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「社会形成力」の育成をめざした社会科授業の提案

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Academic year: 2021

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時土金協威力

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の曹成をめざした牡金科摂業の握譲

人 間 教 育 専 攻 現代教育課題総合コース 諾 見 里 真 智 "1.問題の所寵 近年、私たちの社会は核家族化や少子高齢化、 ライフスタイノレや価値観の多様化、個人意識。 個人主義の顕在化など、大きく変化してきた。 また、子どもたちが地域に住むさまざまな年代 の人々とかかわる機会は減少し、地域の文化や 他者との理解を深める場は失われつつある。 このように、急激に変化する社会への対応と して、学校教育においては教育基本法、学習指 導要領が改正され、社会科の授業においてもこ れまで以上に子どもたちの社会形成カの育成を 図ることが重要となっている。そうした中で、 社会形成力とはなにか、どのように育てたらよ いか、また実際の社会科の授業においてどのよ うな教材を取り上げ、何を具体的に身につけさ せていくかなどの研究を進めていく必要がある0 2. 研説的自的と方法 本研究で、は、社会参画や社会形成力について、 これまでの研究を手がかりに、社会形成力につ いて考察する。そして、具体的に社会科の授業 で実践する場合を想定し、「埋立てによる地域の 地理的変遷」を取り上げ、教材化を試み、社会形 成力の育成をめざした授業計画案の試案を作成 する。 3.本研究における杜金協威力の定義 本研究では、社会形成力を「よりよい社会の 形成に向けて、主体性をもって社会に積極的に 参加・参画していく力」と捉える。 指 導 教 員 小 西 正 雄 4. 提聾する醜業の単元 提案する授業の単元は、中学校学習指導要領 の社会科地理的分野の内容

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(2)日本の様々な地 域 エ 身 近 な 地 域 の 調 査Jである。「身近な地域 の調査Jには、学習指導要領(平成20年版)の中 で「地域の課題を見いだし、地域社会の形成に 参画しその発展に努力しようとする態度を養 うjことが新たに加えられた内容で、ある。さら に、「身近な地域の調査」の進め方には、地域の 課題や将来像について考察することが盛り込ま れており、社会形1喋力の育成をめざした授業の 単元として適していると考えられる。 5.研究(J)概要 (1)社金形成力の育成と杜金科教曹 社会形成では、課題を捉え自らの意見を考え もつことが重要な要素であり、社会形成力の育 成の過程において、「社会認識」、「意思決定j及 び「根拠づけ」を行うことが重要である。この ことから、地域の課題についての話し合いや議 論を行う中で、子どもたちに根拠をもって意見 を考文述べさせることを重視した社会形成力の 育成を考えた。 まず、社会形成力の育成の視点から初期社会 科で、行われた「村の五年生Jの実践を考察した。 この実践は、村の課題を見つめ直し、その解決 策を議論する問題解決の構造になっている。実 際には、村の課題を解決するまで、には至つては ないが、これまで疑問に感じなかった村の課題 t A P O

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に自を向け、その課題の解決に向けて話し合い を行い、代案を考え、地域を改良していこうと する姿を子どもたちにみることができる。この 実践から社会形成力の育成への示唆を得るこ とができた。 また、社会の問題や課題と向き合う時には、 どの選択が望ましし、かを判断していくことが 求められる。そこでは、子どもたちが持つ印象 や 既存の情報にとらわれではならない。子ども たちには、資料から得た情報を主体的に読み取 り、その情報を意思決定の根拠としていくこと が求められる。そこで、小原の意思決定の方法 原理を参考にし、どのように授業に取り入れる ことができるかを考察した。

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社会形成力の育成をめざした授業 生徒にとって、身近な地域の学習は、地理の 学習の中で基本的なことであると言える。その 一 方、身近な地域は生徒の暮らしと密接にかか わっている。その結果、普段の生活の中では地 域の様子や疑問点、課題などは見過ごされやす いという現状がある。また、身近な地域の調査 について、教材としての価値や調査の範囲は、 広範囲で多岐にわたり、限り なく広がりのある ものである。そのため、教材と して「何を教え、 何を学び、何を育てるのか」を明確にし、教材 の視点を明らかにすることが必要である。さら に、教材としての地域の特色を地理的事象から 捉え、社会形成力の育成をめざす視点を考慮に 入れる必要がある。 生徒が地域の調査を進めるにあたっては、課 題を調べる中でインターネットの検索エンジ ンを活用し情報を得ることが多く見られるが、 無数に公開されている情報が全て必要になる とはかぎらない。さらに、学習の中では、地理 だけではなく地域の歴史、経済、文化などが関 は広範になり、広く浅くまとまりのないものに 連している。そのようなことから学習範囲なる ことが懸念される。 事例地としては、沖縄県糸満市西崎町を教材 として、社会形成力の育成をめざした授業を提 案する。「身近な地域の調査」の事例地の教材 化は、地域の特色を地理的事象から捉え、社会 形成力の育成をめざすことを考慮に入れ、教材 化の視点を明確にした。さらに、地域で行われ てきた「埋立による地域の地理的変遷」を主な 教材として 「地域の課題と埋立事業の経緯j、 「埋立による地域の変化」及び 「埋立地の土地 利用jの三つに絞り教材化した。 これまで、社会形成力の育成を図る実践では、 現在の社会を捉えさせ、それをもとに将来の社 会の姿を考えさせる授業が多くみられた。本論 の授業試案では、現在の社会に至るまでにどの ように形成されてきたのかを考えさせる授業 を提案する。行政による取り組みを通じて、社 会形成に参加しようとする態度を育てること をねらいと した。この授業の単元は 10時間を 想定し、授業計画案と学習指導案を作成した。 6. 研誕のまとめと今後の課題 本論では、社会参画や社会形成力について、 これまでの研究を手がかりに 「社会認識」、 「意 思決定」及び 「根拠づけjを考察した。それら をもとに「身近な地域の調査」の事例地の教材 化し、授業の試案に反映させた。そして、生徒 が根拠をもって自分自身の意見を考え述べさ せることを重視した社会形成力の育成をめざ した。社会が形成されてきた過程を行政の取り 組みや社会形成への努力を通して、社会の形成 に参加しようとする態度を育てていくことに 重点に置いたが、授業実践は行っていないため 検証授業などの課題が残る。 ワ ム n h v

参照

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