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受験番号 二級ボイラー技士免許試験 指示があるまで 試験問題を開かないでください 注意事項 1 本紙左上の 受験番号 欄に受験番号を記入してください 2 解答方法 (1) 解答は 別の解答用紙に記入 ( マーク ) してください (2) 使用できる鉛筆 ( シャープペンシル可 ) は HB 又は B

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(1)

受験番号

二級ボイラー技士免許試験

指示があるまで、試験問題を開かないでください。

〔注意事項〕

1 本紙左上の「受験番号」欄に受験番号を記入してください。

2 解答方法

(1) 解答は、別の解答用紙に記入(マーク)してください。

(2) 使用できる鉛筆(シャープペンシル可)は、「HB」又は「B」です。

ボールペン、サインペンなどは使用できません。

(3) 解答用紙は、機械で採点しますので、折ったり、曲げたり、汚したりしな いでください。

(4) 解答を訂正するときは、消しゴムできれいに消してから書き直してくださ い。

(5) 問題は、五肢択一式で、正答は一問につき一つだけです。二つ以上に記入 (マーク)したもの、判読が困難なものは、得点としません。

(6) 計算、メモなどは、解答用紙に書かずに試験問題の余白を利用してくださ い。

3 受験票には、何も記入しないでください。

4 試験時間は3時間で、試験問題は問1~問40です。

5 試験開始後、1時間以内は退室できません。

試験時間終了前に退室するときは、着席のまま無言で手を上げてください。

試験監督員が席まで伺います。

なお、退室した後は、再び試験室に入ることはできません。

6 試験問題は、持ち帰ることはできません。受験票は、お持ち帰りください。

(2)

〔ボイラーの構造に関する知識〕

問 1 ボイラーの水循環について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)ボイラー内で、温度が上昇した水及び気泡を含んだ水は上昇し、その後に 温度の低い水が下降して、水の循環流ができる。

(2)丸ボイラーは、伝熱面の多くがボイラー水中に設けられ、水の対流が容易 なので、水循環の系路を構成する必要がない。

(3)水管ボイラーは、水循環を良くするため、水と気泡の混合体が上昇する管 と、水が下降する管を区別して設けているものが多い。

○(4)自然循環式水管ボイラーは、高圧になるほど蒸気と水との密度差が大きく なり、循環力が弱くなる。

(5)水循環が不良であると、伝熱面の焼損、膨出などの原因となる。

問 2 ボイラーの燃焼室、伝熱面及び燃焼装置について、誤っているものは次のう ちどれか。

(1)燃焼室は、燃料を燃焼させ熱が発生する部分で、火炉ともいわれる。

(2)燃焼装置は、燃料の種類によって異なり、液体燃料、気体燃料及び微粉炭 にはバーナが、木材、石油コークスなどの固体燃料には一般に、火格子、流 動層などが用いられる。

(3)燃焼室は、供給された燃料を速やかに着火・燃焼させ、発生する可燃性ガ スと空気との混合接触を良好にして、完全燃焼を行わせる部分である。

(4)加圧燃焼方式の燃焼室は燃焼室内を大気圧以上に保たせている。

○(5)高温ガス通路に配置され、主として高温ガスとの接触によって受けた熱を 水や蒸気に伝える伝熱面は、放射伝熱面といわれる。

(3)

問 3 丸ボイラーと比較した水管ボイラーの特徴として、誤っているものは次のう ちどれか。

(1)ボイラー水の循環系路を確保するため、一般に、蒸気ドラム、水ドラム及 び多数の水管で構成されている。

○(2)水管内で発生させた蒸気は、水管内部では停滞することはない。

(3)燃焼室を自由な大きさに作ることができ、また、種々の燃料及び燃焼方式 に適応できる。

(4)使用蒸気量の変動による圧力変動及び水位変動が大きい。

(5)給水及びボイラー水の処理に注意を要し、特に高圧ボイラーでは厳密な水 管理を行う必要がある。

問 4 次の文中の 内に入れるA及びBの語句の組合せとして、正しいものは (1)~(5)のうちどれか。

「暖房用鋳鉄製蒸気ボイラーでは、 A を循環して使用するが、給水管は ボイラーに直接接続しないで B に取り付けるハートフォード式連結法が用 いられる。」

A B

(1)給水 逃がし管

(2)蒸気 膨張管

○(3)復水 返り管

(4)復水 逃がし管

(5)給水 膨張管

(4)

問 5 ボイラー各部の構造及び強さについて、誤っているものは次のうちどれか。

(1)胴板には、内部の圧力によって引張応力が生じる。

○(2)胴板に生じる応力について、胴の周継手の強さは、長手継手の強さの2倍 以上必要である。

(3)だ円形のマンホールを胴に設ける場合には、短径部を胴の軸方向に配置す る。

(4)皿形鏡板は、球面殻、環状殻及び円筒殻から成っている。

(5)炉筒は、鏡板で拘束されているため、燃焼ガスによって加熱されると炉筒 板内部に圧縮応力が生じる。

問 6 ボイラーの水面測定装置について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)貫流ボイラーを除く蒸気ボイラーには、原則として、2個以上のガラス水 面計を見やすい位置に取り付ける。

(2)ガラス水面計は、可視範囲の最下部がボイラーの安全低水面と同じ高さに なるように取り付ける。

(3)丸形ガラス水面計は、主として最高使用圧力1MPa以下の丸ボイラーなど に用いられる。

○(4)平形反射式水面計は、裏側から電灯の光を通すことにより、水面を見分け るものである。

(5)二色水面計は、光線の屈折率の差を利用したもので、蒸気部は赤色に、水 部は緑色に見える。

(5)

問 7 ボイラーに空気予熱器を設置した場合の利点として、正しいもののみを全て 挙げた組合せは、次のうちどれか。

A 燃焼用空気の温度が上昇し、水分の多い低品位燃料の燃焼に有効である。

B 通風抵抗が増加する。

C 過剰空気量を小さくできる。

D ボイラー効率が上昇する。

(1)A,B

(2)A,C

○(3)A,C,D

(4)B,C,D

(5)C,D

問 8 ボイラーの給水系統装置について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)ディフューザポンプは、羽根車の周辺に案内羽根のある遠心ポンプで、高 圧のボイラーには多段ディフューザポンプが用いられる。

(2)渦巻ポンプは、羽根車の周辺に案内羽根のない遠心ポンプで、一般に低圧 のボイラーに用いられる。

(3)給水加熱器には、一般に、加熱管を隔てて給水を加熱する熱交換式が用い られる。

(4)給水弁と給水逆止め弁をボイラーに取り付ける場合は、ボイラーに近い側 に給水弁を取り付ける。

○(5)給水内管は、一般に長い鋼管に多数の穴を設けたもので、胴又は蒸気ドラ ム内の安全低水面より上方に取り付ける。

(6)

問 9 ボイラーの圧力制御機器について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)比例式蒸気圧力調節器は、一般に、コントロールモータとの組合せにより、

比例動作によって蒸気圧力の調節を行う。

(2)比例式蒸気圧力調節器では、比例帯の設定を行う。

(3)オンオフ式蒸気圧力調節器(電気式)は、水を入れたサイホン管を用いてボ イラーに取り付ける。

(4)蒸気圧力制限器は、ボイラーの蒸気圧力が異常に上昇した場合などに、直 ちに燃料の供給を遮断するものである。

○(5)蒸気圧力制限器には、一般に比例式圧力調節器が用いられている。

問10 ボイラーの自動制御について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)シーケンス制御は、あらかじめ定められた順序に従って、制御の各段階を、

順次、進めていく制御である。

(2)オンオフ動作による蒸気圧力制御は、蒸気圧力の変動によって、燃焼又は 燃焼停止のいずれかの状態をとる。

(3)ハイ・ロー・オフ動作による蒸気圧力制御は、蒸気圧力の変動によって、

高燃焼、低燃焼又は燃焼停止のいずれかの状態をとる。

○(4)比例動作による制御は、偏差が変化する速度に比例して操作量を増減する ように動作する制御である。

(5)積分動作による制御は、偏差の時間積分値に比例して操作量を増減するよ うに動作する制御である。

(7)

〔ボイラーの取扱いに関する知識〕

問11 ボイラーのばね安全弁及び逃がし弁の調整及び試験について、誤っているも のは次のうちどれか。

(1)安全弁の調整ボルトを定められた位置に設定した後、ボイラーの圧力をゆ っくり上昇させて安全弁を作動させ、吹出し圧力及び吹止まり圧力を確認す る。

○(2)安全弁の吹出し圧力が設定圧力よりも低い場合は、一旦、ボイラーの圧力 を設定圧力の80%程度まで下げ、調整ボルトを緩めて再度、試験する。

(3)ボイラー本体に安全弁が2個ある場合は、1個を最高使用圧力以下で先に 作動するように調整したときは、他の1個を最高使用圧力の3%増以下で作 動するように調整することができる。

(4)エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より高い圧力 に調整する。

(5)最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合、各ボイラーの安全弁 は、最高使用圧力の最も低いボイラーを基準に調整する。

問12 ボイラーのたき始めに、燃焼量を急激に増加させてはならない理由として、

誤っているものは次のうちどれか。

(1)ボイラーとれんが積みとの境界面に隙間が生じる原因となるため。

(2)れんが積みの目地に割れが発生する原因となるため。

○(3)火炎の偏流を起こしやすいため。

(4)ボイラー本体の不同膨張を起こすため。

(5)煙管の取付け部や継手部からボイラー水の漏れが生じる原因となるため。

(8)

問13 ボイラーの運転を停止し、ボイラー水を全部排出する場合の措置として、誤 っているものは次のうちどれか。

(1)運転停止のときは、ボイラーの水位を常用水位に保つように給水を続け、

蒸気の送り出し量を徐々に減少させる。

○(2)運転停止のときは、燃料の供給を停止してポストパージが完了し、ファン を停止した後、自然通風の場合はダンパを全開とし、たき口及び空気口を開 いて炉内を冷却する。

(3)運転停止後は、ボイラーの蒸気圧力がないことを確かめた後、給水弁及び 蒸気弁を閉じる。

(4)給水弁及び蒸気弁を閉じた後は、ボイラー内部が負圧にならないように空 気抜弁を開いて空気を送り込む。

(5)ボイラー水の排出は、ボイラー水がフラッシュしないように、ボイラー水 の温度が90℃以下になってから、吹出し弁を開いて行う。

問14 次のうち、ボイラー給水の脱酸素剤として使用される薬剤のみの組合せはど れか。

(1)塩化ナトリウム ヒドラジン

(2)りん酸ナトリウム タンニン

(3)亜硫酸ナトリウム 炭酸ナトリウム

○(4)亜硫酸ナトリウム ヒドラジン

(5)炭酸ナトリウム りん酸ナトリウム

(9)

問15 ボイラー水の吹出しについて、誤っているものは次のうちどれか。

(1)炉筒煙管ボイラーの吹出しは、ボイラーを運転する前、運転を停止したと き又は負荷が低いときに行う。

(2)鋳鉄製温水ボイラーは、配管のさび又は水中のスラッジを吹き出す場合の ほかは、吹出しは行わない。

(3)水冷壁の吹出しは、いかなる場合でも運転中に行ってはならない。

○(4)吹出し弁が直列に2個設けられている場合には、第二吹出し弁を先に開き、

次に第一吹出し弁を開いて吹出しを行う。

(5)鋳鉄製蒸気ボイラーの吹出しは、燃焼をしばらく停止して、ボイラー水の 一部を入れ替えるときに行う。

問16 ボイラー水位が安全低水面以下に異常低下する原因となる場合として、正し いもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。

A 気水分離器が閉塞している。

B 不純物により水面計が閉塞している。

C 吹出し装置の閉止が不完全である。

D 給水内管の穴が閉塞している。

(1)A,B

(2)A,B,C

(3)A,C,D

○(4)B,C,D

(5)C,D

(10)

問17 ボイラーの点火前の点検・準備について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)水面計によってボイラー水位が高いことを確認したときは、吹出しを行っ て常用水位に調整する。

(2)験水コックがある場合には、水部にあるコックを開けて、水が噴き出すこ とを確認する。

(3)圧力計の指針の位置を点検し、残針がある場合は予備の圧力計と取り替え る。

○(4)水位を上下して水位検出器の機能を試験し、給水ポンプが設定水位の上限 において、正確に起動することを確認する。

(5)煙道の各ダンパを全開にしてファンを運転し、炉及び煙道内の換気を行う。

問18 ボイラーのスートブローについて、誤っているものは次のうちどれか。

(1)スートブローは、一箇所に長く吹き付けないようにして行う。

(2)スートブローは、最大負荷よりやや低いところで行う。

○(3)スートブローの蒸気には、清浄効果を上げるため、ドレンの混入した密度 の高い湿り蒸気を用いる。

(4)スートブローの回数は、燃料の種類、負荷の程度、蒸気温度などに応じて 決める。

(5)スートブローを行ったときは、煙道ガスの温度や通風損失を測定して、そ の効果を確かめる。

(11)

問19 単純軟化法によるボイラー補給水の軟化装置について、誤っているものは次 のうちどれか。

(1)軟化装置は、強酸性陽イオン交換樹脂を充塡したNa 塔に水を通過させる ものである。

(2)軟化装置は、水中のカルシウムやマグネシウムを除去することができる。

○(3)軟化装置による処理水の残留硬度は、貫流点を超えると著しく減少する。

(4)軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂の交換能力が低下した場合は、一般に 食塩水で再生を行う。

(5)軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂は、1年に1回程度、鉄分による汚染 などを調査し、樹脂の洗浄及び補充を行う。

問20 ボイラーのガラス水面計の機能試験を行う時期として、必要性の低い時期は 次のうちどれか。

(1)ガラス管の取替えなどの補修を行ったとき。

○(2)2個の水面計の水位に差異がないとき。

(3)水位の動きが鈍く、正しい水位かどうか疑いがあるとき。

(4)プライミングやホーミングが生じたとき。

(5)取扱い担当者が交替し、次の者が引き継いだとき。

(12)

〔燃料及び燃焼に関する知識〕

問21 次の文中の 内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、正しいも のは(1)~(5)のうちどれか。

「燃料の工業分析では、 A を気乾試料にして、水分、灰分及び B を 測定し、残りを C として質量(%)で表す。」

A B C

○(1)固体燃料 揮発分 固定炭素

(2)固体燃料 炭素分 残留炭素

(3)液体燃料 揮発分 硫黄分

(4)液体燃料 窒素分 揮発分

(5)気体燃料 炭化水素 炭素分

問22 燃料の分析及び性質について、誤っているものは次のうちどれか。

○(1)組成を示す場合、通常、液体燃料及び固体燃料には成分分析が、気体燃料 には元素分析が用いられる。

(2)発熱量とは、燃料を完全燃焼させたときに発生する熱量をいう。

(3)高発熱量は、水蒸気の潜熱を含んだ発熱量で、総発熱量ともいう。

(4)高発熱量と低発熱量の差は、燃料に含まれる水素及び水分の割合によって 決まる。

(5)気体燃料の発熱量の単位は、通常、MJ/m で表す。

(13)

問23 重油に含まれる水分及びスラッジによる障害について、適切でないものは次 のうちどれか。

(1)水分が多いと、熱損失が増加する。

(2)水分が多いと、息づき燃焼を起こす。

○(3)水分が多いと、油管内でベーパロックを起こす。

(4)スラッジは、弁、ろ過器、バーナチップなどを閉塞させる。

(5)スラッジは、ポンプ、流量計、バーナチップなどを摩耗させる。

問24 油だきボイラーにおける重油の加熱について、適切でないものは次のうちど れか。

(1)粘度の高い重油は、噴霧に適した粘度にするため加熱する。

(2)C重油の加熱温度は、一般に80 ~105℃である。

○(3)加熱温度が低すぎると、息づき燃焼となる。

(4)加熱温度が低すぎると、霧化不良となり、燃焼が不安定となる。

(5)加熱温度が高すぎると、コークス状の残渣が生成される原因となる。

(14)

問25 ボイラーの油バーナについて、誤っているものは次のうちどれか。

(1)圧力噴霧式バーナは、油に高圧力を加え、これをノズルチップから炉内に 噴出させて微粒化するものである。

○(2)プランジャ式圧力噴霧バーナは、単純な圧力噴霧式バーナに比べ、ターン ダウン比が狭い。

(3)高圧蒸気噴霧式バーナは、比較的高圧の蒸気を霧化媒体として油を微粒化 するもので、ターンダウン比が広い。

(4)回転式バーナは、回転軸に取り付けられたカップの内面で油膜を形成し、

遠心力により油を微粒化するものである。

(5)ガンタイプバーナは、ファンと圧力噴霧式バーナを組み合わせたもので、

燃焼量の調節範囲が狭い。

問26 ボイラー用燃料における、固体燃料と比べた場合の気体燃料の特徴として、

誤っているものは次のうちどれか。

(1)メタンなどの炭化水素が主成分である。

(2)発生する熱量が同じ場合、CO の発生量が少ない。2

(3)燃料中の硫黄分が少ないので、SO の発生を抑制できる。X

○(4)炭素に対する水素の比率が低いため、ばいじんの発生が少ない。

(5)漏えいすると、可燃性混合気を作りやすく、爆発の危険性が高い。

(15)

問27 重油燃焼によるボイラー及び附属設備の低温腐食の抑制方法として、誤って いるものは次のうちどれか。

(1)硫黄分の少ない重油を選択する。

(2)燃焼ガス中の酸素濃度を下げ、燃焼ガスの露点を下げる。

(3)給水温度を上昇させて、エコノマイザの伝熱面の温度を高く保つ。

○(4)ガス式空気予熱器を用いて、蒸気式空気予熱器の伝熱面の温度が高くなり 過ぎないようにする。

(5)燃焼室及び煙道への空気漏入を防止し、煙道ガスの温度の低下を防ぐ。

問28 ボイラー用ガスバーナについて、AからDまでの記述のうち、正しいものの みを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。

A ボイラー用ガスバーナは、ほとんどが拡散燃焼方式を採用している。

B センタータイプガスバーナは、空気流の中心にガスノズルを有し、先端 からガスを放射状に噴射する。

C 拡散燃焼方式ガスバーナは、空気の流速・旋回強さ、ガスの分散・噴射 方法、保炎器の形状などにより、火炎の形状やガスと空気の混合速度を調 節できる。

D マルチスパッドガスバーナは、リング状の管の内側に多数のガス噴射孔 を有し、空気流の外側からガスを内側に向かって噴射する。

○(1)A,B,C

(2)A,C,D

(3)A,D

(4)B,C

(5)B,C,D

(16)

問29 ボイラーの通風に関して、誤っているものは次のうちどれか。

(1)炉及び煙道を通して起こる空気及び燃焼ガスの流れを、通風という。

(2)煙突によって生じる自然通風力は、煙突内のガスの密度と外気の密度との 差に煙突高さを乗じることにより求められる。

○(3)押込通風は、炉内が大気圧以上の圧力となるので、気密が不十分であって も、燃焼ガスが外部へ漏れ出すことはない。

(4)誘引通風は、比較的高温で体積の大きな燃焼ガスを取り扱うので、大型の ファンを必要とする。

(5)平衡通風は、通風抵抗の大きなボイラーでも強い通風力が得られ、必要な 動力は押込通風より大きく、誘引通風より小さい。

問30 ボイラーの熱損失に関し、次のうち誤っているものはどれか。

(1)ボイラーの熱損失には、排ガス熱によるものがある。

(2)ボイラーの熱損失には、不完全燃焼ガスによるものがある。

(3)ボイラーの熱損失には、ボイラー周壁からの放散熱によるものがある。

○(4)ボイラーの熱損失のうち最大のものは、一般に不完全燃焼ガスによるもの である。

(5)空気比を少なくし、かつ、完全燃焼させることにより、排ガス熱による熱 損失を小さくできる。

(17)

〔関係法令〕

問31 ボイラー(移動式ボイラー、屋外式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)を設 置するボイラー室について、法令に定められていないものは次のうちどれか。

○(1)伝熱面積が3m の蒸気ボイラーは、ボイラー室に設置しなければならな い。

(2)ボイラーの最上部から天井、配管その他のボイラーの上部にある構造物ま での距離は、原則として、1.2 m以上としなければならない。

(3)ボイラー、これに附設された金属製の煙突又は煙道が、厚さ100 mm以上の 金属以外の不燃性の材料で被覆されている場合を除き、これらの外側から 0.15m以内にある可燃性の物は、金属以外の不燃性の材料で被覆しなければ ならない。

(4)ボイラーを取り扱う労働者が緊急の場合に避難するために支障がないボイ ラー室を除き、ボイラー室には、2以上の出入口を設けなければならない。

(5)ボイラー室に固体燃料を貯蔵するときは、原則として、これをボイラーの 外側から1.2 m以上離しておかなければならない。

問32 ボイラー(小型ボイラーを除く。)の定期自主検査における項目と点検事項と の組合せとして、法令に定められていないものは次のうちどれか。

項目 点検事項

(1)圧力調節装置 ……… 機能の異常の有無

(2)ストレーナ ……… つまり又は損傷の有無

○(3)油加熱器及び ……… 保温の状態及び損傷の有無 燃料送給装置

(4)バーナ ……… 汚れ又は損傷の有無

(5)煙道 ……… 漏れその他の損傷の有無及び通風圧の 異常の有無

(18)

問33 法令上、ボイラーの伝熱面積に算入しない部分は、次のうちどれか。

(1)管寄せ

(2)煙管

(3)水管

(4)炉筒

○(5)過熱器

問34 鋳鉄製ボイラー(小型ボイラーを除く。)の附属品について、次の文中の 内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、法令上、正しいものは (1)~(5)のうちどれか。

「 A ボイラーには、ボイラーの B 付近における A の C を表 示する C 計を取り付けなければならない。」

A B C

(1)蒸気 入口 温度

(2)蒸気 出口 流量

(3)温水 出口 流量

(4)温水 入口 温度

○(5)温水 出口 温度

(19)

問35 ボイラー(移動式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)に関する次の文中の 内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、法令上、正しいものは (1)~(5)のうちどれか。

「ボイラーを設置した者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと 認めたものを除き、①ボイラー、②ボイラー室、③ボイラー及びその A の 配置状況、④ボイラーの据付基礎並びに燃焼室及び B の構造について、

C 検査を受けなければならない。」

A B C

(1)自動制御装置 通風装置 落成

(2)自動制御装置 煙道 使用

(3)配管 煙道 性能

○(4)配管 煙道 落成

(5)配管 通風装置 使用

ボイラー(小型ボイラーを除く。)の附属品の管理のため行わなければならな 問36

い事項として、法令に定められていないものは次のうちどれか。

○(1)圧力計の目もりには、ボイラーの常用圧力を示す位置に、見やすい表示を すること。

(2)蒸気ボイラーの常用水位は、ガラス水面計又はこれに接近した位置に、現 在水位と比較することができるように表示すること。

(3)圧力計は、使用中その機能を害するような振動を受けることがないように し、かつ、その内部が凍結し、又は80℃以上の温度にならない措置を講ずる こと。

(4)燃焼ガスに触れる給水管、吹出管及び水面測定装置の連絡管は、耐熱材料 で防護すること。

(5)逃がし管は、凍結しないように保温その他の措置を講ずること。

(20)

問37 ボイラーの取扱いの作業について、法令上、ボイラー取扱作業主任者として 二級ボイラー技士を選任できるボイラーは、次のうちどれか。

ただし、他にボイラーはないものとする。

(1)伝熱面積が 25 m の鋳鉄製蒸気ボイラー

(2)伝熱面積が 40 m の炉筒煙管ボイラー

(3)伝熱面積が 50 m の鋳鉄製温水ボイラー

○(4)伝熱面積が 240 m の貫流ボイラー

(5)最大電力設備容量が 600 kWの電気ボイラー

問38 ボイラー(小型ボイラーを除く。)の次の部分又は設備を変更しようとすると き、法令上、ボイラー変更届を所轄労働基準監督署長に提出する必要のないも のはどれか。

ただし、計画届の免除認定を受けていない場合とする。

(1)ステー

(2)燃焼装置

(3)据付基礎

(4)鏡板

○(5)水処理装置

(21)

問39 鋼製ボイラー(小型ボイラーを除く。)の安全弁について、法令上、誤ってい るものは次のうちどれか。

○(1)伝熱面積が100 m 以下の蒸気ボイラーには、安全弁を1個備えなければな らない。

(2)貫流ボイラー以外の蒸気ボイラーの安全弁は、ボイラー本体の容易に検査 できる位置に直接取り付け、かつ、弁軸を鉛直にしなければならない。

(3)貫流ボイラーに備える安全弁については、当該ボイラーの最大蒸発量以上 の吹出し量のものを過熱器の出口付近に取り付けることができる。

(4)過熱器には、過熱器の出口付近に過熱器の温度を設計温度以下に保持する ことができる安全弁を備えなければならない。

(5)水の温度が120℃を超える温水ボイラーには、安全弁を備えなければなら ない。

貫流ボイラー(小型ボイラーを除く。)の附属品について、AからDまでの記 問40

述のうち、法令に定められているものを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。

A 過熱器には、ドレン抜きを備えなければならない。

B 給水装置の給水管には、給水弁及び逆止め弁を取り付けなければならな い。

C 起動時にボイラー水が不足している場合及び運転時にボイラー水が不足 した場合に、自動的に燃料の供給を遮断する装置又はこれに代わる安全装 置を設けなければならない。

D 吹出し管は、設けなくてもよい。

(1)A,B

(2)A,B,C

○(3)A,C,D

(4)B,C,D

(5)C,D

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