2013年度 跡見学園女子大学文学部准教授 福田 博同 第1回 書誌コントロールについて 第2回 書誌データ作成の実際: (1) 図書書誌データ作成とISBD区切り記号法 第3回
タイトルと責任表示
第4回 “(3) 版表示、出版事項、形態事項ジャケット(カバー)dust-jacket 標題紙 帯 タイトル 責任表示 標題紙 出版年 図書学入門 2012年3月10日 著者 藤森 馨 発行者 阿部 耕一 東京都新宿区早稲田 発行所 成文堂 図書学入門 藤森馨
タイトルと責任表示
記述の精粗: NCR1.0.5イ 第2水準で実習 △はスペースを意味する タイトル[資料種別]と責任表示(著者表示) • 本タイトル△:△タイトル関連情報△/△第一の責任表示,△第2の責 任表示△;△役割の違う第一の責任表示,△第2の責任表示 • [ ]は補記 情報源に記述されていないもの • 国立国会図書館「日本目録規則 1987年版改訂 3版 第 2 章 図書」適 用細則 と • NACSIS-CAT目録システム教材PDF を比較して、書誌階層の違いを認識しよう 情報資源組織論 目次へ復習:統一標目、参照ファイル
•統一標目 • 別名を持つ著者などを記述するとき、統一した著者名も記載されていないと検索でき ないため、どの名号が著者かを統一した、その標目のこと。 •統一タイトル • 一つの著作が別のタイトルで刊行されることが往々にしてあるが、そのタイトルを統一 する必要がある。そこで統一されたタイトルを言う。 • 例: • アラビアンナイト 千一夜物語 • 宇治大納言物語 今昔物語 •参照 • 例えば別名のカードから統一標目へ検索者を導くための指示 • 「を見よ参照」=別の名称、名辞、記号から統一標目へ導く • 「をも見よ参照」=ほかに関連深い標目があるとの指示 •典拠ファイル • 標目決定の典拠となるファイル。著者名典拠ファイル、書名典拠ファイル、件名典拠ファ イルなどがある 情報資源組織論 目次へ復習:タイトル
•タイトル • 記述されるべき資料に固有の名称。 • 本タイトル、並列タイトル、別タイトル、タイトル関連情報の総称。 •本タイトル • その記述の本体となるタイトルで最も中心となるタイトル。 • 本体のタイトルであるから、その親シリーズのタイトルや、内容細目タイトルと異なり、ま た、最も中心タイトルであるからタイトル関連情報とも異なる。 •並列タイトル • 別の言語や文字で記載された本タイトル •別タイトル • タイトルの別名で「一名xx」と表示されたもの •タイトル関連情報 • 本タイトルを修飾する語句。副書名などを言う。 情報資源組織論 目次へ復習:責任表示
等•責任表示
• そのタイトルを著したり、編纂した著者等の表示。著者名に加え、著、編、訳などの役割が表示
される。
•ISBN= International Standard Book Number = 国際標準図書番号
• 図書の国際的な個別化のため、10桁のコードをISO2018として、1970年に規格された。
2007年に13桁に変更。International ISBN Agencyが付与。登録機関は各国立図書館等。
•セット物 • 図書とカセットなど異なる資料をセットとして刊行し、全体のタイトルを持つもの。 •総合タイトル • 合集(複数の著作を合わせて一つの単行資料としたもの)の全体または共通のタイトル •総称的なタイトル • 逐次刊行物のタイトルで、例えば「紀要」や「報告」などのような一般的な用語だけか らなるタイトル
NDL Authorities と CiNii Books
•NDL Authorities で、「アラビアンナイト」および「千夜一夜物語」を検索して みよう • 結果の理由を書いてください •国立国会図書館 Searchで、『アラビアンナイト』 および『千夜一夜物語』を 検索してみよう • すべてを解除し、図書にし、キーワードで探す • すべてを解除し、図書にし、タイトルで探す • すべてを解除し、図書にし、件名で探す • 結果の件数、なぜ、違うのかを考えて、記入しましょう•
CiNii Books
で「アラビアンナイト」および「千夜一夜物語」を検
索してみよう
• 図書にし、キーワードで探す • 図書にし、タイトルで探す • 図書にし、件名で探す • 結果の件数、なぜ、違うのかを考えて、記入しましょう 情報資源組織論 目次へExcel
または
Calcで書誌データベース作成
概略:ソフトのインストール(Microsoft ExcelかCalc) →新規ブックを作成 → シート複数作成→ 各シート名変更→ 列(フィールド)名作成→ ヘ ルプシートに質問回答→典拠シートに図書の書誌情報を入れる
準備:Microsoft Excelのない人はOpen Office OrgのCalcをダウンロード 教室にはExcelがあるのでそれを利用
1. スタート→ すべてのプログラム→ Microsoft Office→ Excel 2. ブックのシート名を変更する方法 1. 下欄の「Sheet1」を右クリック→ 名前の変更→ ヘルプと入れる→ Enterキー 3. シート「ヘルプ」に列名を入れる 全体セル 行=1データ A B C 1 2
|◀ ◀ ▶ ▶| Sheet1 Sheet2 Sheet3
列=フィールド
Sheet名 C1セル
Excel操作
•
シート┌ヘルプ┐の構造
• 「はてな」、「Yahoo! 知恵袋」、「おしえてGoo」のようなレファレンスツー ル つまり、私家版ヘルプデスクを作ろう • 操作手順や質問回答をデータベース化 • まず、見出しを作る • A1セルから ID B1セルは項目(質問等)のように • | 解説(解答等) | 利用場面 | 典拠1 | 典拠2 | 等々列名(フィールド)を 入れる 情報資源組織論 目次へ 全体セル 行=1データ A B C 1 ID 項目(質問等) 解説(回答等) 2 700001 ここに質問を入 れる ここの回答を書 く |◀ ◀ ▶ ▶| ┌ヘルプ┐ Sheet2 Sheet3 Sheet名 C1セルExcel操作 :
シート┌ヘルプ┐の構造
見出し例•
| ID | 項目(質問等) | 解説(解答等) | 利用場面 | 典拠1 |
典拠2 |
• 「ID」は質問回答(QA)の固有番号 NDC助記表の7が教育だから、例えば700001からはじめてみる。 「利用場面」は、例えばOffice操作ならOffice, ExcelならExcel, 情報探 索なら情報探索など、自分で区分名を作り、内容を入れる。 全体セル 行=1データ A B C 1 ID 項目(質問等) 解説(回答等) 2 700001 ここに質問を入 れる ここの回答を書 く |◀ ◀ ▶ ▶| ┌ヘルプ┐ Sheet2 Sheet3 Sheet名 C1セルExcel操作:
電子筆記具を使いやすく
• まず、必要最小限の操作法を入れてみよう。 |見出し常に表示 | 折り返し表示 | コピー | 貼付け | 値のコピー | 復活 | ハイ パーリンク | 連番 | 振り仮名 | 並び替え | ←方法は後述 A B C D E F 1 ID 項目(質問) 解説(回答等) 利用場面 典拠1 典拠2 2 7000001 見出し常に表示 2行目(B列)クリック→ 表示, ウィンドウ枠の固定, 先頭行固定(ALT, W, F,F キー) Excel 3 =sum(1+ 前のセ ル) 折り返し表示 範囲選択→ホーム,折り返し て全体表示(Ctrl+1)→配置 →「折り返し表示」にチェック Excel 4 コピー 範囲選択→ホーム,コピー (Ctrl+C) Office 5 貼付け 範囲選択→ホーム,貼付け (Ctrl+V) OfficeExcel操作:
電子筆記具を使いやすく
| コピー | 貼付け | 値のコピペ | 復活 | ハイパーリンク | 連番 | 振り仮名 | 並び替 え | ←方法は後述 ・合計関 数を書く ・関数をコ ピー (Ctrl+C) ・A4~An まで範囲 確定 ・貼付け (Ctrl+V) A 1 ID 2 7000001 3 =sum(1+ 前のセ ル) 4 5 A 1 ID 2 7000001 3 7000002 4 7000003 5 7000004 と表示され→ A3セルに マウスを当て、上部のFx 欄をみる→ =sum(1+A2) と関数が見えます。 A4セルの値 =sum(1+A3)→前のセル がコピーされています。 連番は【VBA】のプログラ ムで簡単(ここでは組まな い) 連番完成だが、 並び替えすると「値」でな いので#REFとなるので、 「値のコピペ」を覚えよう (後述)シート“典拠” = 参照文献リスト
(ノート付き)
•
論文中
に他者
からの引用→ 脚注→ 典拠(出典)
の「参照文献
リスト」
が必要
。【SIST.2011】を見てみる(バンクーバー方式とハー バード方式がある) • 論文記事例: ハーバード方式 • 「~と論じた(福田博同.2011a) 」 「~と論述(福田博同. 2011b)」 • 文末注(または参照文献) • 福田博同. 2011a.日本絵画の分類と情報発信の課題. 跡見学園女子大 学人文学フォーラム . no.9, p.21-22. • 図書の例: バンクーバー方式 • 「~と論じた1)」 「~と論じた 2)」 • 文末注(または参考文献) • 1) 植松貞夫 ; 木野修造.図書館建築 : 施設と設備. 樹村房. 1986. p.23-30.•
他の書式
は後述
、要は「図書」は引用される
典拠
にあたる。
情報資源組織論 目次へシート“典拠”の構造
• 参照文献リスト=「記事の書誌」+記事の「親書誌(例:掲載雑誌名、図書名)」 • 【NCID】 のある「記事」は、それを入れる→ 【CiNiiI】で検索可能。 NCIDと「掲載雑
誌」がリンクされている。 • まずは「図書」だけを考えよう • 【ISBD】(【日本目録規則】も準拠)は、図書、逐次刊行物、楽譜資料、地図資料 等の資料種別の記述順序や記述法を定めている。 • → 典拠の4+ 資料種別 + 一連番号(5桁)で試してみよう。 • 一例:記事連番:4000001~, 親書誌:図書1=4200001~,逐次刊行物=4400001~ • 非印刷資料=4500001~, 電子資料=4700001~ などID(固有番号:連番でも可) の持ち方は自分なりに考えましょう。 A B C D 1 ID タイトル 責任表示 著者1 2 4200001 情報資源組織論 田窪直規編集 ; 小 林康隆[ほか]著 ┌ヘルプ┐ “典拠” Sheet3