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<Power Point講座② ~基本編~ >

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Academic year: 2021

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Power Point 2002 の操作

∼基本編∼ ▽ 内容 1. PowerPoint とは? 2. PowerPoint でできること 3. プレゼンテーション資料を Power Point で作成する 3.1. 編集画面の説明 3.2. PowerPoint での編集操作 Ⅰ-①) 新しいスライドの挿入 Ⅰ-②) テキストボックスの挿入 Ⅰ-③) 図の挿入 Ⅰ-④) クリップアートの挿入 Ⅰ-⑤) オートシェープ Ⅰ-⑥) グループ化 Ⅰ-⑦) コネクタ Ⅰ-⑧) デザインテンプレート Ⅱ-①) アニメーションの設定 Ⅱ-②) スライドショーの実行 Ⅱ-③) 保存 Ⅲ-①) 配布資料の作成 1. PowerPoint とは? プレゼンテーション(プレゼン)とは『決められた時間で自分の意見を発表し,相手を説得する』ことです.プレゼンテーショ ンを成功させるには『いかにわかりやすく短時間で情報を伝えられるか』と言うことが重要です. 以上の『情報を効果的に伝える』というプレゼンテーションを科学的に研究した結果できたのが『PowerPoint』というプレ ゼンテーションソフトです.アニメーションや効果音を利用した説得力のあるプレゼンテーションをパソコン上で作成・実行 できます. 2. PowerPoint でできること ビジュアルなプレゼン制作 スライドと呼ばれる台紙に文字や画像,グラフなどを配置していくだけで,ビジュアルなプレゼンテーションを簡単に作成 できます. OHP シートの作成 OHP でプレゼンテーションをする際に必要な OHP シートを作成できます. 配布資料の作成 プレゼンテーションの参加者に配布する資料を簡単に作成できます.参加者はメモ等この資料に書き込むことができ,

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発表者用資料の作成 プレゼンテーション中に発表者が参考にする「ノート」と呼ばれる資料を簡単に作成できます.この資料はスライド画像 ごとに補足説明を書くことができ,発表者の手元資料として使います. 以上にあげたのは代表的な機能であり,その他にもたくさんのことができます. 3. プレゼンテーション資料を Power Point で作成する 3.1. 編集画面の説明 ツールバー:よく使うコマンドがボタンで用意されていて,クリックするだけで実行できる メニューバー:PowerPoint のコマンドを実行する 「スライドタブ」 スライドのサムネイル を表示 プレースホルダ スライド上に文字・グラフ・表・イラスト等を表示する 表示モード切替ボタン 表示モードを切り替える スライド一覧表示モード スライドショー表示モード 標準表示モード

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▽標準表示モード ▽スライドショー表示モード ▽ノート表示モード ▽スライド一覧表示モード ディスプレイ全体にスライドが 表示され,実際にプレゼンテ ーションを行う際に使用しま す. ノートをウィンドウ全体に見 やすく表示できるので,ノー ト を 編 集 す る 際 に 使 い ま す. PowerPoint を最初に起動し た時の表示される.3つの編 集画面を使って効率よく作 業ができる. 1 画面に複数のスライドを 表示できるので全体の構 成を確認したり,スライドの 移動や削除に使います. *表示モードの切り替えは上記の切り替えボタンのほかにメニューバーの「表示」からも変更できます 3.2. PowerPoint での編集操作 プレゼンテーションファイルを作る際,スライドを作成していくのですが,基本的に PowerPoint の場合は,Microsoft Word と同じように文字を書いたり,図を貼り付けたりできます.しかし,違う点といえば,文字を書く際にはテキストボック スを使って書かなければならない点が異なっています. Ⅰ-①) 新しいスライドの挿入 [書式設定]ツールバーの「新しいスライド」(上図:丸で囲んだ部分)をクリックします. あるいは,メニューバーの「挿入」−「新しいスライド」で挿入できます. スライド挿入後,画面右側に「スライドのレイアウト」ウインドウが表示されます. 文字を入力するためのテキストボックスや,図表などのコンテンツのレイアウト方 法がサムネイル表示されています.各自選択して,サムネイルをクリックし,スラ イドに適用してください. なお,白紙レイアウト(右図:丸で囲んだ部分)を選択した場合,下記の手順に より自由に文字や図表を挿入し,レイアウトすることができます.

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Ⅰ-②) テキストボックス テキストボックスは,文字を挿入する独立した枠のことです.テキストボックスは図形や文字などに影響されずに自由に 配置ができ,また大きさも変えられます.そのうえ図形と同様にコピーも可能で同じ目的のテキストボックスをコピーして使 用できます. 縦書き,横書きのテキストボックスがあり,上図の楕円内のアイコンをクリックする際に必要な方を選択します. 挿入の仕方はアイコンをクリックした後に,ドラッグすると挿入できます. また,メニューバーの「挿入」―「テキストボックス」―「縦書き(横書き)」でも挿入が可能です. Ⅰ-③) 図の挿入 各自,写真等をスライドに挿入したい場合は,その画像ファイルを USB メモ リ等のメディアに保存しておいてください. ①メニューバーの「挿入」―「図」―「ファイルから」をクリックします. ②画像ファイルを選択します. <プリントスクリーン> キーボード上にある「Prt Scr」(プリントスクリーン)キーを押すことで,キーを押した時に,ディ スプレイに表示されていた画面を画像としてコピーすることができます.

この機能を用いて,ArcMap で表示した草津市地図のプリントスクリーンを行い,Photo Shop 等 の画像編集ソフトで必要な部分をトリミングし,画像(JPEG 等)として出力してパワーポイント のスライドに挿入できます.

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Ⅰ-④) クリップアートの挿入 ①メニューバーより[挿入(I)]→[図(P)] 図2 図1 →[クリップアート(C)]を選択してください。 ②クリップの検索の「なにか単語を入力して ください」の部分に「パソコン」と入力して Enter キーを押してください。(図1) ③パソコンに合致するクリップが抽出されま した。(図2) ④挿入したいクリップをクリックして、一番上 の「クリップの挿入」ボタンを押してください。 すると、このようにクリップが挿入されます。 (図3) 図3 Ⅰ-⑤) オートシェイプ 分かりやすいプレゼンテーションを行うには,模式図や相関図などは欠かせません.オートシェイプを使った模式図を書く 時に便利な機能をご紹介します. ∼手順∼ オートシェイプは作成した順に,上に重ねられていきます. 右の①場合,先に四角を描いてから,円を描いています. しかし,円を選択して,右クリック-「順序」を選び,「最背面へ移動」 または「背面へ移動」を選択すると,②のようになります. ② ① 図形の中に,また図形を描きたい時などには便利です. Ⅰ-⑥) グループ化 いくつかの図やテキストボックスをあわせてつくった模式図や相関図をグループ化すると移動する時など一つずつ移動せず にすんで非常に便利です. ∼手順∼ グループ化したい図を選択します. 右クリックまたは[図形描画] ツールバーの [図形の調整]をクリックし,[グループ化] をポイントします. また一度グループ化したものを解除する場合または,一度グループ化を解除したものを再グループ化する場合にはグルー プ化と同じ手順で[グループ化解除],[再グループ化]をポイントします. Ⅰ-⑦) コネクタ 模式図や相関図などを書くために使う矢印をきれいに引くためにコネクタを使うと便利です. ∼手順∼

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[図形描画] ツールバーの[オートシェイプ] をクリックし[コネクタ]ポイント します. 図形と図形をコネクタで結びます. Ⅰ-⑧) デザインテンプレート PowerPoint には,洗練されたデザインによるプレゼンテーションの作成に 役立つデザイン テンプレートが用意されています. ①[書式設定]ツールバーの「デザイン」(上図:丸で囲んだ部分)を クリックします。 ②表示されるテンプレートのサムネイルから使いたいテンプレートを探 し,以下の操作でデザインプレートを適用します. ・すべてのスライドにデザインテンプレートを適用するには、目的の テンプレートをクリックします。 ・特定のスライドにテンプレートを適用するには,画面左側の[スラ イド]タブでスライドのサムネイルを選択し,目的のテンプレート右 側の矢印をクリックし,[選択したスライドに適用]をクリックします.

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Ⅱ-①) アニメーションの設定 アニメーションとは,画像やオブジェクトの表示に動きを与える効果です. ①標準表示モードでアニメーションを設定するスライドを表示します. ②アニメーション設定するオブジェクト(テキストボックスや図)を選択します. ③「スライドショー」-「アニメーションの設定」の順にクリックします. ④右図の「アニメーションの設定」ウインドウで をクリック して,効果を設定します. ⑤効果の開始方法を設定します. 「クリック時」:マウスをクリックしたときに効果が実行されます. 「直前の動作と同じ」:直前に設定した効果と同時に実行されます. 「直前の動作の後」:直前に設定した効果の後に自動で実行されます. ⑥設定した効果の内容を,設定した順に表示します。 項目をドラッグするか,下の「順序の変更」で順番を入れ替えることができます. ⑦ ⑥ ⑤ ⑦「再生」で設定した効果をプレビューできます. ※ 効果の「強調」・「終了」など Power Point 2000 などの以前のバージョンでは使用できないため,これらのバージョンを 使用してプレゼンテーションを行う際には注意が必要です。 Ⅱ-②) スライドショーの実行 1 通りのプレゼンテーションファイルが出来あがればメニューバーの「スライドショー」―「実行」または「F5 キー」で実行して, 確認してください.その際,途中で中止したい場合は Esc キーで終了できます. Ⅱ-③) 保存 作成したファイルは,メニューバーの「ファイル」−「名前を付けて保存」 を選択し,名前を付けて,各自 USB メモリや CD-R 等に保存してくだ さい.

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Ⅲ-①) 配布資料の作成 配布資料とはスライドを縮小印刷した資料です.この資料を事前に配布 しておくことで,公聴者がプレゼンテーションの発表を見ながらスライド単位 でメモを取ることができます. ①印刷範囲を「すべて」にします. ②印刷対象を「配布資料」にします. ③「1 ページあたりのスライド数」を決定します.(最大 9 枚まで可能) 同様に「印刷対象」を「ノート」にすると,ノート表示モードで作成したスラ イド形式でプリントアウトされます.この資料を使ってプレゼンテーションをす ると便利です. ここから説明する操作は,プレゼンテーションをわかりやすくするために,プレ ゼンテーションファイルを編集していく操作です.

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Power Point 2002 の操作

∼応用編∼ ▽ 覚えておくと便利な機能 ① 配置の微調整 ② 配置/配列 ③ マスタスライドの編集 ④ 画像を小さくする ⑤ 影付き,3D ①配置の微調整 オートシェイプ(図表などに用いる図形)をきれいに並べる機能です. 整頓したい図形を選択した状態で,[図形描画] ツールバーの [図形の調整]をクリックします.[微調整] をポイントし, 図形を微調整したい方向を選びます. ②配置/配列 ∼例∼ きれいに整頓できます ばらばらの図形が・・・ 整頓したい図形を選択した状態で,[図形描画] ツールバーの [図形の調整]をクリックします.[配置/配列] をポイントし, 図形の配置/配列方法を選びます.

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③マスタスライドの編集 マスタスライドを編集する事で,スライドの背景や, プレゼンテーション全体の「フォント(文字の書体や色,大きさなど)」 などを設定する事ができます. 上のメニューバーから[表示]-[マスタ]-[スライドマスタ]を選択し,各種設定を行います. 日付・フッダー・ページ 番号の設定を行います. タイトル部分のフォントの設定を おこないます. 図や写真を挿入したり,移動し たりできます. この設定では,変更した個所が,全てのスライドに反映されます. これより単純に,スライドの背景や文字の色などを変えたい時は,標準の表示状態で,右クリック-「スライドのレイアウト」 や「スライドの配色」で設定してみてください. マスタスライドを変化させるだけで,プレゼンテーションの印象は全く変わってきますので,是非いろいろ試してみてください.

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④画像を小さくする プレゼンテーションで,デジカメで撮影した画像やホームページからコピーしてきた画像を挿入する場合,画像ファイルをそ のまま挿入し,パワーポイント上でサイズを小さくしてしまうと,作成したファイルの容量が非常に大きくなってしまいます. それを避けるためには,あらかじめ画像を小さくしておいてから,パワーポイントに挿入する必要があります.

今回は学校のパソコン全てにインストールされている「Microsoft Photo Editor」を使った方法を紹介します. 1) まず,フォトエディタを開き,「ファイル」-「開く」から小さくしたい画像を選択し,表示させます. 2) 次に,「イメージ」-「サイズ変更」を選択します. 3) 縮小(もちろん拡大も同様にできます)したいサイズを指定します.パワーポイントに使う画像や写真ならば,100 ピ クセル∼600 ピクセル程度で十分使用できます.また,「縦/横の比率を保持しない」にチェックを入れると,縦横比 がばらばらに拡大・縮小されます. ※もっと簡単な方法 学校のパソコンではできませんが,デジカメの画像など「jpeg」ファイルを一括して拡大・縮小するフリーソフトも存在します. とても便利で早く作業ができるので,オススメです. ソフト名:縮小専用 入手方法:「a-software」のホームページからダウンロードできます. http://www.a-groove.com/software/ ⑤影付き,3D 図やテキストボックスを強調するために影付きや 3D の効果を使うと効果的です. 効果を与えたい図やテキストボックスを選択します. [図形描画] ツールバーの[影] ,[3-D]をクリックし 効果を選びポイントします.

参照

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