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平成21年度歳入歳出決算・平成22年度予算について(上半期)の財政状況 長崎市│平成21年度決算

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平 成 2 1 年 度 は こ の よ う な 事 業 に 取 り 組 み ま し た

民生費 814億5,067万円

(平成20年度 786億8,847万円)

高齢者の地域での見守り

 高齢者の地域での見守りについては、民生委員による訪問、相談、安否確認を行い、高齢者の地域での安全、安心な暮らしに寄与しました。今後も地域包括支援センター等と連携を取りながら、訪問を継続してまいります。

障害者の自立支援

 障害者の就労支援のため、障害福祉センター内の就労支援相談所において、関係機関及び就労支援施設との情報交換、連携を強化した結果、89人の求職者に対し、28人の就職につながりました。また、障害者の自立した地域生活のため、授産製品の売上向上により工賃水準を引き 上げること及び障害者への理解を深めることを目的として、授産施設等で製作された製品の販売を行う常設型の店舗を開設しました。

被爆者援護施策の充実

 広島・長崎原爆被爆者援護対策促進協議会及び長崎原子爆弾被爆者援護強化対策協議会において、国に対し原爆被爆者の援護強化について要望を行った結果、原爆症認定申請及び健康診断受診者証の交付申請が日本国外からも可能となりました。

子育て支援体制の充

実、保育所・放課後児

童クラブの環境整備

 長崎市こども基金を活用し、子育て支援センターへの非常通報装置の設置や放課後児童クラブの大規模施設の適正化及び、市内の幼稚園、 保育所等へ絵本の配布(なかよし絵本事業)を行いました。民間保育所の施設整備を実施し、10人の定員増を行ったほか、市立保育所の耐 震化を推進するために、5施設の補強工事、2施設の耐震診断及び実施設計を行い、安全な保育環境の確保を図りました。児童クラブ施設 整備事業については、5校区(6カ所)で施設整備を行い、未設置校区の解消、大規模クラブの規模の適正化、狭あい化解消を図りました。

総務費 289億9,701万円

(平成20年度 189億1,664万円)

協働事業の推進

 市民と行政が「協働」という手法を用いて、市民からの提案を受け、きめ細やかなサービスを提供するためのシステム構築を行いました。

世界遺産登録

 世界遺産暫定一覧表に掲載されている「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」及び「九州・山口の近代化産業遺産群」の世界遺産登録推進のため、構成資産候補等に関する各種調査及び保存計画策定等や、関係自治体と連携して登録推進事業を実施しました。

平和の推進

 平和市長会議総会や核兵器廃絶地球市民集会を開催し、国内外へ平和アピールを発信するとともに、2010年NPT再検討会議に向けて市民・NGO・自治体の連携を深めました。さらに、三菱兵器住吉トンネル工場跡を整備・公開し、被爆の実相を広く伝えるとともに、平和の紙芝 居コンクールを実施し、次世代を担う子どもたちに平和の大切さを伝えていく取り組みを充実させました。

土木費 225億6,795万円

(平成20年度 213億4,670万円)

まちなか再生の推進

 「まちなか再生計画策定検討委員会報告書」を受け、市民等の意見を反映した基本方針に基づき、地域の将来像を示すまちなか再生ガイド ラインの整理を行うとともに、中島川・寺町地区や新大工地区をモデル地区として、市民と市が協力しながら地区のまちづくりを進める指 針となる「地区のまちづくり推進プラン」をまとめる等、市民参加型まちづくり推進事業等を実施し、「地域力でのまちなか再生」に取り組 むことができました。

都市景観の形成

都市景観賞表彰式及び都市景観の日イベント等への市民参加の場をつくり、都市景観に関する意識の高揚を図るとともに、景観まちづくり地域団体等に対する支援・助成を行いました。

長崎駅周辺の再整備

 長崎駅周辺の低未利用地を解消し、土地利用の転換と有効利用を図り、国際観光都市長崎の玄関口にふさわしい都市拠点の形成を図るため、長崎駅周辺の再整備に係る準備を行いました。その結果、長崎駅周辺土地区画整理事業は平成21年度に事業認可を得て、本格的に事業に着 手しています。

民間建築物の耐震化の

推進

 民間戸建木造住宅については、耐震診断、耐震改修設計及び耐震改修工事への助成を行い、耐震化の推進を図りました。また、民間の特 定建築物(多数の人が利用する建築物で、学校・病院・保育所等)については、耐震診断に要する費用の一部を助成し、地震に対する建築物 の安全性確保を推進しました。

衛生費 147億1,374万円

(平成20年度 152億8,130万円)

健康管理の支援、乳幼

児等の予防接種

 長崎市こども基金を活用し、乳幼児健診で歯ブラシを配布して歯磨き指導を行いました(わくわく歯みがき推進事業)。

 母子保健法に基づく各健康診査を実施し、疾病または異常が考えられる妊婦、乳児及び幼児を医療機関につなぐことができました。また、 妊婦健診の公費負担の回数を5回から14回に拡大し、妊娠中における健診費用の負担の軽減が図られました。乳幼児等の予防接種について は、予防接種法に基づく定期予防接種等を実施し、感染が懸念される疾病の発生及びまん延の予防が図られました。

地球温暖化対策の推進

 「長崎市地球温暖化対策実行計画」を具体的に推進するため、長崎市地球温暖化対策実行計画協議会において、重点的に取り組む施策として9項目の重点アクションプログラムの選定を行うとともに、再生可能エネルギー導入促進に向けた太陽光発電設備設置費補助制度を創設 しました。同制度では、国や県の支援制度と相まり年間新設数が急増するなど、CO2削減に向けた取り組みが進みました。

教育費 131億2,252万円

(平成20年度 117億6,996万円)

学校教育の充実

 特別支援教育支援員を58人から68人に増員し、発達障害を含む障害のある児童生徒の学習支援及び生活支援を充実させるとともに、心の 教室相談員や子どもと親の相談員を引き続き配置し、児童生徒及び保護者の不安や悩みの解消に努めました。また、不登校対策としてメン タルフレンドやヤングアドバイザーを派遣し、不登校児童生徒の学校復帰に努めました。

 豊かな体験活動の充実を図るため、特色ある教育活動推進事業やふるさと長崎体験推進事業を継続して実施し、「自然」や「伝統文化」、「交 流」など様々な体験活動を通して児童生徒の豊かな心を育むことができました。

学校施設の整備

 学校施設の耐震化を推進するために、旧耐震基準により建設された校舎・屋内運動場について耐震補強工事・耐震診断等を実施しました。また、耐震強度不足で補強困難な高尾小学校の屋内運動場の改築を行いました。さらに、小中学校及び高等学校施設設備の修繕、大規模改 造等を行い、学校施設の機能の保持、良好で快適な教育環境の維持に努めました。

商工費、消防費、農林水産業費など 171億4,531万円

(平成20年度 146億2,626万円)

地産地消の推進

 ながさきの「食」夢市場運動の「地産地消の推進」「販売戦略の策定」「食の発信」「食育体験の推進」の4本柱を基本として、福岡でのアンテナショップ設置計画や、ながさき「食」さるく和・華・蘭メニューの発信、食卓の日の取り組みなどを実施し、地元農水産物等をPRした結果、 市民の「地産地消」の認知度が高まりました。

農業生産基盤の整備、

豊かな水産資源の確保

 有害鳥獣被害に対しては、有害鳥獣の捕獲や侵入防止などの対策を講じましたが、被害額及び相談件数は増加傾向にあるため、今後も、 より効果のある防止対策を検討してまいります。また、厳しい農業経営が続く中、農家が実施する各種施設整備へ支援を行うことで、農家 の経営安定を図りました。

 豊かな水産資源の確保を図るため、漁場整備により、地域の主力魚種を対象とした漁場造成を行うとともに、藻場造成については、地域 の活動グループに対し、活動費に対する支援を行いました。また、水産センターを拠点として、水産種苗の生産や効果的な種苗放流を実施し、 つくり育てる漁業を推進することができました。

中小企業の支援

 製造業を中心に約200社の企業を直接訪問し、業況を伺うとともに、様々な情報提供を行い、必要な相談、技術指導を実施しました。また、 中小企業の技術力や経営力を高めるために、造船技術の新人研修や経営人材育成セミナーの開催、インターネットによる情報発信や新たな 特産品開発への支援等を行いました。特に、県外に販路を求める企業に対して、国内、海外で開催される商談会の経費を補助したり、都市 部での大規模な商談会において、共同出展したりすることにより、販路拡大の支援に力点を置きました。

雇用対策

 国のふるさと雇用再生特別交付金や緊急雇用創出事業交付金を活用し、雇用の創出に積極的に取り組み、28事業で323人の方が新規に雇用されました。

「龍馬」を活用した魅

力ある観光地づくり

歴史的価値のある亀山社中跡について、新たな観光資源としての活用を図るための整備が完了し、長崎市亀山社中記念館として開館後多く の入館者を呼び込むことができました。また、「長崎まちなか龍馬館」や「長崎龍馬の道」を整備し、大河ドラマをはじめとする「龍馬」効 果を活用し、長崎と龍馬との関わりや幕末の魅力を発信する基礎を構築することもできました。

夜景観光・宿泊型観光

の推進

宿泊客を増やすための方策として、夜景のマップやホームページを作成し、長崎市に点在する視点場等を多くの人々に周知するとともに、 案内板を設置し、夜景観光の推進に取り組みました。また、長崎市の冬の風物詩ともなった「長崎ランタンフェスティバル」を引き続き開 催することで、観光のオフシーズンである冬場に宿泊を伴う観光客を集客することができました。

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財 産 や 借 入 金 の 状 況

市 債

 市債とは、学校や道路、下水道など、長期にわたり使うものの建設や災害復旧工事などのために借りている地方債のことです。

 皆さんに長く使っていただけるものを、将来の市民との世代間で公平に負担しあう意味合いがあります。

 平成 16 年度と平成 17 年度の市町合併などの影響もありましたが、今後、市債残高は減少していく見込みです。

未 収 金 額

税金や市営住宅の家賃などは、ほとんどのかたが適切に納

入していますが、景気悪化の影響などから生活困窮等さま

ざまな事情で、一部のかたが未納となっています。

市 の 財 産

行政センターや支所などの土地、建物、公園の遊具など、

市にはいろいろな財産があります。

収 入 種 別

未 収 金 額

41 億 5,083 万円

国 民 健 康 保 険 税

51 億 1,449 万円

市 営 住 宅 家 賃

1 億 6,673 万円

介 護 保 険 料

2 億 5,914 万円

後期高齢者医療保険料

4,390 万円

2 億 5,769 万円

7 億 9,087 万円

合     計

107 億 8,365 万円(前年度比 +1.2%)

金     額

2,486 億 7,080 万円

2,430 億 4,950 万円

329 億 2,393 万円

172 億 3,042 万円

5,418 億 7,465 万円

基金の状況

特定の目的のために財産を維持

し、資金を積み立てまたは運用す

るために設けられる資金または財

産です。

379 億 4,342 万円

一時借入金の状況

一会計年度内において、収入と支

出の一時的な不均衡を解消するた

めに、支払資金の不足を補うため

の一時的な借入金です。

188 億 4,409 万円

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参照

関連したドキュメント

連結会計 △ 6,345 △  2,963 △ 1,310 7,930 724 普 通会計 △ 6,700 △  2,131 △ 3,526 6,334 △ 970. 基礎的財政収支

※短期:平成 30 年度~平成 32 年度 中期:平成 33 年度~平成 37 年度 長期:平成 38 年度以降. ②

○「調査期間(平成 6 年〜10 年)」と「平成 12 年〜16 年」の状況の比較検証 . ・多くの観測井において、 「平成 12 年から

成 26 年度(2014 年度)後半に開始された「妊産婦・新生児保健ワンストップ・サービスプロジェク ト」を継続するが、この事業が終了する平成 29 年(2017 年)

なお、平成16年度末までに発生した当該使用済燃

イ ヘッジ手段 燃料価格に関するスワップ ヘッジ対象 燃料購入に係る予定取引の一部 ロ ヘッジ手段 為替予約. ヘッジ対象

の 45.3%(156 件)から平成 27 年(2015 年)には 58.0%(205 件)に増加した。マタニティハウ ス利用が開始された 9 月以前と以後とで施設での出産数を比較すると、平成

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