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単元について

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Academic year: 2021

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1 日 時 平成28年6月2日(木)3校時(10:35-11:25) 2 学 年 中学校第3学年(男子9名 女子13名)

3 場 所 3年A組教室(1階) 4 単 元 名 Presentation 1 日本文化紹介

(New Horizon English Course 3 (東京書籍)) 5 単元の目標 ◎Unit 1 までに学んだ表現(受け身の文)を使って,日本文化について説明する英文を書いて,口 頭で発表することができる。[外国語表現の能力] 6 本単元で育成しようとする資質・能力 コンピテンシー(資質・能力) 本単元との関わり 知識 知識 受け身の文の表現を正しく使うことができる。 スキル 論理的・建設的批判能力 コミュニケーション能力 聞き手の立場や状況に応じて,必要な情報を選択 し,適切な文章構成で書くことができる。 必要に応じて表現を付け足したり聞き手に呼び かけたりしながらコミュニケーションを図る。 意欲・態度 積極性 間違ってもあきらめずに最後まで取り組む。 仲間と協力してよりよい発表になるように工夫 し続ける。 価値観・倫理観 異文化理解 アイデンティティー 日本文化について調べて発表する活動を通して, 異文化理解やアイデンティティーを深める。 7 単元のICE モデルイメージ 8 本単元で使用するシンキングツール 【イメージマップ】 イメージマップは,文章に組み入れる事柄や,調べる事項についての発想を 広げます。作文をするときに,何について書くかについてイメージマップをも ちいて広げておくことで,書く内容が豊かになります。(中略) 最も重要なことは,書き出すときに,制限をかけないように気をつけることです。ブレーンストーミ ングとは,脳に嵐を起こすとう意味で,それまで思いつかなかった斬新なアイデアをうみだすための方 法です。したがって,自分の頭を支配していた思い込みや常識をとっぱらって,自由にアイデアを広げ ることが大事です。どのようなことでも思いつくことはとりあえず書いてみます。必要があるかないか は,アイデアを出し切ってから検討します。(黒上晴夫他「シンキングツール®〜考えることを教えたい 〜(短縮版)より引用) 本単元では,「日本文化を英語で書くためには,日本文化に関する情報とそれを表現するための英語が 必要である。」ということを生徒と確認し,まずは日本文化についてのイメージを広げさせるためにイメ Ideas【考え・基礎知識】 受け身の文を使って,日本 文化について簡単な説明を している。 Connections【つながり】 自分が紹介することにした 日本文化と自分との関わりを 英文に含んでいる。 Extensions【応用・ひろがり】 聞き手の立場や状況に応じて,表現を付 け足したり相手にメッセージを呼びかけた りしながら日本文化を説明している。 外国語 第3学年 竹原市立吉名中学校 指導者 若本 綾子 単 元 名 本単元で育成する資質・能力 論理的・建設的批判力,コミュニケーション能力,異文化理解

Presentation 1 「日本文化紹介」

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ージマップを使用する。クラス一人一人のイメージマップを1つにつなげてさらにイメージを広げ,そ の中から自分が紹介したい日本文化を決めさせる。そして,その日本文化についてのイメージをさらに 広げさせたり,必要に応じてインターネットを使って情報収集させたりする。 【PMI】 対象について,「いいところ(Plus)」「だめなところ (Minus) 」 「 興 味 を 持 つ こ と ・ お も し ろ い と こ ろ (Interesting)」の3つの視点から印象や意見を書き込み ます。「おもしろいところ」については,肯定,否定のど ちらかわからなかったり,どちらとも言えないけれども おもしろいと思ったりしたことについて書き込みます。 なにが「いいところ」でなにが「だめなところ」かについて, 正解はありません。感じたままに書くことが大事です。 (黒上晴夫他「シンキングツール®〜考えることを教えた い〜(短縮版)より引用) 本単元では,「話すこと」の「発表」において,よりわかりやすく相手に伝えるためにはどうしたら よいのかを考えるために,思考ツール「PMI」を用いる。PMIに他人のスピーチについて整理して, 自分たちが発表する際に留意することを評価基準(ルーブリック)にまとめる。手順としては,個→グル ープ→全体でまとめたい。 9 単元について (1)単元観 本単元は,2つのパートに分かれており,前半では日本文化紹介文を書いて発表する。後半は Unit 0 の国紹介や Unit 1 の文化の多様性を包括的に扱い,ハワイの風習や文化についての読み 物教材へとつながっている。本指導案には前半のみを記述することとする。 前半部分の日本文化紹介では,Unit 0 の国紹介でデータや表等の事実を用いて説明することや Unit 1 の「外国文化と日本文化とのつながり」というテーマを生かして活動を進めることが可能 である。言語材料は主に受身の文が扱われており,「使われている」「~でできている」「親しま れている」「知られている」等の表現を使わせて,さまざまな事物を表現することができる。日 本文化紹介を海外に向けて情報発信するという必然性を設定することもできる。中学校第3学年 では動詞の活用形が多様化する。本単元は,過去分詞形を使ってある程度まとまりのある表現活 動を行わせるための,第3学年最初の単元として適している。 (2)生徒観 本学級の生徒は,与えられた学習課題に真面目に取り組む。英語で表現することが大好きだと いう生徒が数名いる一方で,苦手意識が強い生徒も数名いる状況である。個別支援が必要でペ ア・ワークやインタビュー活動が成立しない生徒もいる。全体的に即興での対応や変化が苦手な 一面もあるが,やる気があり,できるようになろうと協力して一生懸命に取り組むことができる。 生徒の英語発話量を増やすことが課題であり,与えられた型で行うQA活動のみならず,即興 的なやりとりも含めて生徒同士がコミュニケーションを図る場面や時間を増やすことに取り組 んでいる。先月,異なる情報を持ち寄ってグループ内で情報交流させた際には,状況に応じて“One more time, please.”“How do you spell ○○?”や“OK?”と相手の理解を確かめたり“Sorry.” と詫びたりする即興のやり取りもしていた。授業が終わってからも英語を話し続ける生徒もお り,英語を話すことが楽しいと感じている様子が伺えた。

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平成27年度広島県「基礎・基本」定着状況調査時の本学級の生徒の通過率及び回答状況を次 図に示す。 表1【実技試験】英文やイラスト等に 表2【生徒質問紙】 ついての質問に口頭で適切に応答する力 質問 県平均 2年次6月 ①Does ~? 77.8% 100% ②What day ~? 63.3% 85.7% ③What is ~ doing? 35.8% 76.2% ④Do you like ~?に2文以

上で応答 96.0% 100% 表1の実技試験の結果,③What is ~ doing?の応答が他の項目に比べて通過率が低かった。 この問いは昨年度までと出題形式が変わったことが通過率低下の原因と考えられるが,問題は出 題形式が変わると対応できないということである。表2は「話すこと」「書くこと」における言 語活動に関する生徒の意識調査の結果である。表2中の①②については日常的に指導している が,否定的な回答をしている生徒がいることは,そのようにうまくできていないと自己評価して いるということの表れであると考えられる。 Unit 0 では,新しく着任したALTの母国紹介を聞いた後,生徒それぞれが興味を持っている 国について調べてスライドを用いて発表した。その際,教科書に与えられた英文の型通りに書く (ICEモデルのIレベル)段階でも「英文の正確さ」という点では良いのだが,果たしてそれ が聞き手を意識した文章構成であるのかどうか,また「聞いてみたくなる発表内容」とは何か, という点について考えさせた。スライドと発表原稿のタイミングを合わせることや「“Look at the picture.”と付け足して言えばよかった。」という課題を発見している生徒もいた。これらのこ とは英語力とは直接関係ないが,相手意識を持ってわかりやすく伝える,ということを考えさせ るきっかけとなった。私の課題は,スライドづくりに力が注がれることと時間が多くかかったこ とである。成果は,自分が作ったスライドの内容をALTに伝える,という必然性があったこと である。 (3)指導観 本単元の指導においては,生徒実態と前述の指導実態を踏まえて次の点を工夫する。 ①外国からのメッセージが届いて,日本文化について知りたい人にメッセージを送るという, 習ったことを実際の発信の場に広げる工夫を行う。また外国人が日本を紹介するビデオを 予め視聴して,外国の人々が日本の様々なことに興味を持っていることを知らせておく。 ②シンキングツール「イメージマップ」を使用して日本文化に関するイメージを広げさせる。 ③日本文化紹介の英文を数種類読ませて比較させ,自分が英文を書くときに反映させる。 ④支援が必要な生徒への手立てを行う。(英文例のヒントシート,グループワーク) ⑤仲間と共にできることと個でできることの精査による活動時間の確保を行う。(紹介する 日本文化を決めておく。ただし外国からのビデオメッセージの件は言わないでおく) 日本文化について書く活動から,自分が日本の何を知っているのか,日本は世界からどう見 られているのか等,自分への気付きや多様なものの見方(ICEモデルのEレベル)にもつな げたい。 なお本時の目標は,英文の「わかりやすさ」「個性」「興味深さ」について考えることとし た。英語力そのものではないが,発表の内容面における指導を重視し,他の生徒の英文や指導 者からの助言等から生徒自身に文章構成や内容を選択させ,英文の質を高めたいと考え,本目 標を設定した。これは国語力に重なる部分が大きく,内容面については国語科担当教員と連携 する。 質問項目 県平均 2年次6月 ①「英語の授業では,自分の考えや気持 ち,事実などを英語で話しています。」 58.9% 71.4% ②「英語の授業では,英語で文章を書く ときは,自分の考えや気持ちなどが読み 手に正しく伝わるように,一文一文を正 しく書くこととともに,文と文のつなが りに注意しています。」 72.4% 76.2%

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(4)単元の系統性 小学校(コミュニケーション・慣れ親しみ・気付き) 中学校 (コミュニケーション・表現・理解・知識理解) ・言語を用いてコミュニケーションを図ることの大切さを 知る。 ・日本と外国との生活,習慣,行事などの違いを知り,多 様なものの見方や考え方があることに気付く。 ・既習事項を使って,日本文化を紹介する英 文を書くことができる。 10 単元の評価規準 ア コミュニケーション への関心・意欲・態度 イ 外国語表現の能力 ウ 外国語理解の 能力 エ 言語や文化につ いての知識・理解 ①どのような発表内容や 表現方法にすべきかを 整理したり振り返った りしている。 ①声の大きさ,強弱,発音などに 気を付けて話している。 ②必要な情報を選択肢,適切な文 章構成で書いている。 ③必要に応じて表現を付け足し ている。 11 単元の評価規準 時 学習内容 評価の観点 意 欲 表 現 理 解 知 識 評価規準(評価方法) 1 日本文化を紹介するためにどんなことが必要かを考える。 ・「日本文化に関する情報」「それを表現するための英語」が 必要であることを確認する。 ・日本文化を紹介するための表現を読んだり書いたりして基 礎・基本の知識を学ぶ。 日本文化のイメージマップから,自分が紹介したい日本文化 のイメージマップをつくる。 ・紹介する日本文化を決める。 ・紹介する日本文化のイメージマップをつくる。 ・必要な情報をインターネットで調べる。 ※本時は評価しない。 2 メッセージの内容を理解して,リクエストに応える方法を考 える。 数種類の英語の文章を読んで,内容の整理・分析をする。 ・項目ごとに分けて見出しを付ける。 ・どんな内容があれば相手によりわかりやすく伝えることが できるのかを考える。 ・おみくじの紹介文と温泉の紹介文を読んで,様々な文構成 例があることを知る。 文構成を考えながらグループで協力して英文を書く。 ○ ア①どのような発表内容にすべきか を整理したり振り返ったりしてい る。(振り返りシート) 課題の設定 情報の収集 課題の設定 整理・分析 表現 「オーストラリアに住んでいる学生からメッセージが来 ました。日本文化に興味を持っていて,いつか日本に住ん でみたいと思っています。直接日本の中学生から日本の伝 統・文化について聞きたいそうです。そこで「私達がおス スメする日本の伝統・文化を紹介しましょう。

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3 日本文化を紹介する英文を推敲する。 ・推敲の視点に沿って英文をグループ内で読み合い,互いの 英文の改善点を交流し,書き直す。(英語の正確さ,文の アウトライン,つながり,大まかな項目や自分の関わる項 目,気持ち,これから先のこと,情報の根拠,相手へのメ ッセージ等) ・プレゼン方法や資料の提示等について意見交流する。 ○ イ②必要な情報を選択し,適切な文章 構成で書くことができる。(英作文) 4 ( 本 時 ) どのような点に気を付けて発表すればよいのか考える。 ・他の人の発表を聞いてPMIシートで評価する。 ・個→グループ→全体で共有して,ルーブリックをつくる。 相手に伝わる発表を目指して練習して振り返り,改善したり 友達にコメントしたりする。 ・目指す姿を共通理解してタブレット撮影しながら発表練習 を行う。 ○ ア①どのような発表方法にすべきか を整理したり振り返ったりしてい る。(PMI,振り返りシート) 5 グループ毎に発表練習を行う。 ・グループ毎に発表を行い,録画した自分の発表を見たりグルー プからコメントをもらったりして修正する。 ○ ※本時は評価しない。 ※本単元終了後にタブレットによ る動画撮影を実施して評価する。 評価規準は次の通りとする。 イ①声の大きさ,強弱,発音などに気 を付けて話すことができる。 イ③必要に応じて表現を付け足して いる。 12 本時の学習 (1)本時の目標

どのような発表方法にすべきかを整理したり振り返ったりする。 (2)本時の評価規準 評価規準 判断基準 A B ど の よ う な 発 表 方 法 に す べ き か を 整 理 し た り 振 り 返 っ たりしている。 他の人の発表を聞いて,どのような点に注意して音声による発表を行えばよいの かを具体的な項目を挙げて書いている。(発音,強弱,速さ,流暢さ,音のつなが り,明瞭さ,目線,態度,表情,ジェスチャー,流暢さ等)またこれからやってみ たいことを書いている。 【評価例】 ・f,v,th,r の発音を特に意識して発音していきたい。(発音) ・強弱をつけて,笑顔で話したり,発音がはっきりわかるように話す。(強弱,表 情,発音) ・大きな声ではっきりと,相手の方を見て話したり目線を動かしながら話す。人の 発表を見てまねしたいところがあった。(明瞭さ,目線) ・流暢さや明瞭さができているかどうか,声の大きさは適切かどうかを確かめたい。 聞き取りやすいようにはっきりゆっくり話す。(流暢さ,明瞭さ,速さ) どのような点に注意して発 表を行えばよいのか,ある程度 気づいて記述しているが,判断 基準Aの評価例のような記述 内容に至っていない。 (3)準備物 ワークシート,シンキングツール,電子黒板,タブレット 表現 表現 表現 振り返り 実行 整理・分析 振り返り 整理・分析 パフォーマンス課題: オーストラリアの学生からのメッセージに応えて,さまざまな日本文化を調べてまとめ,発表しよう。

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(4)学習展開 学習活動 指導上の留意事項(◇) ◆「努力を要する」状況と判断し た生徒への指導の手立て 具体の評価規準 (評価方法) つ か む 1 課題意識をもつ。 ①英語科以外の先生による日本文化紹介を聞く。 ◇英語科以外の先生が一生懸命に 伝えようとしている様子から, 生徒たちも課題に挑戦していこ うという雰囲気をつくる。 考 え る 2 日本文化紹介を聞いて評価する。 ①もう一度日本文化紹介を聞く。 ②PMIで評価する。 ③個で考えを出したあとグループで交流して,各グルー プで整理してまとめる。 ④まとめたものを全体で共有してルーブリックづくりを する。 ◇個→グループ→全体の流れで思 考させる。 ◇全体交流では,各グループのP MIを見て回らせて,自分たち のグループのPMIと比較させ ることによって気付きを促す。 深 め る 3 タブレット撮影して発表練習する。 ①2~3人のグループにわかれて,互いの発表をタブレ ット撮影する。 ②撮影したものをグループで見合ってルーブリックに 沿ってコメントを述べ合う。 ③気付いたことや感想を全体交流する。 ④英語科以外の先生の発表を再度聞いて,ルーブリック で評価する。 ⑤再びグループにわかれて練習,振り返りを行う。 ◇同時に同じ部屋では録画の際に 他の音声が入るので,場所を複 数個所に分けて練習させる。 ◇ルーブリックを意識させる。 ◇まずグループで交流してその後 全体で交流する。 ◇評価基準を全体で共有して自分 たちの練習に生かす工夫をさせ る。 ふ り か え る ・ つ な げ る 4 本時のまとめをする。 ①本時の振り返りを書く。 ②次時の学習の予告をする。 ア①どのような発 表方法にすべき かを整理したり 振り返ったりし ている。(1枚振 り返りシートへ の記述内容,P MI) 13 板書計画 本時の目標: 相手に伝えたいことを正確に伝えるためにはどのように 話せばよいのか考えを出し合って規準づくりをしよう。 今日はゲストを招いています。その人の「日本文 化紹介」英語版を聞いてみましょう。 【生徒のまとめ例】 ・先生の発表やグループ練習をしてお互いの改善点を見つけて話し合うことができまし た。思ったよりも声が小さいことに自分でも気付けました。 ・自分ではゆっくり話しているつもりでも動画を見るとけっこう速かったです。相手に 伝えることを意識してゆっくりはっきり話したいです。 ・動画を見てみると単語と単語のつながりに注意して話すことができていませんでした。 どこをつなげたらいいかメモして練習したいです。 A B 音声表現 話し方伝え方 文の内容 (電子黒板) 日本文化紹介の動画 本時の目標

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参照

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