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1. はじめに この製品は日本国内向け一般冷凍 冷蔵用の一体型ユニット ( 屋内設置型 ) です 動植物 精密機器 血清 ワクチンなどの医薬品 貴重な学術資料および美術品の保存など 特殊用途には使わないでください 次のような場所へ設置しないでください ユニットが故障する原因になります 油( 機械油も

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(1)

1. はじめに ... 1

2. 安全のため必ずお守りください .. 1

3. 冷凍 ・ 冷蔵ユニットとしてのご注意  4

4. 代替冷媒(R404A)の概要 ... 5

5. 上手にお使いいただくために .... 6

6. 各部のなまえと安全注意事項の表示 .. 7

7. リモコンスイッチ各部のなまえ ... 8

16. お手入れのしかた ...21

17. 故障かなと思ったら ...21

18. 製品の種類 ...22

19. 警報システムの設置について ....23

その他

ご使用の前に

8. 冷却運転のしかた ... 9

9. 設定温度変更のしかた ...10

10. 強制除霜運転のしかた ...11

11. その他の表示について ...12

12. 自動運転について ...13

13. 応用機能設定のしかた

[ リモコンスイッチからの機能選択 ] ..14

14. 応用機能設定のしかた

[ 制御基板からの機能選択 ] ...17

15. 複数台同時制御について ...18

運転のしかた

もくじ

日立小型冷凍・冷蔵ユニット

空冷式一体型

( フラットタイプ )

【屋内設置型】

冷媒:R404A

このたびは、日立小型冷凍 ・ 冷蔵ユニットをお買い上

げいただき、まことにありがとうございます。

お使いになる前に、この取扱

説明書をよくお読みの上、冷

凍 ・ 冷蔵ユニットを正しくご

使用ください。

お読みになった後は、

保証書とともに大切に保管して

ください。わからないときは、お買い上げの店または

メーカー指定のお客様ご相談窓口へお問い合わせく

ださい。

お客様がご使用になっている冷凍・冷蔵ユニットは

のものです。

取扱説明書

製品型式

高温用

□RU-R5HF1

□RU-R8HF1

□RU-R10HF1

□RU-R15HF1

□RU-R20HF1

□RU-R5HTF1

中温用

□RU-R5MF1

□RU-R8MF1

□RU-R10MF1

□RU-R15MF1

□RU-R20MF1

□RU-R5MTF1

低温用

□RU-R10LF1

□RU-R15LF1

□RU-R20LF1

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(2)

1. はじめに

2. 安全のため必ずお守りください

1

設備設計・工事される方へ

●ここに示した注意事項は、「 」、「 」に区分していますが、誤った取り扱いをしたときに、死亡および重傷など の重大な結果に結び付く可能性が大きいものを特に「 」の欄にまとめて掲載しています。しかし、「 」の欄に 掲載したものでも、状況によっては重大な結果に結び付く可能性もあります。いずれも安全に関する重要な内容を掲載して いますので必ずお守りください。 ●この「安全のため必ずお守りください」をよくお読みの上、据え付けてください。 ●お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られる場所に必ず保管してください。

据付工事・電気工事・試運転について

●据え付けは、お買い上げの店または資格のある専門業者に依頼してください。 ご自分で据付工事をされ不備があると、水漏れや感電および火災の原因になります。 ●電気工事をするには資格が必要ですので、資格のある店に依頼してください。 ご自分で電気工事をされ不備があると、感電および火災の原因になります。 ●据付工事は「据付点検要領書」に従って確実に施工してください。 据え付けに不備があると、水漏れ、感電および火災の原因になります。 ●据え付けは、ユニット質量に十分耐えるところに確実に行ってください。強度不足や取り付けが不完 全な場合はユニットの転倒および落下により、ケガの原因になります。 ●電気工事は、「電気設備に関する技術基準」、「内線規程」および「据付点検要領書」に従って施工し、 ●この製品は日本国内向け一般冷凍・冷蔵用の一体型ユニット(屋内設置型)です。 ●動植物、精密機器、血清・ワクチンなどの医薬品、貴重な学術資料および美術品の保存など、特殊用途には使わないでください。 ●次のような場所へ設置しないでください。ユニットが故障する原因になります。 ・油(機械油も含む)の飛沫・蒸気の多い場所。 ・雨風が浸入するような場所。(屋内設置の製品) ・温泉地など硫化ガスの多い場所。 ・海岸地帯の塩分の多い場所。 ・可燃性ガスの発生・流入などの恐れがある場所。 ・酸性またはアルカリ性の雰囲気の場所。 ・高湿度蒸気の発生する恐れがある場所。 ・排熱ができない場所。 ●次の食品類は特に強い腐食性ガスを発生させるため、腐食の原因となります。必ず密閉容器に入れるか、食品用ラップフィ ルムに包んでください。また、これ以外の食品についても同様に密閉してから貯蔵してください。 ・寿司米、パン生地などの酢酸やイースト菌を含んだ食品。 ・ゆでたまご、玉子焼きなどのたまご加工食品。 ・鮮魚、ハム、燻製およびねり製品など。 ・納豆、豆腐、おからおよびあんこなどの豆類や加工品。 ・生ゴミなど。 ●電磁波を発生する医療機器などを使用するときは、ユニットの誤作動防止に注意してください。電磁波の発信面をユニット の電気品箱に直接向かわない位置に据え付けてください。 電磁波の空中伝播の影響を避けるため、ラジオなどの電磁波を発信する機器は、ユニット本体および電源線から少なくとも 3m 以上離してください。 禁止事項を示します。 強制事項を示します。特定しない一般的な使用 者の行為を指示する表示です。 強制事項を示します。必ずアース線を接続する ように指示する表示です。 取り扱いを誤ると、使用者が死亡ま たは重傷を負う可能性が想定できる 場合を示します。 取り扱いを誤ると、使用者が傷害を 負う可能性および物的損害のみの発 生が想定できる場合を示します。 参照ページを示します。

記号の意味

(3)

据付工事・電気工事・試運転について

●適合ヒューズを使用してください。定格より大きなヒューズを取り付けると異常電流が流れても ヒューズが溶断しない場合があり、過熱および火災の原因となります。 ●電源配線は、所定のケーブルを使用して確実に接続し、端子接続部にケーブルの外力が伝わらないよ うに確実に固定してください。接続や固定が不完全な場合は、発熱および火災の原因になります。 ●アース工事を行ってください。アース線は、ガス管、水道管、避雷針および電話のアース線に接続し ないでください。また、電源配線を金属管で施工する場合は、金属管に必ずアース工事をしてください。 アースが不完全な場所は感電の原因になります。(電気工事業者によるD種設置工事が必要です。) ●漏電遮断器を必ず設置してください。法規 ( 電気設備に関する技術基準を定める省令 ) により設置が 定められています。設置しないと地絡により、火災や感電の原因になります。また、漏電遮断器は決 められた容量のものを使用し、他の冷凍・冷蔵ユニットとの共用は避け、本冷凍・冷蔵ユニット専用 として取り付けてください。 ●指定冷媒以外は使用しないでください。 気密試験などをする場合は、窒素ガスを封入してください。酸素やアセチレンなどの可燃性ガスを使 用すると火災や爆発の原因になります。 ●屋外で使用しないでください。雨水のかかる場所で使用されますと、漏電および感電の原因になりま す。 ●水のかかる恐れのある場所に据え付けないでください。発火および感電の原因になります。 ●湿気の多い場所や水のかかりやすい場所に据え付けないでください。絶縁低下から漏電および感電の 原因になります。 ●電源は専用コンセントを使用し、電源コードは途中で接続したり、延長コードの使用やタコ足配線を しないでください。感電や発熱および火災の原因になります。 ●冷凍サイクル内に指定冷媒以外の冷媒や空気などを混入させないでください。混入すると冷媒サイク ルが異常高圧になり、ユニット破裂およびケガの原因になります。 ●保護装置および安全装置の設定値変更はしないでください。設定値を変えると、ユニットの破裂およ び発火の原因になります。 ●可燃性ガスの漏れる恐れのある場所への据え付けは行わないでください。万一ガスが漏れてユニット の周囲に溜まると、発火の原因になることがあります。 ●冷蔵庫天井部の空気の循環を良くしてください。庫外温度の限界は 43℃ですが、32℃を越える場合は、 必ず換気扇を設置し換気してください。換気しないと、過熱運転により冷凍機油が劣化し、圧縮機故 障の原因になることがあります。 ●ドレン配管は排水をよくするため必ず 10 ゜(下り勾配 1 / 6)以上の傾斜および外気の侵入を防ぐた め U トラップを設けてください。ドレンの逆流および凍結により、貯蔵物解凍につながります。また、 勾配が大きすぎても、除霜中に溶けた氷がドレン配管部に集中して溜まり、ドレンの排水を妨げる場 合があります。 ●換気をよくしてください。万一冷媒が漏れると酸素欠乏の原因になることがあります。 ●輸送用金具は確実に取り外してください。取り外しを行わないと冷媒漏れによる酸素欠乏の原因にな ることがあります。 ●冷蔵庫の扉近くに冷却器吸込口を設置しないでください。設置すると、結露水の落下および着霜過多 による冷却性能の低下の原因になることがあります。

(4)

運転中に

●揮発性、引火性のあるものは庫内に入れないでください。破裂によりケガの原因になります。 ●酸、塩分、アンモニア、硫黄分など腐食性ガスを発生させるものを貯蔵しないでください。冷却器およ びサイクル配管の腐食によりガス漏れの原因になります。 ●エーテル、ベンジン、アルコール、ライターのボンベなど、揮発性、引火性のものを貯蔵しないでください。 爆発する危険があります。 ●ユニットのカバーやパネルを外したまま運転しないでください。内部に電気品があるため通電部分に触 れると、感電および爆発する危険があります。 ●空気の吹出口や吸込口に指や棒などを入れないでください。内部でファンが高速回転していますのでケ ガの原因になります。 ●冷媒漏れが発生した場合または停止操作をしてもユニットが停止しない場合は、ただちにすべての電源 を切ってください。感電、火災および爆発の原因になります。このような場合は、ただちにお買い上げ の店または当社にご連絡ください。 ●不燃性、非毒性、無臭性の安全冷媒(フルオロカーボン)を使用していますが、万一フルオロカーボン が漏れて火気に触れると有毒ガスが発生する原因になります。また、フルオロカーボンは空気より比重 が重いため、床面付近をおおい酸素欠乏の原因になります。 ●万一フルオロカーボンが漏れたときには、ストーブなどの火気を消して床面を掃くようにして換気した うえで、お買い上げの店または当社にご連絡ください。 ●異常時(こげ臭いなど)は、運転を停止して、ただちに元電源を切ってください。異常のまま運転を続 けると故障、感電および火災などの原因になります。お買い上げの店または当社にご連絡ください。 ●保護装置がたびたび作動したり運転スイッチの作動が確実でない場合は、ただちに元電源を切ってくだ さい。漏電または過電流の可能性があるため、感電、火災および破裂の原因になります。 ●機械部にものを載せたり、手をいれたりしないでください。内部でファンが高速回転していますので、 発熱およびケガの原因になることがあります。 ●可燃性のスプレーを近くで使用したり、可燃物を置かないようにしてください。スイッチの火花などで 引火し、発火の原因になることがあります。

その他

●ユニットに直接水をかけたり、水を使って洗ったりしないでください。ショートおよび感電の原因に なります。 ●電源コードを傷つけたり、加工したり、無理に曲げたり、引っ張ったり、たばねたりしないでください。 また、重いものを載せたり、挟み込んだりすると、電源コードが破損し、火災および感電の原因にな ります。 ●万一火災が発生した場合は、すべての電源を切ってください。感電および爆発の原因になります。

修理・移設・廃棄について

●修理技術者および専門業者以外の人は、絶対に分解したり、修理・改造しないでください。分解およ び修理・改造に不備があると、異常動作によるケガ、感電および火災などの原因になります。 ●移設はお買い上げの店または資格のある専門業者に依頼してください。据え付けに不備があると、水 漏れ、感電および火災の原因になります。 ●冷媒であるフロン類をみだりに大気中に放出することは法律で禁止されています。したがって、冷凍 機を廃棄する場合は冷媒を回収する必要がありますので、お買い上げの店または資格のある専門業者 にご相談ください。フロン類の種類と充填量および二酸化炭素換算値は、製品正面の冷媒銘板に記載 されています。また、冷媒が漏れると、酸素欠乏の原因になります。

(5)

3. 冷凍 ・ 冷蔵ユニットとしてのご注意

このユニットに搭載している圧縮機はスクロール式で多くの特長を持つと共に、工事、保守およびサービスをする上で常 識的な事柄で異なったところがあります。 詳細はそれぞれの項で説明してありますが、最初に基本的な項目を確認していただき、工事および取り扱いをされますよ うお願いいたします。

1 スクロール圧縮機は逆転不可

スクロール式の回転方向は一方向です。

2 スクロール圧縮機は全体が高温

運転中および停止直後は高温になっていますので、特に 保守・サービス時には注意してください。

3 スクロール圧縮機の油は高圧側

特に保守・サービス・試運転時の油の封入、排出時には 注意してください。

その他

●応用機能の設定変更は、必ずユニットの元電源を遮断した状態で作業してください。感電およびユニッ ト故障の原因になることがあります。 ●ユニットの上に乗ったり、ものを載せたり、吸込口をふさいだりしないでください。転倒、破損およ び落下などによりケガの原因になることがあります。 ●取扱者以外の人が触れないような表示をするか、触れる恐れがあるときは保護柵などでユニットを 囲ってください。誤使用が原因でケガをすることがあります。 ●掃除のときは、凝縮器および蒸発器フィンに直接手を触れないでください。ケガの原因になることが あります。 ●配線コネクターなどを抜くときは、先端のブラグを持って行ってください。コードを引っ張って抜く と芯線の一部が断線して発熱および発火の原因になることがあります。 ●濡れた手で電源プラグなどの電気部品には、触れないでください。またスイッチ操作をしないでくだ さい。感電の原因になることがあります。 ●掃除をするときや整備・点検のときは、必ず元電源を停止にして元電源回路を切ってください。感電 やファンによるケガ、ヒーターによる火傷の原因になることがあります。 ●露出している配管や配線に触れないでください。火傷および感電の原因になることがあります。 ●ユニットに手を触れないでください。除霜ヒーターに触れると火傷の原因になることがあります。 ●高温部に触れないでください。圧縮機、凝縮器および配管などは 100℃以上になっている部分があり、 触れると火傷の原因になることがあります。 ●長期間ご使用にならない場合は、安全のための元電源を切ってください。ほこりが溜まって発熱およ び発火の原因になることがあります。 ●圧縮機を逆転させないでください。逆転すると圧縮機が破損する恐れがあります。なお、電気回路に は逆転防止回路が組み込まれていますので、電源回路が逆相になっている場合は運転できません。こ の場合は電源端子台の 1 次側を入れ換えてください ●リモコンスイッチの取り付けは、次の場所を避けてください。漏電の原因になることがあります。 (1) 油の蒸気のある場所や油の飛び散る所。 (2) 湿気の多い場所や水の飛び散る所。

(6)

4. 代替冷媒(R404A)の概要

本製品は、オゾン破壊係数 0 の冷媒として、HFC 類を組成する冷媒 R404A を採用した冷凍 ・ 冷蔵ユニットです。 以下に R22 と代替冷媒の特性の相違および関連する内容概要を記載します。 なお、代替冷媒製品は R22 用製品とは互換性がありませんので、施工に際しては適用冷媒の種類を仕様銘板などで確認し てください。

《代替冷媒の特性》

冷媒 R22(組成:HCFC 類)と代替冷媒(HFC 類)R404A との施工上の主な相違点は、表 1 の内容になります。

混合冷媒である。

代替冷媒である R404A は混合冷媒になります。 R404A 組成成分 R125 R143a R134a 重量比率割合 44% 52% 4%

塩素を含まない冷媒である。

HFC 冷媒の最大の特性(オゾン破壊係数を 0 とすることから塩素を含まない。)であり、製品面からの弱点としては塩素に よる圧縮機の摺動部の潤滑性が低下することが上げられます。 このため摺動部の材質変更、冷凍機油を従来の鉱油からエステル油への変更、樹脂材の変更などをすることになりました。 これに伴い圧縮機も代替冷媒専用の圧縮機になります。 また、冷媒漏れ試験に使用されている冷媒ガス漏れ検知器も鋭敏な感度のものが必要になります。

従来使用してきた冷凍機油とは相溶性がありません。

これも、冷媒が HFC に変更になることに伴い、従来の冷凍機油とは相溶性が無く、相溶性のある合成油(エステル油)を 採用することになりました。 従来の冷凍機油を使用した場合、圧縮機より吐出された冷凍機油が冷凍サイクル内で停留し、圧縮機に戻らず圧縮機の摺 動部の潤滑性を低下させ、焼損原因になる恐れがあります。

圧力特性が上がってくること。

冷凍サイクル運転圧力が異なります。 それに伴い、気密試験圧力、冷凍サイクルを構成する機器類および計測機器類・工具類についても気密試験圧力・耐圧試 験圧力または作動圧力などの設定圧力値も変更になります。 表 1.R22 と R404A の施工上の主な相違点

R404A としての留意点

№ 項目 R22 R404A 変更になる主な項目 1 冷媒の組成 単一冷媒 混合冷媒 →冷媒封入方法 2 構成分子 塩素を含む 塩素を含まない →冷凍油 ( スニソ 3GSD-T 油からエステル油に変更 ) →冷媒ガス漏れ検知器変更 3 鉱 油、 ア ル キ ル ベ ン ゼン油との相溶性 相溶性あり 相溶性なし →従来の冷凍機油は使用不可 4 圧力特性 ― 凝縮圧力は R22 に 比べさらに上昇 →気密試験圧力などの変更 →計測機器類・工具類の変更 →冷媒配管材質・肉厚の変更 製品型式として、容量表示の数値の前にアルファベットの【R】表示をしています。       (例) なお、R22 製品とは、互換性がありませんので、注意してください。 RU- R 10MF1

《代替冷媒の特長》

(7)

冷蔵庫の扉の開閉はできるだけ

少なくしてください

5. 上手にお使いいただくために

運転の際には、次のような点に注意してご使用されると冷却効果もよく、節電にもなります。

冷蔵庫の扉を長時間開けたまま

での運転はしないでください

●品物の出入りは回数を少なく、 短時間に実施してください。 ●暖かい空気が庫内に入り込み、 冷えが悪くなります。 ※冷却器に異常着霜し、冷却およ び除霜不良の原因になります。 ●30秒以上扉を開けるときは、ユ ニットの運転を停止してくだ さい。また、必ず冷蔵庫へカー テンを取り付けてください。 ※冷却器に異常着霜し、冷却およ び除霜不良の原因になります。

ユニットおよびリモコンスイッチの

近くで発熱器具を使わないでください

●湯沸かし器などの蒸気を発生させる器具を近くで使う と、運転中に露付きを起こします。

冷風が庫内を円滑に循環するよう

品物間はすき間を空けてください

●特に、冷風の吹出口・吸込口の付近には品物を置かない でください。

扉位置による据付場所の選定

●ユニットの冷気吸込口は 扉開閉による外気侵入の 影響が少ないところで、冷 気が冷蔵庫の庫内全体に 行き渡る場所へ据え付け てください。

凝縮器の掃除

●長期間ご使用になりますと、凝縮器にゴミが付着して冷 えが悪くなります。月に1回程度ブラシまたは電気掃除 機などできれいに掃除してください。 また、汚れのひどい場所はフィルターをご使用くださ い。

長期間使用しないときは

元電源を切ってください

●元電源を切らないと、ユニットを使用しない期間も電 気代の基本料金分を支払わなくてはなりません。       長期間使わない        ときはOFF

電源の ON-OFF は短時間での

繰り返しをしないでください

●元電源のON-OFFの操作は短時間(10秒以内)に繰り返さ ないでください。

用途〔高温用と中温用の使い分け〕

高温用: 牛乳・ビールなどのビン類、カン類などの水分蒸発量が少ない品物の冷却および貯蔵に適しています。 (オフサイクル除霜方式によりソフトな除湿をします。) 中温用: 青果物など一般の冷却および貯蔵に適しています。 (ホットガス除霜により強制的に除霜をします。) 低温用: あらかじめ冷凍された品物の貯蔵庫用として使用してください。 設定 除 霜 運 転 除 霜 庫 内 温度 冷風 冷気吸込口 冷 風 す き 間 を 大 き く 空 間 を 取 る 冷 風 す き 間 を 大 き く

(8)

6. 各部のなまえと安全注意事項の表示

ユニット

 お買い上げの冷凍・冷蔵ユニットには、お使いになる方が安全にお使いいただくため、ユニット本体に安全注意事項の表示を しています。ご使用の際やお手入れの際は安全のため、注意事項を必ずお守りください。

型式の表示個所

感電・高温警告

安全注意 事項 回転物警告 感電警告 感電・高温警告 表示内容 ケガの恐れあり 指や棒を入れないで ください。 感電の恐れあり 点検時は、必ず電源 を切ってから実施 してください。 修理技術 者以外手 を触れな いこと。 感電の 恐れあり ・機器を確実にアースすること。 ・作業前に電源を切ること。 ・ホゴカバーを確実に取付けること。 けが ・ やけど の恐れあり ・保護メガネを着用すること。 ・圧縮機を素手でさわらないこと。 破損の 恐れあり ・日立指定以外の冷媒 ・ 油は使用しないこと。 ・圧縮機を水に浸漬 ・ 付着しないこと。

凝縮器

安全注意事項

の表示個所

製品の型式の

表示個所

上図中の に示す位置に貼り付けています。

型式の表示個所

に示す位置付近に貼り付けています。

クーラーボックス

蒸発器、プロペラファン、 ファンモーター、水受けな どが組み込まれています。

ユニットベース

プロペラファン

ファンモーター

留 意 事 項 ●リモコンスイッチは

指で軽く押して

ください。 ボールペンなどの先のとがったもので操作すると

シート破損の原因

になることがあります。 ୭೰ ੰ!௦ ׋!ഢ ੰ!௦ ࡩ ඤ أഽ

回転物警告

リモコンスイッチ

リモコンケーブル

感電警告

圧縮機

電気品箱

電気品箱横にアースねじが あります。

冷媒銘板

(9)

୭೰ ੰ!௦ ׋!ഢ ੰ!௦ ࡩ ඤ أ ഽ

7. リモコンスイッチ各部のなまえ

温度調節スイッチ

( 10,14,19,21ページ)

設定切換スイッチ

( 10ページ)

デジタル表示部

運転ランプ

(赤色) ( 9,12,20ページ)

除霜ランプ

(赤色) ( 11,19ページ)

運転/停止スイッチ

( 9,14ページ)

除霜スイッチ

( 11,14,19ページ)

(10)

8. 冷却運転のしかた

●吸込空気温度が「設定温度+温度差」で冷却運転を、「設定温度-1」で送風運転に切り換わります。また、3分オン ガードおよび3分オフガード機能を有していますので、夜間・冬期などの負荷が極めて小さい場合には、庫内温度 (リモコン表示)が「設定温度-1」より低下する場合があります。 留 意 事 項 ●各スイッチは指で軽く押し、表示の切り換わりを確認しながら操作してください。 〔出荷時の設定値について〕 項  目 高温用 中温用 低温用 設定 温度 出荷時 ℃ 5 0 - 20 温度範囲 ℃ 5~20 -5~15 -25~-5 温度差 出荷時 deg 2 除霜周期 時間 2 4 除霜時間 分 20 水切り時間 分 (※ 1) 10 15 ファン遅延時間 分 (※ 1) 2 (注)高温用はオフサイクル除霜のため(※1)の設定はありま せん。

準備

電源

入れます。 運転中は元電源を切らないでください。 デジタル表示部に現在の庫内温度が表示 されます。

スイッチ

を押します。 運転ランプが点灯します。 運転を開始します。 運転ランプが点灯し、ブザーが“ピピ”と鳴り ます。

スイッチ

を押します。 運転ランプが消灯します。 運転を停止します。 運転ランプが消灯し、ブザーが“ピー”と鳴り ます。 ୭೰ ੰ!௦ ׋!ഢ ੰ!௦ ࡩඤأ ഽ

1

2

運転

ランプ

(注)庫内用サーミスターのコネクター外れや断線の場合は、「_ _ 」を表示します。

(11)

スイッチ

で温度を設定します。 部を押すごとに1℃ずつ上がります。 部を押すごとに1℃ずつ下がります。 5℃に設定した場合を示します。

設定

スイッチ

を押します。 デジタル表示部が「設定温度」表示に切り換わります。 設定温度が点滅表示します。(例:中温用)

9. 設定温度変更のしかた

設定

スイッチ

を押します。 デジタル表示部が「庫内温度」表示に切り換わります。 庫内温度を表示します。 ● 設定温度表示中に1分間何も操作しない場合、自動的に「庫内温度」表示に切り換わります。 ● 設定、 、 スイッチを押した場合、ブザーが“ピ”と鳴ります。 ●設定温度の上限または下限に達した場合、ブザーが“ピ ピ ピ”と鳴ります。 ●一旦設定すると設定状態を記憶していますので

日常の設定は不要

です。 ●設定温度の変更は、製品運転前でも設定できます。 ୭೰ ੰ!௦ ׋!ഢ ੰ!௦ ࡩ ඤأ ഽ

1

3

2

出荷時の設定温度をご希望の設定(運転)温度に切り換える場合に次の操作をします。

(12)

デジタル表示部が「 」表示に切り換わります。 除霜ランプが点灯します。 除霜運転を開始します。 除霜ランプが点灯し、「 」表示します。

10. 強制除霜運転のしかた

留 意 事 項 ●

除霜運転中の停止操作はしないでください。

除霜不良の原因になります。 万一、途中で停止操作をした場合には、

10分間強制的に冷却運転をした後、

再度除霜運転を

開始します。

スイッチ

を押します。 ブザーが“ピピ”と鳴ります。 ●次のような運転状態の場合には、「除霜ランプ」が点滅表示します。 圧縮機運転中(サーモオン)・・・圧縮機が連続1分間運転(1分ガード)した後、除霜運転を開始します。 圧縮機停止中(サーモオフ)・・・3分オフガードを無視し、1分ガードをした後、除霜運転を開始します。 ●除霜、水切りおよびファン遅延運転中は、「 」表示を継続します。 ●強制除霜運転制御は、除霜運転中、停止中および異常停止中には機能しません。 ୭೰ ੰ!௦ ׋!ഢ ੰ!௦ ࡩ ඤ أ ഽ

1

2

除霜

ランプ

冷却運転の途中で強制的に除霜をしたい場合に次の操作をします。

(13)

異 常

●運転ランプが点滅し、運転が停止します。 ●ブザーが5秒間“ピーピー”と鳴ります。 ●デジタル表示部に庫内温度と「アラームコード」を交互に 表示します。 ● または スイッチでアラームをリセットす ることができます。 (注)アラームコードに対応する故障内容については下表を 参照してください。 (注)アラームコードの内容を確認して、お買い上げの店に ご相談ください。 運転ランプが点滅し、庫内温度とア ラームコードを交互に表示します。

警 報

●デジタル表示部に庫内温度と「警報コード」を交互に表示 します。 ● スイッチで警報をリセットすることができます。 (注)警報コードに対応する故障内容については下表を参照 してください。 (注)警報コードの内容を確認して、お買い上げの店にご相談 ください。 庫内温度と警報コードを交互に表示 します。

停 電

●全ての

表示が消え

ます。 ●停電などで運転が止まり、再び通電されると

再運転

します。

ノイズ

●全ての

表示が消え

、運転も停止することがあります。これはノイズの影響で装置保護のため マイコンが作動したものです。元電源を切り、運転操作をやり直してください。

11. その他の表示について

アラーム

(異常)

コード表

アラームコード アラーム内容 主な一次原因 保護装置作動 高圧遮断装置(3.3MPa)作動 圧縮機異常(ロック、過負荷、過電流) 相検出異常 電源逆相接続またはT相欠相 圧縮機過熱異常 冷媒不足・抜けおよび冷媒配管詰まりなど 庫内用サーミスター異常 サーミスター(センサー)配線誤配線、未結線、断線およびショート 除霜用サーミスター異常 吐出ガスサーミスター異常 保護装置検出回路異常 ユニット保護回路異常 (注)運転中にアラーム(異常)を発生すると、ただちに運転を停止します。 (注)庫内用サーミスターのコネクター外れや断線の場合は、「_ _ 」を表示します。

警報コード表

警報コード 警報内容 判定条件 高温警報 庫内温度 ≧ (設定温度+10℃)の状態が60分以上経過 低温警報 庫内温度 ≦ (設定温度-5℃)の状態が60分以上経過 フィルター警報 吐出ガス温度 ≧ (吐出ガス温度90℃)の状態が60分以上経過 (注1)警報発生中は運転を継続します。

(14)

12. 自動運転について

3分オンガード

3分オフガード

圧縮機保護のために、運転停止後、最低3分間は再運転しません。 また、同様に運転開始後、最低3分間は停止しません。

液インジェクション

冷却運転時の吐出ガス温度を検出し、ション用電磁弁が作動し、圧縮機の冷却を開始します。過熱運転条件を満たした場合、液インジェク また、吐出ガス温度が低下すると電磁弁は閉じ、圧縮機の冷却を停止します。

高・低温警報

フィルター警報

冷却運転時に警報判定条件を満たした場合、運転を継続しながら警報表示します。

除 霜 運 転

冷却運転中の圧縮機の運転時間を積算し、設定した除霜周期に到達すると自動的に除 霜運転をします。また、冷却運転中の蒸発器の着霜状態を確認し、着霜量が多い場合に も自動的に除霜運転を開始し、冷却能力の低下を防止します。 除霜運転中は、リモコンスイッチのデジタル表示部に「 」を表示します。また、除霜 運転中に溶けた水分が再び着霜することを防ぐために、水切り運転およびファン遅延 運転など、圧縮機や送風機の運転遅延などの制御をします。

自動で次の運転をします

(15)

13. 応用機能設定のしかた

[ リモコンスイッチからの機能選択 ]

設定項目  表     示

【オプション設定モード起動中】

温度差

     スイッチ を押し、温度差を 「2→1」に変更。      スイッチ を押し、除霜周期を 「2→4」に変更。      スイッチ を押し、遠方発停を 「0→1」に変更。      スイッチ を押し、信号の種類を 「0→1」に変更。

除霜周期時間

遠方発停

外部除霜

入力切換

スイッチを押して次項目へ スイッチを押して変更する項目へ スイッチを押して変更する項目へ オプション設定モードに切り換えることにより、各種応用機能を設定することができます。 ①オプション設定モードの起動 ユニットの停止中にリモコンスイッチの スイッチと スイッチを

1秒以上同時に押すと

、オプショ ン設定モードに切り換わります。なお、

オプション設定モードの起動は、停止中のみ可能

です。 ②オプション設定項目の選択 スイッチまたは、 スイッチを押して、設定する項目を選択します。 なお、本スイッチを

押し続けても、項目は変化しません。

③オプション項目の設定値変更 スイッチで

+方向へ

、 スイッチで

-方向に

数値が切り換わります。 なお、本スイッチを

押し続けても、数値は変化しません。

④オプション設定モードの終了 オプション設定モード起動中に スイッチを押しながら、 スイッチを

1秒以上同時に押すと

、オプ ション設定モードが終了し、通常の庫内温度表示に切り換わります。

 ●オプション設定モードの操作例

(16)

●オプション設定項目

設定項目

表示(※ 1) 設定範囲 出荷時の

初期設定

1 秒 1 秒 最小値 最大値 ピッチ

温度差 1deg 5deg 1deg 2deg

除霜周期時間 0 時間 12 時間 1 時間 高 ・ 中温用:2 時間

   低温用:4 時間

除霜運転時間 5 分 60 分 5 分 20 分

高温警報温度差 0deg 15deg 1deg 10deg

高温警報遅延時間 ×10倍 0 分 150 分 10 分 60 分

低温警報温度差 0deg 15deg 1deg 5deg

低温警報遅延時間 ×10倍 0 分 150 分 10 分 60 分 停電後動作 0(なし) 1(あり) 1 1 (復電後、自動運転) 遠方発停 0(レベル) 1(パルス) 1 0 (レベル信号) 予備 使用しません ファン遅延時間 1 分 5 分 1 分 2 分 水切り時間 3 分 30 分 1 分 高 ・ 中温用:10 分   低温用:15 分 除霜方式自動切換 0(なし) 1(あり) 1 1 (切換あり)

庫内温度補正 - 5deg 5deg 1deg 0deg

設定温度拡大 ± 0℃ ± 5℃ ± 1℃ 0℃ フィルター警報温度 ×10倍 80℃ 100℃ 10℃ 90℃ フィルター警報 遅延時間 0 分 60 分 5 分 60 分 予備 使用しません 外部手動除霜切換 0(レベル) 1(パルス) 1 1 (パルス信号) 予備 使用しません 外部除霜入力切換 0 (同時除霜) 1 (個別除霜) 1 0 (同時除霜) (※ 1)表示は高 ・ 中温用の初期値を示します。

(17)

●用語の説明

機 能 名 項目 内     容 温度差 圧縮機を運転させる温度差(設定温度との幅)を設定します。 除霜周期時間 除霜運転の開始時間(冷却運転時の圧縮機積算時間)を設定します。 周期除霜なしに設定する場合は、設定値を「0」にしてください。 除霜運転時間 除霜運転時間(水切りおよびファン遅延時間を除く)を設定します。 高温警報温度差 高温警報を発生させる温度差(設定温度との幅)を設定します。 高温警報遅延時間 高温警報状態の継続時間を設定します。 低温警報温度差 低温警報を発生させる温度差(設定温度との幅)を設定します。 低温警報遅延時間 低温警報状態の継続時間を設定します。 停電後動作 停電復帰後の運転動作を設定します。 0:復電後、運転停止(リモコンスイッチ押下で再運転) 1:復電後、停電前の状態で運転を再開(自動運転) 遠方発停 遠方発停信号の種類を設定します。 0:レベル信号 1:パルス信号 ファン遅延時間 ホットガス除霜運転終了後のファン遅延時間を設定します。(※2) 水切り時間 ホットガス除霜運転終了後の水切り時間を設定します。(※2) 除霜方式自動切換 設定温度5℃以上の場合、ホットガス除霜をオフサイクル除霜方式に切り換える機能の 有無を設定します。 0:切換えなし 1:切換えあり 庫内温度補正 ユニットの庫内サーミスターで検出する庫内温度とプレハブ冷蔵庫に取り付けの温度計に 温度差(誤差)を生じる場合に、庫内サーミスターの検出温度の温度補正を設定します。 設定温度拡大 設定温度を拡大する場合に設定します。(※1) フィルター警報温度 フィルター警報を発生させる温度を設定します。 フィルター警報 遅延時間 フィルター警報状態の継続時間を設定します。 外部手動除霜切換 外部手動除霜信号の種類を設定します。 0:レベル信号 1:パルス信号 外部除霜入力切換 外部除霜入力による手動除霜の種類を設定します。 0:同時除霜 1:個別除霜 (※ 1)ユニットの運転に支障をきたし、故障の原因になる場合があります。使用する場合は、お買い上げの店または、 弊社にお問い合わせください。 (※ 2)オフサイクル除霜の場合は機能しません。

(18)

14. 応用機能設定のしかた

[ 制御基板からの機能選択 ]

●応用機能の設定変更は、必ずユニットの元電源を切った状態で作業してください。 感電およびユニット故障の原因になることがあります。

●オプション設定項目

設定項目 ディップスイッチの設定 外部サーモ ON OFF DSW2 1番 1 2 3 4 ON :外部サーモあり OFF:外部サーモなし 蒸発器ファン 運転制御切換 ON OFF DSW2 3番 1 2 3 4 ON :サーモオフ時に停止 OFF:サーモオフ時に運転 (注)出荷時の設定はすべてOFFになります。 DSW1 DSW2 ディップスイッチ取付位置

●用語の説明

機能名 内   容 外部サーモ 外部サーモ機能の有無を設定します。 蒸発器ファン運転制御切換 サーモオフ時の蒸発器ファンを運転または停止に設定します。 制御基板上のディップスイッチ (DSW2) を設定することで、各種応用機能を 設定することができます。 ①ユニットの元電源を切ってください。 ユニット電源 ON の状態で設定をしても、設定内容は反映されません。 ②オプション項目のディップスイッチ設定を変更します。 ③ユニット電源を再投入します。

(19)

15. 複数台同時制御

について

留 意 事 項 ●凝縮器の排熱(熱風)がショートサーキットしないよう、ユニット間に仕切り板を取り付けてください。 ●各ユニットごとに必ず漏電遮断器および手元開閉器を取り付けてください。 ●電源容量は設置台数分を確保してください。

1

複数台同時制御とは

● 0 号機に接続したリモコンスイッチ(1 個)で最大 16 台のユニットを同時に制御します。 ●すべてのユニットが同一の設定温度で冷却運転をします。(同時制御) ●設定した除霜周期に達した時点で、すべてのユニットが同時に除霜を開始します。(同時除霜運転制御) ●手動除霜はユニットごとに指定することができます。 ●各ユニットの運転 / 停止動作には約 0.2 秒の遅延を設けています。 ●圧縮機 ON/OFF 制御は各ユニットで検出した庫内吸込空気温度により制御します。 ●庫内温度は接続しているユニットの平均値を表示します。 ●警報およびアラーム(異常)はユニットごとに表示します。 ●点検モードはユニットごとに指定することができます。

複数台同時接続時の運転操作および設定温度変更のしかた

冷却運転 / 停止の操作および設定温度の変更は、0 号機ユニット(親機)に接続したリモコンスイッチで操作してください。 複数台接続時は、接続ユニットの庫内温度サーミスターデータの平均値をリモコンスイッチに表示します。

(20)

複数台同時接続時の除霜運転のしかた

(1) 自動除霜 ●各ユニットがそれぞれ冷却運転 ( 圧縮機運転 ) 時間を積算し、どれか1台でも設定した除霜周期に達すると、自動的 に全ユニットが除霜運転を開始します。 ●複数台接続時の除霜終了時間は、ユニットごとに異なる場合があります。 ●除霜運転が終了すると、各ユニットは自動的に冷却運転を再開します。 (2) 手動除霜  冷却運転の途中に強制的に除霜をしたい場合に次の操作をします。

号機

設定

スイッチ

で号機を設定します。 部を押すごとに1つずつ上がります。 部を押すごとに1つずつ下がります。 1号機を設定した場合、「 」を示します。

号機

変更

スイッチ

を押します。 デジタル表示部が「号機番号」表示に切り換わります。 号機番号「 」が点滅表示します。

手動

除霜

デジタル表示部が「 」と「 」を交互に点灯表示します。 除霜ランプが点灯し、除霜運転を開始します。 除霜ランプが点灯し「 」を表示します。 ●除霜ユニット以外は、除霜が終了するまで停止状態で待機します。 ●除霜運転が終了すると、すべてのユニットは自動的に冷却運転を再開します。 ● 5秒以内に再度 スイッチを押すと、1号機に「除霜」指令を送信します。

自動

除霜

デジタル表示部が「 」表示に切り換わります。 除霜ランプが点灯し、除霜運転を開始します。 除霜ランプが点灯し「 」を表示します。 交互表示

(21)

異 常

●運転ランプが点滅し、当該ユニッ トのみ停止します。 ●デジタル表示部に『庫内温度』、『号 機番号』と『アラームコード』を順 に表示します。 (注)アラームコードに対応する故障 内容については、12ページの「ア ラーム(異常)コード表」を参照 してください。 (注)アラームのリセット方法は12 ページを参照してください。 ●0号機ユニットで『02』アラームが発生した場合 ●1号機ユニットで『11』アラームが発生した場合

警 報

●ジタル表示部に『庫内温度』、『号機 番号』と『警報コード』を順に表示 します。 (注)警報コードに対する故障内容に ついては、12ページの「警報コー ド表」を参照してください。 (注)警報のリセット方法は12ページ を参照してください。 ●0号機ユニットで『高温警報』が発生した場合 ●1号機ユニットで『フィルター警報』が発生した場合

複数台同時接続時の異常 ・ 警報制御とその表示について

複数台同時接続時の伝送制御について

●伝送異常時には、リモコンスイッチの運転ランプが 2 秒間隔で点滅します。 ●伝送信号が正常になると自動で復帰します。 ●運転 / 停止スイッチで異常時の点滅をリセットすることができます。 ただし、正常に戻らない場合は、運転再開時に再び伝送異常になります。 留 意 事 項 正常に接続されているユニットは、停止操作により運転を停止することができますが、伝送異常のユニットは停 止できませんので、元電源を切ってユニットを停止してください。 2 秒間隔で点滅します。 運転ランプ点滅 運転ランプ点滅 号機番号 庫内温度 アラームコード 号機番号 庫内温度 アラームコード 号機番号 庫内温度 警報コード 号機番号 庫内温度 警報コード

(22)

16. お手入れのしかた

凝縮器の掃除

●凝縮器のフィンがほこりなどで詰まっているかどうか 定期的に点検してください。 月に1回ぐらいブラシまたは電気掃除機などできれ いに掃除してください。 汚れがひどい場合は別売品としてフィルターを準備 していますのでご利用ください。 詳しくはお買い上げの店にご相談ください。

蒸発器用プロペラファン

●蒸発器用プロペラファンに霜がついているかどうか定 期的に点検してください。 その際、ハンマーでたたいたり、水をかけたりしない でください。 なお、霜付が多く、運転中ユニットの振動が大きくな ることがたびたび生じる場合は、お買い上げの店にご 連絡してください。

ユニットの掃除

●柔らかい布でから拭きしてください。汚れのひどい場合は石けん水を含ませよくしぼった布で拭いた後、きれいに 拭き取ってください。 ベンジン、シンナーおよび洗剤(界面活性剤入り)などは使用しないでください。変形、塗装はがれおよびキズ付 きの原因になります。 ユニットの様子がおかしいときには、次のことをお調べください。なお、電気部品の操作部以外に手を触れないでくださ い。電気部品を点検する場合には、必ずユニットの元電源を切ってください。 故障原因が判っても電気系統の専門家でないと危ない場合や、原因がわからない場合には、お買い上げの店にご相談くだ さい。なお、冷風が出ないなどの異常状態のまま運転を続けますと、重大な事故を引き起こす恐れがありますので、十分 にご注意ください。

以上のことをお調べの上、

それでも

不都合な場合は、

お買い上げの店に

ご連絡ください。

運転スイッチを押しても動かない

(1) 元電源は入っていますか? (2) 元電源のブレーカーまたはヒューズが切れていませ んか? (3) 保護装置が作動していませんか?

17. 故障かなと思ったら

運転するが、すぐ止まる

凝縮器の空気吸込口や吹出口が、紙やビニールなどで塞 がれていませんか?

よく冷えないとき

・リモコンスイッチの温度調節スイッチの または を押してみてください。 ・凝縮器や蒸発器の空気吹出口または吸込口に障害物は ありませんか? ・凝縮器や蒸発器の空気吹出口または吸込口が紙やビ ニールなどで塞がれていませんか? ・冷蔵庫などの扉が完全に閉まっていなかったり、すき 間がありませんか? ・庫内温度設定は適正ですか? ・庫内に品物をつめ過ぎていませんか?

これは故障ではありません

(1) 運転中や運転を停止したとき、水の流れるような音 がすることがありますが、これは冷凍サイクル内を 冷媒が流れる音で故障ではありません。 (2) 運転中送風機が停止し、運転が中断することがあり ます。これは蒸発器についた霜を取る運転に入った ためで、数分後にはまた自動的に運転に戻ります。 (3) 除霜中数分間ユニットが停止することがありますが、 霜取り終了後の水切り運転を行っているためです。 (4) 除霜運転に切り換わる時、バルブの切り換わる『カ チッ』という音がすることがありますが故障ではあ りません。 ・型   式 ・・・ 型式の表示個所 ( 7 ページ ) ・故障の状況 ・・・ できるだけ詳しく ・アラームの表示の番号 ・・・( 12 ページ )

お知らせいただきたいこと

(23)

18. 製品の種類

●高温用

型式

項目(単位) RU-R5HF1 RU-R5HTF1 RU-R8HF1 RU-R10HF1 RU-R15HF1 RU-R20HF1 *冷却能力 kW 0.63/0.70 1.03/1.16 1.47/1.66 2.21/2.44 2.56/2.91 庫内温度範囲 ℃ 5 ~ 20 庫外温度範囲 ℃ 5 ~ 43 電気特性 電  源 - 単相 100V 50/60Hz 三相 200V 50/60Hz 単相 100V 50/60Hz 三相 200V 50/60Hz *消費電力 kW 0.52/0.57 0.78/0.86 0.86/0.98 1.24/1.48 1.82/2.21 *運転電流 A 5.8/6.5 2.3/2.2 9.4/9.6 3.2/3.3 4.2/4.7 7.2/7.9 運転音 dB(A) 52/54 53/55 55/57 57/59 圧縮機定格出力 kW 0.4 0.4 0.6 0.75 1.1 1.5

●中温用

型式

項目(単位) RU-R5MF1 RU-R5MTF1 RU-R8MF1 RU-R10MF1 RU-R15MF1 RU-R20MF1 *冷却能力 kW 0.58/0.65 0.97/1.10 1.39/1.57 1.98/2.21 2.32/2.67 庫内温度範囲 ℃ -5 ~ 15 庫外温度範囲 ℃ 5 ~ 43 電気特性 電  源 - 単相 100V 50/60Hz 三相 200V 50/60Hz 単相 100V 50/60Hz 三相 200V 50/60Hz *消費電力 kW 0.51/0.60 0.76/0.90 0.84/0.96 1.20/1.43 1.79/2.10 *運転電流 A 5.7/6.4 2.2/2.1 9.2/9.5 3.1/3.2 4.1/4.6 7.1/7.7 運転音 dB(A) 52/54 53/55 55/57 57/59 圧縮機定格出力 kW 0.4 0.4 0.6 0.75 1.1 1.5

●低温用

型式

項目(単位) RU-R10LF1 RU-R15LF1 RU-R20LF1

*冷却能力 kW 0.64/0.76 0.93/1.05 1.26/1.39 庫内温度範囲 ℃ -25 ~-5 庫外温度範囲 ℃ 5 ~ 43 電気特性 電  源 - 三相 200V 50/60Hz *消費電力 kW 0.80/0.88 1.01/1.20 1.33/1.53 *運転電流 A 3.0/3.1 3.7/4.2 5.3/5.6 運転音 dB(A) 53/55 57/59 圧縮機定格出力 kW 0.75 1.1 1.5 ( 注 1) *印の性能表示条件は庫外温度 32℃、庫内温度は高温用 5℃,中温用 0℃,低温用- 20℃で蒸発器が無着霜の場合 を示します。 ( 注 2) 運転音は、反響の少ない無響室などの部屋でユニット正面 1m、高さはユニット中心における値(Aスケール)を示し ます。なお、運転音は運転状態・据付状態および凝縮器正面では 2dB(A) 程度表示値より大きくなることがあります ので、据え付けにあたっては据付場所、周囲の環境に十分注意してください。

(24)

19. 警報システムの設置について

 冷凍設備が長時間停止すると物損の増大につながりますので、適切な処置ができるように警報システムの設置を計画時 点で配慮してください。  特に冷凍食品を貯蔵する設備においては「冷凍食品自主的取扱基準」により「しばしば温度チェックをしなければなら ない。」と規定されています。警報装置を設置しない場合は下表を目安に必ず温度チェックをして、貯蔵物の解凍事故など への拡大につながらないよう配慮してください。  なお、冷蔵庫用に使用される場合は、冷蔵庫内で作業中に万一扉が閉められた時の安全のため、庫内に非常警報発信装 置を取り付けてください。 用   途 温度管理インターバル 日付 時間 温 度 点検者 備  考 温 度 チ ェ ッ ク の 目 安 ケースNo.     売場     除霜設定 温 度 管 理 表 の 例 加工食品・精肉・鮮魚 青果 その他工業用 1.5時間~2時間 3時間~4時間 使用用途により適宜 冷凍食品 30分~1時間 留 意 事 項 警報システムの電源は冷凍機の電源・ブレーカー とは切り離してください。 (もし、冷凍機のブレーカーの二次側から取って いる場合では、冷凍機のブレーカーが遮断する と警報が出なくなります。) <電話回線> <連絡先> 庫内温度上昇 停  電 温度管理 サーモ 異常警報 漏  電 ブレーカー 警報設定盤 異常停止 漏  電 瞬時停電 警備・メンテ ナンス会社 運転表示灯 停止警報 表示灯 アラーム 表示灯 警報ブザー 店舗責任者 事故の確認 手動復帰 自動復帰

事故要因

無人警報システムフローチャート

(25)

20. 保証とアフターサービス

この製品には保証書が付属しています。

●保証書はお買い上げの店で所定事項を記入してお渡ししますので、記載内容をご確認の上、大切に保存してください。 ●保証期間中に万一、故障したときは、お買い上げの店または指定のサービス店にご連絡ください。 保証書記載事項に基づいて1年間は無償修理いたします。[保証期間経過後の修理は有償になります。] 保証期間中でも有償になることがありますので、保証書をよくお読みください。 なお、小型冷凍・冷蔵ユニットの故障に起因した営業補償などの二次補償はいたしません。したがって、二次災害について は、警報システムの確立または弊社代理店などと相談の上、事前に損害保険をかけるなどで対処してください。 ●補修用性能部品の保有期間について この小型冷凍・冷蔵ユニットの補修用性能部品の保有期間は、製造打ち切り後9年です。 補修用性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。 当社は、補修用性能部品を調達したうえ、修理によって機能を維持できるときは、お客様のご要望により有償修理いたし ます。 ●小型冷凍 ・ 冷蔵ユニットをいつも最良の状態で運転するためには、一定の基準で点検し、また運転の程度に応じて部 品の調整 ・ 補修および交換をする必要があります。 ●当社指定のサービス店と保守契約 ( 有償 ) いただければ、小型冷凍・冷蔵ユニット専門のサービスマンがお客様に代わっ て点検をします。  万一の故障のときも早期に発見し、適切に処置をすることができます。 ●転居などで小型冷凍 ・ 冷蔵ユニットを移動再設置する場合は専門の技術が必要ですので、お買い上げの店またはメー カー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください。 ●小型冷凍 ・ 冷蔵ユニットを廃棄 ・ 整備されるときは、冷媒の回収などが必要ですのでお買い上げの店またはメーカー 指定のお客様ご相談窓口にご相談ください。 ● この小型冷凍 ・ 冷蔵ユニットはフロン排出抑制法の第一種特定製品です。 (1) フロン類をみだりに大気中に放出することは禁じられています。 (2) この製品を廃棄・整備する場合には、フロン類の回収が必要です。 (3) この製品には GWP 値 ( 地球温暖化係数 )3920 のフロン類が封入されています。フロン 類の種類および数量は、製品に貼り付けの仕様銘板・注意銘板に記載されています。 (4) 廃棄 ・ 整備するときは、都道府県に登録された第一種フロン類充塡回収業者にフロ ン類の回収を依頼してください。このときフロン類の回収処理費用を機器廃棄者に 負担いただくことになっています。

保証について

アフターサービスご契約のおすすめ

移設および廃棄・整備について

「フロン排出抑制法」に基づく冷凍空調機器の点検について

冷媒フロン類を適切に管理していただくために、すべての機器においてお客様ご自身による簡易点検が義務づけられていま す。さらに管理する機器の圧縮機定格出力によっては有資格者による定期点検(有償)も義務づけられています。ただし、本製品 シリーズにおいては圧縮機定格出力が7.5kWを下回るため、定期点検は不要です。 対象機器 点検頻度 点検内容 簡易点検 すべての機器 3 ヵ月に 1 回以上 <お客様 (= 所有者様 ) にて実施> 目視確認による、機器の異音・異常振動、外観の損傷・腐食・錆び・油にじみ、熱交換器の霜付、 他 詳細は一般社団法人 日本冷凍空調設備工業連合会のホームページをご参照ください。 http://www.jarac.or.jp/ 定期点検 空調機器 圧縮機 定格出力 50kW 以上 1 回以上1 年に <有資格者が実施> ①目視確認法 ②間接法:機器の運転状況記録などから判断 ③直接法:発泡液による確認 注 ) 蛍光剤使用による確認は、機器に不具合を生じる可能性があるため、当社は使用を了承し   ていません。 7.5kW 以上 50kW 未満 3 年に 1 回以上 冷凍・ 冷蔵機器 圧縮機 定格出力 7.5kW 以上 1 年に 1 回以上

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お 客 様 メ モ

後日のために記入してお客様にお渡しください。

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〒 105-8410 東京都港区西新橋二丁目 15 番 12 号

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