48 箇日ます。成因ぽ,椎間板の発育抑制が大いに関係し でおると思当っ才Lthす0 34.岩科に於ける椎間軟青ヘル踊アの症例 .(整形外科)関 口 隆 最近当科に於で椎間軟骨ヘルニアを疑い,手術によ り之を除去した例,5例を報告し,併せてその症候診 断治療に就き論述した。 35.妊娠と肺結核に就て(第一報) 阿 部秀 世 私は母子衛生の一環として妊産婦に於ける肺結核の 実態を調査し,併せで治療を行い分娩の完逐を期し産 褥及其後の経過を観察した。対象妊婦ぽ昭和26年3月 より昭和29年8月迄3,688名工ツtsvレクリン反応を行 い得た2,125名に就て行った。レ線間接撮影(6×6)を 行った者1,240名中有所見率24.1%有病率8.1%を得た。 筒昭和28年度我が国結核の実態調査の成績と比較検討 も行った。診断治療は結核予防会結核研究所々員の指 導協力による。調査の結論としで妊産婦に於ける結核 診断の必要性を認め,結核妊婦の診断治療は結核専門 医と婦人科医の提携の許で行われるべきであり,又分 娩に際しでは妊娠中の治療のみならずむしろ分娩後の 治療指導が:重要である。筒結核妊婦の分娩を完円し得 る病状の限界に就では長年月の検索を必要とするので 更に本研究を続ける積りである。 36.胎盤の鉄代謝 (産婦入門)高 野 敬 子 昭和27年9月より昭和28年8月迄に於いて東女医大産 婦入科に於いで分娩した157例の胎盤中門含有率を Elvehjem法で測定した。灌流した新鮮胎盤を母体面・ 胎児面,及び全層の三部分に分かち,各々に就いて生 化学的に鉄含有率を測定した。叉一年聞を通じて連続 各月毎に同含有率を測定しで,其の季節的変動を観察 し,叉門下時胎児体重,三胎日数,胎盤重量との相関 々係を見る。其の成績は東京地方に於いて明らかに春 季に於いては他の季節よりも含有率が高く秋季に於い でぽ最:も低い。胎盤重量との相関々係は認あられた が,生下時体重及び在高日数との相関々係は認められ ぬ。又性別,経産回数別に於いてぽ有意の差は認めら れぬ。 37.卵集妊娠の一例 (産婦人科)石 鍋 久 子 卵巣妊娠に就いては1899年K.von Tussenbrock が解剖学的組織学的検索を根拠とした確実な一例を報 告1て以来,其の存在の可能なることが確認され,比 較的多数の報告がある。 最近当教室に於で,子宮外妊娠中絶の診断の下に開 腹手術を施行し,卵巣妊娠なるこを確認し得た一例に 遭遇したので報告する。 患者は40才,6回経産,最終月経は5月11日より3日 間。以来約6週間の無月経なり,6月20口午後5時頃突 然劇烈な下腹痛を覚えた。爾6月16日より少量の性器 出血があり,下腹痛は陣痛様であった。6月21日来院 す。初診時素見は顔面蒼自苦悶状,温感は頻数微弱。 腹壁緊張し,到る処で圧痛著明なり。内診所見は:子宮 ぽ前傾前屈梢々肥大し敦かく,左附属器は子宮角より 索状の軟かい腫瘤として触れ,圧痛著明なり。膣及子 宮赤部粘膜はリビド色を呈す。膣分泌物は白色泡沫状 なり。ダグラス氏窩診査穿刺に依り暗赤色の血液を証 明す。血液所見は白血球数6,100,赤血球数290×104, Hb 46%(Sahli),血圧108∼50 mmHg,血沈一時間 値20,直ちに入院し手術を施行す。開腹するに腹腔は 暗赤色流動性の血液で満ち,血液を吸引し,擬血塊を 除き,出血部を探知す。左側卵巣は暗赤色鶏卵大の血 腫を形成し,腫瘤の一部は破れ,破裂口には鶏卵大の 凝血塊が附着す。左側卵管ぽ軽度の充血を示す他異常 を認めず。子宮は驚卵大にて柔軟,右附属器異常な し。左側附属器三三隔子宮膣上部切断術を施行す。術 後経過良好にて19日目に退院す。 捌出標本の組織学的検索により,絃毛膜及脱落膜組 織,更に卵胞基底部に不全黄体を認め,捌出腫瘤の局 所解剖的関係はSpiegelberg, Werth等の提唱する卵 巣妊娠の諸条件を満足し,本例は卵胞内卵巣妊娠にし て,特に側壁着床の一例であると思考す。 38.老人性精神病の一症例 (精神神経科)柴 田 収 一 欝症状の前景に1立つた所謂二八性痴呆の症例報告。 約一年半に亘る経過の後78才で肺炎で死亡したが,不 眠,全身衰弱強く,精神症状の主なものは,孤独感, 劣等感,罪業貧困忘想で苦悶が強く一時錯乱状態を呈 したこともあった。痴呆は:余り目立たず,妄想の発展 のないとと,心配の範囲が狭いことなどに窺われるに 過ぎなかった。脳の剖検所見≒しては1・大脳皮質の全 般的萎縮があり,之は:前頭・後頭葉,前後中心回に特 に強く,組織学的には,皮質の神経細胞の脱落,細胞 層の乱れ,ダリア細胞の増殖があり,萎縮の強い部に ぽ老入斑及びAlzheimerの細線維変化が多く見られ た。 (質問) 菊 地 鐘 = (1)senile Demenzの場合症状が出現した時既に脳 に器質的な変化があったと考えられるでしょうか。 C2)あるとすれば如何なる処置も無効という結果に fmるでしょうカ、。 ⑧ 治療により一時症状はよくなったがそれぽどん な理由によると考えられるでしょうか1 一一 2SO 一
49, (4)皮質下核にぽ組織学的の変化は1なかったでしょ うか。 (応答) (1)Senile DemenzのGehir11の変化はごく緩慢な 亀のと老えられでおり,時間的関係からあったとも思 われる。 (2)Demenzに対しでは無効ならん。 (3)Demenzが進んだ為症状が不鮮明になると云う ことも考えられるが,本例でt# 一一時的な全身状態の改 善が惇って居り,之が理由と考えられる。 (4)本門では:認められなかった。一般にsenile De− menzのGehirnで著明に見られるのは皮質に於ける 変化である。猶,本吉でtg動脈硬化は脳底動脈に認め られたのみであった0 39.瓢老期精神分裂病に見られた未開宗教的感得 (精神神経科)赤 田 豊 治 58才男の一症例を挙げ愚依情態の根底に在った未開 宗教的感得Erlebnisが分裂病特有の不気昧な感じと 人聞共通の生死苦とより発したものであることに就て 心理的了解を試みた。
分裂病儲一生を脅やカす様な不気Xな感じ、
人聞共通…∵生 死 苦∫
未開心理……絶対的自然に対する畏怖の念 ノ 生を脅やかす様な不気味な感じは分裂病特有の未知の 身体的Prozessに発するもので之に基づく破滅妄想 ぽ根深いのに対し如何にもしで救われたい気持が愈々 つのるので両者は相剋しつつ深刻化し患者は之を折伏 し得る更に絶対なる神仏の勧請を渇仰するままに観世 音菩薩の愚弟情態となったものである。又本例は平生 何等の信仰も有たなかったのにかかる宗教的感得を成 するに至った点も分裂病特有のprozeSSに促された 縞果と観なくではならない。(質問) 菊地二二
(1)宗教的感得を認めるような分裂病の患者の1ife history又personalityとの関係はどうでしょうか。 (2)又発病するごとは:ないか。 (応答) 千 谷 (1)精神的疾患とlife history又はpersonalityと の関係を研究することは最近の流行であるが本義はこ の様な考え方では説明出来ないものである。分裂病過 程と人間性共通の心理との組合せで始めで心理的説明』 の出来るものである。 (2)再発の可能性はある。 40.糖尿病に見られた精紳障碍の一例(精神神経科)末田田鶴子
近来糖尿病性精神病は:稀に見る疾思であるとされで いるが,私ぽ謄尿病経過中外因性反応型と思われる著 明な精神症状を呈した一例を経験した。 55才の女性,糖尿病と診断されインシ=・ IJン療法, 食餌療法を受けでいるうちに,身体諸部の随伴症状, 変動の激しい高血圧症を誘発し,同時に抑欝症状を呈 した。Uの状態は多くの糖尿病患者が陥る持続的神経 衰弱状態と思:われる。次で眼底動脈硬化像を認められ る頃から苦悶性誰妄の病像を発したが,電撃療法の併 用ICよつで身心の諸症状が平行的に回復の途にっき, 再び軽い抑欝状態に復した。 本盗の精神症状の推移が種々の身体症状の推移と略 平行して消長している事により,これらの精神症状が 外因性反応型のものと考えられる。又この症例に於け る苦悶性譜霊像は内因性欝病のそれとは幻視,幻聴の 性質及了解性,幻視,幻聴内容に対する患者の態度, 誰妄時以外の時の気分の差異によつで区別され,又ヒ ステリー反応とは:周囲に対する患老の態度によつで鑑 別されるものと思われる。 (質問) 菊 地 鐘 = 血圧が高いが電撃療法をしで差支なきゃ。 (応答)→破滅妄想e救済者熱望
/→終糊⇔救駐鯉
一般に危険又は禁忌とされでいる。最初その為慎重 を期しで行なわなかったが他に方法がないので施行し た所差支えなかった。 (質問) 南 文 子 網膜動脈硬化症所見の程度についでお教え願いたい のでずが。 (応答) 程度は1解らないQ 41. 2一.[Bis−dimethylaminomethyl−methyl)一 pyrid杭eの合成 (薬局)塩二二さだ子演者等隙2−Picoline, formaldehyde, Dimethylamine を用いてMannich反応を行い2−Dimethylarhinoethyl− pyridineを合成せんと試みたが,一酌物の収率は:常 に5%前後であり2一〔Bis−dimethylaminomethyl− methyl〕一pyridineの得率li 25∼30%であった。反応 物のtk・・一パeクロマトの結果では更に1個の第四級ア ミンが田来でいると考えられるが取り出せなかった。 このものは恐らく2一〔Tri−dimethylaminomethyl− methyl〕一pyridineであろうと考えられる。次に2〔一 Dimethylaminoethyl−pyridineのMethiodideとNa− malonesterとのC−alkyl化によりβ一〔Pyridyl−2− ethy1−malonicacid−diethylesterの合成を試みたが, 目的物ぱ得られずVinylpyridineを得た。標記化合 一2Sl 一