Masterbatches
Technical Information
東京インキのマスターバッチ
お客さまのニーズを製品にフィードバックすること それが東京インキの姿勢です
添加剤マスターバッチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−● 成形品に機能を持たせるもの
中空ガラスビーズ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−発泡剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−昇温防止剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ノンカーボンBLACK
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−耐候安定剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−耐酸性HALS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−紫外線吸収剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−農PO用保温剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−帯電防止剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−防曇剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−消臭剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−抗菌剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−難燃剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−結晶化温度向上剤(PE用/PP用結晶核剤)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−透明性向上剤(透明核剤)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−防錆剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−● 成形加工時に機能付与するもの
成形加工助剤『プラヘルパー』
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−粉ふき防止剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−酸化防止剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−1
3 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 32 33
35 40 41
スリップ剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−アンチブロッキング剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−発泡防止剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−充填剤(炭カル・タルク)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−パージ剤(押出成形用)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−生分解樹脂用マスターバッチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−● 添加剤マスターバッチ
スリップ剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−アンチブロッキング剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−核剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−耐候安定剤
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−● カラーマスターバッチ
WHITE
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−BLACK
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−BLUE
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−RED
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−Colorマスターバッチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−Whiteマスターバッチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−Blackマスターバッチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−Silverマスターバッチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−光輝性マスターバッチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−注意事項
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−43 45 47 48 49 51
52 53 55 57
58 58 58 58 59 61 63 64 65 66
品 名
タイプ MFR キャリアレジン
タイプ MFR キャリアレジン
プラスチック製品の高機能化、高性能化に向けたニーズは新しい用途展開によりますます高まってい ます。そのため、プラスチックの性質の改良や機能付与に各種添加剤の果たす役割が重要になってお ります。成形品に機能性を持たせるもの、成形加工性を改善するもの、さまざまな角度から製品に付 加価値を付与する添加剤マスターバッチの品ぞろえがあります。
中空 ガラスビーズ
昇温防止剤
ノンカーボン BLACK
耐候安定剤
紫外線吸収剤
防曇剤
消臭剤
抗菌剤
難燃剤
核剤
防錆剤 PEX
PPM PEX PEX PEX PEX PEX PEX PEX PEX PEX PPM PPM PEX PEX PEX PEX PEX PEX PEX PEX
ST-0140 ST-0141 CF40E-J BIH40E-J 1481 ST-0049 ST-0050 9AC015 BLACK 9AG006 BLACK 9AG004 BLACK UVT-51
UVT-52 UVT-53 UVT-54 UVU-36 UVT-56 1338 UVP-53 10426AL 95HA-136AL ST-0145AL
LDPE PP LDPE LDPE LDPE LDPE LDPE LDPE LDPE LDPE LDPE PP PP LDPE LDPE LDPE LDPE LDPE LDPE LDPE LDPE
5 9 150 150 5 5 5 70
5 5 5 9 9 5 5 5 5 5 5 5 5
PEX PEX PPM PEX PEX PEX PPM PEX PEX PEX PEX PEX PPM PEX PEX PPM PEX PEX PPM PPM PEX
1385M AST-41AL AST-42AL ASE-45 ASJ-65 1314 ASK-28AL CLT-71AL CLT-72AL CLT-73AL CLA-73AL CLT-75 CLT-76 FR-0067AL FRJ-91 FRM-15 FR-0045AL STU-39 ST-0024 ST-0413 STT-93
LDPE LDPE PP LDPE LDPE LDPE PP LDPE LDPE LDPE LDPE LDPE PP EVA LDPE
PP LLDPE
LDPE PP PP LLDPE
5 5 9 5 70
5 9 23 23 7 5 70 40 6 5 60 12 5 9 7 13
分 類 分 類 品 名
農PO用保温剤
帯電防止剤
添加剤マスターバッチ
成形品に機能を持たせるもの
発泡剤
品 名
タイプ MFR キャリアレジン 品 名
タイプ MFR キャリアレジン
PEX PEX PEX PEX PEX PPM PEX PEX PEX PEX PEX PEX PPM PEX PEX PEX PEX PEX PPM PEX PEX PEX
1525 1526 1505 1527 1516 1530 PA-0007 PAD-81 PA-0003 1031 AO-0021 AO-0039 AO-0022 AOR-30 95AO-031 AOT-33 SLT-01 SLT-02 SLT-03 ABT-16 ABR-24AL ABT-12
LDPE LDPE LLDPE LLDPE HDPE
PP EVA LLDPE
HDPE LDPE LDPE LDPE PP LDPE LDPE LDPE LDPE LLDPE
PP LDPE LDPE LDPE
5 5 2 2 1 7 20
2 1 5 5 5 9 5 5 5 5 4 7 23
5 5
PEX PPM PEX PEX PEX PEX PPM PEX PPM PEX PEX
ABT-13 ABT-15 10283カイAL 1397AL 1488AL 10560AL 10245AL 1470 1459 FL-0005 PAT-21
LDPE PP LDPE HDPE LDPE LLDPE
PP LDPE
PP HDPE
LDPE 5 7 8 0.08
30 8 10
4 10
1 3
分 類 分 類
成形加工助剤
『プラヘルパー』
アンチ ブロッキング剤
粉ふき防止剤
発泡防止剤
充填剤
(炭カル)
酸化防止剤
スリップ剤
アンチ ブロッキング剤
充填剤
(タルク)
パージ剤
成形加工時に機能付与するもの
■ 生分解樹脂用マスターバッチ
( 添加剤マスターバッチ)
・スリップ剤
・アンチブロッキング剤
・核剤
・耐候安定剤
( カラーマスターバッチ)
・WHITE
・BLACK
・BLUE
・RED
■ Colorマスターバッチ
■ Whiteマスターバッチ
■ Blackマスターバッチ
■ Silverマスターバッチ
■ 光輝性マスターバッチ
中空ガラスビーズマスターバッチ
PEX ST-0140 LDPE
5 PE 30%
―
PPM ST-0141 PP
9 PP 30%
― 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
適応樹脂 添加剤濃度 ポリ衛協自主規制基準
中空ガラスビーズ
【 中空ガラスビーズの特徴 】
・平均粒径27μmのガラス微小中空球紛体です。
・真比重0.60と超軽量のため、少量の添加で大幅な軽量化が実現できます。
・従来の発泡成型品では得られなかった樹脂の透明性を維持しつつ軽量化が可能になります。
・化学的に安定で水や樹脂と反応しません。
・耐圧強度に優れ、124MPaの応力に対して残存率が90%以上あります。
・耐圧要求の高い、射出成形部品の軽量化、高機能化に優れています。
従来の中空ガラスビーズでは、素材自体の耐圧強度不足、マスターバッチ製造時の混練により形状が破壊 されることがありましたが、混練技術の改良・素材自体の耐圧強度アップにより中空ガラスビーズを壊す ことなく、樹脂への高充填が可能になりました。
【 混練方法改良品 】 【 改良前 】
写真はPPベース(30%濃度)
マスターバッチ中の中空ガラ スビーズの状態を表したもの です。
炭酸カルシウムやタルクに代表されるような無機充填剤は機能性付与(収縮性、耐熱性、機械強度の 改善)やコストダウンの目的で、樹脂・ゴム製品に汎用的に使用されています。一方で、これらの無 機充填剤は真比重が大きいため(炭酸カルシウム 2.70g/㎝
3、タルク 2.90g/㎝
3)、製品比重は増大 します。中空ガラスビーズは今までの無機充填剤では得られなかった製品の軽量化を実現し、新たに 断熱・保温性といった新規機能を製品に付与できる、新しいタイプの無機充填剤です。混練技術の改 良により中空ガラスビーズを壊すことなく、高濃度充填が可能となり断熱・軽量化を可能としたマス ターバッチです。
中空ガラスビーズ 耐圧強度(MPa)
127
真比重(g/㎝3) 0.6
平均粒径(μm)
27
■ インジェクション成型品における軽量化測定例
【 測定方法 】
・ブロックPPにPPM ST-0141を添加したコンパウンドを作成。
・コンパウンドを射出成型し、中空ガラスビーズ混入プレートを作成。
・成型プレートの比重を水中置換法により測定(実測値)。
理論値とは中空ガラスビーズが成型プレート中で破壊されずに存在しているときの、計算により 算出した値です。
比重(理論値)
比重(実測値)
100 PPM ST-0141 添加量(%)
比重
75
0 25 50
0.95
0.90
0.85
0.75 0.80
0.70
PP Naturalフィルム PPM ST-0141 添加 フィルム
10分後 52.5 54.0
20分後 45.0 47.0
30分後 41.0 43.0
■ 中空ガラスビーズの断熱効果測定例
【 試 料 】 インフレーションフィルム
・PP Naturalフィルム(厚み:80μm)
・PPM ST-0141 20部添加PPフィルム(厚み:80μm)
【 試験方法 】① 上記試料を使用し、長さ200㎜×幅150㎜の袋を作成。
純水200ccを袋に入れ、上部を輪ゴムで縛る。
② 純水を入れた袋を60℃に設定したオーブン中で12時間加温。
③ 12時間後、袋をオーブンから取り出し、室温23℃/湿度50%の恒温室中に放置。
オーブンから取り出してから10分後・20分後・30分後の純水の温度を測定。
【 結 果 】
60
55
50
45
40
PPM ST-0141 20部添加フィルム PP Natural
15
10 20 25 30
時間(min)
温度
(℃)
【 中空ガラスビーズフィルムの光学特性 】
PPM ST-0141 添加PP(PETラミ)フィルム PPM ST-0141 添加フィルム
無添加 100:10 100:20 100:40
0 10 20 30 40 50 60
MB添加量
HAZE
0 2000 20 40 60 80 100
1800 1600
1400 1200
1000 800
600 400
200
PEX ST-0140 10部添加(PETラミ)フィルム PEX ST-0140 10部添加フィルム
LDPE Natural
(nm)
T
(%)
2000 0
20 40 60 80 100
1800 1600
1400 1200
1000 800
600 400
200
PPM ST-0141 10部添加(PETラミ)フィルム PPM ST-0141 10部添加フィルム
PP Natural
(nm)
T
(%)
■ LDPEフィルムの光線透過率
■ PPフィルムのHAZE測定例
■ PPフィルムの光線透過率
発泡剤マスターバッチ
分解ガスにより、微細セルを形成し製品の軽量化、意匠性を付与します。
推奨加工温度 発泡剤分解開始温度
100 150 200 250 300
PEX CF40E-J
PEX BIH40E-J
PEX 1481
■ 発泡剤分解開始温度/推奨加工温度
PEX CF40E-J LDPE
150 吸熱分解型
44ml/g PE、PP
2〜4%
品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
タイプ 分解ガス量
適応樹脂 標準添加量
特 徴
PL登録番号 PL使用制限
発泡剤
分解温度150℃
微細セル 気泡核剤
未登録 PEX BIH40E-J
LDPE 150 吸熱分解型
50ml/g PE、PP、EVA
2〜4%
分解温度140℃
PEX 1481 LDPE
5 発熱分解型
25ml/g PE、 PP 3〜5%
分解温度205℃
分解温度高く 温度域シャープ
【 発泡剤マスターバッチの用途 】
【 発泡剤マスターバッチの使用方法 】
成形機内の圧力がダイスを出て解放される際の時間が速いほど、ガス濃度が高いほどセルが小さくなる傾向にあ りますので、この点が微細な発泡セルを作る上で重要になります。
また、樹脂温度が高いと樹脂粘度(伸張粘度)が低下し、気泡の成長が速まりますので、気泡は大きくなります。
【 推奨成形温度 】
押出部分では、発泡剤を分解させるのに必要な温度(200〜210℃程度)まで上げる必要があります。
ダイス付近では樹脂粘度を上げるように、できるだけ低く設定します。
設定例: LDPE(MFR=2)/ C1 150℃ / C2 200℃ / A 160℃ / D 160℃
【 使用量のめやす 】
成形可能な限りガス濃度が高くなるようにします。推奨添加量で「PEX CF40E-J」で100:2です。
成型品 発泡シート 発泡フィルム 発泡インジェクション
発泡ブロー その他
用途 食品トレー ファッションバック
自動車内装、家電 食品容器、化粧品容器
パイブ、建材
目的 軽量化、断熱性
外観改良 軽量化
外観改良、軽量化、保温性 軽量化
昇温防止剤マスターバッチ
赤外・近赤外線を吸収反射し、内部温度の上昇を抑制します。
熱反射特性のある素材を使用し、可視部の透過性にすぐれ太陽光の熱を反射させ被覆内部の温度上昇 を抑制する効果があります。遮熱しながら明るさを維持させたい用途に適します。
PEX ST-0049 LDPE
5
高透明(フィルム用)
PE 10〜20%
―
PEX ST-0050 LDPE
5 成型品用
PE 10〜20%
― 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
特 徴 適応樹脂 標準添加量 ポリ衛協自主規制基準
昇温防止剤
透過率
(%)
200 700 1200 1700 2200
0 20 40 60 80 100
LDPE:PEX ST-0049 = 90:10 LDPE:PEX ST-0049 = 95: 5 Natural
LDPE:PEX ST-0049 = 80:20
(nm)
■ 光線透過率測定結果
(厚み100μm)■ 内部温度測定結果
(厚み1㎜)温度
(℃)
0 5 10 15 20 25
80
70
60
50
40
30
20
10
時間(min)
LDPE:PEX ST-0050 = 80:20 LDPE:PEX ST-0050 = 90:10 LDPE:PEX ST-0050 = 95: 5 Natural
【 昇温防止効果測定方法 】
発泡スチロール製の断熱箱の上部に 試料(シート)を張り、赤外線ランプ を照射(照射距離 50 ㎝)して断熱箱 内部の温度変化を測定しました。
赤外線ランプ
発泡スチロール箱 温度計
シート 50㎝
ノンカーボンBLACKマスターバッチ
PEX 9AC015 BLACK LDPE
70 グラファイト
PE、PP 3〜10%
適合
PEX 9AG006 BLACK LDPE
5 チタンブラック
PE、PP 3〜10%
―
PEX 9AG004 BLACK LDPE
5 加色混合
PE、PP 3〜10%
適合 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
タイプ 適応樹脂 標準添加量 ポリ衛協自主規制基準
ノンカーボンBLACK
カーボンブラックを使用せず安全性の高い黒色着色剤です。
従来より食品包装等において、空気、紫外線、可視光線から内容物を保護するためアルミラミネート やアルミ蒸着、カーボンブラックによる遮光フィルムの貼り合わせが行われています。しかし、アル ミニウムの使用は、電子レンジ対応やリサイクルしにくいという問題があり、またカーボンブラック には、安全性が懸念される微量の多環式芳香族炭化水素を含有しているため、食品包材としての問題 点を抱えています。カーボンブラックを使用せず、優れた遮光性を発揮し分散性に富んだ黒色系顔料 マスターバッチを取りそろえております。
透過率
(%)
200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800 2000 0
20 40 60 80 100
カーボンブラック グラファイト チタンブラック
(nm)
■ 各種黒色顔料の光線透過率
(顔料濃度1%/0.05㎜厚フィルム)■ 加色ブラック光線透過率
透過率
(%)
200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800 2000 0
20 40 60 80 100
PEX 9AG004 BLACK 0.05mm 100:6
(nm)
耐候安定剤マスターバッチ
プラスチックの光劣化は、太陽光の中でも約290〜400nmの紫外線により引き起こされます。
この波長域のエネルギーは、有機化合物の結合解離エネルギーと同等以上でありプラスチックの変 色・脆化など劣化を引き起こします。このような光劣化を防ぐために用いられるのが耐候安定剤マス ターバッチです。このマスターバッチは紫外線の吸収はしませんが、光のエネルギーにより励起し生 じるラジカルを補足して劣化連鎖反応を防止します。紫外線吸収剤とは機構が異なりなすが、用途に 応じ併用して相乗的な効果を持たせた処方もとられています。
PEX UVT-51 LDPE
5 10%
低い 汎用(フィルム)
高分子量HALS 単一品 2〜3%
[B]NL-4655
3%以下
PEX UVT-54 LDPE
5 10%
低い PE用 高分子量HALS
複合品 2〜4%
[B]NL-4909
PE 4%以下 PP 6%以下
PPM UVT-52 PP
9 10%
低い PP用 高分子量HALS
複合品 2〜4%
[B]PL-4607
6%以下
PPM UVT-53 PP
9 20%
高い PP厚物成型品
HALS・UV剤 複合品 1〜3%
[B]PM-4606 3%以下 アルコール性食品 にはアルコール分 8%以下に限る
PEX UVU-36 LDPE
5 10%
低い 透明性 高分子量HALS
単一品 2〜3%
[B]NL-56236
PE 6%以下 PP 10%以下 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
添加剤濃度 ブリード性
用 途
標準添加量 PL登録番号
PL使用制限
耐候安定剤
0 20 40 60 80 100 120
暴露時間
保持率
(%)
0 400 800 1200 1600 2000
引張破壊伸び保持率
PPM UVT-53 100:2 PPM UVT-53 100:1 PPナチュラル(ブランク)
■ 促進耐候試験例1
【 試 料 】PP 1㎜シート
【 促進耐候試験条件 】試験機 : サンシャインウェザーメーター ブラックパネル温度: 63±5℃
降雨サイクル : 18分/120分
照射時間 : 400 , 800 , 1200 , 1600 , 2000時間
■ 促進耐候試験例2
【 試 料 】LLDPE フィルム(30μm)
マスターバッチ添加量:5%
【 促進耐候性試験条件 】試験機 : サンシャインウェザーメーター ブラックパネル温度: 63±3℃
降雨サイクル : 18分/120分
照射時間 : 400 , 800 , 1200時間
【 評 価 】暴露サンプルを引張試験を行い、未暴露のサンプルの伸び率を 100%としたときの残率で比較した。
0 20 40 60 80 100 120
暴露時間
伸び残率
(%)
0 400 800 1200
引張破壊伸び残率
PEX UVT-54 5%
PEX UVT-51 5%
ナチュラル
耐酸性HALSマスターバッチ
農業用フィルム等、屋外で長期間使用する用途では、耐候安定剤、紫外線吸収剤を添加してポリマー の劣化を防止しています。一般的には HALS が使用されていますが、土壌殺菌剤などの酸性物質と共 存した場合、化学反応が生じHALSの性能が低下し十分な効果が得られませんでした。PEX UVT-56 はこの欠点を改善した全く新しい耐酸性耐候安定マスターバッチです。
PEX UVT-56 HALS(NORタイプ)
10%
LDPE 5 2〜4%
耐酸性 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
標準添加量 特 徴
耐酸性HALS
有効成分
種 類 含有量
■ 耐候性試験例と促進耐候試験結果
【 試験試料 】 インフレーションフィルム 厚み:50μm 樹脂:LLDPE(MFR=2)
【 試験方法 】① 酸性物質による処理方法
暴露前に上記作成フィルムを亜硫酸水溶液に24時間浸しました。
更に、ウェザーメーターにて150時間暴露毎に取り出し、
亜硫酸水溶液(1/10希釈溶液)をスプレーで噴霧しました。
② 暴露条件
試験機 :サンシャインロングライフウェザーメーター 光 源 :カーボンアーク
BP温度 :63±3℃
放電電圧・電流:50V , 60A
スプレー周期 :120分中18分降雨
③ 引張試験条件
引張速度 :500㎜/min サンプル形状 :15㎜幅短冊
PEX UVT-56
PEX UVU-36 PEX UVT-51 PEX UVT-54
PEX UVT-56
PEX UVU-36 PEX UVT-51 PEX UVT-54
保持率(%)
0 20 40 60 80
強度保持率
保持率(%)
伸び保持率
【 HALS-MB 3%添加〈酸無処理〉】
0 20 40 60 80 100 120
PEX UVT-56
PEX UVU-36 PEX UVT-51 PEX UVT-54
PEX UVT-56
PEX UVU-36 PEX UVT-51 PEX UVT-54
保持率(%)
0 20 40 60 80
強度保持率
保持率(%)
伸び保持率
【 HALS-MB 3%添加〈酸処理〉】
0 20 40 60 80 100 120
800時間 600時間 400時間 300時間 200時間
紫外線吸収剤マスターバッチ
紫外線吸収剤マスターバッチには、紫外線を直接吸収し非破壊的な波長に変換する作用をもつ有機系 紫外線吸収剤と微粒子酸化物の紫外線吸収特性を利用した 2 つのタイプがあります。有機系紫外線吸 収剤は耐候安定剤との併用により成形物の劣化防止剤としての相乗的な効果と紫外線を直接吸収しま すので内容物を紫外線から保護する 2 通りの効果があります。微粒子酸化物の紫外線吸収剤は、有機 系紫外線吸収剤に比べ広い範囲の紫外線を吸収するため、光劣化から内容物を保護する目的で使用さ れます。可視部にも吸収をもつ茶色系のタイプと可視部透過性を重視した 2 つのタイプがあります。
無機物ですので成型物表面へのブリードが無く印刷やヒートシールへの影響は全くありません。用途 に応じて紫外線吸収剤マスターバッチの選択ができるよう取りそろえております。
PEX1338 LDPE
5 10%
有り
有機系 汎用
2〜3%
[B]NL-4305 3%以下
PEX UVP-53 LDPE
5 10%
僅か
有機系 低ブリード
3〜5%
未登録
PEX10426AL LDPE
5 20%
無し
無機系(無色)
内容物保護
10〜20%
[B]NL-4648 100%未満
PEX 95HA-136AL LDPE
5 20%
無し
無機系(茶色)
内容物保護
10〜20%
未登録 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
添加剤濃度 ブリード性
タイプ
標準添加量 PL登録番号 PL使用制限
紫外線吸収剤
(nm)
透過率
(%)
200 300 400 500 600 700 800
0 20 40 60 80 100
PEX 10426 AL (10%)
PEX 1338 ( 5%)
PEX 95HA-136(10%)
LDPE Natural
■ 光線透過率測定例
(希釈樹脂LDPE , インフレーションフィルム0.03 ㎜)■ 有機系紫外線吸収剤の持続性試験例
・紫外線吸収剤を添加したフィルムを作成し、最大吸収波長における光線透過率を測定。
・測定したフィルムをギヤオーブン(60℃)中に入れ、1週間毎に取り出し表面をふき取り透過率を測定。
透過率
(%)
0 1 2 3 4 5 6 7 8
経時(week)
PEX 1338 経時における透過率の変化(60℃)
透過率
(%)
0 1 2 3 4 5 6 7 8
経時(week)
PEX UVP-53 経時における透過率の変化(60℃)
0 20 40 60 80 100
4000 ppm 3000 ppm Natural 0
20 40 60 80 100
3000 ppm 2000 ppm Natural
農 PO 用の保温性付与に効果のある輻射線吸収物質(保温剤)を高濃度に高分散させたマスターバッチ です。保温性付与の配合設計は、輻射線吸収能と樹脂に配合した際の透明性のバランスがポイントと なりますが、素材の屈折率、平均粒子径、樹脂への分散性をコントロールし透明性の高いフィルムを 得る事が可能となっています。
PEX ST-0145 AL LDPE
5 農PO
65%
5〜15%
― 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
用 途 添加剤濃度 標準添加量 ポリ衛協自主規制基準
農PO用保温剤
■ フィルムのHAZE値測定結果
インフレーションフィルム(100μm)
希釈樹脂
LLDPE
PEX ST-0145AL添加量(%)
無添加 5%
10%
15%
HAZE値 8.5 9.0 11.0 13.0
農PO用保温剤マスターバッチ
PLASTIC COLORANTS & COMPOUNDS
開発 設計 製造
development design production
帯電防止剤マスターバッチ
プラスチックはそれ自身極めて電気絶縁性が高く、導電性が乏しく静電気の発生をいかに防ぐかとい う事がとても重要となります。静電気の蓄積により成形時に生産性が低下したり、空気中の塵埃を吸 引して美観を損ないその商品価値を低下させたりします。このような障害を防止するものとして、界 面活性剤の効果を利用した帯電防止剤マスターバッチを取りそろえています。
【 帯電防止効果の発現機構 】
同一物質中に親水基と親油基を兼ね備えている界面活性剤を樹脂に練り込むと、親水基が空気中に電気電導度を 高め表面の電気抵抗を低下させて帯電を防止します。
PEX1385M LDPE
5 10%
アミン・モノグリ複合品 PE汎用 2〜4%
[B]NL-3668
PEX AST-41AL LDPE
5 7%
非アミン 高温成形可
3〜5%
[B]EL-4549
PPM AST-42AL PP
9 10%
アミンエステル複合品 PP汎用 3〜6%
[B]PM-4653
PEX ASE-45 LDPE
5 6%
ポリグリセリン系 遅効性 3〜5%
[B]NL-4905
PEX ASJ-65 LDPE
70 10%
モノグリセリン系 射出成型品
3〜5%
[B]NL-4908 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
添加剤濃度 タイプ
用途 標準添加量 PL登録番号
PL使用制限
帯電防止剤
PE 10%以下
PP 4%以下 10%以下
30%以下 100℃を超える
用途20%以下
100%未満 100%未満
ブリードアウト
← 親水基 ポリマーの面
← 親油基
← 水分子
■ 帯電防止効果測定例1
【 試 料 】インフレーションフィルム(30μm)
1. 表面固有抵抗値
測定方法:絶縁抵抗計(印加電圧;500V)23℃・50%RH、1週間静置後測定 PEX1385M
LDPE
>1.0×1016Ω 1.3×1012Ω 5.5×1011Ω
PEX AST-41AL LLDPE
>1.0×1016Ω 5.0×1011Ω 2.0×1011Ω
PPM AST-42AL PP
>1.0×1016Ω 1.0×1013Ω 4.0×1011Ω 品 名
希釈樹脂 無添加 100:3 100:5
■ 帯電防止効果測定例2
【 試 料 】インフレーションフィルム(30μm)
2. 半減期
測定方法:スタティック・オネストメーター(印加電圧;10kV)23℃・50%RH、1週間静置後測定 PEX1385M
LDPE
>60秒 6秒 3秒
PEX AST-41AL LLDPE
>60秒 10秒 6秒
PPM AST-42AL PP
>60秒
>60秒 9秒 品 名
希釈樹脂 無添加 100:3 100:5
【 帯電防止効果の影響因子について 】
(1)湿度の影響
成形品表面に帯電防止剤の単分子膜に吸着する水分子層が、導電層を形成するため、
環境湿度の影響を受けやすい。→湿度が高いと帯電防止効果は増大する。
(2)樹脂の結晶性
帯電防止剤は樹脂の非晶部分に入り込み、結晶部分への移行を阻害される。
樹脂の結晶化度に大きな影響を受ける。→結晶化度が高いと効果が弱くなる。
ポリエチレンは、結晶化度の差により、LDPE>LLDPE>HDPEの順に帯電防止効果が低下する。
ポリプロピレンは、結晶化度の高いホモPPの方がランダムPPよりも効果の発現が弱い。
フィルムの延伸タイプは、無延伸タイプに比較して結晶化とその配向が進んでいるため効果の発現は弱い。
(3)処理面への影響
印刷性や接着性改良のために行われるコロナ処理、フレーム処理により帯電防止剤のブリード量が多くなる。
→表面温度が上昇し、結晶状態が変化し帯電防止剤が表面に移行しやすくなる。
→表面が酸化され、親水性が増加する。
【 帯電防止剤マスターバッチ使用上の注意 】
お使いになる樹脂、加工条件、また、使用される環境(温度・湿度)により効果に差があります。また、成形物の 印刷、ヒートシール等に影響を及ぼす事も有りますので、必ず予備テストで確認してからご使用下さい。品質保 証範囲は MB 中の添加剤濃度に限るもので、配合系が多岐にわたる最終製品での不具合に関しては、保証される ものでは有りません。
防曇剤マスターバッチ
プラスチックは、表面が疎水性であるため使用中に空気中の水分が凝集して微細な水滴により食品包 装材等において、フィルムが曇りその商品価値を低下させたりします。この現象を防止するため適性 のある防曇剤を選択したマスターバッチを準備しております。
PEX 1314 LDPE
5 7%
PE汎用 3〜6%
[B]EL-3592
PPM ASK-28AL PP
9 10%
PP用 3〜6%
[B]PM-5032 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
添加剤濃度 用 途 標準添加量 PL登録番号
防曇剤
■ 防曇効果例
【 使用上の注意 】
防曇剤の効果は、帯電防止剤と同様界面活性剤のブリードによりフィルム表面が親水性となるため、表面に凝集 した水滴が発生しにくくなり、均一に濡れた水の連続層(薄膜)を形成しますので、フィルムの曇りを改善する事 が可能となります。したがって、帯電防止剤と同様に効果の発現が使用条件、使用環境により影響を受けますの
使用MB :PEX 1314 希釈樹脂:LDPE 試験温度:5℃
無添加
100:5
100:7 100:3 10%以下
アルコール性食品には アルコール分 8%以下に限る 7.5%以下
PL使用制限
PLASTIC COLORANTS & COMPOUNDS
技術・開発
research & development
加工適性にマッチした着色剤&コンパウンドの開発につとめています
消臭剤マスターバッチ
近年消費者の快適な生活空間を求める声が高まっており、身の回りに存在するさまざまな臭いに対し 消臭効果のある素材を選定し、消臭剤マスターバッチを取りそろえております。悪臭ガスと化学的に 反応するタイプ、物理吸着するタイプ等、用途に応じた使い分けにより悪臭を消臭する事ができます。
PEX CLT-71AL LDPE
23 汎用
PEX CLT-72AL LDPE
23 高温成形可
PEX CLT-73AL LDPE
7 高温成形可 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
タイプ
特に有効な臭気
適応樹脂 標準添加量 PL登録番号 PL使用制限
消臭剤
アンモニア アミン 硫化水素、酢酸
○
○
◎ LDPE 5〜10%
未登録
アンモニア アミン
△
◎
△ PE 3〜6%
[B]NL-4657 50%以下
樹脂臭 アンモニア メルカプタン 酢酸、エチレン
◎
○
○ PE 5〜10%
[B]NL-4777 100%未満 モノマー臭
塩基性ガス 酸性ガス 官能
試験
使用MB MB添加量
2時間後 24時間後 2時間後 24時間後 2時間後 24時間後 2時間後 24時間後
100:5 59 % 13 % 77 % 75 % 38 % 0 % 69 % 40 %
100:10 20 %
5 % 65 % 38 % 20 % 0 % 45 % 11 %
100:3 15 %
1 % 34 % 2 %
−
−
−
−
100:5 2 % 0 % 19 % 0 %
−
−
−
−
100:3 30 % 10 % 65 % 30 % 40 % 5 % 22 % 18 %
100:5 20 %
5 % 50 % 18 % 20 % 4 % 6 % 6 % 試験ガス
アンモニア トリメチルアミン
硫化水素 酢酸
PEX CLT-71AL PEX CLT-72AL PEX CLT-73AL
■ 消臭効果測定例
【 試験サンプル 】 LDPEインフレーションフィルム(30μm)
【 試 験 方 法 】 試験サンプルを密閉容器に入れ、2時間後および24時間後の残存ガス濃度を 検知管にて測定。残存率は以下の式から算出。
消臭剤添加サンプルの残存ガス濃度 無添加サンプルの残存ガス濃度
残存率(%)= ×100
■ 消臭効果の機構
【 酸性基による塩基性ガス(アンモニア、アミン等)の化学的吸着 】 PEX CLT-71 AL / PEX CLT-72 AL
【 塩基性基による酸性ガス(酢酸、硫化水素等)の化学的吸着 】 PEX CLT-71 AL
【 金属酸化物による酸性物質の吸着 】 PEX CLT-71 AL
【 微細孔による物理吸着 】
PEX CLT-71 AL / PEX CLT-73 AL
OH + NH3 O- ・・H4+N
OH + CH3COOH OH2+・・O-OCCH3+
+ H2S H2S M
M
抗菌剤マスターバッチ
菌・カビ類は、湿度、温度、栄養源等の適当な条件がそろうと容易に繁殖し、成型品の外観不良や悪 臭の発生、さらには菌の接触や吸入により人の健康が損なわれる場合もあります。このような状況を 避けるため、抗菌剤マスターバッチが使用されます。当社抗菌剤マスターバッチは、無機系抗菌剤を 使用しています。
【 抗菌剤の特徴 】
【 無機系抗菌剤の抗菌作用 】
(1)銀イオンによる効果
抗菌剤中の銀イオンが細菌中の酵素などの成分と結合し、菌のタンパク質のエネルギー代謝を阻害し、
菌の繁殖を抑えます。
(2)活性酸素・過酸化水素による効果
銀の触媒活性により空気中の酸素などが活性酸素になり、さらに水分と反応し過酸化水素を発生します。
これら活性酸素や過酸化水素が細菌細胞に拡散してタンパク質等に吸着され、エネルギー代謝を阻害し、
菌の繁殖を抑えます。
無機系 効果の持続性有り 広範囲の菌種に有効 効果はあるがやや劣る
非常に安定 種類により変色あり
高い 変色するもの有り 抗菌性
防カビ性 耐熱性 安全性 耐候性
有機系 抗菌の即効性有り 菌種により効果が異なる
優れている 揮発、分解を起こす
低い 変色の可能性低い
天然系
一般に効果の持続性低い 効果はあるがやや劣る
耐熱性は低い 高い 耐候性は低い
PEX CLT-75 LDPE
70 PE汎用
PE 3〜5%
―
PPM CLT-76 PP 40 PP汎用
PP 3〜5%
―
PEX CLA-73AL LDPE
5 高透明
PE 3〜5%
― 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
用 途 適応樹脂 標準添加量 ポリ衛協自主規制基準
抗菌剤
【 安全性について 】
抗菌剤マスターバッチに使用しております抗菌剤原体の安全性は以下の通りであり、高い安全性を示しています。
・ 急性毒性試験 :LD50 5000mg/kg以上
・ 変異原性試験 :陰性
・ 皮膚一次刺激試験 :皮膚刺激性認められず(ウサギ)
・ 銀溶出量 :0.01ppm以下
抗菌剤はポリ衛協の項目に有りませんが、器具及び容器包装規格試験(厚生省告示370号)において、
マスターバッチ5%添加の各種樹脂に適合しております。
■ 抗菌力試験結果例1
・サンプル :まな板
・使用樹脂 :LDPE
・マスターバッチ :PEX CLT-75
・試験方法 :フィルム密着法
・試験条件 :27℃・24時間
・試験菌種 :大腸菌・黄色ブドウ球菌 大腸菌
1.4×104 6.5×103
黄色ブドウ球菌 2.0×104 1.1×104 試験菌種
初発菌数 対照菌数
1.8×104 1.0×102
<102 無添加品
MB 3%添加 MB 5%添加
1.5×104
<102
<102
■ 抗菌力試験結果例2
フィルム密着法(35℃・24時間後)
①LLDPEフィルム(MB:PEX CLT-75)
大腸菌 1.5×105 4.7×106
黄色ブドウ球菌 1.0×105 8.8×104 初発菌数
対照菌数
1.2×106 3.0×10
<10 無添加品
3%添加 5%添加
1.4×105
<10
<10
②PPフィルム(MB:PPM CLT-76)
大腸菌 2.3×105 2.5×107
黄色ブドウ球菌 5.0×105 2.7×105 初発菌数
対照菌数
1.5×106 1.1×102
<10 無添加品
3%添加 5%添加
4.1×105 1.4×105
<10
※お使いになる樹脂、加工条件により効果が異なる場合がありますので、必ず予備テストで確認してからご使用下さい。この資料に 記載されている事項は、当社の試験データに基づいたものですが、実際のご使用に当たっては効果等を保証するものではありません。
難燃剤マスターバッチ
40 50 60
酸素指数
添加量
(%)
20 22 24 26 28
PEX FR-0067AL(縦方向)
40 50 60
酸素指数
添加量
(%)
22 24 26 28 30 32
PEX FR-0067AL(横方向)
0.14 ㎜ 厚 0.1 ㎜ 厚 0.06 ㎜ 厚
■ 酸素指数測定例1(PEX FR-0067AL)
成形品に難燃性を付与する難燃剤でノンハロゲンタイプとなっております。ハロゲン系難燃剤は発煙 性やダイオキシン等の有害物質の発生が懸念されており、窒素化合物であるメラニン系難燃剤を中心 に取りそろえております。
PEX FR-0067AL EVA
6 メラミン系
EVA 原発用 用途による
―
PEX FRJ-91 LDPE
5 HALS系
PE 透明性(低難燃)
10〜20%
―
PPM FRM-15 PP
60 HALS系
PP PP用(低難燃)
10〜20%
―
PEX FR-0045AL LLDPE
12 リン系複合難燃剤
LLDPE 厚物用 50%以上
― 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
タイプ 適応樹脂
用 途 標準添加量 ポリ衛協自主規制基準
難燃剤
10 5 3 BLANK
酸素指数
添加量
(%)
15 20 25 30
PEX FRJ-91添加量と酸素指数(LDPE)
100µm 50µm 30µm
10 5 BLANK
酸素指数
添加量
(%)
15 20 25 30
PEX FRJ-91添加量と酸素指数(EVA)
■ 酸素指数測定例2(PEX FRJ-91)
【 使用樹脂 】LDPE(MFR=7)
EVA(VA=14/MFR=3.5)
【 フィルム作成 】成形機:インフレーション成形機 厚み:30μm、50μm、100μm
酸素指数測定結果
【 測定方法 】JIS K7201に準拠
【 試験片 】B-1号
(U字保持具に取り付けて測定)
結晶化温度向上マスターバッチ (PE用,PP用結晶核剤)
PEX STU-39 LDPE
5 結晶核剤 シート(低臭)
PE 3〜5%
適合
PPM ST-0024 PP
9 結晶核剤 シート(低臭)
PP 3〜5%
適合 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
タイプ 用 途 適応樹脂 標準添加量 ポリ衛協自主規制基準
PE用結晶核剤 PP用結晶核剤
100:6 100:5 100:4 100:3 100:2 100:1 無添加
結晶化温度(ピーク温度:℃)
80 90 100 110 120
PEX STU-39
( LLDPE / MFR=4 / 密度=0.905 )
100:1 100:2 100:3 100:4 無添加
(ホモーPP)
結晶化温度(ピーク温度:℃)
添加量
130 125 120 115 110 105 100
PPM ST-0024
( ホモーPP / MFR=2 )
添加量
■ 結晶化温度測定データ
結晶核剤マスターバッチの効果は、樹脂の結晶化温度を上げる事により、成形サイクルの短縮やフィ ルム成形時のブロッキング防止などの効果があり、生産性向上が可能になります。
PE または PP 用結晶核剤として安息香酸アルミニウム、リン酸エステル金属塩、ベンジリデンソルビ トール等が有ります。これらは作用機構の違いから「分散タイプ」(例:リン酸エステル金属塩)と
「溶融タイプ」 (例:ベンジリデンソルビトール系核剤)に大別され使用されていますが、 「分散タイプ」
は分散不良によるゲル発生の問題、「溶融タイプは」は臭気の問題がありました。
当社結晶核剤マスターバッチは、核剤を樹脂中に微分散させる事により、従来の分散レベルではゲル
発生の問題で使用困難であったフィルム用途にも使用する事ができます。また、臭気も少なく、且つ
食品用途にも使用できる安全性の高い物となっております。
透明性向上マスターバッチ (透明核剤)
PPフィルムの透明性向上に効果があります。
5 3.3
HAZE
添加量
(%)
0 20 40 60 80
PPM ST-0413
( HAZE:1㎜シート )無添加
(ホモーPP)
■ HAZE測定結果
PPM ST-0413 PP
7 透明核剤 フィルム(臭気有)
PP 3〜5%
適合 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
タイプ 用 途 適応樹脂 標準添加量 ポリ衛協自主規制基準
透明核剤
防錆剤マスターバッチ
気化性防錆剤により金属の錆を抑制します。
PEX STT-93 LLDPE
13 気化性防錆剤
PE 3〜6%
― 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
タイプ 適応樹脂 標準添加量 ポリ衛協自主規制基準
防錆剤
【 防錆効果の例 】
LDPEフィルム(100〜500μm)
MB 3%添加:半年〜1年 MB 6%添加: 1年〜2年
気化性防錆剤のため一概には言えませんが、成形後約24時間後から効果は現れてきます。
尚、5℃以下の環境での防錆効果は期待できません。
【 金属の種類による防錆効果 】
特に効果の高い金属: 銅 / アルミ合金 / 真鍮(黄銅)/ ステンレス / ハンダ / 鉄 効果の見られる金属: 亜鉛 / 銀 / マグネシウム合金 / トタン板 / 白銅
包装無し
防錆剤無添加フィルム
PEX STT-93( 6%添加 )
防
錆 試 験 結 果 一 ヶ 月
■ 金防錆効果の例
LDPEフィルム(100μm)
MB添加量 :6%
金属の種類:鉄
PLASTIC COLORANTS & COMPOUNDS
生産
manufacturing
お客様のニーズに応じた幅広い用途の製品を生産しています
[B]NL-56675 PE, PP 10%以下
[B]NL-56447 PE,PP 11.1%以下
成形加工助剤『プラヘルパー』
プラスチック成形の高速化や特殊ポリマーグレードの開発、ナノコンポジット化が行われております が、これに伴いポリマーに対する応力が増加する傾向にあり、目ヤニの発生やメルトフラクチャによ る外観不良が生じることがあります。また、成形機に対する負荷の増加といった問題もあります。成 形加工助剤「プラヘルパー」はこれらの問題解決に効果を発揮します。
PPM 1530 PP
7 PP用
PP 1〜2%
[B]PL-4552 20%以下 PEX 1516
HDPE 1 HD用 HDPE 1〜2%
[B]EL-56676 PE 10%以下 PEX 1527
LLDPE 2 高温成形
PE 1〜2%
PEX 1505 LLDPE
2 汎用
PE 1〜2%
PEX 1525 LDPE
5 汎用 PE、EVA
1〜2%
品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
用 途 適応樹脂 標準添加量 PL登録番号 PL使用制限
成形加工助剤
PEX PA-0007 EVA
20 EVA用
EVA 1〜2%
[B]EL-4741 25%以下
PEX 1526 LDPE
5 高温成形
PE 1〜2%
[B]NL-56447 PE, PP 11.1%以下
PEX PAD-81 LLDPE
2 高温成形
PE 1〜2%
未登録 品 名
キャリアレジン種類 キャリアレジンMFR
用 途 適応樹脂 標準添加量 PL登録番号 PL使用制限
成形加工助剤
【 特徴および使用上の注意 】
特 徴: フィルム・シート・フィラメントなどの押出成形におけるメルトフラクチャー、目ヤニ等の成形 不良に対して、加工助剤を添加することで ① 樹脂の流動特性改良、② 相溶化剤としての効果、
③ 剪断応力の低減により、これらの問題を解決します。
添 加 量: 樹脂及び成形条件等により一概に混入量を決定する事はできませんが、通常1〜2%の添加で効果 は現れます。添加量が5%以上になると成形品の風合い及び印刷適正が劣る傾向にあります。
安 全 性: 有効成分(フッ素系エラストマー)はFDAに認可 されたものを使用しております。
注意事項: ハロゲン系難燃剤や塩基性物質の中には効果を阻害する場合がありますので注意が必要です。
【 プラヘルパーの使用例 】
(1)目ヤニ防止
【 目ヤニ防止効果試験例 】 「プラヘルパー」添加による目ヤニ防止効果試験例を写真で示します。
【 試験条件 】 成 形 機:Tダイ成形
加工温度:C1=260℃、C2=270℃、C3=280℃、A=280℃、D1=280℃、D2=280℃
試験樹脂:LDPE
着 色 剤:WHITE MB(60%濃度)
試験配合:LDPE/WHITE MB = 70/30 試験時間:5時間
結果は写真の通り、「プラヘルパー」(PEX1525)を1部添加することで目ヤニの発生が抑制されています。
「プラヘルパー」の有効成分であるフッ素エラストマーが成形機壁面をコーティングしたような状態となり材料の 付着を防ぎます。この効果により金属面に付着しやすい樹脂や顔料などの滞留を防ぎ目ヤニの発生を防ぐことが できます。したがって、掻き落としによる目ヤニ除去ではないため発生してから添加しても効果は期待できず、
また、滞留物が邪魔となり十分なコーティングができず効果が得られないことがあります。発生しやすい材料に あらかじめ添加して成形する必要があります。
【 プラヘルパー無添加 】 【 プラヘルパー1部添加 】
(2)メルトフラクチャによる外観不良改善
メルトフラクチャは粘弾性を有するポリマーが成形機内で与えられる応力の影響を受け、それが限界を超え たところで異常流動となり発生します。成形時の応力は成形材料(粘度)、成形速度(押出量)、成形機の形状
(クリアランス)に影響を受けます。「プラヘルパー」は成形機内における流動性を改善し、成形時の応力を 下げる効果があり、メルトフラクチャの発生を防ぎます。
【 メルトフラクチャ改善例 】 インフレーション成形におけるメルトフラクチャ改善テスト結果を 以下に示します。
【 試験条件 】 試験機 :インフレーション成形機(ダイスφ65㎜)
加工温度 :C1=170℃、C2=180℃、D=180℃、H=180℃
スクリュー回転数:80rpm
試験樹脂 :LLDPE(MFR=2、d=0.928)
表および写真で示す通り、「プラヘルパー」を添加することで、メルトフラクチャは改善され 光沢、透明性の良いフィルムが得られました。
【 プラヘルパー2部添加 】 【 無添加(LLDPE)】
サンプル LLDPE プラヘルパー添加
全光線透過率 90.3 92.2
ヘイズ 13.7
9.7
グロス 100.2 116.2
グロス:測定角度60℃
(単位:%)
(3)押出機の負荷の低減効果
「プラヘルパー」の効果として、成形機内での摩擦抵抗を下げ、成形加工時の成形機に与える負荷を低減する ことができます。「プラヘルパー」を添加した押出試験例を以下に示します。
【 試験条件 】 試 験 機:ラボプラストミル(㈱東洋精機製作所製)
単軸押出機 φ20㎜ L/D=20
加工温度:C1=160℃、C2=170℃、C3=180℃、D=180℃
試験樹脂:LLDPE(MFR=2、d=0.928)
図 1 にスクリュー回転数とトルクの関係を示します。試験の結果が示すように「プラヘルパー」の添加で押 出機のトルクを下げることができます。次に押出量とトルクの関係を図2に示します。図1と同じ結果ですが、
「プラヘルパー」を添加することにより、同じ負荷条件において未添加のLLDPEに比較して約1.5倍の押出量 を得ることができます。図 3 に加工温度を変えたときの押出量とトルクの関係を示します。180 ℃で PEX1525 を 4 部添加したものは未添加 LLDPE の 200 ℃加工時の挙動に近く、温度を下げて加工することが 可能となる結果を示しています。
5
4
3
2
1
0
スクリュー回転数(rpm)
トルク(kg・m)
110 100
90 80
70 60
50 40
LLDPE:プラヘルパー=100:4 LLDPE:プラヘルパー=100:2 LLDPE