電気通信大学
I
類(情報系) 情報・ネットワーク工学専攻
CED 2018
システム利用ガイド
ver1.2
CED
管理者 学術技師 島崎俊介(教育研究技師部 実験実習支援センター)
2018
年
3
月
29
日
1
ログイン・ログアウト手順について
1.1
ログイン手順
CentOS
1. モニタと端末の電源を入れる。2. GNU GRUB version 2.02 Beta2-36ubuntu3という画面が表示されるので,CentOSを選択する。※
10秒間選択しなかった場合,デフォルトではCentOSが起動される。
3. CEDアカウントのユーザー名/パスワードを入力する。
4. ※最初のログイン時のみ,「Update standard folders to current language?」と表示される(図2)の で,Don’t ask me this againにチェックし, 「Update Names」 をクリックする。
5. 以上でログイン完了だが,初期ログイン時は,pwdコマンドでホームディレクトリの確認を推奨する。
/情報基盤センターのホームディレクトリ/.ced_centosになっているはずである。
1.2
ログイン手順
Ubuntu
1. モニタと端末の電源を入れる。
2. GNU GRUB version 2.02 Beta2-36ubuntu3という画面が表示されるので,Ubuntuを選択する。※
10秒間選択しなかった場合,デフォルトではCentOSが起動されるので注意。 3. CEDアカウントのユーザー名/パスワードを入力する。 4. 以上でログイン完了だが,初期ログイン時は,pwdコマンドでホームディレクトリの確認を推奨する。 /情報基盤センターのホームディレクトリ/.ced_ubuntuになっているはずである。
1.3
ログアウト手順
CentOS
1. 画面右上の電源アイコンをクリックし,表示された電源アイコンをクリックし,電源オフをクリック する。 2. シャットダウンをクリックする。 3. モニタと端末の電源を消す。1.4
ログアウト手順
Ubuntu
1. 画面右上の電源アイコンをクリックし,シャットダウンをクリックする。 2. シャットダウンと明記された電源アイコンをクリックする。 3. モニタと端末の電源を消す。2
概要
2.1
学生用
PC
端末構成
(
図
1)
※全ての端末に
GPU
ボード搭載
210
台
• 端末: Dell Precision Tower 3420
• OS: CentOS7及びUbuntu16.04 ※CentOS7は,前システムから使用したソフトウェアの利用を想 定,Ubuntu16.04はGPUボードの利用を想定
• CPU: Intel Core i7-7700 (Quad core 3.6GHz) • GPU: NVIDIA Quadro K620(メモリ2GB) • メモリ: 16GB
• キーボード: Happy Hacking Keyboard Lite2 /日本語配列 かな無刻印 黒USB • モニタ: EIZO FlexScan EV2456 24.1型
• マウス: Dell Precision Tower付属品
図2 CED学生用PC端末
2.2
GPU
サーバー構成 ※主にリモートでの利用。前システムの
GPU
サーバー買取品の
ため、ハードウェア構成は同じ
34
台
• OS: Ubuntu16.04
• プロセッサー:Intel Xeon E5-2620 (15M Cache, 2.00 GHz, 7.20 GT/s Intel QPI) • メモリ: 16GB (4GB DDR3-1600 1Rx4 ECCREG RoHS 4枚)
• ハードドライブ:500GB 2.5inch SATA HDD
• ライザーカード:Two PCIe x8 Riser card (RSC-R1UG-2E8G-UP) • グラフィックスボード:NVIDIA GeForce GTX 1080Ti(メモリ11GB) • インフィニバンド: QDR IB(40Gb/s) and 10GigE
• アダプタカード:Mellanox ConnectX-3 VPI
3
ソフトウェア
CentOS7の利用可能ソフトウェアは下記の通りです。※Ubuntu16.04のみ,Beta版のUnity,エディタ
Atomが利用できますが,前システムから引き続き利用できるソフトウェアは,基本的にCentOS7にインス トールされています。
• Mathematica 11 • MATLAB 2017b • Android Studio
• Unity(Ubuntuのみ) • C, C++, fortran • Clang(Clang3.4.2, LLVM3.4.2) • OpenMP • CUDA開発環境 cuda8.0 • Java開発環境 OpenJDK8.0 • Python処理系 • Perl処理系 • Ruby処理系 • awk • Common LISP処理系 • Scheme処理系 • OCaml処理系 • Haskell処理系 • Scala処理系 • Prolog処理系 • 定理証明支援系Coq • R 3.4.3 • Qemu • gcc-c++ 4.8.5 • zsh • Eclipse QXYGEN
• Eclipse WindowBuilder,Eclipse Web Tools Platform
• バージョン管理システムCVS • バージョン管理システムSubversion • バージョン管理システムGit • バージョン管理システムMercurial • Valgrind • Yacc互換コンパイラ • GNU Bison • flex • SCIP • WOLFRAM CDF Player(Mathematica互換) • MPIライブラリ(並列計算) • OpenGL互換ライブラリ(グラフィック) • GLUTライブラリ(グラフィック) • OpenCVライブラリ(画像処理) • GTK+ツールキット(GUI) • FFTWライブラリ(信号処理) • LAPACKライブラリ(数値計算)
• OpenBLAS • sqlite
• Verilog処理系
• Altera製FPGAデザインソフトウェア Quartus • Xilinx製FPGAデザインソフトウェアVivado • GTKwave • C言語処理系 • ネットワークプロトコルアナライザWireshark • Apache • Tomcat • MySQL5.6 • Emacsエディタ • vi, vimエディタ • nano • Thunderbird(メーラー) • Firefox • chromium • Mplayer • GIMP • sox(音信号の変換, 再生 ) • inkscape • PDF viwer • gv • screen , tmux • TeX Live • PostScriptインタプリタ • DVIファイルビューア • オフィス統合環境(libraOffice) • 画像操作ツールImageMagick • グラフ作成ツールgnuplot • ebb • nkf
4
CED
アカウント
4.1
CED
アカウントについて
CEDアカウントは,情報基盤センターのUECアカウントと,ユーザー名/パスワードが共通です。なので, パスワードの変更は,情報基盤センターのパスワード変更ページ https://axiole.cc.uec.ac.jp/※学内 限定 を参照してください。CEDアカウントはI類(情報系), 情報・ネットワーク工学専攻修士,情報・通信工学科/専攻修士の学生については, 自動的に発行されます。※I類(情報系)は1年生後期,情報・ネット ワーク工学専攻は修士1年前期より利用可能です。他学科・他類・修士他専攻・博士全専攻・先端工学基礎課 程の学生は, CEDを利用する授業を履修した者で,授業担当教員の許可を得られた者のみ, CEDアカウント 申請書を提出することでCEDアカウントを作成します。
4.2
過年次学生の
CED
アカウントについて
2018年3月現在,過年次学生(学部:2015年より前に入学した学生,修士:2017年より前に入学した学生)は, CEDアカウントを一度使用不可にしています。再履修等で改めてCEDを利用したい場合, CEDアカウント 申請書を提出することでCEDアカウントが発行されます。4.3
教職員の
CED
アカウントについて
教職員のCEDアカウントは, Eメールにて UECアカウント を明記し,admin[at]ced.cei.uec.ac.jp (※[at]を@に置換)までお送りください。折り返し, CED管理者より,アカウントを作成し,発行通知をお 送りします。
5
注意点
• CEDのディレクトリは,情報基盤センターのファイルサーバーを使用しているため,今までの授業で使 用したファイル等は, CentOS7のホームディレクトリ: /情報基盤センターのホームディレクトリ/.ced_centos もしくは Ubuntu16.04のホームディレクトリ: /情報基盤センターのホームディレクトリ/.ced_ubuntu から,1つ上の情報基盤センターのホームディレクトリに戻り.cedディレクトリに移動して確認して ください。• CEDは, 24時間演習を行うことができる端末を4台{red99.ced.cei.uec.ac.jp, yellow99.ced.cei.uec.ac.jp,
blue99.ced.cei.uec.ac.jp, purple99.ced.cei.uec.ac.jp}用意しています(アクセス方法は,学内ネット ワークからのみログイン可能です。情報基盤センターのsol.cc.uec.ac.jpを経由するか、VPN等で学内 に入ってからでないとログイン出来ません)。
• 学内のUECメール{UECアカウント@edu.cc.uec.ac.jp }については, CEDのThunderbirdを利 用できます。利用方法は, 情報基盤センターのメール設定 https://www.cc.uec.ac.jp/srv/all/ uecmail/uecmail_manual.htmlと同じです。 • CEDは飲食禁止です。また, 消しゴムを使用する筆記用具の使用も原則禁止しています。授業の演習 等で止むを得ず, 使用する場合は, 使用者が責任を持って机を現状復帰してください。消しゴムのカス は床に落として置いてください。定期的に管理者で掃除機をかけます。利用マナーによっては, CED 利用についてペナルティを設けます。また,使用したキーボードやマウスについても,元どおりの位置 に戻してください。 • CEDの開室は,月曜日から金曜日 9:00-19:00 となっております。長期休み期間等の開閉室情報は,
https://www.ced.cei.uec.ac.jpをご覧ください。 • /ced-home/staff以下に教職員が作成できる共有領域があります。前のシステムから引き継がれていま す。cpコマンドで,学生が自分のディレクトリへファイルコピーが可能です。 • 優先授業として割り振られているコマでは授業受講者優先だが、他の時間 の時は自由に使えます。教 員向けには、授業として使いたい時は教務課 経由でCEDに連絡してください。(一時的に使う場合 はCEDだけに連絡して もらうので可) • 印刷枚数は,半期で500ポイント(モノクロは1枚1ポイント,カラーは1枚2ポイントでエリア5の color-pのみ利用可能)です。400ポイント使用すると警告が表示されます。印刷枚数状況は,firefox
のブックマークにあるPrint Producer https://print.ced.cei.uec.ac.jp/cpp/user/にCEDア カウントでログインして確認することができます。
• 教員用PCは,{エリア1・2:yellow03,エリア3・4:blue01,purple01,エリア5:lemon20}となってい ます。教員用PCは,プロジェクターを使用することができます。
• エリア5について,FPGAボードを常設している実験時期はなるべく利用を避けてください。
6
お問い合わせ
CEDに関するお問い合わせは,
• CEDホームページ: https://www.ced.cei.uec.ac.jp (CEDの利用方法,時間割は一部学内限定) • E-maill: admin[at]ced.cei.uec.ac.jp (主に, CED利用に関してのお問い合わせ ※[at]を @に
置換)
• E-maill: trouble[at]ced.cei.uec.ac.jp (主に, 授業等でのトラブルや機器の故障についてのお問 い合わせ ※[at]を@に置換)