西松送 設 ほ祇 VOL5
Table‑3荷卸 し地点で採取 したコンクリー トの若材今 圧縮強度試験結果
lLu"日](,Ir‑前採取) 2桓lEHLF後採収) 全
体
賀平均値巨(kgf/cTn,)lデータ数Tl 平均依I(kgf/tm.)データ数7l 平均値∫(kgf/叫
デ ー こ T タ l 数
; 2刷51 0.30 22 0.28 20 0.29
4 2
3時fi妄】 0.77 22 0.76 20 0,76
4 2
‑ トとの摩擦抵抗低減の配慮を払ったO
打設 Lたコンクリー トの初期強度は試験練 りによる結 果か らほぼ推定で きるが,実際打設時の気温が証紙練 り 時より高いことと,運搬時間を見込み,現場では若材令
2・3・ 3. 5
時間について,午前 と午後の1
日2
回強度 試験を実施 した。結果はTabl e‑ 3
に示す とお り,脱型可 能な初期強度は打設後3‑3. 5
時間であった。脱型 した部分のコンクリー ト表面は不陸なため,脱型 直後のまだ固まらないうちに,左官工による刷毛引き仕 上げを行 った。
6 施工実績
スライド開始は
6
月1 6
日で,最終のスライドは6
月2 7
日であ る。作業 は昼 間のみで行 い,サ イロ箇身高 さ3 3. 7 0 m
,コンクリー ト打設豊1, 7 3 0 m
3の打上 げに要 し た日数は延べ1 2
日間である。総スライ ド回数は6 5 4
回,ス ラド作業時間は延べ1 0 1
時間 となった。単位時間当 りの 型枠上
昇高さは3 3 4 m m
/h, コンクリー ト打設最は1 7. 1 3
m3 / h
である。サイロの
垂
直精度については,型枠の据付けは慎重に 行 ったが,スライ ド途中にわずかづつ
傾斜七 はじめたた め,一定 レベルで上昇 しているジャ ッキス トロークを個 別に変更す ることによって修正を行ったが,最終結果2 9 m m
傾斜 Lた。 これは型枠上昇高さ3 3. 7 0m
に対 し,約 1/1 1 0 0
の倒れ とな り,精度的にはほぼ垂直にスライ ドしたとみなせ る。
7
あ とが き型枠,橡械および作業床等の諸設備はすべて地上で組 立て, これ らを同時にスライド上昇 させてい くので, コ
ンクリー ト打設終了まで同 じ状態で作業がで きたことは, 施工性,作業性,安定性 において好結果が得 られた。
参考文献
「コンクリー ト便覧」
日本コンクリー ト工学協会編 技報堂出版株式会社
160
国抄 録
褒野 田 芸道橋⑳施冨
大 沼 茂 弥 * 庄子 勇 **
鈴木 修 **串
矢野目
二道
橋新設工事 (立体化による踏切除去)は, 当初,ルーフパイプにより,在来線を仮受 Lて施工する 計画であ った。 しか し,コス トが劉高になるとの当局か らの指示により,再度検討 した結果,ュ事桁(
たて桁式) を使用 した開削工法 (メ ッセル工法併用)に変更された。この結果,工法 としては‑。娘的なもの となったが,「工事 桁 による開
削工
法」 としては例が少ない大
規模 (構築断 面,幅1 6. 1 m
,高さ1 1. 2 m)
な ものであ ること, メ ッセ ル導坑,
深経工法による桁仮受等興 味ある工事内容であるので簡単に紹介する。
PhotoJ1福島‑東福島間矢野目こ遺橋新設工事 (最終床付面 まで掘削完了時)
1 工事概要
」二事 名 福島東福島間矢野目こ遺橋新設工事 企 業 先 日本国有鉄道仙 台鉄道管理局
工 期 昭和
5 5
年5
月1 5
日〜昭和57年3
月3 1
日 工事場所 福島市北矢野日宇前原1 4
‑1
工事内容
( Fi g
rl,Fi g . ‑ 2
参照) 導坑掘削
(メ ッセル工法)( 幅3. 3 m
,高さ3. 3 7 5m
,長さ1 3. 0m)×6
坑*東北 (支)福島(也)主任
**東北 (支)福島(出)係長
***東北(支)福
島( 出)
透 す公建 設 技手琵VOL 5
蓉 OGLE.SO08TrJ:fjT..∵⁝I OCiSOSS.NOSg.Nl1...〜..一J
≡ 31.110 旦」
8 ‑ B 折衝
600性 豊豊 =造 型 二 二t ‑・ 二、
Figl1 ボ ックスカルバー ト構造図
上 り碍既設 土皆竪子那垂構造切 上 り緑巌終寺尾削 完 了鮒 面 回
枕 木 だ き込み式工撃桁 RL 77,000 工率奉れ 桁 受 コ ン ク リ‑ 卜
土留 望 補 強 エ (V S L工法 )
ベン トナ イ ト 義 品セ ル糾 きき妻妾 仙1r モル タル充 て ん岬で 日で 砂充 =舞 葦
● 一一 一一 一 、 ‑l i1200
Fig‑2 施工 要 領図
i
補 杭≠1,400mmxll本,直,200mmx4本 アースアンカ
F‑50 i‑ 9.0‑15.5m F‑70 旦‑ 8.0‑12.5m F‑100 &‑10.5‑18.Om F‑130 i‑ll.5‑18.Om F‑160 且‑18.0‑21.0m 掘削断面
幅(m) 高 さ(m) 長 さ(m) 平均21.5×9.3‑13.5×31.ll 構築断面
幅(m) 高 さ(m) 長 さ(m) 16.05×7.1‑ll.2×31.ll
iZ!
\、 卜\‑
\‑\、
\譲急 ‑
‑iiZ! 15
、、\ 、\ ァ̲スヽ\
アンカー‑
本木春本本25888123
2 土質 と地下水位
調査報 告書 によると,施工地点の地質 は,標高68m以 深 は,ilO〜卵Ommの門標,角機 を主 とす る透水係数k‑
1.7×102cm/Sの砂標層で本工事 における掘削深 さはG Lよ り8.5mで,床付面標高は63.5mであ る。
地下水位観測の結果 は,標 高69‑70mであ り各堪り二法 を考慮す ると,水位の低下 を必要 とされた。
3 施工方法
施 工方法の概略 は,工事桁仮受
( 3
ヶ所) を導坑
(メ ッセル工法)および深敵 工法で施工 した後,
側壁部の土 留 (親杭横矢板+アースアン*)を行いなが ら床付面 ま て顎消け る。次 いで構 築,埋房等 を行 う。以上の施工方法 を施工順序に従 って詳 しく述べ ると次 の とお りとなる(Figr3① 〜⑧ 参照)0
各経緯絡 防芸褒工の設置
上り緑枕 木 だ き込 み式 工 零桁315m(105×3本連結 )本架設 既設工等望絹強工 (発受起 しタイバー式)
デ ィープウェルの設置(I‑22mX6本 ) メ ッセ ル架 台の組立
メ ッセ ル圧 入 に よ る導 坑掘削(W‑30mXH‑35m)3本
濁 坑 内土留 ア‑ スアンカ‑の施工
仮 橋 台、仮 橋臥 土劉 瓦の施工 (深礎工法¢1200‑1400mm) 工事桁 、師 資 コ ンク リ‑卜打設
導坑 間掘削
Fig‑3 施工順序 (次ペー ジ‑つづ く)
161
西松建設子真幸星VOL 5
下 り線紋 不 だ き込み式 工撃桁315mx3本連結)週 給架設 立坑 の施 工 (土皆 ア ‑ス ア ンカ ‑施 工)
立坑 内 でメ ッセル架 台 の組 立
メ ッセル圧 入 による導坑掘削(W‑30mXH==35m600)3不
⑤
導坑 内土留 ア‑ス ア ンカの施 工
像 橋 台、仮 橋脚 、士曽杭 の施 工 (深礎 工 法¢1,200mm) 工翠桁 、桁 受 コ ンク リー トの打設
導坑 閤掘削
床付面 までの掘 削 側 壁土留 はア ‑ス ア ン刀施 工 仮 橋脚 の ブ レス取付
【
̲̲.∴, I̲・
ボックスカルバ ー トコ ンク リー ト打 設 繋壁 コンク リ‑ 卜打設
側 壁 、 ス ラ ブ、防水 工 の施 工 側方埋戻 し後、土笛 壁の筏旧
工率桁 、桁 下 までの埋戻 し(砕 石 による) 枕 木 だ き込 み式 工事桁 のて つ法 (上 り綿 、下 り線共 ) 仮 橋脚 柱 の切 断 て つ去
側 溝聖像 内部仕上 げ
162
尚,上下線間に約
4m
の段差があ ったため導坑他の施 工 は上下線間で分割 して行 う必要があ った。\① 着手 に先だ ち各
種線
路防艶工,列車接近警報装置の 設置等,安全諸設備 を設 けたO
枕木だ き込み式
工召 硝子
の架設を行 い,次 に既設士留壁が導坑掘削時 に数ブ ロ ックに分割 され ることか ら,土留壁の安全性 を考慮 し, タイバー式 (VSL工法) による補弓鉦工を施工。
② 地下水低下の必要 性か ら,上 り下 り線路両サ イ ドに 各々
3
本,計6
本のデ イ‑プウエルを施工 (≠6 0 0m
nba‑2 2. 0m)
0丸森線上 り (計画線)側 にメ ッセル架台を組立,切羽 部の土留壁 を取 り壊 わ し,パ イプメ ッセル矢板の圧入 を行 い導坑掘削を進 めた。 しか し,上 り線下は盛土部 分 なので,切羽部及び側面は矢板挿入先端部 よ り
4 0‑
6 0 c m
程の土砂崩壊が起 り,発掘状態 となるためメ ッセ ル矢板圧入は,3‑4
枚挿入ご とに切羽止 を行わなけ ればな らなか った (メ ッセル矢板 は支保工1
碁分7 5 c m
程長い方が良か った と思 われ る)0(参 両サ イ ド導坑内の側面 には,土留アースアンカを施 工。次 に各導坑内で
1
穐 工法 によ り,
仮橋台杭 (≠1 4 0
0m m , 旦‑1 2. 5 m)
仮橋脚杭 (≠1 2 0 0m m
,旦‑1 2. 0 m)
土留親杭 (直2 0 0m m , i‑1 2. 0 m)
を施工 し,
仮橋台,仮 橋脚頭部 に工事
桁桁受 コンクリー トを打設 し,養生後 列車荷重 を受 け,導 坑間掘削 を行 った。㊨ 含 下 り線下の施工について も,工事 桁架設か ら導 坑 間掘削 まで,上 り線下施工 と同様の工程で行 ったが, メ ッセル導坑掘削前 に,立坑の施工を行 った。
⑥ 全断面掘削 は,橋脚 をブレス材 によ り補強 しなが ら 側壁部 (橋台部を含 む)を親杭横矢板 とアースアンカ
によ り土留 を行いなが ら施工 した。
尚,掘削 に伴 い
軌
道狂いが じ‑配 されたので全面掘削着 手前 に,傾斜計,沈下計 を取 り付 け掘削 に伴 い測定 を 続 けたが,大 きな変化 はみ られず掘削は無事完了 した。⑦㊨
ボ ックスか レバー ト本体工及び翠壁土留 コンク リ ー ト打設は,工事
桁下 とスラブ天端間に充分 なスペー スがあ るので,従来の打設方法で施工で きた。側壁及 びスラブの防水工施工後,埋戻 しを行 い上下線共,工事
桁を散 表 し,仮橋脚柱 も不要 となるので切
陸稲 を表 し た。側溝及びカルバー ト内部仕上げを行い工事 を完了した。
4 おわ りに
工事桁 とメ ッセル工法 との組合せは,安全性,工期短 縮, コス トの低下等の利点があ り繊 洛下導 坑掘削 には, 今後 も期待で きるもの と思 う。