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第3章 住みよく美しいまち 第5次入間市総合振興計画書|入間市公式ホームページ

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(1)

第1節  土地利用……… 108

第2節  都市景観……… 113

第3節  市街地整備……… 114

第4節  道路 ……… 119

第5節  公共交通……… 127

第6節  上水道……… 132

第7節  下水道……… 135

(2)

第3編

 

市街地整備や道路・交通体系等の

充実、上・下水道の整備など都市基

盤の整備を進め、住みよく美しいま

ちを目指します。

大 綱 の 体 系 表

第3章

住みよく美しいまち

1 節 土地利用  

1 計画的な土地利用の推進

2 地域の特性を生かしたまちづくりの推進

2 節 都市景観

1 調和のとれた都市景観の形成

3 節 市街地整備

1 駅周辺市街地の整備

2 地域に応じた市街地の整備

4 節 道路

1 主要道路の整備推進

2 一般市道等の整備推進

3 維持管理の充実

5 節 公共交通

1 公共交通機関の充実

2 駅舎・広場等の整備

6 節 上水道

1 安定給水の推進

7 節 下水道

1 公共下水道の整備

2 公共下水道の維持管理等の充実

8 節 治水

(3)

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

名 称 概  要 期 間

都市計画マスタープラン 個性的で魅力ある環境に配慮したまちづくりを実現するために、住民の意見を反映させながら、地域独自の自然、歴史、生活、文化、産業等の特性を踏まえて、都市の将来あるべき姿 やまちづくりの方針などを示した長期的な計画。

平成 12 年度~ 平成 26 年度

市 街 化 調 整 区 域 の 土 地 利 用 構 想

自然と文化の調和した「香り豊かな緑の文化都市」を目標として、将来に向けての都市づく りの基本方針を定め、市街化調整区域の土地利用方向を明確にし、地域特性にふさわしい「整 備・保全構想」を策定したもの。

平成 14 年度~

交 通 バ リ ア フ リ ー

基 本 構 想

障害のある人もない人も、ともに地域の中で普通の暮らしが出来る社会を目指す「ノーマラ イゼーション」の理念に基づき、入間市駅周辺地区における道路・駅構内・駅前広場・信号 機などのバリアフリー化を推進するための施策を示した計画。

平成 19 年度~ 平成 22 年度

節 指 標 名 数値設定の説明 H 17 年度現状値 H 23 年度目標値 単位

市 街 地 整 備

入間市駅北口土地区画整理

事業における進捗率 進捗率を上げる 19.1 31.6 %

扇台土地区画整理事業に

おける進捗率 進捗率を上げる 10.24 18 %

公 共 交 通 市内循環バス「てぃーろーど」

の年間利用者数 利用者数を増やす 116,762 135,000 人

上 水 道 有収率 有収率を上げる 93.37 95 %

下 水 道 下水道普及率 普及率を上げる 84.4 86.9 %

(4)

土地利用

第1節

第1項 計画的な土地利用の推進

第3編

◆ 現状と課題

 急激な都市化の時代を経て人口の伸びが鈍化傾向にあるなか、社会の成熟化・価値観の多様化等近年の社 会情勢は急速に変化しており、こうしたなかでゆとりや豊かさを実感でき、個性豊かで魅力あるまちづくり が求められています。現在、本市では都市の秩序ある発展を勘案し、住居系を中心とした市街化区域が 35%で、 残りの 65%が市街化調整区域となっています。

 市街化区域内では、入間市駅南口を中心とした地域で面的整備を完了させ、商業業務地区として賑わいを 見せています。さらに、武蔵藤沢駅周辺地区においても区画整理事業が順調に進み、駅西口交通広場の整備 も完成に近づきつつあります。

 市街化調整区域では、加治丘陵や狭山丘陵、特産である狭山茶の畑の広がりに、市民が安らげる良好な緑 を残しながら、周辺の環境と調和したまちづくりが進められています。

 一方では、道路・下水道等の都市基盤整備の遅れ、住工混在地域や商業系地域での中高層住宅の建設、工 業系地域への大規模店舗の進出などが見受けられる状況もあり、適切な土地利用が求められています。  今後、市民の期待に応えて計画的な土地利用の推進をしていくためには、まちづくりの課題を整理し市民 との協働により調和のとれたまちづくりを目指していく必要があります。

◆ 基本方針

 快適で調和のとれた計画的な土地利用計画の下で、市民が住んで良かったと実感でき、今後も住み続けた いと感じられるような魅力あるまちづくりを実現します。そのために、都市の将来のあるべき姿やまちづく り方針などを明らかにする目的で策定された「都市計画マスタープラン※」の達成を図っていきます。また、 現状にそって市街地整備基本計画の見直しを行うとともに、適正な用途地域の配置と必要に応じた区域区分 の見直しを図ります。

 駅周辺を拠点として、賑わいのあるまちづくりと、市内各地区を結ぶ交通ネットワークの整備を進めます。 加治丘陵、狭山丘陵については、その保全と活用を図ります。また、広大な茶畑も保全していくよう努めます。 さらに、人に優しく環境と共生したまちづくりを推進するとともに、災害に強い安全で安心して生活できる まちづくりを目指します。ジョンソン基地跡地※留保地については、利用計画案を研究します。

※都市計画マスタープラン:都市計画法第 18 条の2の規定に基づき、市町村が住民の意向を反映しつつ、自然環境、文化等の地域特性を踏まえて、将来の あるべき姿や街づくりの方針を定めるもの。

① 市街地整備基本計画の見直し ② 都市計画マスタープランの計画推進 1 計画的な土地利用の推進

(1)調和のとれたまちづくり計画の策定

① 基地跡地利用計画の研究 (3)基地跡地利用計画の研究

① 市街化区域・市街化調整区域の見直し ② 用途地域の見直し

(5)

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

(1)調和のとれたまちづくり計画の策定 ①市街地整備基本計画の見直し

 道路、公園、下水道、河川等の都市施設の整備手法・整備主体・整備時期などを明らかにして計画的な まちづくりを推進するため、昭和 53 年度に「入間市市街地整備基本計画」を策定しましたが、その後の都 市施設の整備充実、面的基盤整備の進展に伴う計画の見直しを行います。

 当計画は市街地整備の実現性を確保する計画であるため、内容に関して財政状況と連動させて進めてい く必要があります。

②都市計画マスタープランの計画推進

 平成 13 年3月、まちづくりの根幹となる都市計画マスタープランを策定し、都市計画の決定・変更に際 し、同プランとの整合を図りながら関連施策を進めてきました。今後も同プランに沿って各施策を計画的 に進めます。

 また、本市を取り巻く社会・経済情勢の変化や上位計画の基本構想の見直しに併せて、市民の意見を踏 まえながら必要な見直しを図り、その実現を目指します。

(2) 快適なまちづくりの推進

①市街化区域・市街化調整区域の見直し

 都市の秩序ある発展や動向を勘案し、市街化区域・市街化調整区域の 見直しを概ね5年に一度行っています。第5回目の見直しを平成 15 年 度に実施したことにより、平成 20 年を目安に第6回目の定期見直しを 行います。

 市街化調整区域から市街化区域への編入は、予定線引き計画開発方式※ 適用区域、住宅地造成事業の完了区域などで、区域の拡大は限定的なも のとして捉えています。

②用途地域の見直し

 計画的な土地利用を図るために、土地利用の現状および将来都市像を 勘案しながら、適切な用途地域の配置を検討します。土地区画整理事業

区域内においては、商業系用途地域の見直しなどを検討します。また、工業系用途地域については、多様 な建築物の混在を解消し住環境を保護する観点から、同様に見直しを検討します。

③市街化調整区域の土地利用

 市街化調整区域を市街化を抑制すべきエリアと、市街化調整区域であっても、良好な地域づくりのため に特定産業系地域など、一定の制約の下で開発行為などを認めるエリアに分け、それぞれの特性を生かし た土地利用を図ります。

(3) 基地跡地利用計画の研究 ①基地跡地利用計画の研究

 ジョンソン基地跡地留保地として、入間市駅前側 (7.6ha) と東町側 (28.4ha) に財務省所管の普通財産

(6)

第3編

◆ 現状と課題

 近年の地方分権の流れによる社会環境の変化や市民参加意識の向上などにより、まちづくりにおいての市 民の果たすべき役割が高まるなか、身近なまちの良好な景観形成やその維持に対する期待も高まっています。 また、まちづくりに対する市民の期待は、市域全体のまちづくりから身近な生活空間の充実に視点を移し、 環境と共生した人に優しいまちづくりが求められています。

 さらに、市街地の緑の減少、大気汚染、河川汚濁など都市・生活型の環境問題も生じています。これらの 課題に対し、市、市民、事業者の協働により個性にあふれ、愛着が持て、市民誰もが生活環境の向上が実感 できるまちづくりが求められています。

◆ 基本方針

 身近な生活空間における良好な住環境の創造や優れた景観を維持・保全しつつ、市民や開発事業者との連 携を図り、地域の特性を生かしたまちづくりの実現を図ります。

 高齢者や障害者をはじめとして全ての人々が、安心して安全に生活できるようなユニバーサルデザインを 促進するとともに、道路、駅、公共施設のバリアフリー化により、人に優しいまちづくりを進めます。 また、環境の保全および創造に主体的に取り組む市民の育成と環境負荷の少ない環境共生型のまちづくりを 推進します。

第2項 地域の特性を生かしたまちづくりの推進

(1)身近なまちづくりの推進

①地区計画※の活用

 現在、市内 10 地区に地区計画を決定し、その届出を通じて地域の良好な環境、景観の形成に努めています。 今後も住民の要望や区画整理事業の面的整備事業に併せて新たな地区を決定し、住民との協力の下、身近 なまちづくりを推進します。

※地区計画:地域住民の自発的な意思に基づき、比較的狭い地域の特性にふさわしい良好な環境を整備、保全するための計画で、最小敷地(敷地の最小面積 を規定)・垣柵の制限(一定規模の垣柵の設置の規制)・壁面後退(道路境界等からの一定幅の空間の確保)等について規定するもの。

① 地区計画の活用 ② 建築協定の検討 ③ 建築条例の検討

① 民間まちづくりへの支援

② 開発行為に対する指導・誘導 2 地域の特性を生かしたまちづくりの推進

(1)身近なまちづくりの推進

(2)協働によるまちづくりの推進

(7)

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

②建築協定※の検討

 大規模民間開発時や良好な住環境を保持する必要のある住宅団地等に建築協定締結の指導、誘導を図り ます。

 また、有効期限の切れる建築協定更新の指導、誘導を行います。

 ③建築条例の検討

 建築確認の民間開放などにより、従来からのまちづくりの手法の実施が困難となってきています。この ような状況の下、地域の実情に応じた身近なまちづくりを推進するため、用途地域※の補完制度の特別用途 地域制度によるまちづくりおよび地区計画に定めた目標等の実効性を高める建築条例を、都市計画と建築 行政が連携し市民との協働により検討します。

(2)協働によるまちづくりの推進 ①民間まちづくりへの支援

 民間開発に対して事業主と市民と市の協働による個性的まちづくりを推進します。

②開発行為に対する指導・誘導

 開発許可、条例、要綱等により民間開発の適正な誘導を図り、良好な市街地整備を進めます。

(3)人に優しいまちづくりの推進 ①バリアフリーのまちづくりの推進

 高齢者や障害者だけでなく、全ての人にとって公共施設が安全で安心、かつ、快適で利用しやすくなる ようにバリアフリー化を積極的に進めます。また、民間施設のバリアフリー化についても協力を求めてい きます。

②環境共生型まちづくりの推進

(8)

第3編

元加治

稲荷山公

入間市

仏子

1

1 7

3

3 2

2

   道

1

2

3 4

5

6 7 8

1

№ 名    称 面 積 当初決定年月日

1 西武仏子ニュータウン地区 38.9ha 昭和 58 年 8 月 13 日

2 入 間 市 駅 周 辺 地 区 9.5ha 昭和 59 年 12 月 26 日

3 入 間 台 地 区 20.2ha 昭和 62 年 7 月 31 日

4 新 久 台 地 区 2.7ha 昭和 63 年 10 月 13 日

5 入 間 ヶ 丘 地 区 7.0ha 平成 2 年 11 月 1 日

6 武 蔵 藤 沢 駅 周 辺 地 区 62.7ha 平成 6 年 6 月 28 日

7 東 町 地 区 10.0ha 平成 6 年 6 月 28 日

8 豊 岡 第 一 地 区 3.8ha 平成 6 年 6 月 28 日

9 狭 山 台 地 区 81.2ha 平成 8 年 11 月 19 日

10 む さ し 藤 沢 台 地 区 2.9ha 平成 11 年 1 月 11 日

地 区 計 画 決 定 箇 所 位 置 図

(9)

都市景観

第2節

第1項 調和のとれた都市景観の形成

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

◆ 現状と課題

 市民の都市景観に対する意識の高まりのなかで、街並み等の良好な景観の形成や維持に関して、要望が高まってきています。 一方、身近な自然の喪失、ミニ開発や高層共同住宅、事業所等の混在が景観を損ね、さらに、消費者の消費行動の変化により既 存商店街の中には、昼間でありながらシャッターが閉まっている店も出現するなど、賑わいのあるべき商店街としての景観が失 われつつあります。

 こうしたなか、身近な自然や都市景観を維持・保全しながら公共施設や大規模建築物、既存商店街などの景観改善を図り、魅 力があり誰もが快適に住み続けられる美しいまちづくりへの方策が求められています。

 また、商店街についても、買い物客が引き寄せられるような魅力ある都市景観を備えた商店街づくりをしていく必要があります。

◆ 基本方針

 良好な都市景観の形成に努めるため、大規模な民間開発に対して、良好な建物景観が得られるように必要な指導、誘導を図り ます。また、面整備と商業環境とが連動した魅力ある商店街づくりを誘導するとともに、良好な景観の維持、保全を検討します。  公共施設の建設にあたっては、周辺の街並みや景観に配慮しつつ入間市らしさを演出します。

(2)美しいまちづくりの推進 ①個性的な都市景観の形成

 住民要望や土地区画整理事業の進捗状況に併せて、新たな地区計画の指定を進めます。また、埼玉県景 観条例に基づく指定区域内の「大規模行為届出書」の受理 ・ 助言を通じて都市景観の形成に努めます。また、 指定区域の拡大について検討します。

②商店街の景観の改善

 面的整備による新市街地の形成にあっては、地区計画等により建築 物や屋外広告物の景観改善を図ります。また、既成市街地においては、 商店等の協力により景観改善を推進します。

③優良な景観の保全

 自然景観・都市景観・神社仏閣などそれぞれの景観に応じた保全活 用策を検討し、施設への誘導看板、木柵等の周辺関連施設の整備・充 実を図ります。

④公共施設のデザイン改善

 色調、形体、日照等の周辺環境に配慮し、本市の風物、原風景等を 基調としたデザインを活用しつつ公共施設を設計します。

① 個性的な都市景観の形成 ② 商店街の景観の改善 ③ 優良な景観の保全 1 調和のとれた都市景観の形成

(1)美しいまちづくりの推進

(10)

第1項 駅周辺市街地の整備

市街地整備

第3節

第3編

◆ 現状と課題

 入間市駅南口については、豊岡第一土地区画整理事業などによる整備が完了し、中心市街地の拠点として のまちが形成されてきました。北口地区についても区画整理事業の工事着手に伴い早急な整備が望まれてい ます。

 武蔵藤沢駅西口については、区画整理事業による整備が進められ、市街地の拠点として駅前地区にふさわ しいまちが形成されつつあります。また、その他の駅周辺については、まちづくりの整備手法を市民との協 働により検討する必要があります。

◆ 基本方針

 武蔵藤沢駅周辺地区に関しては、区画整理事業の早期完了に向けて推進します。また、入間市駅北口地区 に関しては国道 16 号の拡幅整備と馬頭坂線の早期開通を目指します。

 その他の駅周辺に関しては、現状分析、問題点の整理を行い、まちづくりの方向性について検討します。

(2)入間市駅周辺の整備

①入間市駅北口土地区画整理事業

 中心市街地としての役割と災害に強い安全なまちづくりを形成するために、市民との協働により、用途 地域の変更や地区計画・防火地域の指定を行い、駅前広場の整備を検討するとともに、幹線道路としての 国道 16 号および馬頭坂線関連の各種事業を実施します。

②馬頭坂線整備

 所沢保健所狭山分室脇の都市計画道路学園通り線から西武池袋線を越えた入間市駅北口土地区画整理事 業区域境までの間、延長 345 mを幅員 12 mで整備する計画です。本路線は入間市駅周辺の骨格をなす道 路であり、入間市駅付近における国道 16 号から国道 463 号への分散ルートとして、また、西武池袋線で 分断された地区を結ぶ重要な道路です。入間市駅北口土地区画整理事業との整合を図りながら街路築造工 事を行います。

① 入間市駅北口土地区画整理事業 ② 馬頭坂線整備

1 駅周辺市街地の整備

(1)入間市駅周辺の整備

① 駅周辺のまちづくり(仏子・元加治・金子) (3)その他駅周辺のまちづくり計画の策定

① 武蔵藤沢駅周辺土地区画整理事業 ② 武蔵藤沢駅橋上化・自由通路等設置事業 ③ 踏切道の改良

(11)

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

(2)武蔵藤沢駅周辺の整備

①武蔵藤沢駅周辺土地区画整理事業

 当事業は武蔵藤沢駅の西口交通広場、駅へのアクセス道路、生活道路、公園などの整備を通じて、利便 性の高い住宅地と、個性ある駅前商業地の形成を目的としています。建物移転、道路整備は、順調に進展 しており、今後は、西口交通広場、雨水調整池および近隣公園の整備の早期完成を目指します。

②武蔵藤沢駅橋上化・自由通路等設置事業

 西武鉄道(株)が実施する駅舎の橋上化を支援するとともに、駅舎に接続して駅の東西を結ぶ自由通路 および東口の歩行者・自転車専用道路を設置します。

③踏切道の改良

 西武池袋線の武蔵藤沢駅南側の踏切道(狭山ヶ丘第3号踏切道)を鉄道事業者と協議を行いながら改良 を実施します。

(3)その他駅周辺のまちづくり計画の策定 ①駅周辺のまちづくり(仏子・元加治・金子)

(12)

第2項 地域に応じた市街地の整備

第3編

◆ 現状と課題

 土地区画整理事業による市街地の整備は、安全・安心で良好な市街地の整備に大きな役割を果たしています。  駅周辺地区とは別に現在、扇台、狭山台の2地区を市施行の区画整理事業により、また、野田地区を組合 施行の区画整理事業により整備を進めています。

 老朽化の進む木造住宅の密集地区や生活道路の未整備な地区など防災上問題のある地域に関しては、良好 な住環境を有する住宅地に整備・改善を図るため、建替え時における不燃化の促進や計画的建て替えにより 土地の有効利用を図り、生活基盤の整った住宅市街地の形成を進める等既成市街地のまちづくりを検討して いく必要があります。

 また、市営住宅に関しては、計画的修繕や県営住宅、民間賃貸住宅の活用が求められています。

◆ 基本方針

 区画整理事業による面整備は、優れたまちづくりの整備手法の一つですが、地価の下落等経済状況の影響 や膨大な事業費・事業の長期化等の課題もあり、地権者との関係や財政状況を考慮しつつ、計画的に事業を 進めていく必要があります。

 また、密集既成市街地の整備に関しては、安全で安心なまちづくりのため公共施設の整備や防災性の向上 等を計画的に進めるための検討をします。

 市営住宅に関しては、入居者や周辺住民等の住環境の維持向上を図るとともに、民間賃貸住宅との連携を 検討します。

(1)区画整理によるまちづくり ①扇台土地区画整理事業

 施行地区内の都市計画道路富士見通り線が完成したことにより、今後は補助幹線である都市計画道路扇 台愛宕公園線、扇台扇町屋線の整備に着手し、地区内外の交通のネットワーク化を目指します。      また、仮換地指定についても、順次、地権者の理解を得ながら進め、それに併せて、区画道路等を整備 します。なお、今後も事業を継続遂行していくため、事業費の削減などの見直しに取り組んでいきます。

① 扇台土地区画整理事業 ② 狭山台土地区画整理事業 ③ 野田土地区画整理事業 2 地域に応じた市街地の整備

(1)区画整理によるまちづくり

① 市営住宅の整備・改修 ② 市営住宅ストックの活用 ③ 県営住宅等の活用 ④ 民間賃貸住宅の活用

① 密集既成市街地の整備方策の検討 (2)既成市街地のまちづくり

(13)

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

②狭山台土地区画整理事業

 隣接する武蔵工業団地とともに本市の工業核 となる工業地と、優良宅地の造成を目的とし、 道路、公園等の公共施設を整備します。

 今後も、工場、事業所などの立地、住宅地供 給を促進するための事業を推進し、早期完成を 目指します。

③野田土地区画整理事業

 組合区画整理事業(野田土地区画整理事業) に対し、補助金の交付などを通じて支援します。

(2)既成市街地のまちづくり

①密集既成市街地の整備方策の検討

 密集既成市街地の住環境、防災性の向上のために密集既成市街地の整備計画の策定および地元住民の理 解を得ながら必要な施策の検討をします。

(3)公営住宅の整備・活用 ①市営住宅の整備・改修

 本市の市営住宅は鉄筋コンクリート造7団地、木造 14 団地の 21 団地があり、戸数は約 500 戸となっ ています。木造 14 団地は、今後、計画的な解体や入居者の移転対策を実施します。また、建て替えが可能 な団地については計画的な建替えにより、供給戸数の確保を図ります。また、鉄筋コンクリート造団地に ついては、屋上防水、外壁、給排水設備などの改修を実施し、入居者の住環境の改善を図ります。

②市営住宅ストック※の活用

 本市の市営住宅およびその他の公営住宅(県営住宅、都市再生機構住宅等)の現況を踏まえ、今後 10 年 間における市営住宅の供給目標や整備の方針を市の財政状況の推移を予測しつつ、建替え事業、改善事業、 維持保全などの適切な手法の選択のもとに、本市の市営住宅のストックを総合的に活用するための計画を 策定します。

③県営住宅等の活用

 県営住宅や都市再生機構住宅等との連携により市営住宅の供給以外の新しいサービスを広く提供し、市 営住宅供給戸数不足等を補います。

④民間賃貸住宅の活用

(14)

第3編

元加治

稲荷山公

入間市

仏子

1 1 7 3 3 2 2

   道

1 2 4 5 6 7 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 8 3 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40

№ ● 市 営 住 宅 1 山 崎 団 地 2 塚 場 団 地 3 真 土 団 地 4 南 沢 団 地 5 中 台 団 地 6 本 宿 団 地 7 秋 津 団 地 8 岾 下 団 地 9 富 士 見 台 団 地 10 加 根 古 団 地 11 水 窪 団 地 12 上 の 台 団 地 13 竹 ケ 谷 団 地 14 峯 団 地 15 南 原 団 地 16 中 原 団 地 17 南 台 団 地 18 下 河 原 団 地 19 霞 川 団 地 20 池 ノ 下 団 地 21 霞 台 団 地

№ ■ 県 営 住 宅 22 入 間 東 久 保 団 地 23 入 間 向 原 団 地 24 入 間 霞 川 団 地 25 入 間 向 陽 台 団 地 26 入 間 宮 の 森 団 地 27 入 間 下 藤 沢 団 地 28 入 間 上 藤 沢 団 地 29 入 間 野 田 団 地 30 入 間 下 藤 沢 み ど り 団 地 31 サンライズ入間藤沢団地(借上型)

№ ▲ 都 市 再 生 機 構 住 宅 32 入 間 黒 須 団 地 33 入 間 豊 岡 団 地 34 入 間 駅 前 プ ラ ザ 団 地 35 入 間 元 加 治 団 地 36 入 間 東 町 団 地 37 入 間 リ バ ー サ イ ド 団 地

№ ◆埼 玉 県 住 宅 供 給 公 社 住 宅 38 入 間 仏 子 団 地 39 入 間 扇 町 屋 団 地 40 入 間 浅 間 山 団 地

公 営 住 宅 等 位 置 図

(15)

道路

第4節

第1項 主要道路の整備推進

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

◆ 現状と課題

 本市の道路網は、圏央道をはじめ国道4路線、県道9路線が骨格を形成し、都市間連絡道路、地域幹線道 路として重要な役割を果たしています。

 また、都市計画道路としては、36 路線、総延長 61.71km が都市計画決定され、整備率は約 60%となっ ています。

 圏央道や国道の整備に伴い、広域的な交通体系はめざましく発展しましたが、未整備の都市計画道路や幅 員が狭隘で歩道が未整備の幹線市道があり、今後も整備が必要です。用地確保の難しさや財政事情もあり完 成まで長期間を要するなどの問題がありますが、主要道路の計画的な整備を推進していく必要があります。  市内には踏切道が 17 箇所あり、そのうち入間市道が接続する踏切道は、西武池袋線で8箇所、JR八高線 で6箇所あります。ほとんどの踏切道は幅員が狭く、歩行者やドライバーにとって安全とはいえない状況が 続いています。

 整備済みの市道では、高齢者や障害者などにとって、移動の障害になる歩道の段差等が存在するところが あり、解消していく必要があります。

◆ 基本方針

 地域幹線道路として重要な役割を果たしている幹線市道の計画的整備を進め、市内交通の円滑化と道路交 通の安全性を高めます。

 都市計画道路の体系的なネットワークの構築を目指して、将来の都市構造、土地利用との整合性を踏まえ たうえで、重点路線を定め整備を推進します。

 主要道路整備にあたってはゆとりある歩行者空間を形成し、ユニバーサルデザイン化を進めるとともに緑 化も推進します。

踏切道については、歩行者や自転車の交通が多いにもかかわらず、歩道がなく車道幅が狭い危険な踏切道を 優先的に改良します。

(16)

第3編

(1)主要幹線道路の整備 ①国・県道の整備促進

 国道4路線、県道9路線のなかで課題となっている路線の整備改善を国・県の関係機関に要望します。 特に、各路線の歩道整備を要望します。

②隣接都市アクセス道路の整備

 宮寺地区から武蔵藤沢駅への交通の利便性を図るため、市道幹 58 号線を延伸する計画を推進します。

③幹線市道等の整備

 本市には、幹線市道として 61 路線・延長約 74km(平成 18 年3月現在)があり、国・県道の補完道路 や連絡道路、また、地域幹線道路として重要な役割を果たしています。そこで、これら幹線市道の計画的 な整備を進め、市内交通の円滑化と道路交通の安全性を高めます。

(2)都市計画道路の整備 ①安川新道線整備

 都市計画道路久保稲荷線から都市計画道路東京街道線までの間、延長 1,035m を幅員 16m で整備する 計画です。本路線は、開発行為等により、大型小売店やマンションが建ち並び、一部に歩道が整備されて いない区間があるなど、道路状況が悪化しています。そこで、久保稲荷線交差点から藤沢中学校入口交差 点の間、延長 380m の区間を第一順位として用地買収を行い、順次、整備を進めます。

① 国・県道の整備促進

② 隣接都市アクセス道路の整備 ③ 幹線市道等の整備

1 主要道路の整備推進

(1)主要幹線道路の整備

① 安川新道線整備 ② 馬頭坂線整備 ③ 学園通り線整備 ④ 中神狭山台線整備

⑤ その他の都市計画道路の整備

① 踏切道の改良促進

① 入間市駅周辺のバリアフリー整備 (2)都市計画道路の整備

(3)踏切道の改良

(17)

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

②馬頭坂線整備

 所沢保健所狭山分室脇の都市計画道路学園通り線から西武池袋線を越えた入間市駅北口土地区画整理事 業区域境までの間、延長 345 mを幅員 12 mで整備する計画です。本路線は入間市駅周辺の骨格形成をな す道路であり、入間市駅付近における国道 16 号から国道 463 号への分散ルートとして、また、西武池袋 線で分断された地区を結ぶ重要な道路です。入間市駅北口土地区画整理事業との整合を図りながら街路築 造工事を行います。

③学園通り線整備

 都市計画道路東京街道線向陽台一丁目交差点から狭山市境の所沢保健所狭山分室までの間、延長 490 m を幅員 18 mで整備する計画です。本路線は入間市街地と狭山市街地を結ぶ主要な連絡道路です。すでに用 地は確保されおり、街路築造工事に向けて、測量等の調査・設計を実施します。

④中神狭山台線整備

 狭山台土地区画整理事業区域境から都市計画道路金子坂線までの間、延長 111m を幅員 16m で整備す る計画です。この区間は、狭山台土地区画整理事業が進捗すると幅員が狭くて通行が困難となるので、区 画整理事業による街路築造の進捗と整合を図りながら整備を進めます。

⑤その他の都市計画道路の整備

 その他の都市計画道路については、安全かつ円滑な道路交通を確保するうえで基盤となる施設であるこ とから、土地利用計画との整合を図りつつ、地権者へ事業の協力を求めながら、整備を推進します。  なお、都市計画決定後、長期間にわたって整備が行われていない路線については、その必要性などを検 証し、適切に見直しを進めます。

(3)踏切道の改良

①踏切道の改良促進

 西武池袋線の武蔵藤沢駅南側の踏切道(狭山ヶ丘第3号踏切道)と市道幹 24 号線、通称森坂の踏切道(入 間市第2号踏切道)を鉄道事業者と協議を行いながら改良を実施します。

(4)市道のバリアフリー化

①入間市駅周辺のバリアフリー整備

(18)

第3編

元加治

県道 沢・ 榑

道 299

道 463 道 16

県道富岡・入間榑

県道所沢・楗 榑

都 中 動 路

県道川 ・入間榑 県道武蔵藤沢停 場榑

県道入間市停 場榑

県道楗 ・入間榑

県道狭山下・宮寺榑 県道二本木・ 榑

道 299

道 463 道 407

稲荷山公

入間市

仏子

1

1 7

3

3 2

2

国 道・ 県 道 位 置 図

平成 18 年 10 月現在

元加治

稲荷山公

入間市

仏子

1

1 7

3

3 2

2

(19)

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

元加治

県道 沢・ 榑

道 299

道 463 道 16

県道富岡・入間榑

県道所沢・楗 榑

都 中 動 路

県道川 ・入間榑 県道武蔵藤沢停 場榑

県道入間市停 場榑

県道楗 ・入間榑

県道狭山下・宮寺榑 県道二本木・ 榑

道 299

道 463 道 407

稲荷山公

入間市

仏子

1

1 7

3

3 2

2

元加治

稲荷山公

入間市

仏子

1

1 7

3

3 2

2

   道

凡    例 整 備 区 間

未 整 備 区 間

都 市 計 画 道 路 図

平成 18 年 10 月現在

(20)

第2項 一般市道等の整備推進

第3編

◆ 現状と課題

 本市には、一般市道 4,475 路線・延長 731km(平成 18 年3月現在)があり、生活道路として重要な役割 を果たしていますが、一時期の急激な人口増加による宅地開発に伴い、市内各所においてスプロール化※が進

行しており、一般市道や水路の整備、土地区画整理事業等による整備が追いついていないため、未整備の路 線も数多く残されています。このため、生活道路の未整備地区において交通の円滑化や安全性に支障をきた しています。また、水路については地球温暖化などに伴う集中豪雨や台風の影響により被害が発生しています。  これらの道路・水路の整備についてさまざまな市民要望が数多く寄せられており、計画的な整備が必要です。

◆ 基本方針

 市民要望を踏まえながら、市道の計画的な整備を進め、地域交通の円滑化と道路交通の安全性を高めます。  また、水路についても整備改修を進め、環境の改善を図ります。

※スプロール化:都市の開発が無秩序、無計画に郊外に広がっていくことで、住環境の悪化、自然環境の破壊等を招くこと。

(1)市道等の整備

①一般市道の整備

 生活道路である一般市道の拡幅整備や改修および歩道の設置、さらに、側溝整備等を順次計画的に進め ます。

②4m拡幅整備

 幅員4m未満の一般市道のうち地元の整備要望があるものについては、「入間市道路拡幅整備要綱」に基 づき、幅員4m用地の無償譲渡の承諾が得られる路線を整備します。

③水路の整備

 環境の改善を図り、併せて雨水排水の機能を強化させるため、水路の整備改修を進めます。

(1)市道等の設備

2 一般市道等の整備推進

②4m 拡幅整備

(21)

第3項 維持管理の充実

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

◆ 現状と課題

 本市の市道実延長は、未供用等を除いて約 684 km(平成 18 年3月現在)ありますが、その多くは舗装 面等の傷みが激しく、通過車両の振動により、市民から改良の要望が多く寄せられています。この原因は、通 行車両の増加によるものですが、舗装の耐用年数に財政事情が追いつかないことが要因としてあげられます。  これに対応するため、計画的な道路・水路の整備およびパトロールや通報による早期の補修を行っていま すが、その件数は年々増加の傾向にあります。

◆ 基本方針

 市道を安全で快適な道路とするため、道路パトロールによる危険箇所の早期発見、早期改修に努めます。

(1)管理の充実

①道路台帳の整備

 道路法に基づく適正な管理を図るため、道路の認定、廃止、改良等に伴い台帳を更新整備します。また、 都市基準点並びに道路埋設物管理システムの活用を図ります。

②道路等の管理

 市道の実延長約 684 kmのうち 16.4 kmに植樹帯 が設けられており、この植樹帯の高木や低木の剪定、道 路 ( 水路 ) の法面等の樹木の剪定・伐採や除草など、道 路 ( 水路 ) をその目的に沿って安全で快適に利用するた めの維持管理を計画的に実施します。さらに、水路や調 整池、道路側溝の清掃、除草、汚泥処理などの管理体制 の充実を図ります。

(1)管理の充実

3 維持管理の充実

③緊急補修事業 ②橋りょう等補修事業 ①舗装補修事業 ②道路等の管理 ①道路台帳の整備

(2)市道等の補修

(22)

第3編

③ロードサポート体制の充実

 郵便局員による道路情報により、道路の適正な維持管 理に努めています。今後は、道路の環境美化についても 市民団体の協力を得ながら進めます。

(2)市道等の補修

①舗装補修事業

 市道補修については、舗装面等の損傷の激しい箇所か ら補修を進めます。

②橋りょう等補修事業

 市管理の橋りょう 182 橋および歩道橋6橋については、老朽化の程度に併せて塗装の塗り替えや補修を 実施します。

③緊急補修事業

(23)

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

公共交通

第5節

◆ 現状と課題

 本市には、JR 八高線と西武池袋線の2路線が通っており、市民の重要な移動手段となっています。JR 八 高線については、八王子~高麗川間が電化されましたが、高麗川~高崎間は依然として電化されていないため、 電化と複線化を促進していく必要があります。また、市内に四つの駅がある西武池袋線については、都市高 速鉄道8号線が飯能駅まで相互乗り入れされたことにより、その利便性は向上していますが、運転本数の増 発や、今後予定されている都市高速鉄道 13 号線の乗り入れなど、鉄道輸送力の強化と利便性の更なる拡大に 対する市民の期待は大きなものがあります。

 市内循環バス「てぃーろ-ど」は、平成9年7月、公共施設を利用する市民の移動手段を確保するために 運行を開始し、身近な交通手段として利用者も毎年増加しています。今後は高齢者人口の増加が予想される ことから、利用者の要望を取り入れながら、より利用しやすい運行形態への改善による利用者の増加を確保 することが必要です。

 民間バス路線は市内 23 路線・378 便が運行されており、鉄道が市の中心を通っていないことから、路線 バスの需要はますます高まっています。また、平成 14 年度からノンステップバスが導入されるなど路線バス のバリアフリー化が進んでおり、福祉や環境の面からも重要な役割を担っています。

◆ 基本方針

 JR 八高線と西武池袋線の輸送力の増強については、埼玉県がとりまとめている鉄道整備要望などさまざま な機会を通じて関係機関に働きかけます。

 市内循環バスは、より市民が公共施設を利用しやすくし、高齢者等の活動範囲を広げるために、利用者の 意見や要望を参考にさらに充実します。

 民間バス路線については増便、路線の増設や延長をバス事業者に要請し、市民生活の利便性の向上に努めます。

第1項 公共交通機関の充実

(1)鉄道輸送の充実

(2)バス輸送の充実

1 公共交通機関の充実

①鉄道輸送力の増強

①市内循環バス事業

(24)

第3編

(1)鉄道輸送の充実

①鉄道輸送力の増強

 市民の交通の利便性を向上させるため、あらゆる機会を通じて JR 八高線の複線化や入間市駅始発電車 の運行など輸送力の増強を鉄道事業者に対して要望します。

(2)バス輸送の充実

①市内循環バス事業

 市役所を中心に北・南・東西の3コースで1日4往復している路線について、利用者の意見や要望を参 考に、路線の見直しや停留所の設置等を検討します。

②民間バス路線の整備促進

 バスの折り返し所の用地確保等の支援をしながら、増便、運行コースの増設等を働きかけるとともに、 バスのバリアフリー化を促進します。

元加治

稲荷山公

入間市

仏子

1

1 7

3

3 2

2

   道

リサイ プラザ

やま り槢 市役所

ンター

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第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

元加治

稲荷山公

入間市

仏子

1

1 7

3

3 2

2

   道

リサイ プラザ

やま り槢 市役所

ンター

博物館 リ

       市内循環バス  ●バス停

北コース 17.0km 70 分

入間市役所 入 間 市 博 物 館

南コース 14.6km 45 分

入間市役所 入 間 市 博 物 館

東西コース 14.2km 60 分

入間市役所 木 蓮 寺

市 内 循 環 バ ス 路 線 図

(26)

第3編

第2項 駅舎・広場等の整備

◆ 現状と課題

 全ての市民が同じように生活、活動できる社会を目指すノーマライゼーションやユニバーサルデザインの 理念に基づき、環境を整備することが求められています。公共交通機関である鉄道駅やバスターミナルなど の施設を中心に移動の円滑化を図るためにバリアフリー化を進めることが必要です。

本市にはJR八高線金子駅、西武池袋線武蔵藤沢駅、同入間市駅、同仏子駅、同元加治駅の5つの駅があります。 それぞれの駅についてエレベーター・エスカレーターの整備や多目的トイレの整備などが課題となっていま す。

 また、駅利用者からは、駅出入口の新規開設や開設時間の延長について、多くの要望が寄せられています。 武蔵藤沢駅については、朝夕の通勤時間帯を中心に駅前が送迎車両により交通渋滞が生じているため、駅前 交通広場の早期完成が待たれています。

◆ 基本方針

 東日本旅客鉄道㈱や西武鉄道㈱と十分に連携を図り、バリアフリー化された総合的なまちづくりの理念の 下、全ての人に利用しやすいまちとするため、駅およびその周辺の整備を推進します。

それぞれの鉄道事業者に対しては、駅利用者の利便性を向上させるため、新たに駅出入口を開設することや 開設時間の延長を求めていくとともに、駅に求められる市民ニーズを把握し、駅の複合的な利用の検討を進 めます。

 また、武蔵藤沢駅については、入間市の南の玄関口としてふさわしい1日 30,000 人の乗降に対応できる 駅前広場を整備するとともに、鉄道事業者と連携して、駅舎の橋上化および東西を結ぶ自由通路の設置を行い、 利便性の向上を図ります。

(1)駅舎等の整備改善

2 駅舎・広場等の整備

①駅舎等の整備改善

②駅バリアフリー化の推進

③駅の複合的利用

①武蔵藤沢駅西口交通広場整備事業

①武蔵藤沢駅橋上化・自由通路等設置事業

(2)武蔵藤沢駅西口交通広場整備事業

(27)

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

(1)駅舎等の整備改善

①駅舎等の整備改善

 各駅の駅舎整備、駅構内の整備や改札口の新規開設などを鉄道事業者に対して要望します。 また、駅前広場にある公衆トイレの施設については、安全性に配慮しながら整備します。

②駅バリアフリー化の推進

 市内の駅の交通バリアフリー化を進めるために、エスカレーター、エレベーター、身障者用トイレ等の 設置を鉄道事業者に対して要望し、全ての人が利用しやすい駅の整備を図ります。

③駅の複合的利用

 本来の駅としての機能に加え、人が集まることから、駅に求められるさまざまな市民ニーズを把握し、 駅の複合的利用の検討を進めます。

(2)武蔵藤沢駅西口交通広場整備事業

①武蔵藤沢駅西口交通広場整備事業

 武蔵藤沢駅周辺土地区画整理事業により、駅前広場 4,500㎡を整備します。

(3)武蔵藤沢駅の橋上化および自由通路等の設置

①武蔵藤沢駅橋上化・自由通路等設置事業

(28)

第3編

上水道

第6節

第1項 安定給水の推進

◆ 現状と課題

 本市の上水道事業は、昭和 29 年に着手して以降数回の拡張を経てきました。これにより上水道は現在、ほ ぼ全世帯に普及して、ライフライン※として重要な役割を果たしています。一方、これまで増加を続けて来た

水の需要量は、人口増加の鈍化や節水意識の浸透などにより、ほぼ横ばいで推移しています。

 このようななかで、昭和 31 年に給水を開始した本市の水道施設は、老朽化した施設が増加したため第四期 拡張事業において藤沢配水場の建設および鍵山浄水場の改築を行うとともに、その他の施設の計画的な更新 および耐震化を進めています。

 自己水源の少ない当市の水道事業は、総給水量の9割以上を県営水道に依存してきましたが、鍵山浄水場 の改築を機に水利権を有効に活用することが求められています。加えて、市民から寄せられる期待は、財政 の健全性を保持しつつ、水質のより一層の向上、渇水や災害時における給水の安定性の向上など、サービス の質を問うものへと変化しています。

 現在、水道は大きな転換期を迎えています。今日まで量的な施設整備等がほぼ完了したなかで、今後、水 道事業はその役割を拡張から維持管理・更新へと移行させ、多様化、高度化するニーズに適切に対応しながら、 安全な水を安定的に供給し続けていくことが必要です。

◆ 基本方針

 安定給水を推進するため、災害対策の充実を図り、送水管および重要幹線の耐震化や、老朽管の更新を図 るとともに、(仮称)寺竹配水場の計画および建設を行います。また、水道水を大切に使用するという市民の 意識を啓発していくことにより、節水型社会の実現を目指します。さらに、多様化、高度化する市民のニー ズに応えるため、施設の整理・統合により、経営の効率化を図り、財政の健全性を保持するとともに、直結 給水の推進等により、これまで以上に安全で安定した水道水の供給に努めます。

※ライフライン:都市生活の維持に必要不可欠な、電気・ガス・水道・通信・輸送などをいう。

(1)災害対策の充実 ①災害対策の充実

①送・配水管の整備更新事業

②配水場の更新事業

③安全な水道水の供給

①節水意識の啓発

(2)安全で安定した水道水の供給

(3)節水意識の啓発

①経営の効率化

(4)経営の効率化

(29)

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

(1)災害対策の充実

①災害対策の充実

 市の防災訓練と併せ、水道部防災計画に基づく独自の防災訓練を実施するとともに、災害用耐震タンク の設置などによる水道施設の防災機能の強化を図り、災害対策のさらなる充実に努めます。

(2)安全で安定した水道水の供給

①送・配水管の整備更新事業

 災害に強い施設づくりや飲料水の安定した供給を目指して、送水管および重要幹線の耐震化や老朽管の 更新を図ります。

②配水場の更新事業

 水道施設整備計画に基づき、東金子配水場の改修や(仮称)寺竹配水場の建設を行うことにより、効率 的な水運用、維持管理費の低減化、災害に強い施設づくりを図ります。

③安全な水道水の供給

 安全な水を望む声に応えられるよう、水質検査の充実を図ります。また、共同住宅やビル等の直結給水 の推進を実施するとともに、既存の貯水槽水道を使用している設置者および利用者に適切な指導を行い、 管理意識の高揚を図ります。

(3)節水意識の啓発

①節水意識の啓発

 水道週間等を中心にPR活動を行い、水道利用者への節水意識の浸透、定着を図ることで、限りある水 資源を有効に利用する節水型社会の実現を目指します。

(4)経営の効率化

①経営の効率化

 有収率※の向上や経費の節減等により財源の確保に努めるとともに、水道施設の整理・統合を図り、第三

(30)

第3編

元加治

稲荷山公

入間市

仏子

1

1 7

3

3 2

2

   道

1

西武第1・配水池

2 3

4 5 5

6

7

豊岡配水場

扇町屋配水場

藤沢配水場 東金子配水場

西武第2配水池

南峯配水池

鍵山浄水場

水 道 施 設 位 置 図

平成 18 年 10 月現在

№ 施 設 名 稼動年 最大貯水量 給水区域

1 豊 岡 配 水 場 昭和 63 年 12,000㎥/ 日 豊岡地区

2 扇 町 屋 配 水 場 昭和 49 年 10,800㎥ 東町・久保稲荷・扇台・藤沢地区

3 鍵山浄水場(改築中) 平成 19 年3月 ( 予定) 15,000㎥ / 日 東金子配水場へ送水

4 東 金 子 配 水 場 昭和 60 年 6,000㎥ 金子・東金子地区

5 西武第1・第2配水池 昭和 50・38 年 2,600㎥/ 日 西武地区

6 南 峯 配 水 池 昭和 42 年 4,000㎥ 金子地区

(31)

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

下水道

第7節

第1項 公共下水道の整備

◆ 現状と課題

 都市化の進展に伴う生活環境の改善や不老川などの水質の浄化を図るため、本市では、県の広域圏行政計 画による荒川右岸流域下水道事業に加入し、公共下水道の整備に取り組んできました。このため雨水管の整 備は、昭和 46 年に流域関連下水道の認可を受けて工事に着手し、事業認可面積 965 haに対して 226 ha を整備し、整備率は 23.4%になりました。都市化の進展により集中豪雨等での浸水被害が発生していること から、市街地に対する雨水対策を促進していく必要があります。

 また、汚水管の整備は、昭和 46 年に流域関連下水道の認可を受け、昭和 57 年から本格的に整備を開始し、 事業認可面積 1,584 haに対して、平成 17 年度末における整備面積 1,483 ha、整備率は 93.6%となり ましたが、引き続き市街化区域内の整備が必要です。なお、下水道の整備には膨大な費用が必要となること から、財源の確保とともに、市民のニーズの把握に努めることが必要となります。

◆ 基本方針

 雨水管の整備については、道路整備や土地区画整理事業等に併せて整備を進めます。なお、雨水対策は雨 水管の整備だけでは問題が解決しないことから、宅内浸透等を含めた総合的な雨水対策を検討します。  汚水管の整備については、市街化区域内の整備を継続します。なお、土地の状況等により整備が困難な場 所や市街化調整区域については、市民の意向などを十分に把握し、事業財源、投資効果や緊急性、入間市生 活排水処理基本計画との整合性等を考慮しながら、整備区域を検討します。

(1)公共下水道事業(雨水)

①公共下水道事業(雨水)

 市街地の浸水を軽減するため、公共下水道の雨 水管整備を推進します。

(2)公共下水道事業(汚水)

①公共下水道事業(汚水)

 生活環境や河川水質の保全を図るため、未整備 地区に公共下水道の汚水管を整備します。

元加治

稲荷山公

入間市

仏子

1 1 7 3 3 2 2

   道

1

西武第1・配水池

2 3 4 5 5 6 7

豊岡配水場

扇町屋配水場

藤沢配水場 東金子配水場

西武第2配水池

南峯配水池

鍵山浄水場

(1)公共下水道事業(雨水) ①公共下水道事業(雨水)

①公共下水道事業(汚水)

(2)公共下水道事業(汚水)

(32)

第3編

第2項 公共下水道の維持管理等の充実

◆ 現状と課題

 昭和 46 年より公共下水道事業が開始されて以来、既に 35 年が経過し、降雨時には汚水管への雨水浸入が 見られるなど、マンホールや汚水管等の下水道施設の老朽化が進んでいることから、計画的な維持管理を行っ ていく必要があります。

 また、下水道の目的である公衆衛生の向上、生活環境や河川水質の保全を図りながら、公共下水道事業の 安定を確保するため、汚水管が整備された処理区域内の水洗化を促進していく必要があります。

◆ 基本方針

 公共下水道の機能を維持し良好な下水道サービスを提供するため、調査・清掃を行いながら、下水道施設 の計画的な維持管理の充実を図ります。

 また、下水道事業の長期的な安定に向け、効率的で合理的な運営を図るとともに、整備効果を高めるため、 処理区域内の水洗化の普及促進に努めます。

(1)公共下水道の維持管理の充実

①公共下水道維持管理事業

 公共下水道の機能を維持するため、従来は定期的な清掃や不明水の調査等を行いながら、緊急時対応型 の維持管理を行ってまいりました。今後は、補修箇所の的確な把握に努めながら、計画的な修繕を行う予 防保全型維持管理への転換を図り、安全で効率的な下水道の維持管理に努めます。

(2)水洗化の普及促進

①水洗化普及促進事業

 公共下水道の整備効果を高めるため、整備が完了し処理区域になっている地区の居住者や事業者等に対 し、積極的に公共下水道接続へのPRを行います。また、補助制度や融資あっせん制度等の活用を働きか けながら、水洗化を促進します。

(1)公共下水道の維持管理の充実 ①公共下水道維持管理事業

①水洗化普及促進事業

(2)水洗化の普及促進

(33)

第3編

住 み よ く 美 し い ま ち 第3章

治水

第8節

第1項 治水対策の充実

◆ 現状と課題

 本市には、入間川(約 5.5 km)、霞川(約 10.3 km)、不老川(約 6.5 km)の一級河川と、これらの 支流があります。近年都市化が進展し畑や山林が道路や宅地に変わったことにより、自然の持つ保水、遊水 機能が失われつつあり、大雨時には多量の雨水が河川に流入するため氾濫等が発生しています。このことから、 河川、下水道、開発および環境等それぞれの分野の連携による治水、保水機能の強化等による災害対策が求 められています。

 河川改修については、洪水により崩れた箇所の整備を行っていますが、今後も改修を実施する必要があり ます。しかし、用地の取得など実施には長期間を要するため、河川へ流れ込む雨水を一時期に集中しないよ うな対策が必要です。

◆ 基本方針

 河川の氾濫防止のための河川改修を進めるとともに、雨水の流入抑制を図るため、調整池の整備や公共施 設における雨水浸透施設の設置に努めます。また、雨水の宅地内浸透処理や浸透性舗装の普及を事業者や住 民との協働で実施することにより、浸水被害の抑制対策を推進します。

(1)河川整備の促進

①河川改修の整備促進

 一時的な豪雨による浸水被害を最小限度とするため、入間川、霞川、不老川の護岸整備を県へ要望します。  また、護岸整備にあたっては、自然環境との調和に配慮して施工するよう併せて要望します。

(2)流出抑制施設の整備

①大森調節池の整備

 不老川の治水対策を目的とした大森調節池の整備については、全体面積 7.7 haのうち 6.3 haの用地 取得が完了しており、未買収部分の用地取得を実施します。

②浸透施設の設置促進

 公共施設を設置する際は雨水浸透施設を積極的に設置します。また、民間による宅地開発が行われる際は、 雨水貯留施設や雨水浸透施設の治水に対する意義について理解と協力を求め、その設置を促進します。  県の総合治水対策の一環として、市民の理解を得ながら不老川流域にある既存の戸建住宅に浸透マスを 設置し、屋根に降った雨水を地下に浸透させる事業を推進します。

(1)河川整備の促進

1 治水対策の充実

①河川改修の整備促進

①大森調節池の整備

②浸透施設の設置促進

(34)

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