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こども病院におけるてんかん治療の成人 移行医療機関調査

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Academic year: 2021

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学校保健・自立支援

P1−030

こども病院におけるてんかん治療の成人 移行医療機関調査

齋藤道子、園田永子、大山牧子

神奈川県立こども医療センター 地域保健推進部

般 演題・ポスター6月24日金

【目的】

成人期に達した患者にこども専門病院の当院から転医を勧 める際、移行先の医療機関の受け入れ状況を把握できてい なかった。また、患者・家族は転医についての不安があり、

円滑な移行は困難なことが度々あった。今回、患者主体の 成人移行をめざし、県内のてんかん治療を実施する医療機 関に対し、受け入れ可能な診療内容等を調査した。

【方法】

対象:てんかん診療ネットワーク(以下ネットワーク)に 記載された医療機関、県内医師会に所属する神経内科、258 医療機関。方法:質問紙調査にて、回答はFAXでの返送とし た。一次調査は医療機関名、連絡先、標榜科名、てんかん治 療の有無について、二次調査は一次調査でてんかん診療を 実施している医療機関に対し、診察患者状況(身体・知的 障がい、医療機器装着状況、使用薬剤数)、地域医療連携の 窓口、医療機関情報公開への承諾について調査した。期間:

次調査は2015年11月〜2016年1月、二次調査は2015年 12月〜2016年2月。

【倫理的配慮】

本研究は院内倫理委員会の承認を得て実施。自由意志での 参加を調査用紙に明記し、返送をもって研究の同意とした。

【結果】

次調査回答 154/258 回答率59.7% てんかん診療実 施 131医療機関二次調査回答 67/131 回答率51」%

67医療機関70科の回答 ネットワーク非加入数は50で、

単剤使用66、多剤使用61、無回答1 だった。身体障がい への対応 可能48、要相談14、対応困難6、無回答2 知 的障がいへの対応 可能40、要相談16、対応困難13、無 回答1医療機器装着への対応 対応12、要相談24、対応困 難32、無回答2調査結果を基に情報公開について承諾した 医療機関リストを作成した。今後、当院神経内科医師およ び院内相談窓口等で活用予定。

【考察】

リスト作成の効果として患者家族にとっては、選択できる 医療機関が増加し、具体的な診療内容が明確になることで、

不安の軽減につながると考えられる。病院にとっては、移 行先の病院が増えるため、成人移行が円滑に進み、小児専 門病院本来の対象の「小児」に専念できる。診療報酬上は 15歳未満が対象の小児入院医療管理料がより多く算定でき る。また、てんかん治療の医療機関ネットワークが拡大し、

病病連携、病診連携の強化が期待できる。今後も、定期的 に情報が更新できるよう調査を続けていきたい。

132 The 63rd Annual Meeting ofthe」apanese Society of⊂hild Health Presented by Medical*Online

参照

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