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核磁気共鳴装置(NMR)を用いた有機化合物の帰属技術の修得(4) 利用統計を見る

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(1)

核磁気共鳴装置(NMR)を用いた有機化合物の帰属技

術の修得(4)

著者

森田 俊夫

雑誌名

技術報告集

7 (2001年度)

ページ

83-84

発行年

2002-04

URL

http://hdl.handle.net/10098/7520

(2)

核磁気共鳴装置 (NMR) を用いた有機化合物の帰属技術の修得 (4

)

第二技術室化学計測技術班森田俊夫 1.緒言 有機化合物の同定には NMR,

IR

,

MASS ,及び元素分析等、種々の測定装置が利用される。この中 で、特に NMR は有効であり、有機溶媒に可溶な低分子化合物は溶液状態で測定され、特徴ある置 換基の場合、帰属が容易にできる。一方、高分子は有機溶媒に不溶のため固体状態で測定すること がある。 派遣されている有機合成研究室ではポリスチレン樹脂に光学活性化合物を縮合させ、合成を行った。 しかし、この化合物は有機溶媒に不溶のため、溶液状態での NMR の測定は不可能であった。そこ で今回、機器分析センターに設置されている固体 NMR(CMX300 , JEOL) を利用して固体状態での 測定を試みた。 2.測定試料の合成ルート 測定にもちいる試料は、古武 1) が合成したスキーム 1 に示すルートで行った。市販品のフェニルグ リシンをホノレミル化し、 2 を得た。次にポリスチレン樹脂誘導体である羽Tang

r

e

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1 と 2 で縮合 物 3 を合成した。

③/"...0く〉OH+HOOC〈ph

~HCOH 一ーーーー...

③./""-..0く〉01::H

2

3

Schemel

3.NMR 測定 最初に、合成した化合物 2 の溶液状態での NMR を測定した。その 13C-NMR シグナルを図 1 に示 す。相当する 13C のシグナルが 7 本観察された。 次に、固体状態で cp 法による NMR を、以前行った専門研修 2) で用いたパラメータ (contact

time=5

,

p

u

l

s

e

delay=3) で測定したが、シグナノレが全く現れなかった。そこで、 pulse delay を 60 に変更し たところ図 2 に示すようなシグナルが現れた。この cp 法は各 13C のシグ、ナルのサイドバンドが現れ

円ペ

u

(3)

るので、図 l の溶液 NMR と一致しない。 このサイドバンドを消去する cp_toss 法を 用いて測定を試みたが、満足のいく結果ゆ 得られなかった。 最後に、化合物 3 を CJ?法で測定した結果 を図 3 に示す。 4 ・ ぉ;田畑 "Ir唱...-,・

1

3

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15.' ...,....,-守 図 2 4 謝辞 図 1 I ・~-,. 111 _ _~ 10 。 「ーl' r--←一「 図 3 今回の報告内容は日常研修で、行ったものであり、費用は日常研修費をあてました。費用措置をして いただきました関係各位にお礼申し上げます。また、派遣先(有機合成研究室)の畠中稔教授、並 びに高橋一朗助教授に日常研修の機会を頂き厚くお礼申し上げます。さらに、固体 NMR では終始 ご指導頂きました工学部生物応用化学科前田史郎助教授に深く感謝いたします。 使用機器

NMR

JMN-LA500 日本電子 CMX300 日本電子 参考文献 1) 古武佑香、「卒業論文 J 、福井大学工学部生物応用化学科、平成 12 年度. 2) 漆崎美智遠、下村与治、森田俊夫、「技術報告集 J 、福井大学技術部、 p

1

"-'6 、 2000 年度.

参照

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