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まとめ 平成28年度 航空機騒音報告書|成田市

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5. まとめ

成田空港周辺地域共生財団 航空機騒音調査研究所では、航空機騒音自動測定局102局 のデータに加え、A、B滑走路北側に設置された高度コース測定局のデータも同様に収集して いる。

ここでは、航空機騒音対策の基礎資料を蓄積する目的で、高度コース局データより算出さ れるスラントディスタンスと騒音レベルの結果を基に以下の検討を行う。

5-1 A滑走路から北へ離陸した航空機の高度コースについて

A滑走路を北側へ離陸した航空機は、標準計器出発方式等により6DME(成田VOR/ DMEより11.1km地点)まで直進上昇し、さらには定められた飛行幅(利根川縁で2. 5km幅)の中を飛行することとされている。

高度コースシステムで得られたA320、B777、B767の高度コースデータを基に、 滑走路北端から9km地点までを1km毎に区切り、離陸機の飛行コースの検討を行い、 図5-1-1に示す。

図5-1-1 機種別離陸機のコース比較

13Km断面での測定機数(単位:機) A320 : 10,949 B777 : 10,140 B767 : 8,561 12Km断面での測定機数(単位:機)

A320 : 11,033 B777 : 10,208 B767 : 8,676 11Km断面での測定機数(単位:機)

A320 : 11,071 B777 : 10,236 B767 : 8,729 10Km断面での測定機数(単位:機)

A320 : 11,075 B777 : 10,232 B767 : 8,734 9Km断面での測定機数(単位:機)

A320 : 11,061 B777 : 10,203 B767 : 8,719 8Km断面での測定機数(単位:機)

A320 : 10,878 B777 : 10,048 B767 : 8,603

-1500 -1000 -500 0 500 1000 1500 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 -1 -2 -3 -4 m Km A

滑 走 路

実線 ・・・ 平均飛行コース 破線 ・・・ 標準偏差の2倍

備考:滑走路からの距離は、A滑走路南端からの距離を示す。 なおA滑走路の長さは4,000mである。

飛行コース監視区域

A320 B777 B767

西 東

(2)

図の点線は各データの平均値を中心に、その両側に標準偏差の2倍の幅を表示している。 少なくともこの範囲に75%の航空機が位置していることを示す。

図より、3機種とも空港北側の飛行コース監視区域内(滑走路北端から5km地点では幅 約1.3km、9km地点では幅約2km)に収まっているが、滑走路を離れるに従って若 干西側を飛ぶ傾向がある。

同様に、B737、B787、A330について検討を行い、図5-1-2に示す。図よ り、前3機種と同様に、北へ行くほどやや西側を飛行する傾向にある。

解析を行った機種のなかで、B767はコースの平面上のばらつきが最も小さく、次いで B787、A320の順となっている。

図5-1-2 機種別離陸機のコース比較

13Km断面での測定機数(単位:機) B737 : 6,646 B787 : 5,564 A330 : 4,706 12Km断面での測定機数(単位:機)

B737 : 6,743 B787 : 5,630 A330 : 4,726 11Km断面での測定機数(単位:機)

B737 : 6,794 B787 : 5,658 A330 : 4,729 10Km断面での測定機数(単位:機)

B737 : 6,802 B787 : 5,664 A330 : 4,729 9Km断面での測定機数(単位:機)

B737 : 6,794 B787 : 5,644 A330 : 4,708 8Km断面での測定機数(単位:機)

B737 : 6,707 B787 : 5,534 A330 : 4,622

-1500 -1000 -500 0 500 1000 1500 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 -1 -2 -3 -4 m Km A

滑 走 路

実線 ・・・ 平均飛行コース 破線 ・・・ 標準偏差の2倍

備考:滑走路からの距離は、A滑走路南端からの距離を示す。 なおA滑走路の長さは4,000mである。

東 西

飛行コース監視区域

B737 B787 A330

(3)

次に、測定された全ての離陸機のコース及び高度のバラツキを把握するため、4km断面 から9km断面まで1kmごとに切り出し、結果を図5-1-3から図5-1-8に示す。 なお、図中の赤線は高度及びコースの平均値を、黄色の帯は平均値±標準偏差の範囲を示す。

図5-1-3 全離陸機の分散図 4km断面

図5-1-4 全離陸機の分散図 5km断面

図5-1-5 全離陸機の分散図

6km断面

図5-1-6 全離陸機の分散図 7km断面

図5-1-7 全離陸機の分散図 8km断面

図5-1-8 全離陸機の分散図 9km断面

(4)

次に、測定された離陸機のうち、A滑走路ではA320、B777、B767、B737、 B787、A330の航跡図を図5-1-9から図5-1-14に示す。

図5-1-9 離陸機航跡図 A320 図5-1-10 離陸機航跡図 B777

(5)

図5-1-13 離陸機航跡図 B787 図5-1-14 離陸機航跡図 A330

(6)

5-2 B滑走路から北へ離陸した航空機の高度コースについて

B滑走路を北側へ離陸した航空機は、標準計器出発方式等により3.9DME(北総 VOR/DMEより8km地点)まで直進上昇し、さらには定められた飛行幅(利根川縁で

1.7km幅)の中を飛行することとされている。

高度コースシステムで得られたA320、B737、B767の高度コースデータを基に、 滑走路北端から7.5km地点までを1km毎に区切り、離陸機の飛行コースの検討を行い、 図5-2-1に示す。

図5-2-1 機種別離陸機のコース比較

図より、3機種とも空港北側の飛行コース監視区域内(滑走路北端から3.5km地点では

幅約0.8km、7.5km地点では幅約1.5km)に収まっているが、滑走路を離れるに従 って若干西側を飛ぶ傾向がある。

7.5km断面での測定機数(単位:機) A-320 : 5,168 B-737 : 1,655 B-767 : 759 6.5km断面での測定機数(単位:機)

A-320 : 5,278 B-737 : 1,724 B-767 : 769 5.5km断面での測定機数(単位:機)

A-320 : 5,314 B-737 : 1,721 B-767 : 766 4.5km断面での測定機数(単位:機)

A-320 : 5,276 B-737 : 1,701 B-767 : 753 3.5km断面での測定機数(単位:機)

A-320 : 5,162 B-737 : 1,680 B-767 : 740 2.5km断面での測定機数(単位:機)

A-320 : 4,340 B-737 : 1,267 B-767 : 642

実線 ・・・ 平均飛行コース 破線 ・・・ 標準偏差の2倍

備考 : 滑走路からの距離は、B滑走路北端からの距離を示す。     なおB滑走路の長さは2,500mである。

-1500 -1000 -500 0 500 1000 1500 7.5 6.5 5.5 4.5 3.5 2.5 1.5 0.5 0 -1 -2 -2.5 m km B

滑 走 路

東 西

飛行コース監視区域

A-320

B-737

B-767

(7)

次に、測定された全ての離陸機のコース及び高度のバラツキを把握するため、A滑走路側 と同様に2.5km断面から7.5km断面まで1kmごとに切り出し分析を行った。

この結果を図5-2-2から図5-2-7に示す。

図5-2-2 全離陸機の分散図

2.5km断面

図5-2-3 全離陸機の分散図 3.5km断面

図5-2-4 全離陸機の分散図

4.5km断面

図5-2-5 全離陸機の分散図 5.5km断面

図5-2-6 全離陸機の分散図

6.5km断面

(8)

次に、離陸機のうち測定機数の多かったA320、B737、B767、A330、B7 87、CRJ、B777の7機種について、航跡図を図5-2-8から図5-2-14に示 す。

図5-2-8 離陸機航跡図 A320 図5-2-9 離陸機航跡図 B737

(9)

図5-2-12 離陸機航跡図 B787 図5-2-13 離陸機航跡図 CRJ

図5-2-14 離陸機航跡図 B777

(10)

5-3 機種別パワーレベルの推計

航空機が発する騒音の音響エネルギーは機種により異なり、測定地点(受音点)における 騒音レベルにも反映している。したがって、騒音対策を検討する上で、機種ごとの音響エネル ギーの違いを把握することは、高度コースデータ(航跡座標)の把握と同様に重要である。

これまでも、本市では航空機が、赤荻断面及び長沼断面を通過するときの騒音レベルの最 大値と断面通過時の座標から、1機毎の音響パワーレベルを算出し、騒音対策の基礎資料と してきた。

平成12年の高度コース局の更新により、A滑走路の北側を離着陸する航空機の、A滑走 路北端から4kmから9kmの範囲で連続した航跡データを得ることが可能となり、より真 の値に近いスラントディスタンスが得られるようになったことから、従来に比べより精度の 高い音響パワーレベル推定が可能となった。

また、平成21年度よりB滑走路対応の高度コース局を整備したことにより、A滑走路側 と同様に音響パワーレベルの推定が可能となった。

本年度も、航跡データから求めたスラントディスタンスをもとに、測定局のデータから、 機種別・離着陸別の音響パワーレベルの推定を行った。

音響パワーレベル(LW)は、空気吸収や地表面減衰などの超過減衰は考慮せず、簡易的に、

以下に示す自由空間における点音源距離減衰式から逆算して求めた。

=

+ 20

+ 11

エネルギー平均値

スラントディスタンス

(メートル)

1

メートル

その結果を、A 滑走路では、赤荻及び長沼局と、航路直下近傍に位置しスラントディスタ

ンスが短く、超過減衰等の影響が小さい芦田局、谷間地域の東寄りに位置する水掛局につい て表5-3-1に示す。

また、B 滑走路では、水掛局に加え、航路直下に位置する土室局、西大須賀局、航路東側

に位置する大室局について表5-3-2に示す。

また、巻末の資料2に、空港北側測定局のデータを用いて計算したそれぞれの音響パワー レベルの推定結果を示す。

(11)

11

7

表5‐3‐1 機種別のスラントディスタンス及びパワーレベル(A滑走路)

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

MD11 1,355.6 150.7 920.9 139.9 1,648.2 149.5 1,105.0 139.2 1,164.3 152.7 432.8 140.6 1,956.8 149.0 1,505.7 138.7

B747

-400 1,211.8 149.9 923.2 140.5 1,502.5 148.9 1,108.2 140.2 962.8 152.3 435.3 142.1 1,821.1 147.9 1,505.9 138.4

A340 1,006.4 148.8 921.4 136.8 1,261.6 147.5 1,104.4 137.8 670.7 150.4 425.2 137.9 1,650.6 145.8 1,501.4 137.0

A330 1,239.8 147.5 920.6 137.3 1,512.7 146.6 1,105.4 139.1 1,016.1 148.8 427.4 138.5 1,832.8 145.8 1,504.6 137.5

B777 1,258.7 146.6 920.6 137.7 1,546.4 145.6 1,104.2 138.1 1,052.2 148.4 428.2 138.9 1,886.2 145.1 1,506.4 137.4

B767 1,379.3 146.1 923.2 137.4 1,671.3 145.0 1,106.0 137.4 1,198.6 147.5 436.8 138.5 1,981.0 146.0 1,510.6 136.4

A380 1,005.0 145.5 919.4 138.0 1,341.7 146.0 1,105.9 138.7 707.7 148.0 428.1 139.7 1,703.8 144.1 1,503.9 137.7

B737 1,358.9 145.0 918.6 135.7 1,644.6 143.3 1,102.4 135.6 1,170.8 146.0 426.1 136.6 1,952.0 144.3 1,507.1 135.4

B757 1,392.7 144.0 925.4 135.0 1,702.7 142.6 1,109.6 134.7 1,219.2 145.1 435.6 135.7 1,993.8 143.6 1,499.0 135.3

A320 1,337.5 143.0 918.8 134.6 1,589.8 142.3 1,104.2 134.5 1,132.5 144.3 426.7 135.1 1,911.1 142.8 1,509.3 135.6

B787 1,256.6 142.0 919.4 135.0 1,549.9 140.9 1,103.4 136.3 1,067.2 143.7 424.1 136.6 1,888.2 140.9 1,506.9 136.0

CRJ 1,393.5 138.4 925.9 134.1 1,741.2 135.9 1,105.8 132.4 1,258.0 139.1 442.3 132.2 2,117.1 137.3 1,507.8 143.5

着陸 離陸 着陸

赤荻測定局(A滑走路) 長沼測定局(A滑走路) 芦田測定局(A滑走路) 水掛測定局(A滑走路)

(12)

11

8

表5‐3-2 機種別のスラントディスタンス及びパワーレベル(B滑走路)

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

スラント ディスタンス DS (メートル)

パワー レベル LW

MD11 - - 202.8 142.3 - - 386.9 141.6 - - 1,036.9 133.8 - - -

-B747

-400 668.9 153.5 203.3 146.6 1,119.0 150.4 392.6 143.6 1,419.5 150.2 1,049.4 136.0 881.0 150.1 -

-A340 550.6 151.6 198.6 141.7 995.3 148.7 387.6 140.1 1,336.8 146.7 1,048.3 133.6 865.3 146.2 -

-A330 654.1 149.8 196.4 141.5 962.1 147.1 386.0 140.1 1,336.9 147.5 1,047.0 134.0 861.0 152.4 -

-B777 667.6 149.4 196.4 142.7 1,039.6 146.9 387.2 140.7 1,368.3 147.0 1,047.1 134.6 869.8 150.9 754.8 135.5

B767 800.7 148.6 201.3 141.9 1,221.8 146.1 392.7 139.6 1,498.0 146.5 1,047.2 133.8 937.1 149.1 781.9 137.6

B737 713.0 147.4 194.9 139.4 1,142.1 145.1 384.3 137.5 1,446.3 145.8 1,048.4 133.1 892.8 146.7 737.4 133.7

B757 - - 201.4 138.7 - - 391.7 136.8 - - 1,049.0 132.9 - - -

-A320 777.5 144.4 198.2 138.1 1,143.4 142.3 389.0 136.2 1,462.1 142.8 1,047.4 135.2 912.1 145.0 767.5 132.0

B787 656.5 144.8 193.7 138.5 1,107.3 142.0 384.2 138.0 1,403.5 142.3 1,047.6 133.1 870.0 142.2 -

-CRJ 798.1 141.9 207.5 135.0 1,244.2 139.9 398.5 134.1 1,498.5 140.4 1,048.4 134.2 939.3 140.4 -

-F50 754.4 136.9 196.7 136.2 1,334.4 135.5 389.0 135.3 1,408.7 138.8 1,042.5 133.3 914.8 134.8 -

-離陸 着陸 離陸 着陸 離陸 着陸

土室測定局(B滑走路) 西大須賀測定局(B滑走路) 水掛測定局(B滑走路) 大室測定局(B滑走路)

(13)

5-4 騒音対策の方向性について

成田国際空港では、騒音軽減運航方式や騒音拡散を防止する目的で飛行コースの監視区域 が定められているが、運航規制だけでは航空機騒音を低減させることは難しい。

平成17年10月より空港会社は、騒音レベルによる国際線着陸料金制度を導入し、低騒 音型の航空機ほど着陸料金が優遇される制度を採っている。これによって、より騒音レベル の低い低騒音型航空機の運航比率は増していると思われるが、更に増加することで、騒音の 影響範囲は狭まることが期待できる。

平成25年度から、航空機騒音の評価指標はLdenとなった。WECPNLでは、A・B

両滑走路の騒音を受ける地域でいわゆる逆転現象が生じることがあったが、Ldenへと変更

されたことにより評価値に逆転が生じることはなくなった。

一方で、LdenはWECPNLと同様に、夜間の騒音に補正を加えて1日の騒音曝露を表

す指標であるため、睡眠妨害の評価には必ずしも適当でないとされている。夜間に発生する 単発の航空機騒音については、住民が受ける感覚との乖離があるために苦情が生じている。 このことからも、本市では夜間に発生する単発の航空機騒音については、暗騒音とのレベ ル差等も考慮した、夜間単独での基準値を設けられるよう、環境省に要望しているところで あり、早期に実現することを期待する。

実際の騒音発生状況を見るため、ここでは、必ずしも苦情が多く寄せられている地域では ないが、本市が所有するA滑走路とB滑走路に挟まれた地域に設置されている4局について、

平成28年度の航空機騒音の最大値(LA,Smax)の時間別分布図を図5-4-1から図5-4-

4に示す。

(14)

図5-4-2 時間別最大騒音レベル分布図(幡谷測定局)

(15)

図5-4-4 時間別最大騒音レベル分布図(磯部測定局)

22時以降に80dB(A)以上の航空機騒音が測定された回数はそれぞれ成毛局で66回、幡 谷局で2回、水掛局で1回、磯部局で3回であるが、うるさいと感じる75dB(A)以上とする とそれぞれ成毛局では432回、幡谷局では169回、水掛局では153回、磯部局では1 99回と増加する。

平成28年度は、カーフューの弾力的運用による23時台の離着陸が111回あり、また、 従来取り決めによる緊急事態時の離着陸は、強風や台風の影響もあって185回を数えてい る。夜間の離着陸により、就眠中に大きな航空機騒音に曝されることで、中途覚醒したり寝 付けなくなったりもする。それらが騒音苦情や睡眠妨害へとつながりかねない。

現在話し合いが進められている成田空港の更なる機能強化策では、夜間飛行制限の緩和に

ついて、C滑走路が供用されるまでの当面の間、A滑走路において先行実施し、C 滑走路の

供用後には、飛行航路下での6時間の静穏時間を確保するためのスライド運用が提案され、 それに伴う深夜早朝の騒音対策として、騒特法防止地区内で家族全員の安眠を確保するため、 寝室への内窓設置や壁・天井の補完工事が提案されているところである。

夜間の航空機騒音は地域住民の生活環境への影響と密接に関係してくることから、環境対 策・騒音対策への十分な配慮が求められる。

(16)

本市としても、今後、夜間飛行制限の緩和や、C滑走路整備による運用方法の変更があっ た場合には、状況の変化に応じて調査が行われるよう、求めてゆく所存である。

こうしたことから、住民への航空機騒音の影響を把握する上で、地域が曝される航空機騒 音の継続的な測定結果は不可欠な基礎データであり、今後も測定機器を安定的に稼働させる

よう努め、そこから得られる諸データを基に、Ldenでの評価はもとより、以前からのWE

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