APC Smart-UPS
2400/3000VA
100/120 VAC
タワー型/ラックマウント型 3U
UPS
ユーザーズマニュアル
日本語版
はじめに / 取り付けの前に
はじめに
/
取り付けの前に
本書について
APC Smart-UPS® RT(SURTA2400XLJ/SURTA3000XL/SURTA3000XLTW)は、停電や電圧変動などの予測できな
い電源障害から、接続されたコンピュータやサーバー、その他鋭敏な電子装置を保護するように設計された高 性能の UPS(無停電電源装置)です。 本書には、UPS の開梱と取り付け、アクセサリの設定、およびシステムの起動に関する正しい手順が記載され ています。 本文中の図は代表的な例を示しています。コンポーネントおよびオプションの APC 機器を含め、実際の構成内 容は本書に示すモデルと異なる場合があります。このユーザーズマニュアルは、付属の CD および APC Web サ イト(www.apc.com)から入手できます。 連絡先情報 APCへのお問い合わせまたは、本製品に関するその他の情報については、www.apc.com を参照してください。 安全に関する注意事項 開梱および機器の設置 UPSはかなりの重量があります。このため、UPSを持ち上げるには、2名の人員が必要です。 また、荷重に耐えられる場所に設置してください。 1. 機器を開梱します。梱包材はリサイクルできます。再利用のために保管するか、適切に廃棄してください。 2. 受領した時点で機器を点検してください。破損が見られる場合は、運送業者および販売店までお知らせく ださい。 3. 箱の内容物: 4. UPSを使用する場所に移動します。 – UPSの前面カバーおよび背面の換気口をふさがないようにしてください。 – ほこりの多い場所や温度や湿度が仕様範囲外の場所で UPS を操作しないでください。 Wa rning UPSの取り付け、操作、または機器のメンテナンスを行う前には、「安全性に関するご案内」 に目を通してください。安全に関する注意事項を無視すると、人体への傷害や機器の破損に 至る可能性があります。 • UPSとフロントベゼル • UPS同梱物: – 製品マニュアル – 安全に関する注意事項 – 保証について 110-120 Vモデル: • PowerChute® CD • シリアル通信ケーブル 100Vモデル: • シリアル通信ケーブル 2.5 cm 2.5cm 40°C 104°F 0% 95%
設置
設置
UPSのラックへの取り付け、タワー型の構成、またはオプションバッテリパックの取り付けの詳細については、 以下の説明を参照してください。UPS をタワー型またはラックの適切な場所に設置したら、4 ページの “UPS に 機器を接続する” から始まる残りの手順を順番に従って完了してください。 UPSをラックに取り付ける UPSをラックに取り付ける場合は、SURTRK2(オプションのレールキット)に同梱の取り付け説明書を参照し てください。UPS をラックに取り付ける前に、バッテリを取り外しておくことをお勧めします。手順について は、13 ページの “交換用バッテリを取り付ける” を参照してください。 UPSをタワー型の構成として取り付ける UPSは安定性を得られるように固定脚付きで出荷されます。タワー型の場合にこの脚を取り付けずにUPSを使用すると、人 体への傷害や機器の破損に至る可能性があります。 拡張バッテリパックを取り付けるUPSの他に、オプションの Smart-UPS RT バッテリパック(SURT192XLBP または SURT192XLBPJ)が含まれて
いる場合は、バッテリパックのユーザーマニュアルを参照して、拡張バッテリパックの取り付けを行ってくだ さい。 ラック型の場合、UPS は拡張バッテリパックの上に取り付ける必要があります。UPS をタワー型の構成として 取り付ける場合、バッテリパックは UPS に向かって右側に取り付けてください。これらの説明を無視すると、 ケーブルがショートする恐れがあります。 UPSに機器を接続する グラウンド線を接続する前に、UPSを商用電源やバッテリ電源回路に接続しないようにしてください。手順については、ペー ジ6のステップ1を参照してください。 UPSには以下のコネクタを装備しています。 コネクタ タイプ 説明 シリアル(COM) ポート シリアルポートの接続には、必ず付属のキットまたは APC から供給・推奨されるケーブルを使用してください。 注記: 一般のシリアルインターフェイスケーブルとは互換性がありません。 ノーマルバイパス 手動バイパス設定を使用すると、接続されている機器を手動でバイパスモード にできます。
EPO端子 EPO(Emergency Power Off:緊急出力停止)端子を使用すると、UPS を中央 EPOシステムに接続できます。 注記: EPO スイッチの配線作業は、国および地域の電気規制に従って行ってく ださい。 TVSSねじ UPS背面パネルには、電話回線やネットワーク回線プロテクタなど、サージ電 圧制止装置にアース線を接続するための TVSS(過渡電圧抑止装置)ねじが付い ています。 注記: グラウンド線を接続する前には、UPS を商用電源から切断してオフにし てください。
設置 コネクタ タイプ 説明 拡張バッテリパッ クコネクタ オプションの Smart-UPS RT 拡張バッテリパックを使用すると、停電時のバックアップ時間を延長することができます。これらのユ ニットには最高 10 台の拡張バッテリパックを取り付けることがで きます。 注記: 拡張バッテリパック SURT192XLBP または SURT192XLBPJ に ついては、APC Web サイトwww.apc.comを参照してください。
コネクタ タイプ 説明
120V/3000 VAC PDU
コンセント UPSDistribution Unit背面にある PDU(Power :電力配分装置)
のコンセントに負荷機器を接続し ます。
100V/2400 VAC PDU
コンセント UPSDistribution Unit背面にある PDU(Power :電力配分装置)
のコンセントに負荷機器を接続し ます。 LISTED 42C2 E95463 LR63938 OUTPUT: 120V 50-60 Hz 20A
OUTPUT: 120V 50-60 Hz 15A PER RECEPTACLE GROUP
3000VA / 2100W Model: SURTA3000XL UNINTERRUPTABLE POWER SUPPLY 2400 24A 2.4KVA / 1680W 10 0V ~50 -60 Hz 2 4A MA X (NE MA L5 -3 0P ) Uninterruptible Power Supply LIS TED 42C2 E95463 100V~ 50-60Hz 20A 100V~ 50-60Hz 15A 100V~ 50-60Hz 20A
設置 1. サージ電圧制止装置のグラウンド線またはオプションの Smart-UPS RT バッテリパックを TVSS ねじに接 続します。 2. オプションのアクセサリを Smart-Slot に追加します。 a. カバーとネジを外します。カバーは廃棄するか保管し、再度取り付けないようにしてください。 b. 機器を取り付ける場合は、アクセサリのマニュアルを参照してください。 必要に応じて、EPO(緊急電源停止)機能に接続する
EPOインターフェイスはSELV(安全特別低電圧回路)です。接続するのは必ず別のSELV回路でなければなりません。UPS の破損を避けるため、EPOインターフェイスには、商用電源から適切に絶縁した閉回路以外は接続しないでください。 EPO機能は、UPS および接続されている負荷機器への電力供給を遠隔地で遮断する機能です。 1. UPSを EPO スイッチに接続するケーブルは、以下のタイプから選択してください。 – CL2:一般用のクラス 2 ケーブル。 – CL2P:ダクトやプレナム、その他の環境大気用スペース用のプレナムケーブル。 – CL2R:別階へのシャフトに配線する垂直配線用ケーブル。 – CLEX:住居や配線管での使用に制限されたケーブル。 – カナダでの設置には、CSA 認定の ELC(特別低電圧コントロールケーブル)以外は使用しないで ください。 – その他の国での設置には、該当する使用国および使用地域の法規に準拠した標準低圧ケーブルを 使用してください。
2. UPSの背面に EPO コネクタを配置します。NO 接点(リレーまたはスイッチ)を使って、ケーブルを各
EPO端子を接続します。 110-120V/3000 VAC PDUコンセント UPS背面にある PDU(Power Distribution Unit:電力配分装置) のコンセントに負荷機器を接続し ます。 コネクタ タイプ 説明 輸 出: 110-120V 50-60Hz 20A
輸 出: 110-120V 50-60 Hz 15A PER RECEPTACLE GROUP
L IS TE D 42C 2 E95 463 Model: SURTA3000XLTW 3000VA / 2100W 輸 入: 110-120V~50-60Hz 24A MAX (NEMA L5-30P) L R 63938
ターミナルモードの設定 バッテリを接続してフロントベゼルを取り付ける バッテリは切断された位置にある状態で出荷されます。機器を使用する準備が整うまでは、バッテリを接続し ないでください。 1. バッテリコネクタ を取り付けます。 2. フロントベゼル を取り付けます。 電源を接続してUPSをスタートアップする UPSバッテリが商用電源に接続されている場合、3 時間以内に 85% まで充電されます。新しいバッテリまたは オンバッテリ動作後のバッテリは、充電するまでは、期待されたバックアップ時間までバックアップできない ことがあります。 UPSを使用してオン / オフの切り替えを一括で制御するには、接続されているすべての機器の電源がオンになっ ていることを確認します。UPS の電源がオンになるまで機器には電力が供給されません。 機器をUPSに接続する場合に、延長コードは使用しないでください。 1. 負荷機器が UPS に接続されていることを確認してください。 2. 必ず電源コードを使用して、UPS を二穴三線接地コンセントに差し込みます。 3. 接続されているすべての負荷機器の電源をオンにします。 4. UPSの電源をオンにするには、前面パネルにある ボタンを押します。 システムの安全性を高めるために
システムの安全性をさらに高めるには、PowerChute® Business Edition Smart-UPS®モニタリングソフトウェアを
インストールします。インストール手順については、マニュアル類に含まれるソフトウェア CD を参照してく ださい。
ターミナルモードの設定
ターミナルモードは、シリアルケーブルでのみ使用できます。ターミナルプログラムを使用する前に、シリア ルケーブルを UPS に接続します。 次に、ターミナルモードを使った複数の拡張バッテリパックの設定例を示します。詳細については、11 ページ の “構成の設定” を参照してください。1. PowerChute Business Editionソフトウェアを終了します。
a. Windows PCのデスクトップから、[ スタート ] => [ 設定 ] => [ コントロールパネル ] => [ 管理ツール ]
=> [サービス ] を選択します。
b. APC PCBE Serverおよび APC PCBE Agent を選択します。マウスを右クリックして [ 停止 ] を選択します。
2. ターミナルプログラムを開きます(例:ハイパーターミナル)
a. コンピュータのデスクトップから、[ スタート ] => [ プログラム ] => [ アクセサリ ] => [ 通信 ] =>[ ハイ
パーターミナル ] を選択します。
3. [ハイパーターミナル ] アイコンをダブルクリックします。
ターミナルモードの設定 a. 画面の説明に従って名前とアイコンを選択します。「モデムをインストールする必要が・・・」とい う旨のメッセージが表示された場合は無視してください。[OK] をクリックします。 b. UPSに接続されている COM ポートを選択します。ポートの設定は以下の通りです。 – ビット秒 - 2400 – データビット - 8 – パリティなし – ストップビット - 1 – フロー制御 - なし c. Enterキーを押します。 4. ターミナルウィンドウが開いたら、以下の手順に従って拡張バッテリパック(SURT192XLBP または SURT192XLBPJ)の台数を設定します。 a. ENTERキーを押してターミナルモードにします。画面の説明に従ってください。
b. 1を押して UPS 設定を変更します。e(または E)を押してバッテリパックの台数を変更します。 c. 内蔵バッテリモジュールを含むバッテリパックの台数を入力します(パックの台数:1 = 内蔵バッテ
リモジュール、2 = SURT192XLBP または SURT192XLBPJ 1 台、3 = SURT192XLBP 2 台または
SURT192XLBPJなど)
d. Enterキーを押します。
e. 画面の説明に従ってください。 5. ターミナルプログラムを終了します。
操作
操作
表示パネル 表示パネルのインジケータ インジケータ LED インジケータのタイトル 説明 On Line UPSが、接続された負荷機器に商用電源から電力を供給しているときに点灯しま す。 On Batter (オンバッテリ) UPSす。が、接続された負荷機器にバッテリから電力を供給しているときに点灯しまBypass Bypass LEDは UPS がバイパスモードになっているときに点灯します。バイパス
モードでの操作に切り替わると、接続された負荷機器に直接商用電源が供給され ます。これは、UPS の内部異常や過負荷状態が発生した場合、またはアクセサリ によってユーザーがコマンドを実行した場合に切り替わります。UPS がバイパス モードになっている場合、バッテリによる操作はできません。 内部異常 UPSが内部異常を検出したときに点灯します。 Overload(過負荷) 接続されている負荷機器が、UPS の定格をこえた電力を給電しようとしています。 Replace Battery/Battery Disconnected バッテリが未接続になっているか、交換が必要です。 85% 68% 51% 34% 17% 96% 72% 48% 24% 0% 負荷の パーセンテージ バッテリ充電のパーセンテージ
操作 表示パネル機能 オンバッテリでの操作 UPSは停電などの問題が発生すると自動的にオンバッテリ動作に切り替わります。オンバッテリ動作になると、 警告音が 30 秒おきに 4 回鳴ります。 ボタンを押すと警告音が止まります。商用電源が復旧するまでは、バッテリが完全に放電されるまで UPS から接続された負荷機器に電力が供給されます。 ランタイムの残り時間が 2 分になると、UPS から長いビープ音が鳴ります。PowerChuteを使用していない場合 は、UPSのバッテリが完全に放電される前に、手動でファイルを保存してからコンピュータの電源を切る必要 があります。
バッテリのランタイムについては、APC Web サイト(www.apc.com)を参照してください。UPS バッテリのラ ンタイムは、使用状況や環境に応じて異なります。 商用電源電圧測定 機能 ボタン 機能のタイトル 説明 電源オン このボタンを押すと UPS の出力がオンになります。その他の機能については、 以下をお読みください。 電源オフ このボタンを押すと UPS の出力がオフになります。 注記: UPS が商用電源に接続されている間、バッテリは続けて充電され、ファ ンが回転します。 コールドスタート 商用電源が供給されておらず、UPS がオフになっている場合は、 ボタンを数 秒押し続けて UPS および接続された負荷機器に電力を供給します。 注記: UPS から 2 回ビープ音が鳴るので、2 回目のビープ音が鳴っているときに ボタンを放してください。 セルフテスト 自動:UPSの電源をオンにすると自動的にセルフテストが実行されます。その後 は 2 週間おきの実行となります(デフォルト設定)。セルフテスト中は、接続さ れた負荷機器が一時的にオンバッテリ運転による動作となります。 手動: ボタンを 3 秒以上押し続けると、セルフテストが始まります。 機能の表示 機能のタイトル 説明 電圧診断機能 UPSには、UPS への商用電源からの入力電圧の状態を表示する診断機 能がついています。この操作により UPS はセルフテストを実行します が、セルフテストによって電圧表示が影響されることはありません。 詳細については、15 ページから始まる「トラブルシューティング」を 参照してください。 118.0 100V 108.7 99.3 90.0 80.6 138.2 110/120V 128.8 119.5 110.1 100.8
構成の設定
構成の設定
設定は付属の PowerChute ソフトウェア、オプションの Smart Slot アクセサリカード、ターミナルモードを使用 して調整されます。 説明 デフォルト設定工場出荷時の 設定可能な内容ユーザーが 説明 自動セルフテスト 14日おき (336時間 ) • 7日おき (68時間 ) • 14日おき (336時間 ) •スタートアップ時のみ •セルフテストなし これは UPS にセルフテストを実行させる間隔を設 定します。
UPS ID UPS_IDEN 英数字 8 文字まで ネットワーク管理用に UPS に固有の ID(サー
バー名または場所)を設定して識別します。 最終バッテリ 交換日 製造日 mm/dd/yy バッテリモジュール交換時にこの日付をリセット します。 シャットダウンか ら復旧したときの 最小容量 0% • 0% • 15% • 30% • 45% • 60% • 75% • 90% バッテリ容量低下によってシャットダウンしたと き、バッテリはここで指定した値まで充電した 後、接続された機器に電力供給を再開します。 警告音遅延 有効 •有効 •ミュート •無効 現在鳴っている警告音を消したり、すべての警告 を完全に無効にします。 シャットダウン 待機時間 90秒 • 0• 90秒秒 • 180秒 • 270秒 • 360秒 • 450秒 • 540秒 • 630秒 UPSがシャットダウンコマンドを受け取ってから 実際にシャットダウンされるまでの待機時間を設 定します。 バッテリ容量低下 警告 2分 • 2• 5分分 • 8分 • 11分 • 14分 • 17分 • 20分 • 23分 バッテリのランタイムが残り 2 分程度になると、 PowerChuteソフトウェアインターフェイスによっ て自動的にシャットダウンされます。 ランタイム時間が残り 2 分になると、バッテリ容 量低下時の警告音が継続して鳴ります。 バッテリ容量低下警告時期の設定を、OS または システムソフトウェアのシャットダウンが安全に 行われるのに必要な時間に合わせて変更します。 再起動遅延時間 0秒 • 0秒 • 60秒 • 120秒 • 180秒 • 240秒 • 300秒 • 360秒 • 420秒 商用電源が復旧してから UPS が再起動するまでの 待機時間を設定します(電源系統の過負荷を回避 するため)。
構成の設定 バイパスポイント (上限) 100 V110 Vモデル: 120 Vモデル: 133 V 100 V • 107 V • 110 V • 113 V • 116 V • 119 V • 122 V • 125 V • 128 V 110/120 V • 127 V • 130 V • 133 V • 136 V • 139 V • 142 V • 145 V • 148 V 内部バイパス操作中に接続された負荷機器に UPS が供給する最大電圧です。 バイパスポイント (下限) 100 V78 V モデル: 120 Vモデル: 86 V 100 V • 78 V • 80 V • 82 V • 84 V • 86 V • 88 V • 90 V • 92 V 110/120 V • 86 V • 88 V • 90 V • 92 V • 94 V • 96 V • 98 V • 100 V 内部バイパス操作中に接続された負荷機器に UPS が供給する最小電圧です。 出力周波数 自動 50
±
3 Hzまたは 60±
3 Hz 自動 50±
3 Hzまたは 50±
0.1 Hz 60±
3 Hzまたは 60±
0.1 Hz UPSの許容出力周波数を設定します。可能な場合 には、出力周波数が入力周波数を追従します。 バッテリパックの 台数 1 接続されているバッテリ パックの台数 正確なランタイムを予測するため、接続されたバッテリパックの台数を定義します。 1 = 内部バッテリモジュール、 2 = 1台の SURT192XLBP または SURT192XLBPJ、 3 = 2台の SURT192XLBP または SURT192XLBPJ、 など。 説明 デフォルト設定工場出荷時の 設定可能な内容ユーザーが 説明保管、メンテナンス、輸送、および修理サービス
保管、メンテナンス、輸送、および修理サービス
保管 UPS は、乾燥した涼しい場所に、バッテリを完全に充電した状態で、カバーをかけて保管します。保管温度が 5° ~ 113 ° F(–15 ° ~ 45 ° C)の場合は、UPS バッテリを 6ヶ月ごとに補充電してください。 交換用バッテリを取り付ける この UPS はホットスワップ可能なバッテリモジュールを搭載しているため、簡単に交換できます。交換作業は 安全で、感電などの危険性もありません。交換作業は UPS および接続された機器の電源をオンにした状態でも 実行できます。バッテリモジュールの交換に関しては、販売店または APC(www.apc.com)までお問い合わせ ください。 バッテリ交換手順には、UPS のすべてのバッテリモジュールの交換および接続された拡張バッテリパックの交 換が含まれます。 1. UPSのバッテリモジュールをすべて取り外します。 a. フロントベゼル およびネジ を取り外します。 b. バッテリカバー を下ろして、上のバッテリ を切断します。 バッテリを切断すると、停電が発生しても接続された機器が保護されなくなります。 c. 上部バッテリモジュール を取り外します。 d. 下部バッテリモジュール を取り外します。 2. 古いバッテリはリサイクル処理に回してください。 使用済みバッテリ は、リサイクル機関に引き渡すか、空いた交換用バッテリキットに 使用済みバッテリを入れて APC に送り返してください。 Pb Pb 保管、メンテナンス、輸送、および修理サービス 1. 交換用バッテリモジュールを UPS に取り付けます。 a. 下のバッテリモジュール と上のバッテリモジュール を取り付けます。 b. バッテリモジュールを接続します 。 c. バッテリコネクタを押し込みます 。 d. バッテリカバーを引き上げて 、ネジをはめます 。 e. フロントベゼルを取り付けます 。 UPSを別の場所に移動する バッテリは出荷前に必ず切断するように定められています。これは、米国運輸省(DOT)の規制です。バッテリは UPS に設置した状態で出荷しなければなりません。 UPSを別の場所に移動する場合には、その前に次の手順を実行してください。 1. UPSに接続されている機器をすべてシャットダウンして、接続を切断します。 2. UPSをシャットダウンして商用電源または電源から切断します。 3. バッテリコネクタをはずします。詳細については、ページ 13 のステップ 1 を参照してください。
トラブルシューティング 修理サービス バッテリは出荷前に必ず切断するように、米国の規制で定められています。これは、米国運輸省(DOT)の規制です。 UPSの修理が必要な場合は、販売店に返送せず、以下の手順に従ってください。 1. “トラブルシューティング” に記載された問題点をチェックして、一般的な問題を解決します。 2. トラブルシューティングで問題が解決できない場合は、APC Web サイト www.apc.com/supportから APC カスタマサービス宛にお問い合わせください。 – お問い合わせには、UPS のモデル番号、シリアル番号、購入日が必要となります。APC コールセ ンターにお問い合わせいただいた場合は、担当者が問題をお伺いし、電話で問題が解決できるか どうか判断いたします。電話による解決が難しいと判断される場合には担当者が RMA 番号(修理 受付整理番号)をお知らせします。 – 保証期間中であれば無償で修理させていただきます。 – 製品の修理サービスや返品手順は、国によって異なります。国別の詳細説明については、APC Web サイト www.apc.com を参照してください。 3. 輸送時にはバッテリを切断します。詳細については、13 ページの “UPS のバッテリモジュールをすべて 取り外します。” を参照してください。 4. 輸送中の破損を防ぐため、UPS およびフロントベゼルは納品時の梱包材で梱包してください。梱包材を廃 棄してしまった場合は、www.apc.com/support から梱包セットの入手方法に従って新しい梱包材をお求め ください。梱包にはビーズ状の発泡スチロールを使用しないでください。輸送中に発生した破損は保証の 対象にはなりません。 5. 梱包箱の外側に RMA 番号を記載してください。 6. UPSには保険をかけ、送料を発送元払いにて、弊社指定の場所まで返送してください。
トラブルシューティング
この表は UPS の設置や操作に関する軽度の問題が発生した場合の対処方法をまとめたものです。UPS の複雑な 問題については、www.apc.com を参照してください。 問題と原因 対処方法 UPSの電源が入らない バッテリが適切に接続されていない。 バッテリコネクタがきちんと差し込まれていることを確認してください。 ボタンを押していない。 ボタンを 1 回押して UPS および接続機器の電源をオンにしてください。 UPSが商用電源に接続されていない。 UPSと商用電源を接続する電源ケーブルが適切に差し込まれていることを確 認してください。 電圧がかなり低いかゼロの状態になっ ている。 電気スタンド等を利用して UPS を接続している商用電源の状態を確認してください。ランプがかなり暗い場合は、電圧を調べる必要があります。 UPSの電源がオフにならない(10 ページの “表示パネル機能” を参照)。 ボタンを押していない。 ボタンを 1 回押して、UPS の電源をオフにしてください。UPSで内部異常が発生した。 UPSの使用を中止してください。至急 UPS のプラグを抜いて、修理を依頼し
トラブルシューティング UPSから時々警告音が鳴る UPSがオンバッテリで稼動ときの正常 な機能です。 なし:UPS が接続された機器を保護しています。ボタンを押すと警告音が止まります。 UPSのバックアップ時間が短い UPSバッテリが放電している、または バッテリが寿命期のために消耗している。 バッテリを充電してください。長時間の停電後は、バッテリを充電する必要があります。バッテリの使用頻度が高い場合や高温になる場所で使用してい る場合には、バッテリの消耗が早まることがあります。バッテリの寿命が近 い場合は、Replace Battery(バッテリ交換)LED が点灯していない場合でも、 バッテリの交換を行ってください。 LEDがすべて消灯し、UPS のビープ音が鳴りつづける(9 ページの “表示パネルのインジケータ” を参照)
UPSで内部異常が発生した。 UPSの使用を中止してください。至急 UPS のプラグを抜いて、修理を依頼し
てください。 前面パネルの LED が継続して点滅する(9 ページの “表示パネルのインジケータ” を参照) リモートのソフトウェアまたはオプ ションのアクセサリカードによって UPSがシャットダウンされている。 なし:電源が復旧すると UPS は自動的に再起動します(スリープモードの動 作です)。 UPSがコンセントに接続されているにもかかわらず LED がすべて消灯している(9 ページの “表示パネルのイン ジケータ” を参照) UPSがシャットダウンしているか、長 時間にわたる停電によりバッテリ容量 が空になっている。 なし:シャットダウンから復旧するときの最小バッテリ充電容量が 0% 以外 に設定されている場合、電源が復旧し、バッテリが設定されている容量まで 充電されると UPS は自動的に再起動します。
Bypassおよび Overload の LED が継続して点灯し、UPS から警告音が鳴る(9 ページの “表示パネルのインジ
ケータ” を参照)
UPSが過負荷の状態になっている。 接続された機器が APC Web サイト(www.apc.com)の仕様で定義されている
「最大負荷値」を超えています。 過負荷の状態が解消されるまで警告音は継続して鳴ります。UPS から重要度 の低い機器を取り外して、負荷を軽減してください。 UPSがバイパスモードで電力の供給を続けていれば、サーキットブレーカは 作動しません。過負荷の状態で商用電源が停電したときは、UPS はバッテリ からの電源供給を行いません。 Bypass LEDが点灯する(9 ページの “表示パネルのインジケータ” を参照) 問題と原因 対処方法
トラブルシューティング
エラー LED が点灯する(9 ページの “表示パネルのインジケータ” を参照)
UPSで内部異常が発生した。 UPSの使用を中止してください。至急 UPS の電源をオフにし、修理を依頼し
てください。
エラーおよび Overload の LED が継続して点灯し、UPS から警告音が鳴る(9 ページの “表示パネルのインジ ケータ” を参照)
接続された機器に UPS から電力が供給
されていない。 「最大負荷値」を超えています。接続された機器が APC Web サイト(www.apc.com)の仕様で定義されている
UPSから重要度の低い機器を取り外して、負荷を軽減してください。
ボタンを押してから ボタンを押し、接続された機器への電源を復旧 してください。
Replace Battery/Battery Disconnected LEDが点灯している(9 ページの “表示パネルのインジケータ” を参照)
バッテリが切断されている。 バッテリが接続されていないことを示 す が点滅して 2 秒ごとに短いビー プ音が鳴る。 バッテリコネクタが完全に差し込まれていることを確認してください。 バッテリが寿命になっている。 バッテリを 24 時間充電し、停止しても問題の無い負荷機器につなぎ変えてか ら再度セルフテストを行ってください。それでも問題が解決されない場合は、 バッテリ交換が必要となります。 バッテリのセルフテストエラー。 が点滅して短いビープ音が 1 分間 鳴る。この警告音は 5 時間おきに繰り 返される。 バッテリを 24 時間充電してから、セルフテストの手順を実行し、交換に使用 するバッテリの状態を確認してください。セルフテストに問題がなければ、 警告音が止まり LED は点灯しなくなります。 バッテリテストが再度失敗した場合は、バッテリを交換する必要があります。 セルフテスト中、UPS の出力は維持されます。 商用電源が使えない 商用電力が来ておらず、UPS がオフに なっている。 コールドスタート機能を使って、接続された機器に UPS バッテリから電力を供給してください。 ボタンを 1 秒間押してから放します。 UPS から短いビープ音が鳴った ら、 再度、 ボタンを 3 秒間押したままにします。UPS から 2 回ビープ音が鳴る ので、2 回目のビープ音が鳴っているときにボタンを放してください。 電圧が供給されているにも関わらず、UPS がオンバッテリで稼動する システムの電圧が定格値よりも極端に高 いか低い、または間違っている。 発電機の容量が合っていません。 UPSを別の回路に接続されているコンセントに接続してください。発電機の 容量が不十分であれば、電圧に歪みが発生する可能性があります。電圧表示 機能を使って入力電圧をテストします。詳細については、10 ページの “商用 電源電圧測定” を参照してください。資格を持つ電気技術者に依頼し、商用 電源の配線を直してください。 商用電源電圧診断機能(10 ページの “商用電源電圧測定” を参照) 問題と原因 対処方法
電波、規制、保証、および著作権について
電波、規制、保証、および著作権について
無線周波保証 本装置は、FCC 規則パート 15 に従った「クラス A デジタルデバイスの制限」に準拠していることが、テスト の結果確認されています。これらの制限は、本装置を商業地域で運用する場合に限り、電波障害に対する適切 な保護措置が行われるように設計されています。本装置は電波エネルギーを発生、使用、放射し、ユーザーズ マニュアルに従って設置、使用しない場合は干渉が生じる可能性もあります。その場合、使用者が自費で障害 対策を行う必要があります。 確実にクラス A FCC 規則に準拠させるため、本製品にシールドシグナルケーブルを使用してください。 規格 5つの LED すべてが点灯している。 電圧が極めて高いことを表します。資格を持つ電気技術者に依頼して原因を 確認してください。 LEDがまったく点灯しない。 電圧が極めて低いことを表します。資格を持つ電気技術者に依頼して原因を 確認してください。 On Line LED(9 ページの “表示パネルのインジケータ” を参照) LEDがまったく点灯しない。 UPSがオンバッテリ動作しているか、電源が入っていない。 LEDが点滅している。 UPSがセルフテストを実行しています。 問題と原因 対処方法 ® LISTED 42C2 E95463 120 VモデルR3A031
110-120 V モデル電波、規制、保証、および著作権について
品質限定保証規定
American Power Conversion(APC)は、お客様が製品を購入された日から 2 年間は、その材料や加工に欠陥がな
いことを保証します。この保証では、弊社の義務は欠陥商品の修理または交換に限らせていただきます(修理、 交換の判断は弊社で行います)。保証期間中に製品に欠陥が生じた場合は、APC カスタマーサポートにご連絡の 上、RMA 番号(修理受付整理番号)をお取りください。返品の際には、故障についての簡単な説明と、購入日 と購入店を示す領収書の写しを同封し、送料を事前に支払った上で、弊社指定の場所まで返送してください。こ の保証は、事故、過失、誤用によって破損を受けた製品、改造や修正が施された製品には適用されません。本 保証は購入後 10 日間以内に適切に登録された製品に対し、製品を新規購入されたお客様ご本人にのみ適用され ます。
American Power Conversion は、本保証書の規定以外には、商品性および特定の目的に対する適合性を含み、明
示的または暗示的な保証は一切いたしません。地域によっては暗示的な保証の限定または除外が禁じられてい る場合もあるため、前記の限定と除外が購入者に適用されないこともあります。 APCはいかなる場合においても、本製品の使用から生じる、直接的、間接的、特別、偶発的、必然的な損害に 関して、そのような損害の可能性についての通告があった場合でも、上記の保証規定以外は一切責任を負わな いものとします。特に、利益や収益の損失、装置の損失、装置使用不能による損害、ソフトウェアの損失、デー タの損失、代替品のコスト、第三者からの損害請求、その他の費用に関しては、一切責任は負いません。 著作権について
Entire contents copyright 2005 by American Power Conversion Corporation. All rights reserved. 本書の全部または一部
を無断で複製することは禁じられています。
APC、APC ロゴ、InfraStruXure、PowerChute、Smart-UPS、および Symmetra は、American Power Conversion Corporation