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日本基礎心理学会第38回大会 シンポジウム2 バーチャルリアリティと基礎心理学 企画趣旨

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Academic year: 2021

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DOI: http://doi.org/10.14947/psychono.39.11 73 全員分の苗字・苗字・苗字: ランニングタイトル●●●●●●●●●●●●●●●

日本基礎心理学会第38回大会

シンポジウム

2

バーチャルリアリティと基礎心理学

Virtual reality and psychonomic science

日   時: 2019年11月30日(土)14:00–16:00 会   場: 神戸大学会館(百年記念館)六甲ホール 企 画 者: 喜多伸一(神戸大学) 司 会 者: 北崎充晃(豊橋技術科学大学) 講 演 者: 清川 清(奈良先端科学技術大学院大学) 葭田貴子(東京工業大学) 寺本 渉(熊本大学) 企 画 趣 旨 五感や身体を扱う基礎心理学は機器の開発とともに歩 んできた。最新機器の多くはバーチャルリアリティを機 能主体としている。基礎心理学の実験研究とバーチャル リアリティ機器の研究開発の連携は1990年代に始まる。 この時期に,情報科学と基礎心理学の研究者が参加した 「感性情報処理の情報学・心理学的研究」や「人工現実 感の基礎的研究」という大型研究プロジェクトが進行 し,また日本バーチャルリアリティ学会が設立されると ともに,電子工学・情報科学の巨大学会である電子情報 通信学会にヒューマンコミュニケーション・グループが 新たに加わり,バーチャルリアリティと基礎心理学を融 合させる体制が整った。その流れを受けて,神戸大学で は2005年に日本基礎心理学会のフォーラムを「身体の 実験科学」というテーマで開催したことがあり,この テーマにはバーチャルリアリティと基礎心理学の関係が 深く結びついている。 本シンポジウムは,1990年代から現在までの研究進展 を踏まえ,五感や身体の機能を基礎心理学の手法で解明 している基礎心理学の研究者と,その知見を踏まえて情 報機器の応用場面を拡げて五感や身体の機能の解明に役 立つ知見を提供している情報科学の研究者を話題提供者 に招き,それぞれのご研究について話していただいた。 座長の北崎充晃氏は日本バーチャルリアリティ学会VR 心理学研究委員会の委員長を務めていたことがあり,企 画者はヒューマンコミュニケーション・グループの ヒューマン情報処理研究会の委員長を務めていたことが ある。話題提供者の清川清氏はヘッドマウント・ディス プレイを中心とした拡張現実の研究者であり,日本バー チャルリアリティ学会の複合現実感研究委員長を務めて いる。清川氏の講演では,来賓としてお招きしていた久 元喜造神戸市長の質問を受け,清川氏が適切に答えてい たことが印象的であった。葭田貴子氏は視覚心理学の研 究背景を持つ研究者として最新の研究について話し,簡 易ステレオスコープを配布して研究の普及にも貢献して いただいた。寺本渉氏はバーチャルリアリティ機器を用 いた基礎心理学の研究背景に基づき,高齢者をはじめと するヒトの歩行について話し,「身体の実験科学」から の研究進展を示した。 (神戸大学 喜多伸一)

The Japanese Journal of Psychonomic Science 2020, Vol. 39, No. 1, 73

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