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第3報 三員環芳香族のスペクトル特性

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(1)

59

3

三 員 環 芳 香 族 の ス ペ ク ト ノ レ 特 性

卓 也 ・ 安 田 伍 朗 ・ 井 上 真 一

Spectrum a

n

a

l

y

s

e

s

o

f

c

y

c

l

o

p

r

o

p

e

n

i

u

m

i

o

n

d

e

r

i

v

a

t

i

v

e

s

.

Takuya HORI

Gorou Y

ASUDA

S

h

i

n

i

c

h

i

INOUE

第1報1)第2報知ま,非ベンゼン系芳香化族合物の内で最も簡単なシクロフ。ロベニウム系化合物の合成に ついて報告した.この報告では、合成物のU.V,I.R, N.iVI.R と1¥11.5の各スペクトル特性の測定結果につ いて述べる. 1 . 緒 言 三 員 環 芳 香 族 (p-置換トリアリーノレシクロプロベニ ウムイオン)についてのスベクトル測定結果を,文献中 の類似三員環化合物と比較検討する. (三員環化合物の スペク卜Jレ特性を解析した報文はない. )一般に三員環 化合物の同定については, J.R, N.M.F.スペクトルが常 用せられておる.この中で, I.RスペクトJレは極めて単 純で 1400~1430cm-1 の領域lζ 非常に強いブロードの一本 の吸収を持つのみで,これは主に三員環によるものでシ クロプロペニウム系の半前後とされている. トリフノレオJレ 酢酸中で測定した N.M.Rスペクトルは,環lと対するO 位の6つのプロトンはτ1.30付近の低磁場に多重線を示 し,無置換フェニノレのm位, 1':>位プロトンはτ1.80付近 に多重線を示す. IV!.SIζ関する報告はないので興味が持 たれるが,今回は結果を述べるだけにする.

2

.

;

!

l

jl定結果と考察 測定に使用した合成物は

p-ブロムー

p_クロノレ【, P ジメチJレアミノー

p-ブロム-p'_ジメチルアミノー, p-クロJレーp-ジメチノレアミノー

p-ブロム -p【クロノレー 1 RI = l-l , n~ = H , RJ = Br R,(O入 O)R, 、 汗y V K K二川 R, ~ H , R, ~ H , R, ~ Cl R1=NMe2,R2 j-j, RJ= 1l 4 Rl = OMc, R2 = !{ , RJ = H 5 Rl = NM02. R2 11, R3 = Br 6 Rl =Nlv!C2, R2 ll , RJ =CI Rl = Ol¥'[e,R2 11, RJ = OIvle 3 D A 8 Rl = NlvlezR2 = CI RJ = Br 9 R 1 = Nlvlc2, H2 = CI ,RJ = CI Hl Rl = Olvlc, l-i.2 = Olvle , R3 = OIvle 図

I

化 合 物 見 .R2

Ra

p置換基 P '1ジメチノレアミノー

P.P'ージクロル PんジメチJレア ミノ【トリアリ『ノレシクロプロペニウムブロマイドであ る.Breslowらにより合成さわしている P-メトキシヮ p.p'-ジメトキシー

p.p'.p'l-トリメトキシトリフェニJレ シクロプロペニウムイオンも例として示しておく.

2-1

.

V

スペクトル3)4) 5) 新三員環化合物のU.VスペクトJレは,対称卜リフェニJレ シクロプロペニウムブロマイドと比較した.対称はトリ フェニJレシクロプロペニウムブ守口マイドは

tl,竺 219mμ(logo= 4

.

4

1

)

, 260 (3.94), 304 (4.52), 322 (4

.

4

8)で

219mμ(E2吸収帯)

260mμ(B吸収帯〉 がベンゼン環の吸収,そして 304m戸付近が三員環の吸収 帯と考えられる.ここでのベンゼン環吸収もπー刊遷移に よるもので,又高度の対称性 (Dsh) を有するベンゼン 分子における禁制遷移によるとされているが,シクロプ ロペニウムイオンの結合により対称性が低下し禁制が解 除されていると思われる. 表1でのベンゼン吸収と考えられる吸収帯は,ベンゼ ン環にアノレキノレ基が置換すると,乙の基の超共役のため にB吸収帯が深色移動をし,又助色基 (OH'NH2等〉 が置換すると, E及びB吸収帯は長波長へ移動し, n-π共 役のためにしばしば B吸収帯の強度が増すという事を満 足している.次に三員環自体の吸収と考えられる吸収帯 であるが,これも予期される変化を満足しているといえ る.例えば,ブロム,クロノレのハロゲン類の置換体は 310m戸付近にメトキ、ン基置換体は340;即付近に表われて いる.ジメチノレアミノ基置換体は予期にJ又し 295mμと長 波長シフトしていないが,原因は不明である.U.Vスペ ク卜Jレの例として,対称トリフェニノレシクロプロペニウ ムブロマイドと 1

5'8を図Eで示す.表Iの4

7

10

も, F.obel't. Westらの合成したCI04一塩と比較した.

(2)

三員環の

u

.

v

スペクトル compdSdvent 九 max mμ (logε) l CH,CN 2 2 0 (4.44), 2 7 0 (4.16) , 3 1 0 (4.63) 2 CH,CN 221(4.40), 2 6 6 (4.03) , 3 1 0 (4.50) 3 CH,CN 2 1 9 (4.34), 2 7 1 (4.51) , 2 8 1 (4.53) , 2 9 5 (4.5 1) 4 CH,CN 2 1 8 (4.42) , 2 9 5 (4.23) , 3 2 8 (4.23) 5 CH,CN 213. (4.44), 2 6 5 (4.31) , 2 9 3 (4.51) 3 0 7 (4.5 2) 6 CH,CN 2 1 8 (4.4 2), 2 6 8 (4.29) , 2 9 9 (4.47) , 3 0 9 (4.4 8) 7 CH,CN 2 1 9 (4.4 3), 2 9 8 (4.24) , 3 2 7 (4.22) 8 CH,CN 2 1 7 (4. 1 7) , 2 7 0 (4.2 7), 3 0 0 (4.32) , 3 1 2 (4.3 3) 9 CH,CN 2 2 3 (4.2 5), 2 6 5 (4.32) , 3 1 9 (4.50) 10 CH,CN 2 1 8 (4.4 3), 2 6 2 (4.35) , 2 9 5 (4.37) , 3 3 0 (4.3 6) 表I 5 213 一

o

-F

/ へ B 門 γ '

J ハ U

{

h

c

304 219 1.0 ω 口 ロ d ω ﹄ ' H o m ﹄ ︿ 350 300 250 200 "H-+寸 300 350 200 mμ 対称トリフェニJレシクロプロペニウムブロマイドと1・5・8の

u

.

v

スペクトJレ 350 300 250 250 200 350 図

E

4・7・10のCI04一塩の

u

.

v

スペクトJレ6) Oogε) mμ 入 明 日 (4.74) , 3 4 0 (4.8 1) (4.8 1) 2 3 6

4.38) , 2 3 6 (4.38) , 3 5 5 3 5 5 (4.7 5), 3 4 0 表

E

(4.87) 吸収帯と帰属されている. 合成した三員環及び新三員環のI.

R

スペクトノレも,置 換基の種類により多少吸収位置は違うが, 1400へ1430c

nr

1の領域に表われる又,図 Eから ,J.chtt

&

R

.

G.Guy

の示した":13JO;Jlr1付近の吸収も三員環の吸収である事 が明らかになる.しかし,置換基の種類lとより

1400~

1430cm-1の肩として表われたり完全に分離して表われ たりする. 置換基及び置換位置を示す吸収帯については,一般的 な解析法に従っており 2900

2850cl1r1はジメチルアミ 3 6 2 (4.81), 3 4 3 (4. 1 4) ,

2

二二

2

1.R ス~ク卜 Jレ 3>6) 7) シクロプロペニウム系化合物の I.RスペクトJレを解析 した報文は,ほとんどないといえよう.しかし,との系 の化合物のI.

R

スベクトノレは,誘導体について研究が行 なわれている.例えば, Robe討 .westらのハロゲン置換 体 ;Breslow らのアJレキJレ・アリーJレシクロプロペニウ ムイオン6);J.Chatt & R.G.Guyのトリフェニルシクロ プロペニウムイオン6)での研究などである.これらの研 究から,シクロプロペニウム系化合物のI.

R

スペクトル は 1400~1430cm-1の吸収帯を有し,とれが唯一の特性 2 8 0 (4.4 2), 2 3 8

(3)

三員環芳香族のスペクトJレ特性

6

1

ノ及びメトキシのメチノレの吸収, 1090,

1

0

6

3

c

m

-

1は臭 素及び塩素の置換体を示す .

8

3

0

c

m

-

1は二置換フェニノレ (隣接2H)を

7

5

0

,680cm-

1はー置換フェニノレ(隣接 5H)を示す. compd 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 100

%

0 100

%

0 100

%

表E 三員環のI.Rスペクトjレ

Y

特性吸収 他

ω

特 約 吸 収 1 4 2 0 1 0 6 3 , 8 3 0, 765・678 1 4 2 0 1 0 9 0, 8 3 5, 767・679 142 5 2 9 0 0, 8 2 3 , 760・680 142 5 1325, 1280, 1160, 1010, 830, 765678 1 4 2 0 142 5 141 5 1 430 1 4 2 5 1 420

V

V 3000' 2りOり 2 9 1 0・2850, 1063, 823, 779, 680 2 9 1 0・2800, 1088, 823 134 0・12 9 ()・ 1 1 7 ()・ 10()0, 840 2 9 0 0・2850, 1090, 1063, 824 292 0・2850, 1095, 823 1 344・1295・1165・1015, 830 1700 freguency CIll 1500 l cm +一一一一ー一一' 1300 1100 図

m

3

6

9のI.Rスペクトノレ 900

一 一

700

(4)

2-3

N.M.Rスペクト)1/4).5).7),8),日),10) 乙の N目M.Rスベクトlレは溶媒としてトリフノレオノレ酢 酸を使用し常温で濃度10労そしてJ.C.R.60MHで測定し たものである.無置換対称トリフェニル、ンクロプロベニ ウムイオンにおいては,無置換フェニノレの芳香性フ。ロト 表W 三員環のN.M.Rスベクトjレ ン5つはτ1.25,1.851ζ二つの多重線を示すもので,こ れは文献値 (r1.50, 2.02) から約 τ2~3位磁場にシフ トしている.これはカチオンの対抗陰イオンの違いと溶 媒効果からくるものと考えられる.他のスペクトノレも同 様にシフ卜する. No 日(ar) & Proton N.M.ll,τ l 1.34 (M), 1.8 0 (M) 2 1.26 (M), 1.75 (M) 3 1.25 (M), 1.80 (M) 4 1.32 (M), 1.82 (M) , 5 1.27 (M), 1.80 (M) , 6 1.30 (M), 1.87 (M) , 7 1.32 (M), 1.8 2 (M) , 8 1.40 (M) , 1.93 (D) 9 1.30 (M) 1.9 0 (D) , 10 1.3 Z (M), 5ニSinglet" DニDoublet, 三員環の芳香性プロトンは,対称トリフェニルシクロ プロペニウムイオンの無量換フェニJレに見られる様ζl, τ1.25, 1.85と一般の芳香性プロトンより予期される様 にたいそう低磁場に二つの多重線を示す。他のP一置換 トリフェニルシクロプロペニウムイオンも同様のスペク トノレを示す.

Q

)

-

R

図 W 図 m乙示す様な Nol~4 のー置換体においては,置換 フェニノレと無置換フェニJレを有す.従って置換フェニノレ と無置換フェニノレの二つのスベクトノレを示す.無置換フ ェニノレは,上記した様l乙T1.30, 1.80付近に二つの多重 線を示す.置換フェニノレにおいては,置換基のO位プロ トンが,その置換基の影響を受け無置換フェニノレとは違 った吸収を示す.例を取れば, No4のメトキシ置換体に おいてO位プロトンは τ2.30付近と少し高磁場にシフ卜 した 2重線を示す.次にm位のフ。ロトンであるが,これ はτ1.30付近に吸収を示し,無置換フェニノレの吸収と重 6.30 (8) 5.73 (8) 2.33 (D) 6.3 2 (8) 6.3 0 (8) 5.75 (8) 2.33 (D) 6.3 Z (8) 6.3 0 (S) 5.8 () (S) 2.3 5、Dl M~Multiplet なり解析は困難である.しかし,他の置換基(クロル, ブロムのハロゲン;ジメチルアミノ)の置換体は,その 霞換基の影響力からシフトした O位プロトンの吸収が無 置換フェニノレの吸収帯と重なり解析は難かしい. 置換基プロトンについては,ジメチノレアミノ基のメチ ルプロトンが一般的吸収位置より少し低磁場 (τ7~10) であり τ6.30付近に鋭い1重線を示し,同様にメトキシ 基のメチJレプロトンはτ5.70付近に鋭い1重線を示す. Rl

-

<

Q

図 V 図 Vi乙示す様な No5~7 の二置換体もー置換体と同様 に考えられる.無置換フェニjレはで1.30,1.80付近に二 つの多重線を示し,置換フェニノレのO位プロトンもメト キシ基のτ2.30付近に2重線を示す. 図 VHζ 示す様な No8~10 の三置換体は,無置換フェニ ノレは存在せず置換フェニノレだけである.従って置換基の 0位及び川位プロトンの吸収だけである‘ No8とNo9の ハロゲン,ジメチノレアミノ置換体では,。位プロトンは

(5)

三員環芳香族のスペクトJレ特性 63 予期した通りにτ

1

.

85付近

l

乙2重線を示し, No10のメ トキシ置換体は上記l乙示した様にτ2.30付近に吸収を示 す .11l位フ。ロトンは Nc8~10共に τ 1. 30付近に多重線を 示す.置換基ア。ロトンもやはり一,二置換体と同じ位置 に吸収を示す. 吸収位置の明細は表

m

ζ

示す.又例として No3,6, 8を図刊に示す.

R

R3 図

v

r

.1'{o4, 7, 10はU.VスベクトJレの所で述べた様l乙West らにより合成されている.そして, N.M.Rスペクトノレ でもアセトニトリル溶媒とした測定結果が示されてい る.例として表Vに示す. 以上述べてきた事に加えて, No2とNo3の無置換フェ ニJレ及び置換フェニlレの芳香性プロトンについて,解析 例を図

i

l

l

H

C

示す. 表V 4

7

10のCI04一塩のN.M.RスペクトJレ5) H(ar) & Proton' N.M.R, τ 1000 9ω800 700 600 5Cリ 40日 300 200 100 0 Solvent CF3C02H 6UMc C.P.:i 3 6 8 9 5 2 L

o i

2

"

"

:

3

'~'4~5 寸汗???寸T 図W No3

6

8のNiVI.Rスベクトル 1.62 (M)., 1.97 (M), 5.87 (S), 2.52(D) 1.6 2 (M) , 1. 9 7 川 ), 5 .8 7 (S) , 2 . 5 2 (D) 1.63(0) 6.9 0 (S), 2.6 0 (D)

2-4

質量スペクトル10),11).12),13) 質量スペクトJレの測定法は,直接導入法を用いた目立 製RMU-7型を用いて行なった.化合物はー,二,三置 換体ともに対抗陰イオンとしての臭素がとびイオンとし ての形で存在する.特にー置換体においては,イオン自 身が親ピークとして示されあ.次いで,フラグメンテー ションであるが,スベクトJレ自体が複雑化しており色々 推定ができ単一的推定は困難である.しかし,同種置換 基を有す一,ニ,三置換体のスベクトJレを比較する事lと よりある程度の推定は可能である.又塩素原子等のハロ ゲン原子が導入されていれば,塩素の天然同位体比は 35CI=75.8%と37CI=24.2%であるので,質量スペク トル上で塩素原子が含まれていれば,そのピークと質量 数で+2のピークがおよそ塩素原子一個につき 3:1の Solvent CH3 CN 割合で出現する.その結果,イオンに塩素が含まれてい るか否かはすぐ判明するのでフラグメンテーションの推 定には便利である.そ乙で,塩素原子を含む化合物No6 とNo9と共通置換基(ジメチJレアミノ〉を含むNo3の三 つを代表的に取り上げて検討をしてみた. 図IXのNo3~乙見られる様にー置換体は,ほとんど三員 環イオン自体(親ピーク)が基準ピークとなり他l乙数個 の強いピークが見られる.又フラグメントピークの中に は準安定ピークもニ,三見られる.No3ではMキピーク

(

1

7

1

/

e

3

1

1

)

から次々と脱離してゆき間

/

e

2

9

7

(M-14) ,

m

/

e

2

8

3

(M -14~14) ,

m

/

e

2

6

7

(M -42)のフラグメント ピークが現われる.予期される様に,第ーに M+ピーク の置換基(ジメチJレアミノ〉のメチJレから開裂が始まり

(6)

1 . '11. 2 1υ(1.;:: n (i(1. ,1川

l

L一一一一

w

3

!

J

1

I,CH1: 5C=N 叫 山 { ・ 削 図1直 Oh=N=CH2

仙い

+NMe2 宥 44 28 lCリ 0 100 N~'b の】 戸こ))CI 345 Y ω] (CH,), C~N 日ι IHS, ,-'-、 8l 6 400 9 380 360 340 320 300

C1 280 ハ U F h u っ “ ー ハ υ A せ つ ん 220 ハ U ハU つ ム M パ f A U n k u I 0 100 図

I

X

160 140 3

6

9の質量スペクトノレ M 什 F ν 州 出 問 削 60

(7)

三員環芳香族のスペクトル特性 65 三員環イオン自体を保ちながらその状態を変えてゆくと 推定される.又行;/e80は対抗陰イオンの臭素が再配列し 臭化水素として存在すると推定され

1n/e9oは関裂した ジメチJレアミノベンゼンがさらに開環したものと推定さ れる. 次いでNo6とNo9を見ると, No6の二置換体の基準ピ ークは関裂物に移行し,ハロゲン置換基の影響が表われ たと推定出来る.ハロゲンが導入されると, No31C見ら れる様なジメチノレアミノ置換基の関裂がハロゲン開裂に 抑制され,細かな開裂は見られなくなる.例としては, m/e31l (M -35) で m/e331(M-14) の次に現われる. No91乙至っては

m/e345 (M -35), ~'];'/e311(M-35-35) に見られる様(C,ほとんど、ハロゲン開裂に支配される. 乙の事は,基準ピークが開裂したノ、ロゲンの再配列によ るCCbと推定出来る事からもわかるであろう 以上を総合して考えて見ると,図Xの様な開裂を行な ってゆくと推定される. 州

γ

fMγ1YJ

守 日

γ

ι

-置換基の質量スペクトJレをよりわかりやすくするため に,無置換対称トリフェニJレシクロプロペニウムイオン 100

叩 含

γ

のスペクトノレを例として図

E

に示しておし 267

γ

8~HBr "

11 I1 11 I

I

1 1 I

o

20 40 60 80 100 12日 140 160 180 200 220 240 260 280 300 320 340 360 380 400

6

E

対称トリフェニJレジクロプロペニウムイオンの質量スペクトJレ 最後に乙の実験遂行にあたり,持lと質量スペクトJレの 測定lとは名城大学立松研究室の御協力をいただき深く感 謝の意を表します. 文 献 1)堀卓也,居付敬三,愛知工大研報 3

129 (1967) . 2) 堀卓也,安田伍朗,井上真一, 愛知工大研報, 6, 91 (1971) . 3) Rona1d Breslow and Hai won chang,よAm.

Chem.Soc.

83

2367~ (1961) .

4

)

柿沢寛訳,有機化合物への吸収スペクトノレの応用, 東京化学問人 (1970) .

5) Robert West, Davrd.C. Zecher and Wilhelm GOyet

Am.Chem. Soc., 92

149 (1970) . 6) Robert West

Akira Sad and Stephen W

Tobey

J.Am. Chem. Soc., 92

149 (1970) .

7

)

荒木峻,益子洋一郎訳,有機化合物のスベクトJレに よる同定法,東京化学同人 (1970)ー

8) 植山真佐子,通和夫,日化誌, 92, 741~(197).

9) Ronald. Breslow

Hermann. Hover and Hai Won Chang

]. A m, Chem. Soc., 84

3168~ (1962) • 10) Ronald Breslow

John. T. Gへoveraod Gordcn

Ryen

]

.

A m

Chem. Soc.

89

5048~ (1967). 11) Sterhen. W. Tobey and Robert West,

]. Am. Chem. Soc.

88

2481 (1966) • 12)立松晃,井上昭二,杉浦寿美,後藤俊夫,

日化誌, 87, 66~ (1966) . 13)立松晃,後藤俊夫,松浦貞郎,日化誌,

参照

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