[文書 1 5 J
東 寺 関 係 文 書 目 録
請求記号・文書1 5
東 寺 関 係 文 書 解 題
日日蔵者] 未詳
〔文書数]
[本館収蔵]
1 0
点(10
冊) 昭和42年購入[文書の伝来]本文書は、東京都内の古書健から購入したものであって、それ以前の原所蔵者や 伝来経過は不明である。しかしながら、その内容から推定して、乙れが京都九条にある有名な東寺 (教王護国寺)に関係あるものである乙とは確かであり、乙乙では、 「東寺関係文書」としておく。
東寺については、すでに説明を要しないほどに知れわたった寺院であり、現在でも、真言宗東寺派 の総本山として君臨している。その所蔵古文書も、著名な 「東寺百合文書」をはじめとして、中世 以前のものだけでも数万点を所蔵していた。そのうち、 「東寺百合文書」は、京都府に買いあげら れ、現在は京都府立総合資料館で所蔵している。本文書は、ζれら著名な東寺文書とは全く別系統 のものであって、年代的にも近世のものばかりであり、点数が10点と少ないζともあって、その利 用価値は前述のものとは比べようもない。東寺は現在でもその境内にいくつかの子院が残っている ように、江戸時代以前には相当数の子院があり、それぞれの子院で、伝来の古文書を多少なりとも 所蔵していた。それらの詳細は未調査なのではっきりしたζとはいえないが、東寺ならびにその子 院に伝来した文書も、 ζと近世以降のものについては、その調査が不充分であって、詳細を知る乙
とができない。本文書の原蔵者を推定させるものとして、 「加藍笠預武内伊賀法眼
J
(文書番号8) と書いたものがあり、他にも 「武内伊賀」と書いたものが数冊みられるので、同家から出たものの 一部と考えてまず間違いないであろう。同家については、単lζ 「寺内」とみえるだけで、正確には 子院なのかどうかもわからず、わずかICr
相続願書附控J
(同2)によれば、鎮守潅頂院預と小行 事役などが家職であったζとがわかるだけである。C文書の内容]点数が少ないので、あえてその内容を紹介するまでもないが、大きく 2種類にわ けられる。 1つは本寺である東寺のζとに関する記録写であり、もう lつは武内家に関する私的な ものとである。前者に属するものは歴代長者覚(同6)や、東寺諸堂由緒・縁起(同3・8)など があり、後者に属するものは、武内家領に関する地子指出帳簿類が中心である。前者についてはす でに活字化されて紹介されており、もっとまとまったものがあるのでζれらはほとんど参考になら ないと思う。後者については武内家独自のものであり、かつ寺内田Iにもかかわる記事も入っている ところから、若干参考になるのではないかと思われる。いずれにしてもその点数が少なすぎて、 ζ
れだけのものだけでは研究の余地は少ない。
47
東寺関係文書 49
[寺誌抜書]
寛文12年5月 竪 帳1冊
相続願書附控 2
竹 内 → 寛 文12文化14年 竪 帳l冊
[東寺諸堂由緒覚] 3
東寺勧進沙弥→ 文政10年6月 竪帳1冊
地子屋敷指出シ帳 4
武内伊賀→ 元 治2年正月 竪帳1冊
家領年貢地子留j印之覚 5
二代田武内伊賀→京都府 明治2年12月 竪帳l冊
[東寺歴代長者覚] 6
安 井 多 嘉 助 → 明 治5年2月 竪帳1冊
寺内町地子軒数改写 7
年預代法限定専→ (明治年間) 竪帳 1冊
東寺諸堂縁起書 8
武内伊賀法眼→ (年月日不詳) 竪帳 l冊
〔天文以降法会職衆覚]
(年月日不詳) 竪帳1冊
仏前地子米之覚 10
(年月日不詳) 竪帳1冊