的 意味 で
︑ 主と し て 精神 障 害 と結 び つ いた
︑ 行 為に 移 行 す る 危険 と 定 義さ れ
︑ もう 一 つ は︑ 犯 罪 学的 意 味 で︑ あ る 者 が 呈す る
︑ 一定 の 重 大性 を も つ新 た な 犯罪 を 行 う高 度 の 蓋 然 性に 関 係 する
︒ 司 法 上 の実 施 主 体は 総 じ て今 日
︑ もっ ぱ ら 精神 医 学 的危 険 性 の 評 価を 行 っ てい る が
︑ほ と ん ど顧 慮 さ れな い ま まの 犯 罪 学 的 危険 性 の 評価 に つ いて
︑ 状 況は 全 く 異な っ て いる
︒ フ ラ ン ス が犯 罪 学 に関 す る 十分 な 研 修を 提 供 でき ず に 苦し ん で い る とい う 事 実は
︑ こ の点 に つ いて
︑ 示 唆的 で あ る︒ こ の 状 況を 改 善 する た め に︑ 犯 罪 学の 教 育 に新 た な 刺激 を 与 え る こと
︑ そ して
︑ そ の理 由 で
︑実 務 に 携わ る 者 全体
︑ 中 で も 特 に精 神 鑑 定人
︑ ま た裁 判 官
︑行 刑 職 員及 び 保 安処 分 学 際 的 委員 会 構 成員 ら の 現場 の 期 待に 応 え るた め
︑ 大学 及 び 司 法 に関 す る 職業 学 校 に対 し て
︑こ の 科 目に よ り 大き な 可 視 性 を与 え る よう 奨 励 する こ と が必 要 不 可欠 で あ る︒ 犯 罪 学 的危 険 性 の評 価 が 進歩 し う るた め に は︑ 同 様 に︑ 実 務 に 携 わる 者 が 自由 に 使 える ツ ー ル及 び メ ソッ ド に つい て
︑ 熟 考 を始 め る のが 適 切 であ る
︒ 精神 鑑 定 の枠 内 で の人 と の 対 話 及び そ の 観察 に 基 づく 臨 床 的 メ ソ ッド
︵methode clinique
︶ が︑ 今 日
︑ 精 神 医 学 的 危 険 性 の 評 価 の 枠 内 で 十 分に 確 立 され て い る一 方 で
︑リ ス ク の等 級 に 基づ く 保 険計 理 的 メ ソ ッ ド︵methode actuarielle
︶ の 方 は と い え ば︑ 全体 的 に みて 司 法 機関 に よ って 十 分 に用 い ら れて い る とは いえ な い
︒ア ン グ ロサ ク ソ ン諸 国
︑ とり わ け カナ ダ で 非常 に普 及 し たこ の メ ソッ ド は
︑累 犯 者 と機 会 的 犯罪 者 の 集団 を比 較 す る統 計 的 研究 に 基 づき
︑ 累 犯の さ ま ざま な フ ァク ター を 明 示し た 保 険計 理 表 に依 拠 す る︒ 犯 罪 学的 危 険 性は
︑ 精神 医 学 的危 険 性 のみ に 還 元さ れ な いた め
︑ 実務 に 携 わる 者が
︑ 精 確な 基 準 に則 っ た
︑詳 細 な 意見 を 述 べる こ と がで きる よ う にす る ツ ール 及 び メソ ッ ド の中 に
︑ 保険 計 理 的メ ソッ ド を 統合 す る のが 適 切 であ る
︒ よ り 一 般的 に
︑ 行為 へ の 移行 を 促 進し う る
︑心 理 学 的︑ 環境 的
︑ 文脈 的 フ ァク タ ー の全 体 を 把握 す る ため に は
︑司 法の 手 の 下に 置 か れた 者 の 犯罪 学 的 危険 性 の 評価 は
︑ 断固 とし て
︑ 学際 的 ア プロ ー チ に含 ま れ なけ れ ば なら な い
︒重 罪累 犯 の リス ク 減 少を 目 的 とし
︑ 刑 事手 続 上 の諸 規 定 をも た ら す 二
〇 一
〇 年 三 月 一
〇 日 の 法 律 第 二
〇 一
〇 二 四 二 号 によ っ て 創設 さ れ た︑ 刑 事 訴訟 法 第 七六 二 五 六 二 条 に規 定 さ れ る
︑ 司 法 手 続 の 枠 内 で 収 集 さ れ た 個 人 的 デ ー タ の ディ レ ク トリ
︵repertoire des donnees acaractere per-
行刑計画に関する二〇一二年三月二七日の法律第二〇一二‑四〇九号(二・完)(フランス刑事制裁研究会(訳))
sonnel collectees dans le cadre des procedures judiciair-es:
R D CP J
︶ は
︑訴 追 さ れま た は 有罪 宣 告 され た 者 に 関 す る 犯 罪学 的 危 険性 の 評 価の 質 を 決定 的 に 深化 さ せ るの に 貢 献 す るで あ ろ う︒ 4 最 も 重大 な 行 為を し た 被有 罪 宣 告者 の た めに 鑑 定 の学 際 性 を 強化 す る こと 人 身 に 対す る 加 重さ れ た 重罪 ま た は未 成 年 者に 対 し てな さ れ た 重 罪に つ き
︑一
〇 年 を超 え る 拘禁 刑 ま たは 懲 役 刑で 有 罪 宣 告 を受 け た 者に は
︑ 二人 の 鑑 定人 に よ って 行 わ れた 医 学 鑑 定 を伴 っ た
︑被 拘 禁 者の 観 察 の任 を 負 う特 殊 化 され た 機 関 に おい て 行 われ る 危 険性 の 学 際的 評 価 の後 に 下 され る
︑ 保 安 処分 学 際 的委 員 会 の意 見 な くし て
︑ いか な る 仮釈 放 も 認 め られ え な い旨
︑ 法 律は 規 定 して い る
︒ 本 法 第 八条 は
︑ 刑罰 適 用 判事 に
︑ 特別 に 理 由を 付 し た決 定 に よ っ て︑ 二 人 の精 神 科 医に よ る 二重 の 鑑 定に 代 え て︑ 一 人 の 精 神科 医 と 一人 の 心 理学 者 に よっ て 共 同で 実 施 され た 鑑 定 に よる こ と を可 能 に し︑ そ の こと で こ の鑑 定 の 学際 性 を 強 化 する
︒
5 精 神 鑑定 人 の 数を 増 大 させ る こ と こ こ 一
〇年 間 に 採択 さ れ た︑ 特 に
︑累 犯 予 防を 目 的 とし た刑 事 手 続法 は
︑ 犯罪 行 為 者の 危 険 性の よ り 精確 な 評 価を 保障 し
︑ 当該 行 為 者が 処 遇 の対 象 と なり う る かを 確 定 する ため
︑ 必 要的 な 精 神鑑 定 の 事案 を 増 大さ せ た
︒ そ の 結 果︑ 二
〇
〇二 年 か ら二
〇
〇 九年 の 間 に犯 罪 行 為者 に実 施 さ れた 精 神 鑑定 数 の 増大 は
︑ 一定 数 の 精神 鑑 定 人︑ 現在
︑ 控 訴院 の リ スト に 登 録さ れ て いる 五 三 七人 の 医 師に 対し て
︑ 一四 九
% 以上 と 推 定さ れ る
︒か く し て︑ 二
〇
〇二 年に は
︑ 一年 間 で 精神 鑑 定 人一 人 あ たり 六 一 件の 鑑 定 が実 施 さ れ て い た が
︑ こ の 率 は
︑ 二
〇
〇 九 年 に は
︑ 一 五 一 に 至っ た
︒ 鑑定 期 間 は︑ 従 っ て︑ 不 可 避的 に 長 期化 し た
︒ こ の 状 況を 改 善 する た め
︑三 つ の 促進 的 措 置が 取 ら れる であ ろ う
︒
⎜ 鑑 定 が自 由 業 の精 神 科 医に よ っ て行 わ れ る場 合
︑ 鑑定 そ れ 自体 の 費 用を 補 足 する
︑ 三
〇〇 ユ ー ロの 資 産 減少 に つ き補 償 金 を支 払 う こと
︒
⎜ 精 神 医学 の イ ンタ ー ン を司 法 鑑 定活 動 に 誘導 す る ため
︑ 奨 学 金制 度 を 設置 す る こと
︒ 本 法第 九 条 が定 め る よう に
︑ 学生 は
︑ この た め
︑司 法 の 決定 に 基 づく 対 象 者の 精 神 医学 的 ケ アに 関 す る契 約 に 署名 す る であ ろ う
︒こ
(法政研究 81‑1・2‑ )36 36
の 契 約に よ っ て︑ 学 生 は︑ 一 方 で︑ 司 法 鑑定 及 び 累犯 予 防 に関 す る 犯罪 学
︑ 司法 精 神 医学 及 び 司法 心 理 学の 研 修 を受 講 す るこ と
︑ 並び に
︑ 控訴 院 付 司法 鑑 定 人リ ス ト に記 載 さ れて い る 司法 鑑 定 人数 が 不 十分 で あ る場 合
︑ 自ら の 研 修の 終 了 後︑ 少 な くと も 二 年間 そ の リス ト の 一つ に 登 録す る こ とと 引 き 替え に 手 当を 受 領 する こ と がで き る
︒
⎜ 司 法 鑑定 活 動 に取 り 組 む精 神 科 医を 奨 励 し︑ 養 成 し︑ こ れ に随 伴 す るた め に 後見 人 を 設置 す る こと
︒ 最 近学 位 を 取 得 し た か 否 か を 問 わ ず︑
新 人 の︵junior
︶﹂ 鑑 定 人 とし て 活 動を 開 始 しよ う と する 精 神 科医 に 対 して
︑ 彼 ら に 委 託 さ れ る 最 初 の 二
〇 件 の 鑑 定 の 間
︑彼 ら に と っ て 後 見 人 の 役 目 を 果 た す
﹁ 古 参 の
︵senior
︶﹂ 司 法 鑑 定人 の 随 伴を 編 成 する こ と が重 要 で ある
︒ B
⎜ 累 犯 の危 険 性 を呈 す る 被有 罪 宣 告者 と り わけ 性 犯 罪者 の 監 督 を強 化 す るこ と 1 累 犯 の予 防 計 画を 普 及 させ る こ と 累 犯 予 防の 計 画 は︑ 全 て の行 刑 機 関に 普 及 し︑ 必 然 的に
︑ 性 犯 罪 及 び行 動 研 究に 関 す る特 殊 な 部分 も 含 むこ と に なる で あ ろ う
︒こ れ ら の計 画 は
︑特 に 心 理学 者 を 含む 学 際 的グ
ルー プ に よっ て 練 り上 げ ら れ︑ 実 施 され る で あろ う
︒ 2 重 大 な行 動 障 害に 罹 っ た被 拘 禁 者の ケ ア にお い て 特化 さ れ た 第二 の 施 設を 創 設 する こ と 先 に 触 れた よ う に︑ 重 大 な行 動 障 害に 罹 患 した 被 拘 禁者 の ケ ア に 特 化 さ れ た 第 二 の 施 設 が
︑シ ャ ト ー・ テ ィ エ リ
︵Chateau-Thierry
︶ の 現 行 の 施 設 を モ デ ル に 建 築 さ れ る であ ろ う
︒こ の 編 成は
︑ 九 五人 の 収 容定 員 を 提供 す る であ ろう
︒ 3 治 療 の実 効 性 を確 保 す るこ と a)
閉 鎖 環境 上 記 二
〇 一
〇 年 三 月 一
〇 日 の 法 律 第 二
〇 一
〇 二 四 二 号 に よっ て 起 草 さ れ る
︑ 公 衆 衛 生 法 L.三 七 一 一 三 条 は
︑開 放環 境 に おい て 実 行さ れ る 治療 命 令 の枠 内 で
︑主 治 医 に対 して
︑ 調 整医 を 介 して
︑ 意 に反 す る 治療 の 中 止に つ き
︑刑 罰適 用 判 事に 通 知 する こ と を義 務 づ けて い た
︒ 閉 鎖 環 境に お け る治 療 の 有効 性 を 深化 さ せ るた め
︑ 本法 第七 条
︑ 第五 条 は
︑拘 禁 中 に実 行 さ れる 治 療 につ い て
︑刑 罰適 用 判 事に お け る情 報 伝 達の 改 良 を目 指 し てい る
︒ 主治 医は
︑ 被 有罪 宣 告 者に 対 し
︑被 有 罪 宣告 者 が 刑罰 適 用 判事
行刑計画に関する二〇一二年三月二七日の法律第二〇一二‑四〇九号(二・完)(フランス刑事制裁研究会(訳))
に 提 出 す ると い う 条件 で
︑ 刑罰 適 用 判事 に よ り提 示 さ れた 治 療 を 定 めら れ た 形で 受 け てい る か 否か を 示 す証 明 書 を交 付 し
︑ か くし て
︑ 刑罰 適 用 判事 は
︑ 情を 知 っ た上 で
︑ 刑の 短 縮 の 取 消︑ 及 び
︑補 充 刑 の短 縮 ま たは 仮 釈 放の 恩 典 に関 し て 宣 告 する こ と が可 能 に なろ う
︒ b)
開 放 環境 治 療 命 令は
︑ 社 会内 司 法 監督
︑ 司 法監 視
︑ 保安 監 視 また は 仮 釈 放 の枠 内 で 行わ れ る が︑ こ の 措置 の 効 率的 実 行 のた め に は
︑ 共和 国 検 事に よ っ て作 成 さ れた リ ス トに 登 録 され
︑ 適 切 な 研 修を 受 講 した 精 神 科医 ま た は医 師 で ある 調 整 医が 刑 罰 適 用 判事 に よ って 指 名 され る 必 要が あ る
︒こ の 調 整医 は
︑ 裁 判 官と 主 治 医と の 仲 介者 の 役 割を 担 う
︒調 整 医 は︑ 治 療 の 実 行に お い て生 じ た 全て の 困 難に つ き 主治 医 か ら通 知 さ れ
︑ 治療 命 令 のコ ン ト ロー ル に 必要 な 諸 要素 を 刑 罰適 用 判 事 に 伝達 す る
︒ し か し なが ら
︑ 二〇 一 一 年九 月 一 日時 点 で
︑二 三 七 人の 調 整 医 の みが
︑ 実 行中 の 五
︑三 九 八 件の 治 療 命令 の た め全 土 に
︑ し かも 不 均 等に
︑ 配 分さ れ て いた
︒ 司 法は
︑ か くし て
︑ 調 整 医の 不 足 に直 面 す る︒ 一 七 の県 で は
︑目 下
︑ 調整 医 は お ら ず︑ 実 行 され て い ない 治 療 命令 の 数 は︑ 一
︑ 七五
〇件 と 推 定さ れ る
︒全 て の これ ら の 措置 が 実 行さ れ る には
︑ 被有 罪 宣 告者 の 居 住県 が ど こで あ ろ うと
︑ 一 人の 調 整 医あ たり 二
〇 人の 実 行 に従 事 す ると し て
︑追 加 で 一一 九 人 の調 整医 が 必 要と な ろ う︒ 二 つ の 措置 は
︑ 調整 医 の 不十 分 さ を改 善 す るこ と を 目的 とし て い る︒ ま ず 第 一に
︑ 治 療命 令 を 受け た 被 有罪 宣 告 者を 監 督 する ため 刑 罰 適用 判 事 によ っ て 指名 さ れ る調 整 医 が徴 収 す る見 積額 で の 手当 は
︑ 現在
︑ 調 整医 に 関 する 公 衆 衛生 法 第 R.三 七一 一 八 条 及び 第 R.三 七 一 一 一 一 条の 適 用 のた め に 下さ れた
︑ 二
〇〇 八 年 一月 二 四 日の ア レ テに よ っ て︑ 観 察 対象 者一 人 あ たり
︑ 年 総計 七
〇
〇ユ ー ロ であ る が
︑こ の 額 が︑ 九〇
〇 ユ ーロ に 引 き上 げ ら れ︑ 提 供 され る で あろ う
︒ 第 二 に
︑精 神 鑑 定人 の 数 を増 大 さ せる た め 先に 示 さ れた
︑ 奨学 金 及 びチ ュ ー ター の 機 構が
︑ 同 様に 調 整 医に も 関 わる こと に な ろう
︒ C⎜ 司 法 の手 に あ る者 の よ り適 切 な 監督 を 保 障す る た めに 社 会 復 帰及 び 保 護観 察 の 部局 を 強 化し 再 編 成す る こ と 1 可 動 式チ ー ム
︵equipes mobiles
︶ を 配 備す る こ と S P I Pの 活 動 は構 造 的 に著 し い 変異 を 被 って お り
︑そ
(法政研究 81‑1・2‑ )38 38