特定健康診査等実施計画
(第2期)
ベルシステム24健康保険組合
<背景及び趣旨> 我が国は国民皆保険のもと、誰もが安心して医療を受けることができる医療保険制度を実 現し、世界有数の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた。 しかしながら、少子高齢化の急速な進展、国民生活や意識の変化を背景に、生活習慣病は 国民医療費の約 3 分の 1、死亡原因の約 6 割を占めるに至っている。 このような状況に対応すべく、医療保険者は、高齢者の医療の確保に関する法律(昭和五 十七年法律第八十号。以下「法」という。)に基づき、被保険者及び被扶養者に対する糖尿病 等の生活習慣病に関する健康診査(以下「特定健康診査」という。)ならびにその結果により 健康の保持に努める必要がある者に対する保健指導(以下「特定健康指導」という。)を実施 することとされ、平成20年4月1日からの5年を第1期として特定健康診査及び特定保健 指導(以下「特定健康診査等」という。)への取り組みを行ってきた。 平成25年4月1日からの5年を第2期とする本計画は、ベルシステム24健康保険組合 (以下「当組合」という。)の特定健康診査等の実施方法に関する基本的な事項、ならびに特 定健康診査等の実施及び実施に係る目標に関する基本的な事項について定めるものである。 なお法第十九条の規定により、五年ごとに、五年を一期として、特定健康診査等実施計画 を定めるものとする。 <当組合の現状> 当組合は、CRMエージェンシー業界を代表する健康保険組合となることを目指すととも に、加入する適用事業所の被保険者及び被扶養者の健康の保持増進に寄与すべく、株式会社 ベルシステム24によって平成18年4月1日に設立された健康保険組合である。 平成25年2月末現在、適用事業所は株式会社ベルシステム24を筆頭に全6事業所、被 保険者数は18,200名強、被扶養者数は4,200名強を数えるに至っている。 株式会社ベルシステム24の支店・営業所等は全国に点在しており、このため組合所在地 の東京都に在住している被保険者及び被扶養者の割合は約2割、それ以外の地区に在住して いる被保険者及び被扶養者の割合は約8割である。 また被保険者の平均年齢は36.27歳であり、男女比では女性が全体の7割強を占めて いるのが特徴である。 健康診断については、人間ドックを当組合が主体となって実施しており、当組合の設立以
<特定健康診査等の実施方法に関する基本的な事項> 1 特定健康診査等の基本的考え方 日本内科学会等8学会が合同で示したところによるメタボリックシンドロームの概念は、 内臓脂肪型に起因する糖尿病、高脂血症、高血圧は予防可能であり、発症した後でも血糖、 血圧をコントロールすることにより重病化を予防することが可能であるという考え方を基本 としている。 このメタボリックシンドロームの概念を導入することにより、内臓脂肪の蓄積や体重増加 等が糖尿病等の生活習慣病の発症リスクを高める原因となることをデータで示すことが可能 となり、健診受診者にとって生活習慣改善に向けての明確な動機付けが可能となる。 2 特定健康診査等の実施に係る留意事項 当組合が主体となって特定健康診査等を実施し、そのデータを管理する。 3 事業者等が行う健康診断及び保健指導との関係 従来から事業者健診の特定健康診査に係わる部分については、当組合が受託していたこと から、今後も当組合が主体となって行う。 4 特定保健指導の基本的考え方 生活習慣病予備群に対する保健指導の第一の目的は、生活習慣病へ移行させないことであ り、特定保健指導においては、対象者自身が健診結果を理解し、自らの生活習慣を変えるこ とができるよう支援することに主眼を置く。
Ⅰ 達成目標 1 特定健康診査の実施に係る目標 平成29年度における特定健康診査の実施率を90.0%とする。 この目標を達成するために、平成25年度以降の実施率(目標)を以下のように定める。 (%) 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 国の参酌 標準 被保険者 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 ― 被扶養者 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 ― 被保険者+被扶養者 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 90.0 2 特定保健指導の実施に係る目標 平成29年度における特定保健指導の実施率を60.0%とする。 この目標を達成するために、平成25年度以降の実施率(目標)を以下のように定める。 (人) 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 国の参酌 標準 40 歳以上対象者 7,600 7,700 7,800 7,900 8,000 ― 特定保健指導 対象者数(*推計) 228 278 328 380 432 ― 実施率(%) 40.0 45.0 50.0 55.0 60.0 60.0 実施者数 92 126 164 210 260 ―
Ⅱ 特定健康診査等の対象者数 1 対象者数 ①特定健康診査 ・被保険者 (人) 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 対象者数(*推計) 7,000 7,080 7,160 7,240 7,320 40 歳以上対象者 7,000 7,080 7,160 7,240 7,320 目標実施率(%) 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 目標実施者数 3,500 4,248 5,012 5,792 6,588 ・被扶養者 (人) 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 対象者数(*推計) 600 620 640 660 680 40 歳以上対象者 600 620 640 660 680 目標実施率(%) 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 目標実施者数 300 372 448 528 612 ・被保険者+被扶養者 (人) 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 対象者数(*推計) 7,600 7,700 7,800 7,900 8,000 40 歳以上対象者 7,600 7,700 7,800 7,900 8,000 目標実施率(%) 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 目標実施者数 3,800 4,620 5,460 6,320 7,200
②特定保健指導の対象者数 ・被保険者+被扶養者 (人) 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 40 歳以上対象者 3,800 4,620 5,460 6,320 7,200 動機付け支援対象者 114 139 164 190 216 実施率(%) 40.0 45.0 50.0 55.0 60.0 実施者数 46 63 82 105 130 積極的支援対象者 114 139 164 190 216 実施率(%) 40.0 45.0 50.0 55.0 60.0 実施者数 46 63 82 105 130 保健指導対象者計 228 278 328 380 432 実施率(%) 40.0 45.0 50.0 55.0 60.0 実施者数 92 126 164 210 260 Ⅲ 特定健康診査等の実施方法 1 実施場所 特定健康診査については、財団との委託契約により、財団が契約する全国約2,000の 医療機関において実施する。 特定保健指導については、保健指導を行うことのできる外部機関へ委託する。 2 実施項目 実施項目については、財団との契約による生活習慣病健診の健診項目とする。 なお生活習慣病健診の健診項目は、標準的な健診・保健指導プログラム第2編第2章に記
3 実施時期 実施時期は、通年とする。 但し、特定健康診査の受診期間は原則として当年6月~翌年1月までとする。 4 委託の有無 ア)特定健康診査 財団との委託契約により、財団が契約する全国約2,000の医療機関において被保険 者・被扶養者ともに受診が可能である。 イ)特定保健指導 標準的な健診・保健指導プログラム第3編第6章の考え方に基づき、外部機関へアウト ソーシングする。 5 受診方法 被保険者及び被扶養者は、原則として財団が契約する全国約2,000の医療機関から受 診を希望する医療機関を選択し、受診希望日時等の連絡を事前に行ない、特定健康診査等 を受診するものとする。 受診の際の窓口負担は無料とする。 但し規定の実施項目以外を受診した場合はその費用は個人負担とする。 6 周知・案内方法 当組合より案内書及び申込用紙を発送するほか、ホームページ及び機関紙等に適宜掲載し て行う。 7 健診データの受領方法 健診データは、医療機関から財団を通じ電子データで随時(又は月単位)受領し、当組合 で保管する。 また特定保健指導について、外部委託先機関での実施分についても同様に電子データで受 領するものとする。 なお保管年数は当組合が実施した分も含め、5年とする。 8 特定保健指導対象者の選出の方法 特定保健指導の対象者については、対象者全員を原則とするが、効果的側面から任意継続 被保険者を除く40歳代の被保険者から優先して選出する。
Ⅳ 個人情報の保護 当組合は、ベルシステム24健康保険組合個人情報保護管理規程を遵守する。 外部委託の場合には、データ利用の範囲・利用者等を契約書に明記することとする。 当組合及び委託された特定健康診査・特定保健指導機関は、業務によって知り得た情報を 外部に漏らしてはならない。 当組合のデータ管理者は、常務理事とする。 データの利用者は当組合及び外部委託先機関の職員に限る。 Ⅴ 特定健康診査等実施計画の公表・周知 本計画の公表・周知については、ホームページに掲載して行う。 Ⅵ 特定健康診査等実施計画の評価及び見直し 当計画については、毎年理事会において見直しを検討する。 また平成27年度に過去3年間の評価を行い、目標と大きく乖離している場合、その他必 要がある場合には実施計画を見直すこととする。 Ⅶ その他 当組合及び外部委託先機関の職員は、必要に応じ、特定健診・特定保健指導等の実践養成 のための研修に随時参加させるものとする。