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キャリア名発空港着空港国内線春秋航空日本東京 ( 成田 ) 佐賀 広島 札幌 ( 新千歳 ) 大阪 ( 関西 ) 国際線 調査概要 < スクリーニング調査 > 関東 中部 関西に居住する 18 歳以上の男女 59,666 人回収 ( 関東 : 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

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Academic year: 2021

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- 1 - 2017 年第7号 (2017.8.4.) (株)JTB総合研究所 (東京都港区 代表取締役社長 野澤肇)は、「LCC利用者の意識と行動調査2017」を実施し ました。当社は、生活者の消費行動と旅行に関する調査分析を継続的に行っています。 格安航空会社(LCC)が 2012 年に国内に就航して約 5 年が経ちました。当社は、低料金で商品を提供する代わりに空 港の立地や施設の利便性、便数などを抑え、座席の快適さやサービスを最小限にカットしたLCCが新しい交通手段とし てどのように日本人の間で広がっていくのか、旅行にどのような影響を与えるのかに関心を持ち、2013 年から 15 年まで継 続的に調査を行ってきました。LCCは国内就航後この 5 年間で利用者が広がり、航空旅客数全体に対するシェアを上げ てきましたが、国内定期路線の航空旅客数合計も 2016 年の 97,203 千人と、2012 年の 84,939 千人から 14%上昇してお り(出典:国土交通省航空局 航空輸送量推移表)、LCCの登場は旅客数の拡大に大きく寄与しているといえそうです。 最近では、ピーチアビエーションが全日空の完全子会社となり、日本航空がベトジェットと提携し、人気の高いホノルル路 線に関空からLCCが就航するというような動きが見られ、LCC とフルサービスの航空会社とがどのように共存していくのか も気になります。 今回の調査研究では、この 5 年間で旅行者のLCCに対する意識がどう変化し、旅行消費や行動にどんな影響を与え たかを知ると同時に、LCCの普及を通じて当社が研究してきた、‘旅ライフセグメント(TLS5)’を用いて、新しい商品やしく みが人々にどのように伝わるかというプロセスと、意識や考え方への影響をとらえ、これによりどんな課題が見えてくるかを 考えてみました。

LCC利用者の意識と行動調査 2017

〇国内線 LCC の利用経験がある人の割合は 25.5%

前回調査(2015 年)から 3 ポイント増、

伸びは緩慢に

。30 代以下の若い女性に広がる

〇LCC の価値は年々

「料金の安さ」

に集約される傾向に

「格安=サービスを抑えている」を前提に、「期待していないから期待外れもない(46.1%)」が利用

の拡大を後押し

〇旅行商品を購入する

最初のアクションは「お気に入りのオンライン専用宿泊予約サイ

トで探す

(国内旅行 44.9%、海外旅行 26.3%)」

それに続く他の手段は「旅行比較サイトでパッケージツアーを探す(32.2%)」。比較サイトでの宿泊

や航空券の検索も多い。旅行会社のパンフレットや店舗での相談は少数派

LCC 航空券の購入場所は「LCC航空会社の HP」が減少し、

「旅行予約サイト」が大きく増加

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- 2 - ■調査概要 <スクリーニング調査> ・関東、中部、関西に居住する 18 歳以上の男女 59,666 人回収。(関東:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県 /中部:岐阜県、愛知県、三重県/関西:滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県) ・2012 年以降の航空機利用者: 29,262人 ・国内線 LCC 利用率については時系列比較のため、2012 年調査開始時の調査対象地域である首都圏、大阪圏に絞っ て算出(25,707 人)。地域別のみ、中部を加えた 29,262 人としています。 ・回収は、エリア(3セグメント)および年代(5セグメント)を、平成 22 年国勢調査の比率に出来るだけ沿うよう実施。 集計時には性別(2セグメント)の比率もあわせウェイトバックを実施。 <本調査> ・2012 年 3 月以降に、旅行※1のために国内線LCCを利用したことがある人 1,545 人 ・集計は、スクリーニング調査で得られたエリア(2セグメント)・年代(5セグメント)・性別(2セグメント)の国内線LCC利用 者出現率によりウェイトバックを実施。 ※1:本調査では特に断りのない限り、観光、業務出張、帰省等を含むものを指し、日帰り・宿泊は問わない。 ○調査方法と調査時期:インターネットアンケート調査 2017 年7月 19 日~7月 23日 <国内LCC4社の就航状況(2017 年 7 月現在)> ※2 本リリースでは国内線LCC=ピーチアビエーション、ジェットスター・ ジャパン、バニラエア、春秋航空の4社いずれかが運航するものとする キャリア名 発空港 着空港 国内線 ピーチ アビエーション 大阪 札幌(新千歳)、仙台、東京、松山、福岡、長崎、鹿児島、沖縄(那覇)、石垣、宮崎 福岡 沖縄(那覇)、東京(成田)、大阪(関西)、札幌 東京(成田) 札幌(新千歳)、大阪(関西)、福岡 仙台 大阪(関西)、札幌 バニラエア 東京(成田) 北海道(新千歳)、奄美大島、沖縄(那覇) 、北海道(函館)、大阪(関西) ジェットスター・ ジャパン 東京(成田) 大阪(関西)、札幌(新千歳)、福岡、沖縄(那覇)、大分、熊本、鹿児島、松山、高松 大阪(関西) 東京(成田)、札幌(新千歳)、福岡、沖縄(那覇)、大分、熊本 名古屋(中部) 札幌(新千歳)、福岡、熊本、鹿児島、沖縄(那覇) 福岡 札幌(新千歳)、大阪(関西)、名古屋(中部)、東京(成田)、沖縄(那覇) 春秋航空日本 東京(成田) 佐賀、広島、札幌(新千歳)、大阪(関西) 国際線 ピーチ アビエーション 大阪(関西) ソウル(仁川)、釜山、台北(桃園)、高雄、香港、上海 沖縄(那覇) 台北(桃園)、香港、ソウル(仁川)、バンコク 仙台 台北(桃園) 札幌 台北(桃園) 東京(羽田) 台北(桃園)、ソウル(仁川)、上海 バニラエア 東京(成田) 台北(桃園)、高雄、香港、ホーチミン、セブ 大阪(関西) 台北(桃園) 沖縄(那覇) 台北(桃園) ジェットスター・ ジャパン 東京(成田) 台北(花園)、香港、マニラ 大阪(関西) 台北(花園)、香港、マニラ 名古屋(中部) 台北(花園)、マニラ 春秋航空日本 東京(成田) 重慶、天津、ハルピン、武漢 大阪(関西) 洛陽、西安、揚州、重慶、天津、武漢 札幌 上海 名古屋(中部) 中国8都市 茨城、高松、佐賀 上海 本調査で対象としたその他の日本発着の 国際線LCC: ジェットスター(ジェットスター、ジェットスタ ー・アジア航空、ジェットスター・パシフィック 含む)、エアアジア(エアアジア X、タイ・エア アジア、インドネシア・エアアジア含む)、済 州(チェジュ)航空、イースター航空、エアプ サン、ジンエアー、ティーウェイ航空、春秋 航空、スクート、セブパシフィック航空、香港 航空、香港エクスプレス航空、タイガーエア

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- 3 - ■調査結果 (LCCの広がりについて) 1.国内線LCCの利用経験がある人は、2012 年以降の国内線航空機利用の旅行者のうち 25.5% 30 代以下の若い女性に利用が広がっているが、50 歳以上の女性は伸び悩む 2012 年以降の国内旅行における航空機利用の旅行者のうち、国内線LCCの利用経験のある人の割合は 25.5%で、2 年前の前回調査から 3.0 ポイント増加しました。前回の調査時ほど伸びは大きくありませんが、引き続き増加傾向です。今 回の調査では、初期の LCC 利用者に多かった 29 歳以下の男性に代わり、29 歳以下と 30 代の女性や 50 代男性の利用 率が上昇し、より幅広い層に広がっている様子がわかりました(図1-1)。しかしながら 50 歳以上の女性の利用率は横ば いです。居住地別では、前回調査同様に、関西が最も高い利用率となりましたが、最も伸びが大きかったのは関東でした。 2012 年当初は成田空港から国内線に搭乗することへの戸惑いの声も聞かれましたが、2015 年には成田空港に LCC 専 用ターミナルがオープンするなど、利便性の向上も伴い、徐々に抵抗感が薄れてきたということではないでしょうか(図1- 2)。航空会社別にみると、就航先の拡大などから各社とも利用率が伸びています(図2)。 (図1-1)2012 年以降に飛行機で旅行をした人の国内線LCC利用率(*) (図1-2)居住地域別 (図2)LCC航空会社別(*) 11.5 21.9 15.2 10.6 7.4 6.0 16.5 12.2 9.7 8.1 6.2 15.8 29.7 19.2 16.7 11.3 8.7 22.8 15.4 13.6 9.6 6.9 22.5 52.2 36.9 26.7 17.2 13.8 36.1 25.2 17.3 17.1 12.1 25.5 51.6 39.4 30.2 22.4 15.6 43.4 30.0 17.7 16.2 12.5 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 全体 18~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60歳以上 18~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60歳以上 男性 女性 2012年以降に飛行機で旅行をした人の国内線LCC利用率(性年代別) 2013年(15,389) 2014年(22,470) 2015年(24,338) 2017年(25,707) *時系列比較のため、中部地域を除く JTB総合研究所 8.3 18.8 13 29.6 17.8 19.2 33.6 21.8 20.1 33.9 0% 10% 20% 30% 40% 関東 中部 関西 2012年以降に飛行機で旅 行をした人の国内線LCC 利用率(中部含む居住地別) 2013年(15,389) 2014年(22,470) 2015年(24,338) 2017年(29,262) JTB総合研究所 6.4 6.3 6.7 7.9 1.3 8.1 9.7 2.2 1.0 8.9 10.9 4.1 1.6 ピーチ アビエーション ジェットスター ジャパン バニラエア 春秋航空日本 2012年以降に飛行機で旅行をした人の国内線LCC航空会社別利用率 2013年(15,389) 2014年(22,470) 2015年(21,547) 2017年(25,707) JTB総合研究所 (*) 図 1-1、図2は、3年間の比較のため中部居住者を除いて集計しています。

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- 4 - 2.国内線LCCは「観光」での利用が 78.9%と、調査開始以来最も高い結果に。業務出張は減少傾向で 11.7% LCCを利用した理由は「価格」が 89.0%(前回調査 90.1%)、「LCCに乗ってみたいから」は最も減少し、8.7% 観光を目的とした国内線 LCC の利用は今回の調査ではこれまでで最も高い 78.9%でした。一方、「業務出張」での利 用は減少し、11.7%で最も低い結果となりました。業務利用では、利便性や時間効率が重視されることから、普及が進む につれて観光の割合が上昇してきたと考えられます(図3)。 国内線でLCCを利用した理由を直近の経験から聞いたところ、 (図3)国内線LCCの利用目的(調査年別)複数回答 89.0%が「価格が安かったから」となり、前回の調査結果(90.1%)よ り微減とはいえ、他の理由より群を抜き高い結果でした。やはり LCC の最大の魅力は「価格」であると言えるでしょう。価格の次に高かっ た理由は「目的地への到着時間がちょうど良かったから」で 15.7% でした。「LCC に乗ってみたかったから」「キャンペーンで特別価格 になっていたから」は前回調査より減少し、またテレビやネットニュー スの影響も少なくなりました。LCC が話題性だけではなく、着実に 人々の移動の足として広がってきた様子がうかがえます (図4、図 5)。男女別でみると、男性では「行きやすい空港に LCC が就航した」 など利用のしやすさが、女性では「キャンペーンで特別価格になっ ていた」「パッケージツアーが LCC を利用した」など価格や選択肢の 広がりが利用を後押ししているようです。 国内線LCCの就航がもたらした変化については、「特にない (29.4%)」が前回の調査より 6.9 ポイント増加し、その他の選択肢に ついては全体的に減少傾向となりました。ここでも LCC の広がりに 伴い、LCC が特別なものではなく、身の回りにごく自然に存在するものとなってきていることがわかります(図6)。 (図4)直近の旅行でLCCを利用した理由(国内旅行) 複数回答 *価格が安かったからを除く 16.3 14.0 10.8 7.7 5.7 3.7 3.6 3.0 2.5 1.1 1.2 15.7 8.7 7.1 7.8 2.7 1.8 4.6 1.2 0.8 0.5 2.5 0% 5% 10% 15% 20% 目的地へ の 到着時間が ち ょ うど 良か っ た か ら LCC に 乗っ て み た か っ た か ら キ ャ ン ペ ーン で 特別価 格 に なっ て い た か ら 行きや すい 空港に LCC が 就航し た か ら 人か らすすめ られて 人に 誘われて 参加し た パ ッ ケ ージ ツ ア ーが LCC を 利用し た か ら テ レ ビ で 見て ネ ッ ト ニ ュ ース で 見て 利用し た 区間が L CC し か 就航し て い なか っ た そ の 他 直近の旅行でLCCを利用した理由(国内旅行) 2015年(1548) 2017年(1545) JTB総合研究所 74.7 18.3 14.1 18.9 4.8 2.5 2.1 73.4 20.3 15.3 12.7 5.2 4.3 3.1 74.1 22.1 16.3 13 7.4 6.5 3.7 78.9 23.9 15.8 11.7 5.7 4.4 2.4 0% 20% 40% 60% 80% 観光 両親や祖父母等親族の 所に遊びに行く 友人・知人の所に遊びに行く 業務出張 両親や祖父母等親族の 介護・見舞い 一人暮らし/単身赴任先 からの帰省、訪問 その他 国内線LCCの利用目的(調査年別) 2013年(949) 2014年(1030) 2015年(1548) 2017年(1545) JTB総合研究所

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- 5 - (図5)直近の旅行でLCCを利用した理由(国内旅行・男女別) 複数回答 (図6)国内線LCCの就航がもたらした「旅行」への変化 複数回答 3.LCCを利用する前後での気持ちの変化は、46.1%が「LCCにはあまり期待をしていなかったので、期待外れというこ とはなかった」、「期待をしていなかったが、乗ってみたら期待以上だった」が 23.3%と続く LCC を利用する前後での気持ちの変化を聞いてみたところ、「LCCにはあまり期待をしていなかったので、期待外れと いうことはなかった」と答えた人が約半数の 46.1%となりました。LCC が低価格で商品を提供できる理由(従来フルサービ スの航空会社が提供してきたサービスなどをコストカットすること)を利用者が事前に理解し、あまり過度な期待をしていな い結果、期待外れと感じる人も少ないようです。特に女性でその傾向が強い結果となりました。「期待をしていなかったが、 乗ってみたら期待以上だった」は、 20 代の女性で多く、前述の若い女性 (図7)利用前後での LCC に対する気持ちの変化(性年齢別) 複数回答 の LCC 利用の増加と観光目的の割合 が高くなっていることともつながりがある と考えられます。「LCCに期待しており、 乗った後も満足」は全体では 22.7%で、 男性に多い結果でした。全体的に満 足した割合と不満・期待外れの割合を 比較すると、「満足」である割合が高く なりました。この不満の少なさも、LCC が浸透してきている要因としては大き いと言えます(図7)。 16.2 8.8 9.8 6.0 3.3 2.6 1.8 1.5 0.9 0.7 1.5 15.2 8.6 5.7 8.2 5.9 2.8 1.8 0.9 0.8 0.2 3.5 15.7 8.7 7.8 7.1 4.6 2.7 1.8 1.2 0.8 0.5 2.5 0% 20% 目的地へ の 到着時間が ち ょ うど 良か っ た か ら LC C 乗っ て み た か っ た か ら 行きや すい 空港に LC C 就 航し た か ら キ ャ ン ペ ーン で 特別価 格に なっ て い た か ら 参加し た パ ッ ケ ージ ツ ア ー が LC Cを利用し た か ら 人か らすすめ られて 人に 誘われて テ レ ビ で 見て ネ ッ ト ニ ュ ース で 見て 利用し た 区間が LCC し か 就 航し て い なか っ た そ の 他 直近の旅行でLCCを利用した理由(国内旅行・男女別) 男性(770) 女性(775) 全体(1545) JTB総合研究所 32.5 28.7 23.7 15.8 10.2 6.5 4.7 1.9 1.7 1.0 1.4 23.8 32.8 32.7 27.8 14.6 9.9 8.4 4.6 3.8 2.2 2.0 1.0 22.5 28.1 26.6 24.3 12.1 8.7 6.7 4.1 3.0 1.3 1.9 0.3 29.4 0% 10% 20% 30% 40% 同じ 行き先で も LCC を選 択するよ うに なっ た LC C就航が きっ か け で 国内 「旅 行」 をし た 「旅行」 回数が 全体的に 増え た あま り 行か なか っ た 地域 に 行く よ うに なっ た 泊数が こ れま で よ り 増え た LCC 就航が きっ か け で 海 外「 旅行」 をし た 日帰り が こ れま で よ り 増え た 泊数が こ れま で よ り 減っ た LCC 就航が きっ か け で 、 人 生で 初め て 飛行機に 乗っ た 日帰り が こ れま で よ り 減っ た そ の 他 特に ない 国内線LCCの就航がもたらした「旅行」への変化 2014(1030) 2015(1548) 2017(1545) JTB総合研究所 22.7 23.3 46.1 3.5 4.4 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 期 待 し て い た し、 期 待 以 上 に 満 足 だ っ た 期 待 し て い な か っ た が、 期 待 以 上 だ っ た 期 待 し て い な か っ た の で 期 待 外 れ と い う こ と は な か っ た 期 待 し て い た が、 期 待 外 れ だ っ た 期 待 も し て い な か っ た が、 そ れ 以 上 に 不 満 だ っ た LCC利用前後の気持ちの変化 男性18~29歳(129) 男性30代(138) 男性40代(151) 男性50代(116) 男性60歳以上(236) 女性18~29歳(122) 女性30代(132) 女性40代(145) 女性50代(114) 女性60歳以上(261) 全体(1545) JTB総合研究所 不満 満足

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- 6 - 4.LCCは日本就航の初期には利用の少なかったフォロワー層まで利用が広がる 波及力のある「共感」タイプの利用者が 30.2%と最も多く、今後の利用意向も高いことから今後も広がりに期待 当社は旅行者の姿を可視化することを目的に、日常生活や旅行に対する意識や行動についての価値観をもとに、旅 行者を5つのタイプに分け‘旅ライフセグメント5(TLS5)’として分析を行ってきました。LCC利用者についても 2013 年以 来、継続して利用者のタイプ分類を行うことで、LCCという新しい交通手段であり旅行商品が生活者の中でどのように伝 わっていくのかを調査分析してきました。 今回4回目となる調査で、LCC利用者のタイプの内訳の変化をみてみると、新しい流行に敏感で、所得も比較的高く、 マーケティングでいうところのイノベーターの位置づけである「高アンテナ」タイプは減少しました。一方、流行に捉われず、 無駄なお金は使わないが本当に気に入ったら価格にこだわらない「メリハリ消費」タイプが増加し、「合理派」「体験重視」 と合わせフォロワーが 6 割に上り、一般的な生活者タイプの構成により近づいてきました。LCCは初期に利用の少なかっ たフォロワー層まで広がり、数ある交通手段の1つとしてのポジションを築いています。また「共感」タイプが 30.2%と依然 最も多いですが、この層はLCCを前向きに利用しようとする発信力のある若い人が多いこともあり、今後さらにLCCは拡 大することが考えられます。一方、「高アンテナ」は、既にLCCは新しいものではなくなっていること、所得の高い人が多い こともあり、既存の航空会社を優先したい意向が他より高くなっています。またフォロワーである「メリハリ消費」はバブル世 代が多く、倹約はするものの過去の消費体験から、やはり既存の航空会社を優先したい意向が高い傾向が見られます (表1)(図8)。 旅行の頻度とLCCの利用の関係については、環境に左右されず安定的に旅行に出かける旅行「コア層」とそうでない 「ライト層」という視点でみると、国内線LCCの利用者の中でも「海外旅行コア層」の利用割合が高く、LCC の利用者は国 内旅行だけではなく海外旅行にも積極的に出かけている層が多いことがわかります(図9)。 (表1) LCC利用者のタイプ分類詳細 (図8)今後も LCC を利用したいか(価値観タイプ別) 単一回答 (図9)旅行「コア層」と「ライト層」の割合 単一回答 (LCCに対する具体的な評価の変化) 高アンテナ 共感 合理派 体験重視 メリハリ消費 流行に敏感で、人よりも 早く知りたい、体験した い。自分の個性を表現 できるようなものを選 ぶ。話題のスポットも好 き。所得の高い人が多 い。 SNSの利用率が高く、 流行は押さえておきた いものの一つ。良いと 思ったものを波及する 力がある。 流行には関心が低く、 無駄のないシンプルな ものを好む。行先や現 地での体験より同行者 との時間を楽しみたい 流行には捉われない。 知的好奇心が高く、体 験を重視する。人の知 らないところを積極的 に開拓したい 流行には捉われない。 無駄なお金は使わな いが、本当に気に入っ たものなら価格にこだ わらずに手に入れる 2013年 13.0 41.0 17.0 15.0 14.0 2014年 15.0 33.0 18.0 16.0 18.0 2015年 12.0 30.0 22.0 15.0 21.0 2017年 9.9 30.2 22.0 14.4 23.6 一般的な 生活者タイプ 5.2 24.4 36.6 6.6 27.2 高アンテナ (体験重視の一部) 共感 メリハリ消費・合理派・体験重視 普及 イノベーター アーリー アダプター フォロワー 41.3 19.0 27.4 21.5 18.5 26.5 8.3 12.3 4.5 20.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 国内線LCC利用者(1545) スクリーニング対象者(59666) LCC利用者における旅行"コア層"と"ライト層"の割合 海外旅行コア層 海外旅行ライト層 国内旅行コア層 旅行ライト層 旅行無関心層 JTB総合研究所 12.6 15.1 6.0 19.1 8.3 8.5 34.5 33.7 28.3 37.4 42.4 30.9 31.1 29.9 37.5 29.8 25.7 34.4 17.0 16.8 26.4 8.9 18.9 19.8 3.7 3.6 1.8 2.5 4.7 5.0 1.1 1.0 0.0 2.2 0.0 1.4 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 全体(1545) 共感型(467) 高アンテナ(153) 合理派(339) 体験重視(222) メリハリ消費(364) 今後のLCCの利用意向(価値観タイプ別) LCCのみ利用 LCCを優先的に利用 両方を利用 既存の航空会社を優先的に利用 既存の航空会社のみ利用 飛行機自体利用しない JTB総合研究所

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- 7 - (LCC の具体的な評価) 5.国内線、国際線ともに「減便や休便が多い」、「最近、価格が高くなってきた」は前回調査より減少して評価が上昇 CAやカウンターなど人的対応が良いと答えた人は減少し、「従来の航空会社の方が安心できる」は上昇 ただし評価が下がることがあっても直近の旅行経験では必ずしも不便や不満として感じていない LCC に対する利用者の評価は国内線、国際線ともに、前回調査に比べ「減便や休便が多い」、「最近、価格が高くなっ てきた」という項目が減少し、評価が上がっています。一方、空港や機内での人的サービスについては、対応が良いと感 じている人は減少しています。「従来の航空会社の方が安心できる」は上昇しています。LCC のブーム的な利用が落ち着 き、他の航空会社とのサービスの比較や自分にとっての心地よさで評価をする段階になってきたといえるでしょう(表2)。 直近の旅行で実際に不便だと感じたことを聞いた結果では、国内線も国際線とも遅延、欠航以外はほとんどの項目で 2014 年から減少し続けています。男女別に不便だったことの違いでは、男性では「付加料金がわかりにくかった」「座席指 定料が高かった」「飲み物代が高かった」など、主に料金の不明瞭さや高さへの不満が大きいのに対し、女性では「搭乗 口が遠い」「空港が自宅から遠い」「遅延した」など、想定より時間がかかることへの不満が大きい傾向がみられました。今 後の利用者の不満を軽減していくためには、男女別の傾向に合わせた情報提供も考慮すべきかもしれません(図 10、 11)。 また、今後 LCC を「できれば利用したくない」「二度と利用したくない」と回答した人に対し、その理由を自由に回答して もらったところ、二度と利用したくない理由としては「欠航・遅延」「シートの座り心地の悪さ」「他の利用客が気になる」があ がりました。できれば利用したくない理由としてあがった「ターミナルが遠い」「マイレージを貯めたい」といった理由よりも、 今後の利用を決定付ける上で重要となる要素と言えそうです(図 12)。 (表2) LCC に対する利用者の評価 2014 2015 2017 2014 2015 2017 空港カウンター従業員の対応が良い 32.2 32.6 24.3 18.1 16.5 20.0 飛行機の出発・到着が遅れる可能性が高い 57.8 55.7 53.7 10.0 12.1 10.0 出発・搭乗ゲートが遠い 77.7 79.6 82.0 5.8 4.8 4.5 前の座席との間隔が狭い 73.6 74.9 77.7 6.9 5.7 4.3 シートの座り心地が良い 15.3 16.2 12.8 38.3 41.2 43.7 CA(客室乗務員)の対応が良い 29.1 28.8 26.7 15.7 18.3 19.8 減便や休便が多い 51.6 42.0 35.3 10.2 14.4 15.7 便数が多く、都合のよい時間に飛んでいる 18.1 19.2 19.4 44.7 42.6 40.0 従来からある航空会社の方が安心できる 55.1 56.7 59.3 11.0 9.9 8.2 好きなLCC航空会社がある 24.4 29.7 27.4 24.8 23.8 25.9 最近、価格が高くなってきた 35.2 43.0 37.7 13.6 11.8 10.7 あてはまる +ややあてはまる あてはまらない+あまりあてはまらない 国内線 2014 2015 2017 2014 2015 2017 空港カウンター従業員の対応が良い 26.2 24.4 20.0 13.5 14.8 17.4 飛行機の出発・到着が遅れる可能性が高い 46.5 46.8 48.3 8.0 8.2 7.1 出発・搭乗ゲートが遠い 55.4 60.3 65.7 6.9 6.5 4.6 前の座席との間隔が狭い 54.8 59.8 63.1 7.2 7.1 4.7 シートの座り心地が良い 11.6 13.6 11.8 27.8 33.4 35.6 CA(客室乗務員)の対応が良い 21.4 24.1 20.9 14.8 15.8 14.8 減便や休便が多い 36.6 36.8 32.8 10.3 9.8 9.9 便数が多く、都合のよい時間に飛んでいる 12.0 15.8 15.0 29.1 29.6 30.4 従来からある航空会社の方が安心できる 41.6 51.7 56.6 9.1 8.4 5.9 好きなLCC航空会社がある 16.6 18.2 17.9 21.4 25.3 25.9 最近、価格が高くなってきた 28.7 33.1 30.5 9.5 10.1 8.4 あてはまる +ややあてはまる あてはまらない+あまりあてはまらない 国際線

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- 8 - (図 10)直近の旅行でLCCを利用して不便だったこと(国内旅行) (経年) 複数回答 (図 11)直近の旅行でLCCを利用して不便だったこと(国内旅行・男女別) 複数回答 (図 12)LCC に乗りたくない理由(自由回答) 47.5 35.1 17.7 21.6 16.7 12.2 15.9 13.3 9.1 3.6 1.5 2.0 8.3 44.2 30.0 14.7 18.7 16.1 12.8 13.0 11.1 7.7 3.6 4.5 2.8 9.4 43.2 27.1 16.5 14.9 14.3 12.2 9.2 6.8 5.4 4.7 3.4 1.4 10.4 0% 10% 20% 30% 40% 50% 搭乗口が 遠か っ た 預入荷物など の 付加料金 が わか り に く か っ た 遅延し た 発着空港が 自宅か ら遠 か っ た 座席指定料が 高か っ た 予約後に チ ケ ッ ト の 取り 消し が で きなか っ た 早朝便で 空港ま で の 地上 交通が 不便だ っ た 機内販売の 飲み 物など が 高か っ た 遅い 便で 到着後の 交通手 段が 不安だ っ た 乗るは ずだ っ た 便が 欠航 に なっ た チ ケ ッ ト の 支払い で コ ン ビ ニ 決済が で きなか っ た 機内食が 口に 合わなか っ た そ の 他 LCCを利用して不便だったこと(国内旅行) 2014 2015 2017 JTB総合研究所 41.4 29.2 14.9 11.2 15.2 11.9 8.5 7.5 5.4 4.3 4.6 2.2 10.4 45.0 25.0 18.1 18.5 13.4 12.6 9.9 6.2 5.3 5.0 2.1 0.7 10.4 43.2 27.1 16.5 14.9 14.3 12.2 9.2 6.8 5.4 4.7 3.4 1.4 10.4 0% 20% 40% 60% 搭乗口が 遠か っ た 預入荷物など の 付加料金が わか り に く か っ た 遅延し た 発着空港が 自宅か ら遠か っ た 座席指定料が 高か っ た 予約後に チ ケ ッ ト の 取り 消 し が で きなか っ た 早朝便で 空港ま で 交通手段 が 不便だ っ た 機内販売の 飲み 物など が 高 か っ た 遅い 便で 到着後の 交通手段 が 不安だ っ た 乗るは ずだ っ た 便が 欠航 に なっ た チ ケ ッ ト の 支払い で コ ン ビ ニ 決済が で きなか っ た 機内食が 口に 合わなか っ た そ の 他 LCCを利用して不便だったこと(国内旅行・男女別) 男性(770) 女性(775) 全体(1545) JTB総合研究所 狭い(10) スペース(1) 間隔(1) 多い(3) 狭い(3) ゆとり(1) 距離(1) 場所(1) 着く(1) 多い(1) 遠い(1) 価格しだい(1) 合わない(1) 使いにくい(1) 座り心地(2) 間隔(2) 空間(1) 立てにくい(1) 遠い(3) 安い(1) 減便(1) 選択する(1) 短時間(2) しんどい(3) 狭い(1) 座席(3) 長い(2) 移動(1) 夜(1) 空港内(1)歩く(1) 座席(14) 遅延(6) 遠い(3) 利用(2) 少ない(1) 着く(1) 空港(2) LCC (1) ツアー(1)安い(1) 好きでない(1) 空港(8) 利用(8) LCC(5) シート間(5) 長時間(1) 悪い(8) 会社(2) トラブル(1) 恐怖心(1) 安心(1) 実績(1) 会社(2) 飛行機(1) 良い(1) 乗り心地(11) 飛行機(6) 会社(5) 従来(5) 移動(4) 欠航(4) 時間帯(4) 席(4) かかる(2) 就航(1) 遅れ(1) 時刻(1) 成田(1) 発着(4) 時間(6) 会社(1) 大手(1) カード(1) 貯める(1) 保持する(1) カード(1) 会員(1) 大事だ(1) 安心(5) マイレージ(4) ANA(3) スケジュール(3) ターミナル(3) フライト(3) 間隔(3) 距離(3) 追加(6) 発生する(2) 安くない(1) 心配 (1) 預ける(2) 委託(1) 細かい(1) 料金(6) オプション(1) 料金(9) 荷物(7) 追加(7) 追加料金が発生する 減便、遅延、 欠航が多い 座席間 が狭く、 座り心地 が悪い マイレージを貯めたい 従来の航空会社 の方が安心 ターミナルが遠くて時間がかかる 利用できる空港が少ない、遠い LCCに乗りたくない理由 悪い(2) 安い(2) 多い(2) うるさい(1) 安い(1) 家族連れ(1) 客層(1) 最悪だ(1) 他の利用客が気になる できれば乗りたくない理由 二度と乗りたくない理由 できれば乗りたくない、二度と 乗りたくない共通の理由

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- 9 - 6.LCCの会社選びの基準は 78.4%「航空運賃が一番安いこと」。「行きたい場所への直行便がある」が 42.4% フルサービスの航空会社を選択する理由は「旅行スケジュールに合わせて選べる便数の多さ」。 国内旅行では「成田空港ではなく羽田空港を利用したい」が続く。許容できる料金差は所要時間で変わる LCC の航空会社を選ぶ基準は、全体では「航空運賃が一番安い(78.4%)」が最多で、次は「行きたい場所までの直行 便がある(42.4%)」でした。性年代別には大きな違いがありませんでしたが、これをタイプ別にみてみると、高アンテナタイ プは「行きたい場所までの直行便がある」、「フライトと自分のスケジュールが合っている」など、価格に加え自分の行きた い旅行先へ到達するための妥当な手段として LCC を選択していました。共感タイプでは「比較サイトで上位に出てくる」が 他のタイプより高くなりました。共感タイプには若い人も多くみられ、自分以外の評価基準を求める気持ちが強いことから、 比較サイトの重要性は高くなるのでしょう。メリハリ消費タイプでは「自宅近くの空港から発着している」「日本の会社である こと」などが高く、気軽さや安心感も重要だと考えられます(図 13)。 既存の航空会社を使いたい理由は、国内旅行では空港の近さや便数などターミナルや、海外旅行ではシートの快適 さや運航の正確さを挙げる人が多くなりました。国内線では使い勝手の良さ、国際線では長い飛行時間を快適に過ごし たい、現地の時間を有効に使いたいなどの気持ちが背景としてありそうです(図 14、15)。また、既存の航空会社を利用し てもよいと思う場合の LCC との価格差は、飛行時間が長くなるほど高くなり、片道 2 時間未満では「少しでも LCC より高け れば使わない」割合が 30%と多い一方、片道 5 時間を超える飛行時間の場合には「2 万円以上高くても利用する」と回答 した人の割合が 20%となりました(図 16)。LCC で有料のオプションサービスを利用するか聞いたところ、全体的には国内 旅行より海外旅行の方が有料オプションの利用率が高く、年代別では 30 代で比較的利用率が高い傾向がみられました。 最も利用率が高かった「座席指定」は国内旅行が 34.3%、海外旅行が 33.5%と、ほぼ同程度の利用率でした。手荷物預 けや飲食・物品購入などは海外旅行の方が高い傾向がみられます(図 17、18)。 (図 13)LCC の航空会社を選ぶ基準(タイプ別) 複数回答 (図 14)LCC でなく、既存の航空会社を利用したい理由 複数回答 78.4 42.4 34.8 27.6 21.1 18.8 18.5 15.2 12.3 11.6 8.9 1.0 1.4 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 航空運賃が 一番安い 行きた い 場所ま で の 直行便 が ある フ ラ イ ト と 自分の ス ケ ジ ュ ー ル が あっ て い る 自宅近く の 空港か ら発着し て い る ホ ーム ペ ージ か らの 予約が し や すい 日本の 会社で あるこ と 魅力的なキ ャ ン ペ ー ン 価 格 が ある 追加で か か るオ プ シ ョ ン 料 金が 一番安い 羽田か ら発着し て い る 比較サ イ ト で 上位に 出て く る 口コ ミ など で の 評価が 高い お 気に 入り の 会社 そ の 他 LCCの航空会社を選ぶ基準(タイプ別) 共感型(467) 高アンテナ(153) 合理派(339) 体験重視(222) メリハリ消費(364) 全体(1545) JTB総合研究所 42.8 32.6 30.5 28.7 25.8 24.7 24.4 20.5 14.4 12.2 9.2 2.3 34.9 20.9 19.6 33.8 29.2 20.9 18.1 29.9 12.2 4.5 11.8 2.2 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 選べ る便数が 多い 羽田空港を 利用し た い LC C 空港が 遠く て 不便 欠航や 遅延の 場合の 対応が 安心 欠航や 遅延が 少ない マ イ レ ージ を貯め た い LC C タ ーミ ナ ル や 搭乗ゲ ート が 遠い シ ート が 快適で ない 追加料金を払うと LCC もあま り 安く ない 伊丹空港を 利用し た い 好きな航空会社 が ある そ の 他 LCCでなく既存の航空会社を利用したい理由 国内旅行(1334) 海外旅行(1329) JTB総合研究所

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- 10 - (図 15)LCC でなく、既存の航空会社を利用したい理由(国内旅行・男女別) 複数回答 (図 16)フルサービスの航空会社を利用してもよい価格差(片道の飛行時間別) 複数回答 (図 17)有料サービス利用の有無(年代別)単一回答 (図 18)利用した有料サービス(国内旅行と海外旅行)複数回答 42.5 29.7 28.5 29.1 25.9 31.1 21.6 19.3 14.3 13.2 11.1 2.7 43.2 35.4 32.3 28.3 25.7 18.7 27.0 21.6 14.4 11.3 7.4 2.0 42.8 32.6 30.5 28.7 25.8 24.7 24.4 20.5 14.4 12.2 9.2 2.3 0% 20% 40% 60% 選べ る便数が 多い 羽田空港を利用し た い LC Cは 空港が 遠く て 不 便 欠航や 遅延の 場合の 対応が 安心 欠航や 遅延が 少ない マ イ レ ージ を貯め た い LC C タ ーミ ナ ル や 搭 乗 ゲ ート が 遠い シ ート が 快適で ない 追加料金を払うと LCC もあ ま り 安く ない 伊丹空港を利用し た い 好きな航空会社が ある そ の 他 LCCでなく既存の航空会社を利用したい理由(国内旅行・男女別) 男性(645) 女性(689) 全体(1334) JTB総合研究所 30.0 50.3 15.0 3.9 0.8 16.7 30.3 35.2 13.2 4.5 14.4 19.1 21.9 24.7 20.0 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% LC C り 少し で も 高け れば 使わない 5 千円程度ま で なら 高く て も利用 1 万円程度ま で なら 高く て も利用 2 万円程度ま で なら 高く て も利用 2 万円以上 高く て も利用 フルサービスの航空会社を利用してもよい価格差 (片道の飛行時間別) 2時間未満 2~5時間未満 5時間以上 JTB総合研究所 n=1531 34.3 23.1 6.7 5.3 52.6 33.5 31.5 15.4 11.9 45.1 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 座席の 指定 手荷物預け 機内で の 飲食 そ の 他 利用なし 利用した有料サービス(国内旅行と海外旅行) 国内旅行(1545) 海外旅行(1120) JTB総合研究所 47.4 48.4 53.2 47.0 42.2 46.4 54.9 59.9 61.4 51.5 58.8 47.6 52.6 51.6 46.8 53.0 57.8 53.6 45.1 40.1 38.6 48.5 41.2 52.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(1545) 18~29歳(252) 30代(270) 40代(297) 50代(230) 60歳以上(497) 全体(1120) 18~29歳(214) 30代(196) 40代(239) 50代(168) 60歳以上(303) 国内旅行 海外旅行 有料サービスの利用の有無(年代別) 利用あり 利用なし JTB総合研究所

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- 11 - (直近のLCCを利用した旅行経験から、商品の購入について知る) 7. LCC 航空券の購入場所は国内旅行の 74.6%が「LCC航空会社のホームページ」。前回調査より 5.9 ポイント減少 海外旅行は「LCC航空会社のホームページ」大きく減少(▲17.9 ポイント)し、「旅行予約サイト」が 13.9 ポイント増加 旅行商品を選ぶ上で、どのように LCC が選択され購入されているのか、直近の旅行からみてみます。今回の調査も前 回に続き、国内旅行も海外旅行も「LCC 航空会社のホームページで予約(国内 74.6%、海外 55.0%)」が最多でしたが、 国内旅行は前回調査から 5.9 ポイント減少し、「旅行予約サイトで予約」が 18.6%と前回から 5.6 ポイント高くなりました。ま た海外旅行では「LCC 航空会社のホームページで予約」が 17.9 ポイント減とポイントを落とす一方、「旅行予約サイトで予 約(31.4%)」が 13.9 ポイント増と大きく伸びています。特に海外旅行においては、航空券とともに宿泊なども予約すること が多く、たとえ旅行予約サイトで手数料がチャージされていたとしても、宿泊特典でお得感があったり、また就航当時より も LCC が旅行会社の商品に組み込まれたりすることが増えたことも要因であると考えられます(図 19)(図 20)。 (図 19)LCC航空券の購入場所(国内旅行) 単一回答 (図 20)LCC航空券の購入場所(海外旅行) 単一回答 8.旅行商品を購入する際の一番最初に起こすアクションは、 「お気に入りのオンライン専用の宿泊予約サイトで探す」国内旅行 44.9%、海外旅行が 26.3%でともに 1 位 航空機を使った国内旅行では、55.3%がフライトから予約し、42.9%が宿泊から先に予約する 旅行商品および旅行商品を探す手段は現在驚くほどの種類と数があります。旅行者が旅行先決定後の商品選びの段 階で、一番最初に起こす行動は何なのでしょうか。最も多かったのは「お気に入りのオンライン専用の宿泊予約サイトで探 す(国内旅行 44.9%、海外旅行 26.3%)」でした。旅行以外でも利用できるポイントがたまるサイトなど、特に国内旅行で 優先的に利用している人が多いことが要因の一つとして考えられます。海外旅行では既存の「お気に入りの旅行会社の サイトで探す(16.4%)」、「旅行比較サイト(トラベルコやスカイスキャナーなど)で航空券を探す(10.3%)」が続きました。 国内旅行も海外旅行も最初のアクションは上位 6 位までがインターネットの利用でした。旅行者の間では、まず最初にネ ットで調べることが定着していることが分かります。「旅行会社の店舗に行って相談する」、「旅行会社のパンフレットで比 較する」は少数派となっています(図 21)。 次に最初にアクションを取ってから、旅行商品を決定するまでに、どのようなサイトを見て検討しているかを聞いたところ、 旅行者は実に様々な手段で旅行商品を調べていることが明らかとなりました。全体では「旅行比較サイトでパッケージツ アーを探す(国内旅行 32.2%、海外旅行 24.6%)」が最も多い結果でした。国内旅行、海外旅行別では、それぞれ「旅行 比較サイト」がすべて上位 5 位以内に入り、また国内旅行では上位 8 項目が、海外旅行では上位 9 項目の回答が 10%を 超えています。性年代別の特徴としては、若い世代ほど旅行比較サイトやオンライン専門宿泊予約サイトなどの利用率が 高く、年代が上がると特定の会社のサイトで探す割合が高い傾向がみられました。また、30 代の女性はインターネットだけ でなく、旅行会社のパンフレットでの比較や、旅行会社の店舗で相談するなどの割合も高くなりました。旅行意欲が旺盛 な世代でもあり、小さい子供を持つ人も少なくないため、綿密に調べて失敗がないようにしたいという気持ちの表れとも言 えるかもしれません(図 22、23)。 80.5 74.6 2.9 2.0 13.0 18.6 3.5 4.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2014年(1030) 2017年(1545) 直近の旅行におけるLCC航空券の購入場所 (国内旅行) LCC航空会社のホームページで予約 LCC航空会社へ電話して予約 旅行予約サイトで予約 その他 JTB総合研究所 72.9 55.0 3.3 3.3 17.5 31.4 6.3 10.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2014年(582) 2017年(1120) 直近の旅行におけるLCC航空券の購入場所 (海外旅行) LCC航空会社のホームページで予約 LCC航空会社へ電話して予約 旅行予約サイトで予約 その他 JTB総合研究所

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- 12 - また、航空機を利用した観光旅行では、まず宿ありきで旅行の計画を立てるのか、それとも航空機ありきなのかを明らか にするため、最初に予約するものは何か聞きました。その結果、国内旅行、海外旅行ともに「最初に日程があうフライトを 探してとる」が最多でした。その傾向は特に海外旅行で強く、航空機での移動が中心となる海外旅行では、まずは足を確 保することが先決であると考える人が多いようです(図 24)。 (図 21)旅行商品を購入する際の最初のアクション 単一回答 (図 22)旅行商品の購入にあたり調べるもの全て(国内旅行・性年代別) 複数回答 (図 23)旅行商品の購入にあたり調べるもの全て(海外旅行・性年代別) 複数回答 44.9 11.1 9.9 9.7 6.3 4.0 2.3 2.2 1.6 1.1 0.3 0.8 5.9 26.3 9.2 16.4 9.6 10.3 1.6 4.3 2.2 5.3 0.9 0.3 2.3 11.2 0% 10% 20% 30% 40% 50% お 気に 入り の オ ン ラ イ ン 専 用宿泊予約サ イ ト で 探す 航空会社の HP で 探す お 気に 入り の 旅行会社の サ イ ト で 探す 旅行比較サ イ ト で パ ッ ケ ー ジ ツ ア ーを探す 旅行比較サ イ ト で 航空券を 探す 宿泊施設の HP で 探す 旅行会社の パ ン フ レ ッ ト で 比 較する 旅行比較サ イ ト で 宿泊施設 を探す 旅行会社の 店舗に 行っ て 相 談する イ ン タ ーネ ッ ト 広告 か ら探 す メ ール マ ガ ジ ン や SN S など か ら配信された 情報か ら探 す そ の 他 自分で は 調べ ない 旅行商品を購入する際の最初のアクション (航空機が先か宿泊施設が先か) 国内旅行(1545) 海外旅行(1545) JTB総合研究所 32.2 23.0 22.7 21.1 18.4 18.3 17.1 13.6 8.2 6.4 6.2 1.4 8.0 0% 10% 20% 30% 40% 50% 旅行比較サ イ ト で パ ッ ケ ージ ツ ア ーを探す お 気に 入り の オ ン ラ イ ン 専門 宿泊予約サ イ ト で 探す 宿泊施設の HP で 探す 旅行比較サ イ ト で 宿泊施設 を探す 旅行比較サ イ ト で 航空券を 探す お 気に 入り の 旅行会社の サ イ ト で 探す 航空会社の HP で 探す 旅行会社の パ ン フ レ ッ ト を も らっ て 比較 旅行会社の 店舗に 行っ て 相談 イ ン タ ーネ ッ ト 広告 で 探す メ ル マ ガ や SNS など か ら配信 された 情報で 探す そ の 他 自分で は 調べ ない 旅行商品の購入にあたり調べるもの全て(国内旅行・性年代別) 男性18~29歳(129) 男性30代(138) 男性40代(151) 男性50代(116) 男性60歳以上(236) 女性18~29歳(122) 女性30代(132) 女性40代(145) 女性50代(114) 女性60歳以上(261) JTB総合研究所 24.6 21.2 19.7 18.5 16.2 13.9 12.6 12.1 11.2 5.4 4.9 2.6 12.2 0% 10% 20% 30% 40% 旅行比較サ イ ト で パ ッ ケ ージ ツ ア ーを探す お 気に 入り の オ ン ラ イ ン 専門宿 泊予約サ イ ト で 探す お 気に 入り の 旅行会社の サ イ ト で 探す 旅行比較サ イ ト で 宿泊施設 を探 す 旅行比較サ イ ト で 航空券を 探す 旅行会社の 店舗に 行っ て 相談 す る 航空会社の HP で 探す 宿泊施設の HP で 探す 旅行会社の パ ン フ レ ッ ト を もらっ て 比較 イ ン タ ーネ ッ ト 広告 で 探す メ ル マ ガ や SNS など か ら配信さ れ た 情報で 探す そ の 他 自分で は 調べ ない 旅行商品の購入にあたり調べるもの全て(海外旅行・性年代別) 男性18~29歳(129) 男性30代(138) 男性40代(151) 男性50代(116) 男性60歳以上(236) 女性18~29歳(122) 女性30代(132) 女性40代(145) 女性50代(114) 女性60歳以上(261) 海外旅行全体(1545) JTB総合研究所

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- 13 - (図 24)航空機を利用した旅行で最初に予約するもの 複数回答 9.お気に入りのLCCの情報を積極的に取得しようとする人の手段は「HPをお気に入り登録」が 61.1% メルマガ登録は 38.8%。若い人ほどSNSをフォローも多くなる 前述のLCCに対する具体的な評価で「好きな国内線 LCC がある」と回答した人に、そのLCCの情報を取得する手段 について聞いてみました。「HP をお気に入りに登録する」が 61.1%と最多でした。2 位以下には、メルマガ登録(38.8%)、 会員登録(36.7%)と続きました。頻繁に情報を得たいというよりも、必要な時にすぐチェックできるようにしておくという人が 多いようです。また、ツイッターやフェイスブックなどの「SNS をフォローする」は、若い世代ほど多くなり、全体では 17.6% のところ、18~19 歳では 32.7%に上ります。LCCはコストを最小限に抑えていることから、サービスで付加価値をつけるこ とや、ポイントプログラムへの参画、テレビCFなどの広告宣伝費を使いにくいといった環境にあり、いかに顧客を囲い込む かが課題と考えらえます。SNSで視覚に訴え、ゆるいファンづくりをすることも、主要顧客である若い層を取り組む有効な 手段であると考えられますが、逆に利用者である彼らからの情報発信力にも期待できそうです(図 25)。 (図 25)好きな国内線LCC航空会社の情報を取る手段(年代別) 複数回答 32.9 30.3 16.0 12.6 4.1 2.3 1.8 34.7 20.9 19.8 9.2 5.8 3.7 5.9 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 最初に 日程が 合うフ ラ イ ト を探し て 取る 最初に 泊ま り た い 宿 を 押さえ る 最初に 希望の 時間帯が あるフ ラ イ ト を探す 気楽に キ ャ ン セ ル で き る の で ま ず宿を取る マ イ レ ージ を貯め て い る の で フ ラ イ ト を最初に 取る 乗っ て み た い 機材など が あるの で 最初に フ ラ イ ト を取る そ の 他 航空機を利用した旅行で最初に予約するもの 国内旅行(1545) 海外旅行(1545) JTB総合研究所 60.7 40.0 28.7 23.2 32.2 0.0 18.8 60.2 34.2 39.4 31.5 27.7 0.0 19.6 68.3 39.2 37.9 19.6 22.7 1.7 17.9 60.8 40.2 26.0 13.4 13.7 0.4 21.4 57.9 39.9 42.8 11.9 4.6 0.0 27.2 61.1 38.8 36.7 18.9 17.6 0.4 22.0 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% HP をお 気に 入り 登録 メ ル マ ガ 登録 会員登録 ア プ リ を ダ ウ ン ロ ード SNS をフ ォ ロ ー そ の 他 特に なし 好きな国内線LCC航空会社の情報を取る手段(年代別) 18~29歳(64) 30代(79) 40代(77) 50代(60) 60歳以上(144) 全体(424) JTB総合研究所

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- 14 - 10.まとめ 当社のこれまでの経年調査を通じ、LCCは旅行者数が拡大する中で、イノベーター理論のいわゆるフォロワー層(当 社の価値観タイプで合理派、体験重視、メリハリ消費)が経験者の 6 割にまで広がってきていることが分かりました。旅行 者にとってLCCの価値は年々「価格」に集約され、「遅延」や「キャンセル」が不便さや不満につながる大きな要因である 一方、格安だけにサービスなどには最初から期待せずに利用している様子もうかがい知れました。また就航当初は価格 による「お得感」が旅行の回数や現地での宿泊や食事にお金をかけるということに多少なりとも影響を与えていましたが、 今回の調査ではその影響が減少し、LCCは普通の交通手段の1つとして広い層に定着したといえます。 一般的に新しい商品やしくみが広く浸透すると、当初の斬新さや話題性は薄れ、コモディティ化が進み、価格に焦点が 集まります。LCCの仕組み自体は交通インフラとして定着しましたが、LCC各社としてはコストを最小限に抑えるため、高 付加価値やマイレージポイントによる差別化、広告宣伝費の大量投下は難しく、価格戦略に加えて、今後どのようにCR M(顧客管理)戦略を行い、リピーターを増やし、利用者数を伸ばしていくのか注目したいところです。これはLCCをはじ め一般の企業活動だけではなく、人気の広がった観光地などにいかに持続的に旅行者に来てもらうかという点では共通 の課題といえるでしょう。フォロワー層まで人気が広がると、むしろ高アンテナといった、新しいものに関心が興味を持つイ ノベーター層が離反しはじめ、やがてフォロワー層も他のものをフォローして全体として人気が落ちるという事例は少なく ありません。 LCCの場合は 20 代 30 代の若者層に支持され、最近では若い女性の伸びが大きくなってきました。彼らはSNSを積極 的に利用する世代でもあります。訪日外国人旅行者も意識しながら、特に画像を効果的に使い、ゆるいながらもファンを 増やし、利用者との情報接点をより多く作ることも1つの手段と考えられます。また 40 代以上の女性の利用は伸び悩み、 あまり利用したくないと考える人も多い一方で、男性は年齢があがっても利用率は増加し続けています。一人旅も多い健 康なシニア男性の旅行機会を増やすなど、ターゲットによってそれぞれ最適な情報接点や商品をつくることが重要です。 また、今回の調査結果から、旅行商品を選ぶ際に、商品だけでなく探す手段の数も種類も多く、中でも「比較サイト」の 利用が浸透していることがわかりました。比較サイトの表示では、価格に焦点が当たり、商品の内容や質を伝えることは困 難と考えられます。今後は企業自身がメディア媒体となることを意識し、自社の魅力を伝えていくことがより重要になると考 えられます。 <お問い合わせ> (株)JTB総合研究所 03-6722-0759 www.tourism.jp 調査・分析担当:三ツ橋、早野、波潟 (広報担当 三ツ橋・早野・波潟)

参照

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