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内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

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Academic year: 2021

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第4学年 国語科「話す・聞く」学習指導案

授業者 宮川珠実 1 目指す言語能力 互いの考えの相違点や共通点を考えながら,進んで話し合う力 2 教材名 「話し合って決めよう」 3 児童の実態 (男子17名 女子18名 計35名) 本学級では,担任や友達と話をすることが好きな児童が多い。家庭での出来事や,友達と遊んだこ と,習い事のことなどいろいろな会話を楽しんでいる。昨年度から,朝の発見タイムを中心に,人前 で話したり聞いたりする経験を増やすスピーチ活動に取り組んでいる。スピーチ活動では,話すこと に慣れてきて,友達の前でも安心して話せるようになってきた。また,スピーチの場での相手に応じ た適切な表現も意識してできるようになっている。しかし,選材の工夫をして詳しく話すことや,伝 えたいことを筋道を立てたり整理して話したりすることは,まだ十分ではない。 聞くことに関しては,話し手の方を見ながら聞く,黙って最後まで聞くことは,ほとんどの児童が できるようになっている。スピーチ活動の中では,聞き取りカードを用いて話し方に注意を払って聞 いてきた。話の内容を聞き取って自分の意見や感想を持ったり,分からないことやもっと詳しいこと を質問したりすることは,なかなかできない。 学級会の話し合いでは,自分の意見を言える児童が3年の当初に比べて多くなってきた。しかし, クラスのみんなの前では緊張してしまい,なかなか意見を言えない児童もいる。また,発言の声が小 さい児童もいる。3年の「名前をつけよう」の単元は,グループで一つの意見にまとめる話し合いを 通して,意見の出し方や話し合いのしかたを学習した。だが,学級での話し合いは,十分に意見を出 し合う前に安易に多数決で決める傾向があり,互いの意見の相違点や共通点を意識しながら合意点を 探る話し合いにはまだ到っていない。 〈児童一人ひとりの実態〉 内容 児童 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 経験したことや調べたことから選んで話す。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 内容(考え)を分かりやすく話す。 ○ ○ ○ ○ はっきりした発音で声の大きさを考えて話す。 ○ ○ ○ ○ ○ 丁寧な言葉を使って話す。 ○ ○ ○ 相手の顔を見ながら話す。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 大事なことをメモを取りながら聞く。 ○ ○ 意見や感想を持ちながら聞く。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 友達の考えを聞きながら進んで意見を言う。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

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内容 児童 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 経験したことや調べたことから選んで話す。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 内容(考え)を分かりやすく話す。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ はっきりした発音で声の大きさを考えて話す。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 丁寧な言葉を使って話す。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 相手の顔を見ながら話す。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 大事なことをメモを取りながら聞く。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 意見や感想を持ちながら聞く。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 友達の考えを聞きながら進んで意見を言う。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 4 指導の内容と教材の関わり ○目的意識 ・よりよい意見にまとめるための話し合いのしかたを学ぶため。 ○相手意識 ・話し合いをしている友達に対して。 ○方法意識 ・身近な話題について,少人数グループの中で安心して意見を出し,役割を決め て話し合う。 ・自分たちの話し合いを振り返るために,話し合いグループと観察グループに分 かれて話し合う。 ○場面状況意識 ・少人数グループでのよりよい意見にまとめるための話し合いの場面,及び自分 たちの話し合いを振り返る場面で。 ○評価意識 ・ワークシートをもとに学習を振り返る。 ・友達の評価や教師の支援から自分の活動を振り返る。 本単元は,「話すこと・聞くこと」の「話し合うこと」に重点をおいた単元である。自分たちの活動 を自分たちで話し合って決めたいという意識が芽生えてきたこの時期の発達段階を考慮し,児童が協 力し合ってよりよい意見にまとめる話し合いのしかたを学ぶことをねらいとする。 このねらいを達成するため,十分に意見を出し合う前に,安易に多数決によって決めてしまうので はなく,友達の意見を聞きより良い意見にまとめる話し合い活動を設定した。 指導に当たっては,まず話し合いのモデルを示し,これまでの自分たちの話し合いと比べさせ,意 見を出すときに大切なことを理解させる。この理解をふまえ,互いの考えの相違点や共通点を考えな がら話し合いをさせる。児童が関心を持ち,意見を出しやすいような身近な話題を設定し,進んで話 し合わせる。また,すべての児童が安心して意見を言えるように,4,5人の少人数グループで話し 合わせる。本単元における意見を一つにまとめる話し合いでは,進行係が合意点を探る上で重要な役 割を果たす。そこで、進行係の役割についても重点的に学ばせる。また,自分たちの話し合いを客観 的に振り返るために,話し合いグループと観察グループに分かれて話し合いをさせる。観察グループ は,話し合いを聞くことによって話し合いグループの評価をし,役割を代えて話し合う際に,自分た

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ちの話し合いに生かせるようにする。 このような活動を通して,進んで話し合おうとする態度を育て,話し合いによって物事を決める楽 しさを実感させたい。 5 日常の取り組み (1)「話すこと・聞くこと」への取り組み ・一分間スピーチ…毎日朝の会で日直2名が話し,話し方がんばりカードと話し方・聞き方カード を活用している。 ・教師の話の聞き取り…板書なしでの連絡を聞き取りって書く。 ・話し合い(学級会)…自分の意見を持ち,進んで意見を言うようにする。 友達の意見に対して自分の立場をはっきりさせて意見を言うようにする。 (2)「読むこと」への取り組み ・読書タイム…漫画以外の読み物の本を各自で読む。 学年の教師が各学級を回って読み聞かせや本の紹介をする。 ・本の読み聞かせ…図書の時間や,授業初めの1分程度の時間に少しずつ読み聞かせる。 ・本の紹介(教師)…各自が学級の友達にすすめたい本を書いたカードを綴って,学級文庫に置 き,自由に閲覧できるようにしておく。 6 指導の目標 ・ 互いの考えの相違点や共通点を考えながら,進んで話し合う。(A-ウ) 7 指導計画(A 領域30時間の6時間)と評価計画 時 学習活動 評価の観点・方法 評価規準A 評価規準B C手だて 1次 話し合いのモデルを参考に,よりよい意見にまとめるための話し合いで大切なことを理解する。 1 話し合いのモデ ル(CD・教科書) と比べ,意見を出 すときに大切な ことを理解する。 意 見 を 出 す と き に大切なことを, 理解しているか。 ・教師観察 意 見 を 出 す と き に 大 切 な こ と を 見つけ出し,理解 できる。 意 見 を 出 す と き に大切なことを, 理解できる。 み ん な で ま と め た 大 切 な こ と を 示し,その良さに ついて説明する。 2 話し合いのモデ ル(CD・教科書) を聞き,進行係の 役割について大 切なことに気づ く。 進 行 す る と き に 大 切 な こ と を 理 解しているか。 ・教師観察 進 行 す る と き に 大 切 な こ と を 見 つけ出し,理解で きる。 進 行 す る と き に 大 切 な こ と を 理 解できる。 み ん な で ま と め た 大 切 な こ と を 示し,その良さに ついて説明する。

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3 よりよい意見に まとめるための 話し合い(CD)を, 気をつけて聞き, 大切なことを確 かめる。 話 し 合 い を 気 を つけて聞き,良い と こ ろ を 見 つ け る こ と が で き た か。 ・教師観察 ・メモ 話 し 合 い を 気 を つけて聞き,良い と こ ろ を 見 つ け て 自 分 な ら ど う 言 う か 考 え る こ とができる。 話 し 合 い を 気 を つけて聞き,良い と こ ろ を 見 つ け ることができる。 教 師 が 読 み 聞 か せ,良いところを 説明する。 2次 少人数グループで,よりよい意見にまとめるために話し合う。 1 話し合いグルー プと観察グルー プに分かれて「雨 の日の室内レク」 をテーマに話し 合う。 よ り よ い 意 見 に まとめるために, 互 い の 考 え の 相 違 点 や 共 通 点 を 考 え な が ら 話 し 合う。 ・教師観察 ・ワークシート ・自己評価 ・相互評価 よ り よ い 意 見 に まとめるために, 他 の 人 の 意 見 を 取 り 入 れ て よ り よい案を考え,進 ん で 話 し 合 う こ とができる。 よ り よ い 意 見 に まとめるために, 互 い の 考 え の 相 違 点 や 共 通 点 を 考 え な が ら 進 ん で 話 し 合 う こ と ができる。 よ り よ い 意 見 に ま と め る た め の 話し合いでは,友 達 の 考 え の 良 さ にも気づかせる。 自 分 の 意 見 と 友 達 の 意 見 を 比 べ な が ら 聞 く よ う にさせる。 2 ( 本 時 ) 話し合いグルー プと観察グルー プに分かれて「み んなでできる楽 しい歩数アップ 作戦」をテーマに 話し合う。 ※ 話 し 合 い グ ル ー プ と 観 察 グ ル ー プ を 入 れ 替える。 よ り よ い 意 見 に まとめるために, 互 い の 考 え の 相 違 点 や 共 通 点 を 考 え な が ら 話 し 合う。 ・教師観察 ・ワークシート ・自己評価 ・相互評価 よ り よ い 意 見 に まとめるために, 他 の 人 の 意 見 を 取 り 入 れ て よ り よい案を考え,進 ん で 話 し 合 う こ とができる。 よ り よ い 意 見 に まとめるために, 互 い の 考 え の 相 違 点 や 共 通 点 を 考 え な が ら 進 ん で 話 し 合 う こ と ができる。 よ り よ い 意 見 に ま と め る た め の 話し合いでは,友 達 の 考 え の 良 さ にも気づかせる。 自 分 の 意 見 と 友 達 の 意 見 を 比 べ な が ら 聞 く よ う にさせる。 3 こ れ ま で の 話 し 合 い 活 動 振 り 返 り,学習のまとめ として「あったら いいなこんな係」 をテーマに,話し 合う。 よ り よ い 意 見 に まとめるために, 互 い の 考 え の 相 違 点 や 共 通 点 を 考 え な が ら 話 し 合う。 ・教師観察 こ れ ま で の 話 し 合いを生かして, よ り よ い 意 見 に まとめるために, 他 の 人 の 意 見 を 取 り 入 れ て よ り よい案を考え,進 よ り よ い 意 見 に まとめるために, 互 い の 考 え の 相 違 点 や 共 通 点 を 考 え な が ら 話 し 合 う こ と が で き る。 よ り よ い 意 見 に ま と め る た め の 話し合いでは,友 達 の 考 え の 良 さ にも気づかせる。 自 分 の 意 見 と 友 達 の 意 見 を 比 べ

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・ワークシート ・自己評価 ・相互評価 ん で 話 し 合 う こ とができる。 な が ら 聞 く よ う にさせる。 8 本時の展開 (1) 日時 2006年10月20日(金)5校時 (1:50~2:35) (2) 場所 4年2組教室 (3) 学習内容 「みんなで楽しくできる歩数アップ作戦」について,少人数グループで話し合う。 (4) 本時の目標 互いの考えの相違点や共通点を考えながら,よりよい意見にまとめるために進んで話し合う。 (5) 授業の展開 過程 児童の活動 教師の活動 評価の観点・方法 振 り 返 る つ か む 確 か め る ○前時までの活動を振り返る。 ○本時の課題をつかむ。 ○ 意見をまとめるための話し合い で,それぞれの役割について大 切なことを確認する。 ○話し合いグループと観察グルー プに分かれ「みんなが楽しくでき る歩数アップ作戦」をテーマに話 し合う。 ・少人数グループで話し合う。 ○前時までの活動を思い出 させる。 ○本時の課題を提示する。 ○話し合いの様子を見てま わり,助言する。 ・ひとつの意見にまとめら ない班には,合意点とな る よ う な 視 点 を 提 示 す ○進んで話し合いに参加し ているか。 ○よりよい意見にまとめる ための話し合いになって いるか。(教師観察) おたがいの考えの同じところやちがうところを考えながら, よりよい意見にまとめるために進んで話し合おう。 〔話し合いグループ〕 意見を出す人 〔話し合いグループ〕 進行係 〔観察グループ〕 ・賛成・反対などの立場 をはっきりさせ,理由 をつけて意見を出す。 ・他の人の意見を取り入 れて,よりよい意見を 出す。 ・最初に話し合いのテーマを確かめる。 ・話題がそれたらもとに戻す。 ・もう一度テーマにもどって確かめる。 ・話し合いから結論をまとめ,たしかめる。 ・担当する友達の良 いところを見つけ る。 ・自分だったらどう 言うか考える。

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ま と め る ・観察グループは話し合いグループ の担当の児童を中心に話し合い を聞き,メモを取る。 ・決まったことを書きこむ。 ○話し合いグループは自己評価を, 観察グループは担当の児童の評 価を行う。 ○話し合いグループは観察グルー プのメモをもとに話し合いを振 り返る。 ○話し合いで決まったことを発表 する。 ○本時の学習のまとめをする。 る。 ○話し合いを振り返り,ワ ー ク シ ー ト に 記 入 さ せ る。 ○友達の評価を参考にして 話 し 合 い を 振 り 返 ら せ る。 ○話し合いグループの児童 に発表させる。 ○本時の話し合いで良かっ たところを伝え,次時へ の意欲を持たせる。 (話し合いの様子をICレ コーダーで録画し,次時で の振り返りに活用する。) ○振り返りカードをもとに 話し合いをふりかえるこ とができたか。 (振り返りカード) (6)評価の具体 A 他の人の意見を取り入れてよりよい案を考え,進んで話し合うことができる。 B よりよい意見にまとめるために,互いの考えの相違点や共通点を考えながら進んで話し合うこと ができる。 C (手だて) ・自分の意見に固執して主張してしまう。 (よりよい意見にまとめるための話し合いでは,友達の考えの良さにも気づかせる。) ・友達の考えに対して意見を言うことができない。 (自分の意見と友達の意見を比べながら聞くようにさせる。)

参照

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