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報道関係各位 平成 31 年 2 月 2019 年春季特別展 だ い と く じ り ょ う こ う い ん 大徳寺龍光院 は そ う あ い 国宝 曜変天目と破草鞋 図1 国宝 曜変天目 南宋時代 世紀 大徳寺龍光院蔵 全期間展示 MIHO MUSEUM 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷 3

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報道関係各位

平成 31 年 2 月

2019 年春季特別展

大 徳 寺

だ い と く じ

龍 光 院

り ょ う こ う い ん

国宝 曜変天目と破草鞋

は そ う あ い

MIH O M U SE U M

( 滋 賀 県 甲 賀 市 信 楽 町 田 代 桃 谷 3 0 0 館 長 : 熊 倉 功 夫 ) は 、

2 0 1 9 年 ( 平 成 3 1 年 ) 3 月 2 1 日 ( 木 ・ 祝 ) ~ 5 月 1 9 日 ( 日 ) ま で の 期 間 、

春季特別展「大徳寺

だ い と く じ

龍光院

り ょ う こ う い ん

国宝 曜変天目と破草鞋

は そ う あ い

」を開催いたします。

慶長 11 年(1606)の大徳寺龍光院開創以来、四百年に亘って大切に守られてきた国宝「曜

変天目」「密庵

みったん

墨蹟」や重要文化財「柿・栗図(伝牧谿

も っ け い

筆)」「油滴天目」など、寺伝の名宝が初め

て一挙公開されます。

また、通常龍光院で行われている学びの会や坐禅の会などが、展覧会の会期中に限り

MIHO MUSEUM

に場所を移して開催されます。

本展覧会は、開創以来脈々と受け継がれてきた禅の法燈、大徳寺龍光院の歴史と今の姿に

触れる千載一遇の機会となることでしょう。

※会期中一部展示替えあり 図1 国宝 曜変天目 南宋時代 12-13 世紀 大徳寺龍光院蔵 全期間展示

* * * 一般の方のお問い合わせ先 * * *

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開 催 主 旨

禅 と 茶 の 至 宝 、 龍 光 院 四 百 年 の 扉 が 開 く

龍寶山

り ゅ う ほ う ざ ん

大徳寺は、嘉暦元年(1326)大燈国師・宗峰

し ゅ う ほ う

妙超

みょうちょう

によって京紫野

むらさきの

に開かれた臨済

禅の大本山です。その塔頭

たっちゅう

のひとつ龍光院

り ょ う こ う い ん

は、黒田長政が父・黒田孝高

よ し た か

(如水

じ ょ す い

、官兵衛)の菩

提を弔うため、龍光院二世の江月

こ う げ つ

宗玩

そ う が ん

(1574-1643)を実質的な開祖として、慶長 11 年(1606)

に建立されました。当時の龍光院は、高松宮好仁親王、小堀遠州、松花堂昭乗ら一流の文化

人が集う寛永文化の発信地でした。爾来

じ ら い

四百有余年その法燈を守り続け、開祖の教えを今に

伝えています。

江月宗玩は大坂堺の豪商、天王寺屋・津田宗及

そ う ぎ ゅ う

の次男として生まれました。天王寺屋は津

田宗柏によってその礎が築かれ、その後、宗達、宗及、宗凡

そ う ぼ ん

の三代にわたって栄え、堺を代表

する豪商名家となりました。宗及は織田信長と豊臣秀吉の茶頭

さ ど う

も務めています。しかし江月の

兄・宗凡は早逝、やがて大坂夏の陣が勃発し、放たれた火によって堺の町は灰燼に帰し、繁

栄を誇った天王寺屋も命運尽きたのでした。

このたび龍光院の全面協力を得て、曜変天目、密庵

み っ た ん

咸傑

か ん け つ

や竺仙

じ く せ ん

梵僊

ぼ ん せ ん

の墨蹟(以上国宝)、

柿栗図(伝牧谿

も っ け い

筆)、山水図(伝馬遠

ば え ん

筆)、油滴天目(以上重要文化財)など江月によって奇跡

的に守られた天王寺屋伝来の茶道具、寛永文化の美を伝える江月所用の品や江月に帰依し

た所縁

ゆ か り

の人々の文物、歴代寺伝の什物

じ ゅ う も つ

などが初めて一挙公開されます。あわせて、江月から

脈々と受け継がれ、今に生きる禅の法燈、龍光院の現在も紹介いたします。

本展は、龍光院開創以来四百年に亘り、代々の住持が祈りの心で守り抜いてきた桃山から

寛永、そして今に続く寺宝の全容が、初めて明かされる歴史的な展覧会となります。

一般の拝観を受け付けず、これまで目に触れる機会がほとんどなかった龍光院の至宝を、ぜ

ひご覧ください。

※会期中一部展示替えあり ❖ 破草鞋(はそうあい)とは ❖ 『枯木再び花を生ず -禅語に学ぶ生き方-』(細川景一著・2000.11.禅文化研究所刊)より 「草鞋」とはわらであんだ履物、わらじの事です。「草鞋を破る」と読めば草鞋をすり切らして長 旅をする意、所謂「行脚」の事で、名師を求めて諸方の禅寺を遍参して修行する事です。「破れ草鞋」 と読めば履き古されてすり切れ、今は路傍の片すみに打ち捨てられて誰一人として見向きもしない 破れわらじの意となります。 禅の修行は一切の妄想執着を断ち切って、真の「無一物」の境涯になりますが、その妙境涯にもと どまる事なくそれを捨て去って、学んだ法や修した道を少しもちらつかせることなく、悟りだの、仏 だの、禅だの、その影さえ窺い見る事が出来ない、馬鹿なのか利巧なのか、偉いのか凡夫なのかさっ ぱりわからない、長屋に住む八つぁん、熊さんの手合と同じく、人知れず平々凡々、一個の破れわら じのように、その存在すら知られずに生きていく消息こそが、本当の禅僧の境涯だというのです。他 人から有り難がられるようでは未だというわけです。 「破草鞋」が、「閑古錐(かんこすい)――古びた錐(きり)」「破沙盆(はさぼん)――こわれたスリ バチ」等々と共に禅門で重用されるのはその辺の理由からです。 臨済禅、黄檗禅 公式サイト 臨黄NETより転載 http://rinnou.net/cont_04/zengo/080901.html 図 2 唐物丸壺茶入(宗及丸壺) 附 菱形内黒外屈輪文盆 津田宗及・江月宗玩 所持 南宋時代 12-13 世紀 大徳寺龍光院蔵 全期間展示

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開 催 概 要

 展覧会名: 春季特別展「大徳寺

だ い と く じ

龍光院

り ょ う こ う い ん

国宝 曜変天目と破草鞋

は そ う あ い

 英語タイトル:Spring Exhibition: March 21-May 19

Living in Zen and the Daitokuji Ryōkōin Heritage”

 開催期間: 2019 年(平成 31 年)3 月 21 日(木・祝)~ 5 月 19 日(日)

 会 場:

MIHO MUSEUM

〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷 300 TEL.0748-82-3411

 主 催:

MIHO MUSEUM

、日本経済新聞社、京都新聞

 特別協力: 大徳寺龍光院

 後 援:

滋賀県、滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、BBCびわ湖放送、

エフエム京都、帝産湖南交通

 担当学芸員:畑中章良(

MIHO MUSEUM

学芸部長)

 展示構成: 一. 龍光院二世 江月宗玩

・開祖忌の室礼

二. 天王寺屋・津田家

三. 紫野仏法の法脈

イ. 祖師と東漸

ロ. 紫野仏法

四. 江月宗玩―その生涯と周辺―

イ. 江月の生涯

・師 春屋宗園

・紫衣事件と大徳寺復興

・江月の眼と龍光院伝来の茶道具

ロ. 江月の交友

ハ. 帰依の人々

ニ. 江月の法脈

五. 龍光院の今

 展示総数: 約 200 件

(予定・会期中一部展示替えあり)

 主な展示作品:

国宝 曜変天目

重要文化財 柿栗図 伝牧谿筆

国宝 密庵咸傑墨蹟 璋禅人宛法語

重要文化財 山水図 伝馬遠筆

国宝 竺仙梵僊諸山疏 対幅

重要文化財 十六羅漢像 伝顔輝筆

重要文化財 南浦紹明法語

重要文化財 琴棋図屏風 伝如拙筆

重要文化財 宗峰妙超法語

重要文化財 後西院宸翰

重要文化財 宗峰妙超 大川普済語録

十六羅漢像 松花堂昭乗筆

 入 館 料: 一般 1100 円、高・大生 800 円、小・中生 300 円

【20 名以上の団体は各 200 円割引】

 開館時間: 午前 10 時~午後 5 時 【入館は午後4時まで】

 休 館 日: 月曜日、4/30 日(火)、5/7 日(火)※4/29 日(月)、5/6 日(月)は開館

❖ 次回予告 ❖ 2019 年夏季特別展Ⅰ 6 月 8 日(土)~7 月 15 日(月・祝)

「謎の蒔絵師 永田友治 ― 尾形光琳の後継者を名乗った男」

※友治の「友」は右肩に点「`」 永田友治作 槙鹿蒔絵菓子重 個人蔵

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イベント & プログラム

 講演会:

大徳寺龍光院の宝物や建築について、各界の専門家による講演会を開催

下記いずれも ●南レクチャーホール ●14:00~15:30 ●定員 100 名 ●当日美術館棟受付にて整理券配布 ●参加無料(入館料要)

① 3 月 31 日(日) 門脇 むつみ(美術史家)

「開祖・江月宗玩と龍光院の宝物」

② 4 月 14 日(日) 山川 暁(京都国立博物館 企画・工芸室長)

「染織品に見る大航海時代

―龍光院所蔵品から―

③ 4 月 21 日(日) 小林 仁(大阪市立東洋陶磁美術館 学芸課長代理)

「曜変天目の魅力と謎に迫る」

④ 4 月 29 日(月・祝) 朝賀 浩(京都国立博物館 学芸部長)

「龍光院宝物の魅力」

⑤ 5 月 12 日(日) 池田 俊彦(建築史家)

「密庵席

―龍光院の建築

 龍 光 院 三 会 : 龍 光 院 で 定 期 的 に 行 わ れ て い る 三 つ の 会 が 、 展 覧 会 会 期 中

MIHO

MUSEUM

に会場を移して開催されます。

下記いずれも ●一般の方もご参加いただけます。 ●当日美術館棟受付にて整理券配布

① 【看松会

(かんしょうかい)

≪茶書講義の会。龍光院の先師、南嶺和尚の仰る「趣味や社交の茶ではなく、利休本来の 禅の生活化としての茶の湯」を実践修行する場としていきたいとの和尚様の思いから開か れています。≫

特別講演「龍光院の茶の湯」(仮題)

講師:熊倉 功夫(

MIHO MUSEUM

館長)

●3 月 23 日(土)14:00~15:30 ●南レクチャーホール ●定員 100 名

② 【寸松塾

(すんしょうじゅく)

≪論語の勉強会。通常は龍光院にて親子で作務(お掃除や畑仕事など)、坐禅ののち、論 語の勉強をします。今は一寸の松のように小さなこどもたちが、心豊かにたくましく育って大 樹となり、世のため人のためになってほしいとの和尚様の願いが込められています。≫

こどもと大人のための論語塾

講師:安岡 定子(論語塾講師)

●3 月 24 日(日)13:00~14:00 ●南レクチャーホール ●定員 100 名 ●主に親子対象(小学生以上)

③ 【欠伸会

(かんしんかい)

≪開祖江月宗玩和尚語録の勉強会。芳澤先生の厳しくも温かいご指導のもと、禅の教えに 共鳴する老若男女が集い学んでいます。≫

特別講演「江月和尚と欠伸稿(かんしんこう)」(仮題)

講師:芳澤 勝弘(禅学・禅宗史研究家、花園大学国際禅学研究所顧問)

●4 月 7 日(日)14:00~15:30 ●南レクチャーホール ●定員 100 名

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 坐禅の会:龍光院の小堀月浦和尚による坐禅の会

3 月 28 日(木)、30 日(土)

4 月 4 日(木)、6 日(土)、11 日(木)、13 日(土)、18 日(木)、

20 日(土)、25 日(木)、27 日(土)

5 月 9 日(木)、11 日(土)、16 日(木)、18 日(土)

●会場:南レクチャーホール ●14:00~14:45、14:45~15:30(入れ替え制で各日2回) ●定員:各回 50 名 ●当日整理券配布 ●参加無料(入館料要) ※ 3月28日(木)は 14:45~の 1 回のみ ※ 4月6日(土)は 14:00~西村古珠住職(寶林寺住職)による紙芝居「大燈国師物語」が加わる ため、坐禅の会は 1 回のみ。 ❖ 大徳寺(だいとくじ)について ❖ 臨済宗大徳寺派の大本山で龍寶山(りゅうほうざん)と号する。 鎌倉時代末期の正和4年(1315)に大燈国師宗峰妙超禅師が開創。室町時代には応仁の乱で荒廃し たが、一休和尚が復興。桃山時代には豊臣秀吉が織田信長の葬儀を営み、信長の菩提を弔うために総見 院を建立、併せて寺領を寄進、それを契機に戦国武将の塔頭建立が相次ぎ隆盛を極めた。 勅使門から山門、仏殿、法堂(いずれも重文)、方丈(国宝)と南北に並び、その他いわゆる七堂伽藍 が完備する。山門は、二階部分が、千利休居士によって増築され、金毛閣と称し、利休居士の像を安置 したことから秀吉の怒りをかい利休居士自決の原因となった話は有名。本坊の方丈庭園(特別名勝・史 跡)は江戸時代初期を代表する枯山水。方丈の正面に聚楽第から移築した唐門(国宝)がある。方丈内 の襖絵八十余面(重文)はすべて狩野探幽筆である。什宝には牧谿筆観音猿鶴図(国宝)、絹本着色大 燈国師頂相(国宝)他墨跡多数が残されている。(10月第二日曜日公開)現在境内には、別院2ヶ寺、 塔頭22ヶ寺が甍を連ね、それぞれに貴重な、建築、庭園、美術工芸品が多数残されている。 龍寶山大徳寺 〒603-8231 京都府京都市北区紫野大徳寺町 53 TEL.075-491-0019 京都市営地下鉄 烏丸線 北大路駅から徒歩約 20 分 臨済禅、黄檗禅 公式サイト 臨黄NETより転載 http://www.rinnou.net/cont_03/07daitoku/ 大徳寺龍光院 小堀月浦和尚と龍光院兜門(重要文化財)

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 春の夜間特別開館:

内田輝

あきら

コンサート

Silent Prayer

ソプラノサックスとクラヴィコードの夕べ―

内田輝は、CDアルバム「

Silent Prayer」を収録した

MIHO MUSEUM

地下 1 階の

ロータリーを、「魔法のような響きの空間」といいます。当日はコンサート、サイン会終了後に、

最高の音響空間ロータリーにて 1 曲披露してくださいます。

 5 月 14 日(火) 17:00~夕食 18:30~コンサート (美術館棟エントランス特設ステージ)  曲目:即興曲、J.S.Bach 無伴奏チェロ曲より抜粋、 グレゴリオ聖歌を主題にした即興曲 ほか  参加費:一般 6,500 円

MIHO MUSEUM

友の会会員 5,000 円 料金には美術館入館料、コンサート鑑賞、ご夕食(秀明自然 農法食材の松花堂弁当、MIHO オリジナルワインまたはサ ワードリンク付き)、消費税をすべて含みます。  申込方法:※詳細決定次第当館HPにて告知 内田 輝(地下 1 階ロータリー)

❖ 国宝「曜変天目」三碗同時期公開! ❖

中国南宋時代(12-13 世紀)に、福建省の建窯(けんよう)で焼かれた天目茶碗を建盞(けんさん) と呼びます。曜変天目(耀変天目とも表記)は、大量に焼かれた建盞のうち、窯内で偶然に美しい結晶 が生じたものを指します。唐物全盛の室町時代には、茶碗の中で最高峰に位置付けられました。 日本にのみ伝世する曜変天目のうち、大徳寺龍光院のほか、静嘉堂文庫美術館と藤田美術館に所蔵さ れる計三碗が国宝に指定されています。2019 年春に開催される下記展覧会において、ほぼ同時期に三 碗がそれぞれ展示されます。MIHO MUSEUM では、会期中当館所蔵の耀変天目(重要文化財)も特別 陳列(中国・西域展示室)いたします。 ◊ MIHO MUSEUM 3 月 21 日~5 月 19 日 「大徳寺龍光院 国宝曜変天目と破草鞋」 ◊ 静嘉堂文庫美術館 4 月 13 日~6 月 2 日 「日本刀の華 備前刀」 ◊ 奈良国立博物館 4 月 13 日~6 月 9 日 「国宝の殿堂 藤田美術館展 ―曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき―」 ≪ 3館を巡ると、2・3館目の入館料が割引されます ≫ ●いずれか1館の入館券の半券をご提示ください。 ●2・3館目の入館料200円割引 ●1 枚1名のみ ●他の割引との併用不可 ※MIHO MUSEUM で半券がないチケットの場合は、同館受付でお申し出ください。 国宝 曜変天目 大徳寺龍光院 国宝 耀変天目 静嘉堂文庫美術館 国宝 曜変天目茶碗 藤田美術館

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国宝 曜変天目 図 3(上) 見込み 図 4(右) 全図 南宋時代 12-13 世紀 大徳寺龍光院蔵 全期間展示 図 5 国宝 密庵咸傑墨蹟 璋禅人宛法語 南宋時代 淳煕 6 年(1179) 3/21~4/7 展示 国宝 密庵席(茶室内部)と国宝 密庵咸傑墨蹟

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重要文化財 柿・栗図 伝牧谿筆 図 7(右)柿図 図 8(左)栗図 南宋時代 13 世紀 大徳寺龍光院蔵 4/9~5/6 展示 図 9 大井戸茶碗(龍光院井戸) 朝鮮王朝時代 16 世紀 大徳寺龍光院蔵 全期間展示 図 6 重要文化財 油滴天目 附 螺鈿菊花唐草文天目台 天字印・ 分銅形印 伝津田宗及・江月宗玩 所持 茶碗/南宋時代 12-13 世紀 天目台/琉球 16-17 世紀 大徳寺龍光院蔵 全期間展示 図 10 津田宗及竹茶杓 桃山時代 16 世紀 大徳寺龍光院蔵 全期間展示

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MIHO MUSEUM

について

MIHO MUSEUM

は 1997 年 11 月に、琵琶湖の南、 自然豊かで風光明媚な湖南アルプスの山中に誕生しま した。 建築設計は、パリ・ルーヴル美術館のガラスのピラミッド、 ワシントンのナショナルギャラリー東館、北京、香港の中 国銀行ビル等で世界的に知られる I.M.Pei 氏によるもの です。設計のテーマは「桃源郷」。東晋の詩人、陶 淵明 の「桃花源記」にある仙境の楽園-桃源郷の物語を、構 想・設計・建設に 6 年の歳月をかけて、信楽の地に実現 したのです。 所蔵品は、エジプト、ギリシア・ローマ、西アジア、中央アジア、南アジ ア、中国、朝鮮、古代アメリカなどの古代美術と、仏教美術や、茶道 美術をはじめ、絵画、漆工、陶磁器などの日本古美術をあわせて、 約 3,000 件からなり、季節により国内外からの出陳を加えて、常時 250~500 点を展示しています。 その質の高いコレクションは、ニューヨーク・メトロポリタン美術館、ロ サンゼルス・カウンティ美術館、オーストリア・ウィーン美術史美術館、 オランダ・ライデン国立古代博物館などで公開され、海外からも高く 評価されています。 美術館棟は「自然と建物と美術品」「伝統と現代」「東洋と西洋」の 融合をテーマに、建築容積の 80%以上を地中に埋設し、建物の 上にも自然を復元しています。幾何学模様が織りなすガラス屋根 からは、明るい太陽の光が降り注ぎ、訪れる人をやさしく包み込ん でくれます。 施設としては、2 つのホール、オリジナルグッズをそろえ た 3 つのショップ、無肥料・無農薬の厳選食材を使用し たレストラン、喫茶各 1 店舗があります。レストラン別室 では、団体様用の昼食も提供しています。

MIHO MUSEUM

は 30 万坪の敷地に、自然、建築、 美術品、すべてが融合した感動の空間です。

***報道関係者の本件に関するお問い合わせ先***

MIHO MUSEUM

学芸部 広報

TEL. 0748-82-3452 FAX. 0748-82-3414 URL http://miho.jp 〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷 300

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