鶏気嚢の研究 : III. 成鶏における気嚢の体内分布
その他(別言語等)
のタイトル
Studies on Air Sacs in Domestic Fowls : III.
Distributions of the air sacs in adult fowls
著者 北沢 作治郎, 淵名 重海, 鈴木 直義
雑誌名 帯広畜産大学学術研究報告. 第I部
巻 10
号 3
ページ 573‑584
発行年 1977‑11‑25
URL http://id.nii.ac.jp/1588/00002286/
帯大研報,
10 (1977): 573‑584鶏 気 嚢 の 研 究
III.
成 鶏 に お け る 気 嚢 の 体 内 分 布
北 沢 作 治 郎 ・ 淵 名 重 海 ・ 鈴 木 直 義 (帯広畜産大学家畜生理学教室)
1977
年
5月
3日日受理
Studies on Air Sacs in Domestic Fowls III. Distributions of the air sacs in adult fowls Sakujiro KITA'lWA*, Shigemi FUCHINA
汽
NaoyoshiSUZUlU*緒 言
573
前報までに I鶏陸子!!I
Jにおける気裂の発生と
II勝化後の発達変化について報告したの で
2,
3),第 I I I 報として成鶏における各気嚢の体内分布ならびに連結状態と内臓諸器官との関係 についての観察結果を報告する。
材料および方法
併化後
1年以上を経過した成鶏を材料として使用した。注入法および注入剤は前報と同じ ものを使用した叩》。気管,肺,気袈の寒天またはラテッグ月注入標本により観察した。まず寒 天によって大略の位置関係を観察し,細部観察はヲテッグ旦標本によった。
結 果
肺.鶏の肺は胸部の背部にあって肋骨に深く密着 L,脊椎によって左右に分かれ内側縁は 厚く鈍縁をなし,外側縁は薄く鋭縁になっている。肺尖は第
1肋骨に達し,肺底は第
6肋骨に 達している。横隔面は浅く凹陥し,横隔膜に密着している。
気管支は心臓の背側において肺門から肺に入り幹気管支となって, ゆるい
s字状を呈し
梢太いが,のち次第に細くなって肺底鋭縁に達し腹気嚢と接続している(図 1 ) 。気管支は肺に 入って直ちに背仰
lから
5本の前背側二次気管支群を分校
L壬いる(図ー
2)。
前背側二次気管支群のうち第 l 二次気管支は肺門部で幹気管支の背側を迂回して伸びつつ 芳気管支を分岐
L,努気管支の一部は第
2, 第
3二次気管支の穿気管支と接続して,気管支周
器 Detartment01 Veterinary Physiology
,
Obihiro University,
080 Obihiro,
Hokkaido,
]atan.‑ 1
】