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平均寿命 - 本市の平成 29 年の平均寿命は男女とも前年を上回り 昭和 35 年以降で最長 長を更新しました 平成 29 年の本市の平均寿命 (0 歳の平均余命 ) は 男性が 年 女性が 年となり 前年と比べて男性では 0.08 年増加 女性では 0.20 年増加となりま

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平成 29 年の本市の平均寿命(0 歳の平均余命)は、男性が 80.83 年、 女性が 86.96 年となり、前年と比べて男性では 0.08 年増加、女性では 0.20 年増加となりました。平均寿命の男女差は女性が男性を 6.13 年上 回り、男女差は前年と比べて 0.12 年大きくなりました。 本市では、昭和 35 年から平均寿命の算出を始めましたが、当時の平均 寿命と比べてみると、ほぼ半世紀の間に、男性は 13.75 年(20.50%) 増、 女性は 15.90 年(22.38%) 増となっており、平成 29 年は男女とも過去最 長を更新しました。 29 年の全国の平均寿命は、男性 81.09 年、女性 87.26 年となり、本市をそれぞれ 0.26 年、 0.30 年上回っています。 世界でみると、日本の平均寿命(2016 年時点)は、男性が 81.1 年で 2 位、女性が 87.1 年で 1 位となっています(注) 60.00 65.00 70.00 75.00 80.00 85.00 S35 40 45 50 55 60 H2 7 12 17 22 27 男性 全国 名古屋市 29 65.00 70.00 75.00 80.00 85.00 90.00 S35 40 45 50 55 60 H2 7 12 17 22 27 女性 全国 名古屋市 0.00 29 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 S35 40 45 50 55 60 H2 7 12 17 22 27 男女差 全国 名古屋市 29 名古屋市及び全国の男女別平均寿命 資料:名古屋市健康福祉局監査課「名古屋市民の平均余命」

WHO「Global Health Observatory」 31年 1 月掲載

平均寿命-本市の平成 29 年の平均寿命は男女とも前年を上回り、昭和 35 年以降で最長 健康・医療 1 (注) WHO(世界保健機関)が作成した生命表を基にして算出された平均寿命 名古屋市及び全国の男女別平均寿命の推移 平均寿命(注)上位 10 カ国 (2016 年) (年) 昭和 平成 35年 40年 45年 50年 55年 60年  2年  7年 12年 17年 22年 25年 26年 27年 28年 29年 男 67.08 69.56 70.66 72.59 73.95 75.02 75.95 76.26 77.57 78.36 79.01 79.70 79.97 80.53 80.75 80.83 女 71.06 73.84 75.23 77.08 78.78 80.89 81.76 83.21 84.23 85.20 86.27 86.14 86.25 86.35 86.76 86.96 男女差 3.98 4.28 4.57 4.49 4.83 5.87 5.81 6.95 6.66 6.84 7.26 6.44 6.28 5.82 6.01 6.13 男 65.32 67.74 69.31 71.73 73.35 74.78 75.92 76.38 77.72 78.56 79.55 80.21 80.50 80.75 80.98 81.09 女 70.19 72.92 74.66 76.89 78.76 80.48 81.90 82.85 84.60 85.52 86.30 86.61 86.83 86.99 87.14 87.26 男女差 4.87 5.18 5.35 5.16 5.41 5.70 5.98 6.47 6.88 6.96 6.75 6.40 6.33 6.24 6.16 6.17 性 別 名 古 屋 市 全 国 国 平均寿命 (年) スイス 81.2 日本 81 .1 オーストラリア 81.0 アイスランド 80.9 カナダ 80.9 シンガポール 80.8 ノルウェー 80.6 スウェーデン 80.6 イタリア 80.5 ニュージーランド 80.5 国 平均寿命 (年) 日本 87 .1 スペイン 85.7 フランス 85.7 韓国 85.6 スイス 85.2 シンガポール 85.0 イタリア 84.9 オーストラリア 84.8 カナダ 84.7 ルクセンブルク 84.6 男 女 (年) (年) (年)

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本市の平成29年の出生数は19,120人で、前年より422人減少しました。 区別にみると、出生数は、緑区の2,370人が最も多く、次いで、中川区の1,894 人、守山区の1,579人でした。出生数が最も少なかったのは熱田区で、526人で した。出生率(人口千人当たりの出生数)は、緑区の9.7が最大で、港区の6.4が最 小でした。 現在の市域となった昭和40年以降の推移をみると、本市の出生数は、48年まで は、「ひのえうま」の影響をうけた41年を除き4万人強で推移していました。しか し、第二次ベビーブームの初年とされる46年をピークに減少に転じ、平成14年には2万人を下回りまし た。その後、19年から22年まで再び2万人を上回っていましたが、23年以降は2万人を下回っています。 また、本市の合計特殊出生率(注1)は、16年以降緩やかながらも上昇傾向にありますが、依然として 人口置換水準(注2)(平成28年の全国値2.07)を大きく下回る状態が続いています。29年の本市の合計 特殊出生率は前年を0.02下回り1.42でした。 2 . 07 1 . 58 1 . 57 1 . 26 1 . 43 1 . 51 1 . 48 1 . 18 0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 1.00 1.20 1.40 1.60 1.80 2.00 2.20 2.40 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 S40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 H1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 (万人) 年 名古屋市の合計特殊出生率(右軸) 全国の合計特殊出生率(右軸) ( 注 1) 人口置換水準(右軸)(注2) ▲ ひのえうま ▲▲▲▲▲▲▲ 第二次ベビーブーム ▲ 1.57ショック(合計特殊出生率がS41「ひのえうま」を下回る) 1 9 ,120人 名 古 屋 市 の 出 生 数 ( 左 軸 ) 1.42 出 生 数 - 平 成 2 9 年 の 出 生 数 は 前 年 よ り 4 2 2 人 減 少 の 1 9 , 1 2 0 人 健康・医療 2 31年 2 月掲載 H29区別出生数及び出生率 出生数及び合計特殊出生率の推移 出生数、合計特殊出生率等の推移 注1) 合計特殊出生率…その年の15~49歳の女性の年齢別出生率を合計したもの。一人の女性が仮にその年の年齢別出生率で一生の間に生むとしたとき の子どもの数に相当。名古屋市の値は、平成17年から算定方法を全国に合わせ、分母となる年齢別女性人口を日本人人口に変更したため、それ以前の 数値(分母に外国人も含めた年齢別女性人口を使用)とは単純比較ができない。 注2) 人口置換水準…人口が静止するために必要な合計特殊出生率で、現在の人口を維持できる合計特殊出生率の目安。(全国値、最新はH28値) 資料:名古屋市健康福祉局監査課「人口動態統計の概況」 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」 (人) 順位 (人口  千対) 順位 名古屋市 19,120 - 8.3 -千 種 区 1,255 7 7.6 13 東 区 582 15 7.4 14 北 区 1,269 6 7.8 12 西 区 1,232 8 8.2 7 中 村 区 1,087 9 8.1 8 中 区 676 14 7.8 11 昭 和 区 865 13 7.9 10 瑞 穂 区 939 11 8.8 5 熱 田 区 526 16 7.9 9 中 川 区 1,894 2 8.6 6 港 区 923 12 6.4 16 南 区 1,000 10 7.3 15 守 山 区 1,579 3 9.0 2 緑 区 2,370 1 9.7 1 名 東 区 1,460 5 8.8 4 天 白 区 1,463 4 8.9 3 出生数 出生率 全 国 出生数 合計特殊 合計特殊 (人) 出生率※1 出生率 昭和 40年 41,070 2.11 2.14 45年 40,727 2.00 2.13 50年 35,758 1.81 1.91 55年 28,182 1.67 1.75 60年 26,000 1.70 1.76 平成 2年 22,607 1.47 1.54 7年 21,013 1.34 1.42 12年 20,760 1.26 1.36 17年 19,046 1.21 1.26 22年 20,125 1.36 1.39 23年 19,868 1.38 1.39 24年 19,610 1.36 1.41 25年 19,492 1.38 1.43 26年 19,316 1.38 1.42 27年 19,606 1.42 1.45 28年 19,542 1.44 1.44 29年 19,120 1.42 1.43 項目 名古屋市

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本市の平成29年の死亡率(人口千人当たりの死亡数)は、前年を0.2上回る 9.4となりました。全国、本市ともに近年は緩やかな上昇傾向が続いてい ます。 出生率(人口千人当たりの出生数)と死亡率の推移をみると、全国は17年に 死亡率が出生率を上回り、以降、その差は拡大しています。本市は25年に 死亡率が出生率を上回り、29年は5年連続で出生率を上回ることとなりま した。 全国及び21大都市の出生率・死亡率をみると、死亡率が出生率を上回っ ているのは全国及び本市を含む17都市、出生率が死亡率を上回っているのは3都市、同率が1都市 となっています。死亡率は北九州市が最も高く、川崎市が最も低くなっています。 6 7 8 9 10 11 12 6 7 8 9 10 11 12 死亡率(人/千人) 出生率(人/千人) 名古屋市 全国 0 川崎市 福岡市 広島市 相模原市 横浜市 千葉市 東京都区部 仙台市 岡山市 堺市 浜松市 札幌市 神戸市 京都市 新潟市 大阪市 静岡市 北九州市 熊本市 さいたま市 出 生 率 死 亡 率 全 国 7.6 10.8 東 京 都 区 部 8.3 8.3 札 幌 市 7.0 9.5 仙 台 市 8.0 8.1 さ い た ま 市 8.2 8.1 千 葉 市 6.8 8.9 横 浜 市 7.4 8.7 川 崎 市 9.2 7.3 相 模 原 市 7.0 8.4 新 潟 市 7.1 10.8 静 岡 市 7.0 11.4 浜 松 市 7.8 10.2 名 古 屋 市 8.3 9.4 京 都 市 7.0 9.7 大 阪 市 7.9 10.5 堺 市 7.6 10.0 神 戸 市 7.4 10.0 岡 山 市 8.5 9.1 広 島 市 8.5 8.7 北 九 州 市 7.7 11.7 福 岡 市 9.2 7.7 熊 本 市 9.1 9.4 31年 2 月掲載 死亡率 - 平成 29 年の死亡率は前年を 0.2 上回る 9.4、5 年連続で出生率を上回る 健康・医療 3 資料:厚生労働省「人口動態統計」 名古屋市健康福祉局監査課「人口動態統計の概況」 注 1) 死亡数及び出生数は、日本で発生した日本人の事象を対象としている。 注 2) 率の算出に用いる分母の人口は、本市は、各年 10 月 1 日現在の推計人口(国勢調査の年は国勢調査人口)の総人口による。全国は、各年 10月 1 日現在の推計人口(国勢調査の年は国勢調査による基準人口(国籍不詳をあん分した人口))の日本人人口による。各都市は、平成 29 年 10月 1 日現在の推計人口の千人未満を四捨五入した総人口による。 名古屋市及び全国の 死亡率の推移 全国及び 21 大都市の出生率・死亡率(平成 29 年) 名古屋市及び全国の出生率・死亡率の推移 名古屋市 全 国 昭和25年 9.4 10.9 30年 6.3 7.8 35年 5.8 7.6 40年 5.1 7.1 45年 5.2 6.9 50年 5.1 6.3 55年 5.2 6.2 60年 5.5 6.3 平成 2年 6.0 6.7 7年 6.7 7.4 12年 7.0 7.7 17年 7.9 8.6 22年 8.4 9.5 23年 8.6 9.9 24年 8.7 10.0 25年 8.9 10.1 26年 9.0 10.1 27年 9.1 10.3 28年 9.2 10.5 29年 9.4 10.8 0 5 10 15 20 25 30 S25 30 35 40 45 50 55 60 H2 7 12 17 22 27 (人/千人) (年) 出生率(全国)★平成29年 7.6 出生率(名古屋市)★平成29年 8.3 死亡率(全国)★平成29年 10.8 死亡率(名古屋市)★平成29年 9.4 2829

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++++++++++++ 本市における平成 29 年の死亡者数の主な死因別(注)の内訳をみると、全年 齢の総数では「悪性新生物<腫瘍>」が約 3 割を占め、うち男性では死亡者の 3 人に 1 人、女性では 4 人に 1 人の割合になっています。 年齢階層別に主な死因をみていくと、15~29 歳の男性・女性、30~44 歳の男 性では「自殺」が 1 位となっています。30~44 歳の女性、45~89 歳の男性・女 性では「悪性新生物」が 1 位となっています。90 歳以上になると、男性・女性 ともに「老衰」が 1 位となっています。 資料:厚生労働省「平成 29 年人口動態調査」 本市における死亡者の年齢階層別、主な死因別死亡割合(平成 29 年) 健康・医療 4 年齢階層別・主な死因別死亡割合-15~29 歳では自殺が、30~89 歳では悪性新生物が死因の 1 位 30年 11 月掲載 (注)「主な死因」は、全死亡者数の死因のうち上位 9 位までとした。ただし、「その他の呼吸器系の疾患」、「その他 の消化器系の疾患」と「その他の症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの」を除く。 総数 男 女 総数 男 女 総数 男 女 総数 男 女 総数 男 女 総数 男 女 総数 男 女 総数 男 女 悪 性 新 生 物 < 腫 瘍 > 28.4 31.3 25.2 7.9 10.5 4.0 8.3 9.0 6.5 27.3 17.6 42.5 40.5 33.8 53.5 46.9 43.6 54.4 28.1 30.1 25.6 11.6 14.1 10.6 心 疾 患 (高血圧性を除く) 13.2 11.8 14.6 4.8 5.3 4.0 4.6 5.1 3.2 5.9 6.8 4.4 6.7 7.1 5.9 10.1 11.0 8.2 13.5 12.5 14.8 17.0 14.1 18.2 老 衰 8.2 4.2 12.6 - - - 0.4 0.2 0.6 6.2 4.2 8.7 21.6 15.6 24.1 脳 血 管 疾 患 7.0 6.5 7.5 - - - 1.8 2.6 - 6.9 7.4 6.2 6.6 7.2 5.3 6.2 6.7 4.9 7.2 6.5 8.1 7.4 5.9 8.1 肺 炎 6.7 7.3 6.0 - - - 0.9 1.3 - 0.3 0.6 - 1.6 1.8 1.3 3.4 4.0 2.2 7.3 8.5 5.8 9.9 13.1 8.6 不慮の事故 2.8 3.2 2.4 7.9 7.9 8.0 18.3 20.5 12.9 11.1 11.9 9.7 3.8 4.5 2.7 2.4 2.8 1.6 2.8 2.8 2.9 1.9 2.6 1.7 大 動 脈 瘤 及 び 解 離 1.6 1.6 1.7 - - - 0.9 1.3 - 2.8 4.0 0.9 2.3 2.6 1.6 1.3 1.3 1.1 2.0 1.7 2.3 1.1 1.0 1.1 腎 不 全 1.6 1.6 1.7 1.6 - 4.0 - - - 1.0 1.7 - 0.5 0.4 0.5 1.0 0.9 1.1 1.9 1.9 1.9 2.0 2.0 2.0 自 殺 1.6 2.1 1.1 1.6 - 4.0 48.6 47.4 51.6 22.8 26.1 17.7 9.8 11.0 7.5 1.7 1.7 1.6 0.4 0.5 0.4 0.1 0.1 0.1 そ の 他 28.8 30.3 27.2 76.2 76.3 76.0 16.5 12.8 25.8 21.8 23.9 18.6 28.2 31.6 21.7 26.6 27.6 24.3 30.5 31.3 29.4 27.4 31.6 25.7 (単位:%) 死 因 全年齢 14歳以下 15~29歳 30~44歳 45~59歳 60~74歳 75~89歳 90歳以上

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本市の平成 29 年の感染症による死亡数は 156 人で、人口 100 万人 当たりでは 67.4 人と全国値の 71.3 人を下回っています。死因とな った感染症の種類別でみると、「結核」による死亡数が 54 人と最も 多く、全体の 3 分の 1 以上を占めています。 人口 100 万人当たりの感染症死亡数を 21 大都市で比較すると、29 年は大阪市が 96.6 人で最も多く、次いで神戸市、堺市と近畿地方で 多くなっており、本市は多い方から 7 番目でした。また、本市で最も多い「結核」につい ても大阪市、神戸市、堺市の順に多く、本市は 23.3 人で多い方から 5 番目となっています。 25年以降の人口 100 万人当たりの感染症死亡数の推移をみると、各都市ともに増減はあ るものの概ね西日本の都市で多い傾向にあり、新潟市以東の都市では各年において全国値 を超える都市はありませんでした。 0 20 40 60 80 100 120 結核 インフルエンザ 感染性胃腸炎 その他 ( 人) 0 20 40 60 80 100 120 H25 H26 H27 H28 H29 ( 人) 感染症死亡数 - 平成 29 年の感染症死亡数は 156 人で、そのうち結核によるものが最も多い。 健康・医療 5 全国及び 21 大都市の感染症死亡数(平成 29 年) 人口 100 万人当たりの感染症死亡数(平成 29 年) 人口 100 万人当たりの感染症死亡数の推移(平成 25 年~29 年) (注 1) 「インフルエンザ」は鳥インフルエンザ、侵襲性インフルエンザ菌感染症及び新型インフルエンザ等感染 症を除く。 (注 2) 「人口 100 万人当たりの感染症死亡数」は各年 10 月 1 日時点の推計人口を用いて算出している。 30年 11 月掲載 資料:厚生労働省「人口動態調査」 (単位:人) 全国 札幌 仙台 さいたま市 千葉 東京都区部 横浜 川崎 相模原市 新潟 静岡 浜松 名古屋市 京都 大阪 堺市 神戸 岡山 広島 北九州市 福岡 熊本 総数 9,033 98 45 67 52 561 181 69 29 41 51 35 156 96 262 69 134 37 58 73 85 50 結核 2,306 23 5 25 14 167 63 27 5 11 10 7 54 29 124 30 56 12 15 25 12 13 インフルエンザ(注1) 2,569 17 17 17 19 156 51 20 12 12 22 11 38 25 49 16 23 9 17 14 22 14 感染性胃腸炎 2,320 24 7 11 13 136 34 13 3 12 8 7 34 21 45 12 26 6 17 19 28 11 その他 1,838 34 16 14 6 102 33 9 9 6 11 10 30 21 44 11 29 10 9 15 23 12 総数 71.3 49.9 41.4 52.1 53.3 59.3 48.5 45.9 40.2 51.0 73.0 44.0 67.4 65.2 96.6 82.7 87.5 51.3 48.4 76.8 54.2 67.6 結核 18.2 11.7 4.6 19.4 14.4 17.6 16.9 18.0 6.9 13.7 14.3 8.8 23.3 19.7 45.7 36.0 36.5 16.6 12.5 26.3 7.7 17.6 インフルエンザ(注1) 20.3 8.7 15.6 13.2 19.5 16.5 13.7 13.3 16.6 14.9 31.5 13.8 16.4 17.0 18.1 19.2 15.0 12.5 14.2 14.7 14.0 18.9 感染性胃腸炎 18.3 12.2 6.4 8.6 13.3 14.4 9.1 8.6 4.2 14.9 11.4 8.8 14.7 14.3 16.6 14.4 17.0 8.3 14.2 20.0 17.9 14.9 その他 14.5 17.3 14.7 10.9 6.2 10.8 8.8 6.0 12.5 7.5 15.7 12.6 13.0 14.3 16.2 13.2 18.9 13.9 7.5 15.8 14.7 16.2 実 数 人 口 百 万 人 当 た り

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平成 28 年 6 月現在の本市の通院者について、通院中の最も気になる 傷病(注 1)を見ると、男性では「高血圧症」が通院者全体の 12.9%と最 も多く、次いで「糖尿病」が 8.7%となっています。一方、女性でも「高 血圧症」(12.9%)が 1 位なのは男性と同じですが、2 位は「歯の病気」 (8.4%)となっています。 全国及び 20 大都市(注 2)と比較すると、いずれも 1 位は「高血圧症」 となっており、2 位は男性では「糖尿病」、女性では「歯の病気」とな っています。「歯の病気」は全ての区分で 6.0%以上となっています。本市は「アトピー性 皮膚炎」の割合が大きく、本市のみ総数、男女いずれも上位 7 位以内に入っており、特に 男性では 5.5%で 4 位となっています。一方、「うつ病やその他のこころの病気」は本市のみ 7 位以内に入っておらず、比較的少なくなっています。 (単位:%) 全国 20大都市 名古屋市 全国 20大都市 名古屋市 全国 20大都市 名古屋市 高血圧症 高血圧症 高血圧症 高血圧症 高血圧症 高血圧症 高血圧症 高血圧症 高血圧症 15.2 12.8 12.9 16.5 14.3 12.9 14.1 11.6 12.9 糖尿病 歯の病気 歯の病気 糖尿病 糖尿病 糖尿病 歯の病気 歯の病気 歯の病気 7.3 7.1 7.7 9.8 9.0 8.7 6.9 8.0 8.4 歯の病気 糖尿病 糖尿病 歯の病気 歯の病気 歯の病気 腰痛症 腰痛症 眼の病気 6.5 6.8 6.4 6.0 6.1 6.6 6.8 6.6 5.4 腰痛症 腰痛症 腰痛症 腰痛症 腰痛症 アトピー性皮膚炎 糖尿病 糖尿病 腰痛症 6.3 6.2 5.0 5.7 5.8 5.5 5.3 4.9 5.2 眼の病気 眼の病気 眼の病気 狭心症・心筋梗塞 狭心症・心筋梗塞 腰痛症 脂質異常症(高コレス テロール血症等) 眼の病気 糖尿病 4.1 4.1 4.7 3.7 3.9 4.7 4.5 4.3 4.2 脂質異常症(高コレス テロール血症等) 脂質異常症(高コレス テロール血症等) アトピー性皮膚炎 眼の病気 眼の病気 狭心症・心筋梗塞 眼の病気 脂質異常症(高コレス テロール血症等) 脂質異常症(高コレス テロール血症等) 3.8 3.5 4.3 3.5 3.8 4.5 4.5 4.0 3.5 うつ病やその他の こころの病気 うつ病やその他の こころの病気 脂質異常症(高コレス テロール血症等) その他の循環器系 の病気 うつ病やその他の こころの病気 眼の病気 関節症 うつ病やその他の こころの病気 アトピー性皮膚炎 3.1 3.4 3.3 3.0 3.3 3.9 3.6 3.6 3.3 その他の皮膚の病気 3.3 その他 その他 その他 その他 その他 その他 その他 その他 その他 53.8 56.0 55.7 51.8 53.7 53.3 54.4 57.0 53.9 女 男 総数 1 2 4 5 6 7 順 位 3 健康・医療 6 平成 28 年調査による全国、20 大都市及び本市の通院中の最も気になる傷病(男女別上位 7 位以内まで)の傷病別割合 (注 1)通院者に対し、通院中の傷病のうちから、最も気になる傷病を回答してもらったものである。 (注 2)熊本県では熊本地震の影響により調査を実施していない。従って、全国の数値は熊本県を除いた数値、 20 大都市の数値は熊本市を除く政令指定都市及び東京都区部の数値である。 (注 3)「その他の循環器系の病気」は「高血圧症」「脳卒中」「狭心症・心筋梗塞」以外の循環器系の病気を、 「その他の皮膚の病気」は「アトピー性皮膚炎」以外の皮膚の病気をいう。

通院中の最も気になる傷病 - 男女とも「高血圧症」の割合が最も大きい

資料:厚生労働省「平成 28 年国民生活基礎調査」 29 年 9 月掲載 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 全国 20大都市 名古屋市 全国 20大都市 名古屋市 全国 20大都市 名古屋市 総数 男 女 総 数 男 女 高血圧症 糖尿病 歯の病気 腰痛症 眼の病気 脂質異常症(高コレステ ロール血症等) うつ病やその他の こころの病気 アトピー性皮膚炎 狭心症・心筋梗塞 その他の循環器系 の病気 関節症 その他の皮膚の病気 その他 名古屋市 名古屋市 名古屋市

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0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 H24 25 26 27 28 29年末 (人/10万人) 大阪市 名古屋市 神戸市 京都市 東京都区部 全国 堺市 北九州市 川崎市 地 域 名 H24 25 26 27 28 29年末 全 国 16.7 16.1 15.4 14.4 13.9 13.3 札 幌 市 9.3 9.7 9.8 9.4 8.2 8.0 仙 台 市 10.5 9.5 9.5 8.6 8.0 9.0 さいた ま市 15.9 15.2 14.9 13.2 14.2 13.5 千 葉 市 15.6 15.5 15.9 16.1 16.2 13.1 東京都 区部 24.3 22.5 21.2 19.1 18.9 17.8 横 浜 市 16.5 15.0 15.6 15.2 14.4 13.6 川 崎 市 18.3 18.6 15.7 15.3 16.7 14.4 相 模 原 市 13.5 15.1 13.3 11.0 7.9 9.7 新 潟 市 10.8 10.0 9.7 10.6 9.8 9.6 静 岡 市 13.5 15.8 18.0 15.2 13.7 13.6 浜 松 市 15.8 17.9 15.4 9.8 13.2 11.1 名 古 屋 市 25.4 26.5 23.2 22.4 21.4 18.1 京 都 市 19.2 19.4 21.8 16.2 16.7 16.0 大 阪 市 42.7 39.4 36.8 34.4 32.8 32.4 堺 市 27.9 26.4 21.5 22.0 19.5 16.5 神 戸 市 24.4 24.0 21.5 21.3 18.6 19.7 岡 山 市 12.9 10.1 12.9 11.4 10.9 11.3 広 島 市 13.7 11.5 11.4 9.7 9.1 9.1 北 九 州 市 20.0 19.9 19.0 18.9 18.1 21.6 福 岡 市 15.5 15.0 14.3 14.4 12.4 12.2 熊 本 市 15.6 13.0 13.2 16.9 11.5 11.1 ※数値の網掛けは、前年数値より上昇したことを示す。 本市の平成 29 年末の結核の罹患率(その年の新規登録患者数の、人口 10 万人当たりの割合)は 18.1 で、前年より 3.3 低下しました。 29 年末の罹患率を全国及び 21 大都市で比較すると、本市は 4 番 目に高くなっています。最も高い大阪市は 32.4 と、全国(13.3)の約 2.4 倍となっています。前年末と比べると 5 都市で上昇、16 都市で 低下しました。 罹患率の推移を見ると、24 年 から 29 年にかけて多くの都市で低下傾向にありますが、本市 を始め大阪市、北九州市、神戸市、東京都区部、堺市、京都 市及び川崎市の 8 都市は 24 年以降、常に全国値よりも高い値 で推移しています。 全国の結核患者数は減少傾向にあり、罹患率は米国等他の 先進国の水準に年々近づいています。世界保健機関(WHO)の 定義する罹患率 10 以下の低まん延国となることも視野に入 ってきましたが、29 年の結核患者数は約 1 万 7 千人となって おり、依然として結核がわが国における最大の慢性感染症で あることに変わりはありません。 資料:公益財団法人結核予防会結核研究所疫学情報センター「結核の統計」 全国及び 21 大都市の結核罹患率(グラフは全国及び全国値より高い値で推移している 8 都市) 30 年 12 月掲載 健康・医療 7 結核罹患率 - 平成 29 年末の人口 10 万人当たりの罹患率は 18.1 で、前年より 3.3 低下 罹患率 年次 2.7 4.8 5.1 5.2 5.7 6.4 7.0 7.1 7.2 8.8 13.3 2017 スウェーデン フランス 英国 日本 諸外国と日本の結核罹患率 米国 カナダ デンマーク オランダ オーストラリア イタリア 国名 ドイツ 2016

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(件) 男 女 20歳未満 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50歳以上 HIV 感 染 者 35 34 1 1 10 10 8 6 AIDS 患 者 15 15 0 0 1 2 6 6 合 計 50 49 1 1 11 12 14 12 HIV 感 染 者 976 938 38 16 306 323 215 116 AIDS 患 者 413 375 38 1 56 106 136 113 合 計 1,389 1313 76 17 362 429 351 229 名 古 屋 市 全 国 男女別 年齢区分別 総数 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 0 20 40 60 80 100 120 H1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 HIV感染者(左軸) AIDS患者(左軸) HIV感染者対全国比(右軸) AIDS患者対全国比(右軸) (件) (%) (年) 平成 29 年に名古屋市内医療機関より新規に報告された HIV(ヒト 免疫不全ウイルス)感染者及び AIDS(後天性免疫不全症候群)患者 の件数(以下、報告件数)は、50 件でした。 男女別でみると、男性が 49 件、女性が 1 件となりました。また、 年齢区分別でみると、40 から 49 歳の区分で最も多く 14 件となって いますが、20 から 29 歳、30 歳から 39 歳、50 歳以上と大きな差はあ りませんでした。 報告件数の推移をみると、10 年まで横ばいでしたが、11 年から増加傾向となり、19 年 には 100 件近くまで増加しました。24 年からは減少を続け、29 年は 6 年連続の減少とな りました。また、HIV 感染者及び AIDS 患者の対全国比をみると、HIV 感染者は 11 年から 4 年連続で大きく上昇、AIDS 患者は 13 年から 8 年連続で上昇し、その後は上昇低下を繰り 返しています。29 年はどちらの対全国比も前年と比べ低下しました。 名古屋市の HIV 感染者・AIDS 患者の新規報告件数及び対全国比の推移 健康・医療 8

AIDS

AIDS

HIV感染者・AIDS患者新規報告件数 - 平成 29 年は 50 件で、6 年連続の減少 資料:名古屋市健康福祉局保健医療課「名古屋市への HIV 感染者・AIDS 患者報告数」 厚生労働省エイズ動向委員会「エイズ発生動向年報」 30年 12 月更新 名古屋市及び全国の男女別、年齢区分別 HIV 感染者及び AIDS 患者の新規報告件数 (平成 29 年) 注1) 名古屋市の平成 29 年の値は速報値である。 注2) 全国の AIDS 患者の年齢区分別には年齢不明が 1 件があるため、総数と内訳の計が一致しない。

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北海道 宮城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 静岡県 愛知県 京都府 大阪府 兵庫県 岡山県 広島県 福岡県 熊本県 20 24 28 32 36 40 25 30 35 40 45 50 1 人 当 た り 医 療 費 医療費全体に占める「後期高齢者」の割合 (万円) (%) 0 0 全国 20 24 28 32 36 40 25 30 35 40 45 50 1 人 当 た り 医 療 費 医療費全体に占める「後期高齢者」の割合 (万円) (%) 0 0 25年度 26年度 27年度 28年度 25年度 26年度 27年度 28年度 20,089 20,574 21,459 21,481 100.0 100.0 100.0 100.0 医  科 15,025 15,317 15,836 15,921 74.8 74.4 73.8 74.1 調  剤 3,336 3,451 3,763 3,640 16.6 16.8 17.5 16.9 歯  科 1,654 1,715 1,754 1,791 8.2 8.3 8.2 8.3 訪問看護 75 90 106 129 0.4 0.4 0.5 0.6 70歳未満 10,858 10,990 11,385 11,368 54.0 53.4 53.1 52.9 後期高齢者ではない者 (70歳以上75歳未満) 2,010 2,104 2,144 2,020 10.0 10.2 10.0 9.4 後期高齢者 7,222 7,480 7,930 8,094 35.9 36.4 37.0 37.7 区  分 実数(億円) 割合(%) 診 療 種 類 別 年 齢 区 分 別 総  計 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 H25 26 27 28年度 訪問看護 歯科 調剤 医科 70歳未満 後期高齢者 後期高齢者ではない者 (70歳以上75歳未満) 医療費(棒グラフ、億円) 区分別割合(折線グラフ、%) 70歳 未満 後期高齢者 ではない者 (70歳以上 75歳未満) 後期 高齢者 全 国 391,966 50.7 10.1 39.1 308,797 北 海 道 19,069 46.6 9.3 44.0 356,296 宮 城 県 6,922 54.8 9.6 35.6 297,082 埼 玉 県 18,039 52.6 11.6 35.8 247,479 千 葉 県 16,495 53.2 11.6 35.3 264,514 東 京 都 41,290 57.7 10.0 32.4 303,065 神 奈 川 県 24,085 53.7 11.2 35.1 263,367 新 潟 県 6,751 50.0 9.8 40.2 295,325 静 岡 県 10,828 51.2 10.9 37.8 293,606 愛 知 県 21,481 52.9 9.4 37.7 286,145 京 都 府 8,265 48.0 11.0 41.0 317,273 大 阪 府 28,851 50.7 11.2 38.1 326,628 兵 庫 県 17,421 48.9 10.3 40.8 315,602 岡 山 県 6,607 48.9 10.7 40.4 345,028 広 島 県 9,722 46.9 10.3 42.7 342,680 福 岡 県 17,885 48.9 8.7 42.4 350,419 熊 本 県 6,451 46.8 8.8 44.3 363,623 1人当たり 医療費 (万円) 都道府県 年齢区分別割合(%) 総計 (億円) 平成 28 年度の愛知県における公的医療保険適用の医療費(注 1)(以下 「医療費」という。)は、前年より 22 億円増加し、2 兆 1481 億円となりま した。そのうち医科が 1 兆 5921 億円で 74.1%を占め、以下、調剤 (16.9%)、歯科(8.3%)、訪問看護(0.6%)の順となっています。 25 年度以降の推移をみると、医療費は調剤を除く診療種類で 3 年連 続増加しました。年齢区分別(注 2)では、「後期高齢者」の割合が 3 年連 続上昇しています。 全国及び大都市のある 16 都道府県で、1 人当たり医療費(注 2)を比較すると、愛知県は 286,145 円で、全国より 22,652 円低く、16 都道府県では 4 番目に低い値となっています。 また、医療費全体に占める「後期高齢者」の割合は、16 都道府県では 6 番目に低い値とな っています。医療費全体に占める「後期高齢者」の割合と 1 人当たり医療費の関係をみる と、「後期高齢者」の割合が高いほど、1 人当たり医療費が高くなる傾向が見てとれます。 全国及び 16 都道府県の医療費とその年齢区分別割合 及び 1 人当たり医療費(平成 28 年度) 健康・医療 9 県の医療費(公的医療保険適用)-平成 28 年度の 1 人当たり医療費は 286,145 円で 16 都道府県中 4 番目に低い 30年 4 月掲載 資料:厚生労働省「概算医療費データベース」 総務省統計局「人口推計」 愛知県の診療種類別、年齢区分別医療費の推移 愛知県の診療種類別医療費、 年齢区分別医療費の割合の推移 全国及び 16 都道府県の医療費全体に占める「後期高齢者」 の割合と 1 人当たり医療費の関係(平成 28 年度) (注 1)医科、歯科及び調剤については診療(調剤)報酬明細書に記録される点数を 10 倍して医療費として評価し、集計し ている。訪問看護療養については訪問看護療養費明細書に記録される費用額を集計している。金額は医療保険を適 用した場合にかかる医療費の 10 割の金額であり、入院時食事療養の費用額を含む。なお、都道府県別の分類は医療 機関の所在地による。 (注 2)医療費を平成 28 年 10 月 1 日現在の全国及び各都道府県の人口で除して算出している。 (注 3)表中の値は表章単位未満の位で四捨五入してあるため、内訳の合計が総計と一致しない場合がある。

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平成28年の本市の人口10万人当たりの病院数は5.6で全国値を下回って いますが、一般診療所は89.4、歯科診療所は62.3、薬局は51.2で、いずれ も全国値を上回っています。 18年以降の推移を見ると、病院は減少傾向でしたが28年は横ばいで、一 般診療所は増加傾向でしたが27年以降はほぼ横ばいとなっています。歯科 診療所は概ね横ばいでしたが26年以降はゆるやかに減少しており、薬局は 22年以降7年連続で増加しています。 28年の人口10万人当たりの医療施設数・薬局数を21大都市で比較すると、 病院及び一般診療所は、概ね西日本の都市が東日本の都市よりも多くなっています。また、歯科 診療所は東京都区部が、薬局は北九州市が最も多くなっています。本市の各医療施設数・薬局数 の21大都市中の順位は6~10位で、ほぼ中位にあるといえます。 健康・医療 10 医療施設数・薬局数(人口 10 万人当たり) - 本市は 21 大都市中ほぼ中位、薬局が増加傾向 (注1)病院とは20人以上の患者を入院させるための施設を有するものをいい、一般診療所とは患者を入院させるための施設を有しないもの又は 19人以下の患者を入院させるための施設を有するものをいう(医療法第1条の5)。 (注2)医療施設数は各年10月1日現在の値。薬局数のうち全国、札幌市、仙台市、新潟市、京都市、堺市、岡山市、広島市は28年度末現在、他の都市は 28年末現在の値。 全国および21大都市の人口10万人当たり医療施設数・薬局数(平成28年) 全国および21大都市の人口10万人当たり 医療施設数・薬局数(平成28年) 名古屋市の人口10万人当たり 医療施設数・薬局数推移 資料:厚生労働省「医療施設(動態)調査・病院報告の概況」、「衛生行政報告例の概況」 大都市統計協議会「大都市比較統計年表」 30年 8 月掲載 数値 順位 数値 順位 数値 順位 数値 順位 全 国 6.7 - 80.0 - 54.3 - 46.2 -札 幌 市 10.4 2 67.9 19 62.9 5 40.8 19 仙 台 市 5.2 13 82.6 12 54.9 15 53.5 7 さ い た ま 市 2.9 20 70.6 17 52.5 17 39.0 21 千 葉 市 4.9 15 69.6 18 56.9 11 41.3 16 東京都区部 4.6 16 108.0 3 88.8 1 51.3 8 横 浜 市 3.6 19 79.6 15 56.1 13 41.1 18 川 崎 市 2.7 21 66.6 20 50.5 19 39.1 20 相 模 原 市 5.1 14 57.2 21 51.4 18 41.2 17 新 潟 市 5.5 11 81.4 13 61.3 7 54.2 6 静 岡 市 4.1 18 77.1 16 49.7 20 56.3 5 浜 松 市 4.4 17 81.3 14 48.2 21 43.8 13 名 古 屋 市 5.6 10 89.4 9 62.3 6 51.2 9 京 都 市 7.0 8 108.2 2 56.6 12 42.6 14 大 阪 市 6.7 9 126.4 1 83.6 2 58.7 2 堺 市 5.3 12 87.1 10 55.8 14 41.7 15 神 戸 市 7.2 6 102.2 4 61.3 7 49.2 10 岡 山 市 7.6 4 96.0 8 60.9 9 47.9 11 広 島 市 7.1 7 99.3 6 58.6 10 56.9 3 北 九 州 市 9.4 3 100.5 5 69.2 3 68.6 1 福 岡 市 7.4 5 98.3 7 65.2 4 56.4 4 熊 本 市 12.7 1 83.6 11 53.2 16 47.6 12 病  院 一般診療所 歯科診療所 都 市 名 医療施設数 薬局数 0 2 4 6 8 10 12 14 0 20 40 60 80 100 120 140 全 国 札 幌 市 仙 台 市 さ い た ま 市 千 葉 市 東 京 都 区 部 横 浜 市 川 崎 市 相 模 原 市 新 潟 市 静 岡 市 浜 松 市 名 古 屋 市 京 都 市 大 阪 市 堺 市 神 戸 市 岡 山 市 広 島 市 北 九 州 市 福 岡 市 熊 本 市 一般診療所(左軸) 歯科診療所(左軸) 薬局(左軸) 病院(右軸) 名 古 屋 市 平成18年 6.3 85.7 63.9 45.2 19年 6.1 85.5 63.5 45.2 20年 6.0 85.9 62.8 45.4 21年 5.8 86.5 62.7 45.3 22年 5.8 86.5 62.9 45.5 23年 5.8 86.6 62.9 46.1 24年 5.9 87.1 62.9 47.1 25年 5.8 88.2 63.0 49.2 26年 5.7 89.6 62.9 50.2 27年 5.6 89.3 62.6 50.6 28年 5.6 89.4 62.3 51.2 名古屋市 医療施設数 薬局数 病院 一 般 診療所 歯 科 診療所 85 90 95 100 105 110 115 H18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 病院 一般診療所 歯科診療所 薬局 名古屋市の人口10万人当たり医療施設等の推移(H18=100)

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平成12年、17年、22年及び27年、21大都市の救急出動件数について見ると、 本市は、各年とも21大都市の中で4番目に多くなっています。21大都市全体を 見ると増加傾向にありますが、推移は期間や都市によって異なります。17年 から22年までの期間については、東京都区部、横浜市などでは、減少してお り、他の都市においても、他の期間より増加率は低い傾向にあります(神戸 市は一定して増加)。 また、救急出動件数と 65 歳以上人口との関係を見ると、強い相関関係にあ り、65 歳以上の人口増加が出動件数の増加につながっていると考えられます。 R² = 0.8404 0 5 10 15 20 25 0 25 50 75 100 0 50 100 150 200 250 平成12 17 22 27年 救急出動件数 - 21大都市中、4番目に多い。65歳以上人口と強い相関がある。 30年 5 月掲載 健康・医療 11 救急出動件数(東京都区部を除く上位 6 都市) 21 大都市の救急出動件数・搬出件数・65 歳以上人口 (千件) (万件) (万人) (注)「R」は相関係数を表す。 大 阪 名古屋 京 都 札 幌 横 浜 神 戸 資料:大都市統計協議会「大都市比較統計年表」、総務省統計局「国勢調査」 は、平成 12 年、17 年、22 年、 27 年における 21 大都市の値 救急出動件数(縦軸)と 65 歳人口(横軸) (東京都区部を除く) 平成12年 平成17年 平成22年 平成27年 平成12年 平成17年 平成22年 平成27年 平成12年 平成17年 平成22年 平成27年 東京都区部 432,881 521,788 517,881 559,803 ― ― ― 491,920 1,336,289 1,568,617 1,771,978 1,997,870 大 阪 市 164,973 202,468 205,068 219,876 145,071 176,487 164,136 178,114 444,740 529,692 598,835 668,698 横 浜 市 132,645 162,536 158,631 178,344 118,788 147,565 139,735 154,352 477,053 603,839 736,216 865,490 名 古 屋 市 79,384 101,310 103,470 119,996 69,554 89,042 89,534 106,553 338,795 408,558 471,879 545,210 札 幌 市 61,290 75,936 75,575 88,507 55,331 68,207 66,598 76,173 262,751 325,401 391,796 483,534 京 都 市 57,537 72,147 74,085 83,336 ― 65,282 65,587 74,735 252,963 292,927 330,047 381,132 神 戸 市 56,104 67,014 69,993 78,264 49,688 57,659 59,887 64,646 252,427 305,301 354,218 411,427 福 岡 市 46,496 57,691 62,404 72,796 41,675 49,975 54,730 64,249 177,771 213,380 254,085 312,331 川 崎 市 48,016 59,636 58,117 65,825 44,072 53,594 51,152 57,203 154,704 194,176 237,298 279,482 さいたま市 ― 50,680 54,294 61,452 ― 45,745 47,181 53,262 130,347 186,779 233,564 284,138 広 島 市 36,459 45,937 48,362 57,746 33,068 ― 41,893 48,634 160,181 194,598 231,145 279,311 千 葉 市 37,427 46,734 48,753 54,301 33,746 42,280 43,645 47,130 111,959 152,231 198,850 238,213 堺 市 ― ― 47,515 53,072 ― ― 41,842 46,632 ― 154,857 189,318 224,064 北 九 州 市 37,301 47,264 49,646 52,984 34,175 43,075 45,384 48,602 194,250 220,985 244,860 277,120 仙 台 市 29,902 39,193 42,052 48,065 26,966 35,195 35,948 41,061 133,020 161,795 191,722 234,360 新 潟 市 ― ― 32,433 37,034 ― ― 27,528 31,643 ― 160,386 187,371 217,107 熊 本 市 ― ― ― 36,307 ― ― ― 32,069 ― ― 152,435 177,325 浜 松 市 ― ― 30,575 34,243 ― ― 28,441 31,565 ― 160,086 181,347 208,355 相 模 原 市 ― ― 30,630 33,688 ― ― 27,804 29,819 ― ― 138,094 171,040 静 岡 市 ― 25,481 29,191 32,409 ― 23,974 27,069 29,354 ― 147,262 176,033 200,229 岡 山 市 ― ― 27,089 30,795 ― ― 25,210 28,239 ― 126,390 151,140 175,013 搬 出 件 数 65 歳 以 上 人 口 出 動 件 数

参照

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