生産性倍増に向けた取り組み状況
(2017年度)
2018年6月 東京電力ホールディングス株式会社
1. 生産性倍増に向けた主な取り組み事例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・03
2. 経営合理化の取り組み状況・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・・・・・・・・・・06
火力発電設備定期点検 カイゼン作業拡大によるさらなる効率化
東京電力フュエル&パワー株式会社
01
火力発電所の定期点検で行う作業を短時間かつ少人数で実施できるよう、これまでのカイゼンをさらにシンカ(進化・深化)させています。
複数人でのまとめ作業を実施していた電源盤作業について、一人作業・同時並行作業とすることで、さらなる作業時間短縮を実現しました。
電源盤作業での作業時間短縮
電源盤作業では、これまで、点検対象機器を床面に置き、複数人でのまとめ作業を実施 しておりましたが、これを作業台を用いて一人作業とし、同時並行作業とすることで大幅な 作業時間短縮を実現しました。
カイゼン作業の拡大
火力発電所の定期点検で行う作業を細分化し、カイゼン活動を シンカさせています。
これまで、“作業回数が多く作業期間が短い作業”のカイゼンを 進めてきましたが、これをさらに、“複数人作業で作業期間が長い 作業”にも拡げ、さらなる効率化を実現しています。
カイゼン ポイント
と結果
作業台を用いることで、複数人でのまとめ作業を一人作業・同時並行作業とし作業時間を短縮
作 業 期 間 2 5 分 / 台 ▲ 4 分 / 台 ( ▲ 8 4 % ) 1. 生産性倍増に向けた主な取り組み事例
【カイゼン 後】
【カイゼン前】 【カイゼン後】
・点検対象機器を床面に置 き、複数人でのまとめ作業
・作業台を用いることで一人 作業とし、同時並行作業
▲
カイゼン ポイント と結果
地中送電設備埋設工事の効率化
02
地中送電設備の埋設工事について、これまで「掘る」・「配管する」・「埋める」の工程を順に実施しておりましたが、これを「同時並行作業」に カイゼンすることで、効率化を実現しました。
東京電力パワーグリッド株式会社
【カイゼン前】 【カイゼン後】
「掘る」・「配管する」・「埋める」工程の同時並行作業化により1日の施工量を約3倍に拡大
一日の作業範囲を、「掘る」→「配管する」→
「埋める」の順で施工 最少単位4mでブロックを区切り、「掘る」・「配管する」・
「埋める」を実施することで同時並行作業を実現
▲ ▲
1 0 m / 1 日 2 8 m / 1 日 ( 施 工 量 を 約 3 倍 に 拡 大 )
同時並行作業
カイゼン ポイント と結果
東京電力パワーグリッド株式会社
03
スマートメーターシステム切替作業の効率化
1. 生産性倍増に向けた主な取り組み事例
【 カ イ ゼ ン 前 】 【 カ イ ゼ ン 後 】
・2つのチームが同時並行で複数の工程を担当 (同時並行作業・多能化)
・コマンドの集中投入ツールの導入(システム化)
・一部サービスの常時起動化 (外段取り)
の べ 2 3 0 人 ・ 時 間
の べ 1 4 人 ・ 時 間 ( ▲ 9 4 % )
スマートメーターシステム運用業務の一つであるバックアップ局への切替については、これまではメーカー技術員による多人数・長時間作業でした。
これを当社社員による内製化でコスト削減するとともに、作業工程のカイゼンによる作業時間の大幅な削減を実現しました。
5チーム
46人
メーカー実績
拠点間データ同期停止 システム動作確認
サーバ名変更 サービス起動(連携)
データベース補正 監視機能有効化
サービス起動(連携以外) 接続先変更
その他同期停止
直営
システム動作確認サービス起動 接続先変更 サービス起動(連携)
拠点間データ同期停止 サーバ名変更
その他同期停止
2チーム
5人
5時間
2時間45分
メイン局 拠点切替 バックアップ局
※不具合発生時やメンテナンス時
▲
2017年度のコスト削減実績は8,436億円であり、目標(7,021億円)を1,415億円超過達成しました。
2017年度のコスト削減実績と施策別内訳
63,385
(3,826)
(4,610)
54,949
コスト削減実績
8,436億円
価格交渉等による燃料単価の引き下げ(▲714)
実質的な競争調達環境の実現による取引価格の低減(▲613)
子会社・関連会社と協働したコスト削減への取組みによる取引価格の低減(▲520) 経済性に優れる電源(自家発・IPP等)の活用(▲91)
LNG・石炭火力の稼働率向上(▲788) 設備投資削減による減価償却費の減(▲652) 保全高度化による点検・補修周期の見直し(▲180) (億円)
66,000 64,000 62,000 60,000 58,000 56,000 54,000 52,000
震災前水準 単価減 中止・規模減 実績
電気事業営業費用
0
競争調達比率拡大・主要子会社のコスト削減実績
2017年度の競争調達比率は、料金査定時にお約束した60%以上とする目標を、2015年度以降、継続して達成しております。
主要子会社のコスト削減額は、2017年度目標343億円に対し387億円超過達成しました。
主要子会社のコスト削減実績
+387億円
2. 経営合理化の取り組み状況
競争調達比率実績 競争調達比率実績
目標 実績 目標 実績
(億円)
15%
32%
55%
65% 67%
62%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
2010年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
343
666
343
730
要員効率化について
「総特」における10年間の人員削減計画を前倒しで達成した以降も、継続して効率的な事業運営に取り組んでおります。
要員効率化実績 要員効率化実績
43,800
39,629
35,723
33,853 33,550 33,197 32,546 34,500
0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000
1995 2011 2013 2014 2015 2016 2017 2021
年度末 年度期初 年度末 年度末 年度末 年度末 年度末 年度末
(総特計画)
うち廃炉、賠償・復興推進
要員数(人)