医薬品リスク管理計画対象製品
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
1. 警告
本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造血器悪性腫瘍の治療に対して
十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例のみに行うこと。
また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し、同意を得て
から投与を開始すること。
ダラザレックス
®
投与のための
フローチャート
監修
日本赤十字社医療センター がん化学療法看護 認定看護師
柴田 基子
先生
1)第Ⅲ相試験(MMY3003、MMY3004、MMY3007及びMMY3008試験)では、Grade2以上の喉頭浮腫、気管支痙攣が発現し、治療を行っても6時間以 内に回復しない場合はダラザレックス®治療を中止した。 2)投与中断:Infusionreactionが認められた場合に、ダラザレックス®の点滴を一時的に中断する 3)投与中止:ダラザレックス®による治療を中止する 4)CTCAEにおける「Infusionrelatedreaction」のGrading
Infusion reaction発現
ダラザレックス
®の投与中断
2)重度
(Grade 3
4))
(Grade 4
生命を脅かす
4))
軽度又は中等度
(Grade 1、2
1,4))
Infusion reaction回復
Infusion reaction回復
Grade 3のInfusion reactionが3回発現
ダラザレックス
®の
投与中止
3) ※患者さんの状態を十分に観察しながら、 1時間あたり50mL/時ずつ増量可能 点滴速度は最大200mL/時までダラザレックス
®の投与中止
3)図1:Infusion reaction発現時の対応
※投与中断:Infusion reactionが認められた場合に、ダラザレックス®の点滴を一時的に中断します。 投与中止:ダラザレックス®による治療を中止します。Infusion reactionを軽減させるために
ダラザレックス
®投与開始
1∼3時間前に
・副腎皮質ホルモン
・解熱鎮痛剤
・抗ヒスタミン剤
を投与します。
デキサメタゾン20mg
*1(又は代替ステロイド)を静脈内/経口投与
副腎皮質ホルモン
(長時間型又は中間型)
アセトアミノフェン650∼1000mgを静脈内/経口投与
解熱鎮痛剤
ジフェンヒドラミン25∼50mg(又は同等品)を静脈内/経口投与(ただし、
プロメタジン静脈内投与以外
*2)
抗ヒスタミン剤
治験実施医師の判断で、サイクル1のDay1にモンテルカスト10mg又は
同等品の経口投与可能
ロイコトリエン阻害剤
*2参考:臨床試験時における前投与(抜粋)
*1:海外第Ⅲ相試験(未治療の多発性骨髄腫、MMY3008)では40mgを推奨。 *2:本邦における再発又は難治性の多発性骨髄腫の承認申請後にプロトコールに追加されました。 ※薬剤のご使用に際しては最新の添付文書等をご参照ください。ダラザレックス
®
投与の流れ
1∼3時間前
投与開始
中止
※中断
※翌日以降
① 前投与
① 前投与
⑤ 投与後処置
④ 投与再開
② ダラザレックス
®投与(点滴静注)
③ Infusion reaction
・ Infusion reaction
発現時の半分
以下
の投与速度で
投与を再開
。
・ Infusion reaction の再発が認め
られなかった場合は、適切に投与
速度を上げることができる
※。
・ Infusion reaction
発現時の半分
以下
の投与速度で
再投与を検討
。
・ Infusion reaction の再発が認め
られなかった場合は、適切に投与
速度を上げることができる
※。
★ 初回投与(Day1)
★ 2回目投与(Day8)
初回投与時、投与開始 3 時間以内に Infusion
reactionが認められた場合
初回投与 当日まで 医師: 治療についての説明、同意書の取得 ・ 治療の目的、効果、副作用症状、費用など・ ダラザレックス®患者IDカードについて 看護師: 化学療法オリエンテーション ・ 治療の内容:投与時間、前投与薬、ダラザ レックス®の流量upのプロセス ・ 点滴中の注意点、投与中の観察について ・ Infusion reactionの症状と症状出現時の 対応について 慢性閉塞性肺疾患(COPD)又は気管支喘息の病歴を確認する。 薬剤師:薬剤説明 ・ ダラザレックス併用薬使用時の注意点など®について、副作用症状、 投与当日 タイムスケジュール 確認事項 Infusion reactionに関する対応 投与開始前 事前検査の実施 ・ 採血など 看護師:バイタルサイン測定 ・ 体温、血圧、脈拍、呼吸数、Sat 呼吸器症状の出現が高いためSatを事前に必ず測定する。 医師:診察 ・ ダラザレックス®投与実施の指示確認 薬剤師: ダラザレックス®の調製 ・ ダラツムマブとして1回16mg/kg ・ 生 理 食 塩 液 を 用 い て 希 釈 後 の 総 量 を 1,000mLとする ・ 調製後は投与時間も含めて 15 時間以内に 使用する (ダラザレックス®の点滴ラベルに調製時 間を記載する) 看護師:前投与薬の準備 ・ 輸液ラインはインラインフィルターを準 備(ポアサイズ0.22又は0.2μm) * 他の薬剤と同じ輸液ラインでの同時投与 は行わない ダラザレックス® 投与 1〜3時間前 【前投与薬開始】 ・ 副腎皮質ホルモン ・ 解熱鎮痛剤 ・抗ヒスタミン剤 ・ ロイコトリエン(初回投与Day1のみ) ・ 開始前にトイレをすませる ・ ナースコールが患者の手元にあるか確認する ・ 点滴ラインの確保 呼吸器症状(鼻水、鼻づまりや咳、喉の痛みなど)や寒気、吐き 気、発熱などの違和感を感じた場合には、速やかに医療スタッフ に申し出るよう伝える。 投与開始 【ダラザレックス ®投与開始】 50mL/時の投与速度で点滴静注を開 始する ・ 点滴の針の周囲の異常(疼痛、腫脹、発赤 など)があれば我慢せずナースコールをす るように伝える ・ 初回投与時はInfusion reactionが起こりやすいため、開始か ら10分間は患者の元を離れず観察する。 ・ 投与中はInfusion reactionの症状がないかを確認する。 ・ Infusion reactionが認められた場合には投与中断する。 投与開始 10分 【Infusion reactionの有無を確認】 投与開始 30分 【Infusion reactionの有無を確認】【バイタルサインの測定】 投与開始 1時間 【Infusion reactionの有無を確認】 【バイタルサインの測定】 【投与速度増量:100mL/時】 Infusion reaction を認めない場合、投与速度を 1 時間ごとに 50mL/時ずつ増量可能。 投与開始1時間半 【Infusion reactionの有無を確認】【バイタルサインの測定】 Infusion reactionが特に発現しやすい時間帯は投与開始後60〜120分。 投与開始 2時間 【Infusion reactionの有無を確認】 【バイタルサインの測定】 【投与速度増量:150mL/時】 投与開始 2時間半 【Infusion reactionの有無を確認】【バイタルサインの測定】 投与開始 3時間 【Infusion reactionの有無を確認】 【バイタルサインの測定】 【投与速度増量:200mL/時】 ・ 投与速度は最大200mL/時まで。 ・ 初回投与開始から3時間以内にInfusion reactionが認められ なかった場合、次回以降の点滴静注総量を500mLとすること が可能。 投与開始 3時間半 【Infusion reactionの有無を確認】【バイタルサインの測定】 投与終了時 【Infusion reactionの有無を確認】最終投与速度を確認しカルテへ記載 【バイタルサインの測定】 初回及び 2 回目投与時に最終速度が 100mL/ 時以上で Infusion reaction が認められなかった場合、3 回目以降の投与速度を 100mL/時から開始することができる。 投与終了後 投与終了後の注意点について説明 ・ 投与終了後にInfusion reactionの症状があれば我慢せずナー スコールをするように患者に説明する。 ・ 遅発性Infusion reactionリスク軽減のため、必要に応じて副 腎皮質ホルモンなどの経口投与を考慮する。(医師の指示に応 じて) 【慢性閉塞性肺疾患(COPD)又は気管支喘息の病歴のある患者】 遅発性Infusion reactionリスク軽減のため、投与後処置として 気管支拡張薬及び吸入ステロイド薬の投与を考慮する。(医師の 指示に応じて)
投与翌日 【Infusion reactionの有無を確認】【バイタルサインの測定】 遅発性Infusion reactionリスク軽減のため、必要に応じて副腎皮質ホルモンなどを経口投与する。(医師の指示に応じて)
退院日までに 退院オリエンテーション ・ 日常生活上の留意点(感染予防など) ・ 併用する内服薬について ・ 次回の外来受診日や検査の説明 ・ 緊急受診時の窓口や受診方法について 外来化学療法オリエンテーション ・ 外来化学療法の受診手順、来院時間 ・ 外来化学療法室の場所と室内の案内 ・ ダラザレックス®投与の流れ、タイムスケ ジュール ・ 治療中の過ごし方(食事など) 約6時間30分 1,000mL 50mL/時 100mL/時 150mL/時 200mL/時(最大) 点滴開始からの時間と投与速度 ∼1時間 ∼2時間 ∼3時間 ∼4時間 ∼5時間 5時間∼ 希釈後の 総量 点滴静注時間 投与速度例 【Infusion reaction発現時の初期対応】 ①ダラザレックス®を直ちに中断 ②Infusion reactionの症状の確認 ③バイタルサインの測定 ④速やかに医師に報告 【Infusion reaction発現時の治療】 * 医師の指示や施設のマニュアルに応 じて実施(以下は治療の一例) ①輸液ライン内のダラザレックス®を 吸引し、生理食塩液で満たした輸液ラ インを側管より接続する。 ②指示に応じて、アセトアミノフェン、 抗ヒスタミン剤、副腎皮質ホルモンの 投与を行う。 * 重度の Infusion reaction の場合、 上記に加え、 ・ 酸素化低下や呼吸器症状がみられる 場合、酸素吸入、気管支拡張薬の投 与を行う。 ・ 血圧低下がみられる場合、昇圧剤の 投与を行う。 【Infusion reactionから回復しダラザ レックス®を再開する場合】 ①医師の指示に従い図 1 の投与速度で 再開する。 ②再開後は定期的にバイタルサインの モニタリングを行い、注意深く症状の 観察を行う。 このフローチャートは一例です。これらの内容は製品の適正使用にあたっての参考情報であり、すべてのケースに当てはまるものではありません。製品の使用にあたっては、 最新の添付文書をご確認ください。
★ 2回目投与(Day8)
初回投与時、投与開始3時間以内にInfusion reactionが
認められなかった場合
★ 3回目以降投与(Day15以降)
初回及び 2 回目投与時に最終速度が 100mL/ 時以上で
Infusion reactionが認められた場合
外来化学療法 の場合 【受付】→【事前検査:採血など】→【バイタルサイン測定、問診票の記入】→【医師の診察:実施の確定】→【ダラザレックス ®の調製】 →【ダラザレックス®の投与開始:投与時間5時間(前投与薬含め)】 投与当日 タイムスケジュール 確認事項 Infusion reactionに関する対応 投与開始前 薬剤師: ダラザレックス®の調製 ・ ダラツムマブとして1回16mg/kg ・ 生理食塩液を用いて希釈後の総量を500mL とする ・ 調製後は投与時間も含めて 15 時間以内に 使用する (ダラザレックス®の点滴ラベルに調製時 間を記載する) 初回投与時、投与開始から3時間以内にInfusion reactionが認 められなかった場合に希釈後の総量を 500mL とすることがで きる。 看護師: 前投与薬の準備 ・ 輸液ラインはインラインフィルターを準 備(ポアサイズ0.22又は0.2μm) * 他の薬剤と同じ輸液ラインでの同時投与 は行わない ダラザレックス® 投与 1〜3時間前 【前投与薬開始】 ・ 副腎皮質ホルモン ・ 解熱鎮痛剤 ・抗ヒスタミン剤 ・ 開始前にトイレをすませる ・ ナースコールが患者の手元にあるか確認する ・ 点滴ラインの確保 ・ 慢性閉塞性肺疾患(COPD)又は気管支喘息の病歴を確認する。 ・ 呼吸器症状(鼻水、鼻づまりや咳、喉の痛みなど)や寒気、吐 き気、発熱などの違和感を感じた場合には、速やかに医療ス タッフに申し出るよう伝える。 投与開始 【ダラザレックス ®投与開始】 50mL/時の投与速度で点滴静注を開 始する ・ 点滴の針の周囲の異常(疼痛、腫脹、発赤 など)があれば我慢せずナースコールをす るように伝える ・ 投与中はInfusion reactionの症状がないかを確認する。 ・ Infusion reactionが認められた場合には投与中断する。 投与開始 30分 【Infusion reactionの有無を確認】【バイタルサインの測定】 投与開始 1時間 【Infusion reactionの有無を確認】 【バイタルサインの測定】 【投与速度増量:100mL/時】 Infusion reaction を認めない場合、投与速度を 1 時間ごとに 50mL/時ずつ増量可能。 投与開始1時間半 【Infusion reactionの有無を確認】【バイタルサインの測定】 Infusion reactionが特に発現しやすい時間帯は投与開始後60〜120分。 投与開始 2時間 【Infusion reactionの有無を確認】 【バイタルサインの測定】 【投与速度増量:150mL/時】 投与開始 2時間半 【Infusion reactionの有無を確認】【バイタルサインの測定】 投与開始 3時間 【Infusion reactionの有無を確認】 【バイタルサインの測定】 【投与速度増量:200mL/時】 投与速度は最大200mL/時まで。 投与開始 3時間半 【Infusion reactionの有無を確認】【バイタルサインの測定】 投与終了時 【Infusion reactionの有無を確認】最終投与速度を確認しカルテへ記載 【バイタルサインの測定】 初回及び 2回目投与時に最終速度が100mL/ 時以上で Infusion reaction が認められなかった場合、3 回目以降の投与速度を 100mL/時から開始することができる。 投与終了後〜 投与終了後の注意点について説明 ・ 投与終了後にInfusion reactionの症状があれば外来受診する ように患者に説明する。 ・ 遅発性Infusion reactionリスク軽減のため、必要に応じて副 腎皮質ホルモンなどの経口投与を考慮する。(医師の指示に応 じて) 【慢性閉塞性肺疾患(COPD)又は気管支喘息の病歴のある患者】 遅発性Infusion reactionリスク軽減のため、投与後処置として 気管支拡張薬及び吸入ステロイド薬の投与を考慮する。(医師の 指示に応じて) 【入院化学療法 の場合】 退院日までに 投与翌日のInfusion reactionの症状 の確認とバイタルサイン測定 退院オリエンテーション ・ 日常生活上の留意点(感染予防など) ・ 併用する内服薬について ・ 次回の外来受診日や検査の説明 ・ 緊急受診時の窓口や受診方法について *次回から外来の場合 外来化学療法オリエンテーション ・ 外来化学療法の受診手順、来院時間 ・ 外来化学療法室の場所と室内の案内 ・ ダラザレックス®投与の流れ、タイムスケ ジュール ・ 治療中の過ごし方(食事など) 約4時間 500mL 50mL/時 100mL/時 150mL/時 200mL/時(最大) 点滴開始からの時間と投与速度 ∼1時間 ∼2時間 ∼3時間 ∼4時間 点滴静注時間 希釈後の総量 投与速度例 【Infusion reaction発現時の初期対応】 ①ダラザレックス®を直ちに中断 ②Infusion reactionの症状の確認 ③バイタルサインの測定 ④速やかに医師に報告 【Infusion reaction発現時の治療】 * 医師の指示や施設のマニュアルに応 じて実施(以下は治療の一例) ①輸液ライン内のダラザレックス®を 吸引し、生理食塩液で満たした輸液ラ インを側管より接続する。 ②指示に応じて、アセトアミノフェン、 抗ヒスタミン剤、副腎皮質ホルモンの 投与を行う。 * 重度の Infusion reaction の場合、 上記に加え、 ・ 酸素化低下や呼吸器症状がみられる 場合、酸素吸入、気管支拡張薬の投 与を行う。 ・ 血圧低下がみられる場合、昇圧剤の 投与を行う。 【Infusion reactionから回復しダラザ レックス®を再開する場合】 ①医師の指示に従い図 1 の投与速度で 再開する。 ②再開後は定期的にバイタルサインの モニタリングを行い、注意深く症状の 観察を行う。
★ 3回目以降投与(Day15以降)
初回及び 2 回目投与時に最終速度が 100mL/ 時以上で
Infusion reactionが認められなかった場合
外来化学療法 の場合 【受付】→【事前検査:採血など】→【バイタルサイン測定、問診票の記入】→【医師の診察:実施の確定】→【ダラザレックス ®の調製】 →【ダラザレックス®の投与開始:投与時間4時間15分(前投与薬含め)】 投与当日 タイムスケジュール 確認事項 Infusion reactionに関する対応 投与開始前 薬剤師: ダラザレックス®の調製 ・ ダラツムマブとして1回16mg/kg ・ 生理食塩液を用いて希釈後の総量を500mL とする。 ・ 調製後は投与時間も含めて 15 時間以内に 使用する。 (ダラザレックス®の点滴ラベルに調製時 間を記載する) 看護師: 前投与薬の準備 ・ 輸液ラインはインラインフィルターを準備 (ポアサイズ0.22又は0.2μm) * 他の薬剤と同じ輸液ラインでの同時投与 は行わない ダラザレックス® 投与 1〜3時間前 【前投与薬開始】 ・ 副腎皮質ホルモン ・ 解熱鎮痛剤 ・抗ヒスタミン剤 ・ 開始前にトイレをすませる ・ ナースコールが患者の手元にあるか確認する ・ 点滴ラインの確保 ・ 慢性閉塞性肺疾患(COPD)又は気管支喘息の病歴を確認する。 ・ 呼吸器症状(鼻水、鼻づまりや咳、喉の痛みなど)や寒気、吐 き気、発熱などの違和感を感じた場合には、速やかに医療ス タッフに申し出るよう伝える。 投与開始 【ダラザレックス ®投与開始】 100mL/ 時の投与速度で点滴静注を 開始する ・ 点滴の針の周囲の異常(疼痛、腫脹、発赤 など)があれば我慢せずナースコールをす るように伝える ・ 投与中はInfusion reactionの症状がないかを確認する。 ・ Infusion reactionが認められた場合には投与中断する。 投与開始 30分 【Infusion reactionの有無を確認】【バイタルサインの測定】 投与開始 1時間 【Infusion reactionの有無を確認】 【バイタルサインの測定】 【投与速度増量:150mL/時】 Infusion reaction を認めない場合、投与速度を 1 時間ごとに 50mL/時ずつ増量可能。 投与開始1時間半 【Infusion reactionの有無を確認】【バイタルサインの測定】 Infusion reactionが特に発現しやすい時間帯は投与開始後60〜120分。 投与開始 2時間 【Infusion reactionの有無を確認】 【バイタルサインの測定】 【投与速度増量:200mL/時】 投与速度は最大200mL/時まで。 投与開始 2時間半 【Infusion reactionの有無を確認】【バイタルサインの測定】 投与終了時 【Infusion reactionの有無を確認】最終投与速度を確認しカルテへ記載 【バイタルサインの測定】 投与終了後〜 投与終了後の注意点について説明 ・ 投与終了後にInfusion reactionの症状があれば外来受診する ように患者に説明する。 ・ 遅発性Infusion reactionリスク軽減のため、必要に応じて副 腎皮質ホルモンなどの経口投与を考慮する。(医師の指示に応 じて) 【慢性閉塞性肺疾患(COPD)又は気管支喘息の病歴のある患者】 遅発性Infusion reactionリスク軽減のため、投与後処置として 気管支拡張薬及び吸入ステロイド薬の投与を考慮する。(医師の 指示に応じて) 【入院化学療法 の場合】 退院日までに 投与翌日のInfusion reactionの症状 の確認とバイタルサイン測定 退院オリエンテーション ・ 日常生活上の留意点(感染予防など) ・ 併用する内服薬について ・ 次回の外来受診日や検査の説明 ・ 緊急受診時の窓口や受診方法について *次回から外来の場合 外来化学療法オリエンテーション ・ 外来化学療法の受診手順、来院時間 ・ 外来化学療法室の場所と室内の案内 ・ ダラザレックス®投与の流れ、タイムスケ ジュール ・ 治療中の過ごし方(食事など) 約3時間15分 100mL/時 150mL/時 200mL/時(最大) 点滴開始からの時間と投与速度 ∼1時間 ∼2時間 ∼3時間 500mL 希釈後の 総量 点滴静注時間 投与速度例 【Infusion reaction発現時の初期対応】 ①ダラザレックス®を直ちに中断 ②Infusion reactionの症状の確認 ③バイタルサインの測定 ④速やかに医師に報告 【Infusion reaction発現時の治療】 * 医師の指示や施設のマニュアルに応 じて実施(以下は治療の一例) ①輸液ライン内のダラザレックス®を 吸引し、生理食塩液で満たした輸液ラ インを側管より接続する。 ②指示に応じて、アセトアミノフェン、 抗ヒスタミン剤、副腎皮質ホルモンの 投与を行う。 * 重度の Infusion reaction の場合、 上記に加え、 ・ 酸素化低下や呼吸器症状がみられる 場合、酸素吸入、気管支拡張薬の投 与を行う。 ・ 血圧低下がみられる場合、昇圧剤の 投与を行う。 【Infusion reactionから回復しダラザ レックス®を再開する場合】 ①医師の指示に従い図 1 の投与速度で 再開する。 ②再開後は定期的にバイタルサインの モニタリングを行い、注意深く症状の 観察を行う。 このフローチャートは一例です。これらの内容は製品の適正使用にあたっての参考情報であり、すべてのケースに当てはまるものではありません。製品の使用にあたっては、 最新の添付文書をご確認ください。